八幡「雪ノ下陽乃は偽りのある女の子だ。そうやって疑い続けてきた。」 (26)

八幡(でも今は俺を好きだと言ってくれている、それも涙目でだ。ここで考えさせて欲しいなんて結論は、
決して許されるものではないと思う。)

陽乃「私と付き合ってくれるの?」

八幡「もう一度聞きますけど、本気なんですよね?陽乃さんお得意の男を手玉に取るお遊びとかじゃないですよね?」

陽乃「本気だよ?なんなら子供作ってデキ婚もしたいと思ってるよ♪」

八幡「ちょっとそれは重すぎじゃないですかね?」

陽乃「で、私と付き合ってくれるのかな?それともこんな美人なお姉さんの事を振るのかな?」

八幡(涙目で強がってて可愛い。)

八幡「そうですねぇ…今からデートしてみませんか?それで俺たちが恋人としてやっていけるか判断しませんか?」

陽乃「いいよ♪じゃあ、そこのホテルでデートしよっか?」

八幡「なんでそうなるんですか…」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445435494

期待します

やったー!八陽だ!はるのんSS増えるとうれしいな

陽乃「比企谷くんはお姉さんを抱いてみたいと思わないのかなぁ?」

八幡「そういうのには順序ってものがあるじゃないですか?それにまだ昼の12時ですよ?」

陽乃「愛があれば何でもしていいんだよ?」

八幡「そんな訳ないでしょ!とりあえずはどっかで飯でも食いましょうよ。」

陽乃「どこで食べたい?」

八幡「陽乃さんはどこで食べたいんですか?」

陽乃「比企谷くんと一緒なら便所飯でもいいよ?」

八幡「いやいやいや それはおかしいでしょ。」

陽乃「私は本気だよ?」

八幡「じゃあ質問を変えます。どこのお店でお食事を取りますか?」

陽乃「じゃあサイゼ行こっか?比企谷くんの第二の故郷みたいなもんだもんね?」

八幡「正直見直しました。某中学時代の同級生にはサイゼと言っただけで嘲笑われたので。」

陽乃「デート中に他の女の話したら[ピーーー]よ?」ギロッ

八幡「す、すいません」
(目がガチだ…)

サイゼ

八幡「注文何にします?」

陽乃「比企谷くんと同じのがいいなぁー」

八幡「同じのでいいやじゃなくて同じのがいいなぁーって言う当たり女子力高いっすね」

陽乃「私雪乃ちゃんと同じで嘘はつかないよ?」

八幡「人に他の女の話するなって言う癖に自分はするんですね」

陽乃「あらら?妬いてるのかな?」

八幡「別にそういうのじゃないですよ。」

陽乃「もぅ相変わらず連れないんだから~」

八幡「本当に俺と同じでいいんですか?あまりにも庶民的な料理が出てくると思いますよ?」

陽乃「君と結婚することを考えると今のうちから庶民の生活になれないとね♪」

八幡「ハハハ」
(言葉に困るよ)

八幡「じゃあ俺はミラノ風ドリアとペペロンチーノで、本当に同じのでいいんですか?」

陽乃「もう一度言って欲しいの?仕方ないなぁもう一度言ってあげる 同じのがいいなぁー♪」

八幡「ただの確認ですよ。深い意味はありませんよ。」

八幡「ついでにドリンクバーとポテトも頼みましょうか すいませーん」

陽乃「はい、アーンして?」

八幡「そういうのやめませんか?カップルじゃないんですし…」

陽乃「私たちの恋人としての適正を試すんでしょ?ならこれぐらいしないと」

八幡「やめてください。周りの視線が物凄いです。」

陽乃「わざと見せびらかしてるんだよ?」

八幡「今すぐやめてください!」

陽乃「アーンしてくれないと夜のアーンも無しだよ?」

八幡「ッ!何言ってるんですか…!」

陽乃「フフ 比企谷くんの反応はやっぱり可愛いなぁ えいっ」

八幡「ちょっと」パクッ

陽乃「食べないみたいだから食べさせてあげたよ?」

八幡「強引に口に突っ込むなんて卑怯ですよ!」

陽乃「今の光景を見たら私の通ってる大学の男子の少なくとも30人は比企谷くんに嫉妬したと思うよ?」

八幡「まだ死にたくないので今後一切そういうのはよしてください。戸塚か小町に刺されるなら仕方ないですが男に刺されて死ぬのはゴメンです。」

陽乃「大丈夫♪誰かに殺されるぐらいなら私がその前に楽にしてあげるから♪」

八幡「そういうの冗談でもやめてください。ものすごく怖いです。」

陽乃「比企谷くん、お口にケチャップがついてるよ?」スイッ

八幡「す、すいません…」

陽乃「やっぱり君は反応が可愛いなぁ♪抱きしめたくなっちゃう。」

八幡「よくそんな大胆な事言えますね。」

陽乃「私は好きな人にはグイグイ行くよ?欲しいものは力づくで手に入れるからね♪これからも今までも」

八幡「最後の一言は余計だと思いますよ?」

陽乃「でも驚いちゃった。大抵の男の子なら私にここまでされたら確実に落ちると思うんだけど、君にはあまり効果が無さそうだね。」

八幡「俺はその大抵の男より警戒心が強いですからね。」

陽乃「まだ私が何か企んでいると思ってるのかな?」

八幡「正直言うと思ってます。」

陽乃「ふ~ん。君は手強いね。その分頑張ろうって思えてきちゃう♪」

八幡「じゃあ陽乃さんが言っている事が事実だとして俺なんかのどこがいいんですか?」

陽乃「全部!その捻くれ精神も腐った目も大好きだよ?」

八幡「ありがとうございます。」

陽乃「ねぇねぇ私、比企谷くんじゃなくて八幡くんって呼んでいい?」

八幡「どうぞご自由に。」

陽乃がご近所が追放するレベルで咽び泣き叫び続けるSSを書こうとしていたが、様子見

これは期待

乙です

陽乃「お腹いっぱいになったことだしホテル行こう?」

八幡「よく恥ずかしげもなくそんな事が言えますね。」

陽乃「私は本気だよ?こんなチャンス滅多にないと思うよ?」

八幡「で?次はどこに行きますか?ホテル以外で」

陽乃「八幡くんの行きたい所ならどこでもいいよ?」

八幡「情けない話ですが女子と二人っきりでデートしたことなんてないのでサイゼ以外思いつかないんですよ」

陽乃「じゃあ私のご両親の所に挨拶行く?」

八幡「気が早いですよ?何度も言いますけどまだ付き合ってもいないんですからね。」

陽乃「じゃあ八幡くんのお家で可愛い妹ちゃんとお話しようかなぁ?」

八幡「いきなり俺の家に来るとか勘弁してください。」
(小町とこの人の二人を相手にするとか無理ゲー過ぎる)

陽乃「じゃあ買い物に付き合ってくれる?そろそろ寒くなってきたから冬服買いたいんだよね~それと八幡くんの服も選んであげる」

八幡「どうせ外に出歩く機会なんてないんで俺のはいいっすよ。」

陽乃「付き合ったら週4でデートするんだよ?」

八幡「せめて休日のどちらか1日だけにしませんか?」

陽乃「そんな事言うなら大学休んで奉仕部に毎日、遊び行っちゃうよ?」

八幡「それだけは勘弁してください!」

陽乃「じゃあお買い物行こっか?」

八幡「はい」

陽乃「ねぇねぇどっちの服が似合うと思う?」

八幡「俺、服のセンスも壊滅的にないんで自分で選んだ方がいいと思いますよ?」

陽乃「八幡くんが似合うって奴を着るんだもん♪なんならコスプレでもいいよ?」

八幡「はぁ…」

陽乃「どっちか答えないならここにお母さん呼んで決めてもらおうかなぁ?」

八幡「じゃあ俺は帰ります。」

陽乃「何言ってるの?君の前でお母さんに選んで貰うんだよ?」

八幡「分かりました。選ぶのでお母様はお呼びにならないでください。ライフが0になります。」

陽乃「最初から素直に選べばいいのにぃ~」

八幡「俺的には左の奴の方が似合うと思いますよ?でも貴方の場合、何を着ても大体似合うと思いますけど…」

陽乃「じゃあ左のにする!買ってくるね!」

八幡「じゃあ俺は先に外で待ってます。」

陽乃「何言ってるの?次は八幡くんのお洋服を選ぶんだよ?」

陽乃「ハハハハ マジでウケるんだけどwwwwwwww」

八幡「これ完全に俺で遊んでますよね?サングラスとニット帽とジャンパーって…」

陽乃「ごめんごめん♪でも素直に服着ちゃう君は可愛いね」

八幡「これじゃ俺強盗じゃないですか」

陽乃「確かに私の心を盗んだ強盗さんだね。」

八幡「ごめんなさい。一瞬ドキッとしましたが冷静になるとただただ恥ずかしいです。」

陽乃「それ誰の真似かな?私とデートしてる時は他の女の話はしないでって言ったよね?」ニコッ

八幡(こ、こわい!笑顔なのに目は完全に[ピーーー]と言っている!)

八幡「さて、真面目に服を選んでくれる気もないみたいですし、今日はもう解散にしましょう!」

陽乃「やだやだ そんな意地悪言わないでよ?ここで大声で泣いて八幡くんを悪者に仕立てあげちゃうよ?」

八幡「分かりました。僕の服を真面目に選んでください!」

陽乃「じゃあ選んであげる♪」

八幡「人生で始めてですよ。こんなに服買うのって」

陽乃「でもそんなに買っても安かったでしょ?私ってやりくり上手だし美人なお姉さんだしお嫁さんには持って来いでしょ?」

八幡「そういう事自分で言っちゃうんですね。」

陽乃「だって事実でしょ?私を見て美人だと思わない男は早々いないと思うよ?」

八幡「確かに…」

陽乃「こ~んな美人で優しいお姉さんを独占出来る何て夢みたいな話だと八幡くんは思わないの?」

八幡「ひとつ間違いがありますよ。」

陽乃「まさか優しいが間違いだなんて言わないよね?♪」

八幡「す、すいません。」

陽乃「でもさ私は八幡くんの事本気で好きだよ?今日結論を出さないとしても本気で考えて欲しいなぁ」

八幡「そりゃ考えるつもりですよ…」

雪乃「あら姉さんこんな所で何をしているのかしら?隣には趣味の悪い男がいるようだけれど」

期待

陽乃「デートだよ?」

雪乃「私の聞き間違えかも知れないわね。もう一度聞かせてちょうだい」

陽乃「デートだよ?」

雪乃「ゴミ谷くん、姉さんの言っていることは本当かしら?」

八幡「まぁ半ば強制的にだけどな。つーかさらっと悪口言うなよ。」

雪乃「そう、どうせ姉さんの荷物持ちなのでしょう?」

陽乃「違うよ?私が比企谷くんに告白したらデートしてから付き合うかどうか判断したいって言ったからデートしてるんだよ?」

雪乃「告白!?姉さんが比企谷くんに!?何の冗談なのかしら?」

陽乃「冗談じゃないよ?私と八幡くんはラブラブだよ?」

八幡「ちょっと胸あたってますよ?」

陽乃「当ててるんだよ?」

雪乃「姉さん、単刀直入に言うけれど、その男と交際するのなんてやめた方がいいわ。その男は姉さんの体目的に違いないわ。」

陽乃「だとしても八幡くんのそばにいれるならお姉さんは全然OKだよ?」

雪乃「この男はお金目当てかもしれないわよ?姉さんにデート代も全て負担させて、モノを要求するに違いないわ。」

陽乃「八幡くんが欲しいって言うならお姉ちゃん頑張ってマンションだって買ってあげるよ?」

雪乃「姉さんの戯言はもういいわ。比企谷くんは姉さんと付き合うつもりはあるのかしら?」

八幡「今、考えている所だよ。」

陽乃「まぁ八幡くんをゲットするためにはライバルが多いのは予想済みだけどね。」



陽乃「お話がそれだけならもう行っていい?まだデート終わってないから」

八幡「もう5時ですよ、今日はそろそろ解散に…」

陽乃「え?今日は夜も一緒に食べるんだよ?お姉さん、高級レストランのコース料理予約したんだから。」

八幡「はい!?何してるんですか!?第一俺にそんな金ないですよ?」

陽乃「お金の心配はいらないよ?カードで全部全部支払うから。」

八幡「そういう問題じゃないですよ!たかだか高校生が高級レストランのコース料理なんて…それにテーブルマナーとか全然知りませんし。」

陽乃「なら私が教えてあげるから問題ないよ?将来的にもそういう付き合い多くなるだろうし」

八幡「いやいやいやいや」

陽乃「迎えは呼んであるからもうすぐ来ると思うよ。」

雪乃「姉さんがこの男に何かされないか私もついていくわ。事件になってからでは遅いから。」

陽乃「言い忘れてた。お母さんも呼んだんだった♪」

八幡「何してくれちゃってるんですか…」

雪乃「私は別に用事があるのを思い出したわ。比企谷くん、くれぐれも姉さんに何もしないように」

八幡「しねぇよ…つーか怖くて出来ねぇよ。」

八幡「ってかなんでお母様を呼んだんですか?」

陽乃「嘘だよ?」

八幡「ッ!一瞬ビビったじゃないですか!なんでそんな嘘つくんですか?」

陽乃「そうでも言わないと雪乃ちゃんがついてきちゃうじゃん?。どうせ雪乃ちゃんに勝てないのはわかってるから今日ぐらいは二人の時間を楽しみたいから。」

八幡「別に俺は雪ノ下のことを好きとかそういうのないですよ?」

陽乃「そんな事言わなくたってバレバレだよ?いつも仲良く夫婦漫才してるじゃん。」

八幡「あのやりとりは一種のテンプレみたいなもんですよ。」

陽乃「とにかく、今日だけは私を幸せにして?」

八幡「…そろそろ腹が減ってきましたね。飯にはちょうどいい時間ですね。」

陽乃「…君は優しいんだね」

八幡「つーかコース料理ってどんなのが出るんですか?」

陽乃「食べ盛りの男の子が大好きなお肉中心のコースにしたよ。」

八幡「それは楽しみですね。」

陽乃「あっ、お迎えが来たみたい。車乗ろっ?」

八幡「こんな高級車に乗るの生まれてはじめてかも知れないです。」

陽乃「でも君からするとこの車に乗るのは複雑だよね?」

八幡「…何の事ですか?」

水面下での怒濤の鍔迫り合いww

乙です

はるのんにベタベタに依存されたい

今日の夜に投下します。20時頃になるかと思います。

期待します

やっぱりラノベ作家とはいえプロはすげーな
ただ素直じゃない男子になっちゃうね

待ってるぞ

まだか

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月26日 (月) 13:04:11   ID: McNewj6y

期待!

2 :  SS好きの774さん   2015年10月27日 (火) 00:00:09   ID: RKTeXz7t

続きはよ

3 :  SS好きの774さん   2015年10月27日 (火) 10:11:42   ID: VMeNxdCY

まだかのぉ~

4 :  SS好きの774さん   2016年03月21日 (月) 10:55:37   ID: lea3Qd3i

早く続き書けやボケぇ!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom