お昼休み

「男くん席使う～？」

男「……い、いやべつに」

「じゃあ借りていい？」

男「」こくん

「ありがと～！！」

「○ちゃんこの席使っていいって～！！」

男（どこで食べよう……）

体育のペア

「君あいている？」

男「いや…いない……です」

「お！！じゃあ俺とくもうぜ！！」

男「あ、ありがとう……」

「じゃあよろしくな！」

男「うん」

「なんか暗いなー、おまえ」

男「あ……そええとっ……」

「……」

男「あっと……」

「……」

男「……」

「まぁいいや、早くやろうぜ」

休み時間

「はらへったー」

「おまえそればっかだなｗｗｗ」

「おまえなんかおかしとか持ってない？」

「ないしあってもやらん！！」

「ひでぇ、こんなのともだちじゃねぇ！！」

男「」読書

休み時間２

「それ、なに読んでるの？」

男「！？」

「」＾＾

男「あ、これは……えとたぶん知らないと思うけど…あの……推理小説みたいな」

「へぇ～」

男「あ、うん……」

「……」

「推理小説とか好きなの？」

男「あ、えとほかの奴もいろいろ読むけど……」

キーンコーンカーンコーン

「あ、時間だじゃあ席戻るね」

男「うん」

班決め

男「」おろおろ

「またいつものメンバーかよー」

「文句あんならでていけよ！！」

「いさせてくださいｍｍ」

「ｗｗｗｗｗｗ」

男「」キョドキョド

班決め２

教師「決まったらまとまって腰おろせー」

男「」ポツーン

「……」

男「……」

「……」

教師「どっか男いれてやれー」

「……」

男「」きょど

「どっかはいりたいとこある？」

男「あ、え……」

「」

男「ど、どこでも……いいです」

「はぁ……」

シーン

「……俺らんとこいれていい？」

「俺は別にいいけど…」

「俺もいいよ」

「べつに」

男「」きょど

「男俺らと同じ班でいい？」

男「あ、はいありがとうございます」

学校はつまらない

親がいけっていう

逆らう理由がない

……あっても言えない


友達がほしい

でも僕は嫌われてる

嫌われものの僕と友達になりたい奴なんて

いないよね


最初に緊張したのが失敗だったんだ

僕の心臓が早鐘のようになって

僕に友達を作らせなかった

僕の頭が怖がって

自分から話しかける勇気を消し去った


僕は僕が嫌だ