モバP「のあさんの実家を訪問」 (8)
※注意事項
・すっごくキャラ崩壊
・のあさん好き注意
・若干の地元ネタ
よろしくお願いします。
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——奈良、某所
P「ここがのあさんの家か…」ウーン
P(ある日、俺はのあさんに誘われて、彼女と共に実家を訪問することになった)
のあ「そう、ここが出自の源。……私の軌跡の原点よ」
P(目の前には東京では考えられない程の敷地面積を有する日本家屋が建っている)
P「かなり大きいな…」
のあ「そうでもないわ…アイドルと同じ、偶像の誇示に過ぎない」
P「いや、素晴らしい家だよ。挨拶もしっかりしておかないとな」
P(彼女には謎が多く、私生活すら謎に包まれている。両親とのコミュニケーションも全く不明だ)
のあ「好き者ね、P。……さあいらっしゃい…貴方に運命の片鱗を垣間見せてあげる」ガララッ
P(今回を通じて理解したいと思う。さて、ミステリアスな彼女の両親は一体どんな人物なのか——)
のあ「ただいまー。お母さんいるー?」
のあ母「あらおかえり! ちょっと早かったやんな?」トトト
のあ「ごめんごめん、Pと話してたら早まったん連絡すんの忘れてたわ。Pも入って入って」
P「」
*
——遡ること数日前、事務所
のあ「…プライベート、知りたい? 何の為に?」
P「今後のプロデュース方針の参考にしたいと思ってな。駄目か?」
P(ミステリアスな雰囲気というのは支配力が強いが、一方で場に溶けこむのは難しい)
のあ「……今のままでは不満、そう考えているのね、P?」フリ
P「不満とまではいかないけどな。もう少し手広くやってみたいんだよ」
P(主にバラエティ方面に強みを見出すために、俺はきっかけが欲しいのだった)
のあ「……わかったわ。そこまで言うのなら、貴方に私の時間をあげる。……来なさい、私の故郷へ」
P「お、おお、わかった。予定が空いてる日を確認するから待っててくれ」サッ
のあさんとは超期待
いいね
——実家、居間
P(そういう訳でのあさんの家に来た訳なのだが……)
のあ母「こちらがのんちゃんの担当プロデューサーなん? 流石東京やね、イケメンやわ!」
P「え、えと、ありがとうございます……というかのんちゃんって?」タジタジ
のあ母「ああ、私はこう呼んでんねん。可愛いやろ?」
のあ「がっつき過ぎやでお母さん。ごめんなP、お母さん東京行ったことないんよ」
P「は、はは、確かに奈良からはそこそこ遠いですからね……」
のあ母「やろ? そうそうのんちゃん、前言うてたネズミーランド連れてってやー」
のあ「今仕事結構忙しいねんて! 空いてる連休なんて…P、わかる?」
P「え、ああちょっと待ってくれ」
P(何がどうしてこうなった)
P(のあさんはミステリアスのあさんはミステリアスのあさんはミステリアス……)
のあ「…うわ、あそこ潰れてイ○ンできたんかー。最後に見ときたかったなー」ヘー
のあ母「私は行ってないけどな。近くにマ○ダイあるし」
P「…ん? マン○イって?」
のあ「そういやPは奈良は知らんのやったね。一応大阪にいっぱいあるスーパーやで」
のあ母「近所にあるから便利で昔から使ってたんよ。のんちゃんもあそこのコロッケ好きやったしね」
のあ「あー、好きやったなあ。東京に無くてびっくりしたわ」
P「そんなに美味しいんですか?」
のあ「いや、そうでもないけどね。でもずっと食べてるから味に慣れちゃって」
のあ母「アンタ帰ってくるって聞いてたから、コロッケ買ってきたで。Pさんもどうや、食べてみたら?」
のあ「あ、そういやもうすぐ昼ごはんか。んじゃ準備するわ、Pはそこで待っててな」
のあ母「いやアンタ達はやらんでええよ、せっかく帰ってきたんやし」
のあ「ええねんて、久しぶりの家なんやからやらせてや」
のあ母「しょうがないなあ……ごめんなさいねPさん、すぐに準備するからね。あ、テレビ点けよか」ポチ
P(もう無理だろミステリアスとか。いや別の面を見たかったんだけどさ)
普段はミステリアスで通っているクールビューティの、実はハイテンションな素顔……イイ!
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