・ごちうさのココアチノssです
・初投稿なので、至らぬところがあるかもしれません
・かなり短いです
ココア「『パンが無ければクッキーを食べればいいじゃない』...?」
チノ「...突然どうしたんですか?」
ココア「世界史の勉強してるんだけど、このマリー・アントワネットっていう人...どうかしてるよ!」
チノ「確かにそうですね。国民は『パンすらなくて困ってます』っていう意味で言ったのに、こんな言葉を返すわけですから」
ココア「え、そうなの?」
チノ「え、違いましたっけ?」
ココア「ただ単に、パンよりクッキーが好きなんじゃないの?」
チノ「いや、違うと思いますよ...」
ココア「じゃあ、この女王様が常識知らずだったってこと?」
チノ「そう...だと思います。まあ、その話が実話かどうかは知りませんが」
ココア「そうなんだ!なら良かった~!」
チノ「? どういうことですか?」
ココア「だって、私達の生活を支えてくれているパンよりもクッキーの方が好きだなんて、許せないよ!」
ココア「この女王様は、そんな人じゃなくて良かったなってことだよ~」
チノ「は、はあ...」
ティッピー(ただパンが好きなだけじゃろ...)
ココア「私で例えるならば、チノちゃんよりも、メグちゃんやマヤちゃんのほうが良いって言うようなもんだよ!」
チノ「???」
ココア「いい? メグちゃんもマヤちゃんも可愛い妹だよ? 明るくてお喋りも楽しいし!」
チノ「...どうせ私は暗くて無口ですよ」
ココア「でもね」
ティッピー(否定せんのか!?)
ココア「メグちゃんよりも、マヤちゃんよりも、私に必要なのはチノちゃんなんだよ!」
チノ「...どういうことですか?」///
ココア「チノちゃんと一緒にいるとね、安心するんだけどドキドキして、何も話さなくても気まずさもないし、本当に『心地良い』って言葉がピッタリなんだよ!」
チノ「そ、そうですか...」///
ココア「うん!」
チノ「...私もココアさんといる時間が心地良いです」ボソッ
ココア「え、何て?」
チノ「何でもないです」///
ココア「え~、言ってくれないと、モフモフしちゃうぞ~!」ムギュ
チノ「うぐっ...もうしてるじゃないですか」///
ココア「えへへ~、こういうところも、チノちゃんはパンみたいだね~」
チノ「...『パンみたい』って言われるのは納得いきません」
ココア「納得なんてしなくていいんだよ~」
ガチャ
マヤ「やっほ~!」
メグ「こんにちは~」
ココア「あ、メグちゃんとマヤちゃんだ~!」ダキッ
マヤ「うあっ、ちょ、苦しいよ~!」ジタバタ
メグ「お姉ちゃんあったか~い」ギュッ
ココア「えへへ~、可愛い妹たちよ~」
チノ「」ゴゴゴゴ...
ココア「はっ!...チノちゃん?」チラッ
チノ「ココアさんなんて知りません」フイッ
ココア「ああっ、チノちゃ~ん!」
END
乙
ケーキじゃなくてクッキー?
お菓子を食べればいいのに、ならわかるが……俺が知識不足ならすまん
このSSまとめへのコメント
ぴょんぴょんできる良いssだ