芳乃「ディスコの神様でしてー」 (27)
デレマスは依田芳乃ちゃんの短いSSですよ ぶおおー
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モバP「あぁ……疲れた……仕事は山積みだし次々増えていくし、今日俺帰れるのかぁ？」
P「もう何時間デスクの前にいるんだ……事務作業ももう飽きたぞ……」
P「もうとっくに12時回ってやがる！ こりゃあ泊まりか……もう嫌だーッ！！！」
芳乃「ねーねーそなたー」
P「うわっ！ 芳乃なんでこんな時間にっ」
芳乃「そこはさしたる問題ではなくー」
P「ハァ、いいから、送るから帰りなさい」
芳乃「それよりそなたー、なにかお忘れではなくー？」
P「？ 特になにもなくしちゃいないんだけど」
芳乃「みなまで言うなでしてー。むむむーきましたきましたー。…………はっ」
芳乃「……胸騒ぎ、でしてー？」
P「そんなポエミーなもの忘れちゃいないよ！！」
P「むしろ今まさに時間を落として行ってるよ！！！」
芳乃「お困りのそなたにーぴったりのアッパーな一曲、プレイさせていただきましてー」
P「えっなにそのDJセット。なにそのヘッドホン」
P「えっなんで部屋真っ暗になったの！？！？」ﾏｯｸﾗ
P「ねぇなんでミラーボール降りてきたの！？！？ 芳乃！？！？ これちひろさん知ってるの！？」 ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
芳乃「まぁまぁそなたーあれを見てくださいましー。キラキラと回って、後光が差しー」
芳乃「あれがまさにディスコの神様でしてー」
芳乃「ディスコのー神様よー。今夜楽しくしてちょうだいー」
P「これ、すっげぇ金かかってそうなんだけど……ちひろさんになに言われるか……損害賠償……懲戒免職！？」
芳乃「細かいことは気にしないほうがー」
芳乃「つまらない悩みはねーもうどうでもいいんじゃないー？」
芳乃「とりあえず踊りましょー。神様も見ておられることですしー」
P「あーもう！ こうなりゃヤケだよ！ 踊り狂ってやるぜ！！」
芳乃「縦に跳ねるのでしてー。夜中でも今日は眠らないのでしてー」
～終演後～
芳乃「楽しんでいただけましてー？」
P「あぁ、いつぶりだろうこんなに踊ったのは……」
芳乃「楽しんでいただけたならー、わたくしも本望でございますー」
P「久しく忘れていたよ。踊りだしたときのあの気持ち、あれが胸騒ぎなんだな」
芳乃「そなたが思い出せたなら安心でしてー。わたくしもアイドルですー。皆々様を笑顔にさせるのが仕事なのでー」
芳乃「皆々様、には当然そなたも含まれるのでしてー」
P「よ、芳乃……」
芳乃「これからは依田芳乃 a.k.a yoshinonbeatsとお呼びくださいましー」
芳乃「それではここらでおいとまさせていただきますー。時間も時間なのでー」
P「あぁ、ありがとうyoshinonbeats！」
P「良い時間だった……ちょっと待てよ？ 時間も時間って、今何時だ？」
P「5時！？！？ 朝の！？ 結局徹夜じゃねーか！！！」
P「作業はどうなってる！？ PCは……って、電源落ちてやがる！ まさか、部屋が暗くなったときに……今までの作業、全部パー？」
P「よ、よ、芳乃ーーーーーーッ！！！」
芳乃「ねーねーそなたー」
まゆ「ふぇっ！？ 芳乃ちゃん、どうしてここに？」
芳乃「そこはさしたる問題ではなくー」
まゆ「えぇぇ……問題ですよぉ。こんな夜遅くにラウンジにいたら、寮長さんに怒られちゃうし」
芳乃「そこはおあいこかとー」
まゆ「うっ、そうですけどぉ……」
うお、コピペミスった。>>8と>>9の間に追加で
まゆ「はぁ……プロデューサーさん、今ごろなにやってるのかな……」
まゆ「最近はまゆとのお仕事に付き合ってくれることも減ったし……」
まゆ「プロデューサーさんの気持ち、今はどこにあるんだろう。まゆに向いていてくれるかな」
まゆ(そんなこと寮のラウンジで考えてる自体、いくじなしなんだけど)
まゆ「不安だなぁ……」
>>9の続きから
芳乃「それよりそなたー。なにかお探しではありませんかー」
まゆ「うーん、なにか探してますかねぇ。強いて言えば……」
芳乃「みなまで言うなでしてーむむむー。きましたきましたー。…………はっ」
芳乃「確証、ですかー」
まゆ「そうです！ プロデューサーさんが、まゆのことを想ってくれてるっていう、確証が欲しい……」
まゆ「でもまゆ、どうしたらいいかわからないんです……どうしたら……」
芳乃「お困りのそなたにー、ぴったりのメロウなナンバー、回しちゃいましょー」
まゆ「えっなんですかそのDJセット」
まゆ「ど、どうしてラウンジが真っ暗にぃ！？」ﾏｯｸﾗ
まゆ「どどど、どうしてミラーボールが天井からぁ！？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
芳乃「まぁまぁまぁまぁそなたーあれを見てくださいましー。キラキラと回って、後光が差しー」
芳乃「あれがまさにディスコの神様でしてー」
芳乃「つまらないことでもぎぶみーーらぶ、ぎぶみーらーぶ」
まゆ「これ、上の階から苦情とか大丈夫なんですかぁ！？」
芳乃「細かいことは気にしないほうがー」
芳乃「鳴り始めた胸騒ぎはー止まらないのでしてー」
芳乃「とりあえずゆらゆらしましょー。神様が許してくださるのでしてー」
まゆ「ミラーボールを指さして……でも、本当にきれい。音楽に身を任せちゃおうかな……」
芳乃「そなたもゆらゆらー。ダントツ一番なのさそなたがー」
～終演後～
芳乃「楽しんでいただけましてー？」
まゆ「はい、すっごく」
芳乃「楽しんでいただけたならー、わたくしも本望でございますー」
まゆ「まゆ、忘れてましたぁ。確証が欲しいなら、確かめに行かないとだめですよねぇ」
芳乃「そなたが思い出せたなら安心でしてー。わたくしもアイドルなのでー、皆々様の悩みを解決するのも仕事かとー」
芳乃「皆々様には、当然そなたも含まれるのでしてー」
まゆ「よ、芳乃ちゃん……」
芳乃「これからは依田芳乃 a.k.a yoshinonbeatsとお呼びくださいましー」
芳乃「それでは時間も時間なのでー、ここらでおいとまさせていただきますー」
まゆ「ありがとうございますyoshinonbeatsちゃん！」
まゆ「今まで忘れちゃってましたぁ。プロデューサーさんは誰のものでもないけれど、まゆはプロデューサーさんの一番になりたいんだって」
まゆ「少しも時間取れない君を連れ出したい、いい歌詞ですね。うふふっ」
まゆ「知ってますかぁプロデューサーさぁん」
まゆ「始まった恋を止めるにはもう遅いんですよぉ」
比奈「あああッ！！！ 時間が！！！ 時間が足りない！！！」
比奈「入稿まであと二日！！！！ 現在完成しているページ数、わずか4P！！！」
比奈「これは……落とす？ 私が？ 新刊を？」
比奈「そんなことはあってはならないっス！ でも、明日は都内でロケ……」
比奈「どうすれば良いっスか……」
芳乃「ねーねーそなたー」
比奈「えっ芳乃ちゃんどうしてここにっ！？ 私んちっスよここっ！！」
芳乃「そこはさしたる問題ではなくー」
比奈「芳乃ちゃんにそう言われると本当にそんな気になってくるから不思議っスね……」
芳乃「それよりそなたー。なにかお探しではありませんかー」
比奈「時間っス」
芳乃「みなまで言うなでしてー。むむむーきましたきましたー。…………はっ」
芳乃「……時間、でしてー？」
比奈「そうっスその通りっスさっきもそう言ったっス！」
芳乃「お困りのそなたにー、ぴったりのハッピーソング、演らせていただきましょー」
比奈「DJセットを用意するのは待つっス！」
比奈「なんでか消えた部屋の電気も点けまス！」ﾏｯｸr…ﾊﾟｯ
比奈「部屋の上からミラーボールが！？ これは予想してなかった！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
芳乃「あ、あらー？ このパターンは初めてでしてー……」
比奈「いいからペン持つっス！ 手伝って欲しいっス！！」
芳乃「えーでもでもー、ディスコの神様がー」
比奈「神は死んだっス！！！！」
芳乃「こわいー……」
比奈「イイっスか。のんびりしたいけど過ぎる時間、でも今盛りだくさんなのは1に原稿、2に原稿、3、4がなくて5に原稿っス！」
芳乃「明日はロケのはずではー」
比奈「それは、それ！」
芳乃「ひぇぇー」
比奈「これで年に二度のパーティーにも間に合う……！」
比奈「芳乃ちゃん！ ペース上げまスよ！ トーンを切ったり貼ったりお願いするっス！」
芳乃「わ、わたくしー不器用ですからー」
比奈「トラック切ったり貼ったりしてるのにトーンは切れないとは言わせないっス！」
芳乃「あううー」
～終演(？)後～
比奈「終わったっス……寝れる……ロケは昼過ぎから……？ 余裕……」
芳乃「そなたーそなたー……」
比奈「どうかしたっスか芳乃ちゃん……」
芳乃「わたくし、眠いー……」
比奈「お布団、入っておいで、っス。正直、布団引っ張り出す体力はないっス……」
芳乃「それではー……おじゃましますー」
比奈「いらっしゃい。助かったっスよ、芳乃ちゃん」
芳乃「これからはー……依田芳乃 a.k.a yoshinonbeatsとー……お呼びくださいましぃ……」
比奈「ありゃ、眠っちゃった」
比奈「ありがとう、芳乃ちゃん……違うか」
比奈「ありがとう、yoshinonbeatsちゃん」
以上になりましてー
元ネタはtohubeatsの「ディスコの神様」、「No.1 feat.G.RINA」、「Come On Honey! feat. 新井ひとみ」になりましてー
最終回もよしのん大活躍！
トーフビーツもは有名になったなぁ……まさかよしのんとSSで共演してるとこ見るようになるとは思わんかった……乙
保守
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