女「......愛してる」 (488)
おそらく百合です
苦手な方はブラウザバック推奨です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442253344
女:高校2年、4月から親の許可を得て一人暮らし
女友:高校1年からの友達、同じく高校2年
女「......」スタスタ
女「(......今日のご飯どうしようか)」スタスタ
女「(......コンビニでいいや)」スタスタ
女「(明日明後日も休みだから全部コンビニでいいや)」スタスタ
女「......」スタスタ
女「......ん?」チラ
猫「......ウー」グッタリ
女「猫ちゃんだ」
女「......なんか結構弱ってるっぽい?」
女「......」スタスタ
女「...大丈夫ですかー?」ナデナデ
猫「......」クシクシ
女「ふふ、かわいい」ナデナデ
女「......連れて帰りたいんだけど、ごめんね」ナデナデ
猫「......」ペロッ
女「......」ジー
女「(元気になるまでなら、いいかな......)」ナデナデ
女「あたしのおうち、来る?」
猫「......ニャ」ペロペロ
女「よし!いい子だ」ナデナデ
女「君が元気になるまで、面倒見てあげよう」
女「さ、行こうか」ダキッ
猫「......ウー」
-----------------------------------
女「ただいまー」ガチャ
猫「......」
女「お腹空いてるでしょ君、ご飯あげるね」
女「......」ササッ
女「これをこうしてっと」
女「......」
猫「......ウー」
女「......よし」
女「はいどうぞ、柔らかくしたから食べやすいと思うよ」
猫「......」クンクン
猫「......」ジー
女「あはは、大丈夫だよ。しっかり食べな」ナデナデ
猫「......」ペロ
猫「......」パク
猫「......」パクパク
女「......」ナデナデ
女「よかった...食べてくれた」ホッ
女「あ、水も用意してあげなきゃ」カチャ
猫「......」パクパク
女「(......かわいい)」
女「(あと必要なものはっと......)」
猫「......」パクパク
------------------------------------------
女「ふぅ、大体用意はすんだかな」
女「猫ちゃーん」チラッ
猫「......」クシクシ
女「あ、食べ終わってる」
女「綺麗に食べたねー」ナデナデ
猫「......」クシクシ
女「じゃあ少し休んだら......お風呂場に行きますか」
猫「......」クシクシ
--------------------------------------------
女「......」ダキッ
猫「......」
女「...さてと」
猫「......」
女「体を洗ってあげよう」シャー
猫「......」ビクッ
女「ちょっとだけ我慢してねーっと」シャー
猫「......ウー」ビクビク
女「......」シャー
女「あ、君女の子なんだね」シャー
猫「......」ビクビク
女「もう少しで終わりますよー」シャー
猫「......」ビクビク
女「......」シャー
女「......」シャー
女「...はい!終了!」キュッ
猫「......」ビクッ
女「さー体拭いちゃいましょうねー」
猫「......」ブルブル
女「あはは、犬みたいだね」
女「君は静かにしてて偉いですねー」フキフキ
猫「......ウー」
女「......名前を決めようか」フキフキ
女「鼻がピンク......桜っぽい......」フキフキ
女「......桜ちゃんだ」フキフキ
猫「......」
女「......」フキフキ
猫「......」
女「反論がないなら桜ちゃんで決まりだよ?」フキフキ
猫「......」
女「よし、君は今日から桜ちゃんだ」フキフキ
女「......はい終了!」
桜「......」ブルブル
桜「......」ペロペロ
女「......毛づくろい始めた」ナデナデ
-----------------------------------
女「じゃああたしお買い物行ってきますね」ナデナデ
桜「......」クシクシ
女「...いい子にしててね」ナデナデ
女「行ってきます」ガチャ
桜「......ニャー」
------------------------------------
ガチャ
女「ただいまー」
女「......」スタスタ
女「あーーーー!」
桜「......」ビクッ
女「やられた...ティッシュがすごいことに」ガクッ
桜「......」ペロペロ
女「こーら、ダメでしょ桜ちゃん」ポンポン
女「まったく...」
女「......楽しかったですかー?」ナデナデ
桜「......」クシクシ
女「......片づけたらご飯にしよう」
-----------------------------------
女「ごちそうさま、っと」
女「さあてお風呂入って寝よかな」
女「......」チラ
桜「......」トコトコ
女「......桜」ナデナデ
桜「......」ペロペロ
女「...桜は人懐っこいねえ、珍しい」ナデナデ
桜「......」トコトコ
女「よし、お風呂」
-----------------------------------
女「ふぃー、桜ちゃーんどこですかー?」ホカホカ
女「......あ」
桜「......」スヤスヤ
女「ふふ、そこあたしのベッドですよー」スタスタ
女「よいしょっと」ポフッ
桜「......」ピクッ
女「あ、ごめんね桜」ナデナデ
桜「......」ペロペロ
女「あはは、くすぐったいよ」ナデナデ
女「......寝ようか」ナデナデ
女「......おやすみ、桜」
桜「...スー」スヤスヤ
------------------------------------
チュンチュン
女「......ウーン」
女「...重いぃ」
女「......」ゴシゴシ
女「......なんだこれ」
猫耳少女「...スー」スヤスヤ
女「......は?」
女「(なんで素っ裸の美少女があたしのベッドに!?)」
猫耳少女「...クー」スヤスヤ
女「ち、ちょっと」ポンポン
猫耳少女「ん、んぅ」ゴシゴシ
猫耳少女「うーん、なんですかぁ?」
猫耳少女「って、ん?」
猫耳少女「わあああああ!?」
女「」ビクッ
猫耳少女「な、なんで私!?」アセアセ
女「お、落ち着いて」
猫耳少女「う、うぅ」
女「ふぅ」
猫耳少女「ふぅ」
女「で、あなたは誰?どこから入ってきたの?」
猫耳少女「......猫です」
女「え?」
猫耳少女「あなたが拾ってくれた猫、なんです私」
女「......え?」
猫耳少女「......」
女「......」チラ
女「(猫耳がついてて、尻尾もある......)」ジー
女「(......確かに、猫っぽい)」ウーン
女「...マジで!?」
猫耳少女「うぅ、はい」ビク
女「あ、ごめんね」
女「......それ、本当なの?」
猫耳少女「...はい、ごめんなさい」
女「...なんで謝るのよ」ナデナデ
猫耳少女「...ん」フニャ
女「でも、絶対とは言い切れないなあ」
猫耳少女「そんな......」
女「うーん」
屑百合豚はよしね
百合しね先輩が仕事してるSSは名作
女「質問していい?」
猫耳少女「あ、はい」
女「あたし昨日君に名前付けたんだけど、その名前分かる?」
猫耳少女「ええっとたしか、......さくらちゃん?でしたっけ」
女「おお!」
女「どういうわけかは分かんないけど、泥棒とかじゃなくて安心した」ナデナデ
女「......」ナデナデ
猫耳少女「...フニャ」ゴロゴロ
女「(......かわいい)」ナデナデ
女「......ほんとにあの猫ちゃんなの?」ナデナデ
猫耳少女「...そおですよお」スリスリ
女「(......見た目は中学生くらい)」
女「...そっか」
女「猫って人の言葉理解できてたんだねー、凄いなあ」ナデナデ
桜「...にゃ」トロン
女「ふふ、気持ちいいのかな」ナデナデ
桜「...きもちいです」トロン
女「......」ナデナデ
女「...はいおしまい」
桜「あっ」シュン
女「また後でしてあげるね、まずはご飯食べよう」
桜「!...はい!」
------------------------------------
女「......の前に服着せないとだめだ」
女「(......なに着せればいいか分からん)」ウーム
女「(上はまあいいとして、尻尾どうすればいいんだ)」ジー
桜「......?」ピョコン
女「(ジャージ1個使うか...尻尾のとこくり抜いて)」
女「そうしようか」
チョキチョキ
女「よし完成」
女「......下は取りあえずジャージだけで今は済まそう」
女「桜ちゃーん、ちょっときて」
桜「はーい」
女「これ着ましょう」
桜「はーい」
女「じゃあ下から」
女「はい右足上げて」
桜「はい」ヒョイ
女「よし、つぎ左」
桜「はい」ヒョイ
女「よし、これを上げて...尻尾を入れてと」ガシ
桜「ひゃあ//」ビクッ
女「!?」
女「ご、ごめん...大丈夫?//」
女「(なんだ今の声//)」
桜「ご、ごめんなさい......尻尾はちょっと敏感みたいです//」
女「わ、わかった...優しくやる」スッ
桜「あっ...//」ピクッ
女「......よし入った」
女「ふぅ」
桜「ふうぅ」
女「じゃあつぎは、ばんざいして」
桜「はい」
女「ほいほいと」スルスル
桜「んにゃ」
女「よし」
女「さ、ご飯作るか」
女「ベッドで遊んでてね」
桜「はあい」ポフポフ
------------------------------------
女「(うーむ、猫用に作ればいいのか人用に作ればいいのか)」ムム
女「......」チラ
桜「......」ポフポフ
女「(......布団で遊んでる)」
女「...ねえ桜ちゃん!」
桜「!...なんですかご主人さま?」トコトコ
女「(ご主人様!?)」
女「あー、桜ちゃんのご飯なんだけど」
桜「はい」
女「昨日桜ちゃんが食べたやつか、普段人間が食べてるやつ」
女「どっち食べる?」
桜「うーん......ご主人さまと同じのが食べたいです」スリスリ
女「はいよ」ナデナデ
桜「フニャア」ゴロゴロ
女「あとね桜ちゃん、ご主人様っていうのはなんか変な感じだから」
女「普通に女って呼んでよ」ナデナデ
桜「でもご主人さまはご主人さまですよお」ゴロゴロ
女「(......ふにゃふにゃでかわいいなあ)」ナデナデ
女「......ま、それは後でいっか」
女「じゃあ桜ちゃん、あっちでまっててねー」ナデナデ
桜「......はあい」ギュッ
女「......」
桜「......フニャ」ゴロゴロ
女「......」
桜「......」スリスリ
女「......こら」ペチ
桜「あう」
女「ご飯食べたらいっぱい撫でてあげるから、それまで我慢しよ?」
桜「ほんとですか!」パァ
桜「......ご飯食べ終わるまで、我慢します」ウズウズ
女「ありがと」ニコ
---------------------------------------
かわいい
桜「ごちそうさまでした!」
女「おそまつさまでした」
桜「......」ウズウズ
桜「ご主人さまー!」ポフ
女「おわっ!」
桜「......フフ」スリスリ
桜「......エヘヘ」ゴロゴロ
女「......よく我慢しました」ナデナデ
桜「......ンニャア」ゴロゴロ
女「......ねえ桜ちゃん」
桜「なんですか?」
女「......なんで人間の姿になれるの?」
桜「うーん、自分でもよく分からないんです」
桜「私のご先祖様も人間の姿になることが出来てたみたいで」
桜「実は私人間の姿になるの、初めてなんです」スリスリ
女「えぇ......」ナデナデ
女「......原因は全く分からないの?」ナデナデ
桜「ニャフゥ......」ゴロゴロ
桜「あ、前にお母さん心が完全に落ち着くとどうとか言ってたような...」
女「......すごくリラックスすれば、人間の姿になれるってことなのかなあ」
桜「......」スリスリ
女「......」ナデナデ
桜「......ニャア」ゴロゴロ
女「あっ、お母さんって今どこにいるの?探してるかもしれない!」
桜「......」
桜「......お母さんは、もういません」
女「...え?」
桜「私がまだ小さいとき、死んじゃったんです...」
女「えっ...」
女「じゃ、じゃあ君はどうやって今まで生きてきたの!?」
桜「お母さんに木登り教わったのを覚えていたので、木の実を食べたり」
桜「あとは、たまに通りかかる人間がご飯くれることがあるんです」
桜「...でもそれも限界に近づいて、あそこで疲れ果ててしまいました」
女「......そっか」
女「...ごめんね、嫌な事思い出させちゃったね」ギュッ
桜「......ん」スリスリ
女「(あたしは勝手な人間だな...)」ナデナデ
女「(この子の事情も考えないで、また野生に返そうなんて...)」ギュッ
桜「......」ゴロゴロ
女「......」ギュウ
桜「......どうしました、ご主人さま?」スリスリ
女「......あのね、桜ちゃん」ナデナデ
桜「......?」ゴロゴロ
女「もしよかったらさ......ずっと、あたしの家に住まない?」ギュッ
桜「ふぇ?」
桜「......迷惑じゃないんですか?」
女「迷惑なわけないよ」ナデナデ
桜「......」スリスリ
女「......あたしね、ほんとは君の事またあそこに戻そうとしてたんだ」ギュッ
女「でも、今の話きいてさ......」
桜「......」
女「あたしが、君を守らなきゃって思った」ギュウ
桜「......フニャア」ゴロゴロ
女「......守りたいって思ったの」ナデナデ
桜「......ご主人さま」スリスリ
女「...どうかな?この家に、住む?」
桜「......」
桜「......迷惑かけないようにがんばります」
桜「よろしくお願いします、ご主人さま」ペコ
女「桜ちゃん!」ギュウ
桜「ニャア」スリスリ
女「......」ナデナデ
桜「ご主人さまー」スリスリ
女「......絶対に守るから、安心して」ギュッ
桜「んぅ......嬉しいです」ゴロゴロ
女「ふふ」ナデナデ
桜「フニャア」トロン
---------------------------------------
----桜昼寝中----
桜「......スー」スヤスヤ
女「さてと、これからの生活について考えよう」
女「平日はさすがに家にいられないからねえ」
女「この子との連絡手段が必要になるんだけど」
女「......スマホ扱えるとは思わないな、この子」プニプニ
桜「......ンャ」クシクシ
女「となると、おばあちゃんたちが使ってるのと同じの持たせておけばいいかな」
----両親に交渉中----
女「うん、うん、分かった」
女「ありがとう」
女「じゃあまたね」ピッ
女「よし明日買いに行ける」
女「あとは、ご飯とかも教えないとね」
女「色々教えることがあるなあ」
女「......」チラッ
女「......可愛い寝顔ですねー、全く」ナデナデ
桜「......ンニャア」クシクシ
女「ふふ」
------------------------------------------
桜「...んぅぅ」クシクシ
女「あ、起きた」
桜「......おはよおございますう」ウトウト
女「寝ぼけてる?」
桜「......起きました」ピョコピョコ
女「うん、おはよう」
桜「...あ!」ピクッ
女「ん?どうしたの?」
桜「あの...その...」
女「なあに?」
桜「お、おしっこ......出ちゃいそうです//」
女「ええ!?ト、トイレ行こう!こっち!」
桜「うぅぅ」スタスタ
女「はい」ガチャ
桜「えっと...どうすればいいですか?」ソワソワ
女「(そういえば人間の姿でするのは初めてなのか!)」
女「じゃあまず下に履いてるものを脱ぎます!」
桜「はい......ん、尻尾が引っ掛かります」グイグイ
女「あああ、あたしに任せて!」グイ
桜「ひゃあ//」ビクン
女「うわわわわ、ご、ごめん//」
女「(お、落ち着け、あたし!)」
女「......」スッ
桜「んっ」ピク
女「よし、まだ大丈夫?」
桜「んぅ、もう出そうです」プルプル
女「あわわ、そこ座って、出していいよ」
桜「はい、、はふぅう」チョロロロ
女「ふう」
女「(ってなんであたしはこの子のおしっこを間近で見てるんだ!)」
桜「ふうう、終わりました」
女「あ、うん」
女「じゃあトイレットペーパーで拭こう」
桜「?」
女「これ、この紙で、ここを拭く」
桜「はい」スッ
女「って、あたしのをじゃない!君のここ拭くの!」
桜「あ、ごめんなさい」
桜「...んっ」スッ
女「...!//」
桜「はい、拭きました」
女「よし、じゃあそれを下に落とす」
桜「はい」
女「このレバーを回す」
桜「はい」グイッ
ジャー
桜「!!」ビクッ
女「あはは」
桜「び、びっくりしました」
女「よし、じゃあジャージ履いて戻ろうか」
桜「はい」スルスル
桜「んっ」ピクッ
女「......」
女「よし」スタスタ
-----------------------------------------
女「ふうう」
桜「あ、あの」
女「ん?どした?」
桜「その、さっきトイレでご主人さまにいっぱい迷惑かけちゃって...」
桜「もう、おうち出て行ったほうが......いいですか?」シュン
女「!」
女「桜ちゃん」ギュウ
桜「んぅ」
女「あのね、桜ちゃん」
桜「...はい」
女「あれくらいは全然迷惑じゃないよ」ナデナデ
桜「ん...ほんとですか?」スリスリ
女「うん、ほんとだよ」ギュ
桜「......よかったです」スリスリ
女「......」
女「(気遣わせちゃってるのかな、あたし......)」ナデナデ
----------------------------------------
----桜またお昼寝タイム----
女「......」ナデナデ
桜「......フニャア」スー
女「......この子の事も、調べていかないとなあ」
女「人間になれる猫ちゃんなんて初めて聞いたよ」
女「あの辺の神社の神主さんとか何か知らないかなあ」
女「......桜」ポンポン
桜「......うぅん、ご主人さま?」ウトウト
女「あ、起こしちゃった......ごめんね」
女「まだ寝てていいよ」ナデナデ
桜「エヘヘ......桜って呼んでくれるの嬉しいです......」ウトウト
女「そっか、ふふ......おやすみ、桜」ナデナデ
桜「......ウニャ」スー
女「......」ナデナデ
夜-----
桜「......んぅ?」クシクシ
ジュージュー
桜「いいにおい......」クンクン
桜「......ご主人さまどこ?」キョロキョロ
桜「......ご主人さまー」トコトコ
女「あ、起きた」ジュージュー
桜「いいにおいです!ご主人さま」ギュ
女「それは料理なのかあたしなのか」ジュージュー
桜「食べ物もいいにおいですけど、」
桜「ご主人さまのにおいのほうがすきです!」スリスリ
女「(......この子はナチュラルに照れることを言いますな)」ジュージュー
女「ありがとね、桜」
女「でも今は危ないからあっちで待っててくれると嬉しいな」ジュージュー
桜「分かりました」シュン
女「......あとでいっぱい遊ぼう?」チラッ
桜「...!はい!」パァ
女「ふふ」ジュージュー
-----------------------------------------
桜・女「ごちそーさまでした」
桜「ご主人さまー」ポフ
女「桜ー」ギュウ
桜「フニュウ」スリスリ
女「......」ナデナデ
桜「ご主人さまが近くにいると、おちつきます」ゴロゴロ
女「そっか、よかった」ナデナデ
桜「......ニャア」ギュウ
女「ふふ」ギュウ
女「ねえ、桜」ナデナデ
桜「?」スリスリ
女「あたしね、学校ていうところに通ってるんだけど」ナデナデ
桜「はい」ゴロゴロ
女「そのせいで、家にいない時間が多くなるの」ナデナデ
桜「はい」ゴロゴロ
女「桜は我慢できる?」ナデナデ
桜「うーん、どうでしょうか」ギュ
桜「なるべくがんばります」ギュギュ
女「ん......」ギュウ
女「ごめんね」ナデナデ
桜「なんでご主人さまが謝るんですか?」スリスリ
女「あたし、桜を守るなんて言っておいて」
女「いつも近くにいられるわけじゃないんだ」
女「もし、桜が危険な目にあったらどうしよう...って」
桜「!」
桜「嬉しい...!すごく嬉しいです」ギュウ
桜「私のことで、そんなに考えてくれるなんて......」ギュー
女「......」ナデナデ
桜「ご主人さまは、安全な場所を私にくれました」ギュ
桜「私、絶対に言うこと聞きます、危ないことももうしません」ギュ
桜「だから安心してください、ご主人さま」ニコ
女「......ありがとう、桜」ギュ
桜「...エヘヘ」ギュ
女「遠慮なんかしないでね、この家ならのびのび過ごしていいよ」ナデナデ
桜「はあい」スリスリ
----------------------------------------------
お風呂-----
桜「うぅ......」
女「がんばろう、桜」
桜「は、はい」
女「じゃあ、目瞑って」
桜「は、はい」ギュ
女「ゆっくりかけるからね」
桜「はい」
女「いきます」
女「......」シャー
女「(耳がペタンと畳んである)」
桜「!」ビク
女「シャンプーしますね」コシュコシュ
女「......」シャカシャカ
桜「うぅ」ビクビク
女「(綺麗な髪だなあ......)」シャカシャカ
桜「うぅ」
女「......」シャカシャカ
女「...はい、流しますねー」
桜「!」ギュ
女「......」シャー
女「...よし、目開けていいよ桜」
桜「うぅ」パチ
女「頑張ったね」ナデナデ
桜「怖かったです」ギュウ
女「(風呂場で女同士裸で抱き合うのはどうなんだ......)」ギュウ
女「体は自分で洗える?」
桜「はい、大丈夫です」
女「じゃああたしは先に湯船つかってるね」チャポ
桜「はあい」コシコシ
女「......」ジー
桜「んっ」スッ
女「(尻尾触ると艶めかしい声が......)」
桜「......」シャー
桜「......終わりました」
女「じゃあ湯船つかりな、狭いけど」
桜「はあい」チャポ
桜「あったかいです」ホクホク
女「......」
桜「......」
女「......足の間に座るとは」
桜「あの、ご主人さま」
女「ん?」
桜「その......ぎゅってしてほしいです」チラッ
女「......いいよ」ギュ
桜「んっ、落ち着きますう」ゴロゴロ
女「(肩に頭のせよう)」ポフ
桜「んぅ、くすぐったいですご主人さま」ピク
女「我慢だよ、桜」ギュ
桜「はあい」ゴロゴロ
女「(落ち着くなあ)」
桜「(落ち着きますう)」
ホクホク
フキフキ
女「はい、足上げて」
桜「はい」
女「......よし」スルスル
女「はいばんざーい」
桜「はい」
女「......よし」スルスル
桜「さっきまで履いてたやつじゃないですね」
女「あぁ、さっきのは洗うから」
女「それに、こっちの方が動きやすいでしょ」
桜「はい」
女「(パンツに尻尾のとこだけ穴あけました)」
女「(なんかエロいけどまあ男に見られるわけじゃないし大丈夫でしょ)」
女「じゃあ、寝ようか」
桜「はい」
女「桜はベッドで寝てね」
桜「え、ご主人さまはどうするんですか?」
女「あたしは床で適当に寝るよ」
桜「一緒に寝てくれないんですか?」シュン
女「一緒にって言っても......ベッド狭いよ?」
女「桜がゆっくり寝られないかもしれないよ」
桜「......狭くてもいいです」
桜「ご主人さまと一緒がいいです!」
女「......そっか、分かった」
桜「!」パァ
女「一緒に寝よっか」
桜「はい!」ゴロゴロ
-------------------------------------------
女「(やっぱ狭いな......)」
女「桜、大丈夫?」チラッ
桜「エヘヘ」スリスリ
女「......」
桜「あの、ご主人さま」スリスリ
女「......どした?」
桜「その、ぎゅーってしてほしいです」
女「ふふ、いいよ」ギュー
桜「...フニュウ」ゴロゴロ
女「......」ナデナデ
桜「......んぅ」ウトウト
女「......」ナデナデ
桜「......スー」
女「......おやすみ、桜」
女「......」スヤスヤ
いいぞ
チュンチュン
女「......んぅ」
女「......」ボー
女「......」チラ
桜「......スー」ギュ
女「ふふ、かわいい寝顔ですなあ」ナデナデ
桜「......ニャ」クシクシ
女「(起こさないようにそーっと)」ソロソロ
桜「......」スヤスヤ
女「......よし」
女「ご飯作ろ」
---------------
女「桜起きてるかな」スタスタ
女「......」スタスタ
桜「......スー」スヤスヤ
女「かわいそうだけど、起こさなきゃね」
女「おーい、桜ー」ツンツン
桜「......ヤァ」クシクシ
女「あらら」
女「桜ー、ご飯食べるよー」ポンポン
桜「......んぅ?」
桜「ごしゅじんさま?」ボー
女「ごめんね起こしちゃって、ご飯食べよ?」ツンツン
桜「......あ、はあい」ウトウト
桜「ごちそうさまでした」
桜「ふぅ、まだ少し眠いです」ポワポワ
女「もうひと眠りしてていいよ」カチャカチャ
桜「はあい」ポフ
女「あたしちょっと出かけてくるから、お留守番しててね」
桜「分かりました、おやすみなさい」
女「おやすみ」ナデナデ
桜「フニャ」スー
女「......寝るの早いな」
女「さて、食器洗ったら行きますか」
女「ただいまー」
女「......」スタスタ
桜「......スー」
女「寝てる......これ渡すのは起きてからでいっか」
桜「......んん?ご主人さま?」
女「あ、起こしちゃった?」
桜「ンニャア......眠いです」ウトウト
女「まだ寝てていいんだよ、桜」ナデナデ
桜「......フゥ」ウトウト
桜「......スー」スヤスヤ
女「......お昼食べちゃお」
夕方---------
桜「......んぅ」
桜「......」ボー
桜「ご主人さま?」
女「あ、起きた」
桜「ご主人さまー」トコトコ
桜「......」ギュ
女「......」ギュ
女「よく眠れた?」ナデナデ
桜「はあい」スリスリ
女「それはよかった」
女「渡すものあるんだけど、まだ寝ぼけてるかな」
桜「うーん、少しうとうとします」ギュ
女「あはは、もうちょい待つか」ナデナデ
。。。
女「はい、これ」
桜「なんですか?これ」
女「携帯電話です」
桜「ケータイデンワ」
女「そう、それがあれば離れててもあたしとお話しできるの」
桜「へええ、すごいですねえ」
女「使い方教えるね」
女「かくかくしかじか」
桜「ふむふむ」
女「よし、試しに使ってみよう」
桜「はい!」ワクワク
女「あたし玄関に行くから桜はここにいて」
女「さっき言ったように操作してね」
桜「わかりました!」
女「よし」スタスタ
---------------------------------------------
女「大丈夫かな?ま、やってみようか」
女「......」prrr
桜「!」prrrr
桜「えっと...ここを押して」ピッ
桜「ご主人さま?」
女「あ、桜聞こえてる?」
桜『はい!聞こえてます!すごいです!』
女「あはは、使いこなしてるね」
桜「すごいですご主人さまー!」タッタッタ
女「あはは、こっち来ちゃ意味ないでしょ」ピッ
桜「あぅ」
女「今みたいに、あたしが学校いるときでもお話し出来るから、」
女「もし困ったことあったら電話してきていいからね」
桜「はい!」
女・桜「ごちそうさまでしたー」
女「さ、お風呂入って寝るだけだ」
桜「うぅ」
女「頑張って慣れてこ?」ナデナデ
桜「は、はい」
女「さ、寝るか」
女「おいで、桜」ポンポン
桜「にゃん」ポフ
桜「えへへ」ギュー
女「......」ナデナデ
女「......明日からあたし学校行かなきゃだから、」
女「桜はおうちでお留守番しててね?」
桜「はい、大体寝てるので多分大丈夫です」スリスリ
女「ふふ、そっか」ナデナデ
女「ピンポンなっても、絶対に出ちゃだめよ?」
桜「はい!」
女「よし!いい子だ!」ナデナデギュー
桜「フニャア」ゴロゴロ
女「じゃあ、おやすみ、桜」
桜「おやすみなさい」ギュー
チュンチュン
ピピピピピピピピ
女「......うるさい」ポチッ
女「朝だ...」
女「......」チラ
桜「うーん」コシコシ
女「おはよう、桜」
桜「ふわああ、おはようございますご主人さま」ポー
。。。。
女・桜「ごちそうさまでした」
女「桜もう寝る?」カチャカチャ
桜「うーん、そうします」ウトウト
女「分かった、あたしもう少ししたら学校行ってくるね」
桜「はあい、頑張ってくださいご主人さま」ポフ
女「そこの紙に色々書いておいたから、もし起きたときは読んどいてね」イソイソ
桜「分かりました」ウトウト
女「......よし」
桜「......スー」スヤスヤ
女「ふふ、行ってきます...桜」ナデナデ
桜「......ンニャ」スヤスヤ
学校-----
女友「おっすー」
女「おっす」
女友「ん?あんた髪の毛ついてるよ」
女「え、どこ?とって」
女友「ほいっと」ヒョイ
女友「長いな」
女「!」
女「(桜の毛か...)」
女「さんきゅ」
女友「昼おごってね」
女「さ、授業の用意しなきゃ」
女友「無視かい」
女「あたし今日から弁当にしたよ」
女友「えぇ......あんた一人暮らしでしょ、自分で作ってんの?」
女「うん」
女友「すげー、三日坊主になんなよ」
女「大丈夫だ」
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
女友「さあお昼です」
女友「パン争奪戦へ行く」ダッ
女「行ってら―」
女「(......桜今頃何してるかなー?)」
家------
桜「......んぅ」
桜「......ご主人さまー?」クシクシ
桜「...あれ?ご主人さまは?」キョロキョロ
桜「あ、学校だった」
桜「......」
桜「......さみしい」シュン
桜「紙に色々書いてあるんだっけ、えっと」
桜「......お腹がすいたらテーブルの上のサンドイッチ食べてて」
桜「......」チラ
桜「おお!おいしそうなものが」
桜「......ご主人さまと食べたいな」シュン
桜「うー、ご主人さまー」ウズウズ
桜「ケータイデンワ、使っていいかな......」
桜「......」ポチポチ
桜「......えい」ピッ
ブーブー
女「ん?」
女「誰だろ」スッ
女「あ、桜......なにかあったのかな」ピッ
女「もしもし、桜?」
桜「あ、ご主人さまー!」パァ
女「どしたの?」
桜「あ、えっと、その......とくに困ったことはないんですけど」
女「?」
桜「ご主人さまの声が、その...聞きたくて」
女「(彼女か!)」
女「ふふ、寂しくなっちゃった?」
桜「うぅ、、はぃ」
女「ごめんね、今お昼食べてるところだよ」
女「あと、5時間くらいで帰れると思う」
女「あ、サンドイッチ食べた?」
桜「まだ食べてないです、ご主人さまと食べたくて......」
女「えぇ...あたし帰るのまだまだ先だよ」
女「今食べちゃいな」
桜「うう、でも」
女「......じゃあ電話しながら一緒に食べよ」
女「(行儀悪いけど、仕方ない)」
桜「!...わかりました」
桜「よいしょ」
桜「じゃあ、いただきます」
桜「はむ...おいしいです!」
女「よかった」
桜「はむはむ」
桜「ごちそうさまでした!」
女「(早っ!)」
桜「...私、ご主人さまがいなくても我慢します」
女「うん、ごめんね」
桜「......なるべく早く帰ってきてくれると、嬉しいです」
女「うん、頑張る」
桜「それじゃ、学校頑張ってください!」
女「ありがと、じゃあね」
桜「はい!」
ピッ
女「ふぅ」
女友「おいおい、なんだそんな嬉しそうな顔して」
女「え」
女友「......男が出来たな?」
女「違うわ、てかそんな嬉しそうだった?あたし」
女友「そりゃもう、なんか柔らかい笑顔でした」
女「やめて、恥ずかしい」
女友「男じゃないなら、何なんだ?」
女「あー、説明すんのめんどいから秘密」
女友「なにいい!?まいいや」モシャモシャ
女「......ねえ女友」
女友「ん?」
女「犬とか猫が人間に変身するって、有り得ると思う?」
女友「いやないだろ、絶対ない」
女友「アニメの見過ぎだぞー」モシャモシャ
女「アニメ見とらんわ......だよねえ」
女友「うまうま」ムシャムシャ
女「(不思議だなあ)」
キーンコーンカーンコーン
女友「終わった」
女「疲れた」
女友「じゃあ、帰るわ」
女「うん、じゃあね」
女友「......」スタスタ
女「(ちょっと図書室にでも行ってこよう)」スタスタ
女「(桜の一族の事書いてある本とか、置いてあるといいな)」
。。。
女「(......無かった)」
女「(うーん、ますます謎だなあ)」
女「(帰ろっと)」
ガチャ
女「ただいまー」
女「(......寝てるのかな?)」スタスタ
女「桜ー?」
桜「......スー」スヤスヤ
女「寝てる」ナデナデ
女「先にご飯つくっちゃおっと」
。。。
女「よし出来た、桜起こそう」
女「桜ー、ご飯出来ましたよー」ポンポン
桜「......ンニャ?」クシクシ
桜「......」ボー
桜「!...ご主人さまー!」ポフ
女「わっ!」ギュ
桜「ご主人さまー」クンクン
女「んっ、くすぐったいよ桜」ナデナデ
桜「はぁぁ、落ち着きます」ギュウ
女「ふふ、ごめんね遅くなって」ギュウ
桜「んんぅ、大丈夫です」スリスリ
桜「ご主人さますきぃ、いい匂いします」スリスリ
女「(またこの子は恥ずかしいこと言って......)」ナデナデ
女「ありがと、じゃあご飯食べよ?」
桜「はい!」
女「布団」スッ
桜「はい」
女「......」
桜「......」ギュ
女「......」ナデナデ
桜「あの、ご主人さま」
女「......ん?」
桜「今日、ごめんなさい」シュン
女「......」
桜「何もないのに、電話かけて......」
桜「また、迷惑かけちゃった」グス
女「...桜」ギュー
女「前も言ったけど、それくらいの事は全然大丈夫だよ」ナデナデ
桜「うぅ」グス
女「!......泣かないで、桜」ギュ
女「桜は、少し遠慮しすぎだよ」ナデナデ
桜「......」グリグリ
女「我慢しないで、わがまま言いな」ギュー
桜「......ありがとうございます、ご主人さま」ギュー
女「じゃあ、寝よっか」
桜「はい、おやすみなさい」
女「おやすみ」
夏休み前土曜日-----
女「(桜もだいぶ人間の生活に慣れてきたな)」ジー
桜「......」ポフポフ
女「ねえ桜」
桜「!なんですか?ご主人さま」トコトコ
女「桜がうちに来る前って、ずっとあのへんに住んでたの?」
桜「......ニャ」ギュ
桜「そうですよお」スリスリ
女「そっか」ナデナデ
女「(明日そこの神主さんに話聞きに行こうかな)」
女「桜って、猫の姿には戻らないの?」ナデナデ
桜「うーん...戻れることは戻れるんですけど、」
桜「猫の姿に戻ると、ご主人さまとお話し出来なくなっちゃいます」スリスリ
女「あ、そっか......でも一回戻れるか試しておきたいな」ナデナデ
桜「ご主人さまがそう言うなら、分かりました」スッ
トコトコ
桜「いきます」
女「......」ゴクッ
ぽんっ......もくもくもく......
女「!」
もくもくもく...
桜「ニャニャニャニャ!」バタバタ
女「あ、服の中で戻っちゃったのか」
女「出してあげないと」スッ
桜「......フニャ」フゥ
女「ほんとに戻ってる...」ナデナデ
桜「......」スリスリ
女「あたしの言葉、わかる?」
桜「......ニャア」コク
女「おお、すごいな」ダキッ
桜「......」ゴロゴロ
女「(しかし、かわいいなこの子)」ナデナデ
桜「......」ペロペロ
女「あはは、くすぐったいよ」オロシ
女「じゃあ、人間の姿に戻ろうか」
桜「......ニャ」コク
ぽんっ......もくもくもく......
女「!」
もくもくもく...
桜「ふぅ...」
女「(素っ裸!)」
桜「......どうでしたか?」トコトコ
女「凄いねえ、桜は」
桜「えへへ」ギュ
女「......」ナデナデ
女「服着ようね、桜」
桜「あ、はい」スッ
女「(綺麗な体してるなー)」ジー
桜「服着ました」ジャン
女「もう慣れっこだね、成長だ」ナデナデ
桜「やった!嬉しいです」ギュ
女「ふふふ」ギュ
女「(明日、収穫あるといいなあ)」ナデナデ
かわいい
甘々なの最高です
読んでくれてる人いたらごめんなさい
今週は投下出来なさそうです
ファッ!?と思ったけどもう木曜か
待ってるよ
次の日------
女「じゃあ桜、あたし出かけてくるね」
桜「はあい、いってらっしゃいませー」ウトウト
女「......」スタスタ
ガチャ
女「(突然行って大丈夫かな......)」スタスタ
女「(優しい人だといいな)」スタスタ
神社------
女「涼しい...」
女「(うーんと、神主さんはこの辺の家に住んでるのかな)」
女「聞いていくしかないか......」
女「(桜のためにも、がんばろう)」
女「(一番それっぽい家から行くか)」スタスタ
女「......」ポチ
ピーンポーン
「はい」
女「あ、突然すみません」
女「あたし○○高校の女といいます」
女「今調べものをしていて、そこの神社の宮司さんにお話を聞きたいと思いまして」
「分かりました、ちょっと待っててね」
女「はい」
女「(よかった、ここの家の人なんだ......)」
パタパタ
ガラッ
お婆さん「待たせてごめんなさいね、さ、上がってちょうだい」
女「あ、ありがとうございます」
お婆さん「それにしても、今時調べものなんて珍しいわねえ」スタスタ
女「あはは、ちょっとややこしいことがありまして......」スタスタ
お婆さん「勉強熱心なのねえ」スタスタ
お婆さん「ここの部屋で待ってて頂戴、いまあの人呼んできますからね」
女「あ、ありがとうございます」
女「ふぅ」
。。。
スタスタ
お爺さん「......待たせたね」
女「あ、あの初めまして」
女「あたし○○高校の女といいます」
お爺さん「女房から聞いたよ、それで、何を聞きたいんだ?」
女「......この神社周辺の、猫についてなんです」
お爺さん「......」
女「この辺の猫って、なにか特別な種類が存在したりしてませんか?」
お爺さん「......お嬢さん」
女「はい」
お爺さん「どうして、そう思う?」
女「......それは」
女「(桜のこと、教えちゃってもいいのかな......)」
お爺さん「......なにか、言えない事情があるらしいな」
女「!」
お爺さん「......わしはまだ、見たことがない」
お爺さん「お嬢さんは見たのかもしれんな、その猫を」
女「!」
女「(この人は、知ってるんだ......桜たちの存在を)」
女「あの、言います」
女「あたし今、猫と一緒に住んでいて」
お爺さん「......」
女「その子は、なぜか......」
女「人間になれるんです」
お爺さん「!」
お爺さん「その話、本当か?」
女「はい」
お爺さん「......まさか、わしが目の当たりにするとわな」フフ
女「?」
お爺さん「少し話をしよう」
お爺さん「わしの一族は、代々ここの神社を守る役目を負ってきた」
お爺さん「それはもう、ずっと以前から続いていたらしい」
お爺さん「わしの爺さんから聞いた話なんだが、」
お爺さん「わしの爺さんの爺さん、つまり高祖父だな」
お爺さん「その高祖父が一度だけ猫が人間に化ける所を見たらしいんだ」
女「!」
女「それって......」
お爺さん「ああ、君が一緒に住んでいる猫の先祖だろうね」
お爺さん「......だがこれまでその言い伝え、書物はあっても」
お爺さん「実際に目撃したという確かな情報は、一切無かった」
女「......」
お爺さん「少し待ってなさい、今その書物を持ってくる」
女「ありがとうございます」
女「(ほんとにいるんだ、実感湧かなかったけど)」
。。。
お爺さん「待たせたね、これがその書物だ」
女「!」
女「(文字はくねくねしててよく読めないけど、)」
女「(この絵は桜が変身するときと同じだ!)」
女「この絵、うちの猫が変化するときと全く同じです」
お爺さん「そうか!......本当に、いたんだな」
女「あの、この本にはなんて書いてあるんですか?」
お爺さん「......簡単に言うと、昔、猫と暮らしていた」
お爺さん「ある日突然獣の耳を生やした人間が現れた」
お爺さん「その人間は自分が猫であるという」
お爺さん「変化の瞬間を目の当たりにした」
お爺さん「信じられない、夢のようだ」
お爺さん「......とまあ、こんな感じだな」
お爺さん「詳しいことは載って無いようだ」
女「そうですか......」
お爺さん「その猫について、もっと知りたいか?」
女「はい」
お爺さん「そうか...じゃあこの本の出所を教える」
女「ほんとですか!?」
お爺さん「ただし、条件がある」
女「?」
お爺さん「その猫をわしのところに連れてきてくれ、」
お爺さん「別に取って喰おうなんて思ってるわけではないから安心してくれ」
お爺さん「ただ、死ぬ前に一度だけでもその姿を見たくてな」
女「分かりました」
お爺さん「それと、今見聞きしたことはなるべく漏らさないように」
女「はい」
お爺さん「周りに漏らさないと信用できる人になら、教えてあげても構わない」
女「......」
お爺さん「......それくらいだな」
お爺さん「もし連れてくる気になったら、電話でも寄越しなさい」カキカキ
お爺さん「これが、家の電話番号だ」
女「......分かりました」
女「あの、色々ありがとうございました」
お爺さん「いや、礼を言うのはこっちの方さ」
お爺さん「今でも信じられないよ......その猫、大事にしてあげなさい」
女「はい......それじゃあ、帰ります」
お爺さん「ああ」
女「ありがとうございました」
スタスタ
ガラ
女「ふぅぅ」
女「(昔からいたんだ、桜の一族は)」
女「ただいまー」
女「......」スタスタ
桜「......スー」スヤスヤ
女「......」ナデナデ
桜「......ン」スヤスヤ
女「かわいいですね」ナデナデ
桜「......」スヤスヤ
----------------------------------------------
夜-----
女「ねえ桜」
桜「なんですか?ご主人さま」ポフポフ
女「......あたし以外の人間に、会ってみない?」
桜「!......ご主人さまじゃない人間ですか」
女「その人ね、桜のご先祖様について何か知ってるかもしれないんだ」
桜「ほんとですか!」
女「うん、実は今日会ってきたの」
桜「......ご主人さまは、私に会ってほしいですか?」
女「うーん、桜自身のこともっと知りたいからねえ」
女「あたし的には会ってほしいかな」
桜「......分かりました、会ってみます」
女「ありがと、桜」
女「あとさ、あたし以外の前で変身て出来る?」
桜「それはちょっと、難しいかもしれないです」
女「ありゃ、その人ね、桜が変身するところ見たいらしいの」
桜「うーん、ご主人さまの前だと簡単なんですけど」
桜「他の人間の前となると、緊張してダメかもしれないです」
女「そっか、うーんどうしよう」ムム
桜「練習します、私」
女「おお、でもどうやって?」
桜「......どうしましょう?」
女「......あたし、友達連れてこようか?」
桜「いいんですか?」
女「うん、問題ない」
桜「ありがとうございます、ご主人さまのためにも頑張ります!」
女「ふふ、ありがと」ナデナデ
桜「......ニャア」ギュ
夏休み---------
女「最初の一週間で課題終わらせてやったぜ」
桜「すごいですご主人さま」ナデナデ
女「桜ー」ギュ
桜「えへへ、ご主人さまー」ギュ
女「ごめんね、最近あんまり構ってあげられなくて」ナデナデ
桜「いいんです、私のために頑張ってくれたんですよね?」スリスリ
女「うん、今年の夏休みは桜のために使いたかったからね」ナデナデ
桜「嬉しいです、ご主人さま」スリスリ
女「......変身の練習、いつごろからやる?」
桜「私はいつでも大丈夫です!」
女「明日でも?」
桜「......がんばります」ギュ
女「うん、がんばろうね」ギュウ
女「もしもし、女友?」
女友『はいはい』
女「明日暇?」
女友『......まあ暇』
女「じゃあうち来て、ちょっと見せたい人?もの?があるから」
女友『おもしろいものか?』
女「まあ、退屈はしないよね」
女友『分かった、お昼食べたら行きますわ』
女「はいよー、じゃ」
女友『うい』
ピッ
--------------------------------------------
夜-----
女「桜、明日来る奴なんだけど」
桜「...!」
女「女友っていうんだ」
桜「女友さんですか......」ギュ
女「......怖い?」ギュー
桜「ん...ご主人さまがいるから大丈夫です」スリスリ
女「まあ最初だから、変身できなくても大丈夫だからね」ナデナデ
桜「はい」ギュウ
女「それに、悪い奴じゃないから安心して」ナデナデ
桜「わかりました、がんばります」スリスリ
女「ん、じゃあおやすみ」
桜「おやすみなさい、ご主人さま」
次の日-----
女「さ、もうすぐ来るよ」
桜「......はい」
女「(めっちゃ緊張してる......)」
桜「......」
ピーンポーン
桜「!」
女「来たね、呼んでくるよ」
桜「は、はい」
女「......」スタスタ
ガチャ
女友「おっす」
女「おっす、上がって」
女友「うい」
ポンッ...モクモクモク...
女友「ん?何の音だ?」
女「あ」
女「(猫に戻っちゃったか?)」
女「なんだろ、分からん」スタスタ
女友「なんだそれ」スタスタ
ニャー
女友「ん?服の中から鳴き声が......」
女「(戻っちゃったか......)」スッ
女「大丈夫?桜」
桜「ニャ」
女友「か、かわいい!」
桜「!」ビク
女友「こっちおいでー」ヒラヒラ
女「......」
桜「......」スリスリ
女友「......なんであんたの方に行くんだ」
女「しょうがないだろ、慣れてないんだから」ナデナデ
女友「この子が昨日言ってた見せたいものか?」
女「まあ、そうであってそうでないというか」
女友「?どういうことだ?」
女「......もう少し経ったら話すよ、ね、桜」ダキッ
桜「......ニャ」ゴロゴロ
女友「桜ちゃんていうのか、女の子?」
女「そう、かわいいだろ」
女友「うむ、かわいすぎるぞ」
女「よかったね、桜」ナデナデ
桜「......」ゴロゴロ
女「もう少し待っててくれ」
女友「はいよ」
桜お昼寝中-----
桜「......」スヤスヤ
女「寝たかな」ナデナデ
女友「あんた猫飼ってたのか」
女「ああ、まあね」
女友「かわいい猫ちゃんですな」
女「ほんとだよ、ずっと撫でていられる」ナデナデ
女友「で、見せたいものはなんですか?」
女「うーん、どうせ言っても信じないしなぁ」
女友「まあまあ、とりあえず言ってみな」
女「この猫ちゃん、実はね」ナデナデ
女友「うん」
女「......人間になれるんだ」ナデナデ
女友「......」
女「......」
女友「......」
女「......」
女友「......頭大丈夫?」
女「心配そうな目で見るな!」
女友「いや、だってねえ......」
女「だから言いたくなかったんだ」
女友「え、マジなの?」
女「マジ」ナデナデ
女友「えぇ......」
女「......」ナデナデ
女友「......」
桜「......ニャ」スヤスヤ
女友「いつ人間になる?」
女「うーん、この子は落ち着いたら人間になれるって言ってたけど」
女友「......」
女「......あんた今日泊まっていかない?」
女友「突然だな」
女「もしかすると今日一緒に過ごしたら、明日起きたとき見られるかも」
女友「そうか、じゃあ泊まっていくわ」
女「軽いな」
女友「まあ見てみたいからな」
女友「んじゃちょっと着替えとか取ってくる」
女「あいよー」
-----------------------------------------
夜-----
女「ご飯作るか」
女友「おお」
女「桜の分は今日は猫用かな」
女友「あんた色々料理出来るのね」
女「まあね」
女友「桜ちゃん撫でてていい?」
女「まあいいけど、起こさないようにね」
女友「はいよー」
女友「......」ナデナデ
桜「......」スヤスヤ
女友「ほんとかわいいなあ」ナデナデ
女友「......ほんとに人間になれるんですか?」ナデナデ
桜「......フニャア」スヤスヤ
女友「ああ^~」ナデナデ
。。。
女「出来たぞー」
女友「おお、うまそう」
女「食い過ぎんなよー」
女「......桜、起きて」ポンポン
桜「......ニャ」クシクシ
女「ご飯出来たよ?一緒に食べよ」ナデナデ
桜「......ニャア」トコトコ
女「よし、食べよう」
女・女友「いただきまーす」
桜「......」パクパク
女・女友「ごちそうさまでした」
女友「うまかったー」
女「それはよかった」
女友「桜ちゃんはどこー?」
桜「......」ペロペロ
女「毛づくろいしてる」
女友「かわいい」
女「女友、先に風呂入ってきて」
女友「え、いいの?」
女「うん、腐っても客人だからね」
女友「ひでえなおい、じゃお先」
女「うい」
-------------------------------------
女「桜ー、ちょっと来て」
桜「!......ニャ」トコトコ
女「はい」ダキッ
桜「......」ペロペロ
女「あのね桜、今日あいつ泊まるからね」
桜「......ニャア」ペロペロ
女「ごめんね、勝手に決めて」ナデナデ
桜「......」スリスリ
女「あいつと仲良くしてくれると、嬉しいな」ナデナデ
桜「ニャア」ペロペロ
女「......あたしが桜を守るから、安心して」ギュウ
桜「ニャ」ギュ
。。。
女友「ふぃー、つぎどうぞー」
女「はーい」
女「じゃあ桜、あたしお風呂入ってくるね」
桜「......ニャア」
女「......」スタスタ
女「(桜、大丈夫かな......)」ソワソワ
。。。
女友「......」チラ
桜「......」ジー
女友「(めっちゃ見られてる!)」
女友「桜ちゃん?」
桜「......」ピク
女友「......」
桜「......」トコトコ
女友「(こっち来た!)」ワクワク
桜「......」スリ
女友「(ああ^~)」
桜「......」ジー
女友「(触っても大丈夫か?)」
女友「......」ナデ
桜「...!」ビク
女友「あ、ごめんね」
桜「......」スリスリ
女友「......」ナデナデ
桜「......」スリスリ
女友「(ああ^~)」
。。。
女友「それでね、女ってば電話してるときそりゃもうかなり、」
女友「かなり嬉しそうな顔してたんだよ!」ナデナデ
桜「......ニャ」スリスリ
女友「(ああ^~)」
女友「かわいいねえ、桜ちゃん」ナデナデ
桜「......」クシクシ
桜「!」スタスタ
女「ふぅ、さっぱり」スタスタ
桜「ニャ」スリスリ
女「あ、桜」ダキッ
女友「あー、羨ましいぃ」
女「...そう?」ナデナデ
桜「......」ペロペロ
女「くすぐったいよ、桜」ギュ
女友「かわいい」
女「......」
女友「......」
女「寝るか」
女友「はい」
女「あんた床ね、布団敷いてあげるから」
女友「はい」
女「桜はあたしと寝ようね」ナデナデ
桜「ニャ」ゴロゴロ
女友「えーずるい」
女「ずるくないはいおやすみ」
女友「はい」
チュンチュン
女友「......うぁぁー、背中痛えよぉぉ」
女友「......朝だ、トイレトイレ」ヨッコラ
女友「......ん?」チラ
女友「......は?」
女友「おわああああああ!?」
女友「(女と裸のコスプレ美少女が抱き合って寝てる!?)」
女「う、うううん」ゴシゴシ
女「朝からやかましい奴だなぁ」
女「......あ、桜戻ってる」
女友「え?桜ちゃん?は?」
女「桜―、朝だよ起きて」ポンポン
桜「......フニャア」クシクシ
桜「んぅぅ......おはよおございますご主人さま」ギュ
女「おはよ、桜」ナデナデ
女友「」
女「あ、桜、女友に挨拶して」
桜「......!お、女友さん!」
女友「」
桜「私、ご主人さまと一緒に住んでる桜といいます」ペコ
桜「昨日は失礼な態度を取ってしまって、すみませんでした!」
桜「...こんな感じで、大丈夫ですか?ご主人さま」ギュ
女「うん、よく頑張ったね桜」ナデナデ
桜「えへへ」ギュウ
いいぞ
>女と裸のコスプレ美少女が抱き合って寝てる
なんて素晴らしい光景なんだ
女友「」
女友「......はっ!?」
女友「あ、頭が追い付かない」
女友「ええと、なに、なんだ」
女友「桜ちゃん?」
桜「はい」ギュ
女友「あの猫ちゃんなの?」
桜「そうです」グリグリ
女友「えええ、信じられん」
女友「マジだったのかー」
女「信じてもらえたか」ナデナデ
女友「ああ、まあ......というか」
女友「一つ聞いていいか」
女「?」
女友「なんであんたら抱き合ってんだ?しかも桜ちゃん裸だし」
女「なんでって言われてもなあ」
桜「ご主人さまとぎゅっとすると落ち着きます」ギュ
女「ありがと、桜」ナデナデ
桜「えへへ」スリスリ
女友「(カップルかよ!)」
女友「......まあもうなんでもいいや」
女「服着ようか、桜」
桜「あ、はい」
女友「(恥ずかしくないのかなあ)」
女「じゃああたしご飯作るね」
桜「はあい」
女友「うい」
。。。
女友「桜ちゃん」
桜「なんですか?」
女友「その耳と尻尾どうなってんの?」
桜「これですか?」ピョコピョコ
女友「(動いてる!?スゲエ!!)」
女友「触ってもいい?」
桜「あ、耳ならどうぞ」スッ
女友「......」サワサワ
桜「どうですか?」
女友「あったかい、不思議」
桜「私も不思議です」ピョコピョコ
桜「あの、女友さん」
女友「んー?」
桜「昨日言ってた話ってほんとですか?」
女友「ん?どれのことだ?」
桜「その、ご主人さま私と電話してるとき嬉しそうだったっていう」
女友「ああ、その話ね」
女友「本当だよ、すごいニヤけてた」
桜「......そうですか、えへへ」ニマ
女友「......嬉しそうですね、桜ちゃん」
桜「はい!ご主人さまが私で喜んでくれるなんて」
桜「すごく嬉しいです」ニコニコ
女友「(彼女か!!)」
女友「ねえ、桜ちゃん」
桜「?」
女友「女のことは好き?」
桜「はい、大好きです!」
女友「......それは、どういう好きなんだ?」
桜「ええと、よく分からないです......好きにも種類があるんですか?」
女友「うむ、その通り」
桜「私がご主人さまを好きなのはどの好きなんでしょう」
女友「うーん、どれだろうね」
女友「桜ちゃんはあいつとチューしたい?」
桜「ふぇぇ!?ちゅーですか?」
女友「うん」
。。。
桜妄想中-----
女「ねえ桜、こっちむいて」
桜「?なんですかご主人さm」クル
女「んっ......」チュ
桜「!?」ビク
女「可愛いよ、さくら」ボソ
桜「ふぇぇ///」
女「...」チュ
桜「ん......ごひゅじん......しゃまぁ」チュ
。。。
桜「///」ボンッ
桜「(なんか、むずむずします//)」
女友「!?」
桜「フニャア///」
女友「顔真っ赤だよ、桜ちゃん!」
桜「わ、私......ご主人さまとちゅーしてみたいです//」テレテレ
女友「(おやおやこれは......そっちということでいいんだな)」
女「おーい、ご飯出来たぞー」
女「って、桜顔真っ赤だよ!どうしたの?」
桜「ふぇぇ!?//な、何でもないですご主人さま//」
女「ほんと?心配だなあ」ナデナデ
桜「///」プシュー
女友「罪な女ねえ」クネクネ
女「何言ってんだ、その動き気持ち悪い」
女「ほらご飯食べるよ」
--------------------------------------------
女友「ごちそうさま」
女「(今日は桜がやけに静かだ......)」
女「桜......ほんとに大丈夫?」
桜「ふぇ!?あ、あの......その、大丈夫、です///」
女友「(重症ですなこれは......面白い)」フム
女「......」
女友「じゃあ私はそろそろお暇しましょうかねえ」
女「お、そうか......ありがとね色々と」
女友「うむ、また呼んでくれ」
女「ほら桜、挨拶して」
桜「は、はい」
女友「あ、桜ちゃんちょっと来て」
桜「?なんですか?」
女友「桜ちゃんあのね、君の、女に対する好きは恋なんです」コソコソ
桜「!?///」
女友「残念なことに、あいつはまだ桜ちゃんにその気持ちを持っていません」コソコソ
桜「はい......」シュン
女友「でも諦めちゃだめだよ、桜ちゃん」コソコソ
女友「アタックですよ!アタック!ちゅーしなさい!」コソコソ
桜「......」
女友「少しずつでいいから、意識してもらえるように頑張ってね」コソコソ
桜「......はい!ありがとうございます、女友さん」
女友「うん、じゃあね」ナデナデ
女友「じゃあまた学校でなー」
女「はいよー」
ガチャ
女「ふぅ......桜、最後なにコソコソ話してたの?」
桜「あ、あのそれは......秘密、です//」
女「?......そっか」
女「あたし、色々片づけるから桜はベッドにいてね」
桜「あ、はい」
---------------------------------------------
桜「......」ジー
女「......ん?どうかした?」ニコ
桜「!?//」バッ
女「(あっち向いた......どうしたんだろ?)」
桜「(あうう......恥ずかしくてご主人さまと目を合わせられない//)」ポフ
女「......」
-------------------------------------------
夜ベッド-----
女「(今日一日桜が目を逸らしてた)」
桜「......」ポフポフ
女「ねえ、桜」
桜「!」
女「ほんとにどうしたの?調子悪いんじゃない?」
桜「あ、その、えっと//」アセアセ
女「......調子悪かったら言って、心配だから」
桜「あの、違うんです......//」
女「?でも顔赤いよ、桜」ジー
桜「あぅぅ//」
女「熱はないみたいだけど」スッ
桜「//」プシュー
桜「あああ、あのご主人さま!!//」
女「わっ、な、なに?」
桜「ご主人さますきです!!」ギュ
女「わっ、......どうしたの、突然」ナデナデ
桜「うぅぅ//」ギュウ
女「あたしも好きだよ、桜のこと」ナデナデ
桜「ほんとですか!」パァ
女「うん」ナデナデ
桜「えへへ//......嬉しいです」ギュー
女「......」ナデナデ
桜「じゃ、じゃあその......//」
女「?」
桜「......ちゅーしていいですか?//」ギュ
女「え゛」
桜「えっ......ご主人さまは、私とちゅーしたくないですか?」
女「(何を言ってるんだこの子は......)」
女「えっと......桜はあたしとキスしたいの?」
桜「うぅ......はい//」
女「(まじか......)」
女「あ、あのね桜、あたしはキスしたいとかじゃなくって......」
桜「!......やっぱり、ご主人さまは私のこと......」ウルウル
桜「......好きじゃ、グス......ないんですね」ポロポロ
桜「...ウ......グス」ポロポロ
女「(あああああああ!?泣かせちゃった!)」
女「ち、違う!違うよ桜!」ギュ
女「聞いて桜!あたしは桜のこと好きだよ!」
桜「ウゥ...ハイ......」ウルウル
女「ただ、キスしたいとかじゃなくて、なんて言うんだろう」
女「ええっと、なんだ?言葉が出てこないぞ」アセアセ
桜「......やっぱり......グス」ポロポロ
女「(うわあああ!何やってんだあたし!)」アワワワ
女「(ええい!)」
女「桜、」
桜「......?」ポロポロ
女「」チュ
桜「!」ポロポロ
女「泣かないで、桜」ギュ
桜「ご、ご主人さまぁ」ウルウル
女「桜のことは大好きだよ」ナデナデ
桜「ご主人さまぁ」ギュー
女「可愛い顔が台無しだぞ?」ナデナデ
桜「......//」ギュウ
桜「ご主人さま」グリグリ
女「......なあに?」ギュ
桜「だいすき、です//」ギュウ
女「うん、ありがと」ナデナデ
桜「(ほっぺだったけど、嬉しいな//)」スリスリ
女「......寝ようか、桜」
桜「......はい」ギュ
--------------------------------------------
夏休みある日-----
女「桜、前に話した桜のご先祖様知ってるかもしれない人のこと」
女「覚えてる?」
桜「はい、ばっちりです」ギュウ
女「(なんかあの日からくっついてることが多くなったな...)」ナデナデ
女「そろそろ会いに行こうと思ってるんだけど、どう?」
桜「!......大丈夫です」クンクン
女「よかった、じゃあ明後日行ってみようか」ギュ
桜「はい、がんばります!」
女「うん、がんばろう」ナデナデ
桜「あ、あのご主人さま、」
女「ん?」
桜「その、ちゅーしてほしいです//」ギュ
女「(キスもよくせがんでくるようになった......)」
女「......いいよ」
女「」チュ
桜「......ニャ」エヘヘ
桜「ご主人さますきです」グリグリ
女「......ありがと」ナデナデ
女「(......)」
----------------------------------------
prrr
女「もしもし」
お婆さん「はいもしもし」
女「あ、あたし夏休み前にお伺いした女です」
お婆さん「ああ、あの時の」
お婆さん「あの人に代わりますか?」
女「あ、お願いします」
お婆さん「はあい、ちょっと待っててくださいね」
お爺さん「はいもしもし」
女「あ、お久しぶりです、女です」
お爺さん「それで、どうしたんだ」
女「はい、明後日そちらに猫と一緒に伺おうと思って」
お爺さん「!......そうか、会ってくれるか」
女「はい、うちの子も合意してくれました」
お爺さん「......ありがとう」
女「いえ、お昼を食べたら行こうと思ってます」
お爺さん「ああ、待ってるよ」
女「......それでは」
お爺さん「ああ」
ガチャ
女「ふぅ」
-------------------------------------------
当日-----
女「さ、行こうか桜」
桜「はい!」
女「外出るとき、耳と尻尾見られるとまずいから」
女「猫の姿に戻ってもらっていい?」
桜「あ、わかりました」
桜「......ご主人さま」
女「ん?」
桜「......その、お外では側にいてください」ギュ
女「うん、絶対離れない」ギュ
女「安心して」ナデナデ
桜「ありがとうございます、では」
ぽんっ......もくもくもく...
桜「ニャ」
女「よし、」ダキッ
女「しっかりつかまっててね、桜」
桜「ニャア」ギュ
女「......」ナデナデ
読んでくれてる人ありがとうございます
結構長くなりそうですごめんなさい
少し聞きたいんですけどftnrはありでしょうか
乙です!
個人的には趣味じゃない…けどどっちに生えるかにもよるかなw
ありだよ
乙
なぁに尻尾がちょっと増えるだけさ
俺は無理
生えたらもう百合とは別物だと思ってる
只の男の代わりな存在と
ありがとうございます
それについては後々考えていきます
女「......ついた」
女「......」ポチ
ピーンポーン
お婆さん「はあい、あら」
女「こんにちは」
お婆さん「話はあの人から聞いてるわ、その子が例の猫ちゃん?」
女「はい、桜っていいます」
桜「......」ギュ
お婆さん「桜ちゃん、今日はよろしくね」
お婆さん「さ、上がって」
女「はい......桜、がんばろうね」ギュ
桜「......ニャ」スリスリ
---------------------------------------------
女「この子が、お話しした猫です」
お爺さん「......そうか、よく来てくれた」
女「桜っていいます」
お爺さん「桜、か......君が名付けたのか?」
女「あ、はい」
お爺さん「......いい名前だ」
女「ありがとうございます」
桜「......」スリスリ
女「......」ナデナデ
お爺さん「......では、見せてもらってもいいか?」
女「!......はい」
女「桜、大丈夫?」
桜「ニャ」
女「じゃあ、やりますね」
女「人間になったとき裸なので、物陰に隠れられるものがあるといいんですけど」
お爺さん「そうか、母さん」
お婆さん「はあい?」
お爺さん「あの屏風を持ってきてくれ」
お婆さん「分かりました」
。。。
お爺さん「これで、大丈夫か?」
女「はい、ありがとうございます」
女「さ、桜こっち」
桜「......」トコトコ
女「......出来る?」
桜「ニャ」コク
女「よし、お願い」
お爺さん「......」
お婆さん「......」
ぽんっ......もくもくもく......
お爺さん「......!」
お婆さん「......!」
女「これに着替えて」
桜「あ、はい」スルスル
女「じゃあこっち来て、桜」
桜「はい」トコトコ
お爺さん「......なんてことだ」
お婆さん「......まあ可愛らしい」
桜「は、はじめまして......ご主人さまと一緒に住んでる、桜といいます」ペコ
お婆さん「あらあら、ご丁寧にどうも」
女「これで、信じてもらえましたか?」
お爺さん「ああ、まさか、こんなことが」
お婆さん「すごいですねえ」
桜「......」チラ
女「ん?」
女「(手握っててあげよう)」ギュ
桜「!」
桜「エヘヘ」ニコ
女「......」フフ
女「これで、お話し聞かせてもらえるでしょうか」
お爺さん「......ああ、約束だからな」
お爺さん「これを見てくれ」スッ
女「あ、この前の」
お爺さん「そうだ、これの最後だ」
お爺さん「ここには、この書物の出処が書いてある」
女「......読めないです」
お爺さん「陸前・離島と書いてある」
女「?」
お爺さん「......今で言うところの、宮城県だ」
女「宮城ですか......」
お爺さん「そうだ」
女「ここからは、少し遠いですね」
お爺さん「ああ、だがおそらくここになら他にも書物があるに違いない」
女「!......そこに行けば」
女「桜、ご先祖様のことがわかるかもしれないよ」
桜「ほんとですか!」
女「うん」
お爺さん「わしが教えてあげられるのはこれくらいだ、すまん」
女「いえ、貴重な情報です、ありがとうございました」
女「桜も、お礼言って」
桜「あ、ありがとうございます」ペコ
お爺さん「いや、こちらこそ、素晴らしいものを見ることが出来た」
お爺さん「ありがとう」
女「いえいえ」
女「......それじゃ、あたしたち帰ります」
お爺さん「......君たちは、宮城に行くのか?」
女「そのつもりです、この子の事、もっと知りたいですから」
お爺さん「そうか、頑張ってくれ」
女「はい」
女「......桜、猫の姿に戻って」
桜「あ、はい」
ぽんっ......もくもくもく......
桜「ニャ」ピョン
女「よいしょ」ギュ
女「......ありがとうございました、お邪魔しました」
お爺さん「なにかあったら、いつでも来なさい」
女「はい」
女「ただいまー」
女「ふぅ、よいしょ」
桜「......」トッ
女「戻っていいよ、桜」
ぽんっ......もくもくもく......
桜「ご主人さまー!」ギュ
女「お疲れさま、よく頑張ったね」ギュウ
桜「はい、ご主人さまのために頑張りました!」スリスリ
女「ふふ、ありがと」ナデナデ
桜「あの、ご主人さま」ソワソワ
女「ん?......キスしてほしいの?」
桜「!」コクコク
女「いいよ」チュ
桜「ん......えへへ//」ギュ
女「......服着ようね、桜」
桜「あ、はい」
---------------------------------------
お風呂-----
女「ふぅ」チャプ
女「(宮城かぁ......遠いな)」
女「(桜に電車とか飛行機はキツいよね......)」
女「(車で行くしかないかな......)」
女「(親には話せないし、自分で運転するしかないか......)」
女「......」
。。。
女「......」ジー
桜「......」ポフポフ
女「(布団で遊んでる......)」ジー
女「......ねえ桜」
桜「!......なんですか?」トコトコ
女「宮城に行くの、まだ先でも大丈夫?」
桜「はい、ご主人さまが行きたいときで大丈夫です」
女「......ごめんね、ありがと」
桜「はい」
桜「......」チラ
女「......ん?」
桜「......//」ウワメ
女「......おいで」ニコ
桜「!」ギュ
女「......ごめんね、あたしがまだ車運転できないから」ギュウ
桜「ん......//」ギュ
女「......」ナデナデ
桜「私は大丈夫です、ご主人さま」スリスリ
女「うん、ありがと」ギュ
桜「ん......あ、あの//」チラ
女「......うん」
女「」チュ
桜「......//」ギュー
女「(......かわいい)」ナデナデ
女「寝よっか」ナデナデ
桜「はい」ゴロゴロ
-------------------------------
夏休みが終わって-----
女「じゃあ桜、あたし行ってくるね」
桜「うぅ......頑張ってください、ご主人さま」シュン
女「ごめんね、なるべく早く帰ってくるようにするから」ギュ
桜「はぃ」クンクン
女「......」
女「」チュ
桜「!//」
桜「わ、わたし頑張って待ってます!//」
女「うん、ありがと」ナデナデ
女「じゃあ、行ってきます」
桜「はい!」フリフリ
。。。
桜「......」
桜「ご主人さま......」
桜「(ほっぺにしかしてくれない......)」ムム
桜「(ご主人さまのすきはわたしのすきと違うのかな......)」シュン
桜「......」
桜「(寝よう)」ポフ
桜「!」
桜「(ご主人さまが寝るときに着てる服だ)」
桜「......」ギュ
桜「ご主人さまのにおい」クンクン
桜「......ご主人さま」ウトウト
桜「......スゥ」
。。。
お昼-----
女「ふぅ」
女友「あんた、桜ちゃんとどうよ」モグモグ
女「どうって、なにが?」
女友「桜ちゃん、キスしてこなかった?」
女「はぁ!?」
女友「おお、これはこれは」
女「......あんたが吹き込んだのか」ギロ
女友「まあまあ落ち着いて」
女「あのな、桜は猫だぞ?それに女の子だ」
女「そういう悪い方向にもっていくのは、桜のためにならないだろ」
女友「......だってあの子、あんたのこと大好きジャン」
女「......まあ否定はしないけど」
女友「......マウストゥマウス?」
女「んなわけあるか」ポカ
女友「いて」
女「......桜は将来、猫に戻って生きてくかもしれないし」
女「本当は、あんまりあたしになついちゃいけないんだよ」
女友「いやないない」
女「......」
女友「それにあの子、あんたと暮らすって絶対言うでしょ」ムシャムシャ
女「......そのうち考えが変わるかも」パクパク
女友「ないない、あんたは一緒に暮らしたくないの?」
女「......そりゃ暮らしたいよ」
女「(一緒にいたいし、守るって言っちゃってるし)」パクパク
女友「えぇ......」
女「でもさ、あたしをそういう風に好きになっちゃダメじゃん」
女友「なぜ」ムシャムシャ
女「なぜって、そりゃ......」
女友「......?」
女「いろいろあるじゃん」
女友「しらんがな」
女「......」パクパク
-------------------------------------
ガヤガヤ
先生「じゃあ進路調査書、来週までには出すように」
女「(どうしよ、進路)」
先生「気をつけて帰れよー!!」
女友「女ー」スタスタ
女「ん?」
女友「進路決まってんの?」
女「んー特に決めてない、そっちは?」
女友「もちろん○○大学ですよ」
女「あーあんた頭いいもんねー」
女友「......嫌味か?あんたあたしより頭いいじゃねーか」ムム
女「そんなに変わんないでしょ」
女友「むむ」
女「女友はなんで大学行くの?」
女友「うーん、やりたいことあるから」
女「なるほど」
女友「あんたはないの?やりたいこと」
女「特にないんだ、ただ両親は大学行けって言ってる」
女友「じゃあ大学進学でいいじゃん」
女「......いいのかなあ」
--------------------------------
女「ただいまー」
女「......」スタスタ
桜「......スゥ」スヤスヤ
女「(なんであたしの寝巻抱え込んでるんだ......)」
女「(まいっか、ご飯の用意しとこ)」ナデナデ
。。。
女「桜―、ご飯出来たよー」ポンポン
桜「......ンニャ」クシクシ
女「......」ナデナデ
桜「......ご主人さま?」ボー
女「うん、ご飯食べよ」ナデナデ
桜「......ちょっとだけ、いいですか」ギュ
女「......」ギュ
桜「......」クンクン
女「......」ナデナデ
桜「......」ジー
女「?」
桜「......//」ジー
女「」チュ
桜「えへへ//」ギュ
女「......ご飯食べよ?」ニコ
桜「はい!」
。。。
女「ふぅ、ねえ桜」
桜「なんですか?」
女「桜はその、外で暮らしたいとか思わないの?」
桜「!」
桜「......ご主人さまは、わたしに、外で暮らしてほしいですか?」シュン
女「え」
桜「やっぱりわたし、迷惑だった......ごめんなさい」ウルウル
女「ち、違う桜!」ギュ
桜「ホントはわたしのこと......グス、すきなんかじゃ」ポロポロ
女「違うの桜、聞いて」ギュウ
桜「だって、ご主人さま......ほっぺにしか、ちゅーしてくれない」ポロポロ
女「そ、それは」
桜「うぅ......グス」ポロポロ
女「取りあえず、落ち着いて?ね?」ギュ
桜「......グス」ポロポロ
女「落ち着くまでこうしてる」ギュ
桜「......」ポロポロ
。。。
桜「......」ギュー
女「......」ナデナデ
女「......大丈夫?」ギュ
桜「ご、ごめんなさい、離れます」スッ
女「だめ、離さないよ」ギュ
桜「あっ」
女「あのね、桜」
桜「......はい」
女「桜は、元々は猫でしょ?」
桜「......はい」
女「それに、女の子」
桜「......はい」
女「桜はあたしのこと、そういう好きになっちゃいけないの」
桜「っ......なんでですか」
女「......なんでも」
桜「......嫌です」
女「......」
桜「わたしは、ご主人さまがすきです」
女「......桜がもう少し大きくなったら、」
女「きっと、ちゃんとした人を好きになるよ」
桜「......ご主人さまよりちゃんとした人なんていないです」
女「いるよ、いっぱい......それに、猫のことを好きになる場合もある」
桜「......」
女「だから、あたしのことは......ね」
桜「......ゃです」ギュ
女「えぇ......」
桜「わたしは、ご主人さまがいればそれでいいです」ギュー
女「(どうすりゃいいんだ)」ナデナデ
女「うーん」
桜「......ご主人さまは、すきな人いるんですか?」
女「え゛」
桜「わたしと同じ、すきの気持ちでです」
女「......特にいないかな」
桜「......」ギュ
女「......」ナデナデ
桜「......じ、じゃあ、わたしのことをすきになってください」
女「えっ」
桜「ダメ......ですか?」シュン
女「(あわわわ、また泣いちゃう)」
女「うぅーん」ムム
桜「......」ジー
女「......」ジー
桜「//」
桜「わ、わたし!」
女「」ビク
桜「ご主人さまに、すきになってもらえるようにがんばります!//」
女「......」
女「(......まあ、その内諦めてくれるよね)」
女「うーん......わかった、頑張ってね桜」ナデナデ
桜「!」パァ
桜「はい!」スリスリ
女「(いいのかなぁ......)」ナデナデ
----------------------------------------------
今回はここまで
私生活の方が忙しくなるので今後はさらに更新遅くなるかもです
ごめんなさい
乙
ふたなりは無しがいいな
自分の好きなように書けばいいと思う
次の日の学校-----
女友「うまうま」ムシャムシャ
女「......」ポケー
女友「......間抜け面だな」ムシャムシャ
女「あ゛?」ギロ
女友「ひいぃ」ムシャムシャ
女友「なんかあったんすか」
女「......桜が頑張るって」
女友「?」
女「あたしが桜の事好きになってくれるように」
女友「おー」
女「おーじゃないです」
女友「頑張れよー」
女「なんでだよ......」
女友「お似合いだぞー」ムシャムシャ
女「......」
女友「うまうま」ムシャムシャ
女「いいのかなあ」
女友「逆になにがダメなんだ」
女「いやだから色々」
女友「例えば?」
女「だからその、」
女友「......」ムシャムシャ
女「......女同士じゃん」
女友「それだけ?」
女「......桜は猫じゃん」
女友「うん」
女「......」
女友「それだけ?」
女「それだけ?って......」
女友「別にいんじゃない」
女「あんた軽々しく言うけどねえ」
女友「桜ちゃんの事嫌いなの?」
女「そんなわけないだろ」
女友「じゃあいいじゃん」
女「えぇ......」
女友「イマドキ女同士なんて変じゃないよ」
女「......そうなのか?」
女友「うん」
女「......でも猫だよ」
女友「......」
女「......」
女友「なんとかなるよ」
女「......」ハァ
女「ただいまー」
女「(今日も寝てるかな)」スタスタ
女「あれ?」
女「(桜が居ない......)」
女「(どこ行ったんだ?)」キョロキョロ
女「桜ー、ただいまー」
シーン
女「......おかしい」
女「布団の中にいない」バサッ
女「台所にもいない」スタスタ
女「トイレか風呂場かな」スタスタ
女「トイレか?」
女「いない」
女「風呂場か」
女「桜?」ガチャ
桜「......ウー」グッタリ
女「桜!どうしたの!?」
桜「......ウー」プルプル
女「(猫の姿に戻ってる......)」
女「冷たっ!と、とりあえず拭かなきゃ」
女「待っててね桜!」
女「......」フキフキ
桜「......ウー」プルプル
女「よし......桜、人の姿になれる?」
桜「......」コク
女「うん、じゃあお願い」
ぽんっ......もくもくもく......
桜「うぅ......クシュン」ブルブル
女「桜、大丈夫?」
桜「うぅ......寒いですご主人さま」ギュ
女「おでこかして」スッ
桜「......にゃ」
女「あー」
桜「......」ブルブル
女「......桜、なんでお風呂場にいたの?」
桜「......服に、ケチャップがついちゃって、それが落ちなくて」
桜「ご主人さまがくれた服なのに、汚しちゃって」ウルウル
桜「お風呂で落とそうと思ったら、冷たくてびっくりして」ウルウル
女「......」
桜「うぅ......ごめんなさいぃ」ポロポロ
女「......もう」ギュ
桜「ふぇ」ビク
女「心配したんだぞ」ギュー
桜「うぅぅ......ご主人さまぁ」ポロポロ
女「......」ナデナデ
桜「ごめんなさい......ごめんなさい」ポロポロ
女「大丈夫だよ、泣かないで桜」ナデナデ
桜「うう......クシュン」ウルウル
女「!桜、服着て」
桜「......はい」スルスル
女「取りあえず熱あるからベッドでゆっくりしててね」
桜「......」ウルウル
女「......がんばったね、桜」ギュ
桜「......」ポロポロ
女「今はゆっくり休んで」ナデナデ
桜「......はぃ」ウルウル
。。。
女「桜―おかゆ出来たよー」スタスタ
桜「......クシュン」ボー
女「大丈夫?」ナデナデ
桜「はぃ......クシュン」ブルブル
女「(......大丈夫に見えない)」
女「ご飯、食べられる?」
桜「......」コク
女「ん、じゃあ食べててね」
桜「......」コク
女「あたしの分作ってくるから」スタスタ
桜「......」ボー
。。。
女「出来た」
女「......」スタスタ
女「あれ?」
桜「......」ボー
女「桜、ご飯食べない?」
桜「あ......ご主人さまと食べたいなって思って」
女「......そっか、ごめんね待たせちゃって」
桜「......クシュン」
女「食べよっか」
桜「はい」
女「熱いから気をつけてね」
桜「はい」
桜「......」カチャカチャ
桜「......ご主人さまぁ」
女「ん?」
桜「スプーン上手く持てないです、ボーっとして」カチャカチャ
女「(......結構熱あるのかな)」
女「桜、スプーンかして」
桜「はい」スッ
女「......」カチャカチャ
女「」フーフー
女「はい、あーん」
桜「」アー
桜「」パク
桜「えへへ......おいしいです」ニコ
女「ん、よかった」
女「」フーフー
女「はい、あーん」
桜「」パク
桜「」モグモグ
桜「クシュン」
女「ゆっくりでいいからね」ナデナデ
桜「はぃ」ボー
。。。
桜「ごちそおさまでした」
桜「フニャ」ポフ
女「桜、もう寝る?」
桜「ニャ......そうします」ボー
女「わかった、でもちょっと待っててね」
桜「?」
女「まずは片づけてっと」カチャカチャ
女「さてと」
女「桜、起きてる?」
桜「ンニャ......クシュン」
女「よし、じゃあ服脱いでね」
桜「はい」スルスル
女「じゃあ体拭きますねー」
女「」フキフキ
桜「あ......あったかいです」トロン
女「ふふ、よかった......いい感じ?」フキフキ
桜「はぃぃ」ボー
女「」フキフキ
桜「」トロン
女「」フキフキ
桜「んっ//」ビク
女「!?」ビク
桜「ご、ごめんなさいご主人さま//」
女「だ、大丈夫大丈夫」
桜「は、恥ずかしぃです//」
女「(落ち着けあたし、心を無に......南無)」フキフキ
桜「あんっ//」ピク
女「!?」
桜「フニャァ//」ギュ
女「ご、ごめん桜!大丈夫?」
桜「......くすぐったいような、きもちいような、すごくいいです//」ギュー
女「(ああああ何やってんだあたし)」
女「す、すぐ終わらせるから我慢してね」フキフキ
桜「ん//」トロン
女「......ふぅ」
桜「にゃ//」
女「服着て、桜」
桜「はぃぃ」スルスル
女「(これはあれだ、エロイ)」フム
桜「......クシュン」
桜「ウー」ブルブル
女「じゃあ寝よっか」
桜「はい」
ゴソゴソ
桜「......クシュン」
女「大丈夫?」
桜「うぅ......ちょっと寒いです」ブルブル
女「......」ギュ
桜「......」ギュウ
女「寒かったらもっとくっついていいからね」ナデナデ
桜「えへへ......クシュン」スリスリ
女「......」ナデナデ
桜「......」ギュ
女「(明日は休むか......)」ナデナデ
桜「......スー」スヤスヤ
女「......おやすみ、桜」
次の日-----
女「はい、多分一日休めば、よくなると思うんで」
女「はい......はい......失礼します」
女「ふぅ」
女「......」チラ
桜「......スー」スヤスヤ
女「(ご飯作っとくか)」スタスタ
。。。
女「よし」
女「......」スタスタ
桜「......ンニャ」スヤスヤ
女「......」ナデナデ
女「桜、起きて」ポンポン
桜「......ウー」クシクシ
桜「......」ボー
女「おはよ」
桜「おはようございます......ケホッ」
女「調子どう?」
桜「あたまいたいです......」
女「喉は痛くない?」
桜「ウー......唾飲むといたいです」
女「そっか、ご飯は食べられそう?おかゆ作ったんだけど」
桜「がんばります......ケホッ」
女「うん、いい子」ナデナデ
桜「ん」ボー
女「じゃ、食べよっか」
桜「はい」
女「」フーフー
女「はい、あーん」
桜「」パク
桜「」ゴクン
桜「......ケホッ」
女「ゆっくりね」
桜「はい」
女「」フーフー
女「あーん」
桜「」パク
女「(結構辛そうだな......)」
桜「おいしいですご主人さま」ニコ
女「......ありがと」ナデナデ
女「」フーフー
。。。
桜「ごちそうさまでした......ケホッ」
女「桜、ゆっくり休んでね」
桜「はぃ、ありがとうございます」ポフ
女「今日はあたし家にいるから、なにかあったら言って」
桜「がっこうは行かないんですか?」
女「休んだ」
桜「だいじょうぶなんですか?」
女「うん、あたし結構予習してあるから少し休んだくらい問題ないの」
女「それに勉強なんかより桜のほうが大事だから」ニコ
桜「......」ドキ
桜「」ギュ
女「......」ナデナデ
桜「ご主人さま」ギュー
女「ん?」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「?」ギュ
桜「おやすみなさい......ケホッ」ポフ
女「うん、おやすみ」
桜「(うれしいな......//)」ゴロゴロ
-----------------------------------------
女「うん、そういう訳だからあとでノート見せて」
女「はいはい、おごるおごる」
女「じゃ」ピッ
女「」チラ
桜「......」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「......ンニャ」スヤスヤ
女「......」
女「(カメラ起動してっと)」スッ
女「」カシャ
女「......よし」
桜「......ンー」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「......スー」モゾモゾ
-------------------------------------------
夜-----
桜「......んぅ」モゾモゾ
女「あ」
桜「......ケホッ」ボー
女「おはよ、桜」
桜「......」ジー
女「?」
桜「......」トコトコ
女「ん?」
桜「」ギュ
女「わ」
桜「......スー」スヤスヤ
女「......寝づらくないのかな」ナデナデ
桜「......」スヤスヤ
女「(ご飯どうしよう)」ギュ
女「......」ナデナデ
女「ま、いっか」
少しして-----
桜「......ンニャ」クシクシ
桜「......」ボー
桜「......あれ?」
女「」スヤスヤ
桜「!」ビク
桜「(ご主人さまと抱き合ってる!?)」
桜「ケホッ......ケホッ」
女「......ん」
桜「あ」
女「......おはよ、桜」ナデナデ
桜「おはようございます//」
女「て言っても夜だけどね」
桜「あぅぅ//」
女「......」ナデナデ
桜「あ、あの......ご主人さま」
女「なーに?」
桜「なんでわたし、ご主人さまと抱き合ってるんですか?//」
女「あれ?覚えてないの?」
桜「え?」
女「桜さっき一回起きて、ベッドから降りてあたしのとこ来たんだよ」
桜「ええ!?全然覚えてないです......ケホッ」
女「......」ナデナデ
桜「ご、ごめんなさい......重かったですよね」
女「いや全然、むしろ抱き枕みたいで寝やすかったよ」ナデナデ
桜「うぅ//恥ずかしいです///」
女「......ご飯食べよっか」
桜「あ、はぃ」
女「もう自分で食べられる?」
桜「はい、大丈夫です......けど」
女「?」
桜「その......えっと」
桜「......食べさせてほしいです//ケホッ」
女「......甘えん坊さんだね、桜」ナデナデ
桜「あぅぅ//」
女「いいよ、任せて」
桜「!」パァ
女「」フーフー
女「あーん」
桜「」パク
女「ゆっくりだよ」
桜「」モグモグ
桜「おいしいです......ケホッ」
女「ん......よかった」
女「」フーフー
---------------------------------------
女「じゃ、寝よっか」
桜「はい......ケホッ」
女「......大丈夫?まだつらい?」
桜「だいぶよくなってきました」
女「そっか、よかった」ナデナデ
桜「......ありがとうございます、ご主人さま」
女「......」ギュ
桜「ん」スリスリ
女「おやすみ」
桜「はい」
チュンチュン
女「......んぅ」モゾモゾ
桜「スー......スー......」スヤスヤ
女「......」ボー
女「眠い」ナデナデ
桜「......ンニャ」モゾモゾ
女「......ご飯つくろ」
。。。
女「」スタスタ
女「桜さーん」ツンツン
桜「......んぅ」クシクシ
桜「」ボー
女「おはよ」
桜「......おはようございます」ウトウト
女「ご飯出来たよ、食べよ」
桜「はぃぃ」ボー
女「体はどう?」
桜「昨日よりだいぶ楽です」
女「ん、おっけ」
女「一応今日もおかゆにしといたからね」
桜「あ、はい」
桜「いただきます」
。。。
女「ふぅ......じゃあ桜、行ってくるね」
桜「はい、頑張ってください」
女「ゆっくりしててね」ナデナデ
桜「はい」スリスリ
女「行ってきます」
桜「いってらっしゃい」フリフリ
-----------------------------------
学校-----
女「見てこれ」
女友「あ、桜ちゃん」
女「いいだろ」
女友「いつ撮ったん」
女「昨日、ぐっすり寝てたから撮っちゃった」
女友「へえ、熱下がったの?」
女「まあ結構よくなってるね」
女友「そうかそうか良かった、じゃあお昼おごれ」
女「......仕方ないなぁ」
女友「やたっ」グッ
------------------------------------
女「ただいまー」ガチャ
女「」スタスタ
桜「......スー」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「......ムニャ」スヤスヤ
女「(おでこ)」スッ
女「(熱はもうないみたい)」
桜「......ニャ」クシクシ
女「(ご飯作っとくか)」スタスタ
。。。
女「桜、起きて」ツンツン
桜「......ンン」クシクシ
女「桜ちゃーん」ギュ
桜「んにゃ?」ピク
桜「......ご主人さまです」
女「うん、あたしだ」
桜「......」スリスリ
桜「......」クンクン
桜「えへへ」ギュ
女「......ご飯食べよ?」
桜「あ、はい」
桜「ごちそうさまでした」
女「お風呂入ろっか、今日はもう大丈夫そうだから」
桜「はい、ありがとうございますご主人さま」ペコ
女「準備しといて」ナデナデ
桜「はい」
。。。
カポーン
女「かゆいところありませんかー」ワシャワシャ
桜「ンニャア」
女「......答えになってないぞ桜」
桜「きもちいですぅ」
女「そっか」ワシャワシャ
女「」ワシャワシャ
女「」ワシャワシャ
女「流すよー」
桜「」ギュ
シャーシャー
女「(そういえば桜の耳のなかってどんな感じなんだ?)」
女「......」シャー
女「はい、目開けて大丈夫だよ」
桜「うぅ」
女「頑張ったね」ナデナデ
桜「はぃぃ」プルプル
湯船にて-----
女「......ねぇ桜」
桜「なんですか?」
女「耳触っていい?」
桜「?いいですよ」スッ
女「」サワサワ
女「」サワサワ
桜「フニャァ」トロン
女「」サワサワ
女「......」ジー
女「」フー
桜「あっ//」ピク
女「!?//」
桜「ご主人さまぁ//」
女「ご、ごめん桜!」
桜「うぅ//」
女「大丈夫?」
桜「......大丈夫じゃないです」
女「えぇ......どうすればいい?」
桜「ち、ちゅーして......くださぃ//」
女「」
桜「......」チラ
女「......」ムム
桜「//」ソワソワ
女「......」
女「」チュ
桜「!//」
桜「エヘヘ//」
女「......」ナデナデ
今回はこの辺で
いいぞ
糞スレ。害悪な屑百合豚はよしね
耳は人間用と猫耳と2セットあるのか、それとも猫耳オンリーなのか
ご飯寝るご飯寝るしかしてないのにニヤニヤしちゃう不思議最高です
神スレにたどり着いてしまった
読んでくれてありがとうございます
耳は猫耳オンリー斜めにぴょんと出てる感じで
続けます
土曜日-----
女「すっかりよくなったね」
桜「はい!ご主人さまのおかげです」
女「いい子」ナデナデ
桜「えへへ」スリスリ
桜「ご主人さま」
女「?」
桜「わたし、ご主人さまのために何かしたいです」
女「突然どしたの」
桜「ここに来てからわたし、ご主人さまに助けてもらってばかりです」
女「......」
桜「ご主人さまに休んでほしいです」
女「......そっか」
桜「それに......」
女「?」
桜「その、このままだと......見捨てられたり......」シュン
女「......桜、そんなこと言うとあたし怒るよ」
桜「......」ビクッ
女「あのね桜」ギュ
桜「......」
女「あたしは絶対桜のこと見捨てたりしないから」
桜「......でも、もしかしたらこの先」
女「こっち見て」グイ
桜「あ」
女「」ジー
桜「あぅ」
女「目を逸らさないの」ジー
桜「ぅぅ//恥ずかしいです//」ジー
女「桜、あたしを信じて」ジー
桜「!」
女「桜のことは絶対に見捨てないよ」
桜「......ほんとですか?」
女「うん、絶対」
桜「......でもやっぱり、不安です」シュン
女「......」
桜「もし今よりもっと迷惑かけて、ご主人さまに嫌われたりしたら」
女「......」
桜「いくら優しいご主人さまでも、最後にはわたしのこt」
女「桜」
女「」チュ
桜「んっ!?」ピク
女「......ん」スッ
桜「あ、あ//」マッカ
女「これでも、信じられない?」
桜「あ、あ、あ///」
女「(意外と恥ずかしいなこれ//)」
桜「ご、ご主人さまぁ///」ギュー
女「わ」
桜「......すきです、だいすきです!///」
女「......ありがと」ナデナデ
桜「やわらかくてふわふわでした///」
女「い、言わんでいいわ//」ポコ
桜「あぅ」
女「......桜みたいなかわいい子を、見捨てるわけないじゃん」ギュ
桜「ふぇ!?///」
女「桜があたしを嫌いになるまで、ずっとここにいな」ナデナデ
桜「は、はい//」
女「うん、いい子」ナデナデ
桜「ぅぅぅ///」ギュ
--------------------------------------
女「よし、やろう」
桜「はい!」
女「じゃあこれ洗って」
桜「はい」ジャー
女「包丁の使い方見ててね」
桜「はい」
女「」トントン
桜「おぉ」
女「」トントン
女「よし、桜やってみて」
桜「はい」
女「指丸めて」
桜「こうですか?」
女「うん、そんで切る」
桜「」トントン
女「」ジー
桜「」トントン
女「」ジー
桜「ふぅ......出来ました」
女「うん、上手」
女「じゃあ次は......」
。。。
桜・女「いただきます」
女「」モグモグ
女「おいしい」ニコ
桜「やった!」
女「がんばったね」
桜「えへへ、ご主人さまのおかげです」
女「これからも桜が作ってよ」
桜「えっ、いいんですか?」
女「うん、将来役に立つかもしんないし」
桜「分かりました、ご主人さまのためにがんばります!」
女「ありがと」
女「じゃ、冷める前に食べちゃお」
桜「はい!」
------------------------------------
-----------ベッド
女「桜」
桜「なんですか?」スリスリ
女「あたしのどこがそんなに好きなの?」
桜「ふぇ//」
女「(かわいい)」
桜「うぅ//」チラ
女「」ナデナデ
桜「......ご主人さまが、わたしのことを大事にしてくれるところとか」
女「うん」
桜「優しいところとか......綺麗なところとか......」
女「......」
桜「いいにおいとか......全部すきです!///」
女「」ギュー
桜「んぅ」
女「桜はかわいいなー」ナデナデギュー
桜「///」ゴロゴロ
女「夜ご飯はこれから桜が作ってね」ナデナデ
桜「はい」ギュ
女「おやすみ」
桜「おやすみなさい」
------------次の日
チュンチュン
女「......ん」
女「ふわぁぁぁ」ノビー
桜「......スー」スヤスヤ
女「」ナデナデ
女「(ご飯作ろ)」
。。。
女「」スタスタ
桜「......スースー」スヤスヤ
女「(まだ寝てる)」ジー
女「(あたし昨日、この子に......キスしちゃったのか)」
女「......」
桜「......ン」スヤスヤ
女「(これは......犯罪になるのか?)」ナデナデ
桜「......ンニャ」スヤスヤ
女「」ジー
女「(柔らかかったな、桜の唇)」ジー
女「......って何考えてんだあたし//」
桜「......ン?」クシクシ
女「あ、桜ごめん起こしちゃった」ナデナデ
桜「......ンー」ボー
桜「ごしゅじんさまぁ」ボー
女「んー?」ナデナデ
桜「ちゅー」
女「!?」
女「な、なに言ってんの桜」
桜「ご主人さま」ギュ
女「ん」ギュ
桜「」ハムハム
女「ひゃっ//」
桜「おいひいでふ」ハムハム
女「ちょ、ちょっと桜//くすぐったいよ」ポンポン
桜「......ん?」ハムハム
女「あっ//」
桜「......わ、わあああ!?」バッ
桜「ごご、ごめんなさいご主人さま!」
女「うぅ//」
桜「あわわ//」
女「もう、桜!」
桜「は、はい!」ビク
女「こっちきなさい」
桜「はい!」ビクビク
女「もー」ギュー
桜「わっ」
女「おかえしだ」ハムハム
桜「ひゃぁ///耳はぁ」ギュ
女「ろうら!」ハムハム
桜「んぅ///ご主人さまぁ///」ピク
女「」ハムハム
桜「ダ、ダメです///」ギュウ
女「」ハムハム
桜「んんぅ///」ピクン
女「参ったか」スッ
桜「あっ//」
桜「や、やめちゃうん......ですか?//」ウルウル
女「!?//」
桜「いまの、すごくよかったです//」トロン
女「」
女「(エロイ、かわいい)」
桜「ごしゅじんさまぁ//」ギュー
女「」
トースター君「チーン」
女「!」ハッ
女「あ、あ、朝ごはん出来たよ!朝ごはん!」バッ
桜「ふぇ?」
女「今日はパンですよパン!」
女「(あ、危なかったあ......)」ホッ
女「(パンにしといてよかった)」
桜「うぅ」モンモン
女「よ、よし!食べよ、桜!」
桜「はぃぃ」
-------------------------------------
女「ごちそうさま」
桜「ごちそうさまでした」
女「(桜ずっとモジモジしてたな)」
桜「//」ジー
女「ど、どうしたの?」
桜「なんでもないです//」
女「そ、そっか......じゃああたし片付けるからゆっくりしてて」
桜「//」コク
。。。
女「ふぅ、終わりっと」スタスタ
女「(桜なにしてるかな......)」スタスタ
桜「」ボー
女「桜、どうしたの?」
桜「!」
桜「//」ジー
女「(なぜ照れながらこっちを見る)」
桜「ご、ご主人さま!」
女「?」
桜「その......さっきの、して......ほしい、です//」ジー
女「え!?」
桜「あっ......ダメ、ですか?」シュン
女「いやダメとかじゃなくてね桜」
桜「はぃ」シュン
女「(これはマズいぞ、耐えろあたしの理性)」
女「......どうしても、しなきゃダメ?」
桜「うぅ......してほしいです//」
女「(う......)」
女「我慢出来たりは、しない?」
桜「......さっきの、とってもいいきもちでした//」ウワメ
女「(か、かわいい......)」ハゥ
桜「ごしゅじんさまぁ//」ギュ
女「」
女「桜」ギュ
桜「あっ」
女「ヤバかったら言ってね」ナデナデ
桜「はぃ//」トロン
女「」ハム
桜「あっ//」ギュ
女「」ハムハム
桜「んぅぅ」モジモジ
女「きもひい?」ハムハム
桜「ひぅ//喋っちゃだめですっ//」ギュ
女「なんれ?」ハムハム
桜「あぁ//いじわるです//」
女「あむあむ」ハムハム
桜「うぁぁ///」フリフリ
女「(......しっぽ触ったらどうなるんだ?)」ジー
女「はむはむ」サワサワ
桜「!?///」ビクン
女「んふふ」サワサワ
桜「っっあぁ///」ギュウ
女「はむはむ」サワサワ
桜「やっ//やぁぁ///」ギュウ
女「ん?やだ?」スッ
桜「ふぇ?」
女「ふふ」ナデナデ
桜「ああぅ//」モジモジ
女「どうしたの?」ニコニコ
桜「な、なんでやめちゃうんですか?//」モジモジ
女「んー、だって桜やだって言ってたよ?」ナデナデ
桜「うぅ......あの、ご主人さまぁ//」モジモジ
女「なーに?」ギュ
桜「その、えっと......」
女「んー?」ナデナデ
桜「し、してくださぃ//」モジモジ
女「......何してほしいのかな?」ニコ
桜「うぅ......いじわるしないでくださぃ」ウルウル
女「桜、こっち見て」グイ
桜「ふぇ//」
女「」ジー
桜「あぅぅ///」ジー
女「なにしてほしいのか、ちゃんと目を見て言って」ニコ
桜「うぅ//」ウルウル
桜「ご主人さまぁ//」ジー
女「(かわいすぎるよ、桜!)」
桜「わたしの耳、はむはむしてくださぃ///」ウルウル
女「(う......あ//)」
女「......それだけでいいの?」ジー
桜「しっぽも、触ってくださぃ//」ウルウル
女「」プツン
女「桜、かわいい」ボソ
桜「ふぇ!?///」ゾク
女「やだって言ってもやめてあげないから」ボソ
桜「あぁぁ///」ゾクゾク
女「」ハム
桜「あっ//」ピク
女「んふふ」ハムハム
桜「うぁぁ//」ギュ
女「はむはむ」サワサワ
桜「やっ///」ギュー
女「かあいいよ、さくら」サワサワ
桜「あぅ///」ビクン
女「はむはむ」サワサワ
桜「~っっ///」ギュウ
女「きもひい?」ハムハム
桜「もっ......やぁ///」ビク
女「んふふ、だーめ」サワサワ
桜「ぁぁん///」モジモジ
女「はむはむ」サワサワ
桜「あっ///だ、ダメっ///」ギュウ
女「ん?」ハムハム
桜「~~~っっ///っっはぁ///」ビクビク
女「!?」
桜「ハァ......ハァ///」ギュウ
女「だ、大丈夫?桜」ナデナデ
桜「ハァ......ハァ///」ギュ
女「さ、桜?」
桜「......ごしゅじんさまぁ///」トロン
女「(うぁ......かわいい//)」ドキ
女「な、なに?」
桜「ちゅー......して、ほしいです//」ポー
女「うぇぇ!?」
桜「......ごしゅじんさま、すきぃ///」ウルウル
女「」
女「桜」クイ
桜「あっ」
女「」チュ
桜「ん!?//」
女「......っん」
桜「ん......ぅ///」ビク
女「......ぷは」スッ
桜「......ふゎぁ///」ポー
女「ごめんね桜、やり過ぎちゃった」ナデナデ
桜「///」ポフ
女「落ち着くまで撫でてあげる」ナデナデ
桜「ぅぅ///ごしゅじんさまぁ///」ギュウ
女「大丈夫?」ギュ
桜「///」コク
女「よかった」ナデナデ
桜「んぅ//」スリスリ
女「......」ナデナデ
。。。
女「(桜そのまま寝ちゃった......)」ナデナデ
桜「......ンニャ」スヤスヤ
女「(あたしは、バカなのかな?)」
女「(んああああああ)」グシャグシャ
女「(ナゼ、アンナコト、シチャッタノ?)」
女「(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛)」ボフボフ
桜「......ンー」スヤスヤ
桜「ゴシュジン......サマ...エヘヘ」ムニャムニャ
女「......ふふ」ナデナデ
桜「......ムニャ」ニギニギ
女「(手握ってきた......握り返そう)」
女「」ギュ
桜「......フフ」スヤスヤ
女「(あたしもお昼寝しちゃおっかな)」ポフ
桜「......スー」スヤスヤ
女「......おやすみ」
---------夜
女「......ン」モゾモゾ
桜「あっ」
女「......あれ?桜?」ボー
桜「エヘヘ」ニコニコ
女「あったかい」ギュ
桜「ん」ギュ
女「......って違う!」バッ
桜「!?」ビク
女「桜、ごめん!」ドゲザー
桜「ええ!?」
女「ほんとにごめん!あたしの理性が弱すぎて桜をアンナコトに......」
桜「ご、ご主人さま、謝らないでください!」アセアセ
女「いやだめだあたしは生きる価値なんてないんだうああああ」
桜「ご主人さま!」
女「は、はい!」
桜「顔を上げてほしいです」
女「はい」
桜「」ジー
女「?」ジー
桜「//」
女「(なぜ照れる!)」
桜「その......すごく、よかったです!//」
女「」ブフゥ
女「な、なにを言い出すんだ君」
桜「あぅ//」
桜「ご主人さまが謝るから、嫌じゃなかったのを伝えたくて......」
女「!」
桜「......わたしは、うれしかったですよ?」ニコ
桜「ご主人さまともっと近づけた気がしましたし」
桜「それに......ちゅーもしてくれました///」
桜「......ご主人さまにならわたし、なにをされても嬉しいんです」ニコ
女「......」
女「......桜」ギュー
桜「ん」スリスリ
女「いい子すぎるよ、桜は」ナデナデ
桜「そんなこと、ないですよ」ゴロゴロ
女「そんであたしは、ダメダメだ」ギュウ
桜「むぐ」
女「まだ桜の身体の事よく分かってないのに欲に任せてあんなこと」
桜「......」
女「自分の事しか考えられないガキンチョだ」
女「......情けないなぁ」ハァ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「......ご主人さまは、優しいです」
女「......」
桜「ご主人さまは、ダメなんかじゃないです」
女「......桜」
桜「わたしのことたくさん考えてくれてます」
桜「とっても、優しいですよ?」
女「」ギュ
女「......ありがと、桜」
桜「はぃ」ギュ
女「桜も、とっても優しいね」
桜「えへへ」ニコ
女「ふふ」ナデナデ
桜「ご主人さま」
女「ん?」
桜「わたし、やっぱりご主人さまのこと」
桜「すきです」ニコ
女「っ!//」ドキ
女「ご、ごめん!ちょっと風にあたってくるね!」バッ
桜「あっ」
桜「ご主人さま......」シュン
。。。
女「はぁ」
女「......どうすりゃいいんだよ」
女「(相手は桜なんだ、そういう感情は桜のためにならないだろ)」
女「......もっと、しっかりしないと」
。。。
女「ただいまー」
桜「おかえりなさい!」
女「ごめんね、突然」
桜「......大丈夫ですか?」
女「うん、大丈夫」
桜「よかったです」ホッ
桜「」グー
桜「あ//」
女「桜のお腹はだめみたいだね」ニコ
桜「あぅぅ」
女「ご飯作ろっか」
桜「はい!」
-------------------------------------
桜・女「ごちそうさまでした」
女「ふぅ、もう少しで台所マスターしそうだね」
桜「はい!お料理たのしいです」
女「すごいぞ桜」ナデナデ
桜「えへへ」
女「じゃお風呂入って寝よっか」
桜「はい」
。。。
女「ふぅ」
桜「」モゾモゾ
女「眠い?」
桜「んぅぅ......ねむくないです」ウトウト
女「無理しないの」ナデナデ
桜「んぅ」ウトウト
女「おやすみ、桜」
桜「おやすみなさぃ」
女「(......昼間寝ちゃったから全く眠くない)」
桜「」スヤスヤ
女「(猫だからこんなに寝られるのかな)」ナデナデ
桜「......スー......スー」スヤスヤ
女「(......一緒に住むことは、桜のためになってるのか?)」
女「......寝なきゃ、おやすみ桜」
今回はここまで
読みたいシチュエーションとかあったら教えてほしいです
読んでくれてありがとうございます
屑百合豚はよしね
乙最高です
そろそろ人間体で外デートを
耳や尻尾であたふたする感じの
首輪の代わりに指輪をプレゼントとか
一緒に寝てるところに家族訪問とかどうですか
更新遅くてごめんなさい
今日の夜更新しますので少々お待ちを
まってる
----------------9月下旬
女「......」ジー
桜「ん?」
女「......」ジー
桜「な、なんですか?」
女「......桜、おっきくなった?」
桜「......?」
女「なんか、全体的にあたしの体型に近づいてきた気がする」
桜「そう......ですか?自分ではよくわかんないです」
女「うーん......桜、ちょっと横並んで」
桜「はい」
女「......」ムム
女「やっぱり、おっきくなってるよ」
桜「そうなんですか」
女「成長した」ナデナデ
桜「えへへ」
女「......」
桜「......//」ジー
女「桜」
桜「?」
女「お腹空いた」
桜「!」
桜「任せてください!」
女「うん、お願いね」ニコ
女「(......)」
。。。
女「(桜が一人で料理出来るようになって数日)」
女「(夜ごはん作ってくれるからすごい楽)」
女「(味は少しずつ良くなってる)」
女「」グー
女「あ」
。。。
桜「お待たせしました!」
女「おお、今日もおいしそうだ」
桜「がんばりました!」
女「ありがとね」ナデナデ
桜「えへへ//」ゴロゴロ
桜「//」ジー
女「(......)」
女「じゃ、食べよっか」
桜「あ......はい」シュン
女・桜「「いただきまーす」」
女「」パク
桜「......」ジー
女「......おいしい」
桜「!」パァ
女「どんどん上手になってくね、桜は」
桜「えへへ......ご主人さまのおかげです」
女「えー、あたし何もしてないよ」
桜「そんなことないですよ、いろいろ味付けの事とか教えてくれますし」
女「うーん......でも桜の頑張りが一番だよ」ニコ
桜「ありがとうございます//」
女「これからもよろしくね」
桜「はい!がんばります!」
桜「......」
女「(......)」
-----------------10月某日・土曜日
女「ねえ桜」
桜「!」ポフポフ
桜「なんですか?」
女「桜って言葉話せるけど、字は書ける?」
桜「......?」
女「......やってみよう」
。。。
女「桜、それ持って」
桜「はい」
女「じゃあまず、おはようって書いてみて」
桜「......」
女「......」ジー
桜「......ご主人さま」
女「?」
桜「出来ないです」ウルウル
女「な、泣かないで桜!大丈夫だから」ナデナデ
桜「うぅ」ウルウル
女「字書けるようになろうっか」
桜「はぃ」シュン
女「落ち込まないの、最初はみんな出来ないんだから」ナデナデ
桜「......分かりました」
女「......一緒にがんばろ?」
桜「......はい!」
---------------またまた10月某日
桜「見てくださいご主人さま!」
女「おお!」
桜「ひらがな全部、書けるようになりました!」
女「すごいよ桜!めっちゃ字綺麗だし」
桜「頑張りました!」
女「桜は天才だね」ナデナデ
桜「//」ゴロゴロ
桜「......」ジー
女「......ちょっとトイレ行ってくるね」スタスタ
桜「あっ」
桜「(ギュってして、ほしいのに......)」シュン
女「(......)」
-----------------------------------------
--------------11月下旬
女「......」ジー
桜「」ウトウト
女「桜」
桜「!」ピク
桜「なんですか?」
女「......またおっきくなった?」
桜「えっ......わかんないです」
女「......よし、こっちに並んで」
桜「はい」トコトコ
女「」ムム
女「もうあたしと同じくらいの身長......」ムム
桜「な、なんででしょう?」
女「むむむ、ほんとにあたしに似てきた」
桜「!」パァ
女「(このまま追い越されたらどうしよう......)」
桜「ご主人さま!」ギュ
女「わ!」
桜「」ギュ
女「どうしたの?」
桜「......」グリグリ
女「」ナデナデ
桜「......なんでもないです」スッ
桜「」トコトコ
桜「」ポフ
女「(......)」ズキ
-----------------------------------
女「(あの日から過剰なスキンシップは避けてきた)」
女「(桜は目に見えて元気がなくなっていった)」
女「(あの子の将来を考えると、このままでいいんだ)」
女「(そう思ってた......でも)」
-----------------------------------
----------------11月下旬
チュンチュン
女「......ウー、さぶいぃ」モゾモゾ
桜「......」ブルブル
女「布団から出たくない」モゾモゾ
桜「寒いですぅ」ブルブル
女「今あったかいご飯作ってくるから、桜は布団にくるまってて」モゾモゾ
桜「ありがとうございます」モゾモゾ
。。。
女・桜「ごちそうさまでした」
桜「あったまりますね」
女「うん、よかったよかった」
桜「......」
女「じゃああたし準備したら行ってくるね」
桜「あ、はい」
桜「......」
女「(......桜)」
。。。
女「行ってきます」
桜「頑張ってください」
女「ありがと」ナデナデ
桜「ん」
女「じゃね」ガチャ
桜「あっ」
桜「......ご主人さま」シュン
女「(......)」ズキズキ
----------学校
女友「あんたここ最近元気なくね?」
女「......そんなことないっす」
女友「分かりやすいなおい」
女「......」
女友「がんば」
女「はい」
----------------------------------
女「ただいまー」
女「」スタスタ
......ック......グス
女「(......桜の声?)」
女「」スタスタ
桜「グス......」ポロポロ
女「桜!どうしたの?」
桜「!」
桜「な、なんでも......グス、ないです」ポロポロ
女「なんでもないわけないでしょ!なにがあったの?」
桜「あれ......グス、涙が止まらない」ポロポロ
女「桜お願い、なにがあったか教えて」
桜「ほんとに......ック、なんでもないんです」ポロポロ
女「」ギュ
女「落ち着いたら、話してくれる?」
桜「......グス」コク
女「ありがと」ナデナデ
。。。
女「落ち着いた?」
桜「はい、ごめんなさい」
女「ん、じゃあ......なんで泣いてたの?」
桜「......ご主人さまは、やっぱり」
女「?」
桜「わたしのこと......きらい......なんですよね」ウルウル
女「!」
女「嫌いなわけないでしよ、桜」
桜「じゃあ......どうして......」ウルウル
女「?」
桜「どうして!」ウルウル
女「」ビク
桜「抱きしめて......グス、くれないんですか?」ポロポロ
女「!」
桜「前はもっと、ギュってして......くれて」ポロポロ
桜「なのに......グス、最近は距離を置かれてるみたいで」ポロポロ
女「ち、違う」
桜「違わないです!」ポロポロ
女「っ!」
桜「分かるんです、わたしと近づきすぎないようにしてるの」ポロポロ
女「それは......」
桜「やっぱり......グス、そうだったんですね」ポロポロ
女「ち、違うの聞いて!」
桜「嫌です!」ポロポロ
女「!」
桜「わたしのことが嫌いなのに......グス」ポロポロ
桜「なんで......なんで勘違いさせるようなことするんですか!」ポロポロ
女「っ...桜!」
女「前も言った!あたしは桜の将来を考えて」
桜「そんなの嘘です!......わたしはご主人さまがすきなのに!」ポロポロ
女「それはダメなんだって言ったでしょ!」
桜「!」ポロポロ
桜「どうして......グス、ダメなんですか?」ポロポロ
女「......っ」
桜「わたしは、ご主人さまがほんとにすきなのに」ポロポロ
女「......それでも、ダメなの」
女「あたしと桜は女同士で」
女「人と、猫で」
桜「!」ポロポロ
桜「聞きたくないです!」
ぽんっ......もくもくもく......
桜「ニャ」ダッ
女「桜!」
カリカリ
桜「ニャー」カリカリ
女「(ドア引っ掻いてる)」
女「......出たいの?」
桜「」カリカリ
女「......桜がそうしたいなら、その方がいいのかもね」
ガチャ
桜「」ダッ
女「......桜」
---------------------------------------
----------------次の日
女「......あれ?」
女「あたし、いつの間に寝たんだろ」
女「桜?......は昨日出て行っちゃったじゃん」
女「......」
女「シャワー浴びよ」
。。。
女「」ボー
女「(学校もさぼっちゃった)」
女「......桜」
女「......」
女「......」ハァ
女「(何やってんだろ、あたし)」
。。。
女「」ボー
女「(桜の事が、頭から離れない)」
スマホ ピッ
女「......桜」
女「(寝顔、かわいいな)」
女「(あたしは......桜のこと......)」
女「」グー
女「(朝からなんも食べてなかったなそういや)」
女「(桜のご飯、食べたい)」
。。。
女「あっ」
女「(なに二人分作ってんだ......)」
女「......楽しくない」
女「......おいしくない」モグモグ
女「......捨てよ」ガサ
女「......」
。。。
女「」ボー
女「(依存してたのは、あたしの方だったのかな)」
女「......桜がいないと、こんなにダメになるなんて」
女「......はは」
女「......」
女「あたしが......悪いのに」ウルウル
女「......さくらぁ、ごめん」ポロポロ
。。。
女「戸締りよし」
女「行ってきます」ガチャ
女「(多分行くとしたら、最初のとこ)」
女「(そこにいなかったら終わりだ)」
女「よし、絶対見つける」
。。。
女「桜―!」ガサガサ
女「うーん、こっちじゃない」
ポツポツ
女「うわ、雨降ってきた」
女「傘持ってくればよかった......」
女「......早く見つけないと」
女「ここでもない」
女「......」ガサガサ
女「諦めるもんか」
。。。
女「(やばい、日が暮れる)」
女「(雨も強くなってきた)」
女「桜―!どこー?」
ガサガサ
女「桜!?」
野良猫「」トコトコ
女「......なんだ」
ガサガサ
女「!」
桜「!」
桜「」ダッ
女「ま、待って!」
桜「」ダッ
女「お願い、止まって桜!」ダッ
桜「」ダッ
女「(くっ、追い付けない)」ハァハァ
女「(ここで見失ったらもう会えない気がする)」ハァハァ
女「やだ!」ダッ
桜「」ガサガサ
女「(草むらに入っちゃう!まずい!)」ダッ
桜「」ガサガサ
女「嫌だ!行かないで!」ダッ
桜「」スッ
女「(入っちゃった......まだそこにいるかも)」ガサガサ
女「お願い桜!行かないで!」ガサガサ
女「出てきてよ......!お願い!」ガサガサ
シーン
女「......桜?」
女「行かないでよ......」ウルウル
女「......そばにいてよぉ、桜ぁ!」ポロポロ
女「グス......あたしと一緒にいてよ!」ポロポロ
女「うぅ」ポロポロ
ガサガサ
女「!」ポロポロ
桜「」スッ
女「桜?」ポロポロ
桜「」トコトコ
女「うぅ......グス、桜ぁ」ポロポロ
桜「」ペロペロ
女「うぅ」ダキ
桜「」ペロペロ
女「一緒に......来てくれる?」ポロポロ
桜「ニャ」ペロ
女「あはは......グス、くすぐったいよ」ポロポロ
桜「」ペロペロ
。。。
ガチャ
女「......帰ってきたよ、桜」
桜「」トッ
ぽんっ......もくもくもく......
女「......おかえり、桜」ウルウル
桜「......ご、ご主人さま」
女「桜!」ギュ
女「ごめんなさい、桜」ポロポロ
桜「わっ、汚いですよわたし」
女「関係ないよそんなの!」ポロポロ
桜「な、泣かないでくださいご主人さま」ギュ
女「うぅ......桜、ごめんね」ポロポロ
女「あたしが、グス......馬鹿だった」ポロポロ
桜「......」
女「桜の気持ち考えないで、あたしの勝手な考えで」ポロポロ
桜「もう大丈夫ですご主人さま、謝らないでください」ギュ
女「勝手な事言わないから......嫌なとこも全部直すから」ポロポロ
女「どこにも行かないで......ずっとあたしのそばにいてよぉ」ポロポロ
桜「!」
女「うぅ」ポロポロ
桜「と、とりあえずお風呂で身体洗いましょう!」
女「グス......うん」ポロポロ
-------------------------------------
-------------お風呂
シャー
女「......」シャカシャカ
桜「」シャー
桜「」シャー
桜「よしっと」
桜「わたし先に出てますね」
女「あ、うん」シャカシャカ
女「......桜!」
桜「?」
女「どこにもいかないで、部屋で待ってて」
女「......おねがい」
桜「......」コク
バタン
女「」シャカシャカ
女「」シャー
女「......さぶぃ」ブルブル
---------------------------------------
女「......おまたせ」スタスタ
桜「......」
女「......」
桜「......」
女「......」
桜「ご主人さま......」
女「!」
女「ご、ごめんなさい!」
女「あたしが馬鹿だった!」
女「ごめん桜、ごめんね」ウルウル
女「ほんとに......ごめん」ポロポロ
桜「そ、そんなに謝らないでください」アセアセ
女「うぅ......でも」ポロポロ
桜「取りあえず落ち着いてください」
。。。
女「......かっこ悪いとこ見せちゃったね」
桜「いえ、大丈夫です」
女「......」
桜「......」
女・桜「「あの」」
女「ご、ごめん!」
桜「あ、いえ」
女「......」
桜「......」
女「あのね、桜」
桜「はい」
女「ごめんね」
桜「もう、謝らないでください」
女「ううん、全部あたしが悪いから」
桜「そんなこと!」
女「......嫌いになったでしょ?」
桜「!」
女「結局あたしは、桜の気持ちも考えてなくて......」
桜「ご主人さま」
女「?」
桜「わたしのことは、嫌いですか?」
女「!」
女「......」
桜「......」
女「桜、その前に桜の気持ち聞いちゃだめかな」
女「桜はあたしのこと、嫌いになった?」
桜「......その、少しだけ」
女「!」
女「や、やだ!」ギュ
女「ごめん、ごめんね桜!全部直すから!」ギュウ
女「嫌いに、ならないで」ウルウル
女「もうどこにも......いかないでよぉ」ポロポロ
桜「だ、大丈夫ですよ」ギュ
女「......ほんと?」ポロポロ
桜「はい」
女「......グス」ギュー
桜「......確かに、少しだけ嫌いにはなってました」
女「!」ギュウ
桜「でも、そんな気持ちどこかに行っちゃいました」
桜「こんなわたしを、ご主人さまは追いかけてきてくれました」
女「......」
桜「わたし、すごく嬉しかったんです」
桜「あのまま自然に戻って、独りぼっちで生きていくのかなって」
女「......」ギュ
女「どうして、最初逃げたの?」
桜「......びっくりしちゃったんです」
桜「まさか、ご主人さまがわたしのこと探しに来てくれるなんて」
桜「そんなこと思いもしませんでした」ギュ
女「......そっか」
桜「ご主人さま」
女「?」
桜「追いかけてきてくれて、ありがとうございます」
女「......うん」ギュ
桜「......さっきの質問の答え、知りたいです」
女「桜の事が嫌いかって?」
桜「はい」
女「......あたしのこと、すき?」
桜「すきです」
女「それは、どういうすきなの?」
桜「......ちゅー、したいです」
女「!」
女「あ、あのね!」
女「その......少し前から」
女「......あ、あたしもね」
桜「......!」
女「桜の事......そういう意味で」
女「すき......だ、よ//」
桜「!」
女「うぁ//......言っちゃった//」
桜「......ごしゅじんさまぁ」ポロポロ
女「わ!なんで泣いてるの」
桜「う、嬉しくて」ポロポロ
女「な、泣くほどなの?」ギュウ
桜「うぅ......グス」ウルウル
女「」ナデナデ
桜「ほんと......ですか?」ウルウル
女「ほんとだよ」ニコ
桜「......」ウルウル
女「......信じられない?」
桜「......」コク
女「ふふ」ニコ
女「......顔あげて」グイ
桜「あ」
女「......すきだよ、桜」ニコ
桜「......//」
女「かわいい耳も、ちっちゃな手も」
女「おっきな目も、真っ白な肌も」
女「敏感な尻尾も、やわらかいほっぺも」
桜「あぅぅ//」
女「桜の全部が、愛おしいの」スッ
桜「//」
女「......すき」チュ
桜「ん//」
女「......ん」
桜「......ぷはぁ」
女「信じてもらえた?」
桜「ぅぅ//......ずるいです//」
女「かわいいよ、桜」ギュウ
桜「///」ギュ
女「......しあわせ」ギュ
桜「うぅ//」
女「すき」ギュ
桜「わたしもすきです」ギュー
女「......」
桜「......?」
女「桜」
桜「なんですか?」スリスリ
女「あたしは桜の事好きでいいの?」
桜「??」
女「あたしは桜の事、汚れた目で見るんだよ?」
桜「......」
女「今まで以上に桜の事、縛り付けちゃうよ」
桜「......大丈夫です」
女「!」
桜「ご主人さまになら、どんな風に見られてもいいです」
女「ほんと?」
桜「はい」ニコ
女「......ありがと」ギュ
桜「......」スリスリ
女「......桜」ナデナデ
桜「なんですか?」スリスリ
女「......桜はもう、あたしのものだから」ボソッ
桜「あっ//......はぁ//」ゾク
女「分かった?」ボソ
桜「はぃ//」ゾクゾク
女「うん、いい子」ナデナデ
桜「///」ギュ
女「(......よかったあ)」ギュー
---------------------------------
女「......」ギュー
桜「エヘヘ」スリスリ
女「(お腹空いた......)」ナデナデ
桜「」クンクン
女「桜、お腹空かない?」
桜「......そういえばそうですね」スリスリ
女「桜の作ったご飯、食べたいな」ギュ
桜「!」
桜「任せてください!」
女「よろしくね」ニコ
桜「はい!」
女「」ムズムズ
女「クシュン」
女「うあ」
。。。
桜「できましたよー」
女「おお」
桜「時間がもったいないのでただ野菜いためただけですけどね」
女「桜が作ってくれたからなんでもいいよ」
桜「ありがとうございます」ニコ
女「食べよっか」
桜「はい」
女・桜「「いただきます」」
女「」モグモグ
女「(やっぱり、おいしいな)」フフ
桜「そういえば食べ物が捨ててあったんですけど、」モグモグ
桜「あれはご主人さまが作ったんですか?」
女「あ、うん......桜のこと探しに行く前にね」
女「......桜の分も作っちゃったんだけど、おいしくなかったの」
桜「あ......ごめんなさい」シュン
女「!」
女「な、なんで桜が謝るのさ!桜はなにも悪くないでしょ」
桜「でも」
女「でもじゃないよ」
女「悪いのは全部あたしなの、桜は謝っちゃだめ」
桜「あぅ」
女「」モグモグ
桜「」モグモグ
女「」ジー
桜「?」
女「」ペロ
桜「ひゃあ//」
女「ご飯つぶついてたよ」モグモグ
桜「あぅぅ///」
女「ふふ」
桜「//」
女「クシュン」
---------------------------------
女「」モゾモゾ
桜「」モゾモゾ
女「(さぶい)」ギュ
桜「ん」
女「ねぇ桜」
桜「なんですか?」
女「桜が出て行ってね、あたしダメだったの」
女「桜が居ないと、何にも手が付かないくらいぼーっとして」
女「桜の事しか、頭になかった」
桜「......嬉しいです」ギュウ
女「......もうどこにも、行っちゃやだよ?」
桜「(ご主人さまかわいい//)」ハゥ
桜「大丈夫ですよ」ギュ
女「ん」
桜「ご主人さまのそばにいます」
女「......ありがと」ギュウ
桜「はい」スリスリ
女「おやすみ」
桜「おやすみなさい」
-------------------------------------
なんか展開が急な気がしますね
今回はここまでです
シチュエーション聞いといてあれなんですけど出来たらやりますね
乙
今まで桜が嫌いにならないでってすぐ泣いちゃうのに
今回、逆なるってのが良いわ
乙
逆になるってやっぱ一番いい展開だと思うわ
汚れた目で見てしまう…
すごい
まだかな
お ま た せ
少し更新
---------------次の日
チュンチュン
女「......うぁ」
女「」ボー
女「......あたまいてぇ」
女「クシュン」
女「ぁー」
桜「......ンフゥ」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「......」スヤスヤ
女「女友にメールしとこ」
。。。
女「ぅー......ケホッ」
桜「......?」クシクシ
女「あ゛桜起こしちゃった?」
桜「......声が変ですよ、ご主人さま」
女「ごめんね、風邪ひいちゃったみたい」
桜「え!?大変です!」
桜「あわわわわ」アタフタ
女「落ち着いて桜......ケホ」
桜「わたし、熱出たとき辛かったです!」
桜「ご主人さまも大変ですよね!あわわ」
女「だ、大丈夫だから」ギュウ
桜「フミャ」
女「......桜が側に居てくれれば、それでいいから」ナデナデ
桜「あぅ......ほんとですか?」
女「うん」ギュー
桜「......分かりました」
女「......」ナデナデ
桜「無理、しないでください」ギュウ
女「うん、ありがとね......ケホ」
桜「朝ごはんわたしが作ります、ご主人さまは休んでてください」ナデナデ
女「うぅ......お願いね」
桜「はい、任せてください」ニコ
。。。
桜「(ご主人さまのために、がんばるぞ!)」
桜「(前作ってもらったおかゆ食べやすかったから、あれをつくろう)」
桜「」コトコト
桜「」コトコト
桜「卵も入れておこうかな」
桜「(......わたしのせいだよね)」シュン
桜「(雨の中傘もささないで探してくれて......)」
桜「(何かほかに出来ることないかな......)」
桜「......よし出来た」
桜「」スタスタ
桜「ご主人さま、出来ましたよ」スタスタ
女「ウーン」
桜「(!......つらそう)」
女「ありがとね、桜」ニコ
桜「......はい」
女「あ、おかゆだ」
桜「前ご主人さまに作ってもらったのを真似してみました」
女「おいしそう、いただきます」
桜「」ジー
女「」パク
女「ケホ」
桜「だ、大丈夫ですか?」
女「う、うん......熱くてむせただけだから」モグモグ
桜「」ホッ
女「おいしいよ」ニコ
桜「」パァ
女「ありがとね、すごく助かる」ナデナデ
桜「えへへ」ゴロゴロ
桜「食べ終わったらゆっくり休んでください」
女「うん、そうする」モグモグ
。。。
女「......ウーン」スヤスヤ
桜「(ご主人さま......)」
女「」スヤスヤ
桜「」ナデナデ
女「......ン」スヤスヤ
桜「きれいな顔です」ジー
女「」スヤスヤ
桜「......」ナデナデ
女「......ウゥ」スヤスヤ
桜「(つらそう)」シュン
桜「(大丈夫かな......)」
桜「......」
桜「」モゾモゾ
桜「」ピト
女「......スー」スヤスヤ
桜「エヘヘ」スリスリ
桜「おやすみなさい、ご主人さま」
女「......ウーン」スヤスヤ
-------------------お昼前
女「......んぁ?」
女「......」ボー
女「......ケホ」
桜「......スー」モゾモゾ
女「(いつのまに入り込んだんだ)」ナデナデ
女「(......かわいい)」ジー
女「......ケホ」
女「......うがいしてこよ」
桜「......スー」スヤスヤ
。。。
女「う゛ー」スタスタ
桜「......」スヤスヤ
女「」モゾモゾ
桜「......ンニャ?」
女「あ」
桜「......」ジー
女「ごめんね、起こしちゃった」
桜「ンニャ」ギュ
女「」ナデナデ
桜「......スー」スヤスヤ
女「寝ぼけてただけか」ホッ
女「んふふ」ギュー
桜「......ンン」スヤスヤ
女「ケホ......おやすみ」ナデナデ
---------------夜
桜「ご主人さま、ご主人さま」ツンツン
女「んぅ?」
桜「起きてください、ご主人さま」
女「......ん?」ボー
桜「ご飯食べなきゃだめですよ、ご主人さま」
女「......」ボー
桜「大丈夫ですか?」
女「」ギュー
桜「わ......エヘヘ」ギュ
桜「......じゃなかった!」
桜「ご主人さま!おかゆ作っておきましたよ」
女「んー......ケホ」グリグリ
桜「くすぐったいですよお」
女「もうちょっとだけ、桜やわらかいねぇ」
桜「......」ナデナデ
女「......」ジー
桜「?」
女「」ズイ
桜「ふぇ!?//」
女「ほこりついてるよ」スッ
桜「わわ//」
女「よしっと、ご飯食べます」
桜「うぅ//もう//」
。。。
女「ごちそうさま」
桜「はい」
女「一杯寝たからだいぶよくなってきた」
桜「ほんとですか!よかったぁ」ホッ
女「ごめんね、色々やってもらって」
桜「いえ、わたしが悪いからいいんです」
女「ん?なんで?」
桜「......ご主人さま、わたしを探して雨にうたれて」
桜「そのせいで、体調崩しちゃって......」シュン
女「......こっちおいで」
桜「?」
女「かわいいなぁもー」ギュー
桜「ンニャ」
女「桜のせいじゃないってのに......ケホ」
桜「......わたしのせいなんです」
女「桜」
桜「?」
女「こっち見て」
桜「?」
女「」ジー
桜「」ジー
女「かわいい」ジー
桜「な、なんですか//」プイ
女「目をそらさないの」グイ
桜「うぅ//」ジー
女「」ジー
桜「//」ジー
女「あたしが体調崩したのは、誰のせい?」ジー
桜「わ、わたしです//」ジー
女「......違うでしょ、ちゃんと言えるまでこのままだよ」ギュ
桜「(近いです//)」ジー
女「誰が悪いの?」ジー
桜「うぅ//わたしです//」ジー
女「......もー」ナデナデ
桜「//」ジー
女「(耳元でっと)」スッ
女「......桜、だいすきだよ」ボソ
桜「!?//」ボン
女「んふふ」ナデナデ
桜「にゃあ///」ギュ
女「......もっかい聞くよ、誰のせい?」ジー
桜「///」ジー
桜「ご、ご主人さまです///」ジー
女「ん、よく言えました」ギュー
桜「///」スリスリ
女「(かわいいなあ)」ギュウ
桜「//」ゴロゴロ
女「」ナデナデ
桜「恥ずかしぃよぉ//」グリグリ
女「(か、かわいい//)」ハゥ
女「......ケホ」ナデナデ
桜「わ、わたし、食器洗ってきます//」スタスタ
女「あ......行っちゃった」
女「風邪ひいてなかったらキスしてたのに......」
女「明日には治ってるかな」
----------------------------------------
----------------次の日
チュンチュン
女「......」モゾモゾ
桜「......スー」スヤスヤ
女「さぶぃぃ」ギュウ
桜「......ウーン」スヤスヤ
女「はぁぁ......桜あったかぃぃ」スリスリ
桜「......にゃ」ボー
女「ふふ」ギュウ
桜「」カプ
女「っい!?」
桜「」ハムハム
女「あっ」
桜「」チュウ
女「うぁ//」
桜「」ハムハム
女「ちょ//さくらぁ//」ポンポン
桜「......んにゃ?」
桜「......わ、わわわ!?」バッ
女「だめ!逃げないで!」ギュー
桜「はぅ」
女「もー!」
桜「ご、ごめんなさいご主人さま!」
桜「わたしまた寝ぼけて」アワワ
女「......」ジー
桜「うぅ......怒ってますよね?」
女「......」ジー
女「おかえしだ」
桜「へ?」
女「」チュ
桜「んむ!?」
女「へへ//」
桜「ご、ごしゅじんさまぁ//」
女「おはよ、桜」ニコ
桜「おはようございます//」
。。。
女「じゃあ行ってくるね」
桜「はい」
女「桜、こっちきて」
桜「?」トコトコ
女「」チュ
桜「!」
女「行ってきます」ニコ
桜「行ってらっしゃい」フリフリ
--------------------------------
-----------------学校
女友「あれ、今日は来た」
女「よ」
女友「最近休み多いぞ、めずらしい」
女「まあ、いろいろあってね」
女友「ふーん」
女「ノート見せろ」
女友「」ジトー
女「見せてください」
女友「......お昼おごり」
女「はい」
女友「よし」
。。。
--------------お昼
女友「......今日ずっと気になってたんだけどさ」
女「?」
女友「......首んとこのそれ」
女「え?」
女友「」カシャ
女友「はいこんな感じ」スッ
女「!?」
女「(気づかなかった!)」
女友「......ついに男か」ワクワク
女「違っ!これは朝桜が!」
女友「桜ちゃん?......ほほーう」ニヤニヤ
女「あああもう、うるさいうるさい!」
女友「」ニヤニヤ
女「にやにやすんな!」
女友「ついにねえ」ニヤニヤ
女「なんでもいいだろもう......」
女友「へへへ、お似合いですよ」
女「......あっそ」
女友「」ニヤニヤ
女「」ヒョイパク
女友「ああああああ」
女「ざまあみろ」
女友「」チーン
-------------------------
女「ただいまー」
女「」スタスタ
桜「......」スヤスヤ
女「......よく眠れますね」ナデナデ
桜「......スー」スヤスヤ
女「宿題やっとくか」
。。。
桜「......うー」クシクシ
女「」カリカリ
桜「......」ボー
女「」カリカリ
桜「」トテトテ
桜「」ギュ
女「わ」
桜「んふふ」ギュー
女「字がずれた」ムム
桜「」クンクン
桜「はぁぁ」ポワポワ
女「......」
桜「ご主人さまいいにおいです」ギュ
女「そうかなぁ......」
桜「そうですよお」クンクン
桜「はぁぁ」トロン
女「......」
桜「」ペロ
女「うぁ!?」
桜「!」ビク
桜「だ、大丈夫ですか?」
女「なんか、生暖かいものがぬるっとした」
桜「なめました」
女「うん」
桜「......」
女「......」
桜「......ごめんなさい」ペコ
女「いい子」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「ご飯お願いね」
桜「はい」
。。。
女「ふぅ食った食った」
桜「......ご主人さまはご飯粒つけないですね」
女「......すごいだろー」
桜「むぅ」
女「......つけてほしいの?」
桜「はい!」
女「なんで?」
桜「わたしもペロっとしたいです」
女「うーん......気が向いたらね」
桜「むむ」
女「」ナデナデ
桜「エヘヘ」スリスリ
女「......色々ありがとね桜」ナデナデ
桜「?」
女「お世話してくれたでしょ」ナデナデ
桜「!」
桜「わたし、ご主人さまの力になれましたか?」
女「うん、大助かりだよ」
女「桜が居てくれてよかった」ギュ
桜「......よかった」ホッ
女「心配かけちゃった?」
桜「はい、とっても辛そうでした」
女「......ごめんね」ギュー
桜「」ポフ
女「」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「」クイ
桜「?」
女「」ジー
桜「」ジー
女「」チュ
桜「ん//」
女「......しちゃった」ニコ
桜「//」ギュ
女「すき」
桜「//」ギュウ
女「顔見せて」グイ
桜「やぁ//」
女「......かわいい」ジー
桜「あぅぅ//」ジー
女「」ギュ
桜「//」ゴロゴロ
桜「しあわせです//」ジー
女「ふふ、あたしも」ニコ
桜「//」ジー
女「」チュ
桜「......っん」チュ
女「ふふ//」
桜「エヘヘ//」
。。。
女「」モゾモゾ
桜「」モゾモゾ
女「ねえ桜」
桜「?」
女「......今度一緒にお買い物行こっか」
桜「!」
桜「......大丈夫でしょうか」
女「心配?」
桜「はぃ」
女「」ギュ
桜「」ギュー
女「やめとく?」
桜「......ご主人さまは、わたしとお買い物行きたいですか?」
女「うん」
桜「......がんばります」ギュ
女「......ありがとね、桜」ギュー
桜「」スリスリ
女「おやすみ」
桜「おやすみなさい」
------------------次の日(土曜日)
女「桜、準備はいい?」
桜「はい」
女「帽子もかぶった、しっぽもスカートの中で大丈夫と」
桜「」クルクル
女「窮屈じゃない?」
桜「大丈夫です、ぴったりであったかいです」
女「ん、じゃあ行こう」
桜「あ」
女「?」
桜「その」
桜「手、つないでほしいです......」モジモジ
女「......うん」ニコ
桜「」パァ
桜「」ギュ
女「ずっと手つないでよう」ニコ
桜「はい!」
女「出発だ」
桜「行ってきます」
今回はここまで、遅くてごめんなさい
読んでくれてありがとうございます
次はもうちょっと早く更新しますね
乙
にやにやがとまらない
いいぞ
ニヨニヨ
乙
なにこの甘い空間。最高
本当に素晴らしいSSですね……
最初からここまで一気に読んでしまった
今後も応援してます
少し更新するゾ
スタスタ
女「人間の姿で外歩くのはどう?」
桜「......高いです」
女「?」
桜「いつも地面だったので、こんなに高いところを歩くのは新鮮です」
女「そっか」
桜「」ピト
女「......近くない?」
桜「ご主人さまのそばがいいです」
女「ふふ」ギュ
女「あ、猫ちゃんだ」
桜「ほんとだ......」
女「寝てる......ふふ、かわいい」
桜「......」ムゥ
桜「ご主人さま!早くお店行きましょう」タッタッ
女「わわ......」
タッタッ
桜「......」
女「ちょっと、桜」
桜「......」
女「どうしたの?」
桜「......ご主人さまは」
女「?」
桜「わたしなんかより、さっきの猫のほうがすきなんですね」ムゥ
女「(......やきもち?)」
桜「......」
女「なんでそうなるのよ......」
桜「ご主人さまさっき、かわいいって言ってました」
女「!」
女「まあ、言ったけどさ」
桜「やっぱり!」
女「桜」ギュ
桜「......」ムゥ
女「一番かわいいのは桜だよ」
桜「......信じられないです」
女「えぇ......どうしたら信じてくれる?」
桜「......」ジー
女「?」
桜「もっとかわいいって言ってください」
女「......」
桜「......」ジー
女「桜」ギュ
桜「ん」
女「かわいいよ」
桜「......もっと」
女「(周りに人はいないな)」チラ
女「......桜」クイ
桜「あ」
女「」ジー
桜「」ジー
女「(綺麗な目してるなぁ)」ジー
桜「//」
女「照れないの」ナデナデ
桜「あぅ//......見つめられると、恥ずかしいです」
女「かわいい」ギュ
桜「......」スリスリ
女「もおほんとかわいいなー桜は」ギュー
桜「んぶ」グリグリ
女「......これくらいで大丈夫?」
桜「......許してあげます」
女「お、言うようになったなー」ツンツン
桜「えへへ//」ゴロゴロ
------------近所のスーパー
桜「......ここが」ゴク
女「そう、あたしがお世話になってるそこそこ安い店」
桜「人が歩いてますね」
女「うん、休日だからちょっと人多いね」
桜「......」ムム
女「大丈夫?」
桜「はい」ギュ
女「離れないでね」ギュ
女「よし、買い物しようか」
。。。
女「まずは野菜っと」
桜「」キョロキョロ
桜「物がいっぱいですねえ」キョロキョロ
女「ふふ、気になる?」
桜「はい」
女「いろいろ見て回ろうか」
女「キャベツと、たまねぎと、ニンジンと、ピーマンと......」
桜「!」
桜「......ピーマン、苦いです」
女「......我慢だよ、桜」
桜「うぅ」
女「食べられたらご褒美あげるから、ね?」ナデナデ
桜「うぅ......はい」
女「よし、次お肉」
女「」ムム
桜「おいしそうですねぇ」キョロキョロ
女「......桜、これとこれどっちが多いと思う?」
桜「うーん......こっちですかね」
女「よし、ありがと」
桜「!」チラ
女「じゃあつぎっと......ん?」
桜「」ジー
女「......気になる?」
桜「はい!」
女「むむ......じゃあ見るだけね」
桜「やった!」
。。。
女「お菓子コーナーです」
桜「カラフルですね」キラキラ
女「そういえばうちにお菓子ないからなあ」
桜「」キョロキョロ
女「(釘づけですね)」
桜「!」
桜「」ジー
女「......」
桜「」チラ
女「(......こっちを見られても)」
桜「」ジー
桜「」チラ
女「」
桜「......ご主人さま」
女「ダメです」
桜「」ガーン
桜「まだ何も言ってないのにぃ」シュン
女「我慢だよ」
桜「」シュン
女「......」
桜「ご主人さまと、一緒に食べたかったです......」シュン
女「」
桜「うぅ」
女「よし買おう、一緒に食べよう桜」スッ
桜「!」パァ
桜「ありがとうございます、ご主人さま」ギュ
女「(この笑顔のためなら、安いものだぜ)」キリ
。。。
女「よし、帰ろっか」
桜「はい」
女「こっち持って」
桜「はい」
女「よし行こう」
スタスタ
女「どうだった?さっきのスーパー」
桜「人がいっぱいで怖かったです」
女「あらら、よくがんばったね」
桜「ご主人さまがいてくれたから、大丈夫でした」
女「そっか、役に立ててよかった」
桜「物もいっぱいあって、すごかったですね」
女「初めて見たものあった?」
桜「ほとんど初めてですよ!楽しかったです」
女「......また行く?」
桜「むむ」
桜「ご主人さまが一緒に来てくれるなら、たまに」ムム
女「あはは、じゃあ行きたくなったら言ってね」
桜「はい」
-----------------------------------
ガチャ
女・桜「「ただいまー」」
女「ふぅ、お疲れさま」
桜「はふぅ」
女「ちょっと休もうか」
桜「はぃぃ」
。。。
女「桜、さっき買ったやつ食べる?」
桜「!」コクコク
女「よし」
ゴソゴソ
女「じゃん」
女「ポッキーです」
桜「」ワクワク
女「はいどうぞ」
桜「いただきます」
桜「」カリカリ
女「(可愛い食べ方するな)」ジー
桜「おいしいです!」
桜「もう一本」カリカリ
女「あたしも」ポキッ
女「」ハムハム
女「おいしいねぇ」
桜「はい!」カリカリ
女「」ジー
桜「」カリカリ
女「」ジー
桜「?」カリカリ
桜「どうしました?」
女「桜、ポッキーゲームやろう」
桜「なんですかそれ?」
女「これを、あたしと桜で、両方から、食べる」
桜「ふむふむ」
女「先に口を離した方が、負け」
桜「なるほど」
女「負けた方は、罰ゲームです」
桜「分かりました、負けませんよ!」
女「ふふ、いい度胸だ」
女「じゃあ、くわえて」
桜「」パク
桜「(意外と近い//)」
女「よーい、スタート」
桜「」カリカリ
女「」カリカリ
桜「」カリカリ
女「」カリカリ
桜「(あ、あれ?ご主人さま止まる気配がない......)」カリカリ
女「」カリカリ
桜「(あ、あわわわ//)」カリカリ
女「(ふふ、甘いよ桜)」カリカリ
桜「(このままだと、ぶつかる//)」カリカリ
女「(このままキスしてやろう)」カリカリ
桜「(ぶつかるっ//)」カリカリ
女「」カリカリ
桜「っ」カリカリ
女「」チュ
桜「ん!?//」チュ
女「(逃がさん)」ガシ
桜「(んー!?)」チュー
女「んむ」レロ
桜「ん!?」ビク
女「......っ」チュー
桜「......あむ//」
女「......ぷは」モグモグ
桜「......ぁぁ//」
女「桜の、おいしい」ニコ
桜「~~//」ポカポカ
女「んふふ」ナデナデ
桜「とられちゃったよぉ//」グス
女「(かわいい//)」ギュウ
女「ごめんね桜、嫌だった?」
桜「//」フルフル
女「......よかった」ナデナデ
桜「」グリグリ
女「(そこまで顔押しつけんでも)」
女「......もっかいやる?」
桜「!」パァ
桜「//」コクコク
女「ふふ、桜はえっちね」ナデナデ
桜「な、なんでですか!//」
女「はいくわえて」スッ
桜「あむ」
女「うむ」
女「じゃあいくよ......せーの」
カリカリ......カリカリ......
。。。
女「」ボー
桜「」ボー
女「」ボー
桜「」ボー
女「」チラ
桜「」ボー
女「」ボー
桜「」ススス
桜「」ピト
女「?」
桜「」ジー
女「?」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「」ナデナデ
桜「エヘヘ」ゴロゴロ
女「」スマホポチ-
女「桜、ここ見て」
桜「?」ジー
女「もっと近づいて」
桜「」ギュ
女「」カシャ
桜「!」
女「撮れた」
桜「なんですか?」
女「写真、桜とのツーショット」
桜「!」
桜「ご主人さま、わたしのケータイもやってください!」
女「うん、貸して」
桜「どうぞ」スッ
女「よし、じゃあもっかい近づいてっと」
桜「」ピト
女「撮るよ?せーの」
桜「」チュ
女「」カシャ
女「......」
桜「......」ギュ
女「」ナデナデ
-------------------------------------
--------------桜昼寝中
桜「......zzz」スヤスヤ
女「(もうすぐクリスマスだ)」
女「(なにかプレゼントあげないと)」
女「(......なににしよ)」
女「」ジー
桜「......スー」スヤスヤ
女「ふむ」
桜「......ムニャ」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「......ンン」スヤスヤ
女「......」
。。。
-----------------夜、布団
桜「」モゾモゾ
女「」モゾモゾ
桜「ご主人さまー」
女「なにー?」
桜「わたし、ご主人さまの役に立ててますか?」
女「突然どうしたの」
桜「ご主人さまあんまり休めてない気がするんです」
女「うーん、そんなことないんだけどなあ」
桜「そうですか?」
女「うん」ギュ
桜「......」ギュウ
女「」ツンツン
桜「んむぅ」
女「桜は、そばにいるだけで、いいの」ギュウ
桜「......はい」ポフ
女「おやすみ」
桜「おやすみなさい」
今回はここまで
読んでくれてありがとうございます
いいぞ~
乙
最高
更新
------------------------12月に入って
女「桜、クリスマスって知ってる?」
桜「?」
女「クリスマスって言うのはね、好きな人同士で過ごすの」
桜「ふむふむ」
女「桜は誰と過ごす?」
桜「ご主人さまです!」
女「桜ー」ギュー
桜「ご主人さまー」ギュ
女「ふふ」
桜「えへへ」ゴロゴロ
女「クリスマスはパーティーしようパーティー」
桜「楽しみです!」
-------------------------------
-------------------あっというまにクリスマスイブ
--学校--
女友「クリスマス......か」フッ
女「なにかっこつけてんだ」
女友「世の中不公平......どうしてこうも格差が......!!」
女「......」モグモグ
女友「出会いが......欲しい!!」
女「あっそ」
女友「世の中不公平......どうs
女「言わんでいいわ」
女友「......」ジトー
女友「余裕じゃないっすか先輩」
女「......」モグモグ
女友「けっ、これだからよぉ」モグモグ
女「......」モグモグ
女友「......」モグモグ
女「......」モグモグ
女友「......桜ちゃんのこと襲おうかな」
女「ころすぞ」
女友「ひっ!......嘘です嘘です!」
女「......」ジトー
女友「しっかしあんたもかわったねぇ」
女「......いいだろ別に」モグモグ
女友「桜ちゃん好き?」
女「......だったらなんだ」モグモグ
女友「か~~!いいねぇいいねぇ!」バンバン
女「いてっ」
女友「大事にしてやんな」
女「当然」
--------------------------------------
女「ただいまー」
女「」スタスタ
桜「......zzz」スヤスヤ
女「」ナデナデ
女「(桜とあれ見に行きたいな)」
桜「......ンン」スヤスヤ
。。。
女「桜、お散歩行こう」
桜「!」
桜「お外歩くんですか?」
女「うん、夜ご飯食べたしちょっと運動しよう」
桜「分かりました」
。。。
女「」ギュ
桜「」ギュ
女「寒くない?」スタスタ
桜「ご主人さまが手つないでくれるから温かいですよぉ」ギュ
女「よかった」
桜「人がたくさんいますね......」
女「ここの広場はすごいね......怖い?」
桜「......大丈夫です」ギュ
女「ほんと?」
桜「はい」
女「......」
女「」グイ
桜「わわ」
女「もっと近くにいよ、ね?」ニコ
桜「ご主人さま......ありがとうございます」ピト
女「」スタスタ
桜「」スタスタ
女「お、見えてきた」
桜「......わあ!」
女「すごいねぇ」
桜「綺麗です!すごいです!おっきいですね!」
女「ふふ」ナデナデ
桜「ほんとに、きれい......」ポー
女「これ背景にして写真撮ろう」
桜「はい!」
女「よし、撮るよ......せーの」
カシャ
女「桜、妖精さんみたい......」
桜「恥ずかしいです//」
女「(待ち受けにしよっと)」
女「......桜と一緒にね、このツリー見たかったんだ」ギュ
桜「......」ギュ
女「喜んでもらえたみたいでよかった」
桜「......ありがとうございます、ご主人さま」ピト
女「」ナデナデ
桜「わたし、しあわせです」
女「あたしも......ねぇ桜」
桜「?」チラ
女「」チュ
桜「ん」
女「すき」ニコ
桜「わたしもです//」ニコ
女「......さ、帰ろっか」ギュ
桜「はい」ギュ
。。。
女「ただいまー」
桜「ふぅ」
女「おつかれさま」ナデナデ
桜「ありがとうございます」
女「お風呂入って寝ちゃおっか」
桜「はい」
-----------------------------------
-----------------クリスマス
チュンチュン
女「......」ボー
女「......ねむ」
女「ごはん、、つくらなきゃ......」
女「」ノソノソ
桜「zzz」スヤスヤ
。。。
女「」ツンツン
桜「......ヤァ」クシクシ
女「起きてください」ナデナデ
桜「......んぅ?」
女「姫様、お食事が出来ましたよ」
桜「ふぇ?姫様?」ボー
女「」ナデナデ
桜「......おはようございますぅ」ボー
女「おはよ」
桜「」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「zzz」スヤスヤ
女「こら、寝ないの」ツンツン
桜「んぅ......眠いですよお」ボー
女「ご飯食べたら一緒に寝よ?」
桜「はぃぃ」
。。。
桜「ごちそうさまでした」
桜「」トテトテ
桜「」ポフ
女「先に二度寝しててね」ナデナデ
桜「」コク
女「おやすみ」
女「」カチャカチャ
。。。
女「」モゾモゾ
桜「......スー」スヤスヤ
女「あったかぁ」
桜「zzz」スヤスヤ
女「」ギュウ
桜「......ン」
女「(プレゼントは、夜色々食べた後でいいよね......)」
女「......」
。。。
------------夕方
女「......んんぅ」モゾモゾ
女「......ん?」
女「今何時?」
女「げ、寝すぎたな」
桜「zzz」ギュー
女「あったかぃぃ」ギュ
桜「......スー」スヤスヤ
女「桜、起きて」ツンツン
桜「......ンン」モゾモゾ
女「桜」ナデナデ
桜「......?」ボー
女「もうすぐ夜ご飯の時間だよ、一緒に作ろ?」
桜「......」ボー
女「(寝ぼけてる)」
桜「」スリスリ
女「」ナデナデ
桜「んー」
女「起きてる?」プニプニ
桜「んぅ、起きてますよお」
女「パーティーの準備しよう」
桜「!」
桜「がんばります」
女「よし」
。。。
桜「出来ましたね!」
女「豪華だ......!」
桜「早く食べたいです!」ワクワク
女「よし、食べよう」
桜・女「「いただきます!」」
女「」モグモグ
女「う、うまい!」
桜「このお肉おいしいです!」モグモグ
桜「」パクパク
女「」モグモグ
女「高いの買ってよかったね」モグモグ
桜「はい」モグモグ
女「あ、飲み物持ってくる」スタスタ
桜「?」モグモグ
女「持ってきた」
桜「いつものお茶と違いますね」モグモグ
女「うむ、今日は炭酸だよ」コポコポ
シュワシュワ
桜「!」
桜「泡がいっぱいです!」
女「よし、じゃあ桜これ持って」スッ
桜「はい」
女「かんぱーい」カチャ
桜「?」カチャ
女「飲んでみて、最初はちびちびね」
桜「」チビッ
桜「わっ!」
女「どう?」
桜「シュワシュワです!すごいです!」
女「おいしい?」
桜「おいしいです!」ゴク
女「よかった、いっぱい飲んでいいからね」ゴクゴク
桜「はい!」
。。。
女「うぷ」
桜「うぅ、食べ過ぎました」
女「大丈夫?」
桜「はい、ご主人さまも大丈夫ですか?」
女「うん、それにしてもおいしかった」
桜「また今度食べたいですね」
女「また食べよう」
桜「けぷぅ、はい」
女「」ナデナデ
女「(もう少し休んでから渡そうか)」ソワソワ
女「(嫌がられたらどうしよう......)」
桜「」ジー
桜「大丈夫ですか?」
女「え、あ、うん......大丈夫」
桜「......お腹苦しかったら言ってください」
女「うん、ありがと」ナデナデ
桜「えへへ」
女「(がんばるぞ)」ソワソワ
。。。
桜「ふぅ......落ち着いてきました」
女「(よし......)」
女「あ、あの、桜」
桜「?」
女「その、桜に渡したいものがあって」
桜「なんですか?」
女「」ガサゴソ
女「これ、なんだけど」スッ
桜「わっか、ですか?」
女「うん、これをね、その......桜の首に、着けてほしい」チラ
桜「これを、わたしの首に、ですか」
女「あ、やっぱそんなの嫌だよね......ごめん」シュン
女「(やっちゃった......)」
桜「わかりました」
女「え?」
桜「着けますよ」ニコ
女「ほんと!?」パァ
桜「」コク
女「ありがと」ギュ
桜「ご主人さまがくれるものなら、なんでも嬉しいですよ」ニコ
女「っ」ギュ
桜「ん」ギュ
女「それ、あたしに着けさせてほしい」
桜「いいですよ」
女「やった、じゃあ頭通して」スルスル
桜「んぅ」
女「よいしょ、苦しくない?」
桜「大丈夫です、ぴったりしますね」
女「よかった......こんな感じかな」
女「出来た!」
桜「......どうですか?」ウワメ
女「(うぁ、かわいい//)」
女「」ギュ
桜「?」
女「やばい、すごい、かわいい」ギュ
桜「えへへ//なんか恥ずかしいですね//」ゴロゴロ
女「」ギュウ
桜「んぅ」スリスリ
女「よし」
桜「?」
女「それを桜が着けて、そしてあたしはこれ」スッ
桜「わたしのやつよりもちっちゃいですね」
女「うん、流石に学校にはそれつけては行けないからね」
女「そこで、桜のやつと同じ模様のブレスレット」スルスル
桜「おお!同じです!」
女「同じだぞ」
女「どう?」
桜「うーん、いつもとあんまり変わらないですね」
女「」ガク
女「まあ、そうだよね」
桜「あの、どうしてわたしにくれたんですか?」
女「あ、それは......」
女「......その、恥ずかしいんだけどさ」
桜「?」
女「えっと、桜のことをね......いつでも、近くに......」
桜「!」
女「同じ柄の物をつけてれば、繋がってるみたいだなって」
女「......あーもう、恥ずかしい//」
桜「」ギュ
女「?」
桜「......嬉しいです」ニコ
女「......ほんと?気遣わなくてもいいよ」
桜「ほんとに嬉しいですよお」ギュー
女「」ギュウ
桜「むぐぅ」
女「......ごめん、それでも不安なの」
桜「......」ムム
桜「」カプ
女「っ」ピク
女「な、なにすんの!?」
桜「」ハムハム
女「ちょっ、桜ぁ!」
桜「ご主人さまがわたしを信じてくれないので怒りました」
女「あ」
桜「......痛かったですか?」
女「......ちょっとだけ」
桜「」ペロ
女「ひゃ」
桜「」ペロペロ
女「っっ」ゾクゾク
桜「ごめんなさい」
女「」ナデナデ
女「ありがとね、桜」
桜「」スリスリ
女「喜んでもらえて、うれしい」ギュ
桜「エヘヘ」ゴロゴロ
女「......それプレゼントしたのはね」
桜「?」
女「側に感じたいっていうのもあるんだけど」
女「......ほんとは、その、」
桜「」キョトン
女「うぅ......やっぱ言いたくない」
桜「なんでですか?」
女「嫌な女だと思われそう」ギュ
桜「......大丈夫ですよ」
女「......」ジー
桜「?」
女「......あのね」
桜「はい」
女「あたしのと同じやつを、桜の首に巻いておけば」
女「その......ね、桜は、あたしのものだぞ!......って」
桜「......」
女「嫌いになった?」ギュウ
桜「......」
女「......桜?」
桜「//」
女「(なぜ照れる)」
桜「ご主人さまは、ずるいです//」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「わたしは、ご主人さまのものですよ?」ウワメ
女「っっ//」
女「その言い方は反則だ//」ギュー
桜「......うれしいな」ギュ
女「」ナデナデ
桜「エヘヘ」スリスリ
女「桜」
桜「?」
女「ずっと、一緒にいてね」
桜「はい」ギュ
女「」ジー
桜「?」
女「」クイ
桜「あっ」
女「」チュ
桜「んぅ」
女「」ギュウ
桜「//」
女「誰にも、渡さない」ギュウ
桜「ずっと、わたしのこと守ってください」ジー
女「うん、絶対」
桜「」ジー
女「?」
桜「えい!」チュ
女「ん!?」
桜「ぷは......えへへ//」
女「」ギュ
桜「」スリスリ
女「すき」
桜「わたしもです」ポフ
女「ふふ」
桜「えへへ」
------------------------------------
--------------冬休み
ピンポーン
女「あ、きた」
桜「?」
女「桜はここで待ってて」
桜「はい」ポフポフ
女「」スタスタ
ガチャ
女友「よ」
女「どうぞ」
女友「ぐへへへ」
女「」ジトー
女友「お邪魔しまーす」
女「」スタスタ
女友「桜ちゃーん、来たぞー」
桜「!」
桜「女友さん!」ギュ
女「」ムッ
女友「!?」
女友「で、でけえ!?」
女「......」ジー
女友「大きくなったなー」ナデナデ
桜「えへへ」
女「......」
女友「今日も泊まらせてもらうぞー」ナデナデ
桜「分かりました」
女友「......ん?」チラ
女「......」
女友「ははーん」
桜「?」
女友「......やきもちマン?」
女「......別に」プイ
女友「桜ちゃん、ちょっと」
桜「なんですか?」
女友「あいつ、わたしに桜ちゃん取られたみたいで不機嫌だから」コソコソ
女友「機嫌直してきて、お願いね」コソコソ
桜「!」
桜「分かりました!」コソコソ
女「......なにコソコソ話してんの?」ムゥ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「ごしゅじんさまぁ」スリスリ
女「ふふ、どうしたの?」ナデナデ
女友「(えぇ......)」
桜「女友さんが、ご主人さまを心配してます」
女「......」ジー
女友「いや、もう大丈夫だわ」
女友「あんたら、いつもこんな感じなの?」
桜「そうですよお」スリスリ
女「」ナデナデ
女友「あ、そっすか」
女友「にしてもあんた、ほんとかわったな」
女「そう?」
女友「うむ」
桜「ふふ、ご主人さまはかわいいんですよ」ギュ
女友「なん......だと......!?」
桜「この前ですね、」
女「わーわー!何も言わなくていいから」ギュウ
桜「むぐ」
女友「......」ジトー
女「......」
桜「モゴモゴ」
女友「あ、あんたそのブレスレット」
女「!」
女友「桜ちゃんのチョーカーみたいなのと同じ柄だ」
桜「そうです!」ズイ
女友「おおう!?」
桜「えへへ//ご主人さまにもらいました」
女「あたしがあげた」
女友「へー」
桜「女友さん、これ似合ってますか?」
女友「......」ジー
女友「うむ」
桜「」パァ
女「当然よ」ドヤァ
桜「ご主人さまはやっぱりすごいです」
女「そんなことないよ、桜はなにつけても似合うでしょ」
女友「......」
桜「えへへ、ご主人さまぁ」ギュ
女「ふふ」ナデナデ
女友「(なんだこれ)」
--------------------------------
--------------宿題中
女「」カリカリ
女友「」カリカリ
桜「......スー」スヤスヤ
女友「あんたさ」
女「?」
女友「桜ちゃんのこと、親に話した?」
女「......話してない」
女友「......」
女「......」
女友「どうすんの」
女「どうするって......まだ話せないでしょ」
女友「なぜ?」
女「もし反対されて、一人暮らしもやめさせられて」
女「そしたら、桜が危険になっちゃうじゃん」
女友「ふーん......じゃあこっから先のことは決めてあるの?」
女「......まあ一応」
女友「すげー」
女「」カリカリ
女友「」カリカリ
女「」カリカリ
女友「」カリカリ
女「」カリカリ
女友「桜ちゃんのこと、反対されたらどうすんの?」
女「......がんばる」
女友「えぇ......」
女「隠し通す」
女友「......」
女「大学卒業するまでは、言わない」
女友「まじ?」
女「」コク
女友「だってあんたそれ、あと何年後よ」
女「5年くらい?」
女友「まあそんくらいだけどさ」
女「......」
女友「大学決まってんの?」
女「まだ」
女友「ふーん、ずっとここに住むわけじゃないっしょ?」
女「まあ近くに大学無いからな」
女友「引っ越すときどうすんのよ、実家戻るでしょ」
女「桜には猫の姿でしばらく過ごしてもらうしかないかな」
女「あたしの部屋にちょっとだけ住み着いてもらう」
女友「うむ」
女「まあ桜を十分養うことが目標だから、それまで頑張らないと」
女友「......大人だねぇ」
女「」カリカリ
女友「」カリカリ
---------------------------------------
------------夜
女「お腹すいた」
女友「同じく、なんか作ってよー」ジタバタ
女「待ってな......桜、起きて」ツンツン
桜「......ンン」モゾモゾ
女「起きてくださいー」ナデナデ
桜「......ヤァ」クシクシ
女「」ムム
女「」フー
桜「ふぇ!?」ビクン
女友「あ、起きた」
女「おはよ、桜」
桜「うぅ......少しびっくりしました」ギュ
女「あはは、ごめんね」ナデナデ
女「起きてすぐで悪いんだけど、ご飯作ってくれる?」
桜「わかりました、今日は3人分ですね」
女「うん、お願い」ナデナデ
桜「行ってきます!」スタスタ
女友「......桜ちゃん料理できんの?」
女「うん、天才」
女友「まじかよ......信じられん」
女「まあ待ってな」
。。。
女友「うまかった......」
女「だろ?」
女友「立派なお嫁さんになれるぞ」
女「当然」
女友「毎日あれ食べてんの?」
女「そうね、最初の方はあたし作ってたけど」
女友「ひぇぇ」
女「羨ましいだろ」フフン
女友「......」ジトー
桜「手が冷たいですぅ」スタスタ
女「お疲れ、桜」ギュ
桜「はぁぁ、あったかいですね」ギュ
女友「こらそこ、客人が来てるんだから遠慮しなさい」
桜「あ、ごめんなさい」パッ
女「あー」
女友「じゃあ桜ちゃん、こいつの恥ずかしい話でも聞かせてよ」
桜「わかりました、えーっとですね......」
女「話さなくていいから!」ムギュ
桜「もごもご」
女「もー」
女友「いいじゃんかー聞かせろよー」バンバン
桜「むぐ」ワタワタ
女「あ、ごめん桜、苦しかった?」スッ
桜「ケホ、大丈夫です」
女「桜は色々喋っちゃいそうだから、ここにいなさい」ギュウ
桜「あ......えへへ」スリスリ
女友「まーたいちゃついてるよ......あ、写真撮っちゃお」スッ
女「」ナデナデ
桜「んふふー」ゴロゴロ
カシャ
女「!」
桜「ふぇ?」
女「なに撮ってんだ」
女友「ぐへへへ、こりゃいいネタになりそうだぜ」
女「なんのだよ......」ハァ
桜「ケータイデンワです!ケータイ!」
女友「おお、やけに食いついてきたな」
桜「わたしも持ってますよ、ケータイ」
女友「まじで?アドレス教えてよアドレス」
桜「?」キョトン
女「あー、桜のやつは通話専用なんだわ」
女友「なる......じゃあ番号教えてよ」
桜「教えても大丈夫ですか?ご主人さま」
女「まあこの人なら大丈夫でしょ、はい」スッ
桜「分かりました」ピッピッ
桜「これです」スッ
女友「ふむふむ......登録完了っと」
女友「なんかあったら掛けてきなね」
桜「はい」
。。。
ワイワイガヤガヤ
女「あ、もうこんな時間か」
女「あんた先お風呂入ってきな」
女友「え、いいの?」
女「客人よ、行ってこい」
女友「ありがたきしあわせ、行ってきー」
女「......」
桜「......」
女「桜?」
桜「なんだか、楽しいですね」
女「そうだね、いつもより騒がしい」
桜「」ピト
女「どしたの?」
桜「近くにいたいです」
女「」グイ
桜「あ」
女「」ジー
桜「」ジー
女「桜」
桜「ご主人さま」ポー
ドタドタ
女友「おーい、シャンプー切れかかってるけどー......って」ドタドタ
女「」バッ
桜「」バッ
女友「......」ジトー
女「ななななに」
桜「」ドキドキ
女友「シャンプー、切れかかってる、わたし、どうすればいい」
女「あああ、シャンプーねシャンプー、うん用意する」
女「ごめん桜、待っててね」
桜「は、はい」ドキドキ
女友「......」
。。。
女友「なんか、邪魔したかわたし」
女「い、いや別に......」
女友「......」
女「はいシャンプー......ではこれで」
女友「まあ待て待て」ガシ
女「」ビク
女友「わたしはゆーっくりお風呂に浸かってるから、桜ちゃんとごゆっくり」
女「この!」スッ
女友「じゃーにー」ピシャ
女「くぅ」
女「」ハァ
女友「♪~」
。。。
女「お待たせ、桜」
桜「//」ギュ
女「」ナデナデ
桜「ご主人さま」スリスリ
女「なに?」
桜「」ジー
女「キス、したい?」
桜「//」コク
女「女友いるのに?」
桜「うぅ//」コク
女「(あいつはあー言ってたから、大丈夫かな)」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「桜」クイ
桜「//」
女「こっち見て」
桜「あぅ//」ジー
女「......かわいい」ジー
桜「//」プイ
女「」チュ
桜「んぅ」
女「......っん」
桜「ん」ギュ
女「ぷは」
桜「っ」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「エヘヘ//」ゴロゴロ
女「(かわいい)」ギュ
-----------------------------------
女友「ふぃーあがったぜい」
女「うむ、じゃあ桜はいってきな」
桜「あ、はい」
女友「あいつとナニしてたの?」ボソ
桜「!?//」ボン
女友「あはは、おもしろい」ゲラゲラ
桜「いい行ってきます!//」
女「......」ジトー
女友「で、なにしてた?」
女「......なにも」
女友「ほう」ニヤニヤ
女「」シュッ
女友「いで、枕投げるな」
女「桜のこといじめるなよ」
女友「いやーからかいがいがあるねえ、あの子は」
女「」ハァ
女友「お盛んなことで」
女「」ジトー
。。。
桜「ふぅぅ、ご主人さまどうぞー」ホカホカ
女「よっし、行ってくるか」
女友「いってらー」
女「ちゃんとあったまってきた?」
桜「はい」ニコ
女「ん、おっけ......行ってくるね」ナデナデ
桜「」フリフリ
桜「」トテトテ
桜「ふにゃあ」ポフ
女友「(癒しですな)」フム
女友「ねーねー桜ちゃん」
桜「なんですか?」
女友「さっきわたしお風呂入ってるとき、あいつとなにしてたの?」
桜「//」ボン
桜「そ、それはですね//その......」
女友「」ニヤニヤ
桜「あぅぅ//えっと......」ワタワタ
女友「......ちゅっちゅ?」
桜「//」カァー
女友「あら^~」ニヤニヤ
桜「//」モゾモゾ
女友「(布団にもぐった)」
女友「あ、そーだ」
桜「」モゾモゾ
女友「あいつの話聞かせてよ」
桜「ご主人さまのですか?」モゾモゾ
女友「うん、学校とどんだけ違うか知りたい」
桜「えーっとですね、まず......」
女友「ふむふむ」
。。。
女「ふぅー」
女友「あ、桜ちゃん大好きマンだ」
女「あ゛?」
桜「エヘヘ」
女友「桜ちゃんからあんたの話を聞きまくった」
女「......」
女友「いやー、メロメロですねもう」
桜「//」
女「はぁ......桜」ギュ
桜「んぅ」
女「恥ずかしいから、あんまり話さないでよ」ツンツン
桜「ごめんなさい、でもご主人さまのことお話ししたくて......」
女「......そっか」ナデナデ
桜「」ポフ
女友「」カシャ
女「おい」
女友「ああ^~」
女「......」
女友「はい」
桜「」スリスリ
--------------------------------
----------次の日
女友「じゃあ、帰ります」
女「うむ」
桜「楽しかったです!」
女友「おーよしよしいい子だ」ナデナデ
桜「えへへ」
女「ほら帰れ帰れ」シッシ
女友「やきもちマンだ」
女「」ゲシ
女友「いで」
女友「あ、帰る前に聞きたいんだけど」
女「?」
女友「なんで桜ちゃんあんたのことご主人さまって呼んでんの?」
女「なんでって......なんでだ?」
桜「うーん、ご主人さまはご主人さまですよ」
女友「えぇ......試しに名前で呼んでみてよ」
桜「!」
女「おお」
女友「どうぞ」
桜「えと、お、女......さん?//」
女「(むずむずする)」
女友「(なぜ照れる)」
桜「ご主人さまぁ//」ギュ
女「桜の呼びやすいほうでいいよ」ナデナデ
女友「」カシャ
女「おい」
女友「じゃ、帰りますね」
女友「おじゃましましたー、ばいばい」
女「」フリフリ
桜「女友さん、さようなら」フリフリ
女「......」
桜「帰っちゃいましたね......」
女「うん、寂しい?」
桜「ご主人さまがいるから大丈夫です!」ニコ
女「ありがと」ナデナデ
桜「えへへ」
-------------------------------------
ここまでです今回は
読んでくれてほんと嬉しいです
変なとこあったらいってほしいです
乙 これはいいものだ
いいぞー
名前呼びもいいね
乙
甘過ぎてニヤニヤが止まらん
乙!!
遅くなりましたごめんなさい
更新です
-------------大晦日
女「ふぅ」
桜「はふぅ」
女「あったかいねえ」
桜「あったかいですぅ」
女「今年はいろいろあったなー」
桜「......」
女「桜、もっとこっち寄って」
桜「」ススス
桜「」ピト
女「あったかい」ギュ
桜「」ゴロゴロ
女「......ありがとね、桜」
桜「?」キョトン
女「桜と出会えて、ほんとによかった」
桜「ご主人さま......」
女「毎日が楽しい」
桜「......わたしは、ご主人さまの力になれてますか?」
女「うん」ギュ
桜「......」スリ
女「あたしもう桜がいなきゃ、だめなんだ」
桜「......」
女「」ギュウ
桜「嬉しいです//」ギュ
女「あたしは、桜の力になれてる?」
桜「」コクン
女「よかった」ナデナデ
桜「......」
女「......」
桜「」ポフ
女「あ、年変わっちゃう」ナデナデ
桜「」ジー
女「桜、いい?」クイ
桜「」コク
女「」チュ
桜「んっ」
女「......っ」
桜「......ちゅ」
女「......レロ」
桜「!?」ビク
女「......ン」ギュ
桜「......ふぁ」トロン
女「......ぷは」
桜「あっ」
女「」ナデナデ
桜「あぅ」
女「もっとしたかった?」
桜「//」コクン
女「ふふ、いいよ、しよっか」ギュ
桜「//」ドキドキ
女「あ、その前に」
桜「?」
女「今年もよろしくね、桜」
桜「はい!」
女「じゃあ、するね」
桜「!」
桜「//」ドキドキ
女「どんなキスがいい?」
桜「あ、えっと......//」ドキドキ
女「(かわいい)」ナデナデ
桜「その......あぅぅ//」ドキドキ
女「言うの恥ずかしい?」
桜「//」コクン
女「じゃあ、あたしのしたいやつでいい?」
桜「はぃ」ドキドキ
女「」ギュー
桜「」ポフ
女「」ジー
桜「」ジー
女「さっきのやつ、するね」
桜「!」ドキドキ
女「少しだけ、口開けて」
桜「」スッ
女「......んぅ」チュ
桜「ん」
女「ん......れろっ」
桜「ん!?」ビク
女「......ちゅっ」ギュウ
桜「......んぅ」
女「......んっ」
桜「れろっ......ちゅぅ」
女「......れろっ」ギュ
桜「ふぁ」
女「ちゅ」
桜「ぷは」
女「っふぅ」
桜「キュー//」コテン
女「ふふ//」ナデナデ
桜「きもちぃです//」
女「ごちそうさま」ニコ
桜「~~っ!//」ギュー
女「ふふ」ナデナデ
桜「甘かったです//」
女「な、なにを言ってるんだ君//」
桜「ご主人さま、おいしかった//」ギュ
女「」チュ
桜「ん!?」ビク
女「レロ」チュー
桜「んふぅ」ビクビク
女「チュル」ギュー
桜「んぅ!?」ギュ
女「......ちゅ」
桜「ぷはっ」
女「桜も、おいしい」ニコ
桜「~~っっ//」カァー
女「もっと、飲みたい」
桜「あっ//」ドキドキ
女「いい?」ナデナデ
桜「あっ......はぁ//」コクン
女「」チュ
桜「んぅ」
。。。
桜「」チーン
女「桜ぁ」ギュウ
桜「」ガクッ
女「吸いつくしてしまった」
女「桜、大丈夫?」ユサユサ
桜「」シーン
女「......」ムム
女「(キスしながら年を越すとは......)」ナデナデ
女「(我ながらなんて奴なんだ)」
女「このまま寝ちゃうかな?」ギュ
女「......」ナデナデ
桜「......ん」ギュウ
女「お?」
桜「」ジー
女「?」
桜「や、やだぁ//」ポフ
女「おおう!?どしたの?」ギュウ
桜「も、やだ//すきです//ぐちゃぐちゃです//」
女「(かわいい)」ナデナデ
桜「はふぅ//」グリグリ
女「ごめんね、やりすぎちゃった」
桜「うう......」
女「桜がかわいすぎてつい、ね」ナデナデ
桜「あぅ//」
女「もっとしちゃ、だめ?」
桜「や、やぁ//」フリフリ
女「ふふ、そっか......じゃ、また今度しよ?」
桜「ぁ//」コク
女「もうそろそろ寝よっか」
桜「」コク
。。。
女「」モゾモゾ
桜「」ピト
女「」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「ごめんね、ちょっとはしゃぎすぎちゃった」
桜「大丈夫です」ニコ
女「よかった......もし嫌われたら、立ち直れなかった」
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「その......いつでも、ご主人さまがしたいときにしてほしいです」
女「......いいの?」
桜「」コクン
女「」ギュウ
桜「ん」
女「ありがと......だいすき」
桜「あっ......うれしぃ」ニコ
女「ふふ」
桜「えへへ」
女「......おやすみ」
桜「おやすみなさい」
-----------------------------------
-----------冬休み明け
女「じゃあ桜、留守番お願いね」
桜「はい!ご主人さま頑張ってください」
女「ありがと」チュ
桜「ん」
女「行ってきます」
桜「行ってらっしゃい」フリフリ
桜「ふぁぁ、お掃除したらお昼寝しよっと」
。。。
女「ふぁぁ」
女友「なに吸い込もうとしてんだ」
女「よ」
女友「おっす」
女「眠い」
女友「たるんどるなー」
女「......」ボー
女友「アホ面」ボソ
女「あ゛?」
女友「ヒィッ!」
先生「ホームルーム始めるぞー」
女友「たすかったぜ......」
女「おいこら」
先生「席着けー」
。。。
先生「来週の金曜までに提出するようにな」
先生「じゃあホームルーム終わるぞー」
女友「デデンデンデデン」ススス
女「次の授業の用意しなきゃ」
女友「デデンデンデデン」ススス
女「うわ次英語だ」
女友「......」
女「......」
女友「デデン
女「うっさい」
女友「」ガーン
女「」ジトー
女友「あんた大学どこ行くんだっけ」
女「○○大」
女友「おいおいパクリかよ」
女「いやいやパクったわけじゃない」
女友「学部は?」
女「うーんどうすっかね......あんた決まってんの?」
女友「教育」
女「ふーん......なんで?」
女友「教育したい」
女「そんな軽くていいんか......」
女友「軽いわけじゃないゾ」
女「いろいろ考えてんのね」
女友「うむ」
女「あんたにしてはめずらしい」
女友「なぬ......で、学部は?」
女「知らん」
女友「ふーん、まだはやいか」
女「そうね」
先生「英語です」ガラ
女「うへぇ、来ちゃったよ」ズーン
女友「じゃまた」
女「うい」
----------------------------------
女「ただいまー」
女「」スタスタ
桜「......ムニャ」スヤスヤ
女「ただいま、桜」ボソ
桜「......ンン」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「zzz」スヤスヤ
。。。
女「」カリカリ
桜「......ン?」モゾモゾ
桜「......」ボー
桜「......ご主人さま!」
女「あ、起きた」
桜「」トコトコ
桜「ん」ギュ
女「ただいま」ナデナデ
桜「おかえりなさぃ」スリスリ
女「まだ眠い?」プニプニ
桜「んぅ......大丈夫です」
女「じゃ、桜のお口貸して」
桜「!」
女「」チュ
桜「ン」チュ
女「桜の唇はやらかいね」ナデナデ
桜「ご主人さまもですよぉ」グリグリ
女「そうかなあ」
桜「そうですよー、んふふ」チュ
女「ん」チュ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「そろそろ、ご飯用意してきますね」
女「うん、お願い」
。。。
女「ふぅ」
桜「ふぅ」
女「桜」
桜「?」
女「」ナデナデ
桜「ンニャ」ゴロゴロ
女「癒される~」
桜「えへへ」ニコ
女「......」ジー
桜「?」ジー
女「どうしよ」ハァ
桜「どうしたんですか?」
女「うーん、将来のことなんだけど」
桜「!」
女「あたしは、どんな仕事に就くべきなのかなって」
桜「......」
女「考えが甘いかもしんないけど、なるべく桜と一緒にいたい」ナデナデ
女「桜の近くで働きたいんだけどさ」
桜「......」
女「まだあたしには、分かんないなあ」
桜「......なんだかむずかしいです」ギュ
女「ん」ナデナデ
桜「ご主人さまは、わたしとずっと一緒にいてくれますよね?」
女「うん、ずっと」ギュ
桜「......ご主人さまには自分の事を一番に考えてほしいです」
女「......」
桜「わたしは、二番目でいいですよ?」
女「やだ」
桜「え」
女「あたしの一番は桜だから」ギュウ
桜「ご主人さま......」ギュ
女「あったかい」
桜「」スリスリ
女「あたし、がんばるね」
桜「......がんばりすぎないでくださぃ」ギュウ
女「......わかった」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「もうそろそろ寝よっか」
桜「」コク
------------------------------------
------------2月・休日
女「あっという間に2年生が終わりそう」
桜「」ポフポフ
女「(バレンタインがある)」
桜「」ポフポフ
女「(チョコ、桜と一緒に作って食べよっかな)」
桜「(お布団へダイブ!)」ボフン
桜「えへへ」ポフポフ
女「あーもうかわいい!」ポフ
桜「わぷ」
女「楽しい?」ギュウ
桜「えへへ、楽しいです」ニコ
女「~~っっ//」ギュ
桜「んぅ」スリスリ
女「バレンタインって知ってる?」
桜「?」キョトン
女「好きな人にチョコあげるの」ナデナデ
桜「なるほど」
女「一緒に作ろ」
桜「はい!」
-------------------------------------
---------------バレンタイン
女「バレンタインです」
桜「」ワクワク
女「じゃ、作ろっか」
桜「はい!」
女「まずはチョコ溶かして......」
。。。
女「出来た」
桜「やった......!」
女「おつかれさま」ナデナデ
桜「はふぅ」
女「もうちょいしたら食べよ」
桜「」コク
。。。
女「よし」
桜「」ワクワク
女「じゃあ......はい桜これ」スッ
桜「わぁ!かわいいです!」
女「よかった//桜のかわいさをイメージしてみたの」
桜「ふぇ//恥ずかしいです......//」
女「桜もなんかすごく綺麗に作ったね」
桜「えへへ......ご主人さまに似合うようなチョコにしました」
女「ありがと」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「食べよっか」
桜「はい」
女・桜「「いただきます」」
女「」パク
桜「」パク
女「!......おいしい」ニコ
桜「チョコ甘いですねえ」モグモグ
女「ホワイトチョコに色々細工したからね」モグモグ
桜「わたしも甘く作った方がよかったかな......」モグモグ
女「」ナデナデ
女「あたしこの味すきだよ」モグモグ
桜「ほんとですか!」パァ
女「うん」ニコ
桜「よかったです」ニコ
女「」モグモグ
桜「」モグモグ
女「そっちの一口もらってもいい?」
桜「いいですよ、はい」
女「(......!)」
女「桜、今あたし手ふさがっててチョコ持てない」
桜「?」キョトン
桜「なんで両手で箱持ってるんですか?」
女「......」ムム
女「(桜、察して)」モンモン
桜「!」
桜「両手使えないなら、わたしが食べさせてあげます!」
女「(やったぜ。)」
女「ありがと、桜」
女「はい」アーン
桜「(チョコくわえてっと)」パク
女「(......ん?)」アー
桜「」チュー
女「ん!?」
桜「んふふ」
女「......甘い」モグモグ
桜「おいしいですね」ニコ
女「......」ムム
桜「」モグモグ
女「桜、こっちのチョコも食べてみない?」
桜「いいんですか?」
女「うん」ニコ
桜「やった!自分が作ったチョコ、気になりますね」
女「......食べさせてあげる」
桜「!」
女「おかえしだよ」ボソ
桜「あっ//」ゾクゾク
女「ちょっとだけ、口開けてて」ボソボソ
桜「は、はぃ//」アー
女「」パク
桜「//」ドキドキ
女「(ちょっと溶かして)」モグ
女「(流し込む)」チュ
桜「ん」
女「......レロ」
桜「......ン」
女「チュ......チュプ」
桜「......ンン//」ギュ
女「レロ......チュ」
桜「......チュー」
女「......ん」スッ
桜「あっ......はぁ//」ポー
女「」ナデナデ
桜「///」コテン
女「どう?」ギュ
桜「ちょっと苦くて、でも甘かったです//」
女「......かわいい」ポー
桜「ふぇ!?//」
女「もっと、食べさせたいんだけど、いいよね」
桜「//」コク
女「」パク
女「」チュ
桜「んぅ」
女「......れろっ」
桜「......チュー」ギュ
女「ん......チュー」ガシ
桜「......ンン!」ビク
女「レロ......チュー」
桜「ンン......チュル」
女「......んっ」
桜「ぷはっ」
女「......おいしいね」ニコ
桜「っ~~//」ギュー
女「ふふ」ナデナデ
桜「ごしゅじんさまぁ//」
女「なーに?」ナデナデ
桜「だいすきです///」ポフ
女「(かわいい//)」キュン
女「あたしもだいすき」ギュ
桜「//」グリグリ
女「」クイ
桜「あっ//」
女「」チュ
桜「ん」
女「......もっと、する?」
桜「//」ギュ
女「ふふ、いいよ」
女「」パク
女「」チュ
桜「んぅ」チュ
--------------------------------------
桜「キュー......」チーン
女「」ナデナデ
女「(またやってしまった......)」ナデナデ
桜「」
女「(このままじゃ桜の身体にまで手出しちゃいそうだ)」
桜「......」チーン
女「(桜のことがわかるまでは我慢しないと......)」ナデナデ
桜「......んぅ」
女「......大丈夫?」
桜「......はっ!」クチオサエー
女「?」
桜「も、もうだめですよっ!//」ワタワタ
女「(かわいい)」
桜「あぅ//」
女「ごめんね、嫌だった?」ギュ
桜「べ、別に!......嫌じゃ、なかったです//」グリグリ
女「ふふ、そっか」ナデナデ
桜「//」ゴロゴロ
女「あ、チョコついてる」
桜「?」
女「」ペロ
桜「!?」
女「」チュ
桜「ん!?」
女「」ナデナデ
桜「キュー//」パタン
女「あらら」
------------------------------------
今回はここまでですゆるして
いいぞ
糞スレ。さっさと屑百合豚しね
乙
チョコ追加だけでエロさが増す!不思議!
ねこにチョコとか正気か
人間のときは人間に適した状態なんじゃないの
ほんとにかわいい
控えめに言って神スレ
破廉恥です!下手だけどごめんなさい
更新です
----------3月、学校
女「今年度が終わる」
女友「いやだー」
女「だなあ」
女友「進路どした?」
女「農学部にしといた」
女友「ふーん、なんで?」
女「なんとなく」
女友「えぇ......」
女「なんとかなる」
女友「......」
女「......」
。。。
---------終業式終わって
女「じゃ、また4月に」
女友「うむ、達者でな」
女「うい」
女「(もう3年生になっちゃうのか......)」
女「(帰ろ)」
。。。
女「ただいまーっと」
桜「おかえりなさい!ご主人さま!」ギュー
女「おわ!起きてたの?」ナデナデ
桜「はい、ご主人さま2年生最後の日なので」
女「(......)」
桜「ご主人さま」
女「ん?」
桜「えっと、その......」モジモジ
女「なんかあった?」
桜「......や、やっぱりなんでもないです」スタタタ
女「?......どうしたんだろ」
女「......」ムム
女「あたしなんかやっちゃったかな......」
。。。
--------------夜、ベッド
女「(結局教えてくれなかった......)」
女「......」シュン
桜「」モジモジ
女「......ねえ桜」
桜「!」
女「あたしやっぱり桜になんかしちゃった?」
桜「い、いやなにも......」
女「......あたしには、言えないことなの?」
桜「えっと......言えないことなのか、わからないんです」
女「?」
桜「......笑わないでくれますか?」
女「うん」ギュ
桜「ん」ギュ
桜「なんていうか......実はわたし、最近変なんです」シュン
女「えっ、体調悪い?」
桜「いえ、その......お腹がむずむずするというか」
桜「ご主人さまのことを考えると、おまたが熱くなるんです//」
女「」
桜「ご、ごめんなさいこんなこと......」
女「桜」
桜「は、はい」
女「それ、いつから?」
桜「えっと......一昨日くらいからです」
女「......」ムム
桜「わたし、おかしくなっちゃったんですか?」ウルウル
女「!」
女「大丈夫だから、安心して」ギュ
桜「で、でも......今もむずむずして」モジモジ
女「(あたしが色々しちゃったからかな......)」
女「(どうしよう......)」
桜「あの、ご主人さま?」
女「あ、ごめん」
女「どれくらい我慢できそう?」
桜「わからないです......でも、つらいです」シュン
女「......」ナデナデ
桜「」モジモジ
女「桜、尻尾触っていい?」
桜「はい」
女「」サワサワ
桜「ひぅっ!」ビク
女「我慢だよ、桜」サワサワ
女「(今は何とかこれで......)」
桜「ん」ピク
女「」シュッシュ
桜「んぅ」モジモジ
女「こっち見て」サワサワ
桜「んん//」ジー
女「......どう?」サワサワ
桜「きもちぃです//」ジー
女「っっ//」シュッシュ
桜「ひゃ//」ギュ
女「目、逸らさないの」クイ
桜「あぅ//」ジー
女「」チュ
桜「んっ」
女「チュプ......レロ」サワサワ
桜「んん!?//」ビクン
女「んっ......ベロ出して」ギュ
桜「ン......レロォ」ギュー
女「ジュルッ」サワサワ
桜「ンン//」ビクビク
女「......チュー」サワサワ
桜「......レロ」ギュ
女「......ぷは」
桜「あっ//」
女「......どう?」
桜「あぅ//」モジモジ
女「おさまらない?」
桜「」コクン
女「(マジか......これはもうするしかないのか?)」
桜「ごしゅじんさまぁ//」ギュウ
女「な、なに?//」
桜「わたし、我慢した方がいいですか?//」ウルウル
女「え、えっとそれは......」
桜「ご主人さまが我慢してほしいなら、わたし我慢します//」モジモジ
女「桜」ギュ
桜「んぅ」
女「あたしのことは、いいの」
女「桜は、あたしに、どうしてほしい?」
桜「......」
女「」チュ
女「教えてほしいな」ナデナデ
桜「......ご主人さまに、なんとかしてほしいです//」モジモジ
女「ん......言ってくれてありがと」ギュ
桜「ん//」ギュウ
女「(触るだけ......)」
女「桜、痛いことはしないから安心して」ナデナデ
桜「」ギュ
女「(服に手を入れて......)」スル
桜「!」ピク
女「」サワサワ
桜「あっ//」
女「(柔らかい......)」モミモミ
桜「うぅ//」モジモジ
女「どう?」モミモミ
桜「んんぅ//変な感じです//」
女「」チュ
桜「ん」チュ
女「ちょっと敏感なとこ触るよ」サワサワ
桜「」コク
女「」クリクリ
桜「っ......あっ//」ビク
女「」コリッ
桜「っぁぁ//」
女「」クリクリ
桜「ぅぁ//」ビクビク
女「」キュッ
桜「ひぅっ//」ビク
女「桜、服脱いで」
桜「はぁっ//はい」スルスル
女「」ジー
桜「は、恥ずかしいです//」カクシ
女「......綺麗」ポー
桜「ふぇ//」
女「隠さないで、あたしに見せて」グイ
桜「あっ」
女「」ジー
桜「うぅ//」ドキドキ
女「」クリクリ
桜「あっ//やぁ//」モジモジ
女「......おいしそうだね、桜のココ」ボソ
桜「あっ......はぁ//」ポー
女「食べていい?」クリクリ
桜「//」コク
女「はむ」
桜「っ//」ビクン
女「レロッ」
桜「あぁっ!//」ビクビク
女「チュー......レロレロ」
桜「~~っっ///」ビクビク
女「」カリッ
桜「っんぅ//」ビク
女「チュー」コリコリ
桜「や、やぁ//」モジモジ
女「おいひぃ」ハムハム
桜「うぁぁ//」ビク
女「っん」チュ
桜「あっ//」ピクン
女「」ギュ
桜「ハァ......ハァ......」ポフ
女「」ナデナデ
桜「はぁ//」
女「まだ、おさまらない?」
桜「//」コクン
女「......分かった」
女「桜、もっとえっちなことするよ?」
桜「//」ギュ
女「いい?」
桜「ご主人さまにしてもらえるなら、嬉しいです」ニコ
女「(かわいい......//)」
女「」チュ
桜「ん」
女「桜、下脱がすよ」
桜「ふぇ!?全部ですか?//」
女「うん、全部」ニコ
桜「うぅ//」
女「桜」ジー
桜「//」モジモジ
女「あたしになんとかしてほしいんでしょ?」
桜「はぃ」
女「」グイ
女「......じゃあ、桜は誰に従わなきゃダメ?」ボソ
桜「あっ//」ゾク
女「答えて」ボソ
桜「っはぁ//ご、ご主人さまです//」ゾクゾク
女「ん、いい子」ギュ
桜「フニャァ//」
女「じゃあ桜、脱いで」
桜「は、はぃ//」スルスル
女「」ジー
桜「ぬ、脱ぎました//」
女「(うっわぁ......桜のが//)」ジー
桜「は、恥ずかしぃ//」モジモジ
女「」フー
桜「ひゃ!?顔近づけちゃダメです!//」
女「......桜」
桜「?」
女「ここ触るよ」
桜「えっ」
女「」スッ
桜「っ」ビクン
女「(すごい濡れてる)」サワサワ
桜「あっ......ダメぇ//」ビクビク
女「(やばいなこれ......//)」ヌルヌル
桜「んん//」ビクビク
女「」ピタ
桜「んぅ//......え?」
女「」ジー
桜「うぅ」モジモジ
女「」ジー
桜「(触ってほしいよぉ//)」モジモジ
女「」ジー
桜「(じ、自分で)」スッ
女「」ガシ
桜「え!?」
女「なにしてるの?」
桜「え、あの、その......」アセアセ
女「まさか自分でやろうなんて思ってないよね?」ナデナデ
桜「」ビク
女「......桜」
桜「は、はぃ」モジモジ
女「あたしが触るから、桜はジッとしてなきゃダメ」
桜「そんなぁ......」
女「」スッ
桜「」ビクン
女「」クニクニ
桜「あっ//」
女「(あたしの指で感じてくれてる//)」ドキドキ
桜「......ふぁ//」
女「桜」ピタ
桜「ぁ//」
女「......ここ、舐めていい?」
桜「ふぇ!?//き、汚いですよぉ//」
女「桜の身体に汚いとこなんてない」ギュ
桜「あ//」ギュー
女「......足開いて、よく見せて」
桜「//」スッ
女「(......さっきより、濡れてる//)」ジー
桜「恥ずかしぃ//」
女「」クンクン
桜「だ、だめ//」カクシ
女「桜の、すっごくいい匂い」サワサワ
桜「うぁぁ//」
女「桜、手つないで」
桜「は、はぃ」ギュ
女「いっぱい感じてね」ギュ
桜「!」
女「」ペロ
桜「!?」ビクビク
女「」ペロペロ
桜「(こ、っれ......ダメ//)」ビクビク
女「レロ......ジュル」
桜「っあぁ!」ビクン
女「チュー......レロ」
桜「!!//」ビクビク
女「(......この辺かな?)」レロ
桜「やっ//そ、こだめぇ//」ガクガク
女「レロレロ」
桜「うあぁ///」
女「ジュルル」
桜「(な、なにかキちゃう......!)」ガクガク
女「レロ......チュプ」
桜「だ、だめ!!//」ビクビク
女「?」
桜「あああ」プシャ
女「わぷ」ジュルル
桜「うぁぁ//止まらないよぉ//」ピチャッ
女「ジュルル」
桜「す、吸わないでくださぃ//」ガクガク
女「チュー......ぷはっ」
桜「んんんっ///はぁ......はぁ......//」ビクビク
女「大丈夫?」
桜「ハァ......ハァ......//」ポー
女「(ちょっと待つか......)」
。。。
女「どうだった?」
桜「ハァ//......きもち、よかったです//」
女「......かわいい」ギュ
桜「んむぅ」
女「むずむずはおさまった?」
桜「あ、そういえば......」コク
女「よかったぁ」ホッ
桜「心配かけちゃって、ごめんなさい」シュン
女「謝らないで、大丈夫だから」ナデナデ
桜「でも......」
女「んふふ」
桜「?」
女「......桜の、少ししょっぱかった」ボソ
桜「!?///」カアァ
桜「ご、ご主人さまぁ!!//」ポカポカ
女「あははは」ギュウ
桜「......もぉ//」ギュ
女「......」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「......また、してほしい?」
桜「//」コク
女「わかった、いつでもしてあげるからね」ナデナデ
桜「ぁ//」ドキドキ
女「(猫だから、発情期なのかなぁ......)」
桜「エヘヘ//」スリスリ
女「(......ま、いっか)」ギュ
桜「ニャア」ゴロゴロ
女「寝よっか」
桜「はぃ」
--------------------------------------
チュンチュン
女「......スー」スヤスヤ
桜「......起きちゃった」
桜「......」モゾモゾ
女「......」スヤスヤ
桜「ご主人さま」チラ
桜「(......綺麗//)」ジー
桜「エヘヘ」ツンツン
女「......ウーン」スヤスヤ
桜「!」
桜「起こしちゃまずい」アセアセ
桜「」ジー
桜「(......昨日、ご主人さまがしてくれたんだよね//)」ドキドキ
女「......ンフフ」スヤスヤ
桜「......」
桜「(ご主人さまも、気持ちよくなるのかな?)」
桜「ちょ、ちょっとだけ」スッ
桜「」モミ
女「......ンン」スヤスヤ
桜「!」
桜「(や、やわらかい!!)」
桜「(直接触ってみたいな......)」ゴクッ
桜「」スルスル
女「......ン」ピク
桜「あ」
女「......スー」スヤスヤ
桜「」スルスル
桜「」モミモミ
桜「!!」
女「......ンン」
桜「(す、すごい!!)」モミモミ
女「......」
桜「(すべすべで、やわらかいです!!)」モミモミ
女「(......なんだこの状況)」ズーン
桜「ニャァ」モミモミ
女「(起きたら桜が楽しそうに胸揉んでる)」
女「(えぇ......)」
桜「(......昨日は、さきっぽのところが一番よかったような)」
桜「(えぃ)」キュッ
女「んっ」
桜「え」
女「あ」
桜「......」バッ
女「......」
桜「......」ジー
女「......」ジー
桜「」ウルウル
女「(泣きそう!?)」
桜「ご、ごめんなさぃ」ウルウル
女「どうして謝るのさ!?」
桜「だ、だって、わたし......」ポロポロ
女「大丈夫だから、ね?よしよし」ギュ
桜「ううぅ」ウルウル
女「」ナデナデ
桜「」グリグリ
女「」ナデナデ
桜「......エヘヘ」スリスリ
女「(かわいい)」ギュ
桜「」ゴロゴロ
女「で、どうしたの突然?」
桜「!」
桜「えっと......ご主人さまも、気持ちよくなるのかなって」
女「(何を言ってるんだこの子は)」ポカン
桜「あぅぅ......ご主人さまにも、気持ちよくなってほしくて」シュン
女「!」
女「......そっか」ナデナデ
桜「あの......怒らないですか?」
女「うん」
桜「......よかったぁ」ホッ
女「桜は、あたしの身体に触りたかったの?」
桜「うーん、特にそういう訳では」
女「」チーン
桜「あれ?ご主人さま、大丈夫ですか?」
女「あたしには......なんの魅力も......」ズーン
桜「あ、でもですね......その//」
女「?」
桜「ご主人さまの、すごくやわらかくて、ふわふわで......」
桜「ご主人さまが嫌じゃなかったら、また触りたい、です」
女「!」パァ
女「......触る?」
桜「いいんですか?」
女「桜だったらいいよ」ニコ
桜「やったぁ」パァ
女「」ナデナデ
桜「じゃあ、いきます」
女「は、はい」ドキドキ
桜「」モミ
女「」ピク
桜「ふわふわです......」モミモミ
女「なんか恥ずかしいね//」
桜「//」モミモミ
桜「きもちいですか?」モミモミ
女「うーん、ちょっとくすぐったいって感じ」
桜「わたしはすごく気持ちよかったんですけど、何が違うんだろう?」モミモミ
女「桜は敏感過ぎるんだよきっと」ナデナデ
桜「むむ......」モミモミ
桜「(さっきご主人さま声出しちゃったところを......)」キュッ
女「んっ......」
桜「」クリクリ
女「ちょ......桜、そこばっかり」
桜「......きもちいですか?」キュッ
女「っふぅ......まぁ少し//」モジモジ
桜「すごく硬くなってますね」マジマジ
女「そんな見なくていいよ//」
桜「......」ジー
女「//」
桜「」パク
女「っあ//」ピク
桜「」チュー
女「(桜が、あたしのを......//)」ドキドキ
桜「」ペロ
女「んぅ//」ピク
桜「チュ......チュー」
女「ふぁぁ......気持ちぃ//」ナデナデ
桜「」カミカミ
女「んっ//」モジモジ
桜「チュ......ぷぁ」
女「っふぅ//」ナデナデ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「どうでした?」
女「ん、気持ちよかった//」
桜「えへへ、よかったです」ニコ
女「なんかお母さんになったみたい」ギュ
桜「!」
桜「......お母さん」ギュ
女「ふふ」ナデナデ
桜「あむ」
女「ん」ピク
桜「」チュー
女「ふふ、いい子」ナデナデ
桜「」カミカミ
女「ふぅっ//」ナデナデ
桜「はむはむ」ジー
女「ずいぶんえっちな赤ちゃんですね」ナデナデ
桜「//」ペロ
女「っ」ナデナデ
桜「レロ......チュー」ギュウ
女「んぅ//」ナデナデ
桜「」ガジッ
女「っつ!//」
桜「」カミカミ
女「ハァ......//」ギュー
桜「チュ......チュル」
女「」ナデナデ
桜「ぷは」
女「いい子いい子」ナデナデ
桜「ご主人さまぁ......」ポフ
女「」ナデナデ
桜「すきです、だいすきです//」ギュウ
女「あたしもだいすき」ギュウ
桜「エヘヘ」ゴロゴロ
女「ふふ」ナデナデ
---------------------------------------
--------------春休み中
女「はい桜、にゃんにゃんは?」
桜「ニャ」ポンポン
女「ふふ」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「......お手」
桜「」スッ
女「!」
女「いい子だ」ナデナデ
桜「フニャ」ゴロゴロ
女「そろそろもどる?」
桜「」フルフル
女「?......まだなにかする?」
桜「ニャ」ジー
女「(なんだ?)」
桜「」ジー
女「(テレパシーを......)」ムム
女「......抱っこ?」
桜「ニャ!」スリスリ
女「いいよ」
女「よいしょ」グイ
桜「」ゴロゴロ
女「桜は軽いねぇ」ナデナデ
桜「」ペロペロ
女「よしよし」ナデナデ
桜「」ウトウト
女「」ナデナデ
桜「」ウトウト
女「(寝そう)」ナデナデ
桜「......スー」
女「」ナデナデ
桜「......」スヤスヤ
女「」ナデナデ
桜「!」ハッ
女「ふふ」
桜「」ピョン
女「あっ、降りちゃった......」
ぽんっ......もくもくもく......
桜「ふぅ」
女「あのまま寝ちゃってよかったのに」
桜「やです」
女「」ガーン
女「あたしの腕の中で寝るのは嫌なのか......」シュン
桜「あ!違いますよ!」アセアセ
女「」ズーン
桜「あのままだとわたしがご主人さまを抱きしめられないから......」
女「!」
桜「......だめでしたか?」
女「桜!」ギュー
桜「えへへ」ゴロゴロ
女「服着よう」
桜「あ、はい」
------------------------------------
------------別の日
女「桜、お散歩行かない?」
桜「!」
女「天気もいいし、桜と外歩きたいなあ......なんて」
桜「行きます!」ピョン
女「やった、じゃあお弁当作って行こう」
桜「お外で食べるんですか?」
女「うん、いい場所あるからね」
桜「楽しみです!」ワクワク
女「一緒に作ろっか」ナデナデ
桜「はい」ゴロゴロ
。。。
女「いい天気だねー」スタスタ
桜「そおですねー」トコトコ
女「あ、猫ちゃん」
桜「......」ムゥ
女「桜の方がかわいいな」ボソ
桜「!」
女「さ、行こう」スタスタ
桜「//」ギュ
女「ん?どした?」
桜「な、なんでもないですよ//」
女「ふーん、そっか......何かあったら言ってね」スタスタ
桜「(ご主人さまはずるいです//)」トコトコ
。。。
女「ついたー」
桜「わああ!」
女「どう?人もいないし景色もいいでしょ」
桜「なんだか凄いですねぇ」ピト
女「(なんか歩いてるときから妙にくっついてる......)」ジー
女「......大丈夫?もしかして外はやっぱり怖い?」
桜「?」
桜「全然大丈夫ですよ?」キョトン
女「......そっか」ナデナデ
桜「」ギュ
女「よし、じゃあ早速!」
桜「お弁当ですか?」ワクワク
女「写真撮ろう」
桜「!」
女「この食いしん坊め」ツンツン
桜「あぅ//」
女「写真撮ったら食べようね」
桜「はぃ」
女「ほいほいっと」
桜「」ジー
女「よし、じゃあ撮ろう」スッ
女「桜、こっち寄って」
桜「」ススス
桜「」ピト
女「」グイ
桜「」ジー
女「......こっちじゃなくてスマホ見てね」
桜「......ご主人さま、すごくきれいです」ポー
女「な、なにを突然//」
女「ほら、撮るよ!ここ見て」
桜「」ピト
女「よし、はいチーズ」
桜「」チュ
カシャ
女「......」
桜「......」ポー
女「......桜」
桜「はい」ニコニコ
女「もー」ギュ
桜「えへへ」ギュ
女「」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「首のそれ、ほんと似合ってるねえ」
桜「えへへ、ご主人さまとお揃いですから」ピト
女「(かわいい)」
桜「」グー
女「!」
桜「//」
女「お昼にしよっか」
桜「はい!」
。。。
女・桜「「ごちそうさまでした」」
桜「サンドイッチおいしかったですね」
女「桜が作ったやつが一番おいしかった」ケプ
桜「えへへ」ゴロゴロ
女「(横になろ)」ゴロン
女「ふぅ」
桜「!」
桜「」ゴロン
女「真っ青」
桜「......」ススス
桜「」ピト
女「......今日はいっぱいくっつくねぇ」
桜「嫌、ですか?」オズオズ
女「」グイ
桜「ぁ」
女「もっとくっつかないと、嫌」
桜「......」ギュ
女「いい天気......」
桜「ですねえ......」
女「世界が桜とあたしだけしかいないみたい」
桜「......」
女「そんな世界は嫌?」
桜「......ご主人さまがいてくれれば、なんでもいいです」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「フニャ」ゴロゴロ
女「お昼寝しよっか、どうせ誰も来ないし」
桜「はぃ」
女「ふぁぁ」
桜「」ウトウト
女「おやすみ、桜」
桜「おやすみなさぃ」
。。。
女「......ン」
桜「......スー」ピト
女「さむっ」ガバ
女「桜、起きて」ポンポン
桜「ンゥ」ギュウ
女「......あったかぃぃ」ギュウ
桜「......スー」
女「風邪ひいちゃうよ」ナデナデ
桜「......ン」
女「」ナデナデ
桜「......さむぃぃ」ギュウ
女「あっためてあげよう」ギュー
桜「エヘヘ」スリスリ
女「かわいい」ナデナデ
桜「」グリグリ
女「そろそろ帰ろ?」
桜「ンゥ......わかりました」
女「......楽しかった?」ギュ
桜「たのしかったですよお」グリグリ
女「よかった」ホッ
桜「また、一緒に行きたいです」ギュ
女「うん、また来よう」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「......帰ろっか」
桜「はい」
------------------------------------
読んでくれてる人ありがとうございます
次はさらに遅れるかもごめんなさい
いいぞー
ええな
読むと幸せになる
乙
本当毎回更新が楽しみでしょうがない
おつ
乙
素晴らしい……
最高か
まだかな
遅くなってほんとごめんなさい
やっと落ち着いてきたので更新です
-----------4月・新学年
女「じゃあ、いい子にしててね」ナデナデ
桜「むむ、もうわたし子供じゃないですよ」
女「そう?」
桜「はい」
女「いい子いい子」ナデナデ
桜「......」ムム
女「......落ち着くなぁ」ナデナデ
桜「......むぅ」
女「」ナデナデ
桜「......」
女「」ギュ
桜「......エヘヘ」ゴロゴロ
女「」チュ
桜「!」
女「行ってきます」
桜「がんばってください!」フリフリ
---------------------------------------
---------------学校
女「」ジトー
女友「ふむ、我に見とれてしまうのも分かる」
女「3年連続なんておかしい」
女友「うむ」
女「......」
女友「......」スマホスッ
女「」ハァ
女友「見て見てこの前のあんたと桜ちゃんの画像」
女「おい!//」カァー
女友「ああ^~桜ちゃんかわいいんじゃあ^~」
女「......なぜこんなやつと同じクラスに」ジトー
女友「ぐへへ」ホクホク
女「」ジトー
女友「すばらしい......」ホゥ
-------------------------------------
女「ただいまー」
女「」スタスタ
桜「あ、ご主人さま」クンクン
女「(布団のにおいをかぎまくってる......)」
女「なにやってるの......?」
桜「ご主人さまのにおいがしました」クンクン
女「えぇ......」
桜「」トコトコ
桜「」ギュ
女「ただいま」ナデナデ
桜「おかえりなさぃ」クンクン
女「(なぜにおいをかぐ)」
桜「はぁぁ」トロン
女「......」
桜「いいにおいです」ギュウ
女「......恥ずかしいでしょ、もう」ギュー
桜「えへへ」ニコニコ
女「宿題やっちゃおうかな」
桜「わたしも字を書く練習します」
女「もう十分上手だとおもうんだけど」
桜「ご主人さまみたいな字を書きたいです」
女「そっか......がんばろうね」ナデナデ
桜「はい!」
。。。
女「ふぅ」
桜「ご飯作りますか?」
女「桜が大丈夫ならお願いしたい」
桜「わかりました、待っててくださいね」
女「うん」
。。。
女「けぷ」
桜「ふぅ」
女「桜ー」ギュ
桜「わわっ」
女「桜のご飯はおいしいねえ」
桜「えへへ、うれしいです」ニコニコ
女「」ジー
桜「?」
女「」ツンツン
桜「んむぅ」
女「やわらかい」プニプニ
桜「んにゃあ」
女「」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「かわいいなあ」ナデナデ
桜「わたしはご主人さまみたいにきれいな人になりたいです」
女「......」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「桜はかわいいままでいいのに」ギュ
桜「ンニャ」グリグリ
女「」ナデナデ
桜「ご主人さまは、いまのわたしのままがいいですか?」
女「うーん、そう聞かれると困るな」
桜「......」
女「どんな桜でも、すきだよ」ジー
桜「!」パァ
女「ふふ」ナデナデ
桜「」グリグリ
桜「......わたし、不安です」
女「なんで?」
桜「学校で、ご主人さまに、いっぱい人が寄ってきそうで......」
女「......」
桜「ご主人さまが、他の人に取られそうで、怖いです」シュン
女「大丈夫、大丈夫だから」ギュ
桜「ほんとですか?」
女「ほんとだよ」
桜「......たまにでいいので、すきっていってほしいです」ギュ
女「うん、わかった」ギュ
桜「」ジー
女「......すき」
桜「エヘヘ」ギュ
女「(かわいい)」ナデナデ
---------------------------------
-----------------6月ぐらいになって
---------------学校
女「」ムム
女友「どうだったー?」
女「.....C」ムム
女友「微妙だな」
女「大丈夫かな......」
女友「いや、この時期にCならいいんじゃないの?」
女「そうかな......あんたはどうだった?」
女友「くっくっくっ......よく聞いてくれた」
女友「なんと!」
女「!」
女友「なななんと!」
女「」
女友「......C」
女「同じじゃねーか」
女友「初めて見た問題多かったからねー」
女「勉強足りなかったな」
女友「うむ」
女「(家でももっとやらなきゃダメか......)」
女「(桜、寂しくさせちゃうかな......)」ハァ
女友「......今考えてる事当ててやろうか」
女「!」
女友「......ハンバーグ食べたい、でしょ」
女「」ハァ
女友「溜息......だと!?」
女「ほら席もどんな、先生来るよ」
女友「あ、やば」スタスタ
女「......」ムム
女「(がんばらなきゃ......)」
---------------------------------------
女「ただいま」ガチャ
桜「おかえりなさいー」トコトコ
女「最近は起きてるんだね」
桜「はい、なんだか起きちゃいますね」
女「そっか」ナデナデ
桜「そうですよお」ギュ
女「......入れない」
桜「あ、ごめんなさい」
。。。
女「ふぅ」
桜「ふぅ」
女「桜、ここきて」ポンポン
桜「?」ポフ
女「はぁ」ギュ
桜「」ゴロゴロ
女「」ナデナデ
桜「大丈夫ですか?」
女「ん」
桜「」ゴロゴロ
女「あのね、桜」
桜「はい」
女「これから先少しだけね、あたし勉強頑張らないといけないの」
桜「はぃ」
女「」ギュ
桜「ん」ゴロゴロ
女「今までより桜にかまってあげられなくなっちゃうかも」
桜「!」
女「......我慢できる?」
桜「少しって、どれくらいまでですか?」
女「うーんと、来年の2月」
桜「」ガーン
桜「うぅ......」
女「桜とずっと一緒にいたいから、がんばりたいんだ」
桜「!」
女「な、なんか恥ずかしいな//」
桜「」クルッ
桜「」チュ
女「」
桜「えへへ」
女「......いきなりだね」
桜「ご主人さまのために、できるだけ我慢します」
女「ありがと」ナデナデ
桜「ん」ゴロゴロ
----------------------------------
---------------夏休み前
女「うあーー」
女友「ああああ」
女「模試多すぎる......」
女友「きついっすねぇ......」
女「結果も返ってくるの遅いしなあ」
女友「ぁぁぁぁ」
女「ふぅ......あんた何時間くらいやってる?」
女友「なにを?」
女「勉強でしょ」
女友「うーむ......帰ってからはあんまり」
女「ふーん」
女友「そっちは」
女「あたし平日は帰って4時間ぐらいしかしてないかなあ」
女友「やっぱそんくらいかあ」
女「帰ろ」
女友「あーわしもかえろうかのう」
女「ん」
女友「そういえば桜ちゃん元気?」
女「まあ元気だね」
女友「ふーん、わたしに会いたがってるでしょ」
女「いやまったく」
女友「」ガーン
女「じゃ、また明日」
女友「しくしく」
。。。
女「ただいま」
桜「おかえりなさい」トコトコ
女「ふぅ」
桜「......」ジー
女「?」
桜「ご主人さま、疲れてますか?」
女「ん、ちょっとだけね」
桜「......」
女「大丈夫だから、心配しないで」ポンポン
桜「ニャ......」
。。。
女「食った食った」
桜「」ジー
女「(見られている......)」
桜「ご主人さま」
女「ん」
桜「朝ごはん、わたしが作りますね」
女「!」
女「なんで突然?」
桜「......ご主人さまに、朝ゆっくりしてほしいです」
女「......」
桜「ご主人さまががんばってるのに、わたしだけ何もしないのは嫌です」
女「桜......」
桜「?」ジー
女「」ギュ
桜「ん」
女「桜は、いい子だね」ナデナデ
桜「ンニャア」ゴロゴロ
女「朝はね、桜にはゆっくりしててほしいんだけど......」
桜「......」ジー
女「......ちょっと大変だよ?」
桜「最近はご主人さまと同じ時間に起きられるので大丈夫です」フンス
女「わかった......じゃあ、お願いしていい?」
桜「!」
桜「はい!がんばりますね!」
女「お弁当も作ってほしいな」
桜「まかせてください」ニコ
女「!」ドキ
女「(なんだか最近、桜がかっこよく見えてくる......)」ジー
桜「どうかしましたか?」キョトン
女「あ、なんでもないよ」ナデナデ
桜「えへへ」ゴロゴロ
女「(......)」
--------------------------------
-----------次の日
チュンチュン
女「......んぅ」
桜「......ンニャ」
女「......おはよ」
桜「おはよおございます」クシクシ
女「......大丈夫?料理できる?」
桜「だいじょうぶですよお」クシクシ
女「(心配だなあ......)」ソワソワ
桜「......よし!」
女「!」
桜「ご主人さまは、そこでモゾモゾしててくださいね」
女「う、うん」
桜「じゃあ朝ごはんとお弁当作ってきます」トコトコ
女「(......大丈夫かな?)」
。。。
女「大丈夫でした」
桜「?」
女「(あたしが思ってるよりずっと、桜はしっかりしてるのかな......)」
桜「......ほんとはおいしくなかったですか?」シュン
女「!」
女「おいしかったよ!」
桜「でも、ご主人さまさっきからぼーっとしてて......」
女「」ギュー
桜「んぶ」
女「明日からも、作ってくれる?」
桜「!」パァ
桜「はい!がんばります!」ピョコピョコ
女「ふふ」ナデナデ
桜「♪」ゴロゴロ
---------------------------------------
-----------学校お昼
女友「なんかいつもと違くない?」
女「」ニヤ
女友「あーやっぱ面倒くさそうだからいいや」
女「おい」
女友「」モグモグ
女「......」
女友「」パクパク
女「......実は今日のお弁当ね、」
女友「(語り始めたよこの人......)」モグモグ
女「桜に作ってもらっちゃった」ニコニコ
女友「のろけかよ!」
女「ま、まあ、べ、別に?のろけとかそんなんじゃないし」ニヤニヤ
女友「」ジトー
女「......ふふ」ニコニコ
女友「」ピッ
女友「......あ、もしもし桜ちゃん」
女「な!?」
女友「いきなりごめんね、なんかさー女の奴がさー」
女「おい!」
女友「桜ちゃん大好きってうるさいんですよ」
女「か、貸せ!」パシ
女友「あっ」
桜『えへへ//』
女「さ、桜!えっと、今のは違くて......」アセアセ
桜『えっ......ご主人さま、わたしのこと好きじゃない......ですか?』シュン
女「あっ......その、ね?」チラチラ
女友「」ジー
桜『......ご主人さま?』シュン
女「す、好き、だよ//」ボソ
桜『......えへへ//』
女友「あらあら」ニヤニヤ
女「じゃ、じゃあまた後でね!」
桜『はい!がんばってください』
女「うん」
ピッ
女「ふぅぅぅ......」
女「おい」ギロ
女友「ヒィッ......」ビク
女「......」
女友「ゆるして」
女「いやだ」
女友「......」
女「......」
女友「す、好き、だよ//」ボソ
女「コロス」ギロ
女友「ひぃぃぃ!!」
女友「ごめんごめんゆるして!」
女友「桜ちゃんの画像あげるから」
女「」ピタ
女「......どれ?」
女友「!」
女友「うーんとね、これとか」スッ
女「!」
女「......まあ今回は許してやろう」
女友「(やったぜ。)」
女「それ全部よこしなさい」
女友「えぇ......」
女「はやく」
女友「はいはい......」
---------------------------------------
女「ただいまー」
桜「ご主人さまー」タッタッ
桜「えへへ」ギュ
女「」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「(上がれない)」ナデナデ
桜「ふぅ」スッ
女「(どいてくれた)」
桜「ご主人さま嬉しそうです」
女「そう?」
桜「はい、なにかいいことありましたか?」
女「今日ね、女友に桜の写真いっぱいもらっちゃった」
桜「!」
女「これとか、これとか......」スッスッ
桜「な、なんか恥ずかしいです//」
女「ふふ」ナデナデ
桜「あぅ//」
。。。
女「」カリカリ
桜「」ジー
女「」カリカリ
桜「」ジー
女「」カリカリ
桜「」ジー
女「」カリカリ
女「......ん?」チラ
桜「」ジー
女「どうかした?」
桜「あ、いえなんでもないです」
女「?......そう?」
桜「はい」
女「」カリカリ
桜「(......きれい)」ポー
女「」カリカリ
桜「(もっとご主人さまみたいになりたい......)」
女「」カリカリ
桜「......髪の毛」
女「え?」
桜「あ、その」
桜「わたしの髪の毛、ご主人さまと同じくらいの長さにしたいです」
女「!」
女「(突然どうしたんだろ......)」
桜「」サラサラ
女「髪の毛暑苦しい?」
桜「いえ、そういうわけじゃないんです」
女「?」
桜「ただ、ご主人さまと同じ長さがいいです」
女「......」
女「」サワサワ
桜「?」
女「そういえば桜の髪伸びるの止まったね」ナデナデ
桜「......なんででしょうかね?」
女「なんでだろね」
女「どうしても切りたい?」
桜「」コク
女「そっか......」
桜「ご主人さまは、切らない方がいいと思いますか?」
女「そうだなー」ジー
桜「......」
女「切っても似合うと思うから、どっちでもいんじゃない?」ナデナデ
桜「ほんとですか!?」パァ
女「(......髪切るのってどうやるんだ?)」ナデナデ
桜「えへへ」スリスリ
------------------------------------------
-------------夏休み
女「あぢぃぃぃぃぃ」
桜「」チーン
女「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
桜「」チーン
女「......エアコン投入だ」ボソ
桜「!」ピク
女「」ピッ
桜「......」
。。。
女「はぁぁぁ」
桜「ごしゅじんさまぁぁぁ」ギュウ
女「涼しいねえ」ナデナデ
桜「ンニャア」スリスリ
女「......髪切ろっか」ナデナデ
桜「!」
女「いい?」
桜「はい!」
女「......の前に写真撮ろ」
桜「?」
女「髪切る前と切ったあとで見てみたいの」スッスッ
女「よし、こっち寄って」
桜「」ギュー
女「」ジー
桜「」ジー
女「......見るのこっちじゃないよ」
桜「ご主人さまもこっち見てます」
女「......」ジー
桜「......」ジー
女「」チュ
桜「ん」
女「」ジー
桜「」ドキドキ
女「キスしてるところ撮ろっか」
桜「恥ずかしいです//」
女「だーめ」グイ
桜「あっ」
女「」チュ
桜「」チュ
カシャ
女「ふふ」
桜「//」
女「じゃ、髪切ろう」
桜「はい」
女「少しは勉強したから、失敗はしないはず」
桜「信じてますよ」ニコ
女「ありがと」ナデナデ
。。。
女「おぉ......」
桜「ど、どうですか?」
女「(なんか、少しかっこいい......かも)」ドキドキ
女「すごい、似合ってる」ギュ
桜「えへへ//なんか恥ずかしいです//」ゴロゴロ
女「あたしと同じくらいの長さにしたけど、よかったの?」
桜「はい!」
女「」ナデナデ
桜「ンニャ」スリスリ
女「写真撮ろう」
桜「はい!」
女「」スッスッ
女「よし、撮るよ」
桜「」ピト
女「」ギュ
女「せーの」
桜「」チュ
カシャ
女「キスするの好きだね」
桜「」ピト
女「」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「桜」
桜「?」
女「」チュ
桜「!」
女「ふふ」ニコ
桜「ンニャ」ポフ
女「あたしのことすき?」ギュ
桜「」コク
女「」ムム
女「声に出して、言って」
桜「......ご主人さま」ジッ
桜「だいすき、ですよ」ニコ
女「!!//」ドキ
女「//」バッ
桜「?」
桜「どうしたんですか?」キョトン
女「な、なんでもない//」ドキドキ
桜「?」
女「あ、あたしもその......すき、だょ//」ゴニョゴニョ
桜「!」
桜「えへへ」ギュー
女「//」ギュ
------------------------------------
短いけど今回はここまで
待たせてしまってもうしわけないです
いいぞ
乙
癒されるわ~
この癒しの為なら待てる
最高です
ニヨニヨが止まらん
----------------夏休み半ば
女「ふぅぁぁ」ノビー
女「(きっついなー勉強......ちょい休もう)」
桜「」ジー
女「ふー」
桜「」ジー
女「ん?どしたの?」
桜「」ハッ
桜「わ、わたしまた見てましたか?」アセアセ
女「うん、がっつり」
桜「」ズーン
女「そんなに落ち込まなくても......」
桜「勉強の邪魔になっちゃいます......」シュン
女「うーん、そんなに邪魔ではないんだけどなぁ」
桜「......」シュン
女「ちょっと休憩しよっと」
桜「わたし、なにかできることありませんか?」
女「!」
女「......えっとね、桜」モジモジ
桜「?」
女「その......してほしいこと、あって//」
桜「?」キョトン
女「......」
女「......や、やっぱりいいや!なんでもない!//」ブンブン
桜「えっ、なんですかそれ!気になります」ポフポフ
女「だいじょうぶ、やっぱ無しにして!」アセアセ
桜「」ムゥ
桜「......ご主人さま」ズイ
女「わっ、ちょ、桜?//」アセアセ
桜「(最近のご主人さまは、なぜかこうすると静かになります)」ジッ
女「//」ドキドキ
桜「わたしじゃ、出来ないことですか?」ジー
女「い、いや......そんなことはないんだけれども//」
桜「言ってください」ジー
女「ち、近い//」スルスル
桜「」ガシ
女「あっ」
桜「ご主人さまの力になりたいんです!」ジッ
女「あぅ///」カァァ
女「あ、あのね......絶対、ヒかない?」
桜「」コク
女「嫌いに、ならない?」
桜「絶対なりません」
女「......」
女「......て」
桜「え?」
女「褒めて、欲しぃ......の//」ギュ
桜「(か、かわいいですご主人さま!)」キュンキュン
女「少しだけで、いいから」
女「撫でて、褒めて、抱きしめて欲しい......の//」
女「ぁぁなに言ってんだろあたし///」グリグリ
桜「ご主人さま」ギュ
女「うぅ//」
桜「(こんな感じかな?)」ナデナデ
女「ぁ」
桜「」ナデナデ
女「」ギュ
桜「がんばりましたね」ナデナデ
女「ん」ギュー
桜「ご主人さまは、すごいですよ」ナデナデ
女「//」グリグリ
桜「わたし、知ってますよ」ギュウ
女「?」ジー
桜「大学の判定、Aになったんですよね」ナデナデ
女「!」
女「なんで知ってるの?」
桜「えへへ、女友さんに教えてもらいました」ナデナデ
桜「よく分からないんですけど、すごいことって言われたので」ギュウ
女「......そっか」ギュ
桜「」ナデナデ
女「ん」ポフ
桜「」ナデナデ
女「あたし、がんばれてるかな......」ギュ
桜「......」
女「よくわかんないや」
桜「ご主人さま」
女「?」
桜「」ジッ
女「」ジー
桜「がんばってますよ、ご主人さまは」ナデナデ
女「......うん」ニコ
桜「(......あ、そうだ)」
桜「ご主人さま、そっちの壁に寄り掛かってもらっていいですか?」
女「?」
女「はいっと」スッ
桜「(女友さんの言う通りに......)」トコトコ
桜「」ドン
女「!?」ビク
桜「」ジッ
女「(うう......ち、近い//)」ドキドキ
女「ど、どうしt」
桜「」チュ
女「ん!?//」
桜「」ジッ
女「あぅ//」
桜「」スッ
女「」ビク
桜「......かわいい」ボソボソ
女「!?///」ゾクゾク
桜「(まっかです!ご主人さま)」
女「うぅぁぁ//」スルスル
桜「逃げないで、こっち見てください」ガシ
女「や、やだぁ//」
桜「」チュ
女「んっ//」
桜「」ジー
女「さ、さくらぁ//」ギュー
桜「」ナデナデ
女「///」ドキドキ
桜「心臓、すごく早いですね」ニコ
女「うぅ///」ドキドキ
桜「」ギュ
女「......すき//」
桜「はい」ナデナデ
女「//」グリグリ
桜「くすぐったいですよお」ナデナデ
女「もうちょっとだけ、おねがぃ」グリグリ
桜「甘えん坊さんですね」ナデナデ
女「//」グリグリ
。。。
女「」スヤスヤ
桜「(寝ちゃった)」ナデナデ
桜「(やっぱり疲れてたのかな......)」
女「......スー」スヤスヤ
桜「」ナデナデ
女「ン」スヤスヤ
桜「ご主人さま」ギュ
女「......スー」スヤスヤ
桜「今は、いっぱい休んでください」ナデナデ
女「......ン」スヤスヤ
桜「ふふ」ナデナデ
。。。
女「......ン」
女「......ん?」ボー
桜「......スー」ギュ
女「(......寝ちゃったのかあたし)」ナデナデ
女「」スルスル
女「よいしょっと」
桜「......」
女「ありがとね、桜」ボソ
女「(上着かけとこ)」スッ
女「よし、がんばろ」
。。。
女「」カリカリ
桜「......ン」
女「」カリカリ
桜「」ボー
女「」カリカリ
桜「......」クシクシ
桜「ごしゅじんさまあ」ボー
女「あ、起きた」
桜「ンー」クシクシ
女「大丈夫?」スタスタ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「エヘヘ」スリスリ
女「......ありがとね」ギュ
桜「?」キョトン
女「桜のおかげで、またがんばれるよ」
桜「......」ポフ
女「眠い?」
桜「大丈夫です」ゴロゴロ
女「......たまにでいいから、また......甘えてもいい?//」
桜「いつでも、わたしのこと使ってください」ニコ
女「//」ギュー
桜「んぅ」
女「うん、ありがと」ニコ
桜「えへへ」
女「」チュ
桜「ん」
女「もうちょっと勉強するから、そしたらご飯お願いね」
桜「わかりました、無理しないでくださいね」
女「ん」ナデナデ
。。。
女「けぷ」
桜「ふう」
女「さ、勉強っと」
桜「......」
桜「」ギュ
女「わ、どした?」
桜「もう少しだけ、このままがいいです」
女「......」ギュ
桜「」ポフ
女「心配しないで......って言っても難しいよね」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「出来るだけあたしのこと信じて、なるべく無理はしないから」
桜「......」ジー
女「」ナデナデ
桜「」カプ
女「っ」ピク
桜「」ハムハム
女「んっ」
桜「ぷは」
女「」ナデナデ
桜「」スリスリ
桜「......ごめんなさい」シュン
女「?」
桜「やっぱり、心配です」
女「......うん」ナデナデ
桜「疲れたら、わたしに言ってくださいね」ギュ
女「うん」ニコ
桜「ほんとに言ってくださいね」ギュー
女「ふふ、わかった」ナデナデ
桜「......ふぅ、もう大丈夫です」スッ
女「よっし、やりますか」
桜「がんばって、ください」ナデナデ
女「ありがと」ニコ
-----------------------------------
-------------夏休み終わって
女友「おは」
女「ん」
女友「あんたずっと家こもってたの?」
女「うん」
女友「うぇぇ......勉強?」
女「1日10時間よ」ドヤ
女友「ふーん」
女「......」
女友「桜ちゃんに構ってあげた?」
女「うん」
女友「うむ」
女「そういえば私立受ける?」
女友「まあ一応ね」
女「ほーん、どうすっかな」
女友「親はなんて言ってるの」
女「受けとけって」
女友「じゃあ受ければ?」
女「うーん......でもさ、受けるとしたら泊りになるわけで」
女友「桜ちゃんが心配と」
女「はい」
女友「あの子なら一人で大丈夫でしょ」
女「そうかなあ」
女友「うむ」
女「まあ、いろいろ話し合ってみるよ」
女友「うむ」
先生「模試の結果返すぞー」ガラ
女「げ」
女友「うわああ」
女「」チーン
女友「うぅ」
女「くっそ」
女友「あんたも判定さがったか」
女「くやしい」
女友「しかたないね」
女「さらに頑張る必要が......」
女友「うむ」
女「(帰ったら桜に癒してもらおう......)」
。。。
女「ただいま」
桜「おかえりなさい」トコトコ
女「......背伸びた?」ジー
桜「うーん、わかんないです」
女「ま、いっか」
桜「はい」
女「」スタスタ
桜「」トコトコ
女「よし」
桜「?」
女「桜ー」ガバ
桜「わわっ」ポフ
女「うぅ......ふわふわぁ」スリスリ
桜「どうしたんですか?」ギュ
女「......判定がね、下がっちゃった」シュン
桜「!」
桜「」ギュウ
女「んぶ」
桜「ご主人さま」
女「?」
桜「よしよし」ナデナデ
女「ふぁ」
桜「あんまり、落ち込まないでください」ナデナデ
女「」ギュ
桜「ご主人さまががんばってるのはいつも見てます」ナデナデ
女「......うん」スリ
桜「今回は運が悪かったんですよ!絶対」ギュウ
女「そうかなあ......」
桜「そうです!ご主人さまはとっても頭がいいですもん!」
女「ふふ、ありがと」ギュ
桜「えへへ」ナデナデ
女「よっし、頑張るか」
桜「がんばってください!」
女「桜」
桜「?」
女「」チュ
桜「んぅ」
女「ありがとね、元気出た」ナデナデ
桜「よかったです」ニコ
--------------------------------------
------------あっという間に12月
女「早い」
女友「なにが?」
女「いやなんでもない」
女友「へんなやつだな」
女「もうすぐ私立だなー」
女友「だなー」
女「心配だ」
女友「滑り止めでしょ、大丈夫だべ」
女「まあ、今の実力ならまず落ちないって言われたからね」
女友「うむ」
女「大変だなあ」
女友「そういえば桜ちゃんには言ったの?」
女「......」
女友「......」
女「......」
女友「」ハァ
女「だ、だって」
女友「だってじゃない」
女「でも」
女友「でもじゃないわい」
女「......」
女友「早めに言わないと桜ちゃんが大変だぞ?」
女「......うん」
女友「」ハァ
女「今日、言う」
女友「うむ」
女「桜、あたしがいなくて大丈夫かな......」
女友「大丈夫っしょ」
------------------------------------
女「ただいまー」
桜「おかえりなさいー」トコトコ
女「寒いねえ」
桜「おふとんぬくぬくですよ」
女「おお、少し入ろっかな」
桜「わたしもいいですか?」
女「うん、一緒にぬくぬくしよ」
桜「はい」
女「(あったまりながら話そうかな)」
。。。
モゾモゾ
女「ふーあったかー」
桜「はふぅ」
女「」ツンツン
桜「ご主人さまの手、冷たいですね」
女「んー」
桜「あっためてあげますね」ギュ
女「はぁぁ、桜の手あったかあ」ギュ
桜「えへへ」
女「......」
女「ねえ桜」
桜「?」
女「来月なんだけどさ」
桜「はい」
女「あたし1日、ここの家帰ってこれないの」
桜「え」
女「突然でごめんね」
桜「......どういうことですか?」ギュ
桜「もしかして、ここにいるの......嫌ですか?」ウルウル
女「わわ、違うよ!桜のせいじゃないから」アセアセ
桜「じゃあ、どうして......」ウルウル
女「落ち着いて、ね?」ギュウ
桜「」グス
女「」ナデナデ
桜「ごめん、なさぃ」
女「大丈夫だよ、あたしもごめんね」ナデナデ
女「ゆっくりでいいよ」ギュ
桜「」コク
女「(突然すぎたなあ、悪いことしちゃった......)」ナデナデ
桜「」グリグリ
女「」ナデナデ
桜「もう大丈夫です」
女「ん、じゃあ話すね」
女「来月ね、あたし行きたいところとは別の大学受験するの」
桜「」コク
女「それでね、そこの大学は少し遠くて」
女「大学の近くで泊まらなきゃ、受けられないんだ」
桜「......はい」
女「」ナデナデ
桜「」ギュ
女「そういうわけで、1日だけ帰ってこれなくなっちゃう」
桜「......」
女「ごめんね」ギュウ
桜「んぅ」ギュ
女「ほんとに、ごめん」
桜「......わかりました」
女「!」
桜「ご主人さまが頑張ってるのに、わたしだけ我儘はいやです」
女「桜......」
桜「まだ先ですよね?」
女「うん」
桜「なら、それまでに心の準備をしておきます!」
女「ありがと......ごめんね」
桜「謝らないでください」チュ
女「ふふ、くすぐったい」チュ
桜「えへへ」ギュ
女「......あ」ナデナデ
桜「?」スリスリ
女「もうすぐクリスマスだ」
桜「!」
女「今年も桜と、ツリー見に行きたいな......」
桜「連れて行ってくれますか?」ジー
女「桜は、あたしと一緒でいいの?」
桜「」ギュ
桜「ご主人さまじゃなきゃ、やですよ」ニコ
女「」ドキ
女「もぉ//」ギュウ
桜「わぷ」
女「(他の人に取られちゃいそう......)」モンモン
桜「」ギュー
女「桜は、あたしのものだから」
桜「ふぇ?どうしたんですか?」キョトン
女「ううん、なんでもない」ナデナデ
女「さ、ご飯食べて勉強勉強」
桜「あ、ご飯作りますね」
女「おねがーい」
女「(一件落着だ)」
--------------------------------------
------------クリスマス
女「けぷ」
桜「ふぅ」
女「お腹いっぱい」
桜「作りすぎちゃいました」
女「おいしかったよ」ニコ
桜「えへへ」
女「もうちょい休んだら行こっか」
桜「はぃ」
。。。
女「よし、準備いい?」
桜「大丈夫です」
女「帽子よし、尻尾も大丈夫......おっけい」
桜「あ」
女「?」
桜「ご主人さま、こっち来てください」
女「どうしたの?」スタスタ
桜「」ギュ
女「ん」ギュ
桜「」クンクン
女「......」ナデナデ
桜「」カプ
女「っ」ピク
桜「」チュー
女「んっ」ギュウ
桜「」ペロ
女「」ゾク
桜「ん」
女「っ......どうしたの?」ナデナデ
桜「ご主人さまは......わたしのです」ギュ
女「!」
桜「印、つけました」ニコ
女「っ」ドキ
女「」チュ
桜「んっ」チュ
女「」ギュ
桜「えへへ//」ギュ
女「行こっか」
桜「はい」
---------------------------------------
桜「......きれぃ」ポー
女「......うん」
桜「(人がいっぱい......)」ピト
女「あっちのベンチに座ろっか」
桜「」コク
女「つめたっ」
桜「」スッ
女「大丈夫?」
桜「」コク
女「(元気ないな......)」
桜「」ススス
桜「」ピト
女「」グイ
桜「わっ」
女「......怖い?」
桜「!」
桜「どうしてわかったんですか?」
女「うーん......不安そうな顔してるよ?」
桜「......」
女「去年より人だいぶ増えてるからねー」
女「手、つなご」ギュ
桜「」ギュ
女「」ジー
桜「......」
女「もう帰ろっか?」
桜「」フルフル
女「ん、わかった」
桜「......」
女「」ジー
桜「」チラ
女「?」
桜「」ジー
女「桜」
桜「?」
女「キス、していい?」
桜「」コク
女「」チュ
桜「んっ」
女「」ナデナデ
女「少しはやわらいだ?」
桜「はい」ニコ
女「」ナデナデ
桜「もう一回、近くでツリー見たいです」
女「ん、見に行こう」
桜「」ジー
女「(また、桜と来られたらいいな)」ギュ
桜「ご主人さま」
女「ん?」
桜「......次もまた、一緒に見に行きたいです」ニコ
女「!」
女「ふふ」
桜「?」キョトン
女「今ね、全く同じこと考えてた」
桜「!」
桜「えへへ」ピト
女「一心同体だね」
桜「ですね!」
女「まだ見る?」
桜「もう大丈夫です」
女「よし、帰ろう」
桜「はい」
女「手、離さないでね」ギュウ
桜「絶対離しません」ギュ
女「帰り何かあったかいもの食べてく?」
桜「んー......さっきご飯食べたので大丈夫です」
女「おっけ」
桜「あっ」
女「?」
桜「あのですね」スッ
女「どした?」
桜「......ご主人さまが食べたいです」ボソボソ
女「!?//」ボン
桜「えへへ//」
女「ど、どこでそんなことを//」
桜「女友さんに教えてもらいました」ニコニコ
女「(あの野郎......)」ゴゴ
桜「......わたしのこと、食べてくださいね」ボソボソ
女「!?//」ボン
女「さ、桜!///」ドキドキ
桜「えへへ//」
女「えへへじゃないよ、もう//」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「(我慢だ、我慢をするんだ、桜の事が分かるまではだめだ)」
桜「大丈夫ですか?」ジー
女「うん、大丈夫、たぶん」
桜「よかったです」
女「もう早く帰ろう」
桜「はい」
女「」モンモン
------------------------------------
今回はここまでです
期間空いちゃったのに読んでくれてうれしいです
ありがとうございます
主従逆転最高やんけ!
素晴らしい
よいですなぁ
癒されるなぁ
乙
もう本当最高
④
クリスマスなんてないので更新です
ガチャ
女「ただいま」
桜「ただいまですー」
女「ふぅ」
桜「はふぅ」
女「寒かったねえ」
桜「ですね」
女「手洗ってうがい」
桜「はい」
。。。
女「」プニプニ
桜「んむぅ」
女「(やわらかい......)」ツンツン
桜「ンニャア」
女「」ツンツン
桜「」パク
女「あ」
桜「」ジー
女「......」
桜「」ハムハム
女「(あったかい......)」
桜「」ペロペロ
女「(味あるのかな......)」ナデナデ
桜「」チュー
女「おいしい?」
桜「おいひいでふ」チュパ
女「......」ナデナデ
桜「んっ」
女「(桜が咥えてた指......)」ジー
桜「?」
女「」スッ
桜「!」
女「ん」
桜「」ジー
女「」ペロ
桜「」ジー
女「ん」チュポ
桜「」ジー
女「桜の味がする」
桜「!」
女「おいしいね」ニコ
桜「あぅ//」
女「はぁ」ギュ
桜「?」ゴロゴロ
女「ほんとにたべちゃいたい......」
桜「......ご主人さま」
女「ん?」
桜「たべるってどういう意味ですか?」
女「え」
桜「実はさっき意味がわからずに言ってました」
女「......」
桜「えへへ」ニコ
女「(かわいい......)」ドキドキ
女「ほんとに知らないの?」
桜「はい、女友さんの言う通りにしただけです」
女「......」
桜「......」
女「(何も知らない子に、翻弄されていたのか......)」
桜「わたし......もしかしてやなこと言っちゃいましたか?」シュン
女「ううん、大丈夫だよ」ギュ
桜「あっ......えへへ、よかったです」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「それで、たべるとは」
女「......」
桜「食べ物を食べるとは違うんですよね?」
女「......うん」
桜「......?」キョトン
女「あのね、桜」
桜「はい」
女「桜みたいなかわいい子に、たべたいっていうのは」
桜「......」
女「ちょっと、エッチな意味になるの」
桜「!?//」
女「桜にね、あんなことやこんなことしたいって」
桜「//」
女「」ナデナデ
桜「......ご主人さまは」
女「ん?」
桜「わたしに......あんなことやこんなこと、したいですか?//」ジー
女「!」ドキ
女「......」
女「ん//」コク
桜「//」
女「も、もう//恥ずかしいでしょ//」ギュウ
桜「わぷ」
女「むう」
桜「えへへ//」スリスリ
桜「心臓の音がすごいです」ピト
女「うぅ//」
桜「」ジー
女「桜......」ジー
桜「」ニコ
女「」チュ
桜「ん」
女「......チュ」
桜「......ふぁ」
女「」ギュ
桜「」ポフ
女「ちょっとだけ口あけてね」
桜「?」スッ
女「(唾をためて......)」
女「ん」チュ
桜「」ハム
女「レロ」ギュー
桜「っん」ピク
女「(のんで......桜)」ジー
桜「......ンク」
女「っ......チュ」ゾクゾク
桜「......レロ」
女「......ん」
桜「......ぷは」
女「......桜」ギュ
桜「っはぁ」ポー
女「」ナデナデ
桜「」ポフ
女「(ずっと......こうしてたい)」ギュ
桜「......ご主人さま」
女「なあに?」
桜「おいしかったです」ニコ
女「っ//」ドキ
桜「エヘヘ//」ギュ
女「桜」
桜「?」
女「もっと、のんでほしぃ」
桜「!」
桜「いっぱい、くださぃ」ニコ
女「」チュ
桜「んっ」
-----------------------------------
-----------お正月
女「明けまして」
桜「おめでとうございます」ペコ
女「うん、おっけい」
桜「お正月の風習はよくわからないですね」
女「だね、あたしもよくわからん」
桜「」ピト
女「?」ナデナデ
桜「おもち、食べてみたいです」ジー
女「よし、準備しよう」
桜「やった!」ピョコピョコ
。。。
女「おもちはちっちゃく切りました」
桜「はい」
女「のど詰まっちゃったら大変だからね」
桜「はい」
女「おぞうににしました」
桜「はい」
女「......」
桜「......」グゥ
女「!」
桜「//」
女「あはは、かわいい音だね」ニコ
桜「あぅぅ//」
女「じゃ、食べよっか」
桜「はい!」
女・桜「「いただきます!」」
桜「」スッ
桜「!」ノビー
桜「ご主人さま!伸びますよ!」パァ
女「(かわいい......)」ホクホク
桜「」パク
桜「」モグモグ
桜「おいしいです!」
女「いっぱい食べようね」
桜「はい!」
。。。
桜「けぷぅ」
女「」ナデナデ
桜「苦しぃ」
女「あんだけ食べればねえ」ナデナデ
桜「うぅ」
女「」ナデナデ
桜「」ポフ
女「おいしかった?」
桜「はぃ」
女「うん、ならよかった」
桜「けぷ」
女「もうちょっと休もうか」ナデナデ
桜「うぅ」
。。。
桜「ふぅ」
女「大丈夫?」
桜「もう大丈夫です」
女「今度は気をつけようね」ナデナデ
桜「はい」
女「」ナデナデ
桜「今日も勉強ですか?」
女「うーん......今日はいいや」
桜「!」ピョコピョコ
女「(耳がぴくぴくしてる)」ジー
桜「ご主人さま」ギュ
女「桜ー」ギュ
桜「」スリスリ
女「」ナデナデ
桜「お勉強大変ですか?」
女「......まあ、それなりにね」
桜「......」
女「」ナデナデ
桜「わたし、ご主人さまとずっと一緒にいられますか?」
女「うん」
桜「......」
女「」プニプニ
桜「ンニャア」
女「桜にもさ、後々勉強してもらおうと思ってるんだけど」
桜「はい」
女「いい?」
桜「」コク
女「よかった」
桜「ご主人さまが教えてくれるんですか?」
女「うーん......どうだろう」
女「桜は頭よさそうだから、自分でスラスラできちゃうかも」
桜「わたし、賢くないですよきっと」
女「......そう?」
桜「はぃ」
女「そういえば、桜の今ある知識はどこから来たんだろ」
桜「」キョトン
女「桜わかる?」
桜「どこから来たんでしょうね」ニコ
女「不思議だねえ」ナデナデ
桜「不思議です」スリスリ
----------------------------------------
-----------------1月下旬
----------学校
女「ふぅ」
女友「もうすぐだね」
女「ん」
女友「時間同じなんだっけ?」
女「9時教室集合」
女友「同じだ」
女「受けるキャンパス別だよね?」
女友「うむ」
女「緊張してきたー」
女友「だなー」
女「がんばれよ」
女友「そっちもな」
女「うい」
女友「じゃ」
女「また来週」
。。。
女「ただーいまー」
桜「おかーえりーなさーいー」
女「あはは、なにそれ」
桜「ご主人さまのまねです」
女「えー」
桜「えーじゃないですよ」
女「」ナデナデ
桜「えへへ」ゴロゴロ
女「」ギュウ
桜「んぅ」
女「あったかぃ」
桜「」スリスリ
女「よっし、部屋であったまろ」スッ
桜「はい」
女「ふぅ」
桜「はふぅ」
女「......」
桜「......」
女「......明後日から」
桜「!」ピク
女「やだなあ」
桜「......」ススス
桜「」ピト
女「明後日のお昼くらいには出発しちゃうからね」
桜「うぅ......」
女「ごめんね」ナデナデ
桜「」シュン
女「」ナデナデ
桜「何時くらいに帰ってきますか?」
女「うーん......正確にはわかんないなあ」
桜「あぅ......」
女「まあ多分夜ごはんの時間ぐらいだと思う」
桜「......」
女「だからさ、おいしいごはん作って、待ってて」
桜「......はい」
女「......」
桜「」シュン
女「桜」ギュ
桜「あっ」ポフ
女「そんなに落ち込まないの」ナデナデ
桜「......」
女「帰ってきたら、いっぱいあそぼ?」
桜「!」ピョコピョコ
女「お土産も買ってきます」
桜「!!」ピョコピョコ
女「だから、少しだけ我慢だよ」
桜「はい」
女「ん、いい子だ」ナデナデ
桜「むぅ......子供じゃないって言ってるのに」ムム
女「あはは、ごめんごめん」ツンツン
桜「んぅ」
女「怒った?」
桜「怒りました」
女「えー、ごめん許して」
桜「やです」
女「どうしたら許してくれる?」
桜「......」ジー
女「......」
桜「ちゅーしてください」
女「」チュ
桜「んっ」チュ
女「許してくれる?」ナデナデ
桜「もっと......」ジー
女「」チュ
桜「」チュ
女「」ギュ
桜「」ゴロゴロ
女「(離れたくないなあ......)」
桜「」グゥー
女「!」
桜「//」
女「ご飯食べよっか」
桜「はぃ」
-----------------------------------------
---------------出発日
女「......じゃあ、桜」
桜「」ギュウ
女「あの、桜」
桜「」ギュウ
女「......桜さーん」
桜「」ギュウ
女「(離れない......)」
桜「も、もうちょっとだけ」
女「」ナデナデ
桜「」クンクン
桜「」カプ
女「っ」ギュ
桜「」ハムハム
女「」ナデナデ
桜「ぷは」
女「大丈夫?」
桜「......はぃ」
女「ピンポンなっても出ない、ご飯はちゃんと食べる、おっけい?」
桜「」コク
女「ん」ナデナデ
桜「......」
女「あっちついたら電話するから、出てね」
桜「」コク
桜「がんばってください、ご主人さま」
女「うん」
桜「無理、しないでください」
女「わかった」
桜「」チュ
女「」チュ
桜「行ってらっしゃい」ニコ
女「行ってきます」フリフリ
バタン
桜「......」
桜「うぅ......ご主人さまぁ」シュン
短いけどここまでですごめんなさい
休みに入ったので次からは更新早めかも
自分の知る限りのボキャブラリーじゃ表現するに足りないくらい神スレ
おつ
なんか終わる感じ出てるけど終わったりしないよね
乙
かわいいな~本当かわいい
結構終わりに近づいてますね
更新!
ガタンゴトン
女「(桜、大丈夫かな)」
女「(心配だ......)」
女「(......)」
女「」スマホスッ
女「(桜の写真......)」ジー
女「ふふ」
女「(帰ったらいっぱい構ってもらわなきゃな)」
女「(......がんばろ)」
---------------そのころ桜
桜「ご主人さまぁ」
桜「うぅ......」
桜「(明日まで会えない......)」シュン
桜「」ソワソワ
桜「(ご主人さまのにおい......)」クンクン
桜「」クンクン
桜「」ポフン
桜「(お布団はご主人さまのにおいがいっぱい......)」ポワポワ
桜「......ごしゅじんさまぁ」スンスン
桜「......」
桜「」ウトウト
桜「」
桜「......スー」スヤスヤ
----------------------------------------
女「ホテルについた」
女「きれいな部屋だなー」
女「(17時くらい......)」
女「桜に電話しよっと」
女「」ピッ
prrrr......
女「......出ない」
女「(なんで......?)」
女「」ピッ
prrrrr......
女「......出ない」
女「どうしたんだろ......」
女「......桜」
-----------そのころ
桜「......スー」スヤスヤ
prrrrr.......
桜「......ンニャ」スヤスヤ
prrrrr......
桜「......ン」スヤスヤ
桜「......スー」スヤスヤ
------------------------------------
女「」ソワソワ
女「(勉強が手に付かない)」
女「ああー」
女「」
女「うー」
prrrr......
女「!」
女「桜だ」バッ
女「もしもし!」
桜『ごめんなさいご主人さま!』
女「よかったぁぁ」ホッ
女「大丈夫?怪我とかしてない?」
桜『はい、大丈夫です』
女「......ふぅ」
桜『あの......ご主人さま』
女「......なに?」
桜『......怒ってますか?』
女「怒ってるよ」
桜『!』
桜『ご、ごめんなさい』シュン
女「ほんとに、ほんとに心配したんだから......おバカ」
桜『うぅ......』
女「......なにしてたの?」
桜『!』
桜『......その』
女「うん」
桜『ご主人さまの、においを......』
女「うん?」
桜『お布団のにおいをかいでたら、そのまま寝ちゃって......』
女「......」
桜『......』
女「......桜」
桜『はい』
女「帰ったら、いっぱいかがせてあげるね」
桜『!』
桜『はい!』
女「......」
桜『ご主人さま!』
女「ん?」
桜『無理せず、がんばってください!』
女「ん、ありがと」
桜『えへへ』
女「じゃ、切るよ」
桜『はい』
女「おやすみ、桜」
桜『おやすみなさぃ』
ピッ
女「ふぅ」
女「よかったああ」
女「」ポフ
女「......がんばろう」
------------------------------------
-------------試験終了、帰宅
女「ただいまー」
桜「ご主人さまー!」タッタッ
女「!」
女「桜!」
桜「」ギュウ
女「」ギュウ
桜「おかえりなさぃぃ」ギュー
女「ただいま」ナデナデ
桜「」チラ
女「?」
桜「......まだ、怒ってますか?」
女「......」
桜「い、いやです!」ギュウ
女「!」
桜「もう勝手な事しません、絶対ご主人さまの言うとおりにします」
桜「す、捨てないで」ウルウル
女「」ギュウ
桜「......グス」
女「お部屋、行こう」
。。。
桜「......」
女「......」
桜「」チラ
女「」ジー
桜「!」
女「」ガバ
桜「ひゃう」
女「」ジー
桜「ご、ご主人さま?」
女「」チュ
桜「んっ」
女「捨てたりなんてしない」
桜「......」
女「ていうかもう絶対、逃がさないよ」
桜「」
女「痕つけてやる」
女「」カプ
桜「あっ」ギュウ
女「」チュー
桜「っ」
女「ぷは」
桜「」ポー
女「たった1日だけど、すっごくつらかったんだから」ナデナデ
桜「」スリスリ
女「いっぱい桜の事感じたいな......」
桜「!」
桜「ご、ご主人さま!」
女「?」
桜「その前に、ご飯食べましょ」
女「あ、忘れてた」
桜「がんばって作りました」フンス
女「おお、偉い偉い」ナデナデ
桜「エヘヘ」
女「じゃ、先にご飯食べよっか」
桜「」コク
女「おいしいかった」
桜「よかったです」
女「ふぅ」
桜「......」
女「」チラ
桜「?」
女「」スタスタ
女「よいしょ」ヒョイ
桜「わわっ」
女「布団まで、お姫様抱っこ」グググ
桜「震えてますよ、ご主人さま」
女「ぐふ」ポフ
桜「わ」ポフ
女「あたし、力持ちだ」
桜「すごいです」
女「」ガバ
桜「ご、ご主人さま?」
女「桜」
桜「?」キョトン
女「えっちなこと、していい?」ボソ
桜「!」
桜「//」コク
女「痛いことはしないから、安心して」ナデナデ
桜「」コク
女「」チュ
桜「んっ」
にゃんにゃん
桜「」チーン
女「またやってしまった......」
女「桜」ツンツン
桜「」
女「......」
女「」チュー
桜「」ピク
女「......レロ」
桜「ゃ//」ギュ
女「」ジー
桜「っふぅ//」
女「ふふ、気持ちよかった?」
桜「//」コク
女「かわいい」ナデナデ
桜「うぅ//」
女「いっぱい出てたね」
桜「い、言わないでくださぃ//」ギュ
女「」チュ
桜「んむ」
女「ごちそうさま」
桜「......また、してくれますか?//」ウワメ
女「」キュンキュン
女「する、いつでもするよ」
桜「い、いつでもは困ります!//」
女「むむ、じゃあ桜がしたいときに言ってね」
女「いっぱい気持ちよくしてあげる」
桜「//」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「ごしゅじんさま」
女「ん?」
桜「......すき//」ギュ
女「(かわいすぎる)」キュンキュン
女「あたしも、だいすき」チュ
桜「」チュ
女「ふふ」ナデナデ
桜「エヘヘ//」スリスリ
----------------------------
------------センター試験前
女「ふぅ」
女友「ついにくる......」
女「いつも通りやればいける」
女友「うむ」
女「簡単な問題だといいなー」
女友「だなー」
女「うー」
女友「どきどき」
女「口に出さんでいいわ」
女友「がーん」
女「......」
女友「......」
女「帰るか......」
女友「うむ」
女「じゃ」
女友「ん」
。。。
女「ただいま」
桜「おかえりなさいー」
女「ふぅ」
桜「お疲れさまです」
女「ん」
桜「今日もいっぱいお勉強するんですか?」
女「んー、もういいかな」
桜「!」
女「センターもうすぐだし、簡単に済ませて終わるよ」
桜「わかりました」
女「さてっと」
女「」フムフム
桜「(なんだか少しピリピリしてる......)」
桜「(がんばってください、ご主人さま!)」ムム
-----------センター当日
女「よっしゃ!」
桜「」ギュ
女「どした?」
桜「」チュ
女「んっ」チュ
桜「ご主人さま、すごくがんばってました」
女「ん」
桜「きっと、うまくいきますよ」
女「うん」
桜「何もしてないわたしが言っても、変ですけど......」
女「そんなことないよ」ギュ
女「桜はいっぱい頑張ってくれたじゃん」
桜「」ギュ
女「ご飯作ったり、お掃除してくれたり」
女「あんまり構ってあげられなかったけど、耐えててくれたよ」ナデナデ
桜「ご主人さま......」
女「もうちょっとだけ続くけど、一緒にがんばろ」
桜「はい!」
女「よし、じゃあ行ってくるよ」
桜「応援してます!」
女「」コク
桜「行ってらっしゃい」フリフリ
女「行ってきます」
-------------------------------------
---------------センター試験二日間終了
女「たっだいまー」
桜「おかえりなさい、ご主人さま」
女「さぶいさぶい」
桜「お部屋であったまりましょう」
女「ふぅ」
桜「お茶用意しましたよー」
女「ありがと」
女「」ズズ
女「あ゛ー」
桜「テレビで見るおじさんみたいです」クスクス
女「むむ」
桜「はふぅ」
女「......」
桜「......」
女「」ギュウ
桜「がんばりました」ナデナデ
女「がんばったよ、あたし」
桜「今はゆっくり休みましょう」
女「」コク
桜「」ナデナデ
女「」スリ
桜「......手ごたえはどうですか?」
女「うん、なかなか出来たと思う」
桜「さすがです!やっぱりご主人さまはすごいですね」
女「まあ、あくまで手ごたえだからね」
女「明日学校で自己採点したら、どんだけできたか分かる......」
桜「」ナデナデ
女「うぅ......怖いなあ」
桜「」ギュウ
女「」ギュ
桜「絶対、大丈夫です」
女「......ほんと?」
桜「ほんとです!」フンス
女「ふふ」
桜「えへへ」
女「ありがとね、桜」
桜「」ゴロゴロ
女「もう少し、もう少しで終わるからね」
桜「はい」
女「二人で、がんばろうね」
桜「ご主人さまのこと、最後まで助けます」コク
----------------------------
----------次の日。学校にて
女「」ドキドキ
女友「ぅぅぅぅ」
女「よし、やろう」
女友「いやだーーーーー」
女「」ジトー
女友「しにたくないよおおお」
女「」ポカ
女友「ぐえ」
女「黙ってやる」
女友「はい。」
。。。
女「おお......」
女友「おお......」
女「よっしゃ!」
女友「ひょひょひょ」
女「(目標は超えてる、あとは2次でミスんなきゃいける!)」
女友「うっひょー」
女「うるさい」
女友「はい」
女「なんぼ?」
女友「7割くらい?」
女「すげー」
女友「そっちは?」
女「7割くらい」
女友「変わんねーじゃん」ビシッ
女「......」
女友「......」
女「やったな」
女友「うむ」
女「次は、2次試験」
女友「がんばろう」
女「うむ」
--------------------------------
女「ただいまー!」
桜「おかえりなっさいー」トコトコ
女「さくら―!」ギュー
桜「わぷぅ」
女「点数よかったよー」
桜「ほんとですか!やったーー!」ピョコピョコ
女「これで気が楽になった」ナデナデ
桜「えへへ」ニコニコ
女「桜のおかげだよー」ギュ
桜「違いますよ、ご主人さまががんばったからです」ギュー
女「桜のおかげ」ムム
桜「ご主人さまです」ムム
女「桜!」
桜「ご主人さま!」
女「」ムゥ
桜「」ムム
女「......」
桜「......」
女「」チュ
桜「っ」チュ
女「二人で頑張ったからだね」ナデナデ
桜「はぃ」スリスリ
女「ありがと」ギュー
桜「ンニャア」ゴロゴロ
。。。
今回はここまで!サクサク進みすぎかも
読んでくれてる人ありがとうございます
>>440
なぜ飛ばしたし!!
乙
終わりが近いのか…
乙
終わりが近づいてるしサクサクは少し寂しい
にしても>>440サクサク過ぎんだろ!
乙
投 下 し ま す
---------------2次試験少し前
女「」カリカリ
桜「」ジー
女「」カリカリ
桜「」モゾモゾ
女「」カリカリ
女「」チラ
桜「」クンクン
桜「エヘヘ」ポフポフ
女「(~~っ)」カリカリカリ
桜「ンニャア」モゾモゾ
女「」カリカリ
女「......できた!」
桜「!」
女「ちょっと休憩」スタスタ
女「えい」ポフ
女「」モゾモゾ
桜「ご主人さま」ギュ
女「ふふ、布団そんなにいい匂い?」ナデナデ
桜「はい」クンクン
女「」ナデナデ
桜「なんでご主人さまはいい匂いなんですか?」
女「......」
女「あたしいい匂いなのか......?」
桜「ずっと嗅いでいたいです」スンスン
女「な、なんか恥ずい」
桜「」クンクン
桜「はぁぁ」ポー
女「桜もいい匂いだよ」プニプニ
桜「んむぅ......そうなんですか?」
女「うん、なんか甘いようなしょっぱいような」クンクン
桜「ん」ギュ
女「」ペロ
桜「ひゃ」ピク
女「食べたくなる感じだね」ナデナデ
桜「んぅ」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「」スリスリ
桜「ご主人さま」
女「んー?」
桜「2次試験の勉強大変ですか?」
女「まあ、それなりにはね」
桜「......」
桜「」ハムハム
女「」ナデナデ
桜「」ペロ
女「んっ......どうしたの?」
桜「ンニャア」ギュ
女「今日は甘えん坊さんだ」ツンツン
桜「」ゴロゴロ
女「もうすぐ、もうすぐだからね」
桜「はぃ」
女「......」
女「......桜」
桜「?」
女「2次試験終わって、もし合格したらさ」
桜「......」
女「うちの親に、桜のこと紹介したい」
桜「!」
女「いい、かな?」
桜「」ギュ
桜「」コク
女「ん、よかった」ナデナデ
女「ただ、その時はまだ恋人だっていうのは秘密ね」
桜「なんでですか?」キョトン
女「んと、もし反対されちゃったら......なにも出来ないから」
桜「......」
女「ごめんね、お金とかあったらよかったんだけど......」
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「ご主人さまの両親、怖いですか?」
女「んー、別に怖くはないかな」
桜「なるほど」
女「でもあたしらのこと認めてくれるかは分かんない」
桜「......」
女「言える時が来たら言うよ、絶対」ギュ
桜「ん」スリ
女「それまでは、秘密ね」
桜「わかりました」
女「」ナデナデ
桜「」ゴロゴロ
女「よし、勉強勉強」スッ
桜「」モゾモゾ
-----------------------------------
---------------2次試験当日
女「(出来ることは全てやった......)」
女「(いつも通りやれば問題ない!)」
女「よし!」
桜「」ジー
女「桜」
桜「はい」
女「あたし、がんばってた?」
桜「」コク
女「だよね、いっぱい勉強したもん」
女「今日で決めてくるから、待っててね」
桜「応援してます!」
女「ん、じゃあ桜こっち来て」
桜「?」トコトコ
女「」ギュ
女「ありがと」
桜「えへへ」ニコニコ
女「」チュ
桜「っ」チュ
女「だいすき」
桜「わたしもです」
女「......行ってくるね」
桜「はい」
女「」フリフリ
桜「......」ギュ
カリカリ試験カリカリ
女「ただいまー」
桜「」タッタッ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「」グリグリ
女「中入ろ」
。。。
女「ふぅ」
桜「試験、どうでした?」
女「ほぼ完ぺき」ドヤ
桜「すごいです!」
女「ふふ」ギュ
桜「」スリスリ
女「後期のために少しだけ勉強続けるかなー」
桜「まだ試験あるんですか?」
女「んー、もし今日のやつで落ちたらね」
桜「落ちないですよお」
女「......かなあ」ナデナデ
桜「今までよりは、遊んでくれますか?」
女「うん、いっぱいあそぼ」
桜「!」パァ
桜「ご主人さまー!」グリグリ
女「あはは、くすぐったいよ」ナデナデ
-------------------------------------
-------------合格発表の日
女「じゃあ、見てきます」
桜「どきどきですね」
女「桜も、祈っててね」
桜「はい」
女「行ってきます」
桜「行ってらっしゃい」
桜「(合格してますように合格してますように......)」ムンムン
。。。
ざわざわ
女「」ドキドキ
女友「あ」
女「!」
女友「やばいやばい」
女「受かってるかなあ」ドキドキ
女友「あんたなら余裕っしょ」
女「だといいなー」ドキドキ
女友「ふぅー」
女「あ!」
女友「きた!」
ワーワーキャーキャー
女「み、見えん......」
女友「もうちょい待とう」
女「(お願い......)」ドキドキ
女「」ジー
女「」ジー
女「!」
女友「あったあああああ!」
女「」ビク
女友「やったよ女!番号あった!」
女「やったじゃん!」
女友「あんたは?」
女「」ブイ
女友「うおおおよっしゃあ」
女「(よかった......)」ホッ
女友「かえる!」シュバッ
女「おう」
女「あたしも帰ろっと」
-------------------------------------
女「さくらー!」ガチャ
桜「!」
桜「」タッタッ
桜「......どうでしたか?」
女「」ムム
桜「......」
女「......合格」
桜「!」
女「うかってたぁぁ!」ギュー
桜「やったーー!」ギュー
女「ありがと、ありがとね桜」
桜「おめでとうございますご主人さま」
女「」ギュ
桜「」ゴロゴロ
女「やっと、終わったんだ」
桜「ですね」
女「ごめんね、色々任せっきりで」
桜「わたし、ご主人さまの力になれてました?」
女「うん、すっごく助かった」
桜「えへへ」
女「じゃあ親に報告の電話するから待ってて」
桜「あ、はい」
。。。
女「おまたせー」
桜「喜んでましたか?」
女「うん」
桜「よかったです」
女「それでね、桜」
桜「?」
女「あたしと一緒に、実家に来てほしい」
桜「!」
女「土下座でもなんでもして、桜と一緒に住まわせてもらう」
桜「わかりました」
女「ん、その時桜に変身してもらいたいんだけど大丈夫?」
桜「がんばります!」
女「ありがと」ナデナデ
女「説明するときは、ただの友達っていう設定ね」
桜「はい」コク
女「よし、じゃあ片づけとかしなきゃだから手伝って」
桜「わかりました!」
女「よしっと」
桜「終わりましたね」
女「うん」
桜「......」
女「寂しい?」
桜「」フルフル
女「ん」
桜「ご主人さまは寂しいですか?」
女「......ちょっとはね」
女「でも、桜と離れるわけじゃないからね」ニコ
桜「」ピト
女「」ナデナデ
桜「」ギュ
女「......」
-----------------------------------------
引っ越し日です
女「......」
桜「......」
女「思い残すことはない?」
桜「はい」
女「」グイ
桜「わわっ」
女「」チュ
桜「」チュ
女「......ここでは最後」ギュ
桜「」ギュウ
女「行こっか」
桜「はい」
。。。
女「お金を入れる」
桜「はい」スッ
女「ここの画面を押す」
桜「」ピッ
女「よし、出てきたのを取る」
桜「はい」スッ
女「それが、切符」
桜「わあ、やわらかいです」
女「折り曲げちゃだめだからね」
桜「わかりました」
女「じゃ、次の電車乗ろう」
桜「どきどきですね」ワクワク
女「ふふ、桜は初電車だもんね」
桜「はい!」
女「緊張してない?」
桜「ご主人さまが側にいてくれてるので大丈夫です」
女「ん、おっけ」
桜「......手、つないでもいいですか?」
女「いいよ」ニコ
桜「」ギュ
女「」ギュ
桜「えへへ」ピト
女「(周りに人がいると恥ずかしい)」
女「ふぅ、電車どうだった?」
桜「疲れました......」
女「ちょっと休もう」
桜「はぃ」
公園ベンチ
女「がんばったね」ナデナデ
桜「うぅ......知らない人とずっと一緒で怖かったです」
女「(電車はやっぱり厳しいか......)」
女「ごめんね」ギュウ
桜「」ギュ
女「」ナデナデ
桜「......落ち着きます」ゴロゴロ
女「うん」
桜「ここら辺は静かですね」
女「だね、駅から少し遠いしね」
桜「......」
桜「」スリスリ
女「」ナデナデ
桜「えへへ」ゴロゴロ
女「もうちょい休む?」
桜「はい」スリスリ
女「ん、おっけ」
桜「」クンクン
女「」ナデナデ
。。。
女「よし、行こう」
桜「ご主人さまのおうちは近いですか?」
女「もうちょい歩くかな、大丈夫?」
桜「大丈夫です」
女「ん」
桜「ふぅ」
女「はい」スッ
桜「えへへ」ギュ
女「家の近くまで、繋いでよう」
桜「」コク
------------実家近く
女「......」スタスタ
桜「......」トコトコ
女「あそこ」
桜「......!」
女「準備はいい?」
桜「はぃ」ドキドキ
女「」ナデナデ
桜「ふぅ」
女「行こう」
桜「はい」
。。。
ガチャ
女「ただいまー」
桜「お、おじゃまします」
パタパタ
母「お帰り、早かったね」ギュ
女「ん」
母「そっちの子は?」
女「あ、友達」
桜「女さんの友達の桜です」ペコ
母「あらいい子ね、ゆっくりしていってね」
桜「あ、ありがとうございます」
女「お父さんいつ帰ってくる?」
母「んー、多分夕飯の時間くらいかな」
女「わかった、部屋いるから時間になったら呼んで」
母「はいはい、ちゃんと手洗ってうがいしてね」
女「うん、あっこの子今日泊まって行ってもいい?」
母「大丈夫よ」
女「よっしゃ、よかったね桜」
桜「はい!」
女「部屋行こ」
桜「」コク
。。。
-------------部屋
女「ふぅ」
桜「き、緊張しました......」ドキドキ
女「おいで」
桜「」ススス
女「」ギュウ
桜「ん」ギュ
女「今日はいっぱい疲れさせちゃってるね......ごめん」ナデナデ
桜「謝らないでください、まだ大丈夫です」
女「......」
桜「......いつ変身すればいいですか?」
女「そうだなー、お父さん帰ってこなきゃ駄目だから......」
女「夜ご飯の後だね」
桜「分かりました」
女「出来る?」
桜「ご主人さまが側にいてくれるなら」ニコ
女「ん、分かった」ギュ
桜「ンニャア」スリスリ
女「ふふ、かわいい」ナデナデ
桜「......ちょっと恥ずかしいです//」ゴロゴロ
女「今日はもっと甘えていいよ」
桜「......」ピト
女「」ナデナデ
桜「」ジー
女「?」
桜「ちゅー、したいです」ウワメ
女「(かわいい......//)」
女「目、瞑って」
桜「ん」スッ
女「」チュ
桜「ぁ」
女「......レロ」
桜「っぁ」ピク
女「んっ......チュ」
桜「チュ」
女「......ん」ナデナデ
桜「エヘヘ//」スリスリ
女「チュ......チュ」
桜「んぅ......くすぐったいですょ」ギュウ
女「」ナデナデ
桜「ん」ゴロゴロ
女「ふぁぁ」
桜「眠いですか?」
女「んー」
桜「わたし、起きてますからご主人さまは寝てていいですよ」
女「ん、ありがと」ポフ
桜「ベッドで寝なくて大丈夫ですか?」ナデナデ
女「桜のほうがいい」ギュ
桜「//」
女「ちょっとだけ、おやすみ」
桜「はぃ」ナデナデ
女「......スー」スヤスヤ
桜「(早い!)」
女「」スヤスヤ
桜「」ナデナデ
女「」スヤスヤ
桜「」ウトウト
女「」スヤスヤ
桜「......スー」スヤスヤ
。。。
遅くなりましたごめんなさい
今回はここまでです......
ついに対面......
ぬああああ終わってしまうなあああ
ハッピーエンドくれええええ
いよいよ終わりか…
もっと続けばいいのに……
しえん
ほしゅ
しえ
まだか…
どうしたんだ…
舞ってる
続きが読みたい
年度が明けようと待ってるぞ
悔やまれるな
いつまででも待ってるぞ
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■【重要】エロいSSは新天地に移転します
■【重要】エロいSSは新天地に移転します - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/)
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■ SS速報R 移転作業所 - SSまとめ速報
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移動に不服などがある場合、>>1がトリップ記載の上、上記スレまでレスをください。
移転完了まで、スレは引き続き進行して問題ないです。
よろしくおねがいします。。
このSSまとめへのコメント
頑張れー
続きはよ
期待してます