【安価】寝取られ・クエスト (1000)

女勇者「たぁ!」ズバッ!

魔物「ギャアアアアア!?」

▼女勇者たちは魔物の群れを倒した!

女勇者「ふぅ」

戦士「日も暮れてきたし、そろそろ野営の準備でもするか」

女勇者「うん、そうだね」


女勇者は荒くなった息を整えながら額の汗を拭った。

そんな彼女の何気ない仕草に、いまだにドキッとしてしまう。

彼女と二人きりで旅を初めてはや数ヶ月、彼女とであってもう十年以上も経つというのに。

彼女はどんどん美しく、可愛くなっていく。


戦士「近くに綺麗な湖があったな。あそこの近くにしようか」

女勇者「私水浴びしてもいい? 汗が気持ち悪くって」

戦士「もちろん。俺もさっぱりしたいしな」

女勇者「……一緒に、水浴びする?」

戦士「ぶっ!? そ、それは……! 誰かが魔物を警戒してたりしないと……!」

女勇者「はは、だよね」

戦士「ったく、からかうなよな」

女勇者(半分本気だったんだけどなぁ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440762618

【夜】

焚き木がぱちぱちと音をたてて燃えている。

女勇者は俺の肩に頭を乗せ、体を俺に預けていた。


女勇者「戦士……いつもありがとうね」

戦士「なんだよ急に」

女勇者「別に、なんとなく言ってみたくなっただけ……でも、いつも思ってることだよ」

女勇者「戦士がいたから、ここまでこれた。戦士のおかげで、私は勇者でいられるんだと思う」

戦士「……俺だって、いつだってお前に助けられてきた」

女勇者「……絶対に、魔王を倒そうね。そして、何もかもが終わって、世界が平和になったら……」

戦士「女勇者……」


彼女が俺の顔を見上げる。吐息が届きそうな距離に、愛しい彼女の顔があった。

大きく澄んだ彼女の瞳が、いつもと違う熱を帯びているように見えるのは、気のせいではないだろう。

俺はそっと、彼女の唇に口付けをした。


女勇者「ん……えへへ」


そうやって微笑む彼女を見ていると、胸に暖かいものが込み上げてくる。


魔王の脅威は強大だ。勇者の使命は彼女に重くのしかかり、俺たちの行く先にはいくつもの困難が待ち構えているだろう。

だけど、女勇者なら。俺たちなら、どんな困難にだって立ち向かっていける。乗り越えていける。

そう信じていた。

このスレは幼馴染で恋人の女勇者が寝取られるスレです。

相手は新しいパーティの仲間かもしれませんし、魔王かもしれません。

盗賊でも魔術師でも遊び人でも、オークでもサキュバスでもスライムでもかまいません。

寝取られスレなので、基本的に最後は寝取られることを想定しています。

展開次第では、寝取られることなく物語が終わることがあるかもしれません。



【ルール】

▼連続安価取得、連投、グロ、版権ネタ、その他>>1が萎えるものは再安価or安価下

▼寝取られたり、勇者としての活動が不可能になった場合ゲームオーバー

▼各種パラメータ(暫定。今後変更するかも)
 寝取られ度:ランクC~ランクAの三段階。ランクAになったら完堕ち。対象ごとに設定
 淫乱度:レベル1~レベル10の十段階。レベル5を超えるとエッチに、レベル10になるとビッチになる

【1日目】


女勇者「ふわぁ……おはよう、戦士」

戦士「おはよう。顔洗ってこい。軽く食ったら出発するぞ」

女勇者「はぁーい……」

戦士「今日中には着きたいな」


現在女勇者たちが目指している場所は? >>6
1.とある大きな都市(特徴もあれば)
2.とある小さな村(特徴もあれば)
3.その他(ダンジョンやモンスターの巣窟など。どんな場所かも)

2 やたら強い女義賊がいるため最近は魔物の脅威を感じていない

戦士「着いたか……」

女勇者「三日ぶりの人のいる場所だぁー! ふかふかのベッドで熟睡したい!」

戦士「思ったより小さそうな村だな。村の近くはあからさまに魔物が少なかったが、意外と警備兵はしっかりしてるのか?」

村人「それは女義賊様のおかげじゃよ」

女勇者「女義賊様?」

村人「この村周辺の盗賊や魔物なんかをやっつけては、金や素材なんかを貧しい家の者に与えているお方じゃよ」

村人「なんか知らんがやたら強いらしくてな。この前も一人で盗賊団を潰したらしいぞい」

女勇者「へー。かっこいい!」

戦士「なんでまたそんなやつがこの村に?」

村人「さぁ? まあなんにせよ、彼女のおかげでここ最近は村のものも安心して商売や狩りにでかけられますじゃ」

女勇者「女の人なのか。うーん、是非会って話がしてみたいな」

戦士「仮にも義賊なんだから、そう簡単には会えないだろうけどな」

村人「お二人さんは旅の者かえ?」

女勇者「はい。宿はありますか?」

村人「もちろん。小さいですがの」

村人「お二人さんは、やっぱりそういう仲なのかのぉ?」ニヤニヤ

戦士「!?」

女勇者「えぇ!? えっと、その、まぁ……///」

村人「ふぉっふぉ。この村の宿は見た目はちぃとボロいが、音は漏れんから安心しんさい」

女勇者「そ、そんな……!///」

戦士「あ、ありがとうございました。では」ペコリ

女勇者「わ、ちょ、ちょっと待ってよ!」

村人「ふぉっふぉ」



女勇者たちがこの村にきた理由は? >>9
1.特にない。たまたまルート上にあっただけ
2.この村に用がある(どんな用かも)
3.この村の近くに用がある(どんな用かも)

戦士「この村には特に用はないし、一日体を休めたら明日の朝には出発しよう。その前に回復薬とか必要な道具は補充しとかないとな」

女勇者「この村、特に魔物や盗賊なんかで困ってる人もいなさそうだし、そうしよっか」

女勇者「それにしても、女義賊かぁ……さっきのお爺さんの話だとやたら強いらしいけど」

戦士「気になるか?」

女勇者「うん。義賊って、正義のための盗賊でしょ。なんだかカッコいいなって」

戦士「それを勇者が言うのか。義賊といっても盗人であることに変わりはないぞ」

女勇者「まあそりゃそうだけどさ、その人のおかげでこの村は平和なわけでしょ? じゃあきっといい人だよ!」

戦士「単純だな」

女勇者「会って話がしてみたいなぁ。もしかしたら、仲間になってくれちゃったりして」

戦士「……仲間か」

戦士(確かに、これから先もっと過酷な旅になるだろうし、そろそろ仲間がほしいのは確かなんだよな)

戦士(盗賊を仲間にするってのは、ちょっと危ない気がするが)

戦士(……女勇者との二人旅じゃなくなるのは嫌だ、と正直思わないわけじゃないが、そんな理由でパーティを増やさないなんてできるはずがない)

戦士(勇者としての旅が終わるまでは、俺たちは世界を救うことを第一に考える。女勇者と決めたことだ)

女勇者「あ、でも……すごい綺麗な人だったらどうしよう……」

戦士「え?」

女勇者「……戦士、目移りしたりしないよね?」

戦士「はぁ!? するわけないだろ! 俺はお前一筋だ!」

女勇者「っ……そ、そっか///」

女勇者「私も、どんな男の人が仲間になっても大丈夫だよ! 戦士よりかっこいい人なんていないもんね!」

戦士「っ、お、おう……///」

女勇者「あ、あれ美味しそう! 行ってみよ!」グイッ

戦士「うおっ……! 急に引っ張るなって!」



この後どんなことが起こる? >>14
1.女義賊が金をばら撒くところに遭遇
2.村の近くに盗賊団が現れる
3.村の近くに魔物が現れる(どんな魔物かも)
4.一方その頃女義賊が大ピンチ
5.その他(何が起こったかも)

女義賊が村のおっさん達と乱交セックスしているのを目撃

【宿】


宿主「二名様ですね。部屋数はどうなさいますか?」

女勇者「え、えっと……ひとつでお願いします」

宿主「かしこまりました」

戦士(ここ宿賃安いし二部屋とってもよかったんだが……野宿するときは一緒に寝てるわけだし)

戦士(俺たち一応そういう関係なわけだから、わざわざ二部屋とるっていうのもな……)


俺たちはまだ、そういう行為をしていない。

せいぜい唇が触れ合うほどのキスをしたり、抱きしめあったりする程度だ。

そういうことは、全てを終わらせてから。

俺はそう考えているし、彼女も、おそらくそうなのだろうと感じる。


戦士(俺たちには世界を救う使命があるんだ……浮かれすぎないようにしないと)

戦士「それじゃあ風呂でも行くか」

女勇者「あったかいお風呂に入るの久しぶりだよ。楽しみだなぁ」



乱交を目撃してしまうのは? >>18
1.女勇者だけ
2.女勇者と戦士

【女勇者Side】

女勇者「ふぅ、さっぱりしたー」

風呂上がりで火照った体を冷ましながら、私は今日泊まる部屋へ向かっていた。

女勇者(戦士、もう部屋に戻ってるかな)


「んぁ……あっ……」

女勇者「ん?」


ふと、女の人の声が聞こえた気がした。

くぐもった、苦しそうな声のようにも思える。

声のしたほうを見てみると、部屋の扉がわずかに開いていた。


女勇者「……」

女勇者(ちょっとだけ……何か危ないことに巻き込まれてたりしたらいけないし……)


私はその扉にそっと近づくと、目を細めて中を覗いた。

「んぶぅ……ん、ぁ、んぐっ……」


3、4人だろうか。

それなりに年齢のいった男たちが、裸になって大きなベッドの上に集まっていた。

男の一人はこちらに背を向け、一心不乱に腰を前後に動かしている。

肉を打つ音が規則的なリズムで響く。それに混じって、女の人のくぐもった声が聞こえる。

男の人とは違った、女性らしい丸みを帯びた脚や腕が、男たちの肉の隙間から見えた。


女勇者(えええええええぇぇぇぇ……!!?)


私は混乱していた。しかし、彼らが何をしているのかは容易に想像ができた。

私はなんと恥ずかしい事をしてしまったのだろう。人様の情事を勝手に覗いてしまうなんて……。

とっととこの場を去ろう。複数の男性とのそういう行為だなんて私には理解できない状況だが、私が人の趣味にとやかくいう筋合いはない。

そこまで考えた私は、ある別の可能性に思い至った。

これは本当に、彼女の望んだ行為なのだろうか。

本当は、周りの男たちに無理やり……。


もしそうならば、絶対にやめさせなければいけない。

とはいえ、このまま割っていってそれを確かめるというわけにもいかない。

もしこれも彼女の望んだものであったのなら、私はとても恥ずかしく、失礼なことをしてしまうことになる。


女勇者(ど、ど、どうすれば……!)



どうする? >>22
1.何もせず立ち去る
2.しばらく様子を見る
3.割ってはいる
4.男たちに見つかってしまう
5.戦士を呼びに行く
6.その他

女勇者「戦士ー!!」バン!

戦士「うおっ!? なんだよ急に」

女勇者「え、えっとね……! 女の人が、たくさんの男の人と、その……!」

戦士「とりあえず落ち着けって」

女勇者「その、もしかしたら襲われてるのかもしれないから、だから、来て!」

戦士「……」


俺は顔を真っ赤にして取り乱している女勇者を落ち着かせて、その場所へ行ってみることにした。


どうだった?>>25
1.誰もいなかった
2.健全に楽しんでいた
3.女義賊は堕とされていた
4.無理やり犯されていた
5.その他

2

???「どうだアタシの腰使い! キモチいいか?」グッチョグッチョ

おっさん「おおぉ、また射精そうです……!」

???「ははっ、キンタマからっぽになるまで搾り取ってやるよ!」

 ギシギシ アンアン ビュルルルル!

戦士「……」

女勇者「はわぁ……///」ドキドキ

戦士「戻るぞ」グイッ

女勇者「う、うん……」

戦士「……まあ、なんにせよ、よかったな、楽しそうで」

女勇者「そ、そうだね……」

女勇者(あの女の人、すごい綺麗な人だったな……スタイルもよかったし)

女勇者(男の人の上にまたがって、腰、あんなにくねらせて……)

女勇者(まだドキドキしてる……あんなの見たの初めてだし……私には、刺激が強すぎた)

戦士「……」

女勇者(戦士も、ドキドキしてるのかな……)

【夜 女勇者Side】

戦士「……」

女勇者「……」

女勇者(眠れない)


部屋には、ベッドがひとつしかなかった。今は、戦士と一緒のベッドにはいっている。

部屋に戻ってきてから、戦士とはどことなくギクシャクしてしまって、そのまま寝ることになってしまった。

戦士に背を向けた状態で、私は目を閉じたまま小さくため息をついた。


勇者としての旅が終わるまでは、そういう行為はしない。

二人の間では、なんとなくそういう空気になっていた。

私としても、戦士とは誠実な関係でありたい。全てが終わって故郷に帰ったら、みんなを招いて結婚式でもして。

そして、ちゃんと結ばれてから。


女勇者(はぁ……戦士には、エッチな子だとか思われたくないな……)


背中に戦士の体温を感じ悶々としながら、私は……

>>29
1.そのまま眠りについた
2.少しだけ散歩に行くことにした
3.自慰を始めてしまった
4.その他

4 寝ている戦士に寄り添って自慰を始めてしまった

戦士「……」スゥスゥ

女勇者(戦士、寝ちゃってる……いろいろと気にしちゃってるの、私だけなの?)


寝返りをうち、戦士の方へ体を向ける。

戦士の寝顔が目に入る。こうして見てみると、端整な顔立ちをしている。恋で盲目になっているわけではないだろう。

規則的に、戦士の胸元が上下する。

戦士の胸板は厚い。がっちりとしていて、安定感がある。

そっと手を置く。私の体とは全く違う感触があった。

しっかりと鍛えられた、戦う男のカラダ。


女勇者「んっ……ふぅ……」


いつの間にか、私の手は自身の下腹部へと滑り込んでいた。

布一枚、パンツの上から指で割れ目をなぞる。すぐに、布がじっとりと濡れていった。

戦士の体に寄り添いながら、私は自慰を始めてしまった。

女勇者(私、なにやってるんだろ……こんな、いけないことなのに……!)

女勇者(戦士にバレたら、嫌われちゃうかもしれない……こんな、変態みたいなこと……)


この旅を始めてからも、自慰は何度かしたことがある。

でも、こんな近くで……戦士に触れながら、自慰をするなんて。

そんなことを考えていると、ますます奥が熱くなってくる。

戦士に密着するように体を押し付けながら、私の指先の動きは激しくなっていった。

ぴちゃぴちゃという音が、どんどん大きくなる。


女勇者「ん、はっ……んふぅ……!」


声を漏らさないように必死に奥歯を噛み締めながら、さらなる快感を求める。

布越しの刺激では、もう足らない。私は、愛液で濡れたパンツをずらし、割れ目に直接触れた。

そして……。


>>36
1.女義賊が現れた
2.そのまま達することができた
3.その他

イケなかった
そのあと気を紛らわすためにお風呂に入ろうとした
そこは混浴でおっさん共がいた

戦士「んん……」

女勇者「っ……!?」ビクッ!


戦士がもぞもぞと動いた。慌てて体を離す。

もしかして目が覚めてしまったのでは……?

さっきまでとは違う理由で、鼓動が早くなった。

バレてしまったら終わり。そう考えると、喉が干上がりそうだった。


戦士「……すぅ……」


戦士は私に背を向けるように寝返りをうった。そのまま、小さな寝息が聞こえてくる。

私は、安堵の息をついた。ドッと汗をかいた。

もうすっかり、そういうことをする気分ではなくなってしまっていた。


女勇者(さっきまでの私はどうかしてたんだ……あんなものを見てしまったせいで)


頭に浮かんでくるあの時の情景を振り払うと、私はベッドの外に出た。


女勇者(ちょっと体を流してしてこよう……いろいろ気持ち悪いし)

それから私は、特に深く考えることもなく今日(正確には昨日)利用した浴場へと足を運んだ。

脱衣所には誰の姿も見えなかった。この時間帯だし、人が少ないのも当然だろう。

衣服を脱ぎかごに入れる。

乳首がわずかに勃っていて、下の毛は湿り気を帯びててらてらと光っていた。

女勇者「……はぁ」

自己嫌悪になりながら浴場に入る。



湯船には先客がいた。

女勇者「あ、え……?」

おじさんが8人ほど、目の前の湯船に浸かっていた。

おじさんたちと目が合った。そして、おじさんたちの目線が下がる。

見られている。


女勇者「ひっ――!?」


彼らのうちの何人かは見覚えがある。

あの部屋で、女の人と楽しくやっていた人たちだ。

あの時の情景がフラッシュバックする。

そして、今現在自身が遭遇しているこのありえない状況にパニックになった私は……。


>>40
1.急いで浴場から出ていった
2.状況説明を求めた
3.攻撃魔法を放った。
4.女義賊に後ろから抱きしめられた
5.その他

1

女勇者「ご、ごめんさーい!!」


私は咄嗟に謝ると、浴場から急いで出ていった。

服を着て脱衣所を後にする。

確認してみると、昨日の夜女湯だった浴場は混浴になっており、男湯のほうは清掃中となっていた。


女勇者(これ、完全に私のミスじゃん……! 変なことしないでよかったー!)


部屋に戻ると、なんだかドッと疲れてしまった。

女勇者(明日早く起きてお風呂に入ればいいか……もういい、寝る)


私は、戦士を起こさないように静かにベッドに入った。

今度は、驚くほど簡単に眠りにつくことができた。



【1日目終了】

女勇者の淫乱度判定をします

安価↓のコンマ一桁が
1~5 淫乱度+0
6~9 淫乱度+1
0 淫乱度+2

淫乱度+0(変化なし)

【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼なし
淫乱度:1(正常)



【2日目 戦士Side】

女勇者「ふぅ、さっぱりしたぁ」ホカホカ


女勇者は手で顔をあおぐ仕草をした。

髪を濡らし肌を上気させ、戦闘用の装備を外して薄着になった女勇者は、いつにもまして色っぽかった。

女勇者は、装備の上からは分かりづらいが実は脱ぐとすごい、と思う。

どちらかというとあどけない顔立ちをしている女勇者だが、その顔の下にはかなり立派なふたつのものを携えている。

短パンからすらりと伸びる太ももも、その健康的な白さが目に眩しい。

昔は少年に間違われることもあったというのに、目の前の彼女はすっかり大人の女性になっていた。

あまりそれらに目をやらないようにしながら、宿を出る準備を進める。


戦士「必要なものは一通り揃えたが、いつ頃出発する?」

女勇者「そうだなぁ」


>>47
1.女義賊を探してみる
2.もうこの村にようはない、すぐにでも出発する

女勇者「女義賊さんに会ってみたい!」

戦士「なんだ、まだ忘れてなかったのか」

女勇者「だって気になるんだもん」

戦士「お前の思ってるようなやつじゃなかったらどうするんだ。すごい嫌なやつかもしれないぞ?」

女勇者「でもきっと根はいい人だよ、多分」

戦士「……で、会うっていってもどうするんだ?」

女勇者「もちろん村の人に聞き込み! 勇者の基本!」

戦士「いつまで続けるつもりだ?」

女勇者「えっと……今日! 今日一日頑張って駄目だったら諦める!」

戦士「……まあ、一日ぐらいならいいだろ、宿賃も安いし」

女勇者「ありがとう戦士! それじゃあ早速出発しよう!」


そんなわけで、俺たちは荷物を宿に預けて女義賊を探すことにした。

???「ん?」

女勇者「!?」

戦士「あいつは……」


宿を出たところで、一人の女と出会った。

かなり露出の多い格好をしている。引き締まったお腹が丸出しになっていた。

かなりの美人だ。この顔には見覚えがあった。


???「ああ、あんたたち昨日の!」

戦士 女勇者「ッ!?」ドキッ!

女勇者「き、昨日って……!」


女は、友人と出会ったときのように気さくに話しかけてきた。

女勇者は戸惑いを隠しきれてない。

当然だ。彼女とは、俺たちが相手を一方的に知っているという関係のはずだ。

???「あんたが血相変えて走っていったときはどうなるかと思ったけど、どうにか誤解が解けたようでよかったよ!」

戦士「気付いてたのか……」

女勇者「ご、ごご、ごめんなしゃい!」

???「謝るこたぁねえって。あんたたちも、昨日は燃えたんじゃないのか?」

女勇者「はっ、え!?」

戦士「昨日のことは本当にすみませんでした」

???「……本当に気にしてないのに。お堅い感じだなぁ二人とも」


そういって彼女は快活に笑った。

……変わった人だな。


女勇者「あ、あの……」

???「どうした?」

女勇者「女義賊さん、って人知ってますか?」

???「あぁん……?」


彼女はその名を聞くと、一瞬呆気にとられたような顔をした。そして……



なんと答えた? >>52
1.「そりゃ私のことだけど」
2.「聞いたことあるよ。超可愛くて超強いんだってさ」
3.「お願い聞いてくれたら会わせてやるよ」
4.「あんたらじゃ会えないだろうから諦めろ」
5.その他

2+「まぁ私のことだけどな!」

???「聞いたことあるよ。超可愛くて超強いんだってさ」

女勇者「そうなんですか!?」

???「この村の人たちからの信頼も厚くてさー、まさにヒーローってやつ?」

女勇者「ヒーロー……!? やっぱりすごいです! 会ってみたいです!」

戦士「……」

???「そうかそうか。まぁその女義賊ってのは」


女義賊「アタシのことだけどな!」バーン!


女勇者「ええええええぇぇぇぇ!!?」

戦士「あんたが女義賊か」

女義賊「そのとーり。サインがほしいなら500Gで書いてあげちゃうよん」

女勇者「この人が……」

戦士「で、どうだった? 会ってみて」

女勇者「……こんなことなら、出会わなければよかった」

女義賊「ちょっ、なんでさ!?」

女勇者「……あの、聞いていいのか分かんないですけど、昨日のあれはいったい……」

女義賊「ああ、あれはね、ボランティア」

女勇者「ボランティア!?」

女義賊「あのおっさんたち毎日汗水流して仕事頑張ってっからさー。義賊の私が癒してあげようと思って」

戦士(義賊のやることなのかそれは)

女勇者「ボランティアで、男の人と……信じられない……」フラフラ

戦士「こいつは純粋なんだ、あまり変な世界に触れさせないでくれ」

女義賊「おいおい、過保護のお父さんかよ。じゃあもしかしてあんたらまだセッ」

戦士「いい加減にしてくれないか!?」

女勇者「うぅ……」

戦士「……で、どうする? 思ってたよりも早くお目当ての人物が見つかったが」

女勇者「……」


>>57
1.そのまま出発する
2.仲間に勧誘する

2

女勇者「あの……実は私たち、勇者のパーティとして魔王を倒すための旅をしているんですけど」

女義賊「勇者の!? すごいじゃん、じゃあこのお兄さんが勇者様!?」

戦士「いや、俺はただの戦士だ。勇者はこいつ」

女義賊「へぇー! あんた勇者なのか、立派だねぇ」

女勇者「それで、その……よかったら私たちのパーティに入ってくれませんか?」

女義賊「!?」

戦士「正気かよ、女勇者」

女勇者「うん。確かに、その……昨日みたいなのは、どうかと思うけど」

女勇者「でも、女義賊さんが実力は本物なんだろうなっていうのは、こうやって対峙してるだけでも分かるし」

女義賊「……」

女勇者「それに、やっぱり、根はいい人だと思うから……私は、正義の心を持つ人に仲間になってほしい!」

戦士「……そうか。お前がそういうなら、俺はお前の意思に従うよ」

女勇者「ありがとう、戦士……それで、女義賊さん。急な話で悪いんですけど、返事を聞かせてもらえますか?」

女義賊「うーん……いいよ!」

女勇者「ホントですか!? やったー!!」

戦士「……こいつもこいつだが、あんたもあんただな。そんなあっさり決めてもいいのか? 魔王を倒す旅だぞ?」

女義賊「いやぁ、こういうのはノリと勢いでしょ。特に帰る場所とかあるわけじゃないし」

女義賊「それに、勇者パーティの義賊とか、カッコよすぎるだろ!」

女勇者(私、なんだかこの人と上手くやっていける気がする!)

戦士(心配だ……女勇者に悪影響がなければいいが。いろんな意味で)

戦士(まあ、実力は確かなんだろうけどな……強者特有のオーラみたいなのが、なんとなく分かる)

女義賊「ただし、ひとつお願いがあるんだ」

女勇者「お願い?」



女義賊のお願いとは >>61
1.出発する前に村の人へお別れを言わせてほしい
2.村の人へのお別れ(意味深)を女勇者に手伝ってほしい
3.村の近くにかなりヤバい魔物がいるから、そいつを一緒に倒してほしい
4.その他

2

女義賊「村の人たちにお別れが言いたいんだ。だから出発するのは明日にしてくれないか?」

女勇者「なるほど! そういうことでしたらいつまでも待ちます!」

戦士「いつまでもは待たねぇよ。というか、挨拶回りに一日もかかるのか?」

女義賊「まあこの村の大半の人と顔見知りだからなぁ」

村人「あら、女義賊様。おはようございます」

女義賊「おはようおばさん。急で悪いんだけど、アタシ明日から旅に出るわ」

村人「えぇ!? 本当に急ねぇ、あなたのことだから冗談とかじゃないんだろうけど。それじゃあ送別会でも開かなきゃねぇ」

女義賊「いいっていいって! じゃあねー。息子さんにもよろしくね」

女勇者「すごい慕われてる……やっぱりすごい人だったんだ!」

戦士「ていうかあんた義賊なのにやたら顔知られてるな。問題ないのか?」

女義賊「なんで?」

戦士「なんでって、義賊ってことはあんた一応泥棒だろ。捕まったりとか」

女義賊「ああ、昔はこの村に悪徳な権力者がいたからそいつの家からいろいろ盗み出してたんだけどさ」

女義賊「私がそいつの悪事の証拠を掴んで王都に送りつけたら、そいつが牢屋行きになっちゃって」

女義賊「そっからはもう盗みなんてしてないからへーき」

戦士「じゃあもう義賊じゃないじゃないか」

女義賊「まあね。狩人とか賞金稼ぎの方が近いかも」

女勇者「それでも正義のために戦っていることに変わりはありません!」

女義賊「アハハ、可愛いねぇ女勇者は」

戦士「……」

女義賊「あ、おっさん!」

おっさん「おや、女義賊様。どうかしましたか?」

女義賊「アタシ、明日から旅に出るわ」

おっさん「えぇ!? ちょっと急すぎないかい」

女義賊「そういうわけだから。おっさんも達者でな」

おっさん「ああ、女義賊様もお気をつけて」

女義賊「……いつもの場所で待ってるぞ。今日は最後だから、思いっきりサービスしてやるよ♡」ボソッ

おっさん「!?」ビクン!

戦士「?」

女義賊「よし、次ー!」

【夜】


女義賊「かんぱーい!」

女義賊「んぐっ、んぐっ……ぷはぁ!」

女勇者「おぉ……すごい飲みっぷり」

女義賊「おらおら、せっかく仲間になったんだから、親睦を深めるためにもパーっと飲もうぜ!」

戦士「……」ゴクゴク

女義賊「そんなちびちび飲んでんじゃねー! 男だろうが!」

戦士「……俺、お前のこと苦手だ」

女勇者「ちょっと戦士! はっきり言いすぎ!」

女義賊「いやぁ、これから衣食住を共にするんだ、思ったことはちゃんと吐き出さないと、なぁ?」トクトク

戦士「酒を注ぐな!」

女義賊「ほら、女勇者も!」

女勇者(お酒は苦手だけど……)

女勇者「んぐっ、んぐっ……ぷはぁ!」

女義賊「おぉー!」

戦士「おい、無茶するなよ!」

女義賊「ほら、あんたも飲みな! 彼女にばっかりいいかっこさせるんじゃないよ!」

戦士「くそっ……」

【女勇者Side】


戦士「ぐぅー……」

女義賊「戦士のやつ、酒に強そうな顔してるくせに一人酔いつぶれてやがらぁ」

女勇者「えへへぇ……いい気分……」

女義賊「……なあ、女勇者」


女義賊が私の肩に手を回してきた。

引き締まってはいるが女らしい柔かさを持った体が密着する。

女の人の、甘いいい匂いがしてくる。私も、こんな匂いをしているのだろうか。

体がぽぉっとして、頭がクラクラする。


女義賊「ちょっと、お願いがあるんだけどさ」

女勇者「お願い? なにぃ?」

女義賊「実はさ、これから村の人たちとのお別れパーティがあるんだけどさ」

女勇者「お別れパーティ? そんなの、聞いてないよぉ?」

女義賊「あるんだよ。でもさ、やっぱ最後だからってことで、人数が多くてアタシ一人じゃ大変なんだよね」

女勇者「人数ぅ?」

女義賊「女勇者さぁ、みんなに『お別れ』するの手伝ってくれない?」


女義賊が耳元で囁いた。

女義賊の手が、優しく、介抱するように私の体を撫でる。

肩、背中、お腹、太もも、胸……。

体の温度が上がった気がした。なんだか、とってもキモチいい……。


女義賊「ねぇ、どう? 女勇者なら、絶対楽しめると思うなぁ」

女勇者「……」

女義賊「昨日のアタシ達を覗いてたときのあんたを見て思ったの……絶対、素質あるって」

女勇者「それって……」

女義賊「どうする?」

女勇者「……」


お酒が回り思考が定まらなくなってきたが、それでも女義賊の言いたいことには察しがついた。

普段はそういうことに鈍感な私だが、女義賊の纏う雰囲気が、私に彼女の真意を気付かせてくれたのかもしれない。

火照った体を自覚しながら、私は……


>>68
1.はっきりと断った
2.そのまま眠ってしまった
3.とりあえず頷いた
4.お願いを聞き入れた
5.その他

1

女勇者「ごめんなさい、それはできない……」

女義賊「……」


私は、眠っている戦士のほうをみやった。


女勇者「私には、戦士がいるから……彼を、裏切れない」

女義賊「……そっか。変なことお願いしちゃってごめんね」ナデナデ

女勇者「……すぅ……」

女義賊「やれやれ、なんだか見てて微笑ましくなる純真カップルだねぇ。自分の汚れっぷりが浮き彫りになって辛いや」

女義賊「私、お邪魔虫なんじゃないのかねぇ」

女義賊「……さて、そろそろ行かなくちゃ。何人来てるんだっけ。さすがのアタシも骨が折れそうだなぁ」

女義賊「よし、気合入れんぞッ!」パシン!



【2日目終了】
女勇者の淫乱度変化無し

女義賊の淫乱度判定をします
安価↓のコンマ
1~3 淫乱度レベル5
4~6 淫乱度レベル6
7~9 淫乱度レベル7
0 淫乱度レベル8

【女義賊Side】


おっさん「おふっ、もう、イきますイきますぅぅ!!」ドビュルルルル!

女義賊「んあっ、はぁ、はぁ……ふふ、いっぱい膣内出ししたな♡」

おっさん「もう、無理……チンポ、勃ちませぇん……」ビクビク

女義賊「はぁ、はぁ……これで全員終わったか?」

女義賊「よっと……さすがに、フラフラするな」

女義賊(活きのいい精液がマンコやアナルから垂れてきやがる……ふふ、お腹たぷたぷだぜ♡)ナデナデ

女義賊(体中ベトベトだし、温泉でも入るか)


私は、部屋の中で寝転ぶおっさんたちを見渡した。

皆息も絶え絶えだが、満足そうな笑みを浮かべている。


女義賊「じゃあな、おっさんたち。達者でな」

私は、クールにその部屋を立ち去った。

女義賊(ざっと50人……案外なんとかなるもんだな)


▼女義賊はおっさんたちを倒した! エッチなことに対する自信が上がった!


【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼なし
淫乱度:
▼女勇者:1(正常)
▼女義賊:5(エッチ)

【3日目 戦士Side】


戦士「それじゃあ出発するか」

女勇者「頭痛い……」

戦士「……その前に、二日酔い用の薬でも買うか」

女勇者「戦士は平気なの?」

戦士「俺はなんともないぞ」

女勇者「ずるい……一番酔っ払ってたのに」

戦士「体の鍛え方が違うんだよ」

女義賊「鍛え方関係ないと思うけど……いてて」

戦士「どうした?」

女義賊「ちょっと腰が痛くて……」

戦士「お前こそ鍛錬が足りないんじゃないか?」

女義賊「こんなん回復薬飲みゃ一発だっつーの!」

女勇者「女義賊……昨日……」

女義賊「いやぁ楽しかったぞ。あんたも来りゃよかったのに」

女勇者「私は……」

女義賊「なんてね。もうああいうことは頼まないから安心して」

女勇者「え?」

女義賊「女勇者には戦士っていう大切な彼氏がいるんだもんなぁ」

女勇者「ちょっ……!///」

女義賊「でも、戦士クンがあまりに不甲斐ないようだったら」

女義賊「寝取っちゃおうかな」ペロリ

女勇者「っ……!?」

戦士「何の話してるんだ?」

女義賊「別にー。女勇者ちゃん一途だから、妬いちゃうなーって話」

戦士「へんなこと吹き込まれてないか、女勇者」

女勇者「大丈夫だよ」

女義賊「よーし、しゅっぱーつ!」



そうして、俺と女勇者以外にもう一人、女義賊が新たにパーティに加わることになった。


戦士たちはどうなる? >>77
1.次なる街へ到着(どんな街かも)
2.敵に遭遇(どんな敵かも)
3.アイテム、人物、ダンジョン等を発見(どんなものかも)
3.その他イベント発生(何が起こったかも)

1
街の人々は全員催眠術をかけられていて、日常的にエロいことするのが常識になってしまっている

女義賊「そらぁ!」

▼女義賊は電光石火の早業で魔物の喉を斬りつけた!

魔物「ギャアアアアアア!!?」

▼女勇者たちは魔物を倒した!

女義賊「へっへーん、どんなもんだい!」

女勇者「すごいよ女義賊! 本当に強いんだね!」

女義賊「だろだろっ!」

戦士(攻撃力や防御力は並だが、すばやさがずば抜けてるな。女勇者も速いほうだが、到底敵わないだろう)

戦士(高い察知スキルは戦闘時にも移動時にも役に立つし、追加効果の毒攻撃も地味にありがたい)

戦士(……仲間にしたのは正解だったと認めざるを得ないな)

女義賊「……ふふん」ドヤァ

戦士(性格は大いに問題ありだけどな)イラッ

女義賊「じゃあドンドン行こうぜー女勇者!」ギュッ

女勇者「わわっ、ちょっと!」

戦士「……」イライラ

我ながら子供じみているとは思う。

しかし、あの女に関して何が一番気に食わないかというと、ほぼずっと女勇者にひっついているということである。

前までは、女勇者の隣には俺が立っていたのに……。

お前のせいで二人でいられる時間が減ってしまった、なんて、情けなくて口には出せないが。


女勇者「……」チラッ


女義賊に腕を引かれながら前を歩く女勇者が振り返った。

そして、俺に向かって微笑むと、小さく手を振ってくれた。


戦士「っ……」


こんな彼女の何気ない仕草一つ一つがたまらなく愛おしい。

気恥ずかしいが、俺も腰の辺りで小さく手を振り返した。

のを、女義賊にニタニタ笑いながら見られた。


戦士「っ……!」

女義賊「見せつけてくれますなぁ! このこのっ!」

女勇者「もう、やめてよー!」

戦士(あの女、やっぱり気に食わない……!)

【催眠の街】


女勇者「ついたー!」

女義賊「ふーん、オシャレな感じのいい街じゃないか」

戦士「それなりに人も多そうだな。ここなら高い装備や道具なんかも買えるかもしれないぞ」

案内人「いらっしゃいませ。我が街へようこそ! 皆様は旅の方ですか?」

女勇者「はい、そうです」

案内人「でしたら、よろしければこちらをおつけになりませんか?」

女勇者「これは……香水?」

女義賊「なんでこんなもんつけなきゃいけねーんだ?」

案内人「この街に伝わる言い伝えから生まれた、一種のおまじないですよ」

案内人「かつてこの街を訪れた旅人が悪霊に襲われたさい、その淡いピンクの香水を身にふりかけることで悪霊を退けたのです」

戦士「へー」

女義賊「じゃあこれ、めっちゃ臭いんじゃねーか?」

案内人「ご安心を。旅人の方にお土産として買って頂くために、現代の方好みの香りになっていますから」

案内人「その香水、この街の特産物の魔草で作られたものなんですよ」

戦士「魔草ねぇ」

 シュッシュッ

女勇者「くんくん……ホントだ、いい香り!」

女義賊「美しいアタシにぴったりの匂いだな!」シュッシュッ

案内人「あなたはいかがなさいますか?」

戦士「俺か? 俺は……」


>>83
1.つけない
2.つける

1

戦士「悪いが俺は遠慮させてもらう。香水だのをつける趣味はないからな」

案内人「そうですか……中央通り沿いのお土産店でも売っていますのでよろしければそちらでもご覧ください」

女勇者「はーい!」

案内人「中央通りには、冒険者の方は特別に宿賃が安くなる宿や、冒険者の方向けの依頼を用意した酒場などもございます」

女義賊「なんだかしっかりしたところだなぁ」

案内人「中央通りの突き当たりにあるのは、この街のシンボルでもある大教会です。そこに、我らが大司教様がおられます」

女勇者「教会か、それは是非行っとかないとね」

女義賊「アタシ神様とかは信じないたちなんだけどなぁ」

女勇者「ダメだよ! これまで無事生きてこれたことを神様に感謝して、これからの旅の安全も祈願しなくちゃ!」

女義賊「信心深いんだねぇ。あんたも?」

戦士「俺も、別にどこかの神様を信仰してるわけじゃないが、それでも神頼みのご利益ぐらいは信じたいぞ」

女義賊「ふーん。ま、ちょっと寄るぐらいなら別にかまわないけど」

女勇者「なんだかワクワクしてきた! 早く行こうよ!」グイッ

戦士「お、おい……!」

女義賊「あぁん、置いてかないでー!」

案内人「それでは、ごゆっくり……こころゆくまで、お楽しみください」



女勇者たちが向かった場所は? >>87
1.中央通りの商店街
2.冒険者用の宿
3.冒険者向けの依頼を出している酒場
4.大教会
5.ふれあい広場
6.その他

4

【大教会】

女勇者「おっきいー!!」

女義賊「アタシは神様なんて信じちゃいないが……なんだか迫力あるな」

女勇者「なんだか空気も澄んでる気がするしね」スーハー

戦士「……」

女勇者「戦士、どうかした?」

戦士「いや、少し気分が悪くてな……」

女勇者「大丈夫?」


女勇者が心配そうに顔を覗いてくる。

気分が悪い。船や馬車に酔ったときのような。

あまったるい匂いを、近くでめいいっぱい吸い込んだときのような……

戦士「なあ、なんだか変な匂いがしないか?」

女勇者「え? くんくん……そう?」

女義賊「アタシはわりと鼻が効くほうだが、花の匂いしかしないぞ」

戦士「花……?」

女勇者「あそこの花壇に咲いてあるやつだね。綺麗だなー」


花壇には、綺麗な淡いピンク色の花が一面に咲いていた。


女勇者「名物の魔草ってやつかな」

戦士「……」

女義賊「なにぼけっとしてんだよ」

女勇者「本当に大丈夫? 中で僧侶さんに回復魔法でもかけてもらったら?」

戦士「……」



どうする? >>92
1.大教会に入る
2.女勇者と女義賊だけ先に行かせる
3.宿に戻るようお願いする
4.この街からでるように説得する

2

【女勇者Side】


戦士「悪い、お前たちだけ先に入っててくれ」


戦士は力ない声でそう言った。


女勇者「でも……」

戦士「大丈夫、もうちょっとだけ外の空気に触れていたいだけだから」

女義賊「鍛え方がなってないんじゃないのー?」

戦士「うっさい」

女勇者「本当に、大丈夫?」

戦士「……ああ、大丈夫だ」


戦士は微笑むと、私の頬を優しくなでた。

大きくてごつごつとした、私の大好きな手。


女勇者「……お祈り終わったらすぐ戻ってくるからね!」

戦士「別に、急ぐ必要はないぞ」

女勇者「行こう女義賊!」

女義賊「はいよ」


私たちは、戦士より一足先に大教会へと足を踏み入れた。

大教会の中は、外とは空気が違うように思えた。

外よりもさらに澄んでいて、なんだか空気がきらきら光っているようにさえ感じた。

少し肌寒いぐらい。


女義賊「すげぇ……これが教会の中か……」

女勇者「ここまですごいのは、私も初めてかも……」


大教会の天井は、見上げるほど高かった。

中では十数人ぐらいの人たちが膝をつき、祈りを捧げていた。

その前には、数人の僧侶たち。

そして、その中心には。


女勇者(あれが、大司教様……)


大司教様は、白髪頭の初老の男性だった。

聖書を片手に、優しそうな微笑を浮かべて何かを呟いている。

若い頃は端整な顔立ちをしていたのだろうと思わせる、上品な年の重ね方をしていた。

背後の巨大なステンドガラスから、鮮やかな色を帯びた光が射していた。

幻想的な光景だった。

ドクンと、胸が高鳴った。

女勇者(え、なんだろ、今の……?)


大司教「おや、いらっしゃい……旅のお方かね?」

女勇者(え、あ、私たち……!?)

女勇者「はい、そうです!」

大司教「どうぞこちらへ」

女勇者「……」



私と女義賊は、言われるままに大司教様の前へ歩いていった。

そして私は、そのまま自然に大司教様の前で膝をついた。

隣の女義賊が、慌てて私に倣う。


大司教「そなたたち、なにやら大きな使命を抱えているな」

女勇者「はい……私たちは今、魔王を倒すための旅をしています」

大司教「なるほど……通りで、強く気高い魂をしている……」

大司教「さぁ、主に祈りをささげなさい……真摯に祈れば、その声、必ずや主のものへと届くでしょう」

女勇者「はい……」

大司教「内なる心に、耳を済ませなさい……深く、深く……」

女勇者「……」

大司教「……ふふ」

大司教「【催眠魔法】」


女勇者と女義賊の催眠の係りぐあいは?

安価↓ 女勇者
安価↓2 女義賊

コンマ一桁が
1~3 浅い
4~6 普通
7~9 深い
0 完璧

女勇者(ア……ァ……?)


心が穏やかになり、しんと静まり返ったとき。

何かが、外から滑り込んできたような奇妙な感覚があった。

それはそのまま、深く、深く、私の奥底へと沈んでいく。

ぐわんぐわんと、耳鳴りがして、世界が揺れた様な気がした。

そして……

 ――――――――

女勇者「――」

大司教「……ふふ、勇者のパーティと聞いたときは手こずるかと思ったが、そうでもなかったな」

大司教(この小さいほうが勇者だったか。呪いや催眠の類には耐性があったようだが、もともと根が催眠にかかりやすいタイプのようだな)

大司教(もう一方の女も、思考が単純なおかげで簡単に催眠をかけることができた)

大司教(それになにより、二人とも例の香水をつけていたようだからな)

大司教「こうもあっさりだと、それはそれで物足りないものだな」

大司教は女義賊の前に立った。

女義賊は虚ろな目をしたまま、祈りのポーズを続けていた。


大司教(こちらの方の催眠は一発で成功か。どんな滅茶苦茶な命令や常識改変であろうとも、もはや何の違和感も覚えないだろう)

大司教(勇者のほうは、あと一歩といったところか。とはいえ我が催眠魔法は極めて強力。強靭な精神力を持つものであろうと抗うことはできまい)

大司教(さて、どうしてくれようか)


大司教は、女義賊と女勇者を交互に見やり、舌なめずりをした。


大司教(ほう、どちらもかなりの上玉だな。これほどの上玉はそうそう手に入らないぞ)

大司教(こんな女たちを私の好きなようにできるとは……これだから催眠はやめられない)

大司教(そうだなぁ)



大司教は女勇者たちにどんな催眠をかけた? それぞれ違うものをかけてもよい。 >>105

別室では巨乳で美しい女僧侶たちが小太りの男たち(香水をつけなかったので催眠術にかかっていない)を母親のように甘やかしていた
具体的には胸を揉まれたり吸われたりしていた
しかも小太りの男たちのペニスを手コキしていた

こうやって男の人を癒してあげることは女、特に神を信仰する者にとっては当たり前のこと
なので女勇者と女義賊も別室に行き同じことをやるように

大司教「二人ともこちらへ来なさい」

女勇者「――」

女義賊「――」


大司教の命令に従い、二人は歩き始めた。

足取りはおぼつかない。視線を宙にただよわせたまま、大司教の後をついていく。


「うふふ、よしよし」


女勇者たちがつれてこられたのは、地下のある一室だった。

中には、裸の美しい僧侶たちと、同じく裸の小太りの男たちがいた。

僧侶の腕の中で、彼女よりも図体の大きな男は一心不乱にその胸を吸い、揉みしだいていた。

そんな様子を、僧侶は愛おしい我が子を見るような目で眺めていた。


「んあぁ……もう、そんなに吸ってもおっぱいはでませんよ……?」

「んぢゅ、ぢゅるる……!」

「ふふ、必死になっちゃって……可愛い……♡」

僧侶は優しく、愛でるように小太りの男の頭を撫でる。

逆の手では、男の硬くなったペニスをしごいていた。


「んふ、グフフフフフ! 出る、出るよぉ!」

「ええ、いっぱいおちんぽミルク出しましょうね」

「ん、んふうぅぅ!」ビュルルルル!


気持ち悪い叫び声と共に、男は絶頂を迎えた。

勢いよく飛び出した精液が、白く美しい僧侶の腕にかかった。


女勇者「――」


もし女勇者が正気であったなら、この異様な光景に鳥肌を立て、本気で嫌悪していただろう。

いい年をした大人が、汚い欲望をギラつかせながら、子供のように振舞っているのだ。

それを愛おしそうに受け入れている彼女たちも、彼女の理解の範疇を超えていた。

しかし、今の女勇者にはそういったことを考えることはできなった。

ただ、目の前の男女の行為を見て、彼らは互いに悦び合っているのだという事実しか認識できない。


女勇者「――♡」クチュ…


彼女の下着が、粘り気を帯び始めていた。

大司教「どうだ、彼女たちはとても幸せそうだろう?」

女勇者「――はい」

大司教「ああやって男を癒してあげることは、女にとって最上の幸せなのだ。分かるね?」

女義賊「――はい」

大司教「ふふ、いい子たちだ。では、君たちもやってみようか」

女勇者「――」

大司教「では、あそこの開いている部屋に行こうか。今から君たちは、彼女たちがしていたことと同じことをするんだよ」

大司教「この私に対してな」ニタァ

女勇者「――かしこまりました」

女義賊「――♡」ポタポタ


女義賊の股座から、愛液が滴り落ちた。

女義賊のパンツは、いつの間にかぐしょぐしょに濡れていた。


大司教「ほう、お前、もともとその気があるな? ふふ、いいだろう。私がさらにのめりこませてやる」


大司教は二人の肩を抱いたまま、誰もいない部屋へと入る。

そして、扉を閉め、内側から鍵をかけたのだった。



どうなる?
安価↓コンマ
1~6 そのまま奉仕させられる
7~9 女勇者が意識を取り戻しかける
0 戦士が助けに来る

胸をいじらせる係とチンポをしごく係、どっちがどっちをする?

>>115
1.女勇者が胸をいじらせて女義賊がチンポをしごく
2.女勇者がチンポをしごいて女義賊が胸をいじらせる
3.女勇者がどちらもやる
4.女義賊がどちらもやる
5.二人とも両方やる

2

大司教が服を脱ぐのに合わせて、女勇者たちも服を脱いでいった。

恥らうこともなくさらされる彼女たちの裸体を、品定めするように大司教の視線が舐める。


大司教「露出の多いほうは見るからにいいスタイルをしていたが、勇者のほうもなかなかのものだな」

大司教「……こちらの方が胸が大きいか。まずはお前が胸を差し出せ」

女義賊「かしこまりました」

大司教「せっかく二人いるのだ。お前は、こっちの世話を頼もうか」


大司教は、股間でいきり立つソレを女勇者のほうへ向けた。

大司教のソレはまるで老いを感じさせなかった。太く、長く、反り返り、竿にはビキビキと血管を浮かせている。

女勇者が勃起したソレをこんな間近で目にするのは、これが初めてだった。


女勇者(う……ウゥ……)


拒絶の感情が、女勇者の奥底から湧き上がろうとしていた。

しかしそれは、なにかに押し止められるかのように表には浮かんでこない。

虚ろな目をしたまま、女勇者は大司教のペニスの側に膝をついた。

大司教「んちゅ、れろ……ちゅう、ちゅぱ……」

女義賊「んああぁぁ……大司教様……」


すでに、大司教は女義賊の胸へ吸い付いていた。

淡いピンク色をした乳首を吸い、舌で転がし、甘噛みする。

そのたびに、女義賊は快楽に身をよじり、甘い声を漏らした。


女勇者(私も、奉仕しないと……)


女勇者は、ゆっくりと大司教のペニスへ手を伸ばした。

そして、確かめるようにそっと握った。


女勇者「ぁ……」


今まで触れたことのない感触だった。

表面はぶにぶにと弾力があるが、芯は硬い。

熱い。脈打っている。生物の一部であるということを認識させられた。


女勇者(い、嫌だ……)


この生々しくグロテスクな肉の棒を握っているという事実に、女勇者は恐怖や嫌悪の感情を抱いた。

理性で考える能力は制限されている。しかし、生理的な嫌悪感は徐々に女勇者の意識を呼び覚ましつつあった。


女勇者(私、は……)


女勇者はどうなる?(どの選択肢でもコンマ一桁が8~0で戦士が助けに来る) >>121
1.催眠が完全にとける
2.催眠に抗い動きが止まる
3.意識はあるものの奉仕を続ける
4.完全に催眠状態に戻る
5.その他

4

しかし、女勇者の催眠がとけることはなかった。

さきほどの僧侶たちがしていたように、ペニスを握った手を上下する。

ピクンと、ペニスが弾むように動いた。

それだけで、幸福感が溢れてくる。

こうして男性を癒してあげることが、女の幸せ。

たとえそれが催眠により生み出された偽者の幸福なのだとしても、今の女勇者には関係のないことだった。

もっと気持ちよくなってほしい。もっと、奉仕することの喜びを味わいたい。

さきほどまでの恐怖や嫌悪はもはや心の奥底へと消え、女勇者は愛情をこめてペニスをしごいた。


女勇者「――♡」シコシコ

大司教「グフフ、いいぞ勇者よ……その調子だ……」

女勇者「はい、ありがとうございます」

女義賊「大司教様……アタシを見てくれなきゃいやです……」ナデナデ

大司教「ふふ、お前は男に奉仕することに慣れているようだな……んぢゅるっ……!」

女義賊「あひゃんっ!?」ビクン!

大司教「私が、今まで味わったことのない極上の悦びというものを教えてやるぞ」


大司教に胸を弄られるたびに、女義賊は高い声で喘いだ。

女義賊の女陰からは蜜が溢れ、すっかりトロトロになっていた。

そしてそれは、女勇者も同じであった。

大司教「ぐぅ……そろそろ出そうだぞ、勇者……!」


赤黒く腫れあがった亀頭の先端から、とろりとしたカウパーが溢れてきた。

大司教の限界もそろそろ近いのだということは、握ったペニスの感触からも分かった。

自分の手淫で大司教様に射精をさせてあげることができる。

女勇者は、そのことがたまらなく嬉しく、誇らしかった。


大司教「うっ、出る……!」

女勇者「!?」


大司教のペニスがひときわ大きく震えると、その先から勢いよく白い液体が飛び出した。

女勇者の手のひらや腕にかかる。

これが、男の人の精液……温かくて、どろりとしている。

生臭い匂いが鼻をついた。なんともいえない感覚になる。


大司教「ふぅ、なかなかよかったぞ」

女勇者「――ありがとうございます」


大司教のペニスは、まだ硬さを保ったままだった。

萎えるどころか、射精する前よりもさらに大きくなっているようにさえ思える。

その逞しさに、女勇者の中に眠る雌の本能が疼いた。


大司教「さて、あと三、四発は出せるが……」


瞳に光を失ったまま、しかし何かを期待するような眼差しで、二人の女は大司教を見つめた。


大司教(かなり深く催眠にかかっているようだが、そろそろ意識が覚醒しはじめるころだな)

大司教(一度目の催眠では、そう長い時間意識を封じ込めることはできぬ。精神も肉体も完全に堕とすためには、じっくり時間をかけていかねば……)

大司教(このまま調教を進めるか、あるいは一度帰すか……)



どうする? >>125
1.一度外へ帰す
2.調教を進める

1

 コンコン

僧侶「大司教様。戦士と名乗るものが、同じパーティの女二人を探しておられます」

女勇者「戦、士……」

大司教「なに……ふむ、こやつらの仲間か。ちょうどいい、一度こいつらを外へ帰そう」

大司教「いいか、お前たち。私に催眠にかけられてからのことは、私が思い出すよう指示するまではすべて忘れるように」

女勇者「――」コクリ

大司教「それから、しばらくこの街にとどまりなさい」

女義賊「――」コクリ

大司教「今日の夜、二人でまたここに来るんだ。他の仲間にはバレないように。よいな?」

女勇者「――かしこまりました」

大司教「あとは……」



そのほかに二人にかける催眠は? >>128
1.特にない
2.ある(どんな催眠かも)

1

【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼大司教:ランクC(堕ち始め)
淫乱度:
▼女勇者:2(正常)
▼女義賊:6(エッチ)



【戦士Side】

女勇者「戦士ー!」

戦士「どこ行ってたんだよお前ら」

女勇者「ごめんなさい。別の部屋で大司教様からありがたいお話を聞いてたんだ」

戦士「女義賊もか?」

女義賊「ああ。結構楽しかったよ」

戦士「ふーん……」

女勇者「戦士こそ、もう大丈夫なの?」

戦士「ああ。僧侶の人に回復魔法をかけてもらったから、少し楽になった」

女勇者「よかったぁ」

女義賊「もうお祈りはすませたのか?」

戦士「ああ」

女勇者「じゃあもう行こうか……とその前に、最後にもうちょっとだけお祈りしよ」

女勇者「世界が平和になりますように……どうか、神のご加護を……」

戦士「……」

女勇者「……よし、行こう!」

大司教様「……」

女勇者「あ、大司教様……」

戦士(あれが大司教様……穏やかそうな人だな……)

大司教様「それでは、お気をつけて……神のご加護があらんことを」

女勇者「……ありがとうございます♡」

戦士「っ……」


ほんの一瞬、女勇者が大司教様に見せた笑顔が、普段の彼女とは別人のもののように思えた。

熱を帯びた、蠱惑的なオンナの顔。

なんだか、ものすごく胸がざわついた。

でもすぐに、彼女はいつもの天真爛漫な笑顔に戻った。

そのまま、いつもの元気さで俺の手を握り引っ張る。


女勇者「ほら、行こっ! 戦士!」

戦士「……ああ」


どうやらただの気のせいだったようだ。それも当然か。

彼女は俺のよく知っている、いつも通りの彼女だ。

彼女の揺れる髪からふわりと、甘ったるい雌の匂いがした気がしたが。

俺はそれを気にすることはなかった。



戦士たちはその後どうした?(どうなった?) >>134
1.宿に戻った
2.道具屋、装備屋に向かった
3.酒場に向かった
4.ふれあい広場に来てしまった
5.その他

【装備屋】


女義賊「じゃーん! どうよこの装備!」

戦士「ぶっ!?」

女勇者「ちょ、ちょっと露出多すぎじゃない!? 胸の部分とか水着より布少ないし……戦闘中にポロリとか……」

女義賊「そこらへんは装備なんだからちゃんとしてるっての。これで今の装備よりすばやさ+5だぞ!」


そういって女義賊は店内を縦横無尽に飛びまわった。

胸が激しく揺れているが、なるほどたしかに大事なところが見えてしまうということはなさそうだ。


女義賊「そんなに見つめちゃいやんっ」

戦士「なっ……!? というか店の迷惑になるからやめろ!」

女義賊「はいはいっと。あ、こっちもかわいいー!」

戦士(おしゃれ感覚だな……)

女勇者「……」ジトー

戦士「な、なんだよ」

女勇者「……やっぱり気になるの?」

戦士「何の話だ!?」

女勇者「もうっ、女義賊露出多い装備禁止!」

女義賊「えー、それは戦士がむっつりなのがいけないんじゃん」

戦士「俺は何も見ていない! いや見てたけどそういうんじゃない!」

女義賊「じゃあ発想の転換! 女勇者が私より露出多い服を着れば、戦士の視線を独占できるぞー」

女勇者「えっ!? そ、そんなの……」

戦士「だからお前は女勇者に変なことを吹き込むな!」

戦士(ちょっと見てみたいけど!)

【道具屋】


女勇者「いろんなものが揃ってるなー」

女義賊「質の高いもんや珍しいもんまで、価格も良心的だな。アタシならこれを倍の値段で売る」

女勇者「あはは……戦士?」

戦士「んあ?」

女勇者「どうかした?」

戦士「いや……」

戦士(本当に色んなものがそろってるな……傷を癒す薬に魔力を回復する薬、攻撃に使えそうなものもある)

戦士(状態異常を回復するものも、いろいろ揃ってるな……毒消しに、眠気覚まし……)

戦士「……」

女勇者「何か珍しいアイテムでもあったの?」

戦士「……」



戦士はどうした? >>139
1.とある違和感に気付いた(どんな違和感かも)
2.特に何もない
3.その他

1 店の端に追いやられている鏡細工のアミュレットが気になる

戦士「なぁ、あれってなんなんだ?」

店主「はい?」


俺は、店の端に追いやられるようにして置かれている、鏡細工のアミュレットを指差した。


店主「え、あぁ、あれは……アミュレットですね。確か、呪術なんかをある程度の確率で反射するアイテムだったと思います」

戦士「呪術を反射……割と便利そうなアイテムだが、なんであんなところに?」

店主「え、えっと……さぁ? そもそも存在すら忘れてましたから」


店主は首をかしげながら答える。とぼけているわけではなさそうだ。


戦士「……あれはあのひとつでおしまいか?」

店主「はい。在庫はないですね、きっと」

戦士「……じゃああれを買おう」

店主「まいどあり!」


▼戦士は2000Gを払った! 鏡細工のアミュレットを手に入れた!


女勇者「戦士それ買ったんだ。装備するの?」

戦士「……」


俺は手にしたアミュレットを……
>>143
1.自分で装備した
2.女勇者に装備させた
3.女義賊に装備させた

2

戦士「これ、お前が装備してくれ」

女勇者「へ?」

戦士「これが、お前を助けてくれる……なんとなく、そんな気がするんだ」

女勇者「……ありがとう」

▼女勇者は鏡細工のアミュレットを装備した!

女勇者「……えへへ」


女勇者は大切そうに、アミュレットを胸の前で握り締めた。

女勇者のそんな様子に、なんだか俺の方が照れてしまう。


女義賊「あー、彼氏からのプレゼントだー!」

女勇者「はわっ、女義賊!」

女義賊「いーないーな! 戦士、アタシにもなんか貢いでくれよ!」

戦士「お前にやるものなんてない」

女義賊「はぁそうかい。じゃあ私は女勇者から大切なモノを貰っちゃお!」スリスリ

女勇者「ちょ、やめてよ女義賊! ああんっ!」

戦士「女勇者に変なことするな変態女!」

【夜 宿】


それから俺たちは、一通りの道具を揃え、夕食を食べ終え、そして宿へと向かった。

この街の中央通りには、いろんな店が立ち並んでいた。料理もおいしかった。

女義賊が酒をやたらと進めてきたが、俺と女勇者は今回はきちんと断った。

今日一日で、なんだかとても疲れた気がする。

女勇者と女義賊というハイテンション二人組のショッピングに付き合っていたからかもしれない。

しかし俺は、それだけではないとも感じていた。

この街のいたるところから感じる、言いようのない違和感。

甘ったるい匂いが、あたりに漂っている様な気がするのだ。

この街の特産物を考えれば、仕方のないことなのかもしれないが。

俺には合わない匂いのようだ。多少慣れたとはいえ、正直、気分が悪い。


女義賊「つーわけで、宿は男女で別れて一部屋ずつ、合計二部屋ってことで」

戦士「……」


正しい。

その分け方が理に適っていると俺は感じていた。

いくら俺と女勇者が付き合っているとはいえ、男女が同室、残った女が別部屋という分け方は、なんとなくよろしくないと感じる。

だからといって三人で同室というのも、それはそれで問題ありのような気がする。

女義賊「今日は二人っきりだね、女勇者♡」

女勇者「あ、あはは……」

戦士(その女の一人がこの馬鹿じゃなければな!)


こいつと女勇者を二人っきりにさせることほど危険なことがあるだろうか。いやない。

それならまだ三人同室の方がマシだろう。俺は女義賊を女とは見ていない。何の問題もない。


女義賊「あんた今すごい失礼なこと考えなかった?」

戦士「お前と女勇者の二人が同室になるぐらいなら、俺が女勇者と同室になる」

女義賊「うわなにこいつえっろー! そういうことする気なんじゃないの?」

戦士「それはお前だろうが!」

女勇者「二人とも、落ち着いてよ」

女義賊「女勇者はどっちと同じ部屋がいいんだよ?」

女勇者「へ?」

戦士「そうだ、お前が決めてくれ。俺たちはそれに従う」

女義賊「女勇者、私たちは一応勇者のパーティなわけだからね? それとこれとは別だよね? ね?」

戦士「どの口が言うんだか。女勇者、騙されちゃだめだぞ、自分の正直な気持ちを信じろ」

女勇者「え、えっと……」



女勇者はどう部屋分けする?(最大二部屋) >>149

女勇者と女義賊で二人
戦士は一人

【女勇者Side】


戦士「なん、だと……」


戦士が信じられないというような顔をしている。


女勇者「べ、べつに戦士より女義賊の方が好きだとかそういうことじゃないよ! でも、女義賊の言うとおり、それとこれは別というか……」

女義賊「そうかそうか……ついにアタシ、女勇者を寝取っちゃったかー!」ギュッ!

戦士「……!」ガーン!

女勇者「大丈夫だって、女義賊もこうは言ってるけど、私たちのことはちゃんと分かってくれてるはずだから」

女義賊「よしよーし」スリスリ


女義賊は私に抱きついたまま、頬をこすりつけてくる。


戦士「……本当か?」

女勇者「あはは……それにもし、本当にそういうことしてくるようならその時は……」

女勇者「ね?」

女義賊「お、おう……」


女義賊が私から離れる。

戦士「……そっか。お前の決めたことなら、それでいい」

女勇者「じゃあ部屋に行こうか。また明日ね」

戦士「ああ、また明日……女義賊、分かってるだろうな?」


戦士が鋭い目つきで女義賊を睨む。

戦士は心配性だなぁ。

心配しなくても、私が戦士以外とそうことするなんてありえないよ。

だって私は、戦士のことが世界で一番大好きだから。

 ――――――――

大司教「ふふ、よく来たな。待っていたぞ」

女勇者「……あれ?」


私と女義賊は大教会の礼拝堂にいた。目の前には大司教様が立っている。

今は夜中だった。教会内には、外からの月明かりしか光源がない。


女勇者(あれ、なんで私たちこんなところに……)


宿から大教会に来るまでの記憶があいまいだった。

ただ、戦士に見つからないようにここに来なければならない。そんなことを考えていたように思う。

大司教「夜の教会というのも、なかなかよいものだろう」

女勇者「は、はぁ……」

大司教「さぁ、祈りを捧げなさい」

女勇者「祈り……?」

女義賊「おいおい、勝手に話を進めんな。なんでアタシたちはここにいる?」

大司教「……やれやれ、わずらわしい。とはいえ一度催眠にかかっているのだ、二度目もかけやすかろう」

女勇者「催眠? それどういう」

大司教「【催眠魔法】」

女勇者「!?」



二人はどうなった?
女義賊
安価↓コンマ一桁
1~2 催眠にかからない
3~7 催眠にかかる
8~0 深い催眠にかかる

女勇者
安価↓2コンマ一桁
1~5 催眠魔法を反射する
6~7 催眠にかかる
8~0 深い催眠にかかる

女勇者「――」

女義賊「――」


女勇者と女義賊が催眠状態になる。目から生気が失われた。


大司教(今回は勇者でないほうの催眠は浅いか……まあ、問題なかろう)

大司教「二度目の催眠魔法だ。この催眠状態での経験は、さらに深くお前たちの精神に影響を与えるだろう」

大司教「いずれは、覚醒状態であっても私の命令に従うようになる」

大司教「夜は長い……今日の昼のようなものですむと思うなよ」

女勇者「――」


無表情な二人を前に、大司教は醜い笑みを浮かべた。


大司教は何をする?(どんな催眠をかけて、どんなことをする?)
>>160

君たちは私の忠実な犬、ペットだ。服を着ているなんておかしい
という催眠の元バター犬調教

大司教「いいか、お前たちは私のペットだ」ナデナデ

女勇者「ペット――?」

大司教「犬や猫と同じ。私の愛玩動物だ」

女義賊「犬や猫と、同じ――」


女勇者たちは、つい半日ほど前につれてこられた例の地下室にいた。

椅子に座った大司教の足元に跪き、大司教に頭を撫でられている。


大司教「ペットが衣服を身にまとうというのは、おかしいと思わんかね? それは人が着るものだ」

女勇者「――」

大司教「脱ぎなさい」

女勇者「――はい」


布の擦れる音が聞こえる。

二人は躊躇うことなく一糸纏わぬ姿となった。


大司教「グフフ、あらためて見てみても、いい肉置きをしている」

大司教はくびれに沿って、腰や尻、太ももへ手を滑らせる。

女勇者「ん、ふぁ、あぁ――」ピクン

大司教「……お前たちはペットとして、主人である私に奉仕をしなければならない」

女勇者「――はい」

大司教も法衣を脱ぎ、全裸になった。

大司教の陰茎は、すでにギンギンに膨れ上がっていた。

女義賊「――♡」

女義賊が生唾を飲む音が聞こえた。


大司教は、小さな瓶をとりだした。

中には、淡いピンク色のとろりとした液体が入っている。

大司教は瓶を傾け、中の液体を一滴手の甲に垂らした。

大司教「いいか。これからお前たちは、私の体にかかったこの液体を舐めとるのだ。丁寧にな」

そういって、大司教は二人の前に手を差し出した。


女義賊「――れろ」


先に動いたのは女義賊だった。女義賊が大司教の手の甲を舐める。

液体を少しも残さないようにと、ゆっくりと何度も舌を這わせる。

大司教「ふふ、そうだ、偉いぞ……」


大司教に頭を撫でられている女義賊を見て、女勇者は胸がざわつくのを感じた。

羨ましい。

女勇者は、褒められている女義賊に嫉妬したのだ。

彼女は、そんな自分が異常であることに気付けない。


大司教「ふふ、そんな顔をせずとも、お前にも奉仕させてやろう」


大司教は液体をどこに垂らした?(複数選択可) >>166
1.足の先
2.チンポ
3.アナル
4.乳首
5.口の中
6.その他

1

大司教は、自らの足の先に液体を垂らした。

そして、その足を女勇者のほうへ差し出す。

女勇者「――」

女勇者は四つんばいになると、大司教の足の指へ舌を伸ばした。


女勇者「ん、ちゅぷ――れろ――」

甘い。ピンク色の液体はシロップのようだった。

わずかに混じる塩辛さは、大司教の汗によるものだろうか。

指の腹や爪を舐めてから、しゃぶるように吸い付く。

親指から小指まで、一本残らず丁寧に舐めとった。


女勇者(これ、おいしい……もっと、ほしい……)


女勇者は、無心で足の指を舐め続けた。ちゅうちゅうと、味わいつくすように指を吸った。

男の足の指を全裸で吸うという行為に対する違和感や嫌悪感は、今の女勇者には一切なかった。

これが正しいことなのだと信じて疑わないまま、ただ味覚という分かりやすい刺激のみを求めた。


大司教「どうだ、おいしいだろう? もっと舐めるがいい、こいつは特別製だからな」


大司教の用意した甘い液体には、ある効果があった。

その効果とは? >>170
1.感度がよくなる
2.性的興奮が高まる
3.大司教への好感度が高まる
4.催眠がよりかかりやすくなる
5.その他

大司教「これは一種の惚れ薬のようなものでな。この薬を摂取した時に性的興奮を覚えている相手のことを好きになるというものだ」


大司教は、四つんばいになっている女勇者の乳首を、足の指で器用につまんだ。

女勇者「んぁあっ――!」

生まれて初めての胸に対する異性からの性的刺激に、女勇者は腰を浮かせた。

女勇者「――♡」

女勇者は熱を込めた目線で大司教を見上げた。そこに先ほどの行為を非難する意思はない。

女勇者の割れ目はひくひくと動き、中からとろりとした蜜を溢れさせていた。


大司教「私に惚れてしまいたくないのなら、私相手に興奮しないことだな」


大司教はそういって、再び小瓶を手に取った

大司教は液体をどこに垂らした?(複数選択可。選択肢に関わらず、コンマ一桁が0なら戦士が助けに来る) >>174
1.チンポ
2.アナル
3.乳首
4.口の中
5.その他(足の指以外)

大司教は、今度は自らの胸に液体を垂らした。

女勇者と女義賊は大司教の両脇から抱きつくように体を寄せると、胸の辺りを舐め始めた。


大司教「グフフ! こうして奉仕させると、女を支配しているという優越感に浸ることができるな」

女勇者「ちゅぷ――れろ、れろ――」

女義賊「んちゅ、ちゅぱ――れろ――」

大司教「おおぉ……お前、やはりこういうことに慣れているな?」

女義賊「んぷっ――ありがとうございまふ」

女勇者「――」


女勇者は大司教の胸を舐めながら、横目で女義賊の様子を見やった。

女義賊は乳首の周りを円を描くように舐め、わざと音をたてるように乳首を舌で転がし、時々大司教の顔を見上げた。

実際に女義賊の行為がキモチいいのかは分からない。

ただ、端から見る女義賊の表情や舌使いはどうしようもなく淫靡で、女勇者の興奮をも高めた。

大司教「これは、褒美をやらねばならんなぁ」

女義賊「あひゅんっ――!?」ビクン!


女義賊がひときわ大きな嬌声を上げた。

大司教が、女義賊の濡れそぼった割れ目に指を挿れたのだ。

ぐちょぐちょと、いやらしい音が響く。

女義賊は喘ぎで動きを止めながらも、懸命に胸元を舐め続けた。


女勇者(あんなに、キモチよさそうに……私も、負けられない……!)


女勇者は負けじと大司教の乳首をしゃぶり始めた。

女勇者はもともと負けん気の強いほうであるが、もっと褒められたい、もっと気持ちよくしてあげたいという快楽への欲求が女勇者を突き動かしていた。

慣れない舌使いで、必死に液体を舐めとる。

今の彼女の頭からは、勇者としての使命感も、愛する彼への想いも消えていた。

甘い液体を舐めるたびに、今奉仕しているこの男への愛情や敬愛の念が高まっていくような気がした。


女勇者「んぢゅ、れろれろ、ちゅぱっ――!」

大司教「グフフ、いいぞ。お前たちの愛は確かに受け取った」

大司教「しかしそろそろ、私も刺激がほしいところだ」


大司教は、怒張し天を向くその肉棒に、瓶に残った液体をすべて垂れ流した。



どうなる?(選択肢にかかわらず、コンマ一桁が8~0で戦士が助けに来る) >>179
1.そのままチンポに奉仕
2.女義賊が覚醒しかける
3.女勇者が覚醒しかける

女義賊(あれ……アタシ、何してるんだっけ……)


最初に認識できたのは味覚だった。口の中が甘ったるい。

次に分かったのは、自分がどうやら懸命に何かを舐めているということ。

自分がそうしようとしているわけでもないのに、勝手に口が動いている。不思議な感覚だった。

うまく頭が働かないまま、目の前のソレの正体を知ろうとする。

この感触、この匂い、この見た目……かなり見慣れたものだ。

どうやらこれは、男のペニスのようだ。


女義賊(なんでアタシ、こんなこと……ここ、どこだ……?)


思考をしながらも、舌の動きは緩めない。

太くいきり立つソレを、何度も何度も下から上へと舐めあげる。

なかなか立派なペニスだ……これなら、私も楽しめそうだ。

なんでこんなことをしているのかについての思考はなかなか進まず、つい目の前の肉棒を味わうことに意識を向けてしまう。

ふと、私と向かい合う形で別の誰かもこのペニスを舐めていることに気付いた。

普通ならすぐに気付きそうなものだが……上下する視界の中で、それがいったい誰なのかを知ろうとする。

目と鼻の先、舌が触れ合いそうなほどの距離で夢中になってペニスに奉仕をしているのは。


女勇者「ん、れろっ――ちゅぷぁ」

女義賊「――!?」


彼女のことを認識した瞬間、頭の中のもやが一気に晴れたような気がした。

そして、壁が砕かれる轟音と共に彼は現れた。

【戦士Side】

戦士「はぁ、はぁ……!」ギロッ!

大司教「ひいぃぃ!? な、なんだお前はぁ!」


目の前の裸の男……大司教がひっくり返った声をあげた。

その足元には、裸の女義賊と……女勇者がいた。

感情が抜け落ちてしまったかのような虚ろな表情で、女勇者は呟いた。


女勇者「戦、士……」

戦士「ッ……!!」


剣を持った右手がカタカタと震えた。

衝動のままに叫びそうになるのを、奥歯が割れそうになるほどの力で噛み殺した。

大司教を睨む。

男は、情けない声をあげ椅子から転げ落ちると、そのまま壁へ後ずさった。

もうダメだ、きっと俺はこいつを殺してしまう。

それでいいだろうと思えた。


戦士「貴様アアアアアアアアァァァァ!!」


叫ぶと同時に地を蹴った。

この程度の距離なら、一瞬でやつの首を刎ねることができるだろう。

そして……



どうなった?(いずれの選択肢でも、コンマ一桁7~0で間に合わない) >>185
1.大司教が催眠魔法を発動
2.大司教が防御魔法を発動
3.大司教が女勇者たちへ自分を守るよう命令を下した
4.その他

大司教「ぼ――」


大司教が何をしようとしていたのかは分からない。

大司教が言葉を発する前に、俺の剣がやつの首を刎ねた。

振りぬいた剣の威力で、後ろの壁に大きな傷跡ができた。

血飛沫が舞う。


戦士「……」

女勇者「――あれ、私、何を……ひぃぃ!?」


正気に戻った女勇者が、鮮血を垂れ流す首なしの遺体に悲鳴を上げた。


女勇者「何が、どうなってるの……?」


催眠が強制的にとかれてしまった女勇者。記憶なんかはどうなった? >>193
1.綺麗に忘れてしまった
2.催眠時の快楽や興奮は覚えている
3.すべて覚えている
4.その他

3

女勇者「なんで、裸……そうだ、私……」

戦士「……大丈夫か?」


俺は、女勇者に背を向けたまま声をかけた。

今の女勇者に、どんな風に接すればいいのか分からなかった。

不用意なことをして、これ以上彼女を傷つけたくなかった。


女勇者「わ、私っ……! ごめんなさい……!」


おそらく、俺に向かって謝っているのだろう。

彼女の悲痛な声に、俺の心がいっそう痛んだ。

謝るべきなのは、女勇者を守ることができなかった俺の方なのに。

剣の柄を砕きそうなぐらいに拳を握り締める。


戦士「俺の方こそ……!」

女勇者「本当にっ……!」

女義賊「とりあえずこれ着なよ」パサッ

女勇者「え……?」

女義賊「アタシたちの服。落ちてたよ」

女勇者「あ、えっと……」

女義賊「にしても、あんたも随分惨い殺し方したねー」

戦士「……」

女義賊「いや、あの早業じゃ痛みどころか自分が死んだことすら気付けなかったかもしれないから、ある意味優しい殺し方なのかもね」

女義賊「いやーこれ正当防衛で通るかな。少なくともここの僧侶たちにも催眠かけてたみたいだし、アタシたちが訴えかけたらなんとななるかな」

戦士「……」

女義賊「ほら、さっさと服着な。いつまでたってもあいつがこっち振り向けないじゃんか」

女勇者「……」モゾモゾ

女義賊「……はい、戦士こっち向いて」

戦士「……」


振り向くと、いつもの格好をした女勇者たちがいた。

女勇者は、青い顔をして目に涙を浮かべている。

戦士「本当に、わる」

女義賊「謝るな!」

戦士「ええ!?」

女義賊「あんたが来なかったら、アタシたちもっと酷い目に合ってたかもしれねぇんだぞ?」

女義賊「あ、ちなみにアタシも女勇者も大事なところには一切触れられてないから、そこは安心していいよ」

戦士「……」

女義賊「女勇者もな。アタシたちは被害者なんだから、何一つ悪くないっつうの」

女勇者「でも……」

女義賊「はい握手ー」

戦士 女勇者「!?」


女義賊は俺と女勇者の手をとると、無理やり手を握らせた。


女義賊「またこうして手を握れるんだ。それでいいじゃねえか」

女勇者「……」

戦士「……」

女義賊「ほら行くよ! 他の被害者を助けつつ戦士の身の潔白を証明しないといけないんだから! まあもし無理なら逃げればいいだけの話だけどね」


そういって、女義賊は俺の空けた穴から出て行った。

……あいつが仲間でよかったと心から思ったのは初めてかもしれない。


戦士「……あはは、変なやつだよな」

女勇者「……」

戦士「行こう」

女勇者「……うん」ギュッ



【3日目終了】



女勇者と女義賊の淫乱度判定をします。
女勇者 安価↓コンマ一桁
1~5 淫乱度+1
6~8 淫乱度+2
9~0 淫乱度+3

女義賊 安価↓コンマ一桁
1~6 淫乱度+0
7~0 淫乱度+1

幸運にも『初めて』を奪われることなく救い出された女勇者。

しかし、偽りの感情とはいえ男に奉仕することの快楽を知ってしまった女勇者は、何かが変わり始めていた。


【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼なし
淫乱度:
▼女勇者:4(ちょっとエッチ)
▼女義賊:7(エッチ)



【4日目 戦士Side】

なんと、あの街にいるほぼすべての人間が大司教の催眠にかかっていたらしい。

あの街では、女性は求められればどこでも誰とでも性行為をしなければならないというのが常識としてまかり通っていたようだ。

これほど規模の大きい犯罪となるとこの混乱の世にあってもかなり珍しく、俺たちは掴まるどころか表彰されることになった。


女勇者「よーし、それじゃあ冒険に出発だ!」


街でのもろもろの手続きを終え、俺たちは再び魔王討伐のための旅を始めることにした。

……女勇者は、いつも通りの天真爛漫さを取り戻している、ように見える。

ただ、あいつは昔から人に弱みを見せようとしないやつだ。


戦士(恋人として、パーティの仲間として、あいつを支えてやりたい)

女義賊「気張れよ少年」

戦士「うっさい」



戦士たちはどうなる? >>203
1.次なる街へ到着(どんな街かも)
2.敵に遭遇(モンスター、人間どちらでも可)
3.アイテム、人物、ダンジョン等を発見(どんなものかも)
3.その他イベント発生(何が起こったかも)

1
精霊の森(今は街)

女勇者と戦士の想い出の場所

ただし2年前からの精霊の森は、森の精霊全体で大きな借金を抱えてしまい、人間たちに財産として大量の木材を差し出さねば(森を完全に伐採しなければ)ならなかった

それを嫌がった森の精霊たちは森を完全に伐採しないことを人間たちに頼んだ

その結果、今の精霊の森は大規模な森林型風俗街となってしまった

女精霊たちはそこで風俗嬢として働いていて人間の男たちに毎日いやらしいことをされている

女勇者「……この風」

女勇者「戦士! この風覚えてない?」

戦士「風? いや、いつもの風と同じじゃないか?」

女勇者「もうっ! 昔師匠につれてきたもらったことがあったでしょ!」

戦士「……?」

女勇者「風精霊の森!」

戦士「……ああ! あれってこの辺だったのか」

女勇者「あの時は師匠の転移魔法でひとっとびだったからね」

戦士「ていうか、あの人俺たちの故郷からここまで転移魔法で飛べたのか……あらためて滅茶苦茶だな」

女勇者「わぁ、懐かしいなぁ」

女義賊「話が見えねーんだけど、どういうこと?」

女勇者「昔、一度だけだけどここに来たことがあるんだ! 妖精の住む森でね、本当に緑が綺麗なの!」

女義賊「ふーん」

女勇者「この風の感じ……こっちだ!」

女義賊「あんた分かるか?」

戦士「いや、まったく……俺は魔力察知スキルはからきしだからな」

女義賊「そういや、あの時大教会にアタシたちがいるってどうして分かったんだ?」

戦士「女勇者の魔力に関してだけは、ある程度近づけば察知できるんだよ」

女義賊「……気持ち悪いな」

戦士「愛の力だ」

女勇者「ほらー! こっちこっちー!」

女勇者「あの時、風の精霊さんが空を飛ばせてくれてね。戦士と一緒に空を飛んだんだぁ」

女義賊「へぇ」

女勇者「すごく楽しかったよね、戦士!」

戦士「ああ、そうだな」

女勇者「うん、確かこのあたりに……」


森を抜け開けた場所に出ると、そこにはレンガでできた壁と門があった。

女勇者「あ、ありゃ?」

門の前には番兵が立っていた。


女勇者「あのぉ……すみません。ここに街なんてありましたっけ?」

番兵「ああ、ここは2年前にできたばかりですので」

戦士「2年前……」

戦士(俺と女勇者がここに来たのはもう何年も前だ。この街のことを知ってるわけもないか)

女勇者「そんな、ここにあった森は!?」

番兵「それでしたら、ちゃんと残っていますよ」

女勇者「へ?」

番兵「自然の森になるべく手をつけないような形で街を作りましたので」

女勇者「そ、そうなんですか」

女勇者(でも、人が住み始めたなら、もう精霊たちはいないよね……)

戦士「どうする? この街に入るか?」

女義賊「まあ街があるなら立ち寄るべきだよな、基本的には」

女勇者「……それじゃあ、中に入ってもいいですか?」

番兵「ええ、もちろん。ごゆっくりおくつろぎください」

門をくぐった俺たちを待ち構えていたのは、見上げるほど高く伸びた大樹の群れだった。


女義賊「ひゃー、これ樹幹太すぎるだろ。何歩分あるんだよ」

女勇者「この光景……やっぱりすごい……」


色鮮やかな緑から射す木漏れ日が風で揺れる。

空気がひんやりと澄んでいて気持ちがいい。


女勇者「あいまあいまに建物が作られてるんだね」

女義賊「……」

戦士「どうかしたか?」

女義賊「いや、別に?」

戦士「……?」


俺たちは街で一番大きな通りを散策した。

すれ違うのはほとんどが男で、裕福そうな者かあるいは冒険者のような格好をした者が大半だった。

女勇者「見てこれ、空気が売ってある!」

女義賊「なになに、エアジュース? なんだこれ、ぼったくりか?」

店主「そういうなら一本だけ飲んでみなよ」

女勇者「え、いいんですか! いただきます!」

女義賊「すぅ……おいしい」

女勇者「あはは、おもしろい!」

店主「買ってくかい?」

女勇者「はい! 三つください!」

戦士「……」

戦士(女勇者、楽しそうでよかった。ここで、女勇者も癒されればいいんだけど……)



戦士たちは何をした?(何が起こった?) >>217
1.最低限の買い物をしてすぐ宿へこもった
2.道具屋、装備屋へいった
3.酒場へ行った
4.風俗街へ行った
5.町外れの危険地域へいった
6.その他(イベント、ハプニングなどでも可)

2

【装備屋・道具屋 女勇者Side】


女勇者「すごい、見たことない装備や道具がいっぱいある……!」

戦士「風の刃が放てる魔剣か……まあそれぐらいなら普通の剣でもできるしな」

女勇者「できないよ普通は……」

女義賊「じゃーん! これどうよ!」

戦士「ぶっ!?///」

女勇者「ちょちょ、ちょっと!? それもう露出が多すぎるってレベルじゃないよ! 上なんて、そんなんもう二プレスじゃん!///」

女義賊「さすがにこれは、私もちょっと恥ずかしい///」

戦士「じゃあ装備するなよ!」

女義賊「でもこれ、今の装備よりすばやさ+12だぜ!」


そういって女義賊は店内を縦横無尽に飛びまわった。

さながら風のようだ。確かに、この動きなら敵を翻弄することができるだろう。

戦士が、女義賊の姿を必死に目で追いかけている。


女勇者「……」

戦士「って、だからなんでお前は店の中で飛び回るんだ! 早くやめろ!」

女義賊「はいはいっと。女勇者もせっかくだし、なんか買ったらどうだ?」

女勇者「え?」

他になにかないのかと目線を店の奥へ向ける。

端のほうに、他のものと少し分けて飾られている装備があった。

女勇者(あ、あれ可愛い……けど、なんだろう。戦闘用の装備じゃない……?)

なんとなく、今まで見てきた装備とは毛色が違う気がする。

女勇者(装備、か……)


女義賊のほうを見ると、戦士相手にセクシーなポーズを決めていた。

戦士は顔を赤らめながら怒鳴っている。

女勇者(……ああいうの、私が装備しても引かれないかな……戦士、喜んでくれるかな……?)

今までは、例え実用的に価値があるのだとしても、露出の多い服を着るなんて恥ずかしすぎてとてもじゃないが考えられなかった。

だけど、今なら着れそうな気がする。

女義賊の影響を受けたのか、それとも……

女勇者「……」ドキドキ



女勇者は何を買った? >>221
1.風の靴(すばやさアップ)
2.風の踊り子衣装(すばやさアップ、露出度高め)
3.風の鎧(すばやさと防御力アップ、実質全裸)
4.娼婦の衣服(戦闘能力なし、感度と興奮アップ)
5.その他(効果や形状など)
6.何も買わなかった

すみません、>>218>>219の間が少し抜けていました

――――――――

とりあえず、どんなものがあるのかと店内を見渡してみた。

この店の装備は、基本的にどれも軽量なものばかりだった。


女勇者(布が少ないか、薄いのばっかり……これ、おしり丸見えじゃん……)

女勇者(え、なにこれ……風の鎧って、ただの風じゃん……性能は、いいみたいだけど……)

――――――――

次から続きです



【戦士Side】

女勇者「……この風の靴にするよ」

戦士「すばやさアップか。まあ持っておけば選択肢のひとつにはなるな」

女義賊「もう、もっと自分に正直になればいいのに」

女勇者「な、なんのこと?」

女義賊「今度、アタシの装備貸してあげよっか?」ボソッ

女勇者「い、いいよそんなの!」

戦士「女勇者に擦り寄るな!」


一通り道具を揃えた俺たちは、店を後にすることにした。
戦士たちはどうする?(何が起こる?) >>227
1.宿に行った
2.酒場へ行った
3.風俗街へ行った
4.町外れの危険地域へ行った
5.その他(イベント、ハプニングなどでも可)

風俗街へ行った

奥に進むと昔は舞を披露するためにあった場所で精霊のストリップショーや青姦やってるのに遭遇

女勇者「そうだ! 戦士、あそこ行ってみようよ!」

戦士「あそこ?」

女勇者「精霊さんたちが舞いを踊ってたところ! あの舞い、すごい綺麗だったよね」

戦士「ああ、あれか……でも、場所分かるのか?」

女勇者「もちろん。こっちだよ!」

女義賊「そこ、まだ残ってんのかねぇ」

戦士「さあな。残ってくれてたら嬉しいけどな」

女勇者「精霊さんに会えるかなー」


俺たちは、楽しそうに前を歩く女勇者の後をついていった。

【風俗街】


女勇者「……」

戦士「なんだ、これ……」


目的の場所は、街の入り口付近とは違う区画内にあるようだった。

さっきまでの場所とは雰囲気が違う。

いや、俺たちが気付けなかっただけで、あそこにも同質のものが流れていたのかもしれない。

道を歩く男たちはみな、己の欲望を隠そうともせずに辺りをじろじろ見回していた。

視線の先には女の姿があった。

彼女たちはみな扇情的な衣服に身を包んでいた。

髪は緑色で、背中から半透明のきらめく羽が生えている。


戦士「風の、精霊……?」


精霊たちは立っているところを話しかけられたり、あるいは自分から男たちに話しかけたりしていた。

そして、手を引かれて建物の中に入っていったり、裏路地へ連れて行かれたりする。

中には、その場で体を弄られているものもいた。

遠巻きにしながら、その様子を好奇と劣情に満ちた目で眺める者たちもいた。


女義賊「風俗街……それも、娼婦たちの地位が低いタイプだな」

女勇者「っ……!」ダッ!

戦士「お、おい!」


急に走り出した女勇者を追いかける。

娼婦以外の女が珍しいのか、道行く男たちは女勇者と女義賊に視線を向けてきた。

女勇者「はぁ……はぁ……」

「いいぞ! もっと激しく……!」


かつて精霊たちが華麗な舞いを披露してくれたその場所で、今も精霊たちが踊っていた。

踊り子のような格好で、艶かしく腰をくねらせている。

彼女たちは胸を曝け出していた。一際大きく形の整った胸をした精霊が中央で舞う。

そして彼女は熱狂する観客たちに目配せをすると。

結ばれた紐をするりと解き、女の秘所を曝け出した。

観客の歓声が大きくなる。


女勇者「……」

戦士「女勇者……」


「あんっ、あっ、はっ……!」

この辺りは、さらに箍が外れた区域なのかもしれない。

大樹に手をついて、後ろから突かれている精霊もいた。

後ろから持ち抱えられ、愛液が泡立つ結合部をさらされている精霊もいた。


女勇者「……こんな……」

戦士「……戻ろう」


戦士たちはどうする?(何が起こる?) >>232
1.宿に戻った
2.娼婦からの客引きにあった
3.ガラの悪い男たちにナンパされた
4.かつて一緒に遊んだ精霊に出会った(精霊が何をしていたかなどもあれば)
5.精霊の王に会いに行くことにした
6.その他

【宿】

女勇者「……」


宿に戻ってからも、女勇者は沈んだ顔をしていた。

無理もないだろう。彼女にとってここは幼い頃の思い出の場所なのだから。

それは、俺にとっても同じだった。


女勇者「本当に綺麗だったんだ……精霊たちはとても楽しそうに、風と遊んでた……」

戦士「……」

女義賊「まあ、娼婦も立派な仕事のひとつだし、本人たちが納得してるなら他人がどうこう言えることじゃねえよ」

女勇者「うん……」

女義賊「……だが、どうにもきな臭えな」

女勇者「え?」

女義賊「この街ができたのが二年前だったか。いったいどういう経緯で精霊の森が風俗街になったんだ?」

女勇者「それは……確かに」

女義賊「この森の精霊はもともと人の精が好きだとかそういうことはねえのか?」

女勇者「いや、そんなの聞いたことないけど……」

戦士「……ここの精霊たちは争いごとを好まないってのは聞いたことがあるが、彼女たちは高い魔力と豊富な魔術の知識を持つ」

戦士「彼女たちが本気で抵抗すれば、そこらの街の警備兵程度じゃ太刀打ちできないぞ」

女勇者「無理やりやらされてるわけじゃないってこと?」

女義賊「あるいは、武力行使にうってでられない理由があるのか」

女勇者「……もし、彼女たちが本当に無理やり娼婦をやらされているのだとしたら」

女勇者「私、そんなの絶対許せないよ!」

女義賊「アタシもだ。勧善懲悪がアタシのモットーだからな」

戦士「……俺もお前たちとは同意見だが、どうするつもりだ? まだそうと決まったわけじゃないだろ」

女義賊「とりあえずは聞き込みかな。情報が足りなさすぎるし」

女勇者「街の人に聞き込み! 勇者の基本!」

戦士「そうと決まれば……」



どうする? >>236
1.三人で一緒に聞き込み
2.三人バラバラで聞き込み
3.女義賊だけ単独行動
4.その他

どこに聞き込みに行く? >>240
1.酒場
2.風俗街
3.門付近の商店街
4.その他

ksk

【酒場】


女勇者「聞き込みの基本はやっぱ酒場でしょ!」

戦士「酒場はガラの悪いやつも多いから十分気をつけろよ」

女義賊「こういう欲望に塗れた街は特にな」

女勇者「うん!」


女勇者「あの、すいません」

「あぁん? この街に人間の女なんて珍しいな、物好きか?」

女勇者「えっと……ここって前は普通の森でしたよね。なんでこの街ができたのかとか知ってますか?」

「は? そんなこと聞いてどうすんだよ」

女勇者「あはは、その……昔、ここに来たことがあるんですけど、その頃とは随分様子が変わったなぁと思って」

「なるほどなぁ……いいぜ、俺たちが知ってること全部話してやる。ほら、ここ座れ」

女勇者「え?」

「酒でも飲みながら楽しくおしゃべりしようや! 全部俺たちが奢ってやるからよ」

「あ、男には興味ねぇからテメェはノーセンキューな。どっか行ってろ!」

戦士「……」ギロッ

「ひぃぃ!? な、なんだよぉ……やるってのか……!」

戦士「行くぞ。他にも客はいっぱいいる」

女義賊「……なんなら、アタシが酌してやろうか?」

戦士「!?」

女勇者「お、女義賊!?」

「……へへ、マジかよ。あんたみたいな上玉に酌してもらえるなら、俺たちは願ったり適ったりだぜ」

女義賊「もちろん、アタシの聞きたいことにぜーんぶ答えてもらえるんだろうなぁ」

「うっ……! そ、そりゃもちろんだとも……!」

戦士(何考えてんだこいつ……)


どうする? >>245
1.女義賊を連れて他の客に聞き込みにいく
2.ここは女義賊に任せる
3.女勇者まで付き合うとか言い出す
4.その他

娼婦の精霊がよく通っている飲み屋があるらしいので案内してもらう

「な、なんなら場所変えるか?」

戦士「場所?」

「あんまり知られてねぇんだが、娼婦の精霊がよく通ってる酒場ってのがあるんだよ!」

「そこは新規客は常連の紹介がなけりゃ入れないからな、案内してやるよ!」

「本人たちなら、あんたらが知りたいことは全部知ってるだろうよ!」

女義賊「てことは、結局あんたたちは詳しいことはよく知らなかったってわけだな?」

「いやぁあははは……」


笑顔でにじり寄る女義賊に、酒飲みたちは後ずさりながら乾いた笑いを浮かべた。

女義賊に完全に威圧されてやがるな。


女勇者「すごい……」

戦士「で、その酒場ってのは俺も連れて行ってもらえるのか?」

「え、あ、ああ……もちろんだとも!」


少し凄んだだけで、あっさり了承してもらえた。


女勇者「ありがとうございますっ!」

そうして俺たちは、酒飲みたちに連れられて酒場を後にした。

風俗街を少し進み、わきの路地に入る。

街灯の光が届かない薄暗い路地を進む。


「んんっ……! ん、うぁん……!」


手で口を抑えているのか、押し殺したような喘ぎ声と、肉のうつ音が聞こえる。

女勇者が息をのむ気配がした。暗くて表情までは分からなかった。


「ここだぜ」


路地は行き止まりになっていた。

目の前には壁のようにそびえ立つ大樹があった。

酒飲みの一人が大樹を数回ノックし、大樹に向けて小声で何かを呟いた。

突如、大樹から淡い緑色の光が漏れ出した。


女勇者「これ、魔方陣……!」

「ほら、入るぜ」


酒飲みたちは魔方陣の中へ入っていった。


女義賊「別の空間と繋がってるのか……よっしゃ!」

女義賊は勇ましい足取りで魔方陣に足を踏み込んだ。

女勇者「よーし、私も!」

その後に女勇者が続く。

戦士「……念のため、警戒しておくか」

俺は剣の柄に軽く手を添えたまま、光の中に入っていく。

そして。



どうなった?
安価↓コンマ一桁
1~3 女勇者たちと一緒に酒場に到着
4~6 酒場に着いたが女勇者たちの姿はなかった
7~9 なぜか魔方陣の外に出ていた
0 植物型モンスターの前に転移した

戦士「……は?」


魔法陣の外に出ると、そこは路地裏だった。

目線の先に、縦に細長い光が見える。あそこは風俗街のメイン通りだろう。

慌てて後ろを振り返る。

目の前には壁のようにそびえ立つ大樹があった。

魔方陣はすでに消えていた。

事態を理解したとき、俺は自らの愚かさを呪った。

大したオーラも魔力も感じない、完全に格下だと舐めきっていた。


戦士「クソ、やられたッ……!!」

戦士「女勇者! 女義賊!!」


大樹は何も答えなかった。

ただ、遠くから娼婦の喘ぎ声が聞こえてくるばかりだった。

今日はここまでです
次回は女勇者たちのピンチから

【女勇者Side】

魔方陣の光を抜けると、そこは確かに酒場だった。

緑色の髪をした女性たちが、男たちと楽しそうにお酒を飲んでいる。


女勇者「精霊たちだ……本当にお酒飲んでる」

「だろ? それじゃあ俺たちも飲もうぜ」

女勇者「ひゃっ……!? ちょっと……!」


案内してくれた酒飲みが私の肩を抱き寄せてくる。

お酒くさい。それになんだか触り方がねっとりしている。

肩に乗った腕を払いのけて、酒飲みたちに非難の目を向けた。


女勇者「あれ、ていうか戦士は……?」


>>258
1.よく見ると女義賊の姿も見えなかった
2.女義賊も私と同じように絡まれていた

見ると、酒飲みの一人が女義賊の腰に手を伸ばしていた。

女義賊が容赦ない手刀でその手を払い落とした。


「痛って……!」

女義賊「アタシはよぉ、あんたたちが本当に親切にしてくれたなら、お礼にイロイロしてやってもよかったんだ」

「おぉ、マジか……!」

女義賊「でも、あんたたちがただのゲス野郎だってなら話は別だ。戦士はどこだ?」

「うっ……!」


静かに尋ねる女義賊に、酒飲みたちは後ずさりした。


「あ、安心してくれ! 別にどこかに閉じ込めたりなんかしちゃいねぇよ!」

「この店は紹介制っつったろ? 俺たちが認めた相手じゃねぇと店の中には入れないってだけだ! きっとまだあの路地裏にいるはずだ」

女義賊「ふーん、なるほど。つまり、最初からそのつもりだったってわけだな?」

「こ、ここで暴れるのは勘弁してくれ! 俺たちまで出禁になっちまう!」

「別にどうこうしようってわけじゃねえよ! ホントに! 俺たちゃただ可愛い女と一緒に酒が飲みたかっただけなんだ!」

「精霊たちとの間も取り持ってやるよ! 常連の俺たちがいりゃあいつらも話しやすいだろうしさ!」

「酒代も全部俺たちが持つ! 奢りだ! いいだろ?」

女義賊「……だとよ、女勇者」

女勇者「え? えっと……」



どうする? >>262
1.一緒に酒を飲む
2.帰る
3.戦士もここに連れてくるよう頼む
4.その他

女勇者「それじゃあ、戦士もここに連れてきてくれませんか?」

「え、いやぁ、それは……」

女勇者「……やっぱり、戦士になにかしたの?」

「いや、大丈夫! それはねえって、神に誓う……!」

「どうすんだよ、おい……」


酒飲みたちはなにやらヒソヒソと話し始めた。

戦士は無事なんだろうか。戦士がそう簡単に後れを取ることはないだろうけど、もし戦士の身に何かあったら……


女義賊「心配しなくても、普通にアタシたちの知りたいことが知れたら後でイイコトしてやるから、な?」

「……分かった。連れてくるよ。もうあの場所にいないかもしれねぇから、もしかしたら時間かかるかもしれねぇけど」

女義賊「サンキューな!」


酒飲みの一人が、渋々といった様子で入り口のドアをノックした。

さっきと同じように淡い緑色の魔法陣が現れる。

彼が魔方陣の中に消えていくのを見届けてから、酒飲みが私たちに話しかけてきた。


「立ってるのもなんだし、とりあえず座ろうか」


男が指差した先には、精霊が二人で酒を飲んでいた。

女義賊「ああ、そうだな」

女勇者「……」

女義賊「念のため注意しとけよ?」ヒソヒソ

女勇者「分かってる」


「よお、ちょっといいか?」

精霊A「ええ、もちろん……女性の客?」

女勇者「あはは、どうも……女勇者っていいます」

女義賊「アタシは女義賊」

精霊B「そう……珍しいですね」

「なんでも精霊たちに聞きたいことがあるらしくってな」

精霊A「なんですか?」

女勇者「その……ここって昔は、精霊たちだけが棲む森でしたよね」

精霊B「……よくご存知ですね」

女勇者「昔一度来たことがあって……その、もしよければ、二年前に何があったのか教えてくれませんか?」

精霊A「……」


精霊たちは晴れない表情をして、グラスの中の水面を見つめていた。

そして、グラスに口をつける。


精霊A「……お酒、飲まれますか?」

女勇者「え?」

精霊B「ここのお酒、甘くておいしいんですよ?」

女勇者「……」



どうする? >>266
1.飲む
2.飲まない
3.どちらか一人だけ飲む(どちらが飲むかも)
4.無理やり飲まされる
5.その他

3 女勇者が飲む

女勇者「……それじゃあいただきます」

精霊A「あなたは?」

女義賊「……アタシは、連れが来てからにするよ」

精霊A「……そうですか」

精霊B「すみません、これと同じものをひとつお願いします」


持ってこられたのは、透明なグラスに注がれたピンク色のお酒だった。

中にはさくらんぼが入っている。


女勇者「んく……んく……ほんとだ、おいしい……」

まるでジュースのようだ。これぐらいの量ならすぐ飲み干せてしまいそう。

女義賊「あんた酒そこまで強くないんだから、ゆっくり飲みなよ」

女勇者「うん……んく……」


グラスを置いて、私は精霊たちのほうへ向き直った。

女勇者「話しにくいかもしれませんが、教えてくれませんか? どうして、ここが風俗街なんかになったのか」

精霊A「……聞いて、どうするのです?」

女勇者「……もし、精霊さんたちが無理やりこんなことをさせられているのだとしたら」

女勇者「おこがましいかもしれないけど、私はあなたたちを助けたい」

精霊たち「……!」

「あんたら、そんなこと考えてやがったのか!?」

女義賊「まあ無理やりやらされてたらの話だけどな」

女勇者「もしもそうせざるを得ない理由があるのだとしたら教えてください。私たちが、それを何とかします」

精霊A「……気安く何とかするなんて言わないでください」

女勇者「気安くなんかじゃありません! 私はみんなを助けたいし、みんなを助ける使命を負っています」

女勇者「私は勇者ですから」

精霊B「勇者……!? あなたが……」

女勇者「……やっぱり、なにか事情があるんですよね。教えてください」

精霊A「……」



精霊たちはなんと答えた? >>271
1.「借金ですよ」
2.「あなたは勘違いをしています」
3.「無理ですよ、どうせ」
4.その他

1

精霊A「借金ですよ」

女勇者「借金……?」

精霊A「二年前、私たち森の精霊はとある貴族に対し膨大な借金を抱えました」

精霊A「私たちは、人間社会において金銭的価値を持つものをほとんど持っていませんでした」

精霊A「借金を返すためには、この森の樹をすべて伐採し、木材として献上してもらわなければならないと彼らは言いました」

精霊A「しかし、この森は私たちにとっての故郷であり、母のような存在でもあります。それだけは、どうしても受け入れられないことでした」

精霊A「それならばと彼らが提示してきた代案が……この風俗街です」

女勇者「そんな……」

精霊B「おかげさまで……ここには、近くの街から多くの富豪や観光客が訪れます」

精霊B「あと一、二年もすればすべての借金を返済し終えるだろうと彼らは言っていました」

精霊B「申し訳ありませんが、あなたたちにできることなんて何もありませんし、何かをしてもらいたいとも思いません」

精霊B「それとも……私たちの変わりに、勇者様が借金を肩代わりしてくださいますか?」

女勇者「それは……」

女義賊「いやいや、そもそもあんたたちはどうして貴族に借金なんかしなくちゃならなかったのさ」

女義賊「どうやったらこの森の樹全部切り倒さなくちゃならなくなるような借金ができるんだよ」

精霊A「それは……」



どうして? >>274
1.奴隷として売り飛ばされそうになった精霊たちを助けてもらったから
2.この森で突如発生した謎の伝染病を治してもらったから
3.精霊の子供が、貴族の持っていた貴重な品を壊してしまったから
4.その他それっぽいの

人間との共存を目指して人間の文化を取り入れようと後先考えず様々な道具を買っていたたらいつの間にか借金してた

金貸し側に違法な点は一切ない全部精霊たちの責任

精霊A「私たちは、人との共存を望みました」

女義賊「共存?」

精霊A「魔王の台頭による魔物やモンスターの凶暴化が大きな理由のひとつです」

精霊A「我々は、人類と必要最低限の交流しか行ってきませんでした」

精霊A 「姿は似ているといっても、私たちと人とではやはり別の生物。過度な干渉は互いにいい影響を与えないだろうと」

精霊A「それに、私たちの持つ魔術の知識は、人々の間に大きな争いをもたらす可能性があった」

精霊B「……だけどそれは、昔の話です。いまや人類は、我々精霊族が扱う魔術と同等の魔術を扱うことができます」

精霊B「魔王という脅威から生き延びるために、私たちは人間たちと手を取り合うべきではと考えたのです」

女勇者「……」

精霊A「人間たちと共存するためには、まず人間たちを理解する必要があると考えました」

精霊A「そんなことを考えている私たちの前に現れたのがあの男でした」

精霊A「彼は、我々が見たこともないような素晴らしいものを、人間の世界からいくつも持ってきてくれました」

精霊A「そして、人類と共存するための足がかりとなる、街を作ってみてはどうかと言ったのです」

精霊A「それが、今の門付近の商店街になります」

精霊A「水路を引き、明かりを灯し、火を起こすことができるようになりました。それはまさに、人間たちが住むに値する街だったのです」

精霊A「そして、あの男は言いました。君たちの願いは叶えられた、それでは代金をいただこう、と」

女勇者「ちょっと待って、それっておかしいよ! そんなの詐欺じゃんか!」

女勇者「だって、精霊さんたちはお金を取られるなんてこと知らなかったんでしょ! それをあえて黙ってたんなら、それは立派な犯罪だよ!」

精霊B「確かに、私たちは何も知りませんでした……知ろうともしなかったんです」

精霊B「彼のもたらす物はすべて善意によるものだと、信じきっていたのです」

精霊B「対価なくして得られるものなどありはしないのに……すべては、私たちの無知と愚かさが原因です」

女勇者「そんな……そんなの……!」


私は精霊たちに食いかかるように身を乗り出した。

くらりと、一瞬頭が真っ白になった。

そのまま、膝や膝から力が抜けて、私は机に突っ伏してしまった。


女義賊「お、おい……!」

女勇者「あ、れ……?」

精霊A「……そろそろ、お酒が回ってきたようですね」

女義賊「テメェら、何か盛りやがったのか!?」


女義賊が携えていたナイフを精霊の目の前に突きつけた。

精霊は済ました様子でグラスに口をつける。


女勇者「待、って……」

女義賊「テメェら、はなからこの酒飲みたちとグルだったのか! 今の話はどこまで本当だ!?」

精霊B「私たちの話はすべて本当ですし、皆様とは今日が初対面です」

精霊A「そして最初の質問ですが、私たちは何もしていません。やっぱり、何も知らずに連れてこられたのですね」

女義賊「あぁん!?」

精霊A「この酒場は、私たち精霊が心と体を癒す場所。初めから、そういう場所ですわ」

女義賊「!?」



何が起こった? >>282
1.酒飲みたちに拘束された(コンマ一桁1~7で回避)
2.精霊たちが風の魔法を使った(どんな攻撃かもあれば。コンマ一桁1~4で回避)
3.両方襲ってきた(コンマ一桁1~2で回避)
4.その他

途中から黙っていた酒飲みたちが女義賊を取り押さえようと腕を伸ばしてきた。

女義賊は振り向きざまの回し蹴りを男の下顎に叩き込んだ。

その勢いを殺さぬまま宙に飛び、遅れてきたもう片方の足を二人目の横腹にぶち込む。

三人目に掌打を食らわせようとしたところで、女義賊の動きが止まった。


女義賊「な、に……!?」

女義賊(腹になにか打ち込まれた……!?)

酒飲みC「おおおおおぉぉぉ!!」

女義賊「しまッ……!?」


女義賊は、後ろから男に抱きかかえられるようにして拘束されてしまった。


女義賊「はぁ、はぁ……クソ、力が入らねぇ……!」

酒飲みC「風の毒矢……麻痺効果のある見えない毒矢を飛ばすことができる使いきりのアイテムさ」

女義賊「このっ、離れろ……!」

酒飲みはとても興奮しているようで、舌をわずかに出して犬のように荒い息を吐いていた。

女義賊の頬に酒臭く生温かい吐息がかかる。

女義賊は身震いをし、あからさまな拒絶の反応を見せた。それでも男を振り払えない。


酒飲みC「へへ、無駄だぜ、こいつの麻痺毒は即効性がすごいからな! 持続時間が短いのが難点だが」

精霊A「あら、それは大変ですね」


精霊が、グラスを持ったまま女義賊の前に立った。

そして、中身を一気に煽る。


女義賊「テメェ、何を……ッ!?」

精霊A「んちゅ……れろ……」

女義賊「んっ、んく……んくっ……!」

精霊A「ちゅぱ、ぢゅる……れろ、あむ……」

女義賊「れろ、ちゅぱ……んふぁ、あはぁ……!」ビクビク!

精霊が女義賊から離れた。

精霊と女義賊の唇の間に糸が引く。

女義賊は顔を真っ赤にしながら、肩で息をしていた。


女義賊「はぁ、はぁ……この酒、媚薬入りか……」

精霊A「そんな目で睨んだって、可愛いだけですよ」

女義賊「ん……」


精霊が、女義賊の顎に手を添えて、優しく口付けをした。

離れていく精霊の顔を、女義賊は熱っぽい瞳で見つめた。

そして、我に返ったかのように顔を背ける。


精霊A「この子、素質がありそうですね」

精霊B「人間の女性と交わるのは初めてですね。楽しめるでしょうか」

酒飲み「はぁ、はぁ……個室に行くのか?」

精霊A「ええ。ここでの本番行為はご法度ですから……立てますか?」

女勇者「ぁ、え……?」


精霊は私の腕を自らの肩にかけ、私の体を起こした。

足元がおぼつかない。私、こんなに出来上がってしまっていたなんて。


精霊A「さぁ、行きましょう?」

女勇者「……私は……」


拒絶しなければ。このまま連れて行かれればどんな目にあうのかなんて分かりきっている。

女勇者(ぁ……♡)

しかし、この先を想像して私は。

アソコが、キュンと疼いたのを感じた。

女勇者(ダメだ、このままじゃ、私たち……)

――――――――

女勇者「はぁ、はぁ……」

女義賊「このっ……!」


そこは、ベッドが置いてあるだけの殺風景な部屋だった。

服を脱がされた私たちは、ベッドの上に仲良く座らされていた。

目の前には、扇情的なランジェリーに身を包んだ二人の精霊。

そして、先ほど女義賊がのした者も含めた男たちが裸で立っていた。

男たちの股間のそれは、すでに限界までそそり立っていた。


女勇者(どれも、大きい……大司教と同じか、それ以上……)

女義賊(クソ、この状況マジでやべぇぞ……)


精霊A「ここは私たちにとっての癒しの場所。ここでは立場が逆転します」

精霊B「私たちはヤられる側じゃない。私たちがヤる側です」

女勇者「っ……」ゾクッ



精霊たちはどうする? 女勇者たちに何をさせる?
道具や魔法を使うのもあり。ちなみに酒飲みたちは現在三人。
安価の内容に関わらず、コンマ一桁が0で戦士が助けに来る

>>291

精霊達が勇者たちの秘部をなめ回す

今日はここまで

私たちの手首や足首は、風の魔法によるものなのか、見えない枷によって拘束されていた。

魔力も上手く練ることができない。

沈黙の魔法でも使われたのか、あるいは媚薬とアルコールのせいで頭が回らないせいか。

私たちは、近づいてくる精霊たちを前に立ち上がることもできなかった。


精霊A「お二人とも、もうこんなに塗らして……期待しているのですか?」

女義賊「はんっ、テメェらが薬盛ったからだろうが……ひゃんぁ!」


ぬぷりと、女義賊の秘所に精霊のしなやかな指が飲み込まれる。

中で動かしているのか、女義賊は「あっあっ」と小刻みに喘ぎ声を漏らしながら体をびくつかせていた。

もう一人の精霊が、私のアソコに指を沿わせた。


女勇者「ま、待って! 私まだ……!」

精霊B「おや……もしかして、処女ですか?」

女勇者「っ……!」

精霊B「それは……いいことを聞きました」


精霊の指は私の割れ目を上からなぞっただけで、そのまま離れていった。

ねちゃりと、精霊の指は糸を引いていた。

精霊B「人間の女性の蜜というのは、どのような味がするのでしょうか」

女勇者「え、や、やだっ……!」


精霊たちが、私たちの脚を開かせる。女の秘所を曝されてしまう。

アソコがひくひくと動き、愛液がベッドのシーツを汚す。

精霊たちは私たちの股座に顔をうずめた。


女義賊「あっ、ひゃ、んあぁ……!」

女勇者「やめ、あんっ、あはぁ……!」


精霊たちは、私たちの割れ目を丹念に嘗め回した。

舌で愛液をすくい、恥丘にキスをし、そして、充血した陰核にそっと歯を立てた。


女勇者「かひぃ……!」


ビリッとした痛みと共に、甘い痺れが体を突き抜ける。

太ももを閉じようとしても、精霊の舌でアソコを舐められるたび、体から力が抜ける。

快楽から逃れようと体をよじらせる。しかし、その行為にはなんの意味もなかった。

女義賊(クソ、こいつらうめぇ……このままじゃ、すぐイかされる……)

女義賊「ん、ふぅ……くあぁ……!」

精霊A「ふふ、おいしいですわ」

精霊B「もっと、飲みたくなってしまいました」

女勇者「!?」


精霊たちは酒の入ったボトルを手に取った。

そして再び、私たちの股座に顔を近づける。


女勇者「!? あひゃんっ!」


親指で割れ目をぱっくりと開かされ、穴の中に舌をねじりこまれた。

膣内に冷たい液体が触れた。新たな刺激に大きな嬌声をあげてしまう。


精霊A「このお酒に入った媚薬は、人間に対しては強力ですが、私たち精霊にはあまり効果がないんです」

精霊B「普段の仕事ではあまり使うことはありませんが、ここではとても重宝します」

精霊たちが、わざと音をたてて蜜壷をすすった。じゅるじゅるという大きな音が、私の股座から聞こえてくる。

蜜液が止まらない。湧き出るように、奥からどんどんと溢れてくる。


精霊A「そろそろ一度、達しておきますか?」

女義賊「だ、誰が……! この、あひいぃぃ!」

女勇者「だ、だめっ! これ、んんんっ!」


先ほど冷たさを感じた箇所が、今はかっと熱くなっていた。

肉壁を押しのけて侵入してくる舌の刺激に、頭がチカチカする。


女勇者(ダメ、耐えないと……イっちゃダメだ、イっちゃ……!)

女勇者「イっ――」ビクン!



どうなる?
女勇者 安価↓
女義賊 安価↓2

コンマ一桁
1~5 耐える
6~9 イってしまう
0 潮を噴きながらイってしまう

女勇者「フーッ、フーッ……!」

精霊B「……あら、耐えましたか。さすがの精神力ですね」

女義賊「はぁ、はぁ……はん、経験値じゃアタシも負けてねぇんだよ……」

精霊A「耐えれば耐えただけ、後が辛くなるだけだというのに……」

女勇者「ね、ねぇ……どうして、こんなことするの……?」

精霊B「どうして?」

女勇者「あなたたちは、この森を守りたくて……どうしようもなくて、娼婦を始めたんでしょう?」

女勇者「本当はもう、そんなことやめたいって思ってるんじゃないですか? なのになんで、こんなこと……」

精霊A「……もちろん最初は、抵抗を示す者が大半でした。お金を得るためとはいえ、見ず知らずの別種族の雄に抱かれるだなんてと」

精霊A「私たち精霊は元々性欲なんてあまりありませんし、子を為す以外の目的で行われる性行為は不純なものだと教えられてきましたから」

女勇者「だったらなんで……!」

精霊B「でも、私たちは変わりました……変えられてしまったんです」


精霊は、私の前で自身の秘所を指で開いてみせた。

綺麗なピンク色をしていた。愛液が滴りおちる。

精霊B「毎日毎日、朝から晩まで、何人もの男に抱かれ、穴という穴を犯されました」

精霊B「薬や道具もたくさん使われました。人間は私たちを、性処理の道具のように扱いました」

精霊B「そんなのが……もう、二年も続いたんですよ」

精霊B「私たちはもう逃れられないのでしょう。少なくとも、このお店に来ている者たちはそうです」

精霊B「私たちはもう……この快楽からは、逃れられない」

女勇者「……」


ぽたりと、雫が伝い落ちた。

涙が、溢れて止まらなかった。


精霊A「……なぜあなたが泣くのです。かわいそうだと哀れんでいるのですか?」

女勇者「そんなんじゃ……ただ、悲しくて……苦しくて……」


かつて見た情景を思い出す。

精霊たちは朗らかに愛の詩を詠い、優しい風が吹いていた。

戦士との、きらきらとした思い出だった。


女勇者「ひぐっ……私は……」

精霊A「……」

酒飲みA「おい、そろそろ俺たちも混ぜてくれよ」

酒飲みB「美女四人の乱れっぷりを見てつけられて、俺たちも溜まったもんじゃねぇんだよ」


男たちは、はちきれんばかりに膨張したソレをしごきながら言った。

男たちも、私たちが飲んだものと同じお酒を飲んでいるのだろう。興奮の仕方が尋常ではない。

血走った目が私の裸体を見据える。

むき出しの欲望にさらされて、恐怖で体が強張る。

ひっと情けない声をあげてしまった。


精霊A「……そうですね」

女義賊「くっ……!」



精霊たちはどうする?
道具や魔法を使うのもあり。ちなみに酒飲みたちは現在三人。
安価の内容に関わらず、コンマ一桁が8~0で戦士が助けに来る

>>309

精霊A・精霊B・女義賊が、それぞれ別の酔っ払いを相手して、どれだけ早く男をイカせられるか競争(魔法使うのは禁止)

フェラ・アナル舐め・中出しセックスの順番で勝負して、2回以上勝ったら解放してやると約束する
ただし最後に必ずやる中出しセックスで堕ちた場合は別

精霊A「普通にヤっても面白くありませんし……ゲームをしませんか?」

女勇者「ゲーム?」

精霊A「私と精霊B、それとあなたとで、誰が一番先に男をイかせるか勝負しましょう」

女勇者「!?」

女義賊「……アタシか?」

精霊A「残念なことに、男性はここには三人しかいないので」

女勇者「待って! なんで女義賊なの!? ゲームって何するつもり!」

精霊A「ルールは簡単。一番早く男をイかせた人が勝ちです」

精霊A「ただし、魔法を使ってイかせるのはルール違反とします。あくまで技巧勝負ということで」

女義賊「心配しなくても、アタシはそんな特殊な魔法使えねえよ」

精霊A「勝負はフェラ、アナル舐め、本番の順で三本勝負。もし二回以上あなたが勝利することができれば、あなたたちを解放しましょう」

女義賊 女勇者「!?」

酒飲みA「おい、勝手に決めんなよ! そいつらは俺たちが連れてきた獲物だぜ!?」

精霊A「黙りなさい」

酒飲みたち「!?」ゾクッ

精霊A「ここのルールを忘れたのですか? ここでは、私たちの言うことに従いなさい」

酒飲みA「わ、分かったよ……」

女義賊「二対一で二回以上ねぇ……随分ハンデがあるように感じるんだけど?」

精霊A「気に入りませんか? でしたら普通に乱交を楽しむのもありなのですけど」

女義賊「……もし最初の二回でアタシが勝ったら、その時点で勝負終了か?」

精霊A「いいえ。もしあなたが二回勝っていたとしても、逆に二回負けていたとしても、最後の勝負は必ず受けてもらいます」

精霊A「最後の勝負……本番では、膣内に射精させた者が勝利です」

女勇者「!?」

精霊A「もしそこで……快楽に屈してしまえば、その者は無条件で敗北とみなします」

女義賊「快楽に屈したかどうかはどうやって判断するんだよ」

精霊A「そうですね、そこは自己申告ということで」

女義賊「……いいぜ、乗るよ」

女勇者「女義賊……!? ダメだよ、膣内で射精されたりしたら妊娠しちゃうかも……!」

女義賊「大丈夫だって。アタシ避妊薬持ってるから解放された後で飲めばいいよ」

女義賊「それに、ついこの前50人分の精液を中に出されたばっかだぜ? これぐらい余裕だって」

女勇者「でも……! せめて、一回ぐらいは私も……!」

女義賊「馬鹿言ってんじゃねぇよ。あんたには戦士がいるだろ」

女勇者「……!?」

女義賊「まかせとけって! アタシの超絶技巧見せてやんよ!」

精霊A「そういえば、あなたは大丈夫?」

精霊B「……いいですよ、別に。断れる雰囲気ではありませんし」

精霊A「それでは決まりですね」

男たち三人が横に並ぶ

その正面に、精霊たちと女義賊が膝立ちをしていた。

私は依然として見えない枷に拘束されたままだった。

私は無力だ。

仲間が私のためにその身を捧げようとしているのに、私はただ黙ってそれを見ていることしかできない。

悔しくて情けなくて、奥歯を噛み締めた。


女義賊「あんたたち、勝負に負けたからって約束をなかったことにするなんつーダサい真似してくれるなよ」

精霊A「あなたこそ、多少自由になったからといってこのまま無理やり逃げようだとか考えないでくださいね」

女義賊(言われなくても、こんな酒と媚薬でふらふらの状態で逃げられるかっての)

女義賊(あぁ、まずい……さっきイかなかったからか、体でまだ快感が燻ってる)

女義賊(全身が熱い……乳首もジンジンするし、クリもひりつくみたいに敏感になってる)

女義賊(……戦士……どこで、油売ってやがんだ……)

酒飲みA「さっきは、強烈な一撃をどうも」

女義賊「え? ああ、そういやそんなこともあったな」

酒飲みA「ここじゃ精霊は丁寧に扱わなくちゃならねぇ。が、テメェには関係ない話だなァ」

女義賊「っ……」

精霊A「一回戦目はフェラです。手でしごいたりしてはいけませんからね」

精霊A「それでは、スタートです」

酒飲み「おらよ!」ズプン!

女義賊「んぶぅ!?」



一回戦目 フェラ対決!

安価↓ 精霊A
安価↓2 精霊B
安価↓3 女義賊

コンマ以下の数値が一番大きいものが勝利

酒飲みA「オラッ! 今まで散々なめた態度しやがって! どうだ俺のチンポの味は!」

女義賊「おぶぅ! んぼっ、ごぼ、ぶちゅ、んごほぉ!」

女勇者「ちょ、ちょっと、酷いよ! やめて、乱暴しないでっ!!」


男は女義賊の頭を掴んで、乱暴に前後に動かす。

人にすることじゃない。女義賊は目を見開いて、獣のような声で叫んでいた。


精霊B「あれ、いいんですか?」

精霊A「まあ男側が動いてはいけないなんてルールは決めてないですし」

精霊A「それにあれぐらいなら大丈夫でしょう、経験値じゃ負けてないらしいですから。私たちも何度も似たようなことをされました」

酒飲みB「じゃ、じゃあさ、俺たちも同じことを」

精霊A「駄目です。少しでも私たちをえずかせたら、これ噛み切りますからね」

酒飲みB「お、おう……おふっ!」

精霊A「んちゅ、れろ、ぢゅぷ……」

酒飲みC「ああぁ……すごく気持ちいい……もう出ちまいそうだ……!」

精霊B「ひゃまんひなくれいいれふからね……れろ、ぢゅぷ……」

酒飲みA「オラオラ! 負けちまうぞ! 気合入れてしゃぶれよ!」

女義賊「ぶちゅっ! ばぐ、ぢゅる、んぢゅっ……!」

女義賊(こいつ、喉の奥まで容赦なくぶち込んできやがる……! つうか、デカすぎ、アゴ外れそ……!)

女義賊(苦し、吐きそ……! でも、息すら、できねぇ……!)

女義賊(頭、ガンガン揺さぶられて……口マンコで、道具みたいに、チンポしごかれて……!)

女義賊(頭を直接犯されてるみたいだ……チンポで、いっぱい……!)

女義賊(今まで、奉仕でセックスしてたから、こんな、暴力的なフェラ、初めて……!)

女義賊(チンポに、屈服させられてるみたい……♡)

女義賊「おぼおぉぉ! んぐっ……!」

女勇者「や、やめてよ……! それ以上っ、女義賊、死んじゃうよ!!」

酒飲みA「死にゃあしねえよこれぐらいじゃ! それに、こいつの顔みりゃ分かる」

酒飲みA「こいつ、感じてやがるぜ!」

女勇者「!?」


私からでは、女義賊の表情は見えなかった。

でも、がくがくと揺さぶられながら膝立ちしている女義賊の、そのふとももが垂れてくる愛液でてらてらと光っているのは分かった。

女義賊(ダメだ、こんなフェラでキモチよくなるなんてだめぇ……♡!)

女義賊(こんなのでイかされたら、アタシ、変態……♡!)

酒飲みA「一番奥でぶちかましてやる! 全部飲めっ!」ズプン!

女義賊「んぶうう!!」


男は女義賊の後頭部を掴むと、自身の股座へ一気に引き寄せた。

そして、熱い精を吐き出した。



女義賊の快感ゲージ
安価↓のコンマ数値(二桁)+30上昇
合計で60以上なら絶頂、90以上で潮噴き絶頂
三回の勝負で合計が200を超えれば陥落

【快楽ゲージ:38(残り162)】


女義賊「ごきゅ……ごきゅ……」

女義賊(喉の奥に、直接出されてる……胃に直接、流し込まれてる……♡)

女義賊(なんつー濃さだ、それに量も……食道を精液が通ってるのが分かる……)


女義賊は男のモノを咥えたまま、吐き出される精液を飲み下していった。

女義賊が喉を鳴らす音が聞こえる。

しばらくして、男のモノが引き抜かれる。


女義賊「がはっ! はぁ、ハァ……!」

女勇者「女義賊!」

女義賊「はぁ、はぁ……へへ、あーん」


女義賊は男に向かって口を開いた。出されたものをすべて飲み干したことを確認させたのだろう。


酒飲みA「クソ、こいつ……!」

酒飲みB「お、俺も出る!」

酒飲みC「うおお……!」

精霊B「んっ、ごく……ぷはぁ。どうやら、この勝負は私たちの負けのようですね」

精霊A「……」

精霊A(あれだけ薬が回った状態で一度も絶頂せずに耐えているだなんて……)

精霊A(でも、無駄ですよ……どうせ、快楽に抗うことなんてできません)

精霊A(耐えれば耐えるほど、その反動は大きくなる……自分を苦しめることになるのですよ)

精霊A(耐えるなんて、無駄なこと……)

精霊B「……」

女勇者「だ、大丈夫!?」

女義賊「よゆーよゆー。待ってな、このまま三連勝決めてみせるから」

女義賊(なんてな……正直、さっきのはかなり危なかった……今あのチンポ挿れられたら、アタシ……)

女義賊(次はアナル舐めか……ここで体を休めたいけど、負ければ後が苦しくなる。なるべく早くイかせるしかねえ)

女義賊(アナルなんてほとんど舐めたことねぇな……まあ、抵抗があるわけじゃねえけど)

精霊A「次はアナル舐めですね。男たちは四つんばいになってください」

精霊に言われたとおりに、男たちは四つんばいになった。

お尻のほうに精霊たちと女義賊が膝をつく。


酒飲みA「このポーズなんか屈辱的だな……」

酒飲みB「でも俺、こういうの嫌いじゃねえよ」

精霊A「アナルだけ舐めてイかせるのもいいですけど、今回は手コキありにしましょう」

精霊A「でも、しっかりアナルは舐めてくださいね」

女義賊「分かったよ」

精霊A「……ただアナルを舐めるだけでは面白くありませんね」

女義賊「!?」


精霊Aの提案は? >>328
1.舐めている間マンコにバイブを指す
2.舐めている間アナルにバイブを指す
3.両方に指す
4.触手にする(どこに入れるかも)
5.媚薬を男のアナルに塗りこむ
6.その他

精霊A「アナルを舐めている間、私たちはこれを挿れましょう」


精霊が手をかざすと、宙に魔方陣が浮かび上がった。

精霊が魔方陣の中に手を入れる。魔方陣から手を抜き出すと、そこには三本の棒状の何かが握られていた。

それは、男性の性器を模っていた。


女義賊「い、挿れるってどこに……」

精霊A「もちろん、ここですよ……んっ」


精霊はその棒を戸惑うことなく自らの秘所に挿入した。


精霊A「ふふ、さぁ、あなたも」

精霊B「……しかたないですね」


もう一人の精霊も、同様に棒を挿入する。

どちらもスムーズに挿入できていたのを見るに、自然に振舞っているように見えてもしっかりと興奮しているようだった。

精霊A「ほら、あなたもどうぞ」

女義賊「……」

精霊A「玩具を使うのは初めてですか? 怖いのでしたら、遠慮なされてもいいのですよ?」

女義賊「……んなわけねえだろ。いいよ、やってやる」

女勇者「女義賊……」


女義賊は精霊から奪いとるようにその棒を手に取った。

そして、小さく息を整えると、その膨らんだ先端を秘所に押し当てた。


女義賊「あぅ、ふん……あっ、はっ……!」


精霊たちとは違い、ゆっくりと慎重にその棒を潜り込ませていく。

時々腰をビクリと震わせながらも、じりじりと、少しずつ棒を膣内に挿れていく。

男性器を模っていた部分が完全に見えなくなってから、女義賊は棒から手を離した。

女義賊は、私が今まで見たこともないような表情をしていた。

目は潤み、頬は赤く、口はだらしなく開き、のぞいた舌からよだれが垂れていた。

蕩けたような表情とは、こういう表情をさすのだろうか。

普段の勝気な女義賊の表情からは遠くかけ離れた、女の表情だった。

あの女義賊があんなになってしまうほどの快楽なんて、私の体で受け取ってしまったらどうなってしまうのだろう。

ゾクリと、背中を何かが這ったような気がした。


女勇者(な、なんだろ、今の……)

精霊A「ふふ、随分と苦しそうですね」

女義賊「はんっ……さっさと始めようぜ……」

精霊A「そうですね」


四つんばいになっている男たちの後ろに、精霊たちと女義賊が同じように四つんばいになる。

男たちの後ろの穴に、三人の舌が触れる。


酒飲みB「あふんっ!」

女勇者(女義賊……ごめんなさい、ただ見てるだけの私に、こんなことを言う資格があるのかは分からないけど)

女勇者(お願い、負けないで……!)

酒飲みA「クソ、気にくわねぇが、頑張ってイかせろよ」

女義賊「言われなくても、すぐにイかせてやるよ」

精霊A「それでは、バイブの振動が開始の合図ということでいいですね」

女義賊「!? まっ……!」


女義賊が抗議の言葉を口にする前に、蝿が飛んでいるときのような振動音が聞こえてきた。


女義賊「ッ――!?」ビクン!



二回戦目 アナル舐め対決!

安価↓ 精霊A
安価↓2 精霊B
安価↓3 女義賊

コンマ以下の数値が一番大きいものが勝利

また、女義賊のコンマ一桁が
1~4 イくのを気合で堪える
5~7 絶頂+お漏らししてしまう
8~9 何度も絶頂してしまう
0 強烈な絶頂の連続でアナルを舐めることができなくなる(判定無効、敗北確定)

酒飲みC「あひいいぃぃぃ!?」ドビュルルルル!

酒飲みB「なっ!? お前出すの早過ぎだろ!?」

酒飲みC「いやぁ、アナルに舌なんて挿れられたの初めてで……」

精霊A「余所見しないで、私の舌と手に意識を集中してください」

酒飲みB「お、おう……おっふ!」

女義賊「あひぃ! んぎ、あっ、ちゅぷ、ああぁ!」

酒飲みA「オラ、そんなんじゃいつまでたってもイけねぇぞ! もっとしっかり舐めろ!」

女義賊「う、うるひゃい……! これで、いいでゃろ……ずぷっ!」

酒飲みA「おおっ……くっ……!」

女義賊「がみゃんすんなよ……! イけ、オラッ、イけっ!」


女義賊は一心不乱に男の尻穴を舐めながら、男のモノを乱暴にしごいた。

その手つきに配慮は一切なかった。強引に、無理やりにでもイかせるという意思がはっきりと見て取れた。

顔をぐりぐりとお尻に押し付ける。男の人のお尻の穴を舐めることに、まったく躊躇がない。

端から見ていると、まるで女義賊の方が男を犯しているようだ。

女勇者(それだけ余裕がないんだ……!)

女勇者「女義賊……!」

女義賊(頼む、早くイってくれ! でないと、アタシ、もう……!)

女義賊「んぢゅ、れろれろ、ぬぷ、ずぷっ!」

酒飲みA「く、クソォ……!」

精霊A「くっ……! 早くイってください!」

酒飲みB「あ、あともうちょっと……! あふんっ!」

女義賊(頭が、フットーしそうだ……目の前が、チカチカして……『イきたい』しか、考えられない……!)

女義賊(早く早く早くハヤクハヤク――!!!)

酒飲みA「クソ、射精る……!」


ドビュルルルルル!!


女義賊の快感ゲージ
安価↓のコンマ数値(二桁)上昇
60以上で絶頂、90以上で潮噴き絶頂
三回の勝負で合計が200を超えれば陥落
現在 38(残り162)

【快楽ゲージ:129(残り71)】


女義賊が相手をしていた男が射精する。

どぱどぱと、二回目にも関わらず大量の精が吐き出され、床を勢いよく汚した。

女義賊「ッ――」

イかせたことで、一瞬でも気が緩んでしまったのか。

射精と同じタイミングで、ついにその時がやってきた。


女義賊(ダメ、もう……! これ、すごいの、キちゃッ――!!)

女義賊「ひぎいいいいいぃぃぃぃいいいいいぃぃぃ!!!」ビクンビクン!

女勇者「!?」


突如、女義賊が耳をつんざくような嬌声を上げた。

横頬を床につけ、お尻だけを上に突き上げた格好で、女義賊の体がびくんびくんと魚のように跳ねる。

女義賊の股間から、液体が勢いよく撒き散らされた。

女義賊「イグ、イグイグッ!! イグの、止まりゃない……!!」

女勇者「女義賊!? しっかりして、お願いっ!!」

女義賊(すごいこれ、イってる、すごい! イきながらイってる! 今まで堪えてたのが、全部……!)

女義賊(イくの、超キモチいいっ♡ 止まんない、おマンコ汁噴きながら、イくの止まんないぃぃ♡!)

女義賊「おっおほおおぉぉ! ングウウウウゥゥゥ!!」


あまりに激しく痙攣したからか、膣内に挿っていた棒が勢いよく弾き出された。

愛液まみれになった棒が転がっていく。

女義賊は、涙と鼻水とよだれで顔をぐしょぐしょにして、力なく笑っていた。

まだ、体の痙攣は続いている。女義賊の膝の辺りには、彼女の体液による水溜りができていた。


女義賊「あ、あひぇ……♡」

女勇者「女、義賊……」

酒飲みA「こいつ、派手にイきやがったな。はは、見ろよ! ブサイクなアヘ顔してやがるぜ!」


うつぶせになっていた女義賊の体を、男が足で軽く小突いた。

女義賊は力なく半回転し仰向けになる。

女勇者「ッ……! 何するんだお前!!」

酒飲みA「な、なんだよ、この……! 元はと言えばお前を守るために、こいつは一人体を張ったんだぜ?」

女勇者「っ……!」

酒飲みB「ふぅ~、すっきりしたぁ」

精霊A「さて、今回は私たちの勝ちでしたね」


いつの間にか、残っていたほうの精霊も男をイかせたらしい。

精霊は秘所に刺さっていた棒を引きずり出し、適当に放り投げた。


精霊A「では、最後に本番勝負……中出しセックスといきましょうか」


仰向けに倒れる女義賊の元に男が腰を下ろす。そして、力なく投げ出されていた女義賊の引き締まった太ももに手を伸ばす。


女義賊「あっ、はあ……!」


今の女義賊は、太ももに触れられるだけでも感じるらしい。体を仰け反らせながら甘い声を漏らす。

抵抗する気配はない。

蕩けきった顔で男の顔を見上げた。

女義賊の割れ目に、男の屹立した肉棒があてがわれる。

もう二度出したというのに、一向に萎える気配がない。

女義賊「あっ……やら、らめ……」

酒飲みA「ははっ、随分可愛い反応をするようになったな! さっきまでの威勢はどこ行ったんだ!?」

女義賊「いま……そんなスゴいの、いれられたら……アタシ、こわれる……」

酒飲みA「っ……! お前、いいぞ、すげぇそそる……!」

女義賊「んあっ、ああぁあ……!」


男が、女義賊の胸を鷲掴みにした。ぎゅうっと押しつぶすように握り締める。

そんな痛みしか伴わないであろう行為であっても、女義賊はキモチよさそうに喘ぐ。


精霊A「これが最後の勝負です。もし、この勝負にあなたが勝ち、なおかつ快楽に屈しなければ、お二人を解放します」

精霊A「でももし、どちらかひとつでも適わなかった場合は……」

女義賊「こ、こんなの……」

精霊A「なんですか?」

女義賊「こんなの……無理だ……」

精霊A「あら、諦めるんですか? あれだけ偉そうなことを言っていたのに……」

精霊A「勇者様がどうなってもいいということですね?」

女勇者「……!?」

女義賊「……あ、あうぅぅ……」


女義賊の目から、涙がこぼれた。

泣いている。

あの女義賊が……お調子者で、自分大好きで、でも、意外と頼りがいがあって、勇者の私よりも正義感が強くて。

一緒に過ごした期間は短いけれど、私の、私たちの、大切な仲間。


精霊A「それでは、始めましょうか」

女勇者「――ま」



女勇者はどうする?(どうなる?) >>352
1.自分が代わりに勝負を受ける
2.怖くて言葉が出ない
3.許しを請う
4.女義賊の痴態を見て、自分が発情しきっていることに気付く
5.ついに戦士が現れる(ただしコンマ一桁が6~0のときのみ)
6.その他

4

私が何か言葉を発する前に。

女義賊たちのアソコに、男たちのモノがねじ込まれた。


女義賊「んああぁぁ!! ああっ、あっ、あぁん!」

酒飲みA「やっとマンコに挿入できた! ずっと、こうやってブチ込んでやるのを待ってたんだよ!」

女義賊「あっはぁ! おほ、んひぃぃ……!」

酒飲みA「なぁ、この店に紹介なく入れるようになる条件って知ってるか?」

酒飲みA「ただ何度も酒飲みに来ればいいってわけじゃねえ。ここで常連として認められるには」

酒飲みA「精霊たちを満足させるだけのスキルとモノがなきゃいけねぇんだよ!」ズン!

女義賊「かハッ――」


男が女義賊のくびれた腰を掴み、腰を思いっきり叩きつけた。

一瞬女義賊の呼吸が止まる。

そのまま、男は激しいピストン運動を始めた。


酒飲みA「媚薬飲まされた状態の女を堕とすなんざ、朝飯前なんだよ!」パンパン!

女義賊「あぁああ! イく、またイくぅ……!」

酒飲みA「ほらイけっ! 何度でもな!!」

女義賊「あひ、あひいいいぃぃぃいいい♡!」

女義賊の顔は、完全に快楽で緩みきっていた。

もう勝負のことなんて頭にないんじゃと思うぐらい、キモチよさそうな顔で喘いでいる。

パンパンと腰を打ち付けられるたびに、女義賊の豊満な胸が激しく揺れる。

腰の動きを緩めずに、男は女義賊の胸をもみ始めた。手のひらでこねるようにしながら、指で乳首をつまむ。

女義賊は獣のような声をあげながら体を仰け反らせた。


女勇者「女、義賊……」


女義賊は、私を守るために一人で戦ったのだ。

私のために、犯された。

私のせいで。


女義賊「あはっ、んんん! ゆ、ゆるじてぇ! んほ、んほおおぉぉ♡」

女勇者(ごめん……ごめん、なさい……!)

女勇者「あっ……んあぁ……!」

一度触れると、もう駄目だった。

指が止まらない。

女義賊のはしたない声や、肉がぶつかりあい、体液が混ざり合う音を聞いていると。

どうしようもなく体が疼いて仕方がなかった。

思えば、最初から。

精霊に秘所を舐められて、性欲と快感を限界まで高められて。

女義賊が犯され、苦悶する様を間近で見せ付けられて。でも、一切触ってもらえなくて。

私の体は、勝手にどんどん発情していった。

今だってそう。

犯されて乱れる女義賊を見て、心臓がバクバクと張り裂けそうになっている。

アソコから蜜が次から次に溢れて、熱くて、指が溶けそうなぐらいだ。

女義賊は、私のために頑張ってくれたのに、私は、その女義賊をオカズにオナニーをしている。

その罪悪感すらも、今の私を興奮させるスパイスになる。

今までにないほど激しく、指で中をかき混ぜる。同時に、親指で淫核をこねた。


女勇者「んぁ、あっ……ああぁ……!」

女義賊「あひっ、あひゃあぃぃ……!」

女義賊「っ……!」


女義賊と目が合った。

心臓が止まるかと思った。背筋に冷たい汗が流れる。


女勇者「ごめんっ……ごめんなさい……! 私……!」ポロポロ


私にそんな資格なんてないのに。

私は、瞳から涙をこぼした。

それでも、指が止められない……!

女勇者「イく――!」



女義賊の快感ゲージ
安価↓のコンマ数値(二桁)+50上昇
三回の勝負で合計が200を超えれば陥落
現在 129(残り71)

女義賊「あ、あぁ……んはああぁぁ!!」


女義賊は一瞬、諦めたような顔をした後、突き立てられたペニスの衝撃で顔を悦びに歪めた。


酒飲みA「くっ……! そろそろ一発目出すぞ!」パンパン!

女義賊「や、やめ! なからし、だめらぁ! ぜったい、らめぇ……♡!」


男は女義賊にのしかかるように体を密着させ、ラストスパートをかける。

女義賊はいやいやと子供のように首を振った。

しかし、その態度とは裏腹に、その腕は男の背中に回り、脚は男の腰にがっちりと絡みついていた。


酒飲みA「あむ、ちゅぷ……れろ……」

女義賊「んっ、ちゅぱ……あふっ、んひぃい……♡!」

女義賊(今、キスはズルいぃ……♡)


女義賊が男と舌を絡める。男のよだれを嬉しそうに飲み下す。

そして、男がひときわ大きく腰を後ろへ引き……


女義賊(あぁ、くる――!)ゾクゾク!

酒飲みA「オラァ!!」ドパン!

女義賊「ひぐううううゥゥゥゥウウウウ!!!」


男は最も深くまで刺さった状態のまま女義賊の体を力いっぱい抱きしめた。

女義賊は、あられもない顔で獣のような声をあげる。

しばらくして、男は上体を起こし、女義賊からペニスを抜き取った。


女義賊「おっ、おほっ♡ おおぉう……♡」


壊れた玩具のように、女義賊の体がビクビクと痙攣する。

そのたびに、割れ目から透明の液体に混じって白濁液がごぷっと溢れてきた。


精霊A「あら、最後の勝負はあなたの勝ちだったようですね」


精霊たちはいつの間に行為を終えたのか、平然としたまま横たわる女義賊を見下ろしていた。


精霊A「おめでとうございます。これで、この勝負はあなたの勝利です」

精霊A「ああ、念のため確認しておかなければなりませんでしたね……あなたは、快楽に屈しましたか?」

女義賊「んっ……あひっ……」

精霊A「もし、屈していたのだとしたら……当然、あなた方を解放するわけにはいきません」

精霊A「ここで、朝までずっと、私たちに犯されてもらいます」

女義賊「朝まで……ずっとぉ……♡?」

精霊A「あなたもですよ、勇者様」

女勇者「あ、え……?」


私は、いまだ絶頂の余韻に浸っていた。

しかし……無残にも中出しされた女義賊の姿を見て。

さきほどの精霊の言葉を聞いてから、イったばかりのアソコが再び疼きだしたのを感じた。

……今度は、私も犯してもらえるの?


精霊A「さぁ、どうですか?」

女義賊「……」

女勇者「……」


私は、女義賊に目線を向ける。女義賊の返答次第で、今後の私の運命が決まってしまう。

心臓の鼓動が、どんどん早くなっていくのを感じる。

そして。


女義賊「……」フルフル


女義賊は、小さく首を横に振った。

精霊A「……それはつまり、快楽には屈していないということですか?」

精霊の呼びかけに、女義賊は何も答えなかった。

精霊A「……そうですか。分かりました。私たちの完敗です」

女勇者「え、え……?」

精霊A「約束通り、あなたたちを解放しましょう」


精霊が手をかざすと、この店に来たときと同じ淡い緑色の魔方陣が部屋の中に現れた。


精霊A「どうぞ、お帰りください」

女勇者「……そんな、私」


出そうになった言葉を、咄嗟に飲み込む。

女義賊が、最後の最後まで守りきったものを、私が台無しにするわけにはいかない。

僅かに残っていた勇者としてのプライドをかき集める。


精霊A「素直になる決心がついたら、また私たちに会いに来てください」

女勇者「え?」

精霊A「今度はちゃんと相手してあげますよ? 勇者様……」

女勇者「ん……」


精霊の唇が、私の唇に重なる。

戦士以外の人と、初めてキスをしてしまった。

彼女の唇はとても柔かくて、暖かくて……キモチよかった。


女勇者「……はい♡」


最後の最後で、私は。

全てを、台無しにしてしまったのかもしれない。

【4日目終了】


女勇者と女義賊の淫乱度判定をします。
女勇者 安価↓コンマ一桁
1~3 淫乱度+1
4~6 淫乱度+2
7~9 淫乱度+3
0 淫乱度+4

女義賊 安価↓コンマ一桁
1~4 淫乱度+1
5~8 淫乱度+2
9~0 淫乱度+3

【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼精霊A(とその仲間たち):
 女勇者:ランクA(堕ち始め) 女義賊:ランクB(あと一歩)
▼酒飲みA(とその仲間たち):
 女勇者:ランクA(堕ち始め) 女義賊:ランクB(あと一歩)
淫乱度:
▼女勇者:7(エッチ)
▼女義賊:9(かなりエッチ)



今日はここまで
ありがとうございました

【戦士Side】


あれからどれぐらい時間が経ったのだろう。

俺の選択は正しかったのだろうか。こんなところで、じっとしていていいのだろうか。

俺は腕を組み、息を潜めながら大樹の様子を伺っていた。

あの魔方陣は転移魔法だろう。精霊の魔力と技術なら、この街ぐらいの大きさなら街のどこにだって転移できるはずだ。

がむしゃらに探すという方法もあった。上手くいけばこちらの方がより早く二人を見つけ出すことができただろう。

だが、俺は女勇者の魔力だけは察知できるもの、ある程度距離が近くなければ分からない。

大司教のときは、あの教会が怪しいとあたりをふんでいたから運よくなんとかなったのだ。

あてもなく探し回ったところで、本当に見つけられるのか?

それよりも、もう一度他の誰かがここを通るのを待っていたほうが、二人に会える可能性は高いんじゃないか?

俺には、どちらが正しいのかなんて分からなかった。

そして俺は、後者を選んだ。


戦士(でも、あれから一人もここに姿を見せない……存在を知っている人が本当に少ないのか、それともここ以外にも入り口があるのか?)


不安で押しつぶされそうになる。

これなら、気も紛れる分街中を探し回っていたほうがよかったもしれない、なんてことを考え始めた。

女勇者も女義賊も、どちらも強い。たかがゴロツキ相手に不覚を取ることなんてありはしない。

そう頭の中で呟いても、どうしても嫌な想像が頭に浮かんでくる。

あの時、大司教の足元にいた裸の女勇者と女義賊。

あそこで、二人は何をされていたのだろう……

胸糞が悪くなる。胸が、黒い感情でいっぱいになる。


戦士(頼む、無事でいてくれ……!)


そう願ったのは、何度目だっただろうか。

突如、大樹の前に淡い緑色の魔方陣が現れた。


戦士「!?」


そして、中から二つの人影が現れた。

女勇者と、女義賊……!

戦士「おい、大丈夫か!?」

女勇者「っ、せ、戦士……」


女勇者は驚いた顔をしたあと、目線をそらした。

ドクンと、心臓が跳ねた。

今のちょっとした仕草が、俺の心をひどくざわつかせた。


戦士「大丈夫、だったか……?」

女勇者「……うん。何もなかったよ。精霊さんにも、お話聞けたし」

女勇者「ただ、その内容が……ちょっと、辛かったってだけ」


女勇者はそういって、疲れたように笑った。


戦士「……そうか」

女義賊「……」

戦士「……女義賊?」

女義賊「……あんた、今まで何やってたんだよ」

戦士「……!?」

女勇者「お、女義賊……!」

女義賊がぼそりと呟いた言葉が、胸に深く突き刺さった。

女義賊は、俺と目を合わせようとはしなかった。どこも、見ていないように見えた。

普段の溌剌とした彼女とは、明らかに様子が違っていた。


戦士「すまない……」

女義賊「いや、こっちこそ悪かった……あんたは悪くねえよ、何も」

戦士「……なぁ、本当に何もなかったのか? 中でどんな話をしたんだ? あの男たちはどうした?」

女勇者「あの人たちは、まだ飲むって。聞いた話については、明日ちゃんと話すから」

女勇者「だからとりあえず……帰ろう?」

戦士「……ああ」


握り締めた拳が震える。

……俺は、また守れなかったのか?

何が仲間だ、何が恋人だ。

大切な人を守れないで、何が。


戦士(クソッ……)

女義賊「……」

【宿】

女勇者「それじゃあ……おやすみ」


宿に着くなり、女勇者たちは部屋へと戻っていった。

去っていく背中に、何も声をかけることができなかった。

本当は、もう二人を目の届かない場所に行かせたくない。

でも、今の彼女たちに対して、同じ部屋で泊まろうとは言い出せなかった。


戦士「……」


一人きりの部屋に入り、明かりもつけないままベッドの上に腰を下ろす。

別に、何かがあったと決まったわけじゃない。

明日には、もとの元気な二人に戻っているかもしれない。

そんな都合のいいことを考えながら、いつの間にか俺は眠ってしまった。

【宿 女勇者Side】


女勇者「や、めっ……」


部屋に入ってすぐ、女義賊に壁に押し付けられた。

この壁の向こうには、戦士がいる。

女勇者は私の鎖骨に舌を這わせ、そのまま首をなぞり、耳を舐めた。

ぴちゃぴちゃという水音が鼓膜に響く。耳を舐められるのがくすぐったくて、私は甘い声を漏らしてしまう。


女勇者「あ、やっ……」


女義賊は、器用な手つきで私の装備を脱がしはじめた。

そして、肌着の下から手を潜り込ませ、私の胸を揉む。


女勇者「はあぁん……!」


女義賊がふざけて胸を揉んできたことは今までにも何度かあった。

でもこれは、そういうんじゃない。手つきがまるで違う。

まだ硬いままの乳首の周りを優しい指先でなぞる。

もどかしくて、体をよじってしまう。

女義賊の手が、今度は下腹部に潜り込んできた。


女勇者「いや、そこは……!」


くちゅ、といやらしい音がして、そのまま、女義賊の指が中に挿ってくる。


女勇者「あぁ、あ、あんっ……!」


パンツはもうぐしょぐしょで、下衣に染みができていたぐらいだった。

当然だ。あれから、この宿に戻ってくるまでずっと蜜液が溢れていたのだから。

女義賊は、ゆっくりと指を出したり挿れたりを繰り返した。

自分以外の指が中まで挿ってくるのは、これが初めてだった。

他人の指からもたらされる快感は、自分でするときよりもずっと刺激的だった。

女義賊の指の動きがどんどん激しくなる。ぐちゅぐちゅと音をたてながら、激しく中を掻き乱す。

それにあわせるように、女義賊の息も荒くなっていった。


女勇者「あ、あっ、そんな……!」

女義賊「声抑えろ……戦士に聞こえるぞ?」

女勇者「!?」


私は咄嗟に両手で口を押さえた。

女義賊は、私の胸に直接吸い付きながら、アソコを激しく責め立てた。

膝ががくがくと震える。座り込みそうになるのを、女義賊が支えていた。

女勇者(女義賊、なんで、こんなこと……!)

女義賊「体、疼いてしかたねぇだろ……? アタシが鎮めてやるよ」

女勇者「んん、んふぅぅ……!!」

女義賊「アタシの指、キモチいいか……? 女勇者は、アタシの姿を見て興奮したんだもんな?」

女勇者「っ……!?」


女義賊は、声が漏れないよう口を押さえている手の甲にキスをしてきた。

そして、舌をくにくにと押しつけてくる。

女義賊と目があった。鼻と鼻が触れ合う。

女義賊の目は、笑ったように細められていた。その色っぽさにドキッとする。

女義賊の舌や唇が艶かしく動いているのが手の甲から感じられる。

まるで、手のひらごしに熱いキスを交わしているようだった。


女勇者「ん、んぅ……んふぅぅ……!」


女義賊の指が激しくなり、私はどんどん高められていった。

アソコの奥がかっと熱くなり、全神経がそこに集中する。

そして……



女勇者はどうした? >>341
1.手で口を押さえたままイった
2.手を口からどかした

安価下

間違えました>>391です
安価下で安価は1とします

あと女勇者の現在の寝取られ度は、どちらもランクCでした

女勇者「んんんんんっっ!!」


私は生まれて初めて、他人の手による絶頂を迎えた。

戦士以外の、手で……


女勇者「んふぅ……んふぅ……」

女義賊「……悪い」


女義賊は、ばつの悪そうな顔をして私から離れていった。

壁に寄りかかり、座り込みそうになるのをなんとか耐える。


女勇者「……ごめんなさい」

女義賊「なんであんたが謝るのさ」

女勇者「私は、折れてしまった……女義賊は、最後まで必死に耐えたのに……」

女勇者「そんな女義賊の前で、私は……!」

女義賊「いいよ、もう……あんたは悪くない。アタシだって、女勇者と同じ立場だったら同じことをしていたかもしれない」

女勇者「でも……もし私が女義賊と同じ立場だったら、絶対に耐えられなかった……」

女義賊「……寝よう」


女義賊は戦闘用の装備を脱ぐと、そのままベッドに寝転んだ。

女勇者(お風呂は……明日の、朝でいいか……なんだか、疲れた……)

私もベッドの上に転がる。

女勇者(私たち、もう前みたいにはなれないのかな……)

私たちは互いに背を向け合ったまま、眠りについた。

【5日目 戦士Side】


女義賊「よーっす」

女勇者「おはよう、戦士」

戦士「……おはよう」


二人は朝風呂に入っていたようだった。髪がまだ少し濡れている。

いつものようなハイテンションということはなかったが、普通に笑顔を浮かべて挨拶をしてくれた。


戦士(少しは元気になった、のか……?)

戦士「それで、今日はどうするかなんだが……」

女勇者「ああ、そうだ。昨日精霊さんに聞いた話、戦士にも話しておかないと」

戦士「あ、ああ」


そうして、女勇者は語ってくれた。

この街ができた理由は、精霊たちが抱えた借金を返済するためだということ。

借金の理由は、精霊たちが人間社会の物を次々と購入したからだということ。

精霊たちに人間社会の物を与えていたのはとある貴族であったこと。

その貴族は、物を買うにはお金が必要だということを黙っていたこと。

すべては私たちの無知と愚かさが招いたことだと、精霊が語っていたこと。

戦士「でも、それは……」

女勇者「詐欺だよね、やっぱり……精霊と私たちとでは文化が違うのに、それを利用するなんて、許せない……」

戦士「……それで、どうするんだ? 精霊たちが物を貰っていたのは確かなんだろう?」

女勇者「……」

戦士「その貴族がお金が必要であることをあえて黙っていたという証拠でもあれば手の打ちようもあるんだろうが、精霊たちの証言だけでは……」

女義賊「……」

戦士(それにしても、女義賊が黙ってるのは意外だな……こいつはある意味勇者以上に悪は倒すって思想なはずだが……)

女勇者「……」


女勇者はなんと言う? >>399
1.もうこの街からは出よう
2.もう少し考えてみたい
3.やっぱり私は精霊たちを助けたい
4.その他

女勇者「……もう、この街からは出よう」

戦士「なっ!? いいのか!?」

女勇者「うん……精霊さんの話だと、あと一、二年もすれば全部の借金を返済できるんだって」

女勇者「私たちにできることなんて何もないし、何かをしてほしいとも思わないって、彼女たちは言ってた」

戦士「……それは、そいつらだけかもしれないだろ。もしかしたら、今も助けを求めてる精霊がいるかもしれないぞ」

女勇者「っ……そう、かな……」


女勇者は顔を伏せた。

らしくない。こいつが、助けを求める人がいるかもしれない状況を見過ごそうとするなんて。

女勇者は昔から、優しくて、純粋で、輝く太陽のようなやつだった。


女勇者「私は、もう……この街にはいたくないのっ……!」

戦士「女、勇者……」

女勇者「もう……私の知っているあの場所は、どこにもない」

戦士「……女義賊は、それでいいのか?」

女義賊「……ああ。女勇者の決定に従う」

女勇者「……」

戦士「……そうか、分かった。昨日で買出しはすんでるから、いつでも出発できるぞ」

女勇者「……うん」



どうする? >>405
1.今すぐ出発する
2.最後にかつての思い出の場所に行ってみる
3.その他出発する前にしておきたいこと

女勇者「よかった……ここ、まだあったんだ」


俺たちは、街のはずれにきていた。

気を使ってくれたのか、女義賊はちょっと離れたところで待ってくれている。

そのあたりにだけ、綺麗な白色の花が咲いていた。


女勇者「あの時、ここから空に飛ばしてもらったんだよね」


俺は天上を見上げた。

他の場所では、巨大な大樹の枝葉によって空が見えなくなっているのだが、ここからだけはわずかに青い空がのぞいていた。

雲が、ゆっくりと流れている。優しい風が俺たちの隣を吹き抜けていった。


女勇者「戦士、覚えてる? ここのお花で、私に花飾り作ってくれたよね」

戦士「空を飛ばせてくれた精霊に怒られたけどな」

女勇者「ふふっ」


女勇者はいくつかの花を摘むと、それを器用に編み出した。

そしてできた輪っかを頭に乗せる。


女勇者「えへへ、どう? 上手にできたでしょ?」

戦士「ああ、俺が作ってやったやつよりずっとな」

女勇者「手先は不器用だったよね、戦士」

戦士「今でも器用というわけじゃないがな」

花飾りを頭に乗せて微笑む女勇者は、昔と何も変わらず、可愛かった。

俺は、思わず彼女を抱きしめた。


女勇者「っ……」

戦士「……好きだ」


抱きしめる。彼女のぬくもりを腕の中に感じる。


戦士「俺、もっともっと強くなるから……お前を、泣かせたりしないぐらい、強く……」

女勇者「うん……私も、大好き」


一度体を離す。女勇者を真正面から見据える。

そして、顔を近づけた。



どうなる? 安価↓コンマ一桁
1~3 ちゃんと答えてくれる
4~6 キスをするも、途中で突き飛ばされる
7~9 拒絶されてしまう
0 精霊が現れる

女勇者「っ、いや……」

戦士「……!?」


女勇者は顔をそらした。

拒絶された。

彼女とそういう関係になって初めてのことだった。


戦士(なんだ、何が悪かった!? タイミングは、そこまで間違えてないはず……!?)


想像以上にショックを受けた自分がいた。

こういうとき、どうすればいいのか分からない。

いつになく狼狽しながら、俺は彼女を掴んでいた手を離した。


戦士「わ、悪い……! つい……!」

女勇者「い、いや、私こそごめんなさい……女義賊待たせてるし、行こう」


女勇者はそういって、先に歩き始めた。

彼女は、自身の唇を指で触れていた。

その仕草が何を意味しているのか、俺には分からなかった。

精霊たちの風俗街を後にした戦士たち。

しかし、彼らのもとに少しずつ近寄ってくる崩壊の足音に、戦士は気付くことができないでいた――


【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼なし
淫乱度:
▼女勇者:7(エッチ)
▼女義賊:9(かなりエッチ)



戦士たちはどうなる? >>416
1.次なる街へ到着(どんな街かも)
2.敵に遭遇(モンスター、人間どちらでも可)
3.何かを発見(人でもダンジョンでもアイテムでもなんでも)
4.その他イベント発生(何が起こったかも)

1 傲慢な女領主が治める女尊男卑の街

女義賊「次はもっとまともな街ならいいんだけどね」

女勇者「……あ、あれ」


俺たちの目の前に、大きな壁と門が見えた。

壁は、ぐるりと内側を囲んでいるようだ。


戦士「街だな……」

女義賊「まあ、寄れる街には寄っとくのが冒険者の基本だな」

女勇者「……行こう」


勇者に続いて門まで歩いていく。

門の前には、警備兵であろう女が二人立っていた。


女勇者「すみません、旅をしているものなんですが、中に入れてもらえませんか?」

警備兵A「……貴様、男だな」

戦士「え、あ、ああ」

女義賊「こんななりの女はいないでしょ」

警備兵B「男がこの街に入りたくば、20000Gの通行税を払わなければならない」

戦士「20000G!? そりゃ随分高いな。ここは富豪か貴族の住宅街かなにかなのか?」

警備兵A「つべこべ言わずに払え。払わなければ、一歩たりとも貴様をこの街に入れることはできん」

女義賊「それは男だけが払うのか?」

警備兵A「ああ。お前たちは何も払う必要はない」

女勇者「……どうしよう。20000G、払えない額じゃないけど」

女義賊「こんな分かりやすい地雷はそうないぜ。避けちまったほうがいい」

女勇者「どうする戦士?」

戦士「そうだな……」



どうする? >>421
1.入る
2.入らない

戦士「女義賊の言うとおりだな。ここはやめとこう」

女勇者「だね。すみません、そういうことだから……」

警備兵A「お前たちも通らないのか? 手厚く歓迎するぞ」

女勇者「いえ、結構です。私たち仲間なので」

警備兵B「……ふん、男なんかと一緒にいてもろくなことはないぞ」

女勇者「……では、失礼します」


女義賊「変なところだったなぁ」

戦士「今は、各土地の領主が大きな力を持っているからな。好き勝手に街のルールを決めたりできるんだ」

女義賊「ふーん」

戦士「……」

戦士「なぁ、最近女義賊のやつ、ちょっとおかしくないか?」ヒソヒソ

女勇者「え、そ、そうかな?」

戦士「前はもっと、ウザいぐらいにうるさかいやつだったような……」

女勇者「前から、落ち着いてるときはあんな感じだったよ。仲間になってそれなりに経つし、落ち着いたんじゃないの?」

戦士「そうか……それと、気のせいだったらいいんだが、お前たち最近、なんだか距離を置いてないか?」

女勇者「そ、そんなわけないじゃん! だから落ち着いただけだって!」

戦士「そうか……まあ、あいつがお前に変なことしなくなるのはいいことだけどな」

女勇者「……」

女義賊「……ん?」

戦士「どうかしたか?」


女義賊が、何かに気付いたようだった。


何に気付いた? >>424
1.さっきの街に忍び込もうとしている少女を発見
2.さっきの街に忍び込もうとしている少年を発見
3.盗賊たちが街に襲撃をしかけているところを発見
4.魔物の群れが街に襲撃をしかけているところを発見(どんな魔物かも)
5.特に何かを見つけたわけではない
6.その他

少女は腰を落とし、手を前について、獲物に飛びつく前の獣のような格好をしていた。

靴の下に魔方陣が浮かんでいる。

彼女が顔を向ける先には、大きな壁がそびえていた。

先ほど、俺たちが入ろうとしていた街の外壁である。

俺は魔法には詳しくないが、彼女が何をしようとしているのかはだいたい察しがついた。


少女「よ、よし……!」

女義賊「よぉ」

少女「わひゃあ!?」


突然目の前に現れた女の存在にびっくりして、少女は飛び退いた。


少女「だ、誰よあんた!」

女義賊「アタシは女義賊」

女勇者「私は女勇者。君、さっき何をしようとしていたの?」

少女「えぇ!? いや、別になにも……!」

戦士「心配しなくても、俺たちはあの街とは何の関係もない。告げ口したりもしないぞ」

少女「え、男……あんたたち、旅の人?」

女勇者「うん。勇者として魔王を倒すための旅をしてるんだ」

少女「ゆ、勇者様!? 勇者様、お願いがあるの! 私の友達を助けて!」

女勇者「と、とりあえず落ち着いて……友達っていうのは?」

少女「私の幼馴染。あそこのやつらに捕まっちゃったの」

女勇者「あの街の……?」

女義賊「その幼馴染ってのは女か? それとも男?」



どっち? >>427
1.女
2.男

2

少女「男だけど」

女勇者(男の、幼馴染か……)

女義賊「男? あの街、男嫌いの街なんじゃなかったのか?」

少女「うん。あの街じゃ男は奴隷のように扱われるわ」

女勇者「君の幼馴染が捕まったのって……」

少女「あそこの領主、男嫌いのくせに定期的に外の小さな村から男を攫っていくの! そして、数日前にあいつが……」

女勇者「連れて行かれちゃったんだね」

少女「……」コクッ

女勇者「……分かったよ。お姉ちゃんたちが、その子を助けてきてあげる」

少女「ほ、本当に……? 私が言うのもなんだけど、さっき出会ったばっかだよ? そんな危ないこと……」

女勇者「関係ないよそんなこと。私は勇者だもん」

女勇者「みんなもいいよね?」

戦士「聞くまでもないな」

女義賊「奪われたもんを奪い返すのはアタシの本領だぜ」

少女「みんな……ありがとう!」

女勇者「それで、その子は今どこにいるのかな? 知ってることについて、いろいろ教えてくれない?」



その子は今どこにいる? >>431
1.街の中央で儀式場を作らされている
2.人身売買の売り場に出されている
3.とある富豪の家で飼われている
4.女領主の屋敷にいる
5.魔術研究施設に捉えられている
6.その他

3

女勇者「魔術研究施設……そんなものまで」

少女「どんな研究をしてるのかは分からないけど、あの街の研究所なんて、ろくなもんじゃないのは間違いない!」

少女「早く助けないと、あいつが……!」

女勇者「うん……そうだね」

戦士「なんで壁から侵入しようとしたんだ?」

少女「私はもう面が割れちゃってるから、門からは入れないの」

女義賊「アタシたちはどうする? 戻って門から入ってみるか?」

女勇者「やっぱり入ることにしました……って、怪しまれるかな?」

少女「待って、私も一緒に行きたい!」

女勇者「えぇ、それは危ないよ! 君は村で待ってて、私たちがきっと」

少女「あなたたち、私の幼馴染の顔分かるの?」

女勇者「それは……」

女義賊「その施設ってのに捕らわれてる人全員助ければいいだけでしょ」

少女「で、でも私も行きたいの! 待ってるだけなんていや!」

女勇者「うーん、困ったなぁ」

戦士「……」


どうする? >>437
1.連れていけないとはっきり言う
2.あの壁を一人で一発で登れたら連れていってあげると言う
3.一度でも俺に攻撃をあてることができたら連れていってあげると言う
4.その他

20000G払ってくれたら連れてってやる

戦士「……そうだな、じゃあ20000G払えるか?」

少女「にまっ……!? そんな大金払えるわけないじゃない! なに、金とるの!?」

戦士「この程度の金も払えないようなお子様が、こんな危ないことしようとするんじゃない」

少女「お、お金とか年齢とか関係ないでしょ! 私はあいつのことを……!」

戦士「足手まといになる」

少女「!?」

戦士「いざというとき、お前の幼馴染だけでなくお前まで守らなくちゃいけなくなったら、当然リスクは増すよな?」

少女「わ、私、これでも魔法の心得はあるの! まったく役に立たないなんてことは……!」

戦士「ふっ……!」

少女「ちょ、何を……!」


俺は、垂直にそびえ立つ壁に向かって全力で走り出した。

身体強化魔法を脚にかける。

壁にぶつかりそうになった直前で、足を強く踏み込んだ。

前に進む力を上に進む力に帰る。

片腕を上に伸ばして、思いっきりジャンプする。

壁の半分ぐらいまでは達することができた。

戦士(やっぱり高いなこれ……!)


今度は伸ばした腕に身体強化魔法をかける。壁に指を引っ掛けられそうなところはなかった。

仕方なく、指を壁に突き立てた。

あまり力を強くしすぎると気付かれてしまうかもしれないので、爪がぎりぎり隠れるぐらいに留めておく。

あとは、両手を交互につきたてながら地道に登っていく。


女義賊「いきなり走り出してどうするのかと思ったら……なんちゅーダサい登り方だよ……」

女勇者「あはは、相変わらず無茶するなぁ」

少女「……すごい……身体強化だけであの壁を登るなんて……」

女勇者「戦士はあれしかできないからね……君の気持ち、ちょっとだけ分かるよ」

少女「え?」

女勇者「あの男の人もね、私の幼馴染なんだ」

少女「そうなの?」

女勇者「うん。昔からいっぱい一緒に遊んだり、鍛錬したりしてた……私の初恋の人」

少女「へ、へぇ、そうなんだ……今でも、好きなの?」

女勇者「……うん、大好きだよ」

女義賊「……」

女勇者「大丈夫。君の幼馴染は私たちが絶対に助け出す。約束するよ」

少女「……本当に?」

女勇者「うん。だから、私たちと彼のこと、信じて待ってて」

少女「……うん」

女義賊「【風翔魔法】。つかまれ」

女勇者「うん」


女義賊と女勇者は、ひとっとびで壁の上まで飛んできた。


戦士「お前、そんな便利な魔法使えるなら言ってくれよ……」

女義賊「言う前にあんたが勝手に飛び出したんでしょうが」

女勇者「それじゃあ、行ってくるね」


女勇者が少女に向けて手を振った。

少女は、不安な面持ちで俺たちと見つめていたが、やがて小さく手を振り返した。


女勇者「それじゃあ行こうか、人助け! 久しぶりに勇者らしいことできるね!」

女義賊「アタシも、今日は全力で行くぜ!」

戦士「あんまり無茶するなよ……行こう」


俺たちは、壁の向こう側へ飛び降りた。



街の様子はどんな感じ? >>444
1.男は過酷な力仕事をさせられている
2.男はストレス発散の道具のように扱われている
3.男は性処理の道具のように扱われている
4.その他

また、安価先コンマ一桁が
1~5 侵入はバレてない
6~0 侵入がバレた

あちこちで人間の女とオークのカップルがイチャイチャしていた
中には子連れ(女の子は人間、男の子はオークだけ)もいた

この街で差別されてるのは男ではなく、オークと比べてチンポの小さい男だったようだ

ちなみに人間の男はオークの食料

戦士「なんだ、これ……」


俺たちは、壁の内側にあった現実を受け入れられないでいた。

女勇者は顔を真っ青にして口に手を当てている。女義賊の表情は、今までにないほど怒りに満ちていた。

その広場では、何組ものカップルたちが肩を寄せ合って笑いあっていた。

女のほうは、いたって普通の人間に見える。

異常なのは、もう一方のほうだった。

女と並んでいるとさらに際立つ緑色の巨躯。上に向かって伸びる二本の牙と、豚のように上向いた鼻。

間違いない。オークだ。

腹はでっぷりとしているものの、無駄な脂肪というよりは重厚な肉の鎧という印象をうける。

そこ以外の腕や脚などの筋肉は、その肉塊を支えるためか、太くごつごつとしていた。

女たちは、そんな岩のようなオークの体に擦り寄り、うっとりとしている。

人目をはばかることなく、オークと舌を絡めあう者もいた。幼い子供を連れている者たちもいた。

彼らはみな、広場で行われている解体ショーを見ているようだった。

人間の男たちが、解体されている。

女勇者 女義賊「ッ!!」


二人は、弾丸のように飛び出していた。

解体を続けようとしていたオークたちを次々と斬り殺していく。

突然の出来事に、広場はパニックになった。いたるところで悲鳴が上がる。

さっきまで、人が解体されていても平然としていたのに……!


戦士「はああぁ!」


二人の元に駆け寄りながら、すれ違うオークたちの腹を次々を裂いていく。

女たちは、ある者は逃げ出し、ある者は亡骸にすがりつき涙を流していた。


戦士「勝手に飛び出すな! といっても、俺も我慢の限界だったがな」

女義賊「あんなもんあと一秒たりとも見てられねえよ!」

女勇者「大丈夫ですか!?」

「あ、ありがとうございます……!」

女勇者「いったい、何が起こっているんですか?」

まだ殺されていなかった男に話を聞いた。

ほんの数ヶ月前までは、ここは確かに、普通の(という言い方はおかしいが)女尊男卑の街だったという。

しかし、ある日突然、ここはオークが当たり前に闊歩する街になった。

原因は不明。

もともと王都からの干渉なく女領主が好き勝手していた土地であったことから、外から救護が来ることはなかったのだという。

抗う術を持たないものからすれば、地獄のような世界だ。

人を食らう魔物には、俺たちも何度も出会ったことがある。実際に、目の前で助けられなかったこともある。

だが、街ひとつがオークの支配下におかれるというのは聞いたことがない。

魔王のせいで魔物たちが凶暴化しているせいなのだろうか。


女勇者「許せない……」

女義賊「こりゃもう少年一人を助ける助けないの話じゃなくなってるぞ。徹底的にやるしかねぇ」

戦士「待て、どれだけオークがいるのかは分からないが、さすがに俺たち三人だけで全てを倒すのは無理だぞ」

戦士「これだけ騒ぎになったんだ。すぐにやり手が集まってくる。一度退くことも考えるべきだ」

女義賊「馬鹿言ってんな! 目の前で殺されかけてる命があるかもしれないってのに、それを見過ごして何が勇者のパーティだ!!」

戦士「現実を見ろ! ここで俺たちがやられたら、救える命も救えなくなる」

女義賊「チッ、女勇者、どうする!?」

女勇者「……」



どうする? >>458
1.一旦退く
2.魔法研究施設に行く
3.女領主のところに行く
4.その他

女勇者「女領主のところへ行こう」

女義賊 戦士「!?」

女勇者「分かんないけど、もし親玉がいるのだとしたらそこな気がする」

女勇者「群れを相手にしたときはボスを倒す! 勇者の基本!」

女義賊「……へへ、アタシは乗るぜ!」

戦士「……退かないのなら、それがベストだな。だが、どうしようもない場合は素直に退くぞ」

女勇者「分かってる。すみません、女領主はどこにいますか?」

「女領主は、向こう側の一際でかい屋敷にいます。いけば分かると思う」

「でも、あそこにはめちゃくちゃ強えオークが何体もいます! 三人だけで乗り込むなんて無謀すぎる……!」

女勇者「大丈夫。私たちは勇者のパーティなので」

「!?」

女勇者「逃げられますか?」

「ええ、大丈夫です……これでも一応、前は傭兵をやっていたので」


男はオークが使っていた大きな包丁を持つと、礼を言って去っていった。

戦士「……女勇者」

女勇者「なに?」

戦士「今度こそ、守ってみせる」


俺は、女勇者の手を強く握った。

これは、自身への誓いでもあった。


女勇者「……それじゃあ、戦士のことは私が守るね」


女勇者が握り返してくれた。

女勇者はすごい。いつだって、俺に勇気を与えてくれる。


女義賊「……アタシにもしてくれよ」

戦士「え……?」


そういって、女義賊は手を差し出してきた。

いつものように、茶化しているふうには見えなかった。

だから俺は、女勇者にしたのと同じぐらい強く女義賊の手を握りしめた。


女義賊「アタシのことも、守ってくれるか?」

戦士「……当たり前だろ、仲間だからな」

女義賊「……そっか」

女義賊は手を離した。そして、前のような勇ましい顔で不敵に笑った。


女義賊「よし、行こうっ!」

女勇者「女義賊……」

女義賊「妬いたか?」

女勇者「そ、そんなんじゃないよ! 女義賊は私にとっても、大切な仲間だから」

女義賊「……知ってるよ!」


女義賊が先頭をきって走り出した。二人で後に続く。

すれ違うオークを薙ぎ払っていく。俺たちはみな、ほぼ一撃でオークを屠っていた。


戦士(それほど強くはない……けど、やはり数が多いと厄介だ……!)


腕に強化魔法をかけ、力のままに剣を振るう。オークの肉はやはり分厚く、一体斬るごとに体力がもっていかれるようだった。

女義賊はすばやい動きで敵を翻弄し、首などの急所を的確に抉っていた。

女勇者は、多様な属性魔法と軽やかな剣捌きでオークを仕留める。

二人とも簡単にやってのけているように見えるが、実際はかなり早いペースで体力を消耗しているはずだ。


戦士(回復薬なんかは十分揃ってるが、使いどころは考えないと……!)

戦士「!?」



戦士たちの前に現れたのは? >>467
1.人間の警備兵たち
2.人質をとったオーク
3.戦士オーク
4.魔術師オーク
5.人間の男
6.その他

オーク「随分と派手に暴れまわっているようだな、虫ケラども」

戦士(なんだこいつ、他のオークとは格好が違う……?)


そのオークが、人間の魔法使いが持っているようなような杖を持っていた。

まさか、オークが魔法を使うのか?


オーク「ほう……なかなかの上玉だな」

女勇者 女義賊「っ……!」


オークは、醜い笑みを浮かべながら、舐めるように女勇者たちの体を見つめた。

女勇者と女義賊が、わずかに後ずさる。

割って入るように、俺は女勇者たちの前に立った。


オーク「たった三人でこの街に乗り込んでくるとは、運の悪いやつらよ。男は屠殺して、女は嬲り犯してやる」

戦士「させるか!!」


▼魔術師オークが現れた!


安価↓ 魔術師オークの攻撃内容指定(誰にどんな攻撃をするかなど)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが勝利

オーク「【火柱魔法】!」

女義賊「……!?」


女義賊の足元に赤い魔方陣が浮かぶ。


戦士(まさか、オークが遠隔タイプの魔方陣を……!?)


魔方陣が現れてすぐだった。

女義賊を中心に、巨大な火柱が巻き上がった。


女義賊「きゃああああぁぁぁ!!」

戦士「女義賊!?」



どうなる? 安価↓コンマ一桁
1~3 中ダメージ
4~7 大ダメージ
8~0 戦闘不能

女義賊「くっ……!」


炎が消えると、服のあちこちが焼け落ちた女義賊の姿があった。


オーク「グヒヒ! いい格好になったじゃないか!」

戦士「貴様ッ!」



▼現在2ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼魔術師オークのダメージ:なし

安価↓ 魔術師オークの攻撃内容指定(誰にどんな攻撃をするかなど)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが勝利

二つ目だけど上にないから攻撃だけ書いとくわ

女勇者にパンチで

安価もコンマ判定もひとつずつずらします

あーーー書いといてなんだけどこれ安価連取になるのかね
もしダメなら自分の下の安価で頼む

じゃあオーク安価は>>478で戦士たちのコンマ判定は>>480でします

▼攻撃成功!


女勇者「ふっ……!」


俺の横を女勇者が駆けていった。そのままオークに向かって剣を突きつける。


オーク「次はお前だ!」


オークは丸太のような腕で女勇者に殴りかかる。

魔法を使うとはいってもオークなのだ。その腕力は人間の比ではない。


女勇者「ふっ……!」

オーク「!?」


女勇者はステップを踏むようにしてオークの攻撃をさけた。

臆することなく前へ進む。そして、剣に風を纏わせると、オークの腹めがけおもいっきり突き立てた。


オーク「グヒイッ!?」


オークへのダメージは? 安価↓コンマ一桁
1~3 小ダメージ
4~6 中ダメージ
7~9 大ダメージ
0 死亡

女勇者の剣は、オークのどてっ腹に巨大な風穴を開けた。

内臓も骨も何もかもがなくなり、向こう側がよく見える。

オークは目を見開いたまま、その場に崩れ落ちた。


女勇者「ふぅ……女義賊、大丈夫!?」

女義賊「ああ、大丈夫だ……」

女勇者「【治癒魔法】」


癒しの淡い光が女義賊の体を包む。


女義賊「ありがとう……反応できなかった」

戦士「オークがあんな高度な魔法を使うとは思わないからな、仕方がないさ」

女勇者「確か、ここには魔法研究施設なんてのもあるんだよね」

戦士「どうにも気になるな。ただのオークじゃないのか、それとも、何者かが知恵を貸しているのか……」

女義賊「よし……もう大丈夫だ。行こう」

女勇者「うん!」

しばらく走っていると、周りの家に比べて一際大きな屋敷が立っていた。


戦士「あれだな」

女勇者「乗り込むよ!」


門の前には、警備兵と装備を整えたオークが立っていた。


「貴様たち、止まっ……!?」

女勇者「ごめんね!」


俺と女義賊がオークを倒し、女勇者は警備兵たちを左右に吹き飛ばしていた。

そのまま三人で門を蹴破る。


女義賊「たのもー!!」


門の向こうは開けた空間だった。金持ちの好きそうなオシャレな造りをしていて、奥には上に繋がる階段があった。



部屋の中の敵の数は? >>492
1.雑魚オークがたくさん
2.戦士オークがたくさん
3.魔術師オークがたくさん
4.戦士オークと魔術師オークが半々ぐらい
5.かなり強そうなオークが一体
6.誰もいない
7.その他(どんなのがどれぐらいいるか)

女勇者「……誰もいない」

戦士「不気味だな。騒ぎに気付いてないはずがないんだが」

女義賊「誘われてんのか……? アタシが先に行く。察知スキルはアタシが一番高いからな」


女義賊を先頭にして進む。

周囲への警戒は怠らない。女義賊の察知スキルが高いといっても、完璧ではないのだ。

階段を登って二階に。そのまま、広い道を進んでいく。

奥に、一際大きな扉が見えた。


女勇者「……あそこかな?」

女義賊「だとしたら随分分かりやすいな」

戦士「……」


慎重に進んでいく俺たち。


どうなる? >>496
1.罠発動(どんな罠かも)
2.何事もなく扉の前に着く

2

女勇者「……何も起こらなかったね」

女義賊「さてさて、鬼が出るか蛇が出るか……」

戦士「……」


女義賊が、勢いよく扉を開け放った。


中には何があった? >>500
1.一匹のオークとそれに寄り添っている女領主
2.一匹のオークとそのオークに犯されている女領主
3.一匹のオークをペットのように扱う女領主
4.犯されているたくさんの女たちと大量のオーク
5.大量の魔術師オークが杖を構えていた
6.罠が発動(どんな罠かも)
7.その他

>>493

とても広い部屋の中で、一人の女が椅子に座っていた。

ひどく衰弱している様子だった。


女領主「……」

女勇者「だ、大丈夫ですか!?」

女義賊「どうなってる? こいつが女領主なのか? オークの親玉はいないのか?」

戦士「……」


女勇者の治癒魔法の光が、女領主の体を包む。


女領主「ん、う……」

女勇者「どうしたんですか? 一体何があったんですか?」

女領主「あなたたちは……」



女領主が衰弱していた理由は? >>504
1.オークとのセックスで疲れたから
2.監禁状態だったから
3.精力と魔力を吸い取られたから
4.魔物の子を産まされたから
5.その他

4

女領主「あ、ぁ……!」

女勇者「大丈夫です、落ち着いてください……!」


女領主は、何かに怯えたように肩を震わせていた。

女勇者が落ち着かせようと肩をさする。


「オギャアァァ……オギャアァァ……」


女領主「ひぃぃ!?」

女義賊「何だ、何の声だ!?」



声の正体は? >>508
1.赤ちゃんオーク
2.触手の生えた赤ちゃんオーク
3.触手が生えて魔法も使える赤ちゃんオーク
4.触手が生えて魔法も使える形容しがたい何かの赤ちゃん
5.その他オーク以外の魔物、モンスターの赤ちゃん

コンマ一桁+1体いる

1

今日はここまで
戦闘システムとかかなり手探りでやってます、すみません

そこにいたのは、6体の小さなオークだった。

まるで赤ん坊のようだった。腕や脚は芋虫のように丸々として、四つんばいになって地面を這っている。

やつらは、何かを訴えるように泣き声を上げていた。


オーク「母乳を求めているのだ。かわいそうに、生まれたばかりだというのに母にも抱いてもらえぬとは」

女勇者たち「!?」

オーク「わが子を愛するにはまだ調教が足らなかったか、女領主」

女領主「ご、ご主人様……」

女勇者「ご主人様……?」

女義賊「随分と趣味の悪い呼ばせ方してるみてぇだな」

オーク「そうか? それは私の所有物だ。それが私を呼ぶにはふさわしい言葉だ」


目の前のオークは、今まで見た他のオークに比べ体が一回り大きかった。

右腕には、魔法を発動するためのものであろう紋章が刻まれていた。

オークらしからぬ知性と魔力を感じる。


女義賊「あんたが親玉ってことでいいのかい?」

オーク「今現在この街のすべてのオークを従えているのはこの私だな」

女義賊「けっ! 随分と癇に障る喋り方をしやがる」

女勇者「どうして、こんなことをしているの? 魔術の研究なんてしてるのは何が目的?」

オーク「そうだな、それは貴様たちと愛し合ってからベッドで語るとしよう」

戦士「!?」



戦士たちの前に立ちふさがったのは? >>524
1.ボスオーク1体のみ
2.ボスオークと雑魚オークの群れ
3.ボスオークと戦士オーク2体
4.ボスオークと魔術師オーク2体
5.ボスオークとその他なにか

1

▼ボスオークが現れた!


女義賊「あんた一体か?」

オーク「私だけで十分だろう」

戦士「後悔するなよ!」

オーク「それは私の台詞だ」


三人で一斉に駆ける。

オークは悠然とした態度でその場に立っていた。



▼現在1ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ボスオークのダメージ:なし

安価↓ 魔術師オークの攻撃内容指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

▼攻撃成功!


女勇者が先頭をきる。瞬く間に距離をつめる。

オークは動じることなく、紋章の刻まれた右腕を突き出した。


オーク「【淫乱魔法】!」

女勇者「!?」

戦士「女勇者!?」


オークの右腕から、扇状に見えない魔力の波が発せられる。

女勇者の胸元が光る。


オーク「な、これは……!?」

女勇者(鏡細工のアミュレット……!?)

戦士(魔法反射か!)

オーク「ぐおおおおぉぉぉ!!」


オークが頭を抱えその巨躯をふらつかせる。


女勇者「今だっ!!」


女勇者はどうする? >>534
1.右腕を切り落としにかかる
 コンマ一桁
 1~3 浅い傷がつくに留まる
 4~7 深手を負わせる(魔術使用が困難になる)
 8~0 切り落とすことに成功する
2.仕留めにかかる
 1~3 小ダメージ
 4~6 中ダメージ
 7~9 大ダメージ
 0 戦闘不能

選択だよね?
1

女勇者(まずは右腕を落とす……!)


女勇者は、オークの右腕めがけて剣を振り上げた。

オークは攻撃を避けようとせず、左腕で女勇者を横から殴ろうとする。

女勇者は深追いすることなくバックステップでその腕をかわした。


女勇者「くっ……!」

戦士(立て直すのが思ったより早い……! 精神混乱系の魔法ではなかったのか?)

オーク「グヒヒ、まさか魔法を反射するとはな……! おかげで滾って仕方がない!」


オークは全身の筋肉を漲らせた。そして、自らの下衣を強引に剥ぎ取る。

オークのソレは、人間とは比べ物にならないほど凶悪だった。

怒張したソレがぶるると震える。


女勇者「ひっ……!?」


女勇者がわずかに怯む。

気持ちで負けてはダメだ!


戦士「女勇者!!」

女勇者「っ、う、うん……!」



▼現在2ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ボスオークのダメージ:微小(興奮状態)

安価↓ ボスオークの攻撃内容指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

0の場合を考えていませんでした
後出しで決めるのもあれなので安価で決めて今後数値比較の場合はこれに従います
安価↓
1.0は最弱
2.0は最強
3.もう一度コンマ判定

オーク「グオオオオォォォ!!」

戦士「!?」


オークは相当興奮しているのか、雄叫びを上げながら砲弾のように突っ込んできた。

狙いは俺だ。岩のような巨体であるにもかかわらず、恐ろしい速度で迫ってくる。

魔法で身体強化もしているようだ。おそらく、今のオークの筋肉は鋼鉄のような強度を誇るだろう。

俺は物質に強化魔法をかけることはできない。下手に剣で受け止めれば、剣が折れてしまう可能性もあった。


戦士(だが、鍛錬や実戦は人一倍積んできた! 俺ならいける!)

戦士「うおおおぉぉぉ!!」

女勇者「戦士!!」


オークは風を渦巻かせながらその剛腕を振るった。

俺はそれに真正面から斬りかかる。



どうなった? 安価↓コンマ一桁
1~3 小ダメージ
4~7 中ダメージ
8~0 大ダメージ

オーク「ご、おおッ……!?」


血が飛び散った。オークの肉体に、斜めの大きな傷跡ができる。

剣を振った勢いのまま、俺はオークを避けるように斜め前に前転して距離をとった。


オーク「まさか、人間如きが、この私に傷を……!」

戦士「小物っぽい台詞を吐くんだな」

オーク「この!!」



▼現在3ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ボスオークのダメージ:中ダメージ(興奮状態)

安価↓ ボスオークの攻撃内容指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

女勇者「たぁ!」

オーク「このっ!」

女義賊「【風刃魔法】!!」

オーク「小癪な!!」


俺と女勇者がオークに切りかかり、そのわずか隙間を狙って女義賊が鋭い魔法を放つ。

オークは、女勇者の魔法反射を警戒しているようだった。


オーク「ちょこまかと……目障りだ……!」

女義賊「!?」

戦士「女義賊!?」

オーク「【淫乱魔法】!」

女勇者「ふっ!」


女勇者が魔法を妨害しようとオークへ斬りかかった。

オーク「チィ!?」

血飛沫が舞う。しかし、魔力の波は女義賊のもとへと届いてしまった。

女義賊「ッ!!」ドクン!

戦士「女義賊!」



オークへのダメージは? 安価↓コンマ一桁
1~2 微小ダメージ
3~7 小ダメージ
8~0 中ダメージ

オーク「この、人間如きが……!」


オークには、着実にダメージを与えてられている。

オークは自身に回復魔法をかけているものの、あまり得意ではないのか止血程度にしかなっていない。

肩で息をしている。最初の頃の余裕はなくなっていて、動きも明らかに悪くなっていた。

しかし……


女勇者「女義賊!?」

女義賊「はぁ、はぁ……!」


女義賊は手にしていたナイフを地面に落とした。

苦しそうに胸を抑えている。

女義賊が受けたのは、最初に女勇者が反射した魔法と同じものなはずだ。

オークが普通に戦えている以上、女義賊にも深刻な被害が出ることはないはずだが、彼女の様子はあきらかにおかしかった。

……人間にだけ強く作用する魔法なのかもしれない。

なんにせよ、放っておくのは危険すぎる。

戦士「女勇者!」

女勇者「うんっ!」


俺が暴れるオークを食い止めている間に、女勇者は女義賊のもとにかけよった。

俺には解呪魔法なんてものは使えない。女勇者に見てもらうのがいいと考えた。

女義賊は顔を赤く染め、額に汗をかいていた。ついに、座り込んでしまう。


女勇者「大丈夫!?」

女義賊「はぁ、はぁ……来る、な……」

女勇者「え?」


女義賊はどうした? 安価↓コンマ一桁
1~6 オナニーを始めた
7~9 女勇者を襲った
0 女勇者を襲い、女勇者も淫乱状態になった

女義賊「はぁ、んぁ、ああぁん……!」

女勇者「!?」

戦士「!?」


女義賊は纏っていた衣服をすべて脱ぎ去ると、自身の恥部を弄り始めた。

左手で胸を揉みながら、右手で性器の中を掻き回す。

ぐちゅぐちゅと、すでに淫らな音が響き始めていた。

何かに急き立てられるように、指の動きが激しくなっていく。


女義賊「足りない……全然、足りないっ……!」

オーク「グヒヒ! 淫乱魔法を受けたとはいえあの乱れっぷり、もともと淫乱だったのだな!」

戦士「この!」

女勇者(ど、どうすれば……! 混乱回復のアイテムでも使ってみる? それとも、戦士の援護を……!)


▼現在4ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ボスオークのダメージ:大ダメージ(興奮状態)

安価↓ ボスオークの攻撃内容指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定(女義賊行動不能によりコンマ数値-1)

また、女勇者の行動指定
1.女義賊へアイテム使用(さらにコンマ数値-1)
2.戦士の援護


コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

▼回避失敗!


女義賊「あぁ、んっ、んああぁ……!」

オーク「グヒヒ、気になるか? 剣に雑念が見えるぞ」

戦士「黙れ!」

オーク「あれはお前の女か? お前は、あの女があそこまで乱れたところを見たことがあるか?」

戦士「黙れと言っている!」

オーク「ヤりたいか?」

戦士「!?」

オーク「ふん!」

戦士「ガハッ!?」

女勇者「戦士!? くっ……!」


女勇者が俺を援護しようと駆けてくる。

しかし、オークが腕をかかげる方が早かった。


オーク「【催眠魔法】!!」

女勇者 戦士「!?」

オーク「今度は上手くいったか。反射を警戒して防衛魔法も発動していたのだが……必ず反射するというわけでもないようだ」

戦士(こ、の……! 体が……!)



オークがかけた催眠の内容は?(キャラごとに違う内容でも可) >>565

また、女勇者たちの催眠のかかりぐあい 安価先のコンマ一桁が女勇者、二桁が戦士(女義賊は無条件で強い)
1~4 弱い
5~0 強い

冷静になってオークと話し合おう

オーク「お前たち、一度冷静になれ……私は、お前たちと話がしたい」

戦士「話だと……?」

オーク「お前たちは、この街で何を見た?」

女勇者「……オークに解体されている、男の人たち」

オーク「それだけではないだろう?」

女勇者「……オークと一緒にいた、女の人たち」

オーク「彼女たちはどんな様子だった?」

女勇者「……恋人のようにオークに寄り添っていた。とても幸せそうだった」

オーク「そうだろう。この街にいる女たちはみな、幸せなのだ」

女勇者「……どうして?」

オーク「我らオークに愛されているからだ」

女勇者「……」

オーク「あの女を見ろ」


オークが指差した先には、今もなお自慰を続けている女義賊の姿があった。

もう何度目かになる絶頂を迎えていた。足元には水溜りができている。

それでも、女義賊は苦悶の表情を浮かべたまま、自分で自分を犯し続けていた。


女義賊「ダメなんだ……イっても、イっても、奥の方が、切なくてっ……!」

女義賊「チンポ……チンポ、欲しいのぉ……!」


女義賊は、涙を流しながら雄を求めていた。

その目が見つめるのは俺……ではなく。

剥き出しになった、オークの凶暴な雄だった。


オーク「とても苦しそうだろう? 楽にしてあげたいと思わないか?」

女勇者「……うん」

オーク「私なら、それができる。私なら愛してやれる……あの女も、お前もな」


いつの間にか、オークは女勇者の前に立っていた。

そっと慈しむように、オークはごつごつとした指で女勇者の頬に触れた。

女勇者が、わずかに目を細める。

戦士「やめろ!」

オーク「……」

戦士「その手で女勇者に触れるな」

女勇者「戦士……」

戦士「女勇者も、女義賊も……俺が守るんだ!」

オーク「やれやれ。激情に身を駆られ対話を放棄するか。実に野蛮な生物だな、人間のオスというのは」


心の奥底から、激しい炎が燃え上がる。

それはすぐに見えない何かによってかき消されてしまう。

それでも俺は燃やし続けた。この火種だけは絶やさないと、俺は剣を強く握った。



▼戦士とボスオークの一騎打ち!

▼現在5ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ボスオークのダメージ:大ダメージ(興奮状態)

安価↓ ボスオークのコンマ判定

安価↓2 戦士のコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

オーク「【火球魔法】! 【風圧魔法】! 【岩石魔法】!」

戦士「はああああぁぁぁ!!」


迫り来る魔法攻撃を剣で薙ぎ払っていく。

無傷というわけにはいかなかった。それでも前に進む。

限界が近いのは、オークも同じはずだ。

オークは右腕の筋肉を漲らせた。筋肉が隆起し、血管が浮かび上がる。

空気を渦巻かせながら、岩のような拳が俺の眼前に迫る。

怯みそうになる己を鼓舞し、目を逸らさないようにかっと見開く。


女勇者「戦士!!」

戦士「――!」


そして。

鮮血が舞った。

ぼとりと、肉塊が地に転がる。

オーク「な、に……!?」


俺は剣を握りなおした。

そして、右腕を失ったオークに向けて、最後の一太刀を浴びせた。


オーク「が、ハッ――」


▼戦士たちはボスオークを倒した!



戦士「――くっ」

女勇者「戦士!?」


膝をついた俺に女勇者が駆け寄ってくる。


女勇者「【回復魔法】!」

戦士「はぁ、はぁ……ありがとう」

女勇者「それは私の台詞だよ……本当に、ありがとう」

戦士「……女義賊は?」


どうなっている? >>582
1.魔法が解けたようでぐったりとしている
2.淫乱魔法が解けていない

2

女義賊「はぁあ……! ああぁ、んんうっ! もう、いやぁ……!」


女義賊はまだ、自身の体を苛め続けていた。


戦士「女義賊!?」

女勇者「そんな、なんで……!? 私は催眠が解けたのに……!?」

戦士「術者を倒しても解けないタイプか……! 女勇者、早くアイテムを!」

女勇者「うん!」


女勇者が駆けようとしたそのとき、女義賊の周りで蠢く影があった。


ベビーオークA「アア……オギャアァァ……」

戦士「オークの……!?」


いつの間にか、6体のオークの赤ん坊が女義賊の周りに集まっていた。

ぶにぶにとした手で、女義賊の体を確かめるように触る。

女義賊「あひゃあっ!? あっ、何だ、やめっ……!」

ベビーオークA「アァイ……!」カプッ

女義賊「んひいいいいぃぃぃぃ!!?」


女義賊の両胸に、二体のベビーオークがそれぞれ噛み付いた。そして、それをちゅーちゅーと吸い始める。

残りのベビーオークは、乳を吸う二体を押しのけようと女義賊の前で揉みあっていた。


女義賊「や、やめっ! んぎっ、んぎいいいいぃぃぃぃ!!」

女勇者「離れろオオオオォォォォ!!」


女勇者は、怒声を張り上げながらベビーオークたちに向かって突っ込んでいく。

俺も続こうとするも、先ほどまでの戦闘のダメージが残っていて、膝を振るわせることしかできなかった。


戦士(クソ、動けよ!! ここで守れなかったら、何の意味も……!)



▼ベビーオークの群れが現れた!

▼現在1ターン目(3ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ベビーオークたちの状態:6体ともノーダメージ

安価↓ ベビーオークのコンマ判定(生まれたばかりにつき-2)

安価↓2 女勇者のコンマ判定

女義賊(魔法での攻撃は女義賊も傷つけてしまうかもしれない。直接斬るしかない!)


女勇者は剣に風を纏わせる。接近戦を仕掛けるつもりだろう。

敵は複数、女勇者も疲労しているとはいえ、相手は生まれたばかりの赤ん坊だ。

女勇者が負けることはない。後は、いかに早く女義賊を解放してやれるかだ。

そう思っていた。

それが甘い考えだったということはすぐに思い知らされた。


女勇者「ふっ!」

ベビーオークC「ギャアアアア!?」


一番手前にいたベビーオークの顔が跡形もなく吹き飛んだ。

間髪入れず、女勇者は次の一手を繰り出そうとする。

しかし……


ベビーオークD「オギャアァァッ!!」

女勇者「ゴフッ!?」

戦士「お、女勇者!?」


ベビーオークの一体が、突如砲弾のように跳ね飛んで女勇者の腹に頭突きをかましたのだ。

鈍く重い音がした。鳩尾にもろに食らったはずだ。

女勇者がふらつく。

その隙を逃すまいと、三体のベビーオークが一斉に女勇者に飛び掛ってきた。


女勇者「!?」


女勇者はどうなる? 安価↓コンマ判定
1~3 後ろに飛び退って回避
4~6 引きずり倒され、タコ殴りにされる
7~9 引きずり倒され、胸を吸われる
0 引きずり倒され、挿入される

中途半端ですが今日はここまで
女勇者と女義賊は淫乱度が高くなっているため、快楽攻撃には気持ち弱めの設定です

女勇者「きゃあっ!?」


女勇者が引きずり倒される。

ベビーオークは倒れた女勇者の上にのしかかり、三体がかりで女勇者の体を押さえつけた。


女勇者(なんだこいつら、すごい力……!? 振りほどけない……!)


女勇者は脚をばたつかせながら必死に拘束から逃れようとしている。

ベビーオークの一体……女勇者の胴体の上に陣取っているやつが、不意に女勇者の胸倉をつかんだ。

そして、それを強引に引き剥がした。

中に巻いていたさらしも破られ、女勇者の形の整った乳房があらわになる。


女勇者「え、あ、えっ……!?」


女勇者は最初、羞恥ではなく困惑の表情を浮かべた。

そしてすぐに、それは恐怖に変わった。


女勇者「いや、いやぁぁ……!!」

戦士「やめ……!」

ベビーオークD「アアァム……!」

女勇者「ひいいぃ……!? はな、離れろ……!」


ベビーオークは女勇者の乳房にかぶりつき、嬉しそうにちゅーちゅーと吸い始めた。

女勇者が、より一層激しくもがく。しかし、のしかかるベビーオークをどけることができないでいた。


戦士(クソ、クソ、クソ……!!)


剣を杖のようにして、必死に立ち上がろうとする。

どれだけ力をこめても、鍛えてきたはずの俺の体は応えてくれなかった。

泣いてしまいそうだった。どうしようもない怒りや憎しみで、張り裂けそうになる。

目の前では今も、女勇者と女義賊が嬲られていた。


女義賊「んひいぃ、あぎッ、おほぉ……! いやだ、イぎたくない、のにぃ……!」

女義賊「おっぱい、吸わにゃいでくれぇ……! 何も、出ないからぁあ……!」


女義賊はどうなる? >>599
1.そのままイかされ続ける
2.母乳が出始める
3.ベビーオークの一体に犯され始める
4.その他

また、戦士はどうなる? 安価先コンマ一桁
1~5 立ち上がれないまま
6~0 気迫で立ち上がる

2
ある程度揉まれたり吸われたりし続けると母乳の出る特殊体質に変わる

女義賊「んひゃあぁ!? え、な、なんでっ……!?」

ベビーオークA「アァイ……!」

女義賊「あ、あぁ、はああぁ! おかし、こんなの、あはぁん……!」


女義賊の様子が変わった。

さっきまで無理やり叫ばされていたような女義賊の声に、わずかに甘いものが混ざった気がした。

ベビーオークたちは、ご機嫌そうに乳房をしゃぶっている。


戦士「こ、のっ……!」


この屋敷に乗り込む前の、広場でのことを思い出す。

女勇者、そして女義賊の握った手の感触を。

俺は、剣の柄を力いっぱい握り締めながら立ち上がった。


女勇者「戦士……!」


俺は元々魔力の多いほうではない。残り僅かな魔力を燃やしながら、全身に身体強化魔法をかける。

まだ間に合うのなら、まだ守れるのなら、俺は……!


▼現在2ターン目(3ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ベビーオークたちの状態:残り5体

安価↓ ベビーオークのコンマ判定(生まれたばかりにつき-2)

安価↓2 戦士たちのコンマ判定 (戦士復帰により+1)

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

女勇者「この……! 【火炎――」

ベビーオーク「アァメ……!」

女勇者「ガフッ!?」


魔法を発動しようとした女勇者の鳩尾を、ベビーオークが殴りつけた。

女勇者の口から空気が吐き出される。女勇者は呻き声をあげることしかできなかった。

大人しくなった女勇者に満足したのか、ベビーオークは再び乳房にしゃぶりつく。


戦士「うおおおおおぉぉぉ!!」


叫びながら女勇者の元へ駆けていく。剣を振り落としてしまわないように、両手でしっかりと柄を握る。

女勇者の体を押さえていた一体が、俺目掛けてふっ飛んできた。

剣を振りぬく。

分厚い肉と硬い骨を斬る感触が、剣を通して手に伝わってくる。


戦士(重……!)

戦士「ハアアアアアアアア!!」

ベビーオークE「ギャフ――」


真っ二つになった肉塊が床を転がった。

そのわき腹に、ベビーオークの頭突きをもろに食らった。


戦士「がッ――!?」

ベビーオークF「オギャアァァ……!」


ベビーオークは俺の上に馬乗りになり、拳を何度も振り下ろしてきた。

血反吐を吐く。丸々とした赤ん坊のような腕は、れっきとした鈍器だった。

最後の気力を振り絞り、俺は剣をオークのわき腹に突き刺した。


ベビーオークF「オギャアアアア!!」

戦士「ハァ、ハァ……」

ベビーオークF「ウゥ、エエエエエエイ!!」

戦士「ゴフッ!?」


ベビーオークの渾身の一撃が、俺の頬を横から殴りつけた。

骨が砕けたような激痛が走る。叫びそうになるも、もうそんな体力も残っていない。

視界がかすむ。首から下の感覚がなくなってきた。

そして……


戦士はどうなった? >>608
1.完全に体が動かせなくなってしまった
2.気絶してしまった

2

>>606の一番最初

『完全に剣を振りぬいた状態になり、一瞬無防備になる。』

という行が抜けていました

【女勇者Side】


戦士はベビーオークに殴られたあと、意識を失ってしまったようだった。

ベビーオークのほうも、わき腹への一撃が致命傷となったのか、そのまま息絶える。


女勇者「戦、士……」

ベビーオークD「アァイ……!」

女勇者「ゴフッ!?」


ベビーオークが、再び私の鳩尾目掛け拳を振り下ろす。

私を押さえつけていた他のベビーオークがいなくなったから、代わりに痛みで私の動きを封じようとしているのだろう。

実際、私はその一撃をもらうたびに、鈍く広がる内臓へのダメージから呼吸をすることもままならなくなった。

胃酸が喉のすぐそこまで登ってくるのを感じて、なんとか飲み込む。

徐々に、抵抗する気力が削がれていく。動けばまた殴られる。体がそれを学習し始めていた。

悔しかった。勇者として、それなりの修羅場を潜り抜けてきたはずなのに。

こんな生まれたばかりの魔物に、いいようにされてしまうなんて……!


女勇者「かはッ……はぁ、く……」

ベビーオークD「アァム……!」

女勇者「ひゃんっ……! やめ、ろ……!」


ベビーオークは再び、私の乳房を口に含んだ。乳首を強く吸われ、甘噛みされる。

魔物に、乳首を吸われているのだ。私の顔のすぐ下で、オークの赤ちゃんが甘えるような顔をしているのが見える。

おぞましい。鳥肌が立つ。

はずなのに、私は痛みの中に甘い痺れを感じていた。


女勇者(ありえない、そんなこと、絶対に……!)


下唇を噛み締め、万が一にも変な声が漏れないようにする。

ありえない。私がこんな魔物に乳首を吸われて、キモチよさそうな声を上げるなんて……


ベビーオークD「チュウゥ……ムグッ!」


突然、ベビーオークが乳首を強く噛んだ。鋭い歯が肉に食い込む。

ビリッとした痛みと共に、電気のような刺激が全身に走る。


女勇者「んはああああぁぁぁんっ!?」


大きな嬌声が響いた。

今のは、私の声?


女勇者(そんな、そんなの……! 私、どうして……!?)


私の体の異変は、これだけでは終わらなかった。

ベビーオークに噛まれたところから、どんどん体が熱くなっていく。

感度が上がっていく。ベビーオークに乳首を吸われて、腰が大きく浮いてしまった。

じわりと、私のアソコが濡れ始めている。

女勇者(なんで……!? 明らかにおかしい! こいつ、私に何を……!?)


私は女義賊の方を見やった。

女義賊は、私よりも前に、二体ものベビーオークに胸を吸われていたのだ。

それに、女義賊は発情状態にあった。

私よりも、かなり深刻なことになっているのでは……

その予感は当たってしまった。


女義賊「おッ、おんっ! あはっ、も、もっと、おっぱい吸ってぇ……!」

女義賊「キモヂイッ……! イグッ! はは、またイかざれる……!」

女義賊「んぶううううぅぅぅぅ!!」

ベビーオークA「アァブ……!」

ベビーオークB「アァイ……!」


女義賊は、仰向けになって蛙のように脚を開き、ベビーオークの為すがままにされていた。

心なしか、数分前よりも胸が大きくなっているように思えた。ぶにぶにと、ベビーオークに弄ばれている。

女義賊は、絶え間なく豚のような声を上げ続けている。

そして、ベビーオークたちに更なる刺激を懇願していた。

あれからずっと、イかされ続けているのか?


女勇者(ッ――)


ゾッとした。

もしかしたら、女義賊はこのまま絶頂のしすぎで死んでしまうんじゃないかと本気で思った。

いや、もうすでに壊れてしまうかもしれない。


女勇者(女義賊が死んでしまったら……次は、私の番……)


おぞましい末路に、カチカチと奥歯が鳴った。

恐怖を感じていられる間に、何とかしなければ……!


▼現在3ターン目(3ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼ベビーオークたちの状態:残り3体

安価↓ ベビーオークのコンマ判定(生まれたばかりにつき-2)

安価↓2 女勇者のコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

女勇者「あっ、ああぁ……! く、ふぁん……!」

ベビーオークD「アァウゥ……!」


私の喘ぎ声に気をよくしたのか、ベビーオークは満足そうな面持ちで乳房をちゅぱちゅぱと吸っていた。

私は、快感で跳ねてしまう体の動きに合わせて、バレないように落とした剣へと手を伸ばす。

喘ぎ声をわざと大きくして、右手から注意を逸らす。

あと少し、あと少しで……!

指の先が剣の柄に触れた。

ぱっと掴んで一気に刃を引き寄せる。

ベビーオークの首元に、それは深々と突き刺さった。


ベビーオークD「アギャアアアァァァ!!」


耳をつんざくような断末魔が上がる。

鮮血が私の体を濡らす。晒されていた胸元が生温い。

私はふらつきながら立ち上がり、女義賊の元へと駆けた。

女義賊の胸を吸っていた残りの二体が私の存在を認識し上体を起こす。

口元が、白い液体で濡れていた。


女勇者(あれって……!? いや、今は後回しだ……!)


兄弟たちを殺されたからか、あるいは『食事』を邪魔されたからか。

二体のベビーオークは、怒りをあらわにして立ち上がった。

……気のせいか、ほんの数分前よりも体が大きくなっている気がする。

頭に浮かんだ一抹の不安を振り払う。

ここであの二体を殺しきる。それで全て終わりだ!


ベビーオークA「グオオオオオオオォォォォ!!」

女勇者「はあああぁぁ!!」



どうなった? 安価↓コンマ一桁
1~2 一体も殺せず
3~4 一体だけ殺せる
5~0 二体とも殺せる

二体のベビーオークが、二本の脚で力強く地面を蹴って迫る。


女勇者(早い! でも……!)


赤ん坊だと思わずに、最初から最大限に警戒していれば。


女勇者「敵じゃない!」


剣に風をまとわせる。それを横一線に薙ぐ。

飛びかかろうとしていたベビーオークの体が上下に分断された。

剣を鞘に収める。ベビーオークは、鬼のような形相をしたまま息絶えていた。


女勇者「女義賊!」

女義賊「おッ、あ、いァ……ヒッ……」

女勇者「っ……」


思わず、目を背けたくなった。

女義賊は白目をむき、口を大きく開けたまま気を失っていた。

形の整っていた胸はやはりわずかに肥大化しているようで、左右へとだらしなく垂れていた。

乳首もまた、前に見たときよりも伸びていた。ベビーオークの唾液と白い液体に濡れて光っている。

女勇者「ごめん、なさい……」


目の前の彼女は、無残というほかなかった。

胸が痛む。彼女をこの旅に誘ったのは、私だというのに。

今回も、そして前回も。苦しんでいる彼女に、私は何もしてやれなかった。


女勇者(いや、それよりもまず回復魔法と混乱回復の薬を……もし元に戻らなかったら、教会に連れて行かないと)


私は道具袋の中を探りながら女義賊の近くへ腰を下ろそうとした。

そのまま踏ん張りが利かず、尻餅をついてしまう。


女勇者「え、あれ……?」


頭がぐわんぐわんと揺れ始めた。上と下が分からなくなる。


女勇者(ダメ、今は……もっと、耐えて……)


せめて、回復魔法だけでも。

伸ばした手は、女義賊には届かなかった。

そして、私は意識を手放した。

【戦士Side】


戦士「――!?」


目を覚ますと、視界に天井が映った。

慌てて上体を起こすと激痛が走った。

顔をしかめながら辺りの様子を伺う。

俺はベッドに寝かされていたようだった。体には包帯が巻いてある。


女領主「目覚めましたか」

戦士「あんたは……」

女領主「本当は、男の手当てなどしたくなかったのですが……さすがに、命の恩人を捨て置くわけにはいきませんので」

戦士「あんたがやってくれたのか……他の二人は!? オークは!?」

女領主「オークの赤子なら全員死んでいましたよ。あの二人が倒したのでしょう」

女領主「彼女たちは今この街の医者と僧侶に手当てさせています。命に別状はないそうです」

戦士「そうか……よかった……」

女領主「あなた方三人には本当に感謝しています。あなたたちがいなければ、私たちはずっとオークの奴隷として生きなければならなかった」

戦士「……街のオークはどうなった?」

女領主「彼らは、逃げ出しました」

戦士「逃げた? なんで……」

女領主「ボスオークが殺されたからだと思います。オークたちは、彼の圧倒的な力とカリスマで纏め上げられていただけの獣の集まりですから」

戦士「……これで一件落着、ということか?」

女領主「失ったものは多いですけどね……」

女勇者「戦士!!」

戦士「!?」


扉が勢いよく開かれると、女勇者が中に飛び込んできた。

女勇者はいつもの服装ではなく、簡素な白い服を着ていた。腕や頭には包帯が巻かれている。


女勇者「……よかった」ヘナヘナ

戦士「お、おい!?」

「もう、無茶しないでください! まだ体調が万全じゃないんですから……!」


僧侶が座り込んだ女勇者の元へ駆け寄った。


戦士「頼むから、ちゃんと手当してくれる人の言うことを聞いて安静にしといてくれ。じゃないと俺の心が休まらない」

女勇者「えへへ……うん、そうするね」


女勇者は、僧侶に肩を貸してもらいながら立ち上がった。


戦士「……ごめん、俺、また肝心なところで……」

女勇者「謝ることないよ。戦士が二体も倒してくれたのはすごい大きかったよ。おかげで助かった」

女勇者「それに、オークの親玉を倒したのは戦士でしょ。戦士は、ちゃんと私たちを守ってくれたよ」

女勇者「ありがとう」

戦士「っ……」

女勇者「それじゃあまた、元気になったらね」

戦士「……女義賊は?」

女勇者「……今はまだ、寝てるって。命に別状はないらしいから、安心していいって」

戦士「そうか……」

女勇者「……」


女勇者は背を向けたまま手を振ると、僧侶に支えられながら部屋を出て行った。

【数日後】


俺は小さく息を吐くと、その扉をノックした。

戦士「女義賊、俺だ。戦士だ……入るぞ」

返事がなかったが、俺は扉を開けて中に足を踏み入れた。

女義賊「……」


女義賊はベッドの上で、窓の外を眺めていた。

まるで、俺の存在に気付いてないかのように、じっとしている。


女勇者「……女義賊、体調はどう? 怪我は、もう治ったって聞いたけど」

女義賊「……」

戦士「……」


かける言葉が、見つからなかった。

あの場で、もっとも辛い目にあったのは女義賊だ。

女義賊は強い。身も心も。だからといって。

あんなことがあったのだから、心が折れたって不思議じゃない。


戦士「……悪かった」

女勇者「ちょっと、戦士……」

戦士「俺、約束したのに……お前を守るって……それなのに、俺……」

女義賊「……」


女義賊はなんて答えた? >>631
1.「……ぷふ、なぁに辛気くせぇ顔してんだよ!」
2.「覚悟はしてたんだ」
3.「あんたは悪くねえよ」
4.「……アタシは大丈夫だよ」
5.「アタシ、パーティを抜けるよ」
6.その他

5

女義賊「アタシ、パーティを抜けるよ」

女勇者「……え?」

女義賊「もう……戦えない」

戦士「……」



どんな罵声も受ける覚悟をしていた。恨まれたって、文句は言えないと思っていた。

でも、俺が想定していたどんな言葉よりも、それは重く重く俺の心にのしかかった。

吐き気がしそうなほど、重く。


女勇者「か、体、どこか悪かったの!?」

女義賊「……怪我はあんたの言ったとおり、もう治ってるよ。もう、走ることだってできる」

女義賊「でも……もう、私の体は元の体じゃない。女勇者も聞いてるんだろ?」

女勇者「っ……」

戦士「……何の、話だ?」


女勇者は、黙って下を向いていた。代わりに、女義賊が動きを見せた。

女義賊は上衣を脱ぎ、半裸になったのだ。

引き締まったウエストと対照的に、ずっしりとした重みのある胸があらわになる。

突然の女義賊の奇行に、俺は理解が追いつかなかった。

困惑した俺がとった行動は、我ながら笑ってしまうほど最悪なものだった。

女義賊の胸を見て、生唾を飲んでしまった。

わずかに垂れたその媚肉は、見た男に思わず触りたいと思わせるほどむっちりとした肉感をしていた。

無意識のうちに、手がそれに向かって伸びそうになる。


女義賊「ふふ、アタシの胸、気になるか?」

戦士「!?」


女義賊と、その日初めて目が合った。

淫靡な、女の顔をしていた。


戦士「お、女義賊……」

女義賊「いいぞ、好きにしても……アタシも、男に触ってほしいと思ってたんだ」


女義賊が、俺たちの前で胸を揉みしだき始めた。女義賊の手のひらにはおさまらないほどのボリュームだ。

ぐにぐにと、その乳房は淫らに形を変える。乳首はすでに、ぷっくりと勃っていた。

俺は、どうするべきか分からなかった。

せめて目を逸らすべきだと思った。でも、まるで釘つけになってしまったかのように、女義賊の乱れる姿から目を離せなかった。

女勇者は下を向いたまま何も言わない。

俺は、徐々に硬くなり始めているソレを鎮めることができないでいた。

女義賊「あぁ、はあぁん……! んぁ、そろそろ、出るぞ……!」

女義賊「見ててくれ……! アタシが、おっぱいミルク射精しながらイくところぉ……!」

戦士「!?」

女義賊「あはぁ! イくううううぅぅ……!」」


女義賊の乳首から、勢いよく白い液体が飛び出した。

飛沫がベッドを濡らす。乳首の先から雫が零れ落ちる。

今の女義賊は、かつての勇敢さ、溌剌さが見る影もなかった。

鼻の下を伸ばし、口からだらしなく舌を垂らす。

なんてはしたない顔をしているんだろう。

俺のアソコは、完全にいきり立っていた。


女義賊「ダメなんだ……あれから、もう何日もたって……魔法も解けたってのに」

女義賊「体が、疼いて仕方がないんだ……もっと、感じたい……もっと、めちゃくちゃに……」

女義賊「あの時みたいに……めちゃくちゃに犯されたい……!」


女義賊は自身の胸を下から掬い上げ、その乳首を口に含んだ。

舌を艶かしく動かしながら、勃起した乳首をころころと転がす。

女義賊「はぁむ……れろ、ちゅう、んあぁ……!」


女勇者の肩が震えていた。足元に、一粒の雫が落ちる。


女義賊「ごめん、アタシもう、戦えない……! ずっと、キモチよくなることで頭がいっぱいなんだ……!」

女義賊「はあぁあ……もっとぉ……! 自分のじゃ、物足りないぃ……!」


女義賊は下に履いていたものもすべて脱ぎ去っていた。ベッドの上で開脚し、あの時のように指で激しく中を掻き回していた。


女義賊「戦士、きてぇ……!」

戦士「っ……!」

女義賊「チンポ、ブチ込んでぇぇ……! これで、最後だからぁ……!」

女勇者「っ……!」

戦士「お、おい……!」


女勇者は勢いよく振り返り、そのまま部屋から出て行ってしまった。

俺は、一人取り残される。

この状況は、何を意味しているんだろう。


女義賊「なぁ、早くぅ……! 頭、おかしくなるぅ……!」


もうすでに、おかしくなってるじゃないか。

俺は、守れなかったんだな



戦士はどうする? >>640
1.別れを告げ部屋から出て行った
2.女義賊と体を重ねた

2

俺は、女義賊の元へゆっくりと歩いていった。


戦士「……これが、お前への償いとなるのなら」


俺は独り言のように呟いた。

嘘だ。

こんなものは建前に過ぎない。

俺はただ、目の前の女を貪りたいだけだった。

女義賊の前に立つ。

女義賊が、俺の手を取った。

そして、それを自身の胸に押し当てる。

初めて触る、女の体だった。


「ごめん」


耳元で、擦れるように小さな声が聞こえた。

誰の、誰に向けての言葉だったんだろう。

唇が重なった。

瞬間、すべてがどうでもよくなった。

――――――――


女義賊と初めて出会った頃を思い出す。

小さな村を守る正義の義賊は、エッチな変人お姉さんだった。

女義賊との旅を思い出す。

お調子者でよくちょっかいもかけられたけど、頼りがいがあって、いざというときの度胸もある心強い仲間だった。

女義賊にしてもらったことを思い出す。

女義賊は、いつだって私を守ってくれた。

女義賊にしてあげられたことを思い出す。

……そんなもの、あったのかな。

彼女は、壊れてしまった。

私には、どうすることもできなかった。壊れてしまう前も、壊れてしまった後も。

だからって、本当にこれでよかったのかな?

「ふぁあん……んふ、もっと吸ってぇ……! んひいぃぃ……!」

「じゅぼ、じゅぷっ、れろ……んちゅ、じゅぷ、んぐっ! んぐ、んぐ……」

「んほおおぉぉ! チンポ、チンポきたぁぁ! これぇ、これまってたんだぁ……!」

「もっと激しく、めちゃくちゃにっ! んはっ、出して、熱いのなかにだしてぇぇ!」

「あひいいいぃぃぃいいいい!!? あ、あひっ……おほっ……」

「ん……ちゅぱ、れろ……んんっ……」


馬鹿なことをした。やめればよかった。こんなことしたって何の罪滅ぼしにもなりはしない。

ことが始まってすぐ、私は自らの愚かさを恨んだ。

戦士なら何もせずに出てくるかもなんて考えていた自分が馬鹿だった。

本当に馬鹿だ。馬鹿。殺してやりたい。

中に入って、戦士を引きずり出してやろうとも考えた。でも、中に入っていく勇気がなかった。

この場を立ち去ることもできなかった。

私は、耳をふさいでその場に座り込むことしかできなかった。


女勇者「ううぅ……うううぅぅ……!」


――――――――

少女「……」

女勇者「……ごめんなさい」

戦士「……」


女勇者は、少女に対し深々と頭を下げた。

少女の胸には、彼女の幼馴染が生前つけていたというゴーグルが抱えられていた。

魔術研究施設。実際にどんな研究が行われていたかは、女領主たちにも分からないようだった。

俺たちが動けるようになった時には、そこはすっかりもぬけの殻となっていた。

残っていたのは、複雑な魔法陣の跡と、なんらかの実験に使われたのであろう人間の死体だけだった。


少女「……嘘つき」

女勇者「っ……」

少女「嘘つき!! 絶対に助け出すって約束したじゃない!」

「こら、やめなさい!」


母親であろう女性が、少女を抱きかかえる。


少女「このっ……嘘つき……!」


少女は泣き崩れ、胸のゴーグルを抱きしめた。


女勇者「……行こう」

戦士「……」

女領主「彼女のことは私たちに任せてください。この街には今、彼女のような人が大勢いますから」

女領主「男のいないこの街は、彼女たちにとって辛い世界なのかもしれませんが」

戦士「……」

女勇者「女義賊のこと、よろしくお願いします」


女領主たちに別れを告げた後、俺たちはまた冒険に旅立った。

俺たちには……女勇者には、魔王を倒すという使命がある。

立ち止まれない。何があろうと。


戦士「……」

女勇者「……」


気まずかった。彼女と、どう接すればいいか分からなかった。

最愛の人と二人きりだというのに、沈黙が重苦しくのしかかる。


女勇者「ねえ、戦士」

戦士「な、なんだ」

女勇者「もし……私が壊れたら」

戦士「!?」

女勇者「……なんでもない」

戦士「……」

女勇者(私のことも、抱いてくれる……?)


俺たちは、旅を続ける。

例えこの先に、破滅しか待っていないとしても。

【5日目終了】

まだ5日しか経ってないのか……

想像していたよりも長く、重苦しい感じになってしまいました……

一応物語に一区切りついたということで多数決をとります

1.このまま物語は終了(おまけモードで遊ぶ)
2.このまま物語を続行(すべてが終わるまで)

下3までで多かったほうにします

>>654
表記は5日になっていますが、実際にはこれまでの旅で最低1ヶ月以上は経っているということで脳内補完お願いします

おまけモードとはなんぞや?

それでは女勇者たちの冒険を進めます。


その前に女勇者の淫乱度判定をします。

安価↓コンマ一桁
1~5 淫乱度+1
6~9 淫乱度+2
0 淫乱度+3

>>659
すべてが上手くいった世界で魔王を倒した後の女勇者(女義賊)イチゃラブ編と、悪堕ちした女義賊が旅を続けて女勇者を寝取る編のどちらかと考えていました

今日はここまでです
ありがおとうございました

今さらですが、【○日目】という表記を【○ターン目】に変えます
今までの旅も、街と街の間では数日ほど野宿をしていたと思ってください。

――――――――

【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼なし
淫乱度:
▼女勇者:9(かなりエッチ)


【6ターン目 戦士Side】


女勇者との二人きりの旅は続いた。

女義賊が仲間に加わる前は、ずっとそうしてきたはずなのだが。

記憶の中にあるあの頃の俺たちとは、随分かけ離れているように思えた。


女勇者「んはぁ、あん……くふぁあ……!」


女勇者の嬌声が聞こえてくる。

現在は夜。俺たちは野営をしていた。

魔除けのアイテムを使っているものの、野営のときは交代で夜番をすることにしていた。

今は、俺が眠り、女勇者が夜番をする時間帯だ。

しかし、俺はなかなか寝付けないでいた。

あの街を出てから、彼女は毎日ああやって夜番中に自身を慰めていた。

女勇者のそういう場面に出くわしたことは、いまだかつて一度もなかった。

俺の中の元気で純真な彼女のイメージと、そういった生々しい性的な行為を結びつけることに俺は違和感を覚えた。

だが、彼女ももう年頃の女なのだ。そういうことだってするし、そういうものの存在も理解しているはずだ。

女勇者「あふぁ、あぁん……はんんっ!!」


一際大きな嬌声が上がったあと、彼女の荒い息遣いが聞こえてきた。

達したのだろう。

……俺は、彼女にはこの行為を隠すつもりがないんじゃないかと感じていた。

何故? 誘っているのか? それこそらしくない。

それに、もし今俺が彼女の元へいったとしても、拒絶される予感しかなかった。

思えば、最後にキスをしたのはいつだっただろう。

俺たちは、まだ恋人同士なんだろうか。

それを確認する勇気は、俺にはなかった。


【次の日】


戦士たちはどうなる? >>683
1.次なる街へ到着(どんな街かも)
2.敵に遭遇(モンスター、人間どちらでも可)
3.何かを発見(人でもダンジョンでもアイテムでもなんでも)
4.その他イベント発生(何が起こったかも)

1 いわゆる普通の町に見えるが、実は女が男を使役する逆奴隷の町

俺たちが着いたのは、いたって普通そうな街だった。


案内人「おや、旅の方ですか?」

女勇者「はい」

案内人「何の特徴もない街ですが、ゆっくりしていってください」

女勇者「ありがとうございます」

案内人「……裏通りには、決して近づかないようにしてください」

女勇者「え?」

案内人「あそこは、かなり治安が悪いですので……何かありましても、我々は責任を取れません」

女勇者「……分かりました」

戦士(こんな平穏そうな街にも、やっぱりそういうところがあるんだな……)


街中を歩く。

本当に何の特徴もなさそうな街だが、すれ違う人たちを見ているとあることに気付いた。


女勇者「カップルっぽい人たち、みんなおそろいの腕輪してるね」


女勇者も同じことに気付いたようだ。

一緒に並んで歩いている男女の組は、みな相手とデザインの同じの腕輪をしていた。

それぞれのカップルの腕輪は、他のカップルの腕輪とはデザインが微妙に異なるようだった。

そういうオシャレが流行しているのだろうか。


女勇者「おそろいかぁ……そういえば私たち、そういうのしたことなかったね」

戦士「……」



どうする? >>689
1.腕輪を買いに行く
2.買わない

1

それなら、俺たちもあの腕輪を買わないか。

そんな言葉が浮かんだ。しかし、それが俺の口から出てくることはなかった。

女勇者は俺の顔をしばらく見つめたあと、黙って前に向き直った。

……俺は、こんなに意気地なしだったか?

やはり、どうしても女勇者に対して負い目を感じずにはいられなかった。

そんなことを思うぐらいなら、あんなことをしなければよかったのに。

あの時の、うだるような快楽の記憶を必死に頭から振り払う。

最低だ、俺は。


女勇者「……」

戦士「……」


黙ったまま街の中を歩く。

とりあえず宿に向かおうということになっている。

歩きながら俺は、複数の視線が突き刺さってくるのを感じていた。

女勇者や女義賊は、その美貌からよく人目を引いていた。

しかし、これは明らかに俺に向けて投げられたものだ。

どうやら、視線の主は女だけであるようだった。中には腕輪をしている者も多くいた。

買い物をしていた婦人たちが、俺を横目で見ながらひそひそと会話をしている。

何だ? 顔に何かついてるのか?


女勇者「……人の彼氏をじろじろと見ないでよ」

戦士「っ……」


女勇者が不機嫌そうに呟いた。

しかし俺は、女勇者の口から彼氏という言葉が出てきたことが嬉しかった。

嫉妬、してくれているんだろうか。

しばらくして、俺たちは宿に着いた。

特にこれといった特徴もない。体を休める分には問題なさそうだった。


「部屋は別けられますか?」

女勇者「……ひとつでお願いします」

戦士「……」


女勇者は、二人で旅をしていた頃と同じように部屋をひとつだけとった。

それでいいのか、とは聞けなかった。

俺たちはいったん荷物を宿に預けることにした。



これからどうする? >>697
1.宿でごろごろする
2.道具屋、装備屋に行く
3.酒場に行く
4.裏通りに行く
5.その他

4

買出しはすぐに終わってしまった。

適当な店で食事を済ませ、あてもなくぶらぶらと歩く。


女勇者「ねぇ、あそこ」


不意に、女勇者が横を指差した。

その先には細い路地があった。普通の格好をした恋人たちや女性たちの何人かが、その薄暗がりの中に消えていく。


女勇者「さっきからいくつかああいう路地があるけど、どこに通じてるんだろうね」

戦士「……さあな」

女勇者「……ちょっと行ってみようか」


そういうと彼女は悪戯っぽく笑いかけてきた。

ドキッとする。彼女のやんちゃな笑顔は昔から見てきたが、今の表情には今まで感じたことのない色気があった。

彼女は俺の答えを待たぬまま、俺の手をとって歩き出した。

こうやって手を引かれるのは随分久しぶりな気がした。

薄暗い路地に入る。空気が変わった気がした。

彼女は気分がいいようだった。少しワクワクしているらしい。

そんな彼女を見ていると俺も嬉しい。

懐かしい感覚だった。小さい頃はよく、二人で街の近くの草原や洞窟を探検していたっけ。

やっぱり彼女は彼女なんだと思った。

今の彼女がいったい何に期待しているのかなんて、俺には分からなかったのに。

思いのほか長かった路地から抜け出す。一気に視界が開けた。

そこは、表の通りよりも多くの人で賑わっていた。

色んな店や建物が立ち並び、人が行き来する。まるでもうひとつの街があるようだった。


戦士「なんだ、これ……」


そこは、平穏な表の街とはまるで違った。

何人かの男たちは鎖つきの首輪以外何も見につけていない状態だった。女たちに、まるでペットのように鎖を引かれている。

みすぼらしい格好をして建材を運ぶ男たちの姿もあった。ひどく疲労している者もいたが、誰も彼らを気にかける様子はない。

そして。


「んはぁ、このチンポ元気でいい……! ほら、もっと腰振って!」

「んふぅー……! んふぅー……!」


目隠しをされ口にギャグボールをはめられた全裸の少年が、必死になって腰を振っていた。

ペニスを膣で咥え込んでいる女は、大きな尻を揺らしながら喘ぎ声を上げていた。


戦士(ここ、裏通りか……!?)



裏通りを見た女勇者の反応は? >>702
1.怒りを覚えていた
2.セックスから目が離せないでいた
3.ちょっと見て回ろうと提案した
4.その他

女勇者は、怒りをあらわにしていた。


女義賊「どうして……こんなのばっかり……!」


この街の様子は、単なる風俗街とは一線を画していた。

虐げられている側……ここでは男だが、彼らは明らかに人道的な扱い方をされていない。

これでは、まるで奴隷だ。


戦士「女勇者、どうする?」

女勇者「まずは、この街のシステムを知りたい。どこかに市場があるのか、それとも街からあてがわれるのか……」

女勇者「聞き込みは勇者の基本……気が重いけどね」


この街のシステムはどんな感じ? >>705
1.男たちは市場で売られている
2.女はフリーの男を奴隷にすることができる特別な魔術あるいはアイテムを持っている
3.女たちは領主にある対価を払うことで男の奴隷を手にすることができる(どんな対価かも)
4.その他

俺たちは聞き込みをすることにした。

俺が一緒にいると怪しまれるかと思ったが、裏通りにも普通に歩いている男たちが何人かいるようだった。

しかし、彼らはみな例の腕輪をしている。


戦士(もしかして、オシャレじゃなくて何かを見分けるための証のようなものなのか?)


一度あの腕輪について表通りで聞いたほうがいいんじゃないか。

そんなことを考えていると、後ろから誰かに声をかけられた。


「すみません、ちょっといいかしら?」

女勇者「え?」

「あなたたち旅の方?」

女勇者「そうですけど……」


話しかけてきたのは女だった。胸元が大きく開いた派手な服装をしている。

なかなかの美人だった。

「珍しいわね、よその人がこんなところに来るなんて」

女勇者「何の用でしょうか」


女勇者は警戒を強めた。

俺も僅かに身を引きいつでも剣を抜ける状態にする。

こんな街で向こうから話しかけてくるなんて、怪しいと思わないほうが変だ。


「そんなに怖い顔しないでよ。ただ、あなたなかなかいい男だと思ってね」

戦士「俺が?」

女勇者「……どういうつもりですか」

「あはは、この人あなたの彼氏? いやね、私つい最近付き合ってた彼と別れちゃってね」

「こんないい男いつ盗られるか分からないから、私が貰っちゃおうって」

女勇者「なんのつもり!!」


女は俺に向けて手をかざしてきた。


どうなる? 安価↓コンマ判定
1~7 何かされる前に女勇者が女を押し倒す
8~0 戦士が女のモノになってしまう

女勇者「ッ!!」


女が動きを見せた時点で女勇者は飛び出していた。

女を押し倒し伸びた腕を掴んで動きを封じる。そして、剣の切っ先を女の喉元にあてた。


女勇者「お前、戦士に何をしようとした!?」

「い、いやああああぁぁぁぁ……!!」

戦士「お、女勇者……!」


突然の悲鳴に、街の人たちの視線が一気に集中する。

女の何人かが、俺に向けて手をかざしているのが見えた。


戦士「チィ……!」

女勇者「っ……!」


女勇者を掴んで走り出す。

あの女たちが何をしようとしていたのかは分からないが、あのままあの場にいるのは危険すぎるというのは確かだ。

戦士(あの女、手練というわけでも特別魔法の腕がありそうなわけでもなかった)

戦士(いつ盗られるか分からないと言っていた。ああいうことをできるのが結構な数いるってことか!?)


いつ盗られるか分からないというのが本当なら、少なくともこの裏通りに安全な場所などどこにもないのだろう。


戦士(とにかく一度裏通りから出る! いよいよ危ない場合は、この街からも逃げたほうが……!)


「待ちなよ兄ちゃん」


上から声がかかった。

そして、目の前に人影が下りてくる。


戦士たちの目の前に現れたのは?(得意な戦い方、魔法などもあれば) >>714
1.攫い屋の女
2.攫い屋の男
3.人間以外の生物(魔物、精霊など)

1 素手格闘

攫い屋「善良な市民を襲っておいて逃走かい? とんだ極悪人が入り込んじまったようだ」

戦士「ふざけるな、正当防衛だ」

攫い屋「ダメだよー、この街では男が女に手を上げるなんてのはご法度中のご法度なの」

攫い屋「男は女に服従すべし。さもなければ死あるのみ」


目の前に現れた女はケタケタと笑った。かなり関わり合いになりたくないタイプだ。

女は俺に向かって手をかざした。


戦士「またソレか……!」

女勇者「戦士、これ!」

戦士「……!」


女勇者は俺の隣を走り抜けていくさいに、何かを俺に放り投げた。

鏡細工のアミュレットだ。

女勇者はそのまま攫い屋の元へと一直線に駆けていく。


攫い屋「女子に手を上げるのは心が痛むなァ」

女勇者「そんな顔で言われても説得力ない!」



▼攫い屋(♀)が現れた!

▼現在1ターン目(3ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼攫い屋の状態:ダメージなし

安価↓ 攫い屋のコンマ判定

安価↓2 女勇者のコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

その女は武器らしきものを何も持っていなかった。

魔法戦タイプにも見えない。純粋な素手格闘で戦うタイプか。

女も女勇者めがけて駆け出した。

速い。身体強化をしているのか、獣のような速さで女勇者に肉迫する。

しかし。


女勇者「彼女の方がずっと速い!!」

攫い屋「!?」

女勇者は剣を抜かなかった。変わりに、右手の中に水の球体を生み出す。

女勇者「【水流魔法】!!」

攫い屋「ガハッ!?」



攫い屋へのダメージは?
1~3 小ダメージ
4~6 中ダメージ
7~9 大ダメージ
0 戦闘不能

女は建物の壁に背中から叩きつけられた。

今のうちに路地から外に逃げようとする。


攫い屋「クソッ……! 待てよ!」


女が転がるようにして俺たちの前に立ちふさがった。

体は細いのに意外とタフなようだ。


攫い屋「舐めたマネしやがって! 手抜いたこと後悔させてやる!!」


▼現在2ターン目(3ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼攫い屋の状態:中ダメージ

安価↓ 攫い屋のコンマ判定

安価↓2 女勇者のコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

女の顔が怒りで歪む。般若のような表情をしていた。

女勇者が剣を抜かなかったこと、殺傷力の高い魔法を使わなかったことがよほど気に食わないらしい。

女勇者は再び手のひらに水を集める。


攫い屋「【狂化魔法】!!」

女勇者 戦士「!?」


瞬きをする間に、女が眼前に迫っていた。

鋭い蹴りが女勇者の顔めがけて放たれる。

女勇者が咄嗟に腕で庇うも、ガードの上から着弾した蹴りは女勇者の体を吹き飛ばした。


戦士「女勇者!?」

攫い屋「グアアアアァァァ!!」



攫い屋の戦士への攻撃は? 選択肢安価かつコンマ判定 >>726
1.通常物理攻撃
 1~5 中ダメージ
 6~9 大ダメージ
 0 戦闘不能
2.奴隷化魔法
 1~5 反射する
 6~0 反射できず

2

戦士「くっ……!」


剣を抜き横に振るう。

しかし、女は超人的な反射で地面に深くしゃがみこんだ。

女が俺に手をかざした。

避けられない……!

そこから魔力が発せられた。

突如、女勇者から渡されたアミュレットが輝いた。


攫い屋「え?」


女は呆気にとられた表情をしている。女の腕に紫色の紋章が浮かんだ。

ちょうどこの街の人たちが腕輪で隠している部分だ。


攫い屋「ちょ、なん……!?」


女が腕をふるうと紋章はすぐに消えた。どうやら術者の意思で魔法を解除できるようだ。

そして、女が自身にかけていた魔法の効果も消えたらしかった。



▼現在3ターン目(3ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼攫い屋の状態:中ダメージ

安価↓ 攫い屋のコンマ判定(意表を突かれたことで-1)

安価↓2 女勇者のコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

俺は剣を頭上に掲げた。

女の目が見開かれる。


攫い屋「っ……!」

戦士「お前が望んだことだ」


剣を振り下ろす。

血飛沫が舞った。

女は白目を向いて、その場に崩れ落ちた。

攫い屋「こ、のっ……」

女勇者「くっ……」

戦士「女勇者!」

女勇者はふらふらと立ち上がってこちらに歩いてきた。

そして、治癒魔法を自分と足元の女にかける。


戦士「……大丈夫、死にはしないはずだ。早く行こう」

女勇者「うん……」


俺たちは路地を通って、裏通りから抜け出した。


これからどうする? >>736
1.この街から逃げる
2.奴隷化魔法の考案者を倒しにいく

1

戦士「逃げよう、女勇者」

女勇者「……!」

戦士「裏通りから出られたとはいえ、さすがに目立ちすぎた。すぐに警備兵が配置されるはずだ」

戦士「さっきの女もそれなりの手練だった。もし、警備兵たちが全員あの妙な魔術が使えるなら、いくらこれがあっても……」


俺は胸にさげたアミュレットに目をやった。

こいつの魔法反射は強力だが完全ではない。


戦士「女勇者……諦めてくれ」

女勇者「っ……」


女勇者は下唇を噛み締めながら小さく頷いた。

宿に戻り荷物を受け取る。困惑する宿主に一泊分の代金を渡して、俺たちはその街を飛び出した。



【6ターン目終了 ステータス変化なし】

女勇者「……ごめんね」

戦士「急にどうした?」


街を後にしてしばらく歩いたとき、女勇者はなぜか俺に謝ってきた。

なぜ謝られたのか理由が分からない。むしろ、俺の方こそ謝るべきなのに。


戦士「俺こそ、悪かった……またお前に、救いを求める人たちを見捨てさせてしまった」

女勇者「……」


勇者としての旅を始めてから、俺はこいつに諦めさせてばかりだった。

旅を始めて、世界には俺たちにはどうしようもないことがたくさんあると思い知らされた。

仕方がないことなんだ。割り切るしかない。

だけどそれでも、女勇者は何かを諦めるたびに傷ついた。その小さな背中に十字架を自ら背負っていく。

女勇者は強い。だからこそ、いつか耐え切れず折れてしまうんじゃないか。俺はそれが怖かった。


女勇者「……それは、私を守るためなんだよね?」

戦士「え?」

女勇者「私を守るために、甘い私の変わりに戦士が辛い決断をしてくれてる……最近、それに気付いたんだ」

女勇者「ありがとう……戦士がいてくれたから私、今もこうやって勇者をしていられるんだと思う」


いつか言ったようなことを女勇者が呟く。


女勇者「ありがとう」

戦士「……」



【7ターン目】

戦士たちはどうなる? >>741
1.次なる街へ到着(どんな街かも)
2.敵に遭遇(モンスター、人間どちらでも可)
3.何かを発見(人でもダンジョンでもアイテムでもなんでも)
4.その他イベント発生(何が起こったかも)

2
サキュバスの集団

俺たちは、鬱蒼とした森の中を二人で歩いていた。

ここ数時間ほど魔物と遭遇していない。

喜ぶべきことだが、なんだか不気味な感じがするのも確かだった。

今すぐにでも、そこの茂みから何かが飛び出してきそうな……


「クスクス……」

女勇者 戦士「!?」


どこからともなく、誰かの笑い声が聞こえた気がした。

俺たちは歩みを止め耳を済ませた。

俺は剣の柄に手を添える。女勇者も、いつでも魔法を発動できるよう魔力を練っていた。


「クスクス、どちらもなかなか濃い精気を持ってるわね」

戦士「誰だ!?」

「剣をおさめてちょうだい……あなたたちと戦いたいわけではないの」

女勇者「!?」


いつの間にか、俺たちの前にたたずむ女の姿があった。



その数は? 安価↓コンマ一桁+1

現れた女たちは全部で4人だった。

どの女も、女体の曲線を強調させるような扇情的な衣服を身に纏っていた。

肌は毒々しい青色をしていた。蝙蝠のような羽と、にゅるりと伸びた黒く細い尻尾を生やしていた。

明らかに人間ではない。


女勇者「悪魔……!」

淫魔A「失礼しちゃうわね。私たちは悪魔とは似て非なるものよ」

淫魔B「悪魔じゃなくて、い・ん・ま♡」

戦士「淫魔、だと……」


淫魔。書いて字のごとく、淫らな行為で人の精気を食らう魔物のことである。

話に聞いたことはあるが、こうやって遭遇したのは始めてである。

女勇者の顔がわずかに険しくなる。


戦士「で、その淫魔が揃って何のようだ」

淫魔A「もう、喧嘩腰はやめてよ。言ったでしょ、あなたたちと戦うつもりはないの」

女勇者「じゃあどういうつもり?」

淫魔B「一緒に、キモチいいことしましょう?」


淫魔の一人が、右手で輪を作りそれを自身の顔の前に持っていった。

そして、口を開けてわざとらしく大きな動作で舌をうねらせた。

戦士「ふざけるな。魔物と交わるなんて不浄な行為をするつもりはない」


俺は剣を構えた。わざわざこいつらの話に付き合ってやる必要はない。

しかし、淫魔たちは余裕そうにクスクスと笑みを浮かべていた。


淫魔C「彼女の方はそうでもないみたいだけど?」

女勇者「な、何を言って……!?」

淫魔C「あなた、可愛い顔してかなりの淫乱でしょう?」

女勇者「!?」

淫魔D「匂いで分かる。お前から漂うおいしそうな雌の匂いに釣られて私たちは集まったんだ」

淫魔B「しかも処女。処女の精気にはまた独特の味わい深さがあるのよねぇ」


女勇者が、淫乱? こいつらは何を言っているんだ?

そんな言葉は、女勇者からは最もかけ離れた……

そこまで考えて、少なくともここ数日のあいつの行動は、そう表現できてもおかしくないと思い至った。

毎晩のように自身を慰めている女勇者。だけど、だからって。


淫魔A「ふふ、彼のほうもだいぶ溜まっているようね。私たちですっきりしたら?」

女勇者「っ……! 戦士に手を出すのは絶対に許さない!!」


▼サキュバスの群れが現れた!

▼現在1ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼サキュバスたちの状態:4体ともノーダメージ

安価↓ サキュバスの行動指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

女勇者が突っ切る。

淫魔たちは余裕の笑みを浮かべたまま動こうとしなかった。


淫魔B「ふふ、血気盛んねぇ。もっと別のことに燃え上がりましょうよ」

淫魔B「【淫乱魔法】」


淫魔の瞳に魔方陣が浮かんだ。


女勇者「くっ……!」

淫魔たち「!?」


鏡細工のアミュレットが輝き、魔法を反射した。

淫魔たちが顔色を変えた。わずかに息が荒くなっている。


女勇者「本当に、こいつらみたいなのはやることが一辺倒だね!」

戦士「まったくだ!」


俺と女勇者は同時に斬りかかる。



ここにきて試しに体力システムを導入してみます。
淫魔たちの体力は全員とも100固定です。
淫魔A~Dの中からそれぞれ攻撃対象を選んでください。コンマ一桁数値×10のダメージを与えます。
同じ淫魔を攻撃してもかまいません。

女勇者の攻撃対象 安価↓
戦士の攻撃対象 安価↓2

すみません、コンマ一桁数値に+1してから×10します

▼淫魔Aに100のダメージ! 淫魔Cに10のダメージ!

▼淫魔Aを倒した!


淫魔A「――」ボトッ


女勇者に真っ二つにされた淫魔の亡骸が崩れ落ちる。

一方の俺は、淫魔の体に小さな傷をつけることしかできなかった。


淫魔C「くっ……!」

淫魔D「人間如きが、よくもやってくれたな!!」

淫魔B「きつーいお仕置きが必要なようね」


淫魔たちの雰囲気が変わる。

放たれる殺気が刃のように俺たちに突き刺さった。


▼現在2ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼サキュバスたちの状態:淫魔A:死亡 淫魔B:100 淫魔C:90 淫魔D:100


安価↓ サキュバスの行動指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

淫魔C「魔法が効かないなら……!」


淫魔は女勇者に対して接近戦をしかけてきた。

女勇者の動きを封じたいのか、魔力の帯びた腕を女勇者に突き出す。

しかし、女勇者はそれを軽やかなステップで交わした。

そして流れる動作で淫魔の胴体に蹴りを食らわせる。


淫魔C「かはっ!?」

女勇者「はぁぁ!」


女勇者は剣に風を纏わせ更なる攻撃を狙う。

接近戦では俺たちのほうに分があるようだ。

俺も女勇者に続く形で淫魔に斬りかかった。



前回同様、攻撃対象を選んでください。
淫魔A:死亡 淫魔B:100 淫魔C:90 淫魔D:100

女勇者の攻撃対象 安価↓
戦士の攻撃対象 安価↓2

▼淫魔Bに80のダメージ! 淫魔Bに20のダメージ!

▼淫魔Bを倒した!


淫魔B「そん、な――」

淫魔C「淫魔B!?」

淫魔D「クソ、貴様ら……!」


残った淫魔たちは焦りを感じているようだった。

行ける! このまま押し切れば……!


▼現在3ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼サキュバスたちの状態:淫魔A:死亡 淫魔B:死亡 淫魔C:90 淫魔D:100


安価↓ サキュバスの行動指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

俺たちは、残ったそれぞれの淫魔に対し剣を振り下ろした。


女勇者「これで終わり!」

淫魔D「く、この! 【催眠魔法】!!」


淫魔の目が妖しく光った。

ぐらりと視界が揺れる。淫魔に届く寸前で、俺たちの剣は動きを止めた。


淫魔D「はぁ、はぁ……効いたのか?」

淫魔C「必ず魔法を反射するというわけではないのね」


淫魔の一体が、女勇者の首を片手で掴んだ。


女勇者「ガ、ァ……!」

戦士「やめ、ろ……!」

淫魔D「このまま喉を砕いて殺してやる……と言いたいところだが、それは私たちの流儀に反する」

淫魔C「私たちは私たちらしく復讐させてもらうわ」



淫魔たちはどんな催眠をかけた?(それぞれ違う内容でもいい) >>770

サキュバスのことを勇者には戦士、戦士には勇者だと誤認させて唾液(媚薬)の口移し

淫魔D「ふふ、そうだな」


淫魔は女勇者の顔を覗き込む。

女勇者は、淫魔の瞳から目が離せないようだった。

女勇者に触れるな!

そう頭の中で叫んでも、俺はもう口を動かすこともできなかった。


淫魔D「お前、どっちとヤりたい」

淫魔C「そりゃあもちろん雄とよ」

淫魔D「決まりだな」


淫魔は愉快そうに口元を歪める。

そして、女勇者と唇を重ねた。



どっち目線で進める? >>775
1.戦士
2.女勇者

2

【女勇者Side】


女勇者「っ!?」


突然のことに頭が真っ白になる。

押しのけようとするも、金縛りにあったかのように体が動かない。


戦士「どうしたんだ、女勇者」

女勇者「へ?」


私の目の前には戦士が立っていた。

戦士が不安そうに私の顔を覗き込んでくる。


戦士「嫌、だったか?」

女勇者「べ、別に、そういうわけじゃ……」

戦士「なら……」


戦士がゆっくりと顔を近づけてきた。反射的に顔を背けようとするも、何かに固定されたように動かせない。

戦士との距離が0になって、私は久しぶりに戦士とキスをした。

女勇者「ん……」


胸がドキドキする。戦士とのキスは、いつだって私に戦士への気持ちを思い出させてくれる。

私は戦士じゃない人とキスをして、戦士は私じゃない人とキスをした。

そんなことが頭の中から消え去るくらい、私は戦士とのキスに幸福感を感じていた。

私、やっぱり戦士のことが好きなんだ。

どこか安心する自分がいた。


戦士「んちゅ……」

女勇者「んっ!?」


閉じていた目を見開く。

戦士は舌で私の唇を舐めた。そして、むにむにと舌で唇を押し開こうとする。

突然の戦士のステップアップに、私は動揺を隠せないでいた。

戦士とはこういう、大人のキスはまだ一度もしたことがなかった。

他の人とだって当然したことがない。

戦士は唇を器用に使って私の下唇をはむ。そのまま舌を中に潜り込ませ歯茎を舐めた。

驚いて口を開いてしまう。

舌を奥までつっこまれた。

私の舌が絡めとられ、外へと引っ張られる。

くちゅくちゅと、いやらしい音がした

戦士「ん、くちゅ……ちゅぱ、れろ……」

女勇者「んん、はむっ……ちゅぷ、んぁ……!」


頭の後ろをがっつりと掴まれ、もう片方の手で腰を強く抱きしめられていた。

戦士が上から覆いかぶさるようにして情熱的なキスをしてくる。

私は、戦士の胸の中でビクンと体を弾ませていた。


女勇者(すごい……キスだけで、こんなにキモチいいなんてぇ……!)


戦士の舌が私の口内を蹂躙する。私の舌は為すがままにされていた。

頭がぼんやりとする。戦士のことしか考えられない。

不意に、口の中に液体が流し込まれてきた。


女勇者「!?」


戦士の唾液だということはすぐに分かった。戦士は唾液を私の口の中に送り続ける。

私はそれをどうすればいいのか分からなかった。

戦士は口を離してくれない。戦士の唾液は私のものと混じり、口の中に溜まっていく一方だった。

仕方なしに、私はそれを飲み込んだ。

ごくりと、喉から音が鳴った。

戦士の口元が笑みを作ったのがわかった。そして頭を撫でられる。

背筋がゾクゾクとした。

他人の唾液を飲む。その行為に強い生理的嫌悪感を覚える。

でも、それが戦士から与えられたものだと思うと、とたんに愛おしくなる。

私は、戦士の唾液を飲み続けた。自分から戦士の舌を吸い、催促もした。

戦士の唾液、なんだかおいしい……もっと欲しい。

あの真面目な戦士とこんないやらしい行為をしているのかと思うと、最高に興奮した。

私のアソコはもう、キスだけでぐしょぐしょになっていた。


戦士「んぢゅ、あむ、むぐ……!」

女勇者「むぐ! ぱちゅ、れろ、ごくっ……!」


戦士の責めが激しさを増した。じゅるじゅると大きな音を立てて唇を吸われる。


女勇者(イっちゃう……! 本当に、キスだけでイかされちゃうぅ……♡!)


私も貪るように戦士を求めた。逞しい背中を抱きしめる。


女勇者「んんんんんんっっ!?」


腰が激しく痙攣した。膝から崩れ落ちそうになるのを戦士に支えてもらう。


女勇者「はぁ、はぁ……♡」


何分かぶりに、唇が解放された。

戦士との唾液が糸を引く。

戦士が、妖しく微笑んだ。



▼現在4ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼サキュバスたちの状態:淫魔A:死亡 淫魔B:死亡 淫魔C:90 淫魔D:100


安価↓ サキュバスの行動指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定(催眠状態により-2)

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

女勇者「はぁ、はぁ……」

戦士「女勇者……」

女勇者「戦士……」


戦士とのキスを続行しようとする。

このままずっと、戦士とこうしていたい……


「女勇者!?」

女勇者「!?」

淫魔D「くっ……! まさか、私の催眠魔法を破るとは……!」

淫魔C「ごめんなさい、しくじっちゃったわ」

女勇者「――!?」


意識が覚醒する。

全てを思い出す。私たちは今どういう状況に置かれていたのかを。

私は力強く口元を拭った。

口の周りは唾液で濡れていた。

気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い……!


戦士「大丈夫か!?」

女勇者「え、う、うん……!」


今は考えている場合じゃない。

淫魔への憎しみを剣にこめて叩きつけた。



前回同様、攻撃対象を選んでください。
淫魔A:死亡 淫魔B:死亡 淫魔C:90 淫魔D:100

女勇者の攻撃対象 安価↓
戦士の攻撃対象 安価↓2

▼淫魔Cに90のダメージ! 淫魔Cに30のダメージ!

▼淫魔Cを倒した!


淫魔C「ごめん、なさい――」

淫魔D「……おのれ」

淫魔D「おのれええええええ!! 人間風情が、餌のくせにぃ……!!」


膨大な魔力が溢れる。

角が生え、牙が伸び、瞳孔が縦に鋭くなる。

淫魔が獣のように迫ってくる。


女勇者 戦士「はあああああぁぁぁ!!」



▼現在5ターン目(5ターンたっても倒せなかった場合、あるいは全員が戦闘不能になった場合敗北)

▼サキュバスたちの状態:淫魔A:死亡 淫魔B:死亡 淫魔C:死亡 淫魔D:100


安価↓ サキュバスの行動指定(誰にどんな攻撃をするかなど。全体攻撃も可)およびコンマ判定

安価↓2 戦士たちのコンマ判定

コンマ一桁の数字が大きいほうが攻撃成功

淫魔D「ッ!!」


淫魔の瞳がきらめく。女勇者へ向けての魔法攻撃のようだった。

しかし、鏡飾りのアミュレットが発動する。


淫魔「んなっ!?」


ガクンと、淫魔が急停止する。


女勇者 戦士「はあああぁぁ!!」

淫魔「!?」


攻撃対象はDのみ
淫魔A:死亡 淫魔B:死亡 淫魔C:死亡 淫魔D:100

女勇者の攻撃コンマ 安価↓
戦士の攻撃コンマ 安価↓2

▼淫魔Dに50のダメージ! 淫魔Dに50のダメージ!

▼淫魔Dを倒した!


淫魔「この、私たちが、人間に――」


淫魔は、最後まで人間を見下しながら死んでいった。


戦士「はぁ、はぁ……」

女勇者「戦士、どうやって催眠を……」

戦士「え? ああ、その……催眠の中で、女勇者の幻覚を見せられたんだが……」

戦士「本物の女勇者がするはずもないことをしてきてな」

女勇者「っ……」

戦士「それで、これは催眠なんだって……そういえば、女勇者は……」

女勇者「……」


沈黙が流れた。

戦士は何も言わなかった。私は、戦士の顔を見るのが怖くて下を向いていた。

私は戦士が好きだ。あの催眠の中で、私は再認識した。

だけど本当にそうなのだろうか。私はちゃんと、彼を見ていたのだろうか。

あの時私が感じていたものは、本当は……



女勇者の淫乱度判定
安価↓コンマ一桁
1~3 淫乱度+0
4~0 淫乱度+1

【現在のステータス】
寝取られ候補:
▼なし
淫乱度:
▼女勇者:10(ビッチ)


【戦士Side】


それから俺たちは、回復薬と治癒魔法で体を回復させてからまた森の中を進み始めた。


女勇者「はぁ、はぁ……」


それなのに、さっきから女勇者の息が荒い。精神的な疲労が溜まっているのだろうか。


戦士「……今日はもう休むか」

女勇者「え、でも……」

戦士「もう日も落ちてきてる。無理をして進んでも魔物にやられたら本末転倒だからな」

女勇者「……」

戦士「……確かあそこに綺麗な湖があったはずだ。水でも浴びたらどうだ」

女勇者「……一緒に水浴び、する?」

戦士「っ!?」


いつだったかにも、同じようにからかわれたような気がする。

しかし、今の女勇者の言葉が冗談なのかどうか、俺には分からなかった。

女勇者「……♡」


魔物の潜む森の中だというのに、女勇者は突然装備を外し始めた。簡素な薄着の格好になる。

そして、上衣を脱ぎ捨てた。

女勇者の健康的な上半身と、さらしに巻かれた胸があらわになる。


戦士「っ……」


息をのんだ。

本当に小さい頃には一緒にお風呂に入ったりもしたけれど、恋人同士になってからも彼女の肌をまじまじと見るということはなかった。

当然ながら、あの頃とはまるで違っていた。

成熟した大人の女の体だ。

女勇者は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、自身の背中に手を回した。

さらしを解こうとしているのだ。

俺は……



どうした? >>807
1.注意してその場を去った
2.一緒に水浴びをすることにした
3.抱きしめてキスをした
4.その他

3

気付いたら体が動いていた。

俺は女勇者を抱きしめてキスをした。

いつものような優しいキスではない。

さっきの『女勇者』とのキスを思い出しながら、俺は女勇者の口の中へ舌を伸ばした。

それを絡めとられる。

じゅるじゅると、下品な音を立てて舌先をしゃぶられた。


戦士「んっ……!?」

女勇者「ぷぢゅ、れろ、んぐっ……ぷはぁ、戦士ぃ……♡」


女勇者は媚びるような声を出しながら俺の胸にもたれかかってきた。

心臓がバクバクしている。微熱が出たときのような気だるさが襲う。

俺は、今の状況を喜んでいるのだろうか。それとも、ショックを受けているのだろうか。

今まで見たこともないような表情をした女勇者が、俺に笑いかけてくる。

どうしようもなく可愛かった。


女勇者「ねぇ、エッチしよ……? 私たち、恋人同士なんだよね?」

女勇者「私、戦士が好き……大好き……戦士に抱かれたい……」

女勇者「この逞しい胸に、組み敷かれたいの……」


女勇者が俺の胸板をさする。

これが、女勇者の本心なのか? 女勇者はずっと、こんなことを考えていたのか?

俺は彼女を大切にしたかった。

彼女とそういうことをするのは、全てを終わらせて、結婚式でみんなに祝福されて、伴侶になってからだと思ってた。

彼女もそれを望んでいるのだと思ってた。

でも。そうでないのなら。

俺は。


女勇者「お願い……私も犯して……」



どうする? >>811
1.もちろんヤる
2.ヤらない

2

再びキスをしようとしてくる女勇者の肩を押さえる。


女勇者「……戦士?」

戦士「駄目だ」

女勇者「え、なんで……? 私のこと嫌いなの?」

戦士「そうじゃない。好きだから、こんなのじゃ駄目だと思ったんだ」


俺は、こいつのことがずっと好きだったんだ。

こいつとの関係は、少しずつ育んできたものだ。

それをこんな、衝動のままに一線を越えたりなんてしたくない。


戦士「お前、さっきの淫魔に何かされたんじゃないか?」

女勇者「え?」

戦士「……混乱回復の薬。精神を落ち着かせる効果もある」

女勇者「いらないよこんなの……私は」

戦士「頼む。飲んでくれ」

女勇者「……」

女勇者は悲しそうな顔をしながら、それでも薬を飲んでくれた。


戦士「ありがとう」

女勇者「……」


女勇者の頭を撫でる。女勇者は目を閉じて俺の腕の中に収まっていた。

この暖かさが愛おしい。


戦士「……水浴び行ってこい。さっぱりするぞ」

女勇者「……」

戦士「……もしお前が本当にそういうことがしたいなら、俺も覚悟決めるから」

戦士「その時はベッドでしような。初めてが外なんてレベルが高すぎるだろ」

女勇者「……はは、そうだね」


女勇者の唇に口づけをする。

今度は、いつものような優しいキスだった。

物足りなさそうな顔をしている女勇者に、俺は気付くことができなかった。


【7ターン目終了】

今日はここまで
ヤる方が選ばれてたら、女勇者と戦士が冒険を忘れてセックスに溺れるエンドとかでもいいと思ったのですが
次で寝取られると思います

【8ターン目 戦士Side】


俺たちはそれからも旅を続けていた。

遭遇する魔物がいよいよ強くなってきた。それに、心なしか瘴気も濃くなってきている気がする。

魔王城が近づきつつあるということだろう。


魔物「ギャアアアアア!」

女勇者「!?」

戦士「はぁ!」


女勇者に飛びかかろうとする魔物を斬り伏せる。

魔物が絶命したことを確認してから、片膝をつく。


女勇者「ご、ごめんなさい……!」


見ると、左腕をざっくりといかれていた。左手の指を動かすことができない。

女勇者は慌てて治癒魔法を俺にかけた。

戦士「……最近、気が抜けてるんじゃないのか?」

女勇者「っ……!」


女勇者は泣きそうに顔を歪めながら、ごめんなさいと小さく呟いた。

女勇者は最近どこか心ここにあらずといった様子で、見ていてとても危なっかしい。

戦闘中も、魔物のレベルも上がってきているとはいえ、敵に一瞬の隙をつかれることが多くなった。

さっきの攻撃だって、前までの女勇者なら十分対応できていたはずだ。

カバーに入るのにも限界がある。いつか、取り返しのつかないことになってしまうんじゃないかと怖かった。


戦士(せめてあと一人、仲間がいてくれたなら……)

戦士「……早く街をさがそう。そこでしっかり体を休めよう」

女勇者「……」


あれからしばらく、ずっと野営続きだった。

女勇者は夜番中の自慰を今でも続けていた。むしろ、前よりも悪化しているとすら思えた。

女勇者は夜番中、ほぼ休むことなくずっと自慰をするようになった。

最近は、女勇者の嬌声が気にならなくなってきた。そんなんで眠れなくなっていたら身が持たない。

……女勇者は変わってしまった。そう思わざるをえなかった。

あるいは、俺が気付くもっと前から、それは始まっていたのかもしれない。



戦士たちはどうなる? >>834
1.次なる街へ到着(どんな街かも)
2.敵に遭遇(モンスター、人間どちらでも可)
3.何かを発見(人でもダンジョンでもアイテムでもなんでも)
4.その他イベント発生(何が起こったかも)

安価どうぞ↓

4
風精霊の森に戻って風俗街の中を歩き回る
女精霊たちはとても幸せそうに娼婦の仕事をしていた

それから娼婦全体の意見を知るために、いろんな女精霊から意見を聞いてみる

>>835の一部分のみ採用します

【夜 女勇者Side】


女勇者「はぁあ……! んん、ああ……!」


私は夜番をしていた。といっても、魔除けの結界を張ってあるので今のところ夜中に襲われたということはない。

私は、周囲への注意を払わずに、自分の内側の快感だけに意識を集中させていた。

秘所に指を挿れるのはもう慣れたものだ。

中指の腹で、お腹のほうの膣壁をこする。他の場所とは少し触り心地が違う。

ここがキモチいいことを知ってから、私はイきそうになるとそこを重点的に責めることにしていた。

もう片方の手で胸を弄ぶ。ベビーオークに噛まれてから、さらに感度が増している気がする。

コリコリになった乳首を摘んでひねる。少し痛いぐらいがちょうどいい。


女勇者「はぅん! イく、イく……!」


頭が弾けた。絶頂を向かえて体が喜悦するようにびくつく。指がきゅんきゅんと締め付けられる。

でも、足りない。

物足りない。

女勇者「ふぅ、ふぅ……んっ、くぅ……!」


私は、イったばかりで敏感になっている膣内を再び掻き回し始めた。

しかし、どうしてもブレーキがかかってしまい強い刺激を与えられない。

これ以上はおかしくなるかもしれないと、体は分かっているのだろう。

休まずに自慰を続ける自分の姿が、あの時、オークに魔法をかけられた時の彼女の姿と被った。


女勇者「チンポ……チンポ、欲しいのぉ……!」


今まで口にしたこともないような卑猥な言葉が口から漏れた。

そうすると、ゾクリと背中が震えて、よりのめりこんでいきそうな気がした。


女勇者「チンポ……! チンポずぼずぼしてぇ……!」


自分の穴が逞しいソレに犯されていることを想像しながら、指を三本も連ねて激しく出し入れする。

催眠の街で見た大司教のソレを思い出す。

手に握ったときの存在感、熱い脈動を。口で奉仕したときに込み上げてきた幸福感、愛おしさを。

精霊の森で見た彼女のあられもない姿を思い出す。

荒々しく雄を叩きつけられ、快楽に屈して浮かべてしまったあの雌の顔を。

私の中で徐々に大きくなっていったソレへの渇望を、ついに自覚してしまう。


女勇者「セックス……! セックスしたい! 私も、おかしくなるぐらい……!」


戦士の顔が頭に浮かぶ。彼に愛してもらえたなら、どれほど幸せだろうか。

しかし、数日前のことを思い出す。

戦士に薬を渡されたとき、『お前は異常なんだ』と言われた気がした。

怖い。戦士を求めて再び拒絶されてしまうことが、たまらなく怖い。

手の動きが止まらない。蜜液はどうしようもなく溢れてくるのに、心は渇いて仕方がない。


女勇者「お願い……! 満たして、誰か……!」


誰でも、いいから……!

突如、下腹部のあたりがかっと熱くなった。


女勇者「んくうううぅぅ……!」


焼けるような痛みがあって、膣内の感覚がさらに鋭くなった。思わず手を止める。

女勇者「なにが……」

下のほうを見てみると、陰毛が生えている部分の少し上ぐらいに、見たこともない紋章が刻まれていた。

それはハートマークのような、あるいは子宮を象ったような形をしていた。


女勇者「嘘、なんで……この魔力……」


それは魔法によるものだった。そして、その魔力には覚えがあった。

淫らな緑色の風。

そして、私の足元に大きな魔方陣が浮かび上がった。

月明かりも届かないこの鬱蒼とした森の中に、淡い緑色の光が溢れた。


女勇者(転移魔法陣……!?)

戦士「女勇者!?」


寝ていたはずの戦士が飛び起きた。

光で目が覚めたのか、それとも元から眠っていなかったのか。


女勇者「戦士――」


そして光が消えて、森が消えた。

再び私は、ここに戻ってきた。



戦士はついてきている? >>849
1.ついてきている
2.ついてきていない

【戦士Side】


魔法陣が消えると、そこは森ではなくなっていた。

どこかの一室のようだ。窓はひとつもない。真ん中あたりに大きなベッドが置かれていた。

壁際にはソファとテーブルがあった。

ソファには二人の女が座っていた。共に淡いピンク色のお酒を飲んでいる。

緑色の髪に少し尖った耳。そして、半透明の蝶のような羽。


戦士「風の、精霊……?」

精霊A「あなたとは初めましてですね。勇者様のお仲間ですか?」

戦士「……女勇者のこと、知ってるのか?」

精霊A「ええ、まあ。一夜を共にした仲ですから」

戦士「!?」


精霊はクスクスと笑いながらグラスを傾ける。

女勇者は何も言わず、怯えたような表情をしているだけだった。

こいつは何を言っている? 一夜を……?

ふと、あの夜のことを思い出す。

女勇者たちが酒飲みにつれられて、魔方陣の向こうへ消えていってしまったあの夜のことを。

そうだ。女勇者たちの様子がおかしいと感じ始めたのはあの時からじゃないか。

あの時何があったのか、俺は知らない。何かがあったのだろうとは思っていた。

だけど、そんな。

彼女たちの様子を見て俺は、最悪の事態は起こっていないと思っていた。

なんでだ? 俺は、女勇者たちの何を見てそう思った?

本当は、そうであってほしいと思っていただけなんじゃないのか?

守れなかったと、認めたくなかっただけ。

もう、あの時とっくに、女勇者たちは……

精霊A「そういえば、もう一人の姿が見当たりませんね。どうしたんですか?」

女勇者「え……お、女義賊は……」

精霊A「……壊れてしまいましたか」

女勇者「!?」

精霊A「淫紋を通じて多少は心身の状態を把握できますので。ふふ、残念です。私たちが壊してさしあげたかったのに」

女勇者「お、お前ッ!!」

精霊A「あなたはきちんと私たちが壊してさしあげますよ。そのために来たんでしょう?」

女勇者「!?」


精霊が妖艶に微笑む。

分からない。こいつらは、いったい何の話をしているんだ?

だけど、こいつらを女勇者に触れさせてはいけないことは分かった。

女勇者はラフな薄着の格好をしていた。戦うための装備を何一つ持ってきていない。

俺は女勇者の前に立ち剣を構えた。そして、殺気をこめて精霊二人を睨みつける。


精霊A「こいつに触れたらただじゃすまさない、とでも言いたげな顔ですね」

精霊A「ふふ、愚かしい……勇者様がここに転移してきた時点で、すべてはもう手遅れというのに」

戦士「……どういうことだ」

精霊A「あなた、ちょっと邪魔ですね」


精霊がグラスをテーブルに置くと同時に、俺の体は壁に叩きつけられた。


どうなる? >>853
1.戦闘パートに突入(実質負けイベント)
2.戦闘パートなし(そのままエロシーンに突入)

2

女勇者「戦士!?」

戦士「なん、だ……!?」


壁から体を剥がせない。

身体強化の効果を腕に集中させてありったけの力をこめるも、壁と腕との間にほんの数センチほどの隙間ができるだけだった。


戦士(これが、精霊の魔法……!? 強すぎる……!)

女勇者「戦士を離せ!!」

戦士「やめろ!」


女勇者が精霊の元へ駆け出した。

魔法で氷の剣を生成し、それを目にも留まらぬ速さで振り下ろす。

しかし。

パキン、という乾いた音とともに、氷の剣はあっけなく砕け散った。


女勇者「なっ!?」

精霊A「勇者様はどれほどお強いのかと思っていたら……この程度で魔王に挑もうだなんて、身の程知らずにもほどがあります」

女勇者「この……!」

精霊A「あなたは、戦いに来たわけではないでしょう?」

女勇者「!?」


女勇者は突然動きを止めると、そのまま床に崩れ落ちた。

自身の肩を抱き、何かに耐えるように体を震えさせている。

頬はみるみる赤く染まり、息も荒くなっていく。

女勇者「あ、だ、ダメ……! やめて……!」

精霊A「なぜ拒絶するのです? あなたが求めたから、淫紋はあなたに答えたのですよ?」


精霊は女勇者の近くで膝をついた。

その白くしなやかな指が、女勇者の頬に添えられる。


戦士「やめ、ろ……!」

精霊A「……そうですね、彼にも見ていてもらいましょうか」

女勇者「!? ダメ、お願い、それだけは……!?」


言葉を続けようとする女勇者の口を、精霊は自らの口で塞いだ。

精霊の舌が、女勇者の口内にたやすく侵入する。唇と唇、舌と舌が触れ合う。

女勇者の目が驚愕に見開かれる。が、すぐにきつく閉じられた。

手のひらで精霊の体を押しのけようとしているが、うまく腕に力が入らないようだった。

女勇者のくぐもった拒絶の声が聞こえる。精霊はそれに構わずに口内を犯し続けた。


戦士「やめろ、この……!!」


今すぐ女勇者の元へ駆け寄りたかった。しかし、どれだけ気張っても体を壁から引き剥がすことができない。

いったい、今までなんのためにこの身体を鍛えてきたんだ? 彼女を守るためじゃなかったのか?

俺は、どうしようもなく無力だった。

女勇者「れろ、ちゅぷ……んむ、んちゅ……」


と、そのとき。女勇者の様子が少しずつ変化していることに気がついた。

きつく閉じられていたはずのまぶたから、少しずつ力が抜けていっていた。

精霊の体を押しのけようとしていたはずの手は、精霊の服をぎゅっと握り締めていた。

くぐもった拒絶の声は聞こえなくなり、代わりに唇と唇の隙間から甘い声が漏れるようになっていた。

一方的になすがままにされていた女勇者の舌が、精霊の口の中に伸びていっていた。

女勇者の口も、開いては閉じてを繰り返していた。

精霊と女勇者は、互いの唇をついばみ、互いの舌を絡ませ、互いの唾液を飲み下していた。

いつの間にかそれは、愛し合う者たちがするようなキスへと変わっていた。


女勇者「むちゅ、んくっ……れろ、はみゅ……ぷはぁ♡」


精霊と女勇者の唇が離れる。

女勇者は、あの時、俺に犯してほしいと頼んだ時と同じ顔をしていた。

犯されることを望む、雌の顔を。


精霊A「さて、お楽しみはこれからですよ?」


精霊たちは何をする?(精霊Bもいます。酒飲みたちや戦士を巻き込むのもあり) >>867

精霊A.Bともに双頭ディルドを使って女勇者を二穴攻め

少ないですが今日はここまでです

すみません、ひとつだけ安価出します
今後の視点は戦士視点と女勇者視点、どちらですすめる? 安価↓
1.戦士視点
2.女勇者視点

【女勇者Side】


ダメだった。

戦士の目の前で、他の人に唇を奪われてしまった。

せめて、必死に抵抗しなければならなかったのに。


女勇者「はぁ……はぁ……♡」


私は自分から、精霊とのキスを求めてしまった。

精霊とのキスは、蕩けそうなほどキモチよかった。

舌がねっとりと絡まって、柔かい唇が吸い付いて、唾液が混ざり合って。

戦士への想いも勇者としてのプライドもすべて蕩けてしまって、私は恍惚としながら快楽を貪った。


精霊A「さて、お楽しみはこれからですよ?」


精霊の言葉に胸が高鳴る。

下腹部の紋章から、じんわりとした熱が全身に伝わっていくのを感じた。

肌が汗ばむ。奥の方が切なくて、きゅんきゅんと疼いている。アソコから、愛液がとろりと溢れてくる。

体も心も、もうすっかり準備はできていた。

あの時は、ただ眺めていることしかできなかった。

これから、あの時の続きが始まるのだ。

今度は私が、めちゃくちゃにされる番なのだ。

戦士「女勇者……」

女勇者「!?」


一気に現実に引き戻される感覚があった。

恐る恐る戦士のほうを見やる。

戦士は、信じられないものを見るような、何かを怖れるような表情で私を見ていた。

私が自分から求めていたところも、すべて見られていたのだ。



女勇者「い、いや! 戦士、私は……!」

精霊A「どうやら、彼はただのパーティの一員というわけではなさそうですね」


突然、手首と足首の周りの空気が硬くなったような感覚があった。

あの時もやられた、見えない枷だ。

腕は上に持ち上げられ、脚ははしたなく開かされる。

精霊は私の服を脱がせようとしてきた。

布が肌に擦れるだけで、私の体はゾクゾクと震えた。肌の感度が上がっているのだ。

上も下もあっけなく脱がされ、私は一糸まとわぬ姿になった。

乳首はすでに、つんと勃っていた。女陰はすでに濡れそぼっていて、クリトリスもぷっくりと膨らんでいる。

身をよじるも、大切なところを隠すことができなかった。

横から、戦士の目線を感じる。


女勇者「お願い……見ないで……!」

戦士「……!」

精霊A「あなたもこちらに来てください。一緒に楽しみましょう」

精霊B「あら。てっきり私のことは忘れているのかと思っていました」


ソファに座っていたもう一人の精霊が立ち上がり、私たちの方に歩み寄ってきた。

手には、例のお酒が入ったグラスを持っていた。


精霊B「はい、どうぞ」

精霊A「ふふ、ありがとうございます……どうです? あなたも乾杯しませんか?」


精霊が私に向けてグラスを差し出してきた。

私は手首を拘束されているためにそれを受け取ることができなかった。受け取るつもりもない。

精霊はわざとらしく肩をすくめると、グラスを一気に煽った。

私は咄嗟に顔を背ける。

しかし、顎を掴まれ簡単に向きなおされてしまった。


精霊A「んちゅ……」

女勇者「っ……!!」


再び、唇を奪われた。

唇が強く押し付けられ、舌でわずかに隙間をあけられた。

そこから、冷たい液体が流れ込んでくる。

女勇者「んんっ……んぐっ……!」

精霊A「んちゅ……あむ、れろ……」

女勇者「んく、んふぁ……! ちゅぷ、ちゅぽ……!」


甘い。このお酒はやっぱりおいしかった。

私がお酒を飲み干した後も精霊のキスは続いた。馴染ませるように、精霊の舌が口内のいたるところを舐めまわす。

私も、最後まで味わおうと精霊の舌を啜った。

私は再び、精霊のキスに溶かされていた。

冷たい液体が食道を下っていくのが分かった。そして、内側から熱くなっていく。

頭がクラクラしてきた。頭はぼんやりとしているのに、感度はますます鋭くなっていく。

このままでは、もう何も考えられなくなる。キモチいいしか、分からなくなる。

精霊の唇が離れていく。

もたらされていた刺激が消えて、口寂しさを覚える。

私は、自分の正直な欲求を抑えることができなかった。


女勇者「いやぁ、やめないで……もっと、キスしてぇ♡」


唇を突き出し、舌を伸ばしながら懇願した。

きっとすごくはしたない顔をしていたはずだ。だけど、そんなことはもはやどうでもよかった。

戦士「女、勇者……」

精霊A「前戯は……必要ないですよね? ここに来る前にしっかりとほぐしてくれていたようですし」


割れ目がひくひくと動いた。今もなお、愛液が溢れてきている。


精霊A「それでは、あの時の続きをしましょうか」


宙に魔法陣が浮かび上がる。精霊はその中から二本の棒を取り出した。

前に見たものとは形が違っていた。男性器を模した部分が両端についている。


精霊B「あなた……いい趣味をしていますね」

精霊A「ふふ。それじゃあ私たちも」


精霊たちは、棒の片側を舐め始めた。喉の奥まで咥え込んでは口をすぼませながら引っ張り出すという動作を繰り返す。

そして、棒を持っていないほうの手で自身の秘所を弄んだ。

秘所を弄る指が濡れてきてから、精霊たちは棒を咥えるのをやめた。

男性器を模ったそれは、精霊たちの唾液でてらてらと光っていた。

精霊たちは自分たちが舐めていたほうを秘所にあてがった。そして、奥まで飲み込ませていく。


精霊A「んっ……ふふ、お待たせしました」


私は息をのんだ。

まるで、精霊二人の股座から男のソレが生えているようだった。

女勇者「あぁ……ああぁ……」

精霊A「ふふ、可愛い顔をして……そんなに欲しいんですか?」


精霊は私の体を抱きかかえた。

そして、ベッドの上に横たえさせられる。

私を拘束していた見えない枷はもうなくなっていた。それでも、私は。


精霊A「初めて、ですよね? 私が、散らしてさしあげます」


精霊も、私の上に覆いかぶさるようにしてベッドに乗った。

重みでベッドが軋む。

心臓が張り裂けそうだった。全身が燃え上がりそうなほど熱い。

私は今日ここで、女にされてしまうんだ……


戦士「女勇者!!」



女勇者の反応は? >>882
1.僅かに残っていた正気を取り戻す
2.戦士に謝る
3.戦士を無視する

女勇者「戦士……」

戦士が縋るような表情で私を見る。

戦士。私の大好きな人。

笑っている彼、怒っている彼、泣いている彼、照れている彼。

いろんな彼を思い出す。

だけど、どうしても。

体の疼きを止めることができない。


女勇者「ごめんなさい……私、ダメみたい……」


大好き、という言葉を私は飲み込んだ。そんなことを言う権利は、もう私にはないと思ったから。

戦士「そん――」


ズプンと、体を一気に貫かれた。


女勇者「ッッ~~!?」


痛みは一瞬だった。

声にならない叫び声を上げながら、私は今まで味わったこともないほど強烈な絶頂を迎えた。


女勇者(あああああああああああああすごいすごいすごいすごいすごい!!!)


頭の中がぐちゃぐちゃになる。快感を脳が処理しきれない。

すべてが吹き飛んでしまった。暴力的なまでの快感が身体のすべてを支配する。

女勇者「ぐひいいいいぃぃぃ!! ひゅご、ひゅごいぃ!!」

精霊A「酷い顔をしていますね。初めてを奪われたんですよ? 辛くないんですか?」


蛙のように脚を開かされたまま腰を激しく打ち付けられる。

お尻の肉が震える。奥まで突かれるたびに、子宮から脳天まで衝撃が一気に突き抜ける。


女勇者(これが、セックス! 私、セックスしてる!!)

女勇者「ごっおおうぉ!! んあっ! あっあぶぅ!」

精霊A「汚らしい……豚のような声を上げないでください」

女勇者「んぶぅ!? んちゅ、ちゅぱ、べろぉ……!」


精霊がキスをしてきた。上手く呼吸ができなくて、頭が真っ白になる。

本能に任せて舌を動かした。自分が最もキモチよくなれるように。

びちゃびちゃと下品な音をたてる。


精霊B「私のことを忘れないでください」

精霊A「ああ、すみません」


精霊は上体を起こして私の体を引き寄せた。

私は座った状態で精霊に抱きつく形になる。精霊の肌は柔かくてしっとりとしていた。

女勇者「こひゅ……こひゅ……♡」


ほんの数分の結合で、私の体はすでにぐったりとしていた。

何度絶頂を迎えたか分からない。今も、膣内の模型をきゅうきゅうと締め付けている。

私の中には確かにそれが挿っていた。少しだけ下腹部に圧迫感がある。

私の指じゃ届かないところまで届いている。

ビクリと、再び私の体が震えた。


精霊A「こっちを使ってください」

精霊B「そんな、最初からなんて……ふふ、壊れてしまいますよ?」

精霊A「いいんですよ。そのつもりなんですから」

女勇者「え……なにを……」


私と繋がっている精霊が、私のお尻を持ち上げた。

突然触られたことで腰が浮いた。今の私は、どこを触られても感じてしまうのだろう。

精霊は、お尻の肉を左右に開いた。後ろの穴がひくっと動く。

はじめは、前のようにアナルを舐められるのかと思っていた。

しかし、もう一人の精霊の股座から伸びるソレの先端をそこに押し付けられたとき、彼女たちの意図を察した。

女勇者「え、そんな……嘘……!」

女勇者(無理だよ! そっちの穴なんて、挿るはずない……!)

精霊A「大丈夫ですよ、今のあなたなら。少し苦しいかもしれませんけどね」


精霊の指がへそをなぞり、その下の紋章のあたりを撫でた。

子宮のあたりが熱くなって、膣壁がきゅうきゅうと収縮する。中のモノの形が、はっきりと感じ取れる。


女勇者「あぎいぃ!? ま、またイグ……!」

精霊B「それじゃあ、覚悟を決めてくださいね」

女勇者「む、むりだよぉ……! 私、こわれちゃう……!」

精霊A「何を言っているんです?」


精霊が私の頬を優しくなでた。私の口の中に指を入れ、舌をくにくにと弄ぶ。

それに応えるように、そのしなやかな指をぴちゃぴちゃとしゃぶった。


精霊A「あなた、自分が今どんな顔をしているか分かりますか?」

女勇者「ふぇ……?」

精霊A「本当は、壊れてしまいたいんでしょう?」

女勇者「あ、ふぁ……ん……」

精霊A「素直に、自分を受け入れて……もう、耐えなくてもいいんですよ」

女勇者(ああ、そうだ……私は……)


ここに来たときから、もう答えは出ていた。

真っ白な病室で、狂ったように自身を慰めていた彼女の姿を思い出す。


女勇者「あ、あへひぇ……そうなのぉ……」

女勇者「めちゃくちゃにしてほしい……こわれちゃうぐらい、キモチよくしてぇ……!」

精霊A「ええ、もちろん……これで、あなたもこちら側です……」


後ろの穴に、棒の先端があてがわれる。


女勇者「あ、はっ……!」


ミチミチと、穴が押し広げられていく。腸壁をぐりぐりと刺激しながら、異物が侵入してくる。


女勇者「おほおおぉぉ……! お、おぉう……!」


そして、棒が根元まで挿った。前と後ろ、両方の穴がギチギチでお腹が苦しい。

初めてでこんなことをされてキモチよくなるなんて、どう考えても異常だった。


女勇者「あへえぇぇ……! くるじいよぉ……!」

精霊A「よしよし、よく頑張りました」


精霊が私の頭を撫でた。優しい手つきだった。

もう頑張らなくてもいいんだと思えた。

精霊A「それじゃあ、動かしますよ」

女勇者「あ、待って……!」


魔法によるものだろうか、私の体がひとりでに持ち上がった。

ゆっくりと、中に入っていた二本の棒が抜かれていく。

一番太い先端の部分が入り口の近くになった辺りで、私の体は動きを止めた。

そして、ふっと体を支えていた力が消えた。


女勇者「んほおおおおおおぉぉぉぉおおおお!!」


重力に引っ張られ落ちた私の体を二本の棒が貫いた。

あまりの衝撃に頭が吹き飛ぶかと思った。

再び私の体が浮き上がる。そして落ちる。浮き上がる。落ちる。


女勇者「おほおおお!! ごりごりすりゅう! ごっ、んぶぅ!」


二本の棒に挟まれた肉壁が、ごりごりと削れるようだった。

鈍器で殴りつけられたような鈍い痛みが下腹部に広がる。しかし、私の体はそれすらも快感に感じるようだった。

貫かれるたびに空気の塊が吐き出されていく。空気を求めて、私は絶叫のような嬌声を上げた。


女勇者「ぼっ、がひ、おぐぇええ! じ、じぬぅ……! たすけでぇぇ!」


どこか遠くのほうから、私の名前を必死に叫ぶ声が聞こえた気がした。

誰なんだろう。聞いたことがある気がする。

でも、今はそんなことどうでもいい。

精霊A「何言ってるんですか! これがキモチいいんでしょう!?」

女勇者「おぶ、ごほおぉ! うん、き、きもぢいいぃぃ!」

精霊B「ふっ、ん……!」


私はいつの間にか前に倒れこんでいた。腰を掴まれ、後ろの穴を犯されている。

私の前にも精霊がいた。私に組み敷かれているような形になっている。


女勇者「ごふ、んんぎッ! き、キス、キスしてぇ……!」

精霊A「はは……! 本当に、キスが好きなんですね……!」


私は舌を突き出して、下へよだれをこぼした。

精霊は口をあけてそれを飲み込む。

そのまま私たちは、かぶりつくようにキスをした。

精霊の手のひらに私の手のひらを重ねた。指と指を絡めあう。ぎゅっと握り締めると、精霊も握り返してくれた。

胸の中に、暖かいものが込み上げてきる。

酸欠で意識が朦朧としながらも、私はディープキスを続けた。

やっぱり、キモチいい。体を心の距離がより縮まって、ひとつになれる気がする。

精霊たちの腰使いが激しくなっていった。内臓を抉るぐらいの勢いでソレを打ち付けてくる。


女勇者「アギッ、イグ、イグ! マンコもアナルもイグゥゥ!!」

女勇者(しあわせぇ……! 体も心も満たされてるのぉ……♡!)

精霊B「私たちも……!」

精霊A「イく……!」


私の下にいた精霊が、私の体を強く抱きしめてきた。

その刺激で、私は背中を仰け反らせながら絶頂した。


女勇者「おぼおおおおおぉぉぉぉおおおおお!!!」


精霊の体も、ビクンビクンと震えていた。

汗ばんだ女体の柔かい肌が密着する。隙間が0になって、本当に混じり合ってしまいそうだ。

精霊の鼓動の音が伝わってくる気がした。


女勇者「ん、んちゅ……れろ、あむ……」

精霊A「ちゅぷ、れろ……んむ、ぁく……」


私たちは何度も何度もキスをした。

キモチよくて、キスだけで軽くイってしまった。


女勇者(セックスが……自分に素直になることが、こんなにキモチいいなんて……)


私は体勢を変えながら、二つの穴を何度も犯された。

何度も絶頂を迎えた。本当に、頭がおかしくなりそうだった。

行為がいつ終わったのかは分からない。いつの間にか、私は気絶していたらしかった。

犯され始めてから、最後の最後まで私は彼を思い出すことはなかった。



それから……

女勇者はどうなる? >>893
1.精霊に変化して娼婦になる
2.精霊たちの慰み者としてこの酒場で飼われる
3.この風俗街の元締めをしている貴族に売られる
4.すべての記憶を消され、何度も勇者として旅立つ
5.その他

4

【戦士Side】


女勇者「あ、ァ……あぅッ……♡」

戦士「女、勇者……」


ベッドの上で、女勇者は白目を向いて気絶していた。

体を痛めてしまうんじゃないかと心配になるほど体を弓なりにして、今もなお大きく痙攣している。

届かなかった。

有らん限りの声で彼女の名前を叫んだが、彼女は一度だって俺の方を見なかった。

何度も何度も他人の手によってイかされる彼女を、俺はただ見ていることしかできなかった。


精霊A「まだ泣いているのですか? 情けないですね、男だというのに」

戦士「黙れ……お前たちは、絶対に許さない……」

精霊B「おお、怖い怖い。私たちのセックスを見て勃起していた男の台詞だとは思えません」

精霊A「すみませんでした、気が利かなくて。自分のモノを慰められるように右手だけは自由にしてあげたらよかったですね」

戦士「黙れ!!」


精霊たちはシャワーを浴び終えてすでに服を着ていた。街の娼婦が着ていたものと同じものだ。

あれだけヤったというのに、これからまたセックスか。

汚らわしい。吐き気がする。こんなやつらに、女勇者は……!

精霊B「この子どうするんです?」

精霊A「ああ……別に、もうどうでもいいです」

戦士「!?」


精霊は、ベッドの上で横たわる女勇者を冷たい目で見下ろした。


精霊A「私は、この女を壊したかっただけですので。壊れてしまった後はもう興味ありません」

戦士「貴様……!」

精霊A「あなたに返してさしあげますよ、それ。便器にするなり売り飛ばすなり好きにしてください」

戦士「ふざけるなッ!!」


全身に身体強化魔法をかける。

壁にへばりついたような体を強引に引き剥がす。

ブチブチと肉の繊維が切れるような激痛が襲う。

だが、今さら肉体の痛みがなんだというのか。痛みは気合でねじ伏せる。

ついに、体を壁から引き剥がすことができた。そのまま精霊の元へ駆ける。


精霊A「!?」


驚愕に目を見開く精霊の顔へ手を伸ばす。

このまま顔を握りつぶす。できないなら、地面に叩きつけて……!

しかし、その手が精霊に届く前に、俺の体が地面に叩きつけられた。


戦士「ガッ!?」

精霊B「時間経過によって拘束魔法の力が弱まっていたようですね。とはいえ、たかが身体強化魔法だけであの拘束を破るとは」

精霊A「……」

戦士「クソ、クソ……!!」


全身を巨大な手のひらで上から押さえつけられているかのようだった。指一本持ち上げることもできない。

どこまでも惨めだった。


精霊A「……そうですね、そうしましょう。あなたの大好きな彼女を返してさしあげますよ、ナイト様」


頭上から精霊の声が聞こえた。

冷めきった、だけどどこか苛立ちを含んだ声だった。


精霊A「何度でも壊してさしあげましょう。ふふ、そういうのも面白そうですし」


空気が薄くなった気がした。息が苦しい。

意識が朦朧としてきた。

そして俺は、あっけなく気を失った。

――――――――


戦士「ハッ!?」


飛び起きる。急いで周囲を確認する。

そこは、かつても利用した宿の一室だった。俺はベッドの上で眠っていたようだ。

そして、隣には女勇者が眠っていた。


女勇者「ん……どうしたの……?」


彼女は、眠たそうに目を擦りながら上体を起こした。

おはようと小さな声で挨拶をして、大きなあくびをした。


戦士「あ、ぁ……?」


状況が理解できなかった。

彼女は、まるで昨日何もなかったかのように普通に振舞っている。

いや、今の彼女の雰囲気はむしろ……


戦士「き、昨日のこと、覚えてるか……?」

女勇者「昨日? 昨日はこの街について、普通に買い物すませて……何!? なんかしたの!?」


彼女は顔を真っ赤にして胸を隠す仕草をした。

戻っている。かつての、二人旅をしていた頃の女勇者に。

戦士「なぁ……女義賊のこと、覚えてるか?」

女勇者「え? 誰それ?」

戦士「っ……」

女勇者「……何か怖い夢でも見たの? 顔色悪いよ?」


女勇者が俺の顔を覗き込んでくる。

……本当に夢だったのか? 今までのこと、何もかもが……


戦士「いや、なんでもないんだ……お前のほうこそ、何か体に変化はないか?」

女勇者「え……やっぱり何かしたんじゃ」

戦士「いや、そうじゃない……! 何もないんならいいんだ、何も」


何もないのなら。


女勇者「……」


女勇者が顔を近づけてきた。そして、俺の頬に口づけをした。


女勇者「大丈夫」


そう言って彼女は太陽のように笑った。

――――――――


俺たちは、出発の準備を整えるとすぐにその街を去った。

女勇者は最後に寄りたいところがあるといっていたが、俺はそれを拒否した。

もう一秒でも早くあの街から離れたかった。

あの精霊たちを探すという気にもなれなかった。というより、もう二度と出会いたくなかった。

俺は逃げ出したのかもしれない。でも、彼女が守れるのならそれでもよかった。

異変が起こり始めたのは、あの街を出て一週間ほど経ったときだった。


女勇者「はぁ……はぁ……」

戦士「……」


女勇者は、戦闘中も移動中もどこか上の空といった様子だった。

顔が赤い。足取りも重い。

あの日の女勇者も、確かこんな感じだった。

嫌な予感がする。いや、それは予感というより、もっと……

胸がざわつく。これから起こるかもしれない最悪の結末を必死に否定する。


戦士「今日はもう休もう」

女勇者「え、でも……」

戦士「いいから!!」

女勇者「っ……ごめん、なさい……私が、集中できてないから……」


顔を伏せる女勇者を見て、たまらず俺は女勇者を抱きしめた。

お前は必ず俺が守るから。そう伝えたかった。

女勇者「ひゃうんっ!?」

戦士「!?」


女勇者の口から、高い女の声が漏れた。

俺の腕の中で女勇者は、潤んだ瞳で俺を見上げた。


女勇者「戦士……」


女勇者が顔を近づけてくる。俺は咄嗟に顔を逸らしてしまった。


女勇者「っ……」

戦士「……!」


女勇者が傷ついたような顔をして離れていった。

やってしまった。拒絶される痛みは俺も知っていたはずなのに。


戦士「……今日は俺が一人で夜番をする」

女勇者「え? でもそれじゃあ戦士が……!」

戦士「頼むから! お前は今日、ちゃんと眠ってくれ」

女勇者「……分かった」


女勇者が求めなければ、あんなことは起こらない。あいつらの言っていたことは、つまりそういうことなんだろう。

女勇者をその気にさせなければ……このまま、女勇者が自慰なんかしなければ。

大丈夫。もう二度と、あの場所に戻ることはない。

大丈夫。きっと。

――――――――


女勇者「ここ、は……」

戦士「クソ……!」


その部屋に転移されてすぐ、俺は精霊たちの元へ駆けた。

一瞬で距離をつめる。一秒もしないうちにその首を跳ねることができる。

しかし、気付けば俺は壁に叩きつけられていた。

女勇者は戸惑っていた。今の彼女には、この場所の記憶がないのだろう。

あの時。女勇者は、毛布をかけて横になった状態で、自慰を始めた。

俺はそれを腕を掴んで無理やりやめさせた。

彼女は驚いて目を見開いたあと、怯えるように目を泳がせた。彼女の手は、すでにびしょ濡れになっていた。

女勇者は腰をくねらせ始めた。そして、震える声で俺に言った。

お願い、続きをやらせて、と。

女勇者の下腹部に紋章が浮かんできた。そこからは前と同じだ。

緑色の魔法陣が現れて、ここに飛ばされた。

女勇者は精霊に唇を奪われた。最初は拒絶の反応を示していたが、すぐにそれを受け入れていた。

そして。


女勇者「ひぎいいぃぃぃ!!? イグ、またイっぢゃう!!」

女勇者「もっどお! もっど、めちゃくちゃにしてえええ!!」


あの時のように、女勇者は壊れたように大声を上げながら絶頂を繰り返した。

やつらのやりたいことがよく分かった。やつらは、女勇者を何度でも壊すつもりなんだ。

飽きるか、女勇者が元に戻せなくなるほど壊れてしまうまで。


戦士「アアアアアアアアァァァァアアアアア!!!」


絶叫を上げる。しかし、やつらはまるで俺の声など聞こえていないかのように女勇者を犯し続ける。

もしかしたら、本当に聞こえていないのかもしれない。風の魔法で音を遮断しているのかも。

俺の喉が枯れる頃には、女勇者はあわれもない姿で気絶していた。

意識が遠のく。これから先待ち受けているであろう地獄のことを思いながら。

――――――――


その日は、精霊だけではなかった。


酒飲みA「よう、久しぶりだな嬢ちゃん。あのイケすかねぇ女を堕とせねえのは残念だが」

女勇者「え、いや、やめて!! 離して!!」


男たちは毛深い手で女勇者の裸体を弄った。

胸を揉み、脇を舐め、尻をさすり、秘所を掻き回した。

女勇者は甘い声を上げながら身をよじった。差し出される男の舌に自身の舌を伸ばして絡ませる。


酒飲みA「なんだか随分と素直になったな。まあ、こんな上玉とヤれるだけで十分だけどな」

女勇者「そんにゃんひゃ、ない……! んちゅ、れろ……♡!」


十分にほぐれた女勇者の女陰に、男の大きなソレがあてがわれる。


女勇者「だめぇ……! 初めては、戦士のだからぁ……♡!」

酒飲みA「自分から脚開いといてよく言うぜ! それに、テメェはもう処女じゃねえだろ!!」

女勇者「んひいいいいいいいいぃぃぃ!?」

女勇者「あっ、あ゛っ! あん、ああっ!」


男に組み敷かれ、動物の交尾のようなセックスをする女勇者。

腰を叩きつけられるたびに潰された蛙のような喘ぎ声を上げていた。

酒飲みA「そろそろ射精るな……!」

女勇者「だ、だめ! 抜いちゃだめぇ! もっと、もっと奥までぇ!」

酒飲みA「じゃあ膣内で出すぞ、いいのか……!」

女勇者「何でも、いいからぁ……! チンポ、チンポいいのぉ……!」

酒飲みA「オラッ! 受け取れ!」

女勇者「んあああああぁぁぁぁ……!! 奥、出されっ……♡!」


女勇者は、順番に違う男に犯されていく。

いや、犯されているわけじゃないのか。女勇者は、自分から男たちを受け入れているんだから。


女勇者「キス、キスしてぇ……!」

精霊A「はいはい。本当にキスが好きなのですね」

女勇者「んぢゅっ、ちゅぱ、ごく、ぷはぁ……!」

酒飲みC「くっ! 膣内に射精すぞ!」

女勇者「んぶうううぅぅぅううう!!」


男のモノが引き抜かれる。穴からこぽこぽと白濁液が漏れ出した。

だらしなく口元を緩め意識を朦朧とさせている女勇者の顔に、男たちは容赦なく射精していく。

酒飲みA「いやぁ彼女さんのアソコ、最高な具合だったぜ。鍛えてるだけはあるな」

酒飲みB「まーなんだ。悪いことは言わねえから、あんなビッチの彼氏なんざやめとけよ。そういう趣味があるなら別だけどな」

酒飲みC「すげーよかったぜ。よかったらまた貸してくれよな」

戦士「……」


男たちは好き勝手なことを言いながら部屋から出て行った。


女勇者「あひぇ……もっとぉ……♡」

精霊A「どうです、あなたも使ってみますか? 他の男のモノをずっと咥えていたのでゆるゆるになっていますけど」

戦士「……」

精霊A「……つまらないですね。そろそろ潮時でしょうか」


空気が薄くなる。いつもの終わりの合図だ。

俺は眠るように意識を手放した。

――――――――


あれから何度、あの部屋に戻ったのだろう。

あれから何度、勇者が壊されていく様を見せ付けられただろう。


女勇者「おはよう、戦士……」

戦士「……」

女勇者「はぁ、はぁ……なんだか、今日ちょっと暑いね……」


女勇者が手のひらで胸元を仰ぐ。

女勇者があの部屋に戻るまでの時間は、回数を重ねるたびにどんどん短くなっていった。

しかし、とうとう記憶を消されたその日に欲求不満状態になってしまうとは。

どちらにせよ、そろそろ終わりが近いということなのだろう。

俺は、女勇者をベッドに押し倒した。

そして、強引に唇を奪う。


女勇者「んんっ……! んちゅ、れろ、ちゅぱ……!」

戦士「はぁ、はぁ……もっと早く、こうしておけばよかったんだ」

女勇者「戦士……」


女勇者がうっとりとした表情で俺を見つめた。俺はキスを交わしながら、女勇者の服を脱がしていく。

そうして俺は、初めて彼女と体を重ねた。

気持ちよかった。女を抱いたのはこれで二度目だが、自分で慰めるのとは充実感がまるで違う。


女勇者「はぁ、はぁ……戦士……大好き……!」


俺の下で、女勇者が乱れている。愛おしそうに、何度も俺の名前を呼んでくれる。

何度も見た、女勇者の雌の顔。今、女勇者を感じさせているのは俺なのだ。

俺だ、俺なんだ。女勇者が好きなのは、俺なんだ! こいつは俺の女だ!


戦士(イけ! イけ! イけ!)

女勇者「は、激しっ……!! んあっ、戦士、怖い……!」

戦士「膣内に出すぞ! 孕め、俺の子を孕めぇ!」

女勇者「んんんんんんっ……!!」

戦士「ッ……!!」


女勇者の一番深いところで情欲をぶちまける。今までで一番キモチよかった射精だった。

体中のエネルギーをごっそり持っていかれたかのようだった。

俺は女勇者の上に倒れこんだ。息を切らす。体は鍛えているはずなのに、たった一時間ほどの行為でものすごく疲れた。

女勇者は俺の体を抱きしめた。そして俺の頭を撫でる。

いい匂いがする。女勇者の匂いだ。

女勇者「えへへ、しちゃったね、私たち……でも私、戦士と繋がれて嬉しいよ……」


違う。そうじゃないだろ。

そんな顔じゃない。そんな声じゃない。こんなの、お前じゃない。

もっとはしたなく、バカみたいな顔して喘げよ。

壊れろよ。お前は、そんなんじゃ……!


戦士「クソ、クソ……!」

女勇者「……どうしたの? 何かあった?」

戦士「もう行かないでくれ! もう、俺以外のやつに抱かれないでくれ!!」


女勇者に抱きついて、俺は泣きながら頼んだ。

まるで子供のようだと思った。俺も相当やられていたんだなと、そのとき改めて気付かされた。


女勇者「……大丈夫。私が好きなのは戦士だけだよ」


女勇者が優しく答えてくれた。

俺は、女勇者の体を抱きしめながら浅い眠りについた。

――――――――


女勇者「おほおおおぉぉぉ!! そこ、そこらめぇ! お、おかじくなりゅうう!!」

精霊C「ほら、射精しますよ!」

女勇者「ぶひいいいいぃぃぃいいい!!」


あの精霊はペニスを生やしている。昔買われた富豪に生やされたんだとか。かなり凶悪な形をしている。

女勇者は、あれをぶち込まれてからずっとイき続けていた。今ので五度目の中出しだ。

女勇者は、もうすっかり精霊たちの人気者だ。今日は男の客がいないのがせめてもの救いだった。

最初に女勇者を犯したあの二人は今日はいなかった。もう飽き始めているんだろう。


精霊C「女勇者ちゃんもチンポつけますか? 射精の快感は癖になりますよ?」

女勇者「チンポぉ? チンポ、こっちにも挿れてぇ!」


女勇者は肛門に指を二本挿れて開いて見せた。そして媚びるようにお尻をふる。

あっちの穴も、すっかりガバガバだ。


精霊D「ふふ、誰もそんなこと聞いてませんよ。大人しくこれでも挿しといてください」

女勇者「ご、ごふっ!? や、やらぁ! ほんもののチンポがいい……!」

精霊C「こっちの穴は締め付け強くなってますけどねぇマゾ豚!」

女勇者「おっおぼおおおぉぉ!! ご、ごわれるぅぅぅ!」


俺は、ゆっくりと目を閉じた。

早くこの悪夢から目が覚めることだけを祈りながら。



【END】

これで本編終了です
これは寝取られではなく快楽落ちだという意見はその通りだと思います……
もっと意識して寝取られに寄せていくべきでした。淫乱度の設定を作ったのは失敗だったかもしれません

おまけですが、残りレス数がかなり少ないですが安価をとります
おまけをやるにしても短くなると思います

>>961
1.女勇者(女義賊)といちゃラブ編
2.悪落ち女義賊に寝取られる編
3.もうここで終わり

1

【???ターン目】



女勇者「……入っていいよ」


中から女勇者の声がした。もう準備ができたようだ。

女勇者は少し緊張しているようだった。もちろん俺も緊張している。戦闘時とは違った緊張感だ。

胸を高鳴らせながら、ゆっくりとその扉を開いた。


女勇者「どうかな……変じゃない?」


女勇者は照れくさそうに尋ねてきた。落ち着かない様子で、体を捻ったり、ドレスの裾を持ち上げたりしている。

女勇者が身に纏っているのは、純白のドレスだった。シンプルなデザインで清楚な上品さがあった。

頭の上には、四つの綺麗な宝石が填め込まれたティアラが飾られていた。それぞれの宝石は四大属性を表しているんだとかなんだとか。

彼女の今の格好は、この国の伝統的な結婚衣装だった。

彼女とはもう十年以上の付き合いになるが、ここまで女性らしい格好をした彼女を見るのは生まれて初めてのことだった。

顔にはうっすらと化粧もされていた。おそらく人生初化粧だろう。

そんなものがなくたって女勇者はもともと可愛いのだが、ぷっくりとした瑞々しい唇やアイラインの引かれた目元などにはドキッとさせられる。

こういう女勇者もありだな。この素敵な晴れ姿を目にすることができただけで、式を挙げてよかったと心から思える。


女勇者「衣装が可愛すぎて、私じゃ似合わないんじゃ……髪も、もっと長いほうがよかったよね……ねぇ、聞いてる?」

戦士「え、いや……すごく似合ってるよ、本当に。すごく綺麗だ」

女勇者「あぅ、そ、そっか……戦士がそう言うんなら……戦士も、すっごく似合ってるよ」


俺は黒と青を基調とした礼服を身につけていた。腰には儀礼用の短剣がさされている。

左胸には王国のエンブレム。本来は、かなり階級の高い騎士などにしか身につけることを許されない服装だ。


戦士「そうか? こういうかっちりした服は、なんだか落ち着かなくてな……俺みたいなしがない戦士には似合わないだろ」

女勇者「そんなことないよ! 本当に、かっこいいよ」


女勇者は、頬を赤らめながら微笑んだ。

気恥ずかしくて顔をそらす。今だに、こんなに可愛くて優しくて強い女性に好意を寄せられているという現実が奇跡だと思える。


「よぉ。二人とも、結構さまになってんじゃん」

戦士 女勇者「!?」


扉のほうを見ると、そこにはすっかり見慣れた顔の女が立っていた。


そこに立っていたのは? >>969
1.いつもの格好をした女義賊
2.結婚衣装に身を包んだ女義賊

女義賊「ま、アタシには敵わないけどな! 見ろよこの格好、最高にカワイイだろ!」


女義賊はそう言って胸を張った。相変わらずデカいな。

女義賊も女勇者と同じように純白のドレスに身を包んでいた。しかし、そのデザインは女勇者のものとは大きく異なっていた。

女義賊のドレスには、裾に大きなスリットが入っていた。そこから、白い薄地のガーターベルトとストッキングを纏った脚が覗いて見える。

上半身は、肩だけでなく胴の側面や背中の肌が大胆にさらされていた。

王道といった感じの女勇者のそれに比べて、こちらは婚儀のための礼服としてはあまりに刺激的すぎる。

確かに、男からすればとても魅力的ではあるのだが……俺はゴホンと咳を払った。


戦士「お前な……こんなときぐらい、もっとお淑やかな格好はできなかったのか。国王様や他の貴族たちも見に来るんだぞ、分かってるのか?」

女義賊「なに言ってんのさ嬉しいくせに。鼻の下のびてんぞ」

戦士「のびてない! ていうかそういう問題じゃない!」

女勇者「戦士……」

戦士「う、お、お前はいいのかよ! こいつがこんな格好してて!」

女勇者「え……まあ、女義賊がどんな格好するかは女義賊の自由だし……らしくていいんじゃない? 似合ってるし」

戦士(ど、毒されてる!?)

戦士「……お前ら、これじゃ俺が変態みたいだろうが」

女義賊「今さらなんだってんだ、こんくらい。よく言うだろ、英雄色を好むって」

女義賊「あんたは、こーんな可愛いお嫁さんを二人も貰おうってんだからな!」


そういって女義賊は女勇者の肩を抱いた。そして女勇者の頬に軽いキスをする。


女勇者「わひゃっ!? もう、やめてよ……!」


そういう女勇者だが、肩にかけられた腕を払いのけたりなんかはしない。

俺は、そんな二人の様子を複雑な気持ちで眺めていた。

人生何が起こるか分からないとはよく言ったものだ。女勇者とそういう関係になることはずっと願っていたことだが……

まさか、女勇者だけでなく他の女性とも結婚することになるなんて。しかも、相手がこの変態。

この国では、古来より偉大な勲功を立てた戦士には複数の女性を娶る権利が与えられた。

俺たち勇者のパーティが魔王を倒したことで、俺は晴れてその権利を国王様より授かったわけなのだが。


戦士「俺はただのパーティの一人で、実際に褒賞されるべきなのは女勇者だろ。なんで俺がこんな……」

女勇者「そんなことないよ! 戦士だって女義賊だって、世界を救った立派な英雄だよ」

女義賊「まあ別にいいじゃねえか。形式上はともかく、アタシは実質女勇者の嫁になるようなもんだからな」

女勇者「もう、やめてってばぁ……!」

戦士「イチャイチャするな!! 離れろ!」

女義賊「なに、妬いてるの? なんならあんたも混ざる?」

戦士「くっ……!」

女勇者「……女義賊はこうは言ってるけど、本当は戦士のこともちゃんと好きだと思うよ。三人で結婚しようって言い出したの女義賊だし」

戦士「……どうなんだ?」

女義賊「……さぁ、どうだろうね」


そういって女義賊は悪戯っぽく笑った。

非常に悔しいが、その笑顔はとても素敵で、俺は胸が高鳴ってしまった。


女勇者「むー……」

女義賊「あはは、こいつら面倒くせぇな!」

戦士「お前が言うな! ……まあ、この馬鹿にそそのかされたとはいえ、最終的にこの道を選んだのは俺なんだ」

戦士「俺も男だ。お前たち二人を絶対に幸せにする。絶対に守ってみせるから」

女勇者「戦士……えへへ、こちらこそ、不束者ですがよろしくお願いします」

女義賊「ちゃんと幸せにしてくれよな? 贔屓はなしだぞ」


「すみません、そろそろ聖堂にお越しください」


僧侶に呼びかけられる。

もう、後には引けないな。

俺は気合を入れなおして僧侶の後へ続いた。

俺たちの式は、王都で最も巨大で権威ある教会で行われることになった。

聖堂内には、国王様を始め、大臣、貴族、王宮直属の騎士や魔導師など権威ある人たちが大勢揃っていた。

それ以外には、俺や女勇者の家族や友人たち、女義賊が守っていた村の人たちも来てくれたようだった。

俺は、中央に伸びる赤い絨毯の上をまっすぐ歩いた。

その二歩ほど後ろを、女勇者と女義賊が歩いている。

二人の様子を伺うことはできないが、大体想像はつく

女勇者は、顔を真っ赤にして俯きながら歩いている。対する女義賊は、自身のスタイルを見せつけるように堂々と歩いている。

聖堂内がわずかにざわつく。二人の美貌に対してのものか、あるいは女義賊の服装に対してのものか。

神父の前に立ち並ぶ。神父が神への祈りを捧げる。そして、俺たちに問いかけた。


「汝ら、健やかなるときも、病めるときも、死が汝らを別つまで、共に寄り添い、永遠に愛し合うことを誓いますか?」

女義賊「誓います」

女勇者「……誓います」

戦士「……誓います」

女勇者の方に向き直る。女勇者は案の定顔を真っ赤にしていた。可愛い。

俺は女勇者の手をとると、薬指に指輪を通した。この指輪には、わずかにではあるが魔除けと幸運の効果があるらしい。

女勇者は、指輪がはめられた手を感慨深そうに眺めていた。そして、目から零れた涙を指で拭った。


戦士「女勇者……」

女勇者「ごめん、なさい……本当に、夢みたいで……」


抱きしめたくなるのをぐっとこらえ、女勇者の肩に手を置いた。女勇者の肩が跳ねる。

女勇者と目を合わせる。女勇者はがちがちに緊張していた。俺も、自分の心臓の音がまわりに聞こえてしまうんじゃないかと不安なぐらいだ。


女勇者「はあぁ……こんな、大勢の人の前で……」


女勇者は、もともとは式はこじんまりと挙げたいと言っていた。

しかし、世界を救った英雄たちの挙式は国を挙げて祝福せねばならぬという国王様のありがたいお言葉により、仕方なく大規模な式を挙げることになったのだ。


戦士「大丈夫か? 無理なら、額とかでも」

女勇者「……ううん、これは大事な儀式だもん。祝福してくれる人のためにも、きちんとやり通す」

戦士「……はは、女勇者らしいな」


お前のそういうところを好きになったんだ。

この気持ちが伝わるようにと、俺は女勇者と唇を重ねた。

聖堂内で拍手喝采が巻き起こる。

数秒ほど経って、ゆっくりと顔を離す。女勇者は相変わらず顔を真っ赤にしていたけど、嬉しそうにはにかんでくれた。

今度は反対側に向き直った。

女義賊は、不敵な笑みを浮かべて佇んでいた。俺は思わずため息をついた。


戦士「お前も、少しは照れてくれたりしてもいいんじゃないか? 可愛げがないぞ」

女義賊「あいにく、アタシの可愛さはそういうタイプじゃないんでね。今のあんたはなかなか可愛い顔してるけど」

戦士「うっさい」


女義賊の手をとり、先ほどと同じように指輪をはめる。

女義賊は、ふーんと呟いてにやにやと指輪を眺めていた。なんだこいつ。


戦士「……目瞑れ」

女義賊「そういや、戦士と唇同士のチューするの初めてだな」

戦士「……もういいから口だけ閉じてろ」

女義賊「えいっ」

戦士「!?」

女勇者「!?」


大聖堂がどよめいた。

女義賊は俺の首の後ろに手を回すと、勢いよく唇を奪いにきた。

そしてそのまま舌を絡めてくる。このまま食べられてしまうのかと思うぐらい激しいキスだった。


女勇者「ちょ、ちょっと、何してるの!」

女義賊「ぷはぁ、ごちそうさま♡」

戦士「こ、この女……!」


怒りやら恥ずかしさやらで、きっと今の俺は耳まで赤くなっていることだろう。

聖堂からヒューヒューという甲高い声とパラパラとした拍手の音が聞こえてきた。

そして、それが引き金となって大きな拍手の渦が巻き起こる。

偉い人たちの小言が怖いな。

そうして、俺たちの結婚式は幕を閉じた。

――――――――


大教会での式が終わったあと、俺たちは親しい人たちだけを集めた小さな宴会を開いた。

女義賊は俺の親父と意気投合したらしく酒の飲み比べをしていた。

俺は女勇者の親父さんに絡まれて、娘を泣かせたらただじゃおかないとどやされた。

俺が二人も妻にとることが気に食わないらしい。一人娘の親としては当然の反応だ。

だけど、俺の女勇者への想いは本物だ。これから一生かけて態度で示していかなければ。


お袋とおばさんはいつものように談笑していた。

俺たちが幼い頃からこの子たちが結ばれたらいいねなどと話していたようだが、さすがにもう一人そこに混ざることになるとは予想していなかったようだ。

まあ戦士くんなら安心だとおばさんは言ってくれた。こんな面白みのないやつでよかったの? とお袋が女義賊に聞いていた。

これからアタシがいろいろと遊びを教えてあげますよ、と女義賊は笑って答えた。

俺の両親にはとてもウケていた。おじさんは俺を睨んだ。頼むからお前は黙っててくれ。

女義賊がいた村の男たちも飲みに来ていた。何人かは泣いていた。女義賊のことを娘のように思っていたのかもしれない。

女義賊は何かを謝っているようだった。もうアイツのモノだから、なんて言葉が聞こえてきた。聞こえなかったふりをして酒を飲んだ。


女勇者は彼女の師匠や騎士団長に酒をつぎながら、これまでの勇者の旅の話を聞かせていた。

師匠や騎士団長はうんうんとうなずきながら女勇者の話を楽しそうに聞いていた。彼らには俺もお世話になった。どちらも鍛錬中は鬼のように怖い。

その後、女勇者は親友たちと話に花を咲かせていた。彼女たちの前では、女勇者も普通の少女に戻れるようだった。

何を話しているかは分からなかったが、女勇者は顔を真っ赤にして彼女たちの話に聞き入っていた。

変なことを吹き込まれてなければいいのだが。


手元のグラスに酒を注がれる。見ると親父だった。俺は、親父のグラスに酒を注いでやる。


そんなこんなで、あっという間に夜が更けていった。

――――――――


戦士「ん……」


いつの間にか眠ってしまっていたらしい。俺はベッドの上だった。窓から月明かりが射し込んできている。

誰が運んでくれたのだろうと周りを見渡してはたと気付いた。

ここ、俺の部屋じゃない。女勇者の部屋でもなかった。


戦士(ここは、宿……? なんで……まさか、攫われて……!?)


酔いが一瞬で覚め、臨戦態勢に入る。と、ドアがノックされる音が聞こえた。


女勇者「戦士、起きた?」

戦士「お、女勇者……? どうした?」


扉が僅かに開き、そこから女勇者が片目をのぞかせた。

目が合うと、女勇者は少しだけ罰が悪そうに目をそらして、その後ゆっくりと扉を開けて部屋に入ってきた。


女義賊「よーっす」

戦士「女義賊も……なんなんだ? ここに俺を運んだのはお前たちか?」

女義賊「まあ、さすがにあんたたちの家でヤるわけにもいかないでしょ。気ぃ使わせちゃうし」

戦士「何を?」

女義賊「分かんないの?」


女義賊はにやりと笑うと、腰をくねらせながら上衣をゆっくりと脱ぎ始めた。驚いている俺をよそに、今度は下衣を脱ぎだした。

女義賊は、あっという間に下着姿になってしまった。

それは、着心地や機能性よりも、体をよりセクシーに見せることを重視したデザインに思えた。

黒を貴重にしたその下着はフリルや刺繍などオシャレなデザインが施されていたが、布が薄いところが多く、肝心な部分が透けて見えていた。

胸だけではない。アソコだって、目を凝らせばその縮れ毛や割れ目をはっきりと認識できる。

女義賊「そんなに見つめちゃいやんっ」

戦士「な、え、いや、だってお前がそんな格好……! ていうかなんなんだよ! なんなんだよ!」

女義賊「決まってんだろ? 初夜だよ、初・夜」

戦士「しょっ!?」

女義賊「ずっと手を出すの我慢してたんだからな。あんたらが初めては結婚してから、なんてバカ真面目なことやってっから」

戦士「そんな、いきなりすぎるだろ……!」

女義賊「どこが。結婚初夜は結婚して最初の夜だろ」

戦士「くっ……!」

女勇者「うぅ……」

女義賊「ほら、あんたも何やってんの。ここまで来て怖気づいてんの?」

女勇者「だって、こんなの……」


呆れる女義賊をよそに、女勇者は泣き出しそうな顔をしながら体をもじもじとさせていた。

そういえば、女勇者もここにいるということは……つまり、そういうことなのか?


戦士(マジか……)

女義賊「じゃあ、そこでアタシが戦士とヤってるところ見てるか?」

女勇者「そんなの絶対イヤ!」

女義賊「じゃあ早く。脱がせてやろうか?」

女勇者「……いい。一人でやる」


女勇者は意を決したように小さく息を吐くと、ゆっくりと衣服を脱いでいった。

布の擦れる音がする。時々腕が止まるも、やめることなく脱衣を続ける。

そして、ついに女勇者も下着姿になった。

鼓動が跳ね上がる。女勇者は、女義賊に勝るとも劣らない扇情的な下着を身につけていた。

女義賊のそれが黒を基調とした大人っぽい雰囲気のものであるのに対し、女勇者のそれはピンクを基調とした可愛らしいものだった。

女勇者は恥ずかしそうに身を捩じらせ、透けてしまっている胸やアソコを隠していた。その姿が逆にそそる。

あんぐりと開いてしまっていた口を閉じて、俺はなんとか冷静な言葉を絞り出した。


戦士「……お前の差し金か」

女義賊「お気に召さなかった?」


かなりグッときた。けどそうじゃない。


戦士「女勇者、こいつのこと殴ってもよかったんだぞ。どうせ無理やり……」

女勇者「いや、これは……私が、着るって決めたの……」

戦士「え?」

女勇者「男の人は、こういうのが好きだって聞いて……引いた?」

戦士「い、いや……!」


心臓がバクバクとうるさい。正直、もう辛抱たまらなかった。

女勇者とは、すべてが終わって、きちんと式を挙げて、そういう関係になってから次に進もうと考えていた。

つまり今!

女勇者もこうして歩み寄ってくれている。変なやつがおまけについてきているが、これはまさに俺が今まで夢見てきたものだ。

俺たちは夫婦なのだ。もはやそういう行為をしてもなにもやましいことはない。


女義賊「ありゃりゃ、鼻息荒くしちゃって。いつ飛び掛ってくるか分かったもんじゃねえな」

女義賊「ま、ちょっと激しく求められるぐらいがアタシは好きだけど」


ギシ、とベッドが軋む。女義賊がベッドの上に乗っかったのだ。

俺はつい後ずさりしてしまう。まるで、猫に狙いを定められた鼠のような気分だった。


女義賊「ほら、女勇者も」

女勇者「……お邪魔します」

戦士「お、おう……!」

女義賊「たく、これだから童貞は。男だろ、しゃきっとしろっ!!」

戦士「は、はい!」

女義賊「ほら、あんたが脱がしなよ……好きなほうから」

女勇者「っ……」


女義賊と女勇者が、ずいと体を寄せてくる。

目の前に、少し手を伸ばせば触れる距離に、スタイル抜群の二人の美女が迫ってきている。

なんだ、この状況は。俺は明日死んでしまうのか?

物心ついた頃から鍛錬に明け暮れ、女勇者を守るための剣となり盾となることばかりを考えてきた俺は、こういうことに対する耐性がまるでない。

我ながらかなり情けなかった。

俺は手の震えをなんとか抑えながら、おそるおそるその肌に触れた。

女勇者「ぁっ……」

女義賊「……チッ」


女勇者の体は鍛え上げられ引き締まっているが、それでも肌はとても柔かくて、しっとりとしていた。

肩から二の腕のあたりを撫でる。

このあたりになら今までも何度か触れたことがあるはずだが、女勇者は体を震わせ、今までにないような反応を見せた。


女勇者「ぁ、ふぁ……!」

戦士(うお、すごいエロい……!)


俺は肩を撫でていた手を、鎖骨の方へ滑らせていった。手のひらがかすかに布に触れた。

そのまま、さらに手を下に滑らせていく。そして。


女勇者「んあぁ……!」

戦士(こ、これが、女勇者の……!)


すごく柔かかった。布が薄いおかげで、かなりはっきりとその感触を堪能することができた。

手が離せない。俺は何も考えることなくずっと女勇者の胸を揉み続けていた。


女勇者「んく、ちょっと、戦士……!」

戦士「わ、悪い……!」

女義賊「いいから早く脱がせって」


女義賊が急かすように言った。

脱がす……俺が、女勇者の服を脱がす……?

戦士「行くぞ……」

女勇者「うん……」


女勇者が腕を上げた。胸の位置がわずかに上がり、きれいな脇が見える。肩紐はかなり緩く、少しずらせば肩をストンと落ちそうだった。

俺はその下着の下を掴むと、ゆっくりと持ち上げていった。思いのほか女勇者が近くて、鼓動が早くなる。

指が、わずかに女勇者の体に触れそうになる。女勇者の下乳が見えてきた。

慎重に持ち上げていく。そのまますぐに乳輪が見えてきて、乳首も見えた。

脱がした下着をベッドの上に落とす。

女勇者の均整のとれた上半身があらわになる。

予想していた以上のその大きさに息をのむ。かつては同世代の子の中でも小さいほうだったのに。


女勇者「変じゃない……?」

戦士「全然、変なんかじゃない……すごく綺麗だ」


俺は、女勇者の半裸体に艶やかさよりも美しさを感じていた。

彼女の均整の取れた曲線美に、思わず見蕩れてしまう。

女義賊「おい、次は下だろ」

戦士「下!?」

女勇者「う、ぅぅ……」


女勇者は上半身を後ろに倒した。そして、膝が軽く曲がるぐらいに脚を前に出す。


女勇者「お願い……」

戦士「あ、ああ……」


女勇者のパンツに手をかける。わずかに横に広げると、女勇者は脱がせやすいようにと少し腰を浮かせてくれた。

太ももは、パンツが通れるぐらいの隙間を残して開いていた。ゆっくりと、女勇者の脚をくぐらせていく。

女勇者の陰毛が見えた。パンツは、糸をひいていた。


戦士「!?」

女勇者「い、いやぁ……見ないでぇ……!」


女勇者がか細い声でそう呟いた。慌てて目線をそこからそらす。

女勇者は胸やアソコを隠さずに、腕で目の上を覆っていた。そのまま動かずにじっとしている。

俺は、パンツを脱がせる作業を続けた。パンツが足首までいたると女勇者は足を浮かせてくれたので、そこから抜き取る。

目の前に、一糸纏わぬ姿で横たわる女勇者がいた。

美しかった。この体で、血生臭い死線をいくつも潜り抜けてきたのか。

ただの少女が人類救済という重すぎる使命を背負わされ、死に物狂いで鞭打ってきた体。

なんだか愛おしくなって、俺はその腹を優しく撫でた。


女勇者「あ、くふぁ……」

戦士「女勇者……」

女勇者「戦士……」

女義賊「ちょっと待ちなって」

戦士「うおっ!?」


後ろから女義賊に抱きしめられた。わがままなボディをぎゅっと押し付けられる。


女義賊「まだアタシが残ってんだろうがよ」

戦士「ぐ、この……! 離せ……!」


かなり強い力で体を締め付けられた。ミシミシと音が鳴るほどだった。

腕を引き剥がして睨んでやると、女義賊はなんだか面白くなさそうな顔をしていた。

ふと、いつもからかわれている仕返しをしてみたくなった。


戦士「もしかして妬いてるのか?」

女義賊「あん? ……いいから、早く脱がせろ」


女義賊はそう言って腕を上げた。うーん、やはり可愛げのないやつだ。

女義賊の下着もゆっくりと脱がしていく。二度目だったからか相手がこいつだったからか、女勇者のときほど指が震えるということはなかった。

女義賊は女勇者よりも背が高くて、そのぶん胸も大きかった。

こっちは、なんだか普通にエロい。思わず凝視してしまう。


女義賊「触りたいか?」

戦士「え、いや……!」

女義賊「遠慮すんなって、これは夫婦の営みなんだから。ほれ」


そういって胸を差し出してきた。

そういうことならと、俺は遠慮なく触らせてもらった。


戦士(おぉ、すごい……!)

女義賊「あ、ふっ……がっつきすぎだぞ、童貞……!」

戦士「遠慮すんなって言ったのはお前だろ」

女義賊「言うねぇ、ん……!」


欲望のままに乳房を揉みしだく。弾力があって、押し込むと指を押し返してくる。

大きく重量感のあるそれをひたすら堪能する。

かなり小さな反応だが、女義賊が声を漏らしたり体をびくつかせたりすると気持ちが昂った。

興奮が加速する。もっともっとと、これ以上を求めてしまう。


女義賊「ぁ、戦士……!」

戦士「女義賊……!」

女勇者「ちょ、ちょっとストップ! 二人で盛り上がらないでよ!」

戦士「お、女勇者!?」


現実に引き戻される。

女勇者が俺の腕を掴んで頬を膨らませた。俺は咄嗟に女義賊の胸から手を離した。

途端に罪悪感がわいてきた。女勇者ではなく、別の女を求めてしまった。

謝ろうとしたとき、女勇者が言った。


女勇者「やるなら、三人一緒に……ね?」

戦士「……ああ」


そうだ。二人と結婚することを選んだのは、他でもない俺自身じゃないか。

俺は女勇者が好きだ。今までもこれからも、きっと世界で一番大切な人だ。

でも、それでも俺は……確かに、女義賊のことも好きだった。

この三人で一緒に旅を続けて、俺も女勇者も、こいつには何度も救われた。

決して長くはないが、とても密度の濃い時間を共に過ごしてしまった。

自分の正直な気持ちを自覚して、自己嫌悪もした。でも。


女義賊「はは、そーだそーだ。こういうのは楽しんだもん勝ちだぞ!」


女義賊は快活に笑った。その顔を見てると、なんだかこういうのも悪くない気がしてしまう。

人のことをどうこう言えないな。毒されてしまったのは、女勇者だけじゃないらしい。



そして……
>>985
1.俺たちは朝まで愛し合った(物語終了)
2.エロいことをした(あと少しだけ描写する。行為、プレイなどの内容もあれば)

2
パイズリ

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