男「……あれ?モテ期来たんじゃね?」(135)
学校
男「……」
委員長「男くん、一緒にお昼どう?」
女「あ、ちょっと!」
委員長「なにさ」
女「私も誘うつもりだったんだけど」
委員長「はぁ?知らないわよ」
美少女「男くんっ、一緒にお弁当食べよっ」
委員長「抜け駆けは許さないわよ」
女「そーよそーよ」
幼「……」
その勘違いにより何人もの犠牲者が出た・・・
男「ここは公平にジャンケンで」
委員長「ふん…負けるはずがないわ」
女「結局は運でしょ」
美少女「つべこべいってないでやるよ!」
ジャーンケーン
委員長「…」パー
女「…」パー
美少女「…」パー
アイコデ…
ショッ…
ショッ…
男「今のうちや…」コソコソ
友「こっちや」チョイチョイ
男「ありがたや」コソコソ
屋上
男「ふぅ」
友「おいおい、ここで抜くなよ変態」
男「変態はいいがこんなとこで抜くやついねぇよ」
友「……」
友「しかし何で周りに女子が群がり始めたんだ」
男「え?俺がかっこいいからだろ?」
友「冗談は存在だけにしろよ」
男「はは、嘘だよ」
友「いや知ってるよ?」
男「多分…これがモテ期なんだろうな」
友「冗談は存在だけに」
男「大真面目だコノヤロウ」
冗談みたいな存在ってなんだ……?
ガチャン!
女「見つけたぁ!」
男「……」
美少女「逃がさないよ!」
男「……」
委員長「さぁ早く誰と食べるか決めなさいよ」
委員長「わ、私を食べても…いいけど……///」
男「……」
女「返事してよー」
友「残像だ」
女「あんた黙って」
友「…」
>>5冗談は顔だけに(ry
の酷いverだと思っていただければ…
美少女「おーいっ!」
委員長「……おーい!」
男「……」
女「あっ!」
女「きっと眠いんだね」
美少女「あー」
委員長「そういうことなら早く言いなさいよ」
男「……悪いな」キラッ
友(今コイツかっこつけたキメェ)
男「……一人になりたかったんだ…」キララッ
友(俺いたよね?俺がここにつれてきたんだよね?)
女「そう…わかった。じゃあまたね」
美少女「男くんの邪魔はしないからね!またねっ!」
委員長「早く教室に戻りなさいよ。ま、またね……///」
ガチャン
男「おいどうしよう」
友「…え?」
男「あんなんにまとわり着かれちゃ俺の目的が果たせねぇよ」
友「目的?」
友「お菓子の城か?」
男「それもそうだがもっとこう……熱い思いだ!」
友「聞こうか」
男「聞いてくれるか我が友よ」
男「幼馴染を知っているか」
友「あの可愛い子か」
男「左様」
男「拙者、あの娘に恋をしてるのでござる」
友「なんと」
友「してどこまで進んでおられる」
男「いやそれがなんも進んでないんだよね」
友「マジかよ」
友「てかどんな仲だったん?」
男「話せば長くなる」
友「要約しろ」
男「家が隣。今までずっと一緒。保育園の頃結婚の約束をした」
友「なるほど。ベタな感じだな」
男「意識しだしたのは中2の頃だ」
友「ふむ」
男「中3まで普通に喋ってたのに高校入ったらパタリと」
友「ふむふむ。ちなみにどんなとこで意識しだしたんだ?」
男「……聞きたいか?」
友「うむ」
男「よろしい。」
中2の頃
男「ぐふっ……」
男「世界が…狂い始めたか……」
幼「何してるの??」
男「!」
男「来るなぁ!」
幼「」ビクッ
男「俺に近づいたら……お前まで……」
幼「…バカなこと言ってないの」
男「や、やめろ!触ったら……俺の中にいるロストドラゴンが暴れだす…!」
幼「失った竜?」
幼「よくわかんないや」
男「ぐぁぁ!」ドンッ
男「いっつ……」
幼「ほらバカなことしてるから…」
男「こ、こんなとこに古の塔が……(柱)」
幼「……腕擦りむいてるよ。」
幼「痛いの痛いの飛んでけっ!」
男「……」
幼「えへへ、どう?」ウワメヅカイ&ホホエミ
男「」ドキッ
男「あ…あ、ありがとう…」
幼「いいよ、気を付けてね」
男「……」
現在
男「――とまぁこんなことがあってから気になり出したんだ」
友「お前今も昔も痛いやつなんだな」
男「褒めたってなにもでないぞ」
友「そのポジティブさに乾杯だ」
男「は?グラスもないのに何が乾杯?」
友「つくづく腹の達やろうだな」
男「それよりどうしたらいいんだ?」
友「え?何が?」
男「だーかーらー!」
友「うん」
男「こんなにまとわりつかれたら幼馴染との距離もさらに広がるだろ?」
友「そ、そうか?」
男「そうなんだ」
男「何とかしてあいつとムフフな仲になりたいが……」
友「まずはそのやましい気持ちを捨てろ」
男「で、どうしたらいい?」
友「告る」
男「……」スタスタ
手すりに掴まり空を見上げる
男「これだから童貞は…」
友「…」バキッ
男「おぅふ」
教室
男「……委員長!」
委員長「ん?」
委員長「あ…///」
委員長「ど、どうしたの?」
男「ちょっと放課後…」
委員長「やんっ!まだはやいよぅ!」
委員長「でもでも…男くんがそれを望むなら……」
男「…放課後図書室に来てくれる?」
委員長「そんな…みんなの前で……?///」
男「頼んだよ」スタスタ
委員長「///」
④
男「……」チラッ
幼「!」
幼「……」プイッ
男「…怒らしちゃったのか……?」
美少女「男くんっ!」
男「ん?」
美少女「席くっつけて一緒に勉強しよ?」
男「んー……」
男「俺の机にバリアが張ってあるから半径二メートル以内には近寄れないよ?」
美少女「えっ…」
美少女「……うん、わかった!」
美少女「じゃねっ!」タタタタ
友「高田純二もビックリのテキトーさだ。」
友「そしてそれを信じるあの子もスゴいわ」
幼「……」
放課後図書室
男「さぁ話を聞いてもらおうか」
委員長「う、うん…///」
図書委員「あ、あの!」
男「はい?」
図書委員「こ、これ!」
スッ
男「これ…は?」
図書委員「と、とっても面白い本です!」
男「はあ…」
図書委員「是非見て…ください!」タタタタ
男「誰だあれ…」
委員長「……」ゴゴゴゴゴ
男「ゴ、ゴンさん…!?」
委員長「…」スタスタ
男「お、おい…」
委員長「」クイクイ
図書委員「?」
委員長「」コクッ
スタスタ
~2分後~
図書委員「」ガタガタ
委員長「」スッキリ
スタスタ
委員長「お待たせ!」
男「(・д・)ナニシタノ?」
委員長「何でもないよ」
委員長「で、話って?」
委員長「将来の話?」
男「いや違うけど…」
男「女の子が好きなタイプって何?」
委員長「!!!」
男「?」
委員長「やっ…そんな…」
委員長「い、いきなり告白だなんて……」
男「え?」
委員長「で、でもねっ!」
委員長「私は……いつでもオーケーだよ……?」
男「もしもーし」
男「話聞いてましたか~?」
委員長「///」
説明をして2時間後
委員長「…あぁ!」
委員長「そういうことね!」
男「理解が遅いよ」
委員長「だってぇ……」
男「外見てみなよ」
男「バーコードのおっさんが歩いてるよ」
委員長「あっあの人カツラだよ」
男「え、まじ?」
男「……おぉ」
委員長「ねっ?」
男「よくわかったなぁ。目がいいんだな」
委員長「そんな……恥ずかしい///」
男「……どこが?」
委員長「つ、つまり!」
委員長「私の好きなタイプを言えばいいんだね?」
男「うーん2時間の努力は無駄だったようだ」
委員長「私はね……」
男「人の話を聞かないってのはいかがなもんか」
委員長「ぉとこくん…」
委員長「みたいな人…かな」
男「あんだって?」
委員長「///」
委員長「に、2回も言わせないでっ!」バチン
男「ブルスコファ!」
委員長「わかってるくせに…///」
べ、別に寝る訳じゃないんだからっ!
仮眠なんだからっ!
ま、またね……
おやすみなさーい
かまわんよ、支援
頑張ってくれ
④
支援せざるおえない
ガララ
友「帰ろうぜ」
男「いいだろう」
委員長「……」
男「委員長、またな」キラッ
委員長「」ドキドキ
委員長「う、うん…///」
友「またな」キラッ
委員長「チッ」
友「そんな悪意むき出しにしなくても」
男「ほら行くぞ包茎」
友「真性だボケ!」
男「大声で言えることなのか…?」
スタスタ
男「つーかさ」
友「おう」
男「あそこの曲がり角を曲がったらさ」
友「ぶつかる確率は極めて小さいぞ」
友「男だったら失神ものだ」
男「んだと!?」
友「紛らわしいんだお前の名前!」
男「お互い様だろ!」
スタスタ
男「……よし」
友「ぜってぇ何もないって」
男「わからんだろ?」
スタスタ クルッ
ドンッ
幼「きゃっ」
友「うっそぉん」
男「お、おわ、あ、あの……」
友「まさかの口下手!」
幼「……」スタッ
幼「ごめん」
スタスタ
友「……」
男「……」
友「感じ悪いな」
男「なぁ…」
友「ん?」
男「可愛いよな」
友「いやまぁ顔面だけで言えばそりゃ…」
男「スタイルもいいだろ」
友「うん……まぁ…」
友「でも感じ悪くないか?」
男「はは、照れ隠しだろ」
友「照れてた?冷めてたの間違いだよね?」
男「て・れ・て・た☆」
友「うわぁぁぁ!」バキィッ!
男「チョモランマー!」
間
友「いやほんと…」
友「悪いと思ってます……」
委員長「……」
友「ただその……」
友「すこーしだけ…」
友「気持ち……悪い…と……」
委員長「言い訳?」
友「はい……」
委員長「騒いだ声が聞こえて来てみれば、男くんが倒れてる」
委員長「どんな反応すればいいの?」
男「シュールだよな」
友「お前……」
男「あっいたたた」
男「タタタタタアットゥ!」
友「見たか!?この状況で北斗真剣だぞ!?」
委員長「個性でしょ?」
男「一子相伝の個性だ」
友「もうやだ……」
男「じゃあ帰るな」スタスタ
友「そーすっか」スタスタ
ガシッ
委員長「誰が帰っていいと?」
友「ですよね」
帰り道
幼「……」スタスタ
男「ハケーン」
幼「……」スタスタ
男「マズハドウスルカ」
男「話し掛けるか」
男「おぉーい!」タタタタタ
ツルッ
男「オアマー!」ズザー
幼「……」ピタッ
幼「…!」
幼「…」タタタタ
男「あ、おい!」
男「……逃げられた…だと…?」
美少女「あっ!」
男「ナンデ…?」
美少女「だ、大丈夫!?」
男「え?あ、あぁ…」
男「大丈夫…だよ」キラッ
美少女「」ドキッ
男「じゃあな…」スタスタ
美少女「待って!」
男「なんだい?」
美少女「ウチ……寄ってって消毒しない?」
男「……」
美少女家
カチャカチャ
美少女「はい、どうぞ」
男「ありがと」
美少女「……」
男「……」
美少女「えいっ」ドンッ
男「おわっ!」ドタッ
男「……何をなさるので?」
美少女「……」バクンバクン
男「心臓の音が聞こえてますよ」
美少女「///」
美少女「…ん」
男「!」
男(はっ!ここにアロンアルファが!)
男(おらぁ!)
チュッ
美少女「んっ…」
男(…ええ眺めや)
美少女「ぷはっ」
男(おっと)スッ
美少女「冷たくて…少しヌルッとしてる唇なんだね……」
男「薬局いけばまたこの感触が楽しめるぜ」
美少女「えっ?」
男「さて、今日はありがとな」
美少女「……もう少しいても……」
男「ごめん、ちょっとtsutayaに…」
美少女「そっか……」
男「じゃあな」スタスタ
美少女「また明日っ!」
男「おう」
美少女「あっ、今日のことは内緒だよ!」
男「わかってるよぉ」スタスタ
ガチャ
バタン
自宅
男「ツマンネ」
男「ネルッキャナカヨ」
男「ドコノコトバヤネーン」
男「………」
男「おやすみなさい」
一方学校
友「あの…もう帰りませんか?」
友「9時ですよ?」
委員長「いいえ、まだまだ男くんのいいところを聞かせてあげるわ」
友「……」
委員長「688個目のいいとこはね」
委員長「落ちたプリントを一緒に拾ってくれたの……///」
友「あ、それ274番目に話しました」
委員長「あらごめんなさい」
アロンアルファwwwwww
翌日学校
男「眠い」
友「77…眠いといいながら……授業を聞く…」ブツブツ
男「おいどうした」
友「842…心配してくれる……」ブツブツ
男「おーい」
友「ムフフ……」
委員長「男くん!」
男「ん?」
女「男くん!」
男「ん?」
友「フヒヒ…サーセン……」
女「ちょっとどきなさいよ」
委員長「なにさ影キャラの癖に」
女「はぁ?これからバンバン出るし」
委員長「出てんのは腹でしょ?」
女「ちょーひっこんでますー」
委員長「ははっ」
女「出てないってのー!」
委員長「どうだか」
友「コポォ……」
男「どうした!?何を吹いたんだ!?」
友「フヒヒ……」
男「くそ…」
男「玉ねぎくらえ!」ブシュッ
友「ぎゃぁぁぁぁ!」
友「目がぁぁぁ!」ゴロゴロ
女「るっさい!」
委員長「静かにして!」
友「ギャァァァァ」
男「小さくしたらいいってもんじゃないだろう」
友「」
男「ん…?」
友「私は正気に戻ったようだ。」
友「さぁ屋上に行くぞ我が下僕よ」
男「悪化してね?」
屋上
男「ふぅ」
友「何で玉ねぎなんて持ってんだよ」
男「今日の家庭科実習で必要だったろ?」
友「あ…」
男「忘れてたのか」
友「昨日ひどい目に遭ってな」
友「2068まで聞かされたんだよ」
男「ごめん、何の話?」
友「お前のいいところの話だよ!」
男「何か知らないけどありがとよ!」
ガチャ
男「」ビクッ
友「」ビクッ
男「いやお前びびる必要ないだろ」
友「一回ぐらいやらせろよ」
男「勝手にしろ」
友「そうさせてもらうぜ」
友「」ビクッビクッ
友「」ビクビクビクッ
男「やっぱやめてキモい」
友「なんだよ…」
幼「男……」
男「!」
友「」ビクビクビクッ
男「やめろって」
友「エクスタシィィィ!」ビクビクビクンッ
男「……」
幼「これ…」スッ
男「こ、これは…?」
幼「……知らない」
幼「じゃあ渡したから…」タタタタタ
男「……」
友「ちょ…とめて……誰かぁぁ!」ビクンッビクビクビクンッ
休憩だ
夜中の人、支援ありがとう
アロンアルファの人もありがとう
間
男「で、この紙はなんぞや」
友「恐らく恋文かと思われ」
男「いつのまにぃー」
友「わすぅれてぇたのぉー」
友「ミセナイナミダじゃねぇよ」
男「しかし恋文にしては業務用プリントと同じだぞ」
友「読んでみそ」
男「コホン」
男「給食費が未納です。今月中に払ってください。事務」
男「ッザッケンナゴルァ!」バシィ
友「お前払えよ」
男「払っとるわぁ!」
友「じゃあなんでこの紙が来るんだよ」
男「嫌がらせだろ」
友「事務の人に嫌がらせされてるって…」
友「何したん」
男「んー…」
友「回想か?」
男「少し付き合ってくれ」
友「任せろ」
~回想~
男「やーい巨乳~!」
事務の姉ちゃん「…」
男「どんだけその胸使ったんだよ」
男「垂れてんのかぁ?」
事務の姉ちゃん「……」
現在
男「これぐらいしか……」
友「小学生か」
男「高校生だ」
男「間違えるなよ」
友「……」
友「今の聞いてると最低なやつと言う感じだな」
男「褒めんな」
友「いや褒めてねぇよ」
友「けなしてんだよ」
男「はは」
男「でも何で幼馴染が持ってきたんだ?」
友「コイツ流しやがった」
男「でも何で幼馴染が持ってきたんだ?」
友「2回も言うなよ」
男「聞いてないと思ったから」
友「お前の言うことは出来るだけ聞いてるつもりさ」
男「友…」
友「男…」
ガシッ
熱い抱擁を交わし、親友となった瞬間であった
ガチャ
女「男くん!」
男「飽きない?そのフレーズ」
女「飽きないよぉ」
女「で、どうしたの?」
男「いやそれ俺のセリフ」
男「どうしたの?」
女「あ…あのさ」
男「うん」
女「日曜日…に」
男「うん…はっ」
男「日曜日…どうしたんだい?」キラッ
友(かっこつけんなやくそがっ!)
親友となったのは瞬間だけであった
女「日曜日に映画でも……」
男「映画か……」
男(さてどうしたらいい?)アイコンタクト
友(知らねーよ)アイコンタクト
友(いきたきゃ行けよ)
男(でも幼馴染がいるじゃん?)
友(……一人で考えることもできないのか?)
男(んー………)
男(よし)
男「いいぜ、行こう」
女「わっ」
男「ん?」
女「ずっと黙ってたから……嫌われたのかと思って……」ウルウル
男「そんなこと……ないよ」
女「何で間があったの!?」
出掛けます
(・ω・)高校生?
高校に家庭科実習や給食は無いが…
給食はなかったが高校でも家庭科実習はあったぞ
家庭科実習も選択給食もありました
女「じ、じゃあまた明後日!」タタタタタ
ガチャン
男「モテる男は辛いな……」キラッ
友「一時的なもんだろ」
男「お前はどうしてそうやる気をなくす発言をするのだ」
友「言わなきゃこっちが持たないんだよ」
男「そっちの事情だろ」
友「そうですけどなにか」
男「え、いや別に何がどうとか……え?何か言ってほしいの?」
友「もういいわ」
昼休み
男「なぁ」
友「なんや」
男「さっきから俺ら屋上にいね?」
友「書かれてないだけだ」
男「そうか」
ガチャン
委員長「男くん!」
男「毎回だれかしら来るな」
友「飽きもせずにな」
男「俺は女性を飽きさせないぜ?」
友「やめて吐き気がする」
男「褒めんな」
友「けなしてるっつってんだよ!」
委員長「一緒にお弁当食べよ?」
友「失礼」スタスタ
男「まてまて」ガシッ
男「委員長、コイツも一緒でいいか?」
友「男…」
委員長「うー……」
男「な?」キラッ
委員長「」ドキッ
委員長「うん!いいよ!」
友「」ウルウル
男「お前の涙目キメェ」
友「俺の感動を返せ」
パクパク
委員長「はい、あーん」
男「あむ」パク
男「むほっ…うまうま」
友「……」
男「手料理?」
委員長「う、うん…///」
男「ほー。そりゃ将来いい嫁さんになれるな」
委員長「いやだもう…///」
男「ウフフ」
委員長「ふふふ」
友「気まずいわっ!」
男「どうした」
委員長「食事中に大声をあげないで」
友「いやおま……」
友「気まずいだろ!」
友「何で俺がここにいるのか疑問に思ったわ!」
男「答えは出たのか?」
友「お前が引き留めたからだよ!」
男「はっはっは」
委員長「あっ…もう時間だ」
友「無視?無視するの?そこら辺にいる虫みたいに。はーっはっはっはー!」
男「ベジータ乙」
委員長「面白くないしうるさい」
友「……」
キーンコーンカーンコーン
男「お、時間だな」
委員長「じゃあまたね」
男「おう」
委員長「ってあなたも戻るのよ」
男「えー」
友「えー」
委員長「友くんはどうでもいいけど男くんは戻らなきゃ……」
友「私って不憫な子」
男「俺はもう少しいるよ」
男「……風に当たりたいからな」キララッ
友(さっきより少しキラッが多い=キメェの2乗だな)
男「お前今失礼なこと思ったろ」
友「いつものことだ」
委員長「なるべく早く戻ってね」タタタタタ
男「じゃあ早速」
友「ごめん俺ノーマル」
男「アブノーマルの間違いだろ」
友「だまれ」
男「そんなことよりこの手紙だ」
友「いやだから払えよ」
男「払っとるわ」
男「いやそうじゃなくて……」
男「何で幼馴染がこれを持ってきたのか、だ」
友「嫌がらせだろ」
男「そんなことするやつじゃない」
一方幼馴染側
幼「何かさっき屋上行ったら委員長と食べてたし………」
幼「何かやだな……」
幼友「前みたいに普通に接しなよ」
幼「いやいや無理だよ」
幼友「なにゆえ」
幼「だって……あんな可愛い子達が周りにいるんだよ?」
幼友「あんたも十分可愛いよ」
幼「むー……」
幼友「そういえばさっき何で給食費未納の紙渡したの?」
幼「え?嫌がらせだよ」
幼友「……」
幼友「なんで?」
幼「いや別に深い意味はないよ」
幼「ただなんか……」
幼「周りに女子がいることが嫌だったから……」
幼友「それでどうしたらアレに繋がるのよ」
幼「手近にあったものを……」
幼友「ごめん意味わからない」
幼「私もわからないよ」
幼友「……はぁ……」
幼友「でも何で急に女子が群がり始めたんだろうね」
幼「んー…」
幼「確かに最近魅力的になったけど……」
幼友「魅力的?」
幼友「魑魅魍魎の力的な?」
幼「男は妖怪の頭じゃないよ!」
幼「昔からかっこよかったし……」
幼友「昔から?」
幼「あっ……」
幼友「ついにぼろを出したね、幼馴染くん」
幼「うぅ……」
幼友「で、話を戻すけど」
幼「あんまり興味ないんだね」
幼友「所詮他人事」
幼「中国語みたい」
幼友「何で話さなくなったわけ?」
幼「あ、そこ?」
幼友「そこ以外にどこが?」
幼「魑魅魍魎の話かと」
幼友「百鬼夜行を語ってどうすんの」
幼「私らも入ろうみたいな」
幼友「人間!私ら人間!」
幼「で、でもぬらくんは……」
幼友「ぬらくんは4分の1が妖怪なの」
幼「いや知ってるよ」
幼友「………」
幼友「まぁいいよ」
幼友「今度こそ!」
幼友「何で話さなk」
幼「中学三年の頃から気になり出したからだよ」
幼友「せめて最後まで言わせてよ」
幼「同じことを2回も言う必要性ある?」
幼友「必要性!?」
幼友「必要性は……ないかな」
幼「だったらいいじゃん?」
幼友「何だろう。殺意がわいてきた」
幼「えっ、誰に?」
幼友「あんたにだよ!」
間
幼友「まぁ……気になり出したからって話さないのはどうかと」
幼「でも……」
幼友「うじうじしてないでアタックしなよ」
幼友「ウジ虫じゃないんだから」
幼「面白いこといったつもり?」
幼「それに私は人間だよ」
幼「虫なわけないじゃん、頭使わなくてもわかるよね」
幼友「……」
幼友「一瞬で終わるから目を瞑ってて……」スッ
幼「やめて殺さないで!」
男側教室
男「さっさと得策でも考えろよバカ」
友「バカじゃねーよ」
友「……おバカだよ」キラッ
男「オボロレロロ」ビチャァ
男「おっとキモすぎて吐いちまった」
美少女「男くんっ大丈夫!?」
男「まぁ一応」
友「キモいとか言われ過ぎて慣れたわ」
友「………慣れたわ……」
美少女「保健室いく?」
女「あ、ズルい!私がつれてく!」
委員長「いやいや、委員長である私が……」
ワイワイ
幼友「……いくらなんでも……」
幼友「友くんが可哀想だわ……」
幼「といっても見て」
幼「さりげなく友くんを気遣ってるよ」
幼友「えー…?」
男「大丈夫だ、それより友が何か落ち込んでる」
美少女「どーでもいい」
男「よくない。俺の友達だ」
美少女「ちぇー…」
幼友「さりげなく…か?」
幼「細かいとこは気にしないの」
寝まーす
待ってまーす
しばらく書けそうにありません
つまなかったら放置の方向でお願いします
なんだってー
男死ね 氏ねじゃなくて氏ね
友が不憫だ
>>77氏ねなのか
④
この友どこかで見たことが…
そうか!俺らだ!
キタイアゲアゲ
結構下の方だな…
支援
④
終わってないよな
支援
始めようか
男「友、大丈夫か?」
友「俺は不死身だぜ」
男「死ねぇ!」バキッ
友「」
男「……あ」
男「キモすぎてやっちまった」
美少女「こんなやつほっとこうよ」
男「いやでも」
女「いいからいいから」グイッ
男「おっほぅ」
スタスタ
友「……クソッ」
委員長「大丈夫?」
友「え、あ……」
委員長「保健室いく?」
友「だ、だ、だ、大丈夫だから!」
委員長「でも…」
幼「おっと」
幼友「女神の救いが」
幼「どうでるんだ友くん!」
幼友「……」
幼友「あんた……」
幼「ん?」
幼友「何かキャラ変わってない?」
幼「私はいつもこんな感じだよ」
幼友「でも男くんの前だと……」
幼「照れ隠しだよ」
幼友「どこの世界にそんな照れ隠しがあるの」
幼「この世界だよ」
幼友「……」
友「気持ちだけもらってくわ」
委員長「そっか」
委員長「じゃあね」タタタタタ
友「……あれ」
友「フラグなのか」
友「だとしたら俺は惜しいことをしたのか?」
幼「誰に聞いてるんだろ」
幼友「自分じゃない?」
幼「ナルシストだもんね」
友「うぉぉぉ!」ジタバタ
幼「コイキングのはねるより弱そうだね」
幼友「顔はミロカロスなのにね」
幼「ギャラドスよりはマシだね」
幼「って……」
幼友「ん?」
幼「それ好きってことだよね?」
幼友「え?」
幼友「ちょちょちょ、ど、どっからそんな結論が……」
幼「ミロカロス→美しい→美形→あなたは普段誉めない→友くんだけ誉めた→意識してる→好き」
幼「ふぅ、疲れた」
幼友「……」
幼「そうだよね?」
幼友「黙秘します」
幼「えー……」
友「うぉぉぉ!」ジタバタ
旧校舎
男「こんなとこ連れてきて何がしたいんだ」
女「実は」
美少女「発表が」
美少女「……」
女「……」
男「……」
男「止めんなよ!」
美少女「あ、いや……」
女「一人足りない……」
男「ん?」
男「……そういや委員長いねぇな」
男「……」
女「ま、敵は少ない方が」
美少女「ヤりやすいし」
男「ちょっとまて」
美少女「ん?」
男「……」
美少女「?」
女「?」
男「はいお二人さん、目を瞑って」
美少女「うん」
女「あーい」
パチッ
男「今だぁぁぁぁ」ダダダダダダ
美少女「あ!」
女「え!?」
男「小学生の持久走62位の俺が足でまけるかよぉぉ!」
美少女「おそっ!」
女「ちなみになんにーん?」
男「63にーん!」ダダダダダダ
美少女「ビリ2じゃん…」
女「私でも14だよ…」
美少女「とりあえず追いましょう」
女「そうね、今は一時休戦で!」
ダダダダダダ
6秒後
男「まてまて」
美少女「んー?」
女「どうしたの?」
男「あの時さ、多分20メーターは離れてたやん?」
女「せやね」
男「何でこんな早く捕まるの?」
男「飛んだ?」
美少女「飛んでないけど……」
女「んー……遅いからかな……」
男「……」
>>79
そうかお前にはイケメンのモテ男と友達になれるコミュ力があるのか 正直羨ましいよ……
男「あっち向いてホイ→」
女「…」
美少女「…」
男「…」
男「あっ、空からgacktが!」
美少女「…」
女「」ピクッ
男「!」
男「ん?hydeが校門にいる?」
美少女「」ピクッ
女「」ピクッ
男「何か喋れよ」
男「と言うかここに連れてきて何がしたいんだっけ」
美少女「そりゃあ…ねっ」
女「うん」
「「いい加減どっちが本命か教えてもらおうじゃない!」」
男「え?」
女「え?」
美少女「え?」
男「誰いまの新キャラ?」
女「今更誰か出てくるの?」
美少女「……」
美少女「あっ」
男「どうした」
美少女「ここで出てくるなら後輩かなって思ったの」
男「あり得るな」
女「でも先輩かもよ」
美少女「受験控えてるのにこんなとこ来るかな」
男「じゃあ双子とか」
ワイワイ
「「あの…いいっすか?」」
男「ちょっと静かに」
「「あ、はい」」
男「そういや二人に姉妹いる?」
女「姉が一匹」
美少女「居ないよ」
男「んー」
男「誰なんだろうな」
女「聞いてみるのはどう?」
美少女「そうしたら?」
男「だな」
男「おーい」
「「あ、はい」」
男「二人は誰?」
「ブラック!」
「ホワイト!」
「「二人はプリキュア!」」
男「おい聞いたか?」
美少女「プリキュアだってね」
女「しかも古いよ」
美少女「身体能力高いんだろうなー…」
男「日々ザケンナーと闘ってるからな」
女「私ブラック派なんだよね」
男「俺も」
美少女「私はホワイトかな」
「「あ、あのー…」」
男「ちょっと静かに」
「「あ、はい」」
男「ブラック可愛いよな」
美少女「ホワイトも可愛いよ」
男「やっぱ個人差か」
女「だね」
男「さ、ここいらで友の方が気になります」
美少女「場面変わる?」
男「そうだ」
男「現場の友さーん?」
図書室
友「…」
友「はいこちら現場の友です!」
モブ「…」ジロ
図書委員「…」ジロ
根倉女「…」ジロ
友「すみません」
友「失礼しました」
ガララ
ピシャッ
④
友「何か呼ばれた気がしたんだが……」
友「まぁいいか」
委員長「友くん」
友「はい」
委員長「保健室いく?」
友「いやなんで?」
委員長「いきなり断末魔をあげたみたいだから……」
友「精神は安定してるさ」
委員長「でも心配だからさ、いこ?」
友「キタキタコレヲミスラナケレバイケルハズサ」
委員長「え?」
友「保健室行こうか」
委員長「あ、うん」
放送「今回のリクエストはぁぁぁ……嵐にしぃぃやがれぇぇい」
友「何気に似てる声だ」
委員長「アナゴ産だよね」
友「どこの国だよ」
委員長「ほら早くいこ」
友「そうしようか」
スタスタ
保健室
委員長「先生いないね」
友「なんと都合がいい」
友「ベッドはどこかな」
委員長「そこだよ」
友「寝るかな」
ガララ
ギシギシアンアン
ガララ
友「屋上行かない?」
委員長「え?」
友「屋上行かない?」
委員長「う、うん…」
スタスタ
屋上
友「空気が気持ちぃー!」
委員長「強風だよ」
友「お、下に新体操部が」
委員長「あ、今日は体育館使えないからね」
友「そういえばあの部のトランポリンって特別だったよな」
委員長「競技用だからね」
友「ほー……」
委員長「そういえば何があったの?」
友「ギシギシアンアン」
委員長「///」
友「///」
委員長「何でそっちまで照れるの!?」
友「おー」
友「景色いいなぁ」
委員長「フェンスに乗ったら危ないよ」
友「大丈夫だって」
委員長「もう……」
委員長「あっ、もう大丈夫なの?」
友「何が?」
委員長「叫んでたからさ」
友「あぁ」
友「別になんてこと」
ビュゴォォォ
友「ない……よ!?」スッ
委員長「あ!」
旧校舎
美少女「そろそろ戻る?」
男「まてまて」
男「時間は過ぎてはいるがあの二人の招待を読者たちはまだ知らない」
女「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
美少女「なに言ってんの?」
女「語呂が似てたの」
美少女「そーやって男くんの真似をしたがる!」
女「真似じゃないし!」
美少女「真似でしょ!」
女「違う!」
「「あの…」」
美少女・女「黙ってて!」
「「……」」
男「まぁいいや、戻るぞ」
スタスタ
女「ちょっと可愛いからって調子のって!」
美少女「可愛いは正義だもん!」
女「じゃあブサイクは悪なの!?」
美少女「あんたみたいなやつが悪なんだよ!」
女「はぁ!?超ムカつく!」
美少女「所詮あなたは上の中」
女「あんたはどうなのよ」
美少女「そんな枠には収まらないし!」
女「除外されてんのよ」
美少女「はぁ!?」
「「女性同士の喧嘩は見苦しいですよ」」
女「見苦しいのはあんたらよ!」
美少女「べったりくっついちゃって!」
「「……」」
…
男「誰もついてきてないか」
男「楽だな」
スタスタ
男「おや」
男「新体操部か」
男「何か騒いでんな」
スタスタ
男「どうかしたんですか?」
先生「男か、ちょうどいい」
男「?」
先生「今からあの病院に向かってくれ」
男「え?」
先生「早く」
男「あ…はい」
スタスタ
中二病院
ウィーン
男「なんだなんだ何があったんだ」
男「えーと……206か」
受付「あ…えと……」
受付「206へのヘブンズロードは急上昇の導きを行使してくれ」
男「病院でヘブンズロードは禁句じゃないですかね」
受付「あ……」
男「まぁいいや、ありがとうございます」
受付「あ、はい……」
206
男「誰の部屋だよ」
コンコン
ガララ
男「お邪魔します」
委員長「あっ、男くん!」
男「委員長」
男「どうしたの?」
委員長「あの…」
委員長「友くんが……」
男「あいつがどうかしたのか?」
委員長「う……」チラッ
男「ん?」チラッ
友「…………………」
男「おぅ?」
男「友、どうしたんだ?」
友「……」
男「寝てないで返事しろって」
友「……」
男「おーい」ユサユサ
委員長「友くん……昏睡状態なの……」
男「…は?」
委員長「私が……私が余計なお節介を……グスッ……かけな…ければ……」ポロポロ
男「……何があったんだ」
委員長「…実は……」
……
男「……」
委員長「ごめん…なさい……」
男「何で謝るんだよ」
委員長「え?」
男「コイツが悪いだろ」
男「自業自得だ」
委員長「っ……」
委員長「酷いよ!」
委員長「そんな言い方しなくたって……!」
男「……」
男「時間の無駄だったな」スタスタ
委員長「……うぅ……」ポロポロ
旧校舎
女「まぁ……アレだよね」
美少女「うん、何でこんな無意味なことをしたんだろう」
美少女「男くんも居ないし……」
女「帰ろっか」
美少女「うんっ」
スタスタ
「「私達は……?」」
教室
幼「…」
幼友「かえろうよー」
幼「することないもん」
幼友「もー……」
幼友「頭叩いたくらいでいじけないの」
幼「痛かった」
幼友「悪ふざけが過ぎるんだもん」
幼「ハメぐらいはずすもん」
幼友「はぁ……」
病院
ナースステーション
男「すんません」
受付「なんでしょう」
男「206を診た先生っていますか?」
受付「あの人は天使が待つホームへ旅立ちましたよ」
男「住所教えてくれませんか」
受付「いいですよ、そこの眠りへと誘う純白のシートでお待ちください」
男「はい」
……
受付「はいどうぞ」スッ
男「ありがとうございます」
男「いくか」
スタスタ
……
男「……」
ピンポーン
ガチャ
医師「はい」
男「あ、初めまして」
男「お時間よろしいでしょうか」
医師「いいけど……」
男「お邪魔します」
医師「どうぞ」
医師「はい、綾鷹」
男「おーいお茶派なんで……」
医師「そうか、今はコレしかないんだ。ごめんね」
男「いえいえ」
医師「で、今日はどういった?」
男「206の友という奴のことで…」
医師「あぁ、彼か」
男「昏睡状態って聞いたんですが……」
医師「うーん……」
医師「打ち所が良かったのか悪かったのか……」
医師「軽い昏睡なんだ」
医師「だからすぐ治るよ」
男「いやまだ…少ししか話してないんですが…」
医師「でもそういうことだろう?」
男「まぁ……はい」
医師「比較的軽いからもしかしたら1週間ぐらいで治るよ」
男「ホントですか!?」
医師「うん」
男「よかったー……」
医師「いいお友達だね」
男「いえそんな…」
医師「さ、今日はもう帰りな」
男「はい、失礼します」
ガチャ
男「治るか……」
男「よかった…」
④
翌日
男「ちょっと集合」
女「なに?」
美少女「どしたの?」
男「最近さ、俺がうざいやつって思われてないか?」
女「そんなことないよ!」
男「うーん」
美少女「そうだよ!」
男「でもなぁ……」
委員長「……」
男「委員長どうした?」
委員長「別に」
男「……」
男「あぁそうだ」
委員長「?」
男「友が言ってたことがあるんだよ」
委員長「なに言ってたの?」
男「委員長みたいなやつが彼女だったらな……って」
委員長「」ドキッ
男「まぁあんなやつの彼女になんてならねぇよな」
男「自業自得のくそやろう」
委員長「…」
男「あんなバカして挙げ句に昏睡?」
男「頭イカれてんな」
女「ちょっと…」
美少女「いくらなんでも……」
男「ばっかみてぇ」
バチン!
男「っつ…」
委員長「あったま来た」
委員長「男くんなんて大っ嫌い!」タタタタタ
男「……」
男「あんなのほっといて行こうぜ」
美少女「……」
女「男くん……」
男「んだよ行かないの?」
男「まぁビッチ共に興味はねぇから」
美少女「は?」
女「は?」
男「ハァハァ言ってしゃぶってんだろ?糞ビッチ」
女「うざ…」
美少女「何か冷めたし」
女「いこ」
美少女「うん」
スタスタ
男「……」
男「今日は早退するか」
幼「男…」
幼友「最低な奴だね」
幼「……」
幼友「あんなののどこがいいの?」
幼「昔…ね」
幼友「ん?」
幼「告白されたことがあったんだ」
幼友「妖怪に?」
幼「人間だよ」
幼友「妖怪にんげ――」
幼「言わせないよ」
幼「その頃はさ、すごい仲良しだったんだ」
幼「でね、男の親友……かな」
幼「その人に好かれたみたいなの」
幼友「アッー!」
幼「私がだよ」
幼友「なんだ」
幼「ホモ展開には」
幼友「行かせねぇよぉ?」
幼「……」
幼「男はそれにすぐ気づいたみたいなの」
幼友「あんたは気づかなかったの?」
幼「鈍感だし?」
幼友「自分で言うな」
幼「てへぺろ」
幼友「殴りたいけど可愛いから許す」
幼「サンキューファッキンガール!」
幼友「目を瞑れ」
幼「やめてごめんなさい」
④
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