男「先生!こんな修行になんの意味があるのです!?」武術家「なんです急に?」 (14)

男「毎日毎日ラジオ体操や100M走ばかりさせて…いつになったら私に武術を教えてくれるのですか!?」

処女作です。
亀のようにゆっくりと更新していきます。

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内容文と作者の書き込みを同じレスにすんじゃねぇよ
黙ってssだけ書いてろ

武術家「男さん…最初あなたが私に弟子入りをしたいといって一週間が過ぎましたね。」

男「ええそうです!いつまでたってもラジオ体操や100M走ばかりさせられて、いつになったら私に武道を教えてくれるのです!?」

武術家「そうですか…初めて私のもとに来た時は猫背でしたね?」

男「そうですよ!?それになんの意味があるというのです!?」

武術家「猫背だと深呼吸をしたときに、深く空気を体に取り込むことが出来ません。そのためのラジオ体操です」

男「そ、それは…」

武術家「毎日愚直に腕立て伏せや上体起こしをしていたら、確かに”外側”からみると腹筋を割ることができるでしょう。
しかしそれだけでは完成された武道家になることはできません」

男「しかし…」

武術家「基礎トレーニングばかりで飽きるかもしれません…ですが最初に基礎ができないことには、応用はできません」

男「…」

武術家「男さん、あなたは私の一番弟子です。基礎トレーニングばかりであきるかもしれませんが、しかしあなたならきっとできると私は信じていますよ」

男「先生…」

武術家「100M走を毎日させているのは足腰を鍛えるためです。武術に足の速さは関係ありませんが、足腰が堅牢なことにこしたことはないでしょう?」

男「はい…」

武術家「ラジオ体操を続けていれば猫背が治り、あなたが18年間悩み続けいた鼻づまりも必ず改善しますよ。」

男「そんな漫画のようなことがホントに!?」

武術家「信じられないのも無理はありません…ですが自分を信じるということはどんな”必殺技”よりも強力なのです」

男はこの武術家はかなり変わっていると感じた。
自分を信じるとはなんだろう?そんな悶々とする日々がさらに一週間経過した。


武術家「だいぶ姿勢がよくなりましたね。」

男「ええ!自分でもここまで深く空気を吸えるとは思っていませんでした!心なしか鼻づまりもよくなっているような気もします」

武術家「私を信じて正解だったでしょう?」

男「はい!」

武術家「姿勢もよくなりましたし、次の段階へいきましょう。ついてきなさい」

男「どこへいくのです?」

――――100円均一ショップセルア――――

男(100均で先生はなにを買うんだ?)

女店員「いらっしゃいませ~、武術家さん!お待ちしてました~」

武術家「どうも、一週間ぶりですね」

女店員「今日も例のアレを買いに来たんですね~!一緒にいる彼は?」

武術家「二週間前に私のもとを訪れてきた男さんです」

男「ど、どうも」

武術家「風船を一週間分…いや彼の分も含めて二週間分お願いします。」

女店員「わかりました~会計は1512円です。毎度ありがとうございます!」

武術家「こちらこそ、ありがとうございます」

幼女「ママみて~あのおじさんたち風船買ってる~!」

幼女母「しっ見たらだめよ!」

男「先生!なぜ風船など買うのです!?」

武術家「あなたはすぐに大声を出す悪い癖がありますね…」

男「そんなことよりもなぜです!?」

武術家「ここは多くの人がいるでしょう?目立ちたくなければ落ち着きなさい」

男「ぐっ…」

武術家「女店員さんお騒がせしてすみません」

女店員「いえいえ~!気にしないでください。」

男「すみません先生」

武術家「いえ、改めてくれるならそれでいいのです。失敗することを恐れていたら何もできませんからね」

武術家はなぜ風船など買うのだろう?パーティをするわけでもないのに。
男は少し不安になっていた。

なんで急に地の文入れるんだよwwwwww

>>7
すみません自分不器用なモノで…
ダメですかね?

――――武術家道場――――
武術家「はいそれでは次の修行です。これが何かわかりますね?」

男「風船ですよね?」

武術家「正解です。男さんあなたは100均でなぜ風船を買うのか?と言っていましたね。」

男「すみません、大声を出してしまって。」

武術家「そのことはもういいのです。なぜ風船を買ったかというと…」

武術家は風船を一つ取出し、深く息を吸い込んだ。
そしていっきに風船を男の前で膨らませて見せた。

男「こ、これは!?」

武術家「先ほどのあなたの問いに答えましょう。肺活量を鍛えるためです
これを毎日欠かさず続けます。さ、男さんもやってみてください。」

男「やってみます!」

男は武術家の真似をして深く息を吸い込み、風船を膨らませようと試みた。
しかし…

男「どうして!?何故先生のようにうまくいかないのですか?」

武術家「それはあなたが力任せに風船を膨らませようとしているからです。大事なのは体の中で空気を循環させるようなイメージです。」

男は困惑した。体の中で空気を循環させるようなイメージ?

男「どうしたらよいのです先生!?」

武術家「大切なのは自分で考えることです。どうしたらいいか考えてみなさい」

男「わかりません!」

武術家「…男さんあなたはもう18歳です。それはわかりますね?」

男「ですが!」

武術家「人生において必要なことは挑戦することです。あなたは勉学がイヤで女子にモテたいと、ここにやってきましたね?」

男「なぜそれを!?」

男は仰天した。この武術家には見抜かれていたのだ。自身の不純な動機に。

武術家「女子にモテたい!勉学がイヤだ!恥ずかしながら私にも似たような経験はあります。
しかしわからないことに挑戦する!という勇気はあなたが将来社会生活をしていくなかでとても重要なことなのです。」

武術家は男をまるでわが子に語りかける母親のように彼を諭した。

男「先生…」

武術家「少し話が脱線しましたね、さ、風船を膨らませるのを続けなさい。」

武術家が男に風船と挑戦する勇気を授けて三日が経過した。

男はどうしたら武術家のようにいっきに風船を膨らませることができるかずっと考えていた。

どうすれば武術家のように一気にふくらませることができるのか?

彼からは女子にモテたいという不純な動機は一切消えていた。

――――武術家視点――――
彼はもともと根は真面目なのだろう。

ただ昔の私のように、辛いことから逃げる悪いクセが18歳まで続いたのだ。

だが今の彼は己を鍛える為に強くなろう!そういう気持ちが芽生えている。

三日前とは随分眼の輝きが明らかに違う。

そろそろコツを教えてあげてもいいだろう。


これは>>1の持論なので聞き流してもらえると助かるのですが

わからないことはすぐに質問する!ということはとても大切なことです。
わからないままにしないという勇気はとても重要です。

でもそれと同じくらい俺ならどうするだろう?
私ならどうするだろう?
と考えることも必要なことだと思います

壊滅的な文章力と一貫性のない文法のせいで分かりにくい文になってるのに、なにを偉そうに語りかけちゃってるの?

(頭の中身が)坊やだからさ

読まなけりゃいいのに、読者様って文句言わなきゃ死んじゃうのかな?

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