DQ世界の大魔王達が地上世界を狙って戦争をするようです。(21)

このssは大魔王達が勇者を倒す、もしくは味方につけるなどして
世界征服を成し遂げた後のお話です。
ゆっくり書いていくので気長に見ていただけると嬉しいです。

   ーダークパレスー

天魔王「…勇者とその仲間はこの世を去った。」

天魔王「これで我等の世界支配を邪魔する者はもはやいまい…。」

メディルの使い「本当にあの勇者を倒すとは…!流石は天魔王様です。」

天魔王「…この我をこれほど手こずらせるとはな。流石は勇者だ。」

天魔王「だが…!後一歩及ばなかったな。神の傀儡よ。」

メディルの使い「やはり天魔王様こそ、全ての世界の頂点に立つ者なんですね…!」

天魔王「後はあの勇者が解いた封印を再びかけ直せば、この世界は我の物となる。」

天魔王「神よ、残念だったな…!貴様と貴様の作り出した愚かな生き物の時代は終わったのだよ。」

精霊ルビス「……ッ!」

大魔王「無駄だ。貴様がいかに背伸びしようとも、この大魔王には勝てん。」

大魔王「この大陸以外の全ての大地と貴様の僕である精霊たちは、このわしが無限の闇の中へと封印した。」

大魔王「残るは貴様だけだ。精霊王ルビス。貴様さえ封印できればこのアレフガルドは闇に染まり、

    生きとし生けるものは皆全て希望といったものを捨てるだろう。」

大魔王「そうなれば我等に刃向かう愚か者も二度と現れる事は無いだろう。」

大魔王「そう…世界はこの大魔王ゾーマの物となるのだ。」

大魔王「…終わりだ、ルビス。貴様はここで世界が絶望に染まる様を見ているがよい。」

   ー山奥の村ー

魔族の王「…天空の勇者か。奴さえ殺せば我等魔族に戦いを挑もうなどと考える人間もいなくなるだろう。」

魔族の王「お前に直接の恨みはないが…お前にはここで死んでもらわねばならん。これも魔族の為なのだ。

     悪く思うなよ。」

魔族「デスピサロ様!勇者ユーリルをしとめました!」

魔族の王「おお、でかしたぞ。」

魔族の王「よくぞ勇者をしとめた。貴様には後で褒美をとらせよう。では皆の者引き上げだ、」

続けて

   ー古代の遺跡ー

ジャミ「オイオイオイ?どうしたんだよ?さっきまでの威勢の良さはよぉ…?」

ゴンズ「ククク…いかに強き戦士でも息子を盾にとられては手出しはできまい。」

リュカ「…。」

パパス「…ッ…下劣な魔族め…!」

ゲマ「ほっほっほ…何時見てもいいものですねェ…親が子を思う気持ちと言う物は。」

パパス「くっ…!」

ゲマ「ですがご安心下さい。貴方の息子さんは我々光の教団が責任を持ってお育てします。」

パパス「…どういう事だ…?」

ゲマ「ほっほっほ…貴方は息子さんの眠れる才能に気づいていらっしゃらないようですね…?」

ゲマ「この子供はとても素晴らしい才能を持っています。…この才能に溢れる子供をここで殺してしまうほど

   我々は馬鹿ではありません…。」

ゲマ「この子の内に秘める才能は必ずや、魔界の王ミルドラース様のお役に立つでしょう。」

ゲマ「…ですので、貴方の息子は我々が育てますのでご安心を…。」

パパス「待て…!リュカ悪しき魔族の道などには…!」

ゲマ「…では、さようなら。…メラゾーマ!」

   ーデスタムーアの城ー

幻魔王「はぁはぁはぁ…グオオオオオオオッ!マダンテッ!」

 デスタムーアは全ての魔力を解き放った

幻魔王「滅びよ…!愚かなる人間共よ!」

幻魔王「…ふふふっ……ふははははっ…ついに…ついに滅ぼしたぞ…!」

幻魔王「天空の勇者共を…!これで我に楯突く愚か者は消え去った!」

幻魔王「早速アクバー達を蘇らせ、再び世界を支配するとしよう。」

幻魔王「…だが…流石は天空の勇者だ…我にここまで傷を負わせるとは…。」

幻魔王「奴等を蘇らせた後、しばらくの眠りにつくとしよう…。」

ちょっとここでアンケート何ですが、大魔王バーンをストーリー上に入れようか迷っているのですが
いれた方がいいですか?それとも入れない方がいいですか?

入れないほうがいい

???までがいいな

>>11 ???までというのはdqmの???のモンスターと言う意味ですか?

コイツ、構ってちゃん臭いな

荒らしはよそ行け

>>11だけど、恥ずかしながら純粋に入力をミスった。悪い

様々な世界において世界征服を成し遂げた大魔王達。それまで世界を支配していた
神々は大魔王達の手によって封印され、世界は完全に魔族の物となった。
それから数年後…神や伝説の勇者との戦いによって力を失っていた魔王軍は
再び以前と同じ、いやそれ以上の軍を得て新たなる世界の支配を目論んでいた。
…そしてその大魔王達の目に留まった世界、それは人間達の支配する地上世界だった。

   ー数年後 ゾーマの城ー

バラモス「…ゾーマ様。」

大魔王「…バラモスか。どうした?新しい世界でも見つかったのか…?」

バラモス「はい。いくつか候補は見つかったのですが…。」

大魔王「ほう…。では見せてみろ。その候補となった世界とやらお。」

バラモス「これなのですが…。」

 バラモスは大魔王に新たな世界征服の候補となる世界をまとめた書類を渡した。

大魔王「ふむ…なかなかよいではないか。流石はバラモスだな。」

バラモス「有難う御座います。それで…大魔王様のお気に召すような世界は…。」

大魔王「そうだな…この地上世界とやら……なかなか壊しがいがありそうでなかなかよいな。」

大魔王「よし…では次はこの地上を滅ぼすとしよう…!バラモスよ、この世界の事を全力で調べ上げるのだ。」

バラモス「はっ!」

続き

   ーダークパレスー

天魔王「…メディルか。どうした?」

メディルの使い「デミーラ様、新たな世界が見つかったのでご報告致します。」

天魔王「ほう…新しい世界か…。して、一体どのような世界なんだ?メディルよ。」

メディルの使い「偵察に向かっていたウルフデビルの報告によりますと、気候はこの世界と

       ほぼ同じで、この世界は魔族ではなく人間が支配しているようです。」

天魔王「魔族は全くいないのか…?」

メディルの使い「いえ、いるにはいるようですが、人間の手によって上級魔族はほぼ全滅しており

       住んでいるのはスライムをはじめとする下級魔族のみのようです。」

天魔王「…そうか。ふむ…なかなか面白そうだな。引き続きその世界について調べるのだ。」

   ーエビルマウンテンー

ゲマ「ミルドラース様…。」

魔界の王「…ゲマよ。新たな世界が見つかった…というのは誠か…?」

ゲマ「はい。ミルドラース様が必ずやお気に召すであろう光と希望に満ち溢れた世界です。」

魔界の王「…それは私に対する当てつけか…?」

ゲマ「滅相も御座いません!」

魔界の王「…ではどういう意味なのだ?ゲマよ。」

ゲマ「光や希望に満ち溢れた世界ほど、滅びる姿の美しいものは御座いません。」

ゲマ「ミルドラース様もあの生意気な人間共が絶望に染まる様を見てみたいだろうと思いまして…。」

魔界の王「…なるほど。流石はお主だ。他の者とは考え方の根本が違うな。」

ゲマ「お褒めに預かり光栄です。…それにあの子供の実力もそろそろついてきましたしねェ…。」

大魔王や天魔王、魔界の王に続き魔族の王や幻魔王達も地上世界の存在を発見し
みな地上世界の征服、破壊を目論み始めた。そして地上世界では様々な大魔王の
僕達が世界制服の為に行動を開始していた。

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