【安価】寝取られ・クエスト いちゃラブ編 (20)

前スレ
【安価】寝取られ・クエスト - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440762618/)

上記スレのおまけの続きです
タイトルに安価とありますが安価はありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441981137

女義賊「よし、じゃあ次はあんただな」

戦士「え?」

女義賊「脱げ!」

戦士「ちょっ!?」


女義賊が目にも留まらぬ速さで俺の下衣を脱がした。

警戒していなかったとはいえまるで反応できなかった。さすが奪うことに関しては一流だな、などと感心している場合ではない。

女義賊と女勇者の前に、勃起した俺のソレがさらされることとなった。


女勇者「お、おぉ……!」


女勇者は恥ずかしがるかと思ったが、意外にも興味津々という風にソレをじっと見つめていた。

勃起状態のソレを誰かに見られるなんてのはもちろん初めてだ。猛烈に恥ずかしくなる。


女義賊「おっと隠すなよ? アタシたちのは全部見せてるんだからな」

戦士「ぐ、分かったよ……!」


確かに女義賊の言うとおりだ。開き直って、俺はいっそ見せつけるつもりでソレをそそり立たせた。ついでに上衣も脱ぎ捨てる。


女義賊「ほぉ……やっぱりあんたの体スゴいな。ムキムキじゃん」

戦士「これしか鍛えられるものがなかったからな」

女義賊「いいじゃん、すごくアタシ好みだよ」


そういって女義賊は俺の胸板を触ってきた。すらりとした指が俺の乳首を絶妙な力加減で撫でる。

なんだか変な感じがしたが、反応するのも癪だったため平静を装った。

女勇者も俺の体にぺたぺたと触りだした。胸筋や腹筋の盛り上がりを確かめているようだ。

すごい、と女勇者は声を漏らした。同じく鍛錬をつんできた者として、女勇者に認められるのは素直に嬉しかった。

女義賊「今からこの体に抱かれるんだぞ?」

女勇者「っ……!」


女勇者が顔を赤くして手を離した。そういう反応をされると、俺もこの先のことを想像してしまう。

俺のアソコは、今までにないほど硬く大きくなっていた。


女義賊「こっちは……まあまあかな」

戦士「くっ……!」


女義賊はなんてことのないに言った。女義賊は経験豊富のようだし、実際に俺ぐらいのモノは珍しくないのかもしれない。

というか、こいつは今までに何人もの男とヤってるんだよな。

比べられて、呆れられたりしたらどうしよう。

情けない不安が頭をよぎった。


女義賊「はは、童貞が何気にしてんだよ。すぐに上手くなるって、アタシが鍛えてやるからな」


女義賊が指で亀頭をつついた。触れられるたびに、ペニスが元気よくビクっと跳ねる。

女義賊は悪戯っぽく笑った。手玉に取られているようで気に食わない。

しかし実際、こういうことに関しては女義賊が一枚も二枚も上手だろう。

素直に任せてしまえばとも思ったが、俺にも男の意地というものがある。


女義賊「女勇者も触るか?」

女勇者「え……う、うん」


女勇者が、恐る恐るといったふうに手を伸ばす。そして先端に触れた。

またもビクリと動く。女勇者は好奇心に目を輝かせながら再びつんつんとつつく。

堪えようと試みるも、この状況で女勇者に触られて無反応でいられるはずがなかった。

女勇者は、何度か俺のモノをつついいて反応を確かめたあと、唐突に俺の肉棒を握った。

ペニスが、女勇者の白く柔かい手に包まれる。

戦士「うっ……!」

女勇者「ご、ごめんなさい……! 痛かった?」

戦士「い、いや……」

女義賊「くく、声が出るほどキモチよかったんだよ。なぁ?」


女義賊はにやにやしながら俺のモノを握ると、上下に扱き始めた。

自分でするのとは全く違う。歯を食いしばるも、ペニスは女義賊の手の中で小さくびくついていた。


女義賊「お、でかくなった。記念すべき一発目だ、あっさり出すなよ?」


そう言いながらも、女義賊は手を休めない。

情けないことに、すでに俺のソレは暴発寸前だった。とはいえ、ここでやめさせるのは負けを認めたことになる気がしていやだった。

割れ目からカウパーが溢れてくる。


女勇者「あれ? これが精液? 透明だけど……」

女義賊「ああ、これはキモチよくなると出てくるんだよ。我慢汁ってんだ」

女勇者「我慢汁……」

女義賊「我慢は体に毒だぞぉ……つって、このままイかせてもつまらないか」


女義賊はペニスから手を離した。俺のそれはギンギンに膨張していた。


女勇者「すごい……」

女義賊「それじゃあ二人で旦那様にご奉仕するか」

女勇者「えっ……う、うん、やってみる!」

俺は女義賊に言われたようにベッドの端に腰掛けた。女勇者と女義賊は床に膝立ちになっている。

ちょうど、俺の股間のあたりに女勇者たちの胸がくる形だった。


女義賊「見てろよ?」

女勇者「う、うん」


女義賊は準備しておいたらしいローションを俺のペニスの上から垂らした。

ローションは人肌の温度になっていた。ぬるっとした生温かい液体が竿を濡らした。


女義賊「本当は咥えて唾液で塗らしてもいいんだけど、初フェラは女勇者に譲ってやるよ」

女勇者「あ、ありがとう……」

女義賊「それに、そんなことしたらこいつ、十分濡らす前にブチ撒けちまいそうだからな」

戦士「うるさいな」

女義賊「代わりに、初パイズリはアタシがもらっちゃうぜ♡」

戦士「うぉ……!」


女義賊はその豊満な胸で俺のペニスを包み込んだ。ローションのおかげで、胸とペニスがみっちりと密着した。

胸の肉圧でペニスが全方向から刺激を受ける。


女義賊「あらら、全部埋まっちゃった。あんたのがもう少しデカけりゃ先っちょ舐めてやれたのに」

戦士「うるさい……! お前のがデカすぎるんだろ!」

女義賊「はは、余裕なさすぎ! いいよ、リードしてやるからお姉さんに任せなさい」

戦士「誰が、お姉さんだ……!」


女義賊は胸を掴んでペニスを扱き始めた。ぱちゅ、ぱちゅ、と粘り気を帯びた音が聞こえる。

胸の激しい動きがローションで緩和され程よい刺激が与えられる。

その温かさと柔かさに、ペニスが早くも蕩けそうになる。

女義賊「人によっては膣内に挿れるよりキモチいいらしいぞ? どうだ? って童貞にゃ分かんねえか」

戦士「うるさい……!」

女義賊「ほら見ろよ、おっぱいまんこに童貞チンポ飲み込まれてんぞ? 中に射精したいか?」

戦士「誰が……!」


このまま素直にイかされるのは癪だ。とはいえ、正直もう限界が近かった。

痛みに耐えることはできても、他者から与えられる快感に耐える方法など俺は知らなかった。

それにもともと、俺はこの状況にかつてないほど興奮していた。

女勇者と、女義賊とヤれるのだ。俺は初めてなわけで、これで興奮するなというのが無理だ。

言い訳じみた言葉が頭に浮かんでくる。でも、本当にもう……!


戦士「で、出る……!」

女義賊「ああ、いいぞ……! 濃厚な童貞ザーメン、アタシの胸に思いっきりブチ撒けろ!」

戦士「ぐっ……!」

女義賊「んんっ……!」


そうして、俺は射精した。ペニスから勢いよく精液が飛び出していくのが分かった。

今までで一番多く出したかもしれない。

全身から一気に力が抜けた。気力をごっそり持っていかれたようだった。


女義賊「はは、派手に出しやがって」


女義賊の胸は白濁液でべとべとだった。いくらか零れ落ちて床を汚す。

女義賊は、わずかに萎えたペニスの先端に口をつけた。

ビクッと、腰が浮いた。

女義賊は、ちゅうちゅうと尿道に残った精液を吸いだした。そして、ペニスを頬張って竿についたローションや精液を丁寧に舐め取った。

初めての快感に俺は体を震わせていた。特に亀頭は、イったばかりでかなり敏感になっていた。

思わず小さく声を漏らしてしまう。


女義賊「……ふふ、結構やるじゃん」


女義賊の後処理によって、俺のペニスは再び臨戦状態となった。


女義賊「さ、次は女勇者の番だよ」

女勇者「え、う、うん……」

女義賊「……どうだった?」

女勇者「ど、どうって……」


女勇者は、俺にパイズリする女義賊の様子をじっと見つめていた。目が離せないといった様子だった。

そして今は、べとべとになった女義賊の胸を凝視している。

女義賊は自身の胸についた精液を指で掬い取ると、それをぺろりと舐めとった。


女勇者「!?」


再び掬って、今度はいやらしく指をしゃぶる。そして、艶かしい視線を女勇者に送った。


女義賊「あんたも舐めてみる?」

女勇者「……!」


女義賊は新たに精液を掬い、その指を女勇者の前に差し出した。先ほど彼女が舐めていた指でもあった。

女勇者はゆっくりとその指へ顔を近づけた。くんくんと匂いをかぎ、わずかに眉をひそめる。そして、小さな桜色の舌を伸ばした。

ぺろりと、女勇者が白濁液を舐めとった。俺が出した精液だ。

見ていただけの俺がドキッとしてしまった。女勇者の反応を伺う。


女義賊「どう?」

女勇者「……思ったより、まずくはないかな?」

女義賊「ふふ、そっか。じゃあさっきアタシがやったみたいにやってみて」

女勇者「う、うん……」


女勇者が、俺の前で膝立ちになる。女義賊が舐めとったため、再びペニスにローションを垂らす。

俺の股座に上体を寄せて、胸の間にペニスが来たところで、手を胸の横に添える。

そして、ペニスを胸でゆっくりと挟んだ。

ぴっちり埋まった女勇者の谷間から亀頭が僅かにのぞいている。


女義賊「ふーん、ちょうどいいじゃん」

女勇者「どうかな? キモチいい?」

戦士「あ、ああ……キモチいいぞ……」

女勇者「そっか、よかった……」


女勇者が微笑む。女勇者の表情は、羞恥がいくらか薄らいだかわりに色っぽさが増していた。


女義賊「じゃあその状態で、胸でむぎゅむぎゅしてやれ」

女勇者「むぎゅむぎゅ? こう……?」


女勇者は、左右の胸で交互にペニスを圧迫しはじめた。

女義賊がしていた上下の動きに比べるといくらが刺激が弱く、だからこそ今の敏感になったペニスには心地よかった。

女勇者の乳首が俺の下腹部に触れる。女勇者は俺の縮れ毛がくすぐったいようだった。


女勇者「ん……なんだか、変な感じ……痛くない?」

戦士「ああ、大丈夫だ」


俺を気遣いながら一生懸命に奉仕してくれる女勇者を見ていると、胸に暖かいものがこみあげてきた。

俺は、女勇者の頭を撫でた。女勇者の表情が柔かくなる。

女義賊「んだよ、アタシにはそんなことしなかったじゃねえか……」

戦士「なんか言ったか?」

女義賊「別に。女勇者、それを続けながら先っちょ舐めれるか?」

女勇者「先っちょって……これ、舐めるの?」

女義賊「嫌か?」


先端の割れ目からは、すでにカウパーが漏れ始めていた。

女勇者は俺と同じでこういうことには馴染みがないはずだ。最初からいきなりこんな不潔なモノに舌で触れるなんてことはできないだろう。


戦士「無理しなくていいんだぞ」

女勇者「……いや、大丈夫……これ、なんだか可愛く見えてきたし」

戦士「は? んくっ……!?」

女勇者「ぴちゃ、れろ……」


女勇者は、俺の亀頭をちろちろと舐め始めた。可愛らしい、子犬のような舌使いだ。

そんな女勇者の姿と実際にもたらされる刺激に、俺のペニスは素直に反応してしまう。


女勇者(胸の中で、ぴくぴく動いてる……やっぱり、可愛い……)

女勇者「んちゅ、ぺろ……ぴちゃぴちゃ……」

戦士「く、おぉ……!」


カウパーが溢れるたびに、女勇者はそれを舐めたり吸いとったりした。

そうしながらもずっと、胸で竿を刺激し続けていた。強弱をつけて、時々上下に扱く。


女義賊「ほほぉ……やっぱり素質あるな、女勇者は」

女勇者「戦士……いつでも、イっていいからね……」

戦士「女、勇者……!」


女義賊のような激しさはなかったものの、俺のペニスは着実に射精に導かれていた。

竿全体がじんわりとキモチよくなっていく。射精が近そうだった。

このままでは、女勇者の顔に射精してしまう。しかし、女勇者は責めを緩めないし、それを払いのける気にもなれなかった。

そして。

戦士「くっ……!」

女勇者「ひゃう!?」


女勇者の顔に情欲が吐き出された。女勇者は反射的に顔をそらしたために、片側の頬がべっとりと汚れる。

女勇者の谷間、わずかに亀頭が覗いた部分に、精液が溜まっていく。

女勇者は顔を拭おうともせず、両手で胸を抑えたままにしていた。

そして、谷間に口を近づけて、溜まった精液をすすった。


戦士「っ!?」


腰を大きく浮かしてしまう。それでも女勇者はペニスを胸から解放することなく、精液を吸い続ける。

谷間に溜まったものをすべて吸い終えてから、女勇者は胸に添えていた手を離した。

そしてペニスに手を添えて、亀頭の割れ目に口をつける。

ちゅうちゅうと中に残った精液を吸いだしてから、竿についた精液を舐めて綺麗にする。


女勇者「あれ、勃たない……キモチよくない?」

戦士「いや、すごい、キモチいいっ……!」

女義賊「たった二回出したぐらいで萎えるのか。鍛え方が足りないんじゃねーの?」

戦士「うるさい!」

女義賊「これは戦士が情けないだけだ。女勇者は悪くねぇよ」

女勇者「そっか……じゃあ、もしかしてこれで終わり?」


女勇者は悲しそうに呟いた。

俺と女義賊は女勇者をみつめた。女勇者はその視線の意味に気付いたのか、顔を真っ赤にして俯いた。


女義賊「はは、むっつりどもめ。で、どうするんだよあんた。可愛い彼女にこんなこと言わせといて」

戦士「た、勃つ! 勃ってみせる! だから、最後までやろう!」

女勇者「戦士……うん!」

女義賊「ったく、しゃーねーなぁ」

俺の前に、女勇者と女義賊が膝立ちになった。

そして、俺のペニスを左右から挟むようにして、互いの胸をくっつけた。


女義賊「ダブルパイズリだ」

戦士「お、おぉ……」

女義賊「まったく、こんな美女を二人も侍らせるなんてありえねぇぞ普通。アタシたちと神に感謝しろよ」

戦士「ああ、本当に……夢みたいだ。恵まれすぎてて怖いぐらいだよ」

女勇者「これは、戦士だから……戦士が私たちのことを命がけで守ってくれたからだよ? 私たちは戦士相手だからこんなことがしたいと思うんだ」

女義賊「……動くぞ、女勇者」

女勇者「うん……」


二人が自分の胸を持って俺のペニスを揉みくちゃにした。

女勇者の方が柔かくて、女義賊の方が弾力があった。四方からの責めに、俺の興奮は否応なしに高められていく。


女勇者「あ、ちょっと硬くなってきた……♡」

女義賊「ほら、さっさとフル勃起しろよ♡」


女勇者と女義賊が、俺の顔を見上げながら懸命に胸でペニスを扱いている。

この光景に、俺は男としての欲望が満たされていくのを感じた。

ゾクゾクする。それと同時に、彼女たちに対する愛情も沸き上がっていた。

大切にしていきたいと心から思う。


女勇者「あ、ふぁ……」

女義賊「ふふ、乳首同士が擦れて、キモチいいだろ?」

女勇者「うん……キモチいい……」

女義賊「……キスするぞ」

女勇者「ん……」


女勇者と女義賊が、唇を重ねた。

すぐに情熱的なものに変わる。熱い吐息を漏らしながら、互いに求め合うように舌を絡める。二人の唾液が合間から零れ、二人の胸に滴り落ちる。

美女二人によるいやらしいキスに、俺は更なる興奮を覚えた。

俺のペニスは、完全に硬さを取り戻した。

女義賊「んはぁ、ほら、イけよ……! 精液びゅっびゅって打ち上げろ!」

女勇者「キモチよく、なって……! 私たち、受け止めるから……!」

戦士「く、射精るっ!!」

女勇者 女義賊「んんっ……!」


三度目だというのに、精液は勢いよく飛び出して二人の顔を汚した。

俺は荒い息を吐きながら天井を見上げた。こんな充足感に満ちた射精は生まれて初めてだ。

二人は、互いの顔についた精液を舐め取っていた。鼻を擦り合わせるようにして微笑む二人は、まさに恋人同士といった甘い雰囲気を醸し出していた。

微笑ましい気持ちになる反面なんだか面白くなくて、俺は二人の体を両脇に抱えてベッドの上におろした。

驚く女勇者にキスをする。片腕で強く抱きしめながら舌を絡める。女勇者とこういうキスをするのは初めてだったが、互いに拙いながらも懸命に舌を動かした。


女勇者「んっ、はぁ、はぁ……戦士……」

女義賊「なんだ、妬いたのか?」

戦士「ああ、そうだな」


そして今度は女義賊にキスをした。女義賊が驚いたように目を見開いたのが見えて、してやったりと思った。

どうせこういう方面では女義賊に勝てないのだ。俺はただ欲望のままに女勇者の唇を貪った。

唇を離す。女義賊の熱い吐息が顔にかかる。


女義賊「はぁ、はぁ……やってくれたな……」

戦士「仲良くするなら三人で、だろ?」

女義賊「……バカが」


俺の息子はしばらく元気になってくれそうになかった。今まで一日に三回も射精したことなかったからな。

女義賊に情けないと嘲笑されたが、勃たないものは仕方がない。体力には自信があったのだが、俺はどうやら絶倫というわけではなかったようだ。

そういうわけで、回復するまでキスしたり体を触りあったりしてイチャイチャすることにした。

女勇者と裸で触れ合うということなんて今までなかったし、女義賊にいたってはイチャイチャしたことすらなかった。

しかし、女勇者は楽しそうにじゃれあってくれたし、女義賊も案外まんざらでもなさそうだった。

俺たちは、ひとつのベッドの上で三人で時間を過ごした。

不安がないわけじゃないけど、この二人となら幸せになれる。なんとなくそんな気がした。

――――――――


女義賊「すぅ……」

女勇者「女義賊、眠っちゃったね」

戦士「宴会で一番飲んでたのはこいつだったからな。疲れが出たんだろう」

女勇者「続き、どうする?」

戦士「うーん……もう今日はいいだろ。俺たちだけでってのも、なんか違うしな」

女勇者「あはは、そうだね」


最初はこんなやつがくっついてくるなんて予想だにしていなかったのだが。今ではもう、当たり前のようにこいつの存在を受け入れている。

眠っていると可愛くて素直そうな顔をしているんだがな。俺は女義賊の頭をそっと撫でた。


女勇者「……しちゃったね、エッチ」


女勇者の口からそんな単語が出てくるとドキッとしてしまう。その口でアソコを舐めてもらったりもしたというのに。


戦士「まあ最後までいけてないけどな」

女勇者「それは次回のお楽しみということで」

戦士「……最初は結構痛いらしいぞ」

女勇者「もう、なんでそういうこと言うのさ」


女勇者の手を握り締めながら会話を続ける。今この瞬間が、とても尊いものに思える。

女勇者「でも、大丈夫……初めてを戦士にあげられるなら、その痛みだって愛おしいと思えるよ」

戦士「……お前、随分と恥ずかしいことを言うな」

女勇者「ほ、本当のことだもん!」


俺たちは同時に噴き出した。

優しく微笑みながら、女勇者は言った。


女勇者「戦士……いつもありがとうね」

戦士「なんだよ急に」

女勇者「別に、なんとなく言ってみたくなっただけ……でも、いつも思ってることだよ」

女勇者「戦士がいたから、ここまでこれた。戦士のおかげで、私は勇者としての使命を果たすことができたんだと思う」

戦士「……俺だって、いつだってお前に助けられてきた」

女勇者「これからは……君の妻として、君を支えていきたい。女義賊と一緒にね」

戦士「……俺は、これからもお前たちを守り続ける。例え何があろうとも、決してお前たちを傷つけさせたりはしない」

女勇者「うん……これからもよろしくね、私のナイト様」


俺たちはそっと口付けを交わした。

月明かりに照らされて微笑む女勇者は、神秘的なまでに美しかった。


女勇者「おやすみなさい……また明日」


俺は、ゆっくりと目を閉じた。

これから先もずっと、この夢のような時間が続くことを祈りながら。



【END】


面白かった

これでおまけも終了です
戦士が目を覚ましたとき、どっちのエンディングの明日を迎えることになるのかは皆様の好きなほうで考えてください

長い間付き合ってくださりありがとうございました。いろいろと勉強になるところもありました
楽しかったです。付き合ってくれた方はありがとうございました

新しく建てたんなら2周めしようぜ


二周目ない事は知っている。本当に長らく乙

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