聖苗守護者コンドームン(135)
秘密結社ナカダシーアジト
秘密結社ナカダシーは、世界中の女性に自分たちの種子を植え付けることで、
次代の人間全てをナカダシー血縁の者にし、ゆくゆくは世界征服を企んでいるという悪の軍団である!
ナカダシー総帥:キング・ナカダシー「ハラメイヤー将軍!次の作戦はどうなっている?」
ナカダシー実行隊長:ハラメイヤー将軍「ハッ!キング・ナカダシー様!今、博士に新たな怪人を造らせております!」
ナカダシー怪人製作者:セイシュタイン博士「おぉ待たせしましたあぁハラメイヤー将軍ン!あぁらたなナカダシ怪人の制作ぅ!無ぅ事成功でございますぅ!」
ナカダシ怪人:フィンタマー「ナーーーカーーーダーーーシーーー!!」
ハラメイヤー将軍「おお、これは……」
セイシュタイン博士「ひゃっく聞は一見に如かずでございますぅ!まぁずはコチラをごらんくださいぃ!」
女「ヒッ……!」
ハラメイヤー将軍「おお、前回の作戦で拉致した女か」
セイシュタイン博士「左ぁ様でございますぅ!でぇはこれからフィンタマーのぉ!せぇい能をとくとご覧にいれましょうぅ!」
フィンタマー「ナーーーカーーーダーーーシーーー!!」
女「なっ、なんなんです貴方達!?なんなんですこの化け物!?」
セイシュタイン博士「こぉたえる必要は無いぃ!行ぃけえいフィンタマーぁ!!」
フィンタマー「ナーーーカーーーダーーーシーーー」
女「い、イヤアアアアァァァァァァァァッ!!?」
女「イヤアアァァァァッ!気持ち悪い!この化け物の指生温かい!?イッ、イヤ……」
ハラメイヤー将軍「ほう、これは……」
セイシュタイン博士「はぁいぃ!ごぉ察しの通りぃ!フぅィンタマーの指はぁ!五ぉ指全て金玉袋となっておりますぅ!」
女「ヒィィ!しゅごい!しゅごいのほぉ!おくっ、おくまでとどいてりゅう!」
セイシュタイン博士「そぉして性器は確実に女の子宮に届くようにぃ、なぁがいタイプを採用致しましたぁ!」
ハラメイヤー将軍「うむ、太さが犠牲になっているようだがな」
フィンタマー「( ´・ω・`)」 パンパン
セイシュタイン博士「将ぅ軍ン、そぉういうのは怪人のモチベーションに関わりますぅ」
ハラメイヤー将軍「ああ、すまん」
セイシュタイン博士「そぉしてぇ、こぉこからが本番でございますぅ!」
フィンタマー「デルッー!デルッーーー!!」 パンッパンッ
女「あひぃっ!きちゃう!すごいのきちゃううううぅぅぅぅぅぅぅ!!」
どぴゅっ!ごぷっ、ごぷごぷ……!
ハラメイヤー将軍「おお、これは……」
セイシュタイン博士「はぁいぃ!普ぅ通の物もあわせてフィンタマーの金玉袋は22個ぉ!たぁん純に考えても通常の11倍の量の精子を射精できますぅ!
さぁらにぃ!ゆぅびから逸物にかけてまで精子が一瞬で移動するためぇ!普ぅ通の射精より凄まじく勢いが増しておりますぅ!」
ハラメイヤー将軍「おお、すばらしい、すばらしいぞ博士!ではこのフィンタマー、私直々の指揮の下動かそう!」
セイシュタイン博士「こぉう栄でございますぅ!でぇすがぁ、おぉ気を付けくださいぃ!さぁい近ン!わぁれらに歯向かう者が現れたとの噂でございますぅ!」
ハラメイヤー将軍「うむ、それは知っておる。以前の作戦を任せたナカダシ怪人が人質数名を送った後に消息が途絶えたからな。
だから次は私が直々に指揮をとるのだ。作戦の効率上昇と、その愚か者への粛清を兼ねてな」
セイシュタイン博士「さぁすがでございますぅ!」
女「アヒィ……ニンシンシチャウヨォ……」 ピクッピクッ
ファミリー
ハラメイヤー将軍「フフフハハハ……全人類を我らが家族に!!」
op「正義を守る精気の守護者」
op終了
本編開始
ハラメイヤー将軍「フフフ……深夜の公園、まさかこんな場所に怪人が潜んでいるとは誰も思うまい」
フィンタマー「フィフィフィフィフィ……」
ハラメイヤー将軍「変わった笑い方だな……だが、その高揚っぷりは流石我らが誇るナカダシ怪人と言える……むっ!?」
ol風の女「~~~♪」
ハラメイヤー将軍「くくく、早速だが獲物がかかったぞ!いけぃフィンタマー!」
フィンタマー「ハラメーーーーーーーッ!!」 バッ!
ol風の女「ヒッ……!?な、なんですあなたたち!?」
フィンタマー「フィフィフィ!フィーッフィッフィッフィ!」
ハラメイヤー将軍「そう脅えることはない……貴様の体に我らが優秀な遺伝子を分け与えてやろうというのだ……」
ol風の女「ヒッ……!?」
ハラメイヤー将軍「ゆけいフィンタマー!」
フィンタマー「ナーーーカーーーダーーーシーーー!!」
「 そ こ ま で だ っ ! 」
フィンタマー「フィッ!?」
ハラメイヤー将軍「な、何奴!?」
「 と う っ ! 」
ハラメイヤー将軍「な、なんだあの男は!?」
「 ス キ ン ・ ア ッ プ ! 」
説明しよう!この男、近藤サクオは「スキン・アップ!」の掛け声により……
「 聖 苗 守 護 者 ! コ ン ド ー ム ン ! 」
正義のヒーロー、コンドームンへと変身を遂げるのである!
ハラメイヤー将軍「ぐぐぐ……ま、まさか貴様が我らの邪魔をしているという……!」
フィンタマー「フ、フィー……!?」
コンドームン「さあ……貴様らの悪行もここまでだ!」
コンドームン「グロマン星人ども!」
あれ?俺勃起してる…
ハラメイヤー将軍「は……え?グ、グロマン……星人?」
ol風の女「ふ……ふっふっふ……」
フィンタマー「!?」
ol風の女「ハーッハッハッハ!よく気付いたわね、コンドームン!」
コンドームン「さあ、正体を現せ!」
ol風の女「ふっ、言われずとも……はああぁぁぁぁぁっ!!」 ゴゴゴゴゴゴ……!
ハラメイヤー将軍「な、なんだ!?なんだというのだ!?」
俺はとんでもないスレを開いちまったのかもしれない・・・
カッ!
エスエムーン「グロマン星王族親衛隊長……エスエムーン見参!」
ハラメイヤー将軍「 」
コンドームン「やはり貴様だったか……エスエムーン!」
エスエムーン「ふん、偶然我らの力を得ただけの男が、まさか私の変装を見破れるまでに成長するとはね……」
コンドームン「黙れ!貴様に殺された家族の仇はとらせてもらう!」
エスエムーン「ふぅん……母親と妹を殺したのはあんたなのにねぇ……」
コンドームン「人間としての母さんとミカは……貴様らにグロマン星獣に改造された時に死んだんだ!」
ハラメイヤー将軍「え、何コレ」
フィンタマー「フィフィ……」
ハラメイヤー将軍「一体どういうことだというのだ……グロマン星人とは一体……」
フィンタマー「フィ……」
エスエムーン「ふっ、まあいいさ……どれにしろ、アンタはまだ私と戦える程の強さじゃない」
コンドームン「なんだと!?」
エスエムーン「アンタの実力、思い知らせてやるよ……出でよ、グロマン星獣ボーイシャー!」
ボーイシャー「は、はい!頑張ります!」
ハラメイヤー将軍「あ、あのボーイッシュな女の子好みだわ」
フィンタマー「フィッ!?」
コンドームン「くっ……また地球人をグロマン星獣に改造したのか!」
エスエムーン「ふふふ……当然だろう?地球人ごときが偉大なるグロマン星人の部下となれるんだ、むしろ感謝してほしいくらいだねえ!」
コンドームン「貴様っ!」
ボーイシャー「い、いきますよ!コンドームンさん!」
ハラメイヤー将軍「待てい!」
コンドームン「!?」
エスエムーン「んん?」
ボーイシャー「ヒッ!?」 ビクッ
ハラメイヤー将軍「なんだかよく解らんが、貴様らよくも我らナカダシーを無視して虚仮にしてくれたな!」
フィンタマー「フィー!」
ハラメイヤー将軍「我らを侮るとどうなるか……やれいフィンタマー!手始めにあっちの私好みの女の子を精子祭りにあげてやれい!」
フィンタマー「フィー!」
コンドームン「なっ!?やめろ、そんなことをしてはっ!」
フィンタマー「フィー!」
ボーイシャー「ひっ……!な、なんなんですか……!?」
フィンタマー「フィー!」 ガシッ
ボーイシャー「ひっ……いや、いや、離して……!」
フィンタマー「フィー!」 ビリビリ
ボーイシャー「イヤアアアアアアアアァァァァァァァァァッ!!」 ビリビリ
ハラメイヤー将軍「うむ、やはりボーイッシュな少女が女の子らしい声を出すのは素晴らしいな」
コンドームン「くっ、何を呑気なことを言っているんだ!このままだとあの……魚?っぽい怪人がヤバイぞ!」
ハラメイヤー将軍「……何?」
フィンタマー「フィー!」 ズンッ
ボーイシャー「いぎいいいぃぃぃぃぃぃっ!!?いやっ、やだっ!」
ボーイシャー「痛い、痛いよおおぉぉぉぉぉ!!おかあさああああん!!たすけてーーっ!!」
フィンタマー「フィッ、フィフィッ、フィーッ!」
ボーイシャー「え!?あ、嘘!?やだ、やめて!」
フィンタマー「フィーッ!」 ドビュッ!ドビュルルル!
ボーイシャー「いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ハラメイヤー将軍「順調ではないか……何が問題だというのだ?」
コンドームン「ここからだ……グロマン星獣の恐ろしさは……」
cm
聖なる守護者よ……スキン・アップせよ!
股間のコンドームから聖苗バリアーを放て!
そして飛ばせ、必殺のカウパーコンドームキャノン!
dxコンドームン変身セット!
そして聖苗メカ ジース・ロマック!
cm終了
コンドームン「ここからだ……グロマン星獣の恐ろしさは……」
フィンタマー「フィー……フィッ!?」ビクッ
ボーイシャー「……や」ガシッ
ハラメイヤー将軍「なっ、脚でホールドしただと!?」
ボーイシャー「……抜いちゃ、やだ……」
フィンタマー「フィ、フィフィフィ!?」
ボーイシャー「もっ、と……初めては、ちゃんときもちいいのがいいよ……」
コンドームン「やつらは……グロマン星獣は!地球人の精子を全て奪うことで地球人を絶滅させ、奪い取った精子でペット用のクローン地球人を作ることを目的にしているんだ!」
ハラメイヤー将軍「なっ、なんだと!?」
コンドームン「だから、グロマン星獣の性欲の強さは普通じゃあない……」
ハラメイヤー将軍「だ、だがフィンタマーは通常の11倍の精子を持つ怪人!そう簡単には……」
フィンタマー「フィ……グ……」
ボーイシャー「す、ごい……ボク、また、イってる……!」
フィンタマー「フィ……な、ナカダシーに栄光あれー!」ドサッ、ドカーンッ
ハラメイヤー将軍「バ、バカな……!?通常の11倍の精子が、少し目を離した隙に全滅したとでも言うのか!?」
コンドームン「あれがグロマン星獣だ……」ザッ
ハラメイヤー将軍「な、何をする気だ貴様!?」
コンドームン「全てのグロマン星獣は……グロマン星人は、俺が倒す」ザッザッ
ハラメイヤー将軍「バ、バカな……!あれを見ていなかったのか!?11倍の金玉を持つフィンタマーでさえ一瞬で搾り取られたのだぞ!?」
コンドームン「俺は既に……何体ものグロマン星獣を倒している」
ハラメイヤー将軍「!?」
ボーイシャー「やぁ……すごい、クセになりそ……ね、もっと出して……?」
フィンタマー「 」ピクピク
コンドームン「……そこまでだ、グロマン星獣」
ボーイシャー「あ……今度は、コンドームンさんが……相手してくれるんですかぁ……?」
コンドームン「……行くぞっ!」ダッ
ボーイシャー「ああ……いっぱい、いっぱいきてください……」
コンドームン「うおおおおお……おおおおおおおっっ!!」ズンッ
ボーイシャー「ふぐっ!?やっ、おっき……」
コンドームン「おおおおおおおっ!!」ズンッズンッ
コンドームン(くっ、すさまじい締め付けだ……明らかに過去のグロマン星獣よりパワーアップしている!)
ボーイシャー「ふあぁ……お、お腹の中が一杯で……」キュッ
コンドームン(!? ま、まだ締め付けてくるだと!)
ボーイシャー「あっ、おなかのっ、なかでっ、ぴくぴく、って……」
コンドームン「だが俺は……負けない!」
コンドームン「聖苗っ!バリアーッ!」
説明しよう!聖苗バリアーとは、自身の逸物を厚めのコンドームで守護することにより、膣内射精を防ぐ技である!
本来挿入前に装着すべきコンドームであるが、コンドームンは自身の望んだ時にコンドームを装着することができるのだ!
ボーイシャー「ああ……ビクン、ビクンってしてる……」
ボーイシャー「……」
ボーイシャー「え……?膣内に、出てない……?」アセアセ
コンドームン「今度はこちらからいくぞっ!」
ボーイシャー「えっ?えっ!?」
コンドームン「必殺!カウパーコンドームキャノンッ!!」
説明しよう!カイパーコンドームキャノンとはコンドームンの必殺技である!
精子塗れのコンドームを相手の膣内にピッタリ張り付いた状態で残したまま自身の逸物を引き抜く技だ!
聖苗バリアーに使われた特性のコンドームは、もう相手の膣から離れることはないのだ!
この技を使われた膣は、最早使用不能と言っても過言ではないのだ!
ボーイシャー「え……あ、え……?」
コンドームン「諦めろ、最早貴様の膣は使いものにならん!俺の勝ちだ!」
ボーイシャー「そ、そんな……」
ボーイシャー「そんなあああああああああああっっっ!!!」ドサッ、ドカーンッ
ハラメイヤー将軍「爆発した!?奴が勝ったのか……」
エスエムーン「くっ、よもやボーイシャーを倒すまでに成長していたとは……覚えてらっしゃい、コンドームン!」サッ
ハラメイヤー将軍「あの女も逃げたか……グロマン星人か、調査の必要があるな……」
コンドームン「……」
グロマン星獣を倒したことにより、また一つグロマン星人の手を潰した。
だというのに、充足感も達成感もない。
グロマン星獣を倒したサクオの胸に飛来したものは、例えようの無い虚しさであった……
倒した敵は、所詮はグロマン星人の手先にしか過ぎず、グロマン星人自体は何の痛手も受けてはいないのだ。
だが、サクオは戦わなければならない。サクオが戦わなければ、全ての人類がテクノブレイクしてしまうだろう。
コンドームンは、人類の守護者として戦わなければならないのだ。
つづく
次回予告
サクオの前に現れた少女、それは子供の頃、彼が恋心を抱いた相手に瓜二つであった。
彼女の子供か……しんみりとしたサクオの手を握り、彼女はサクオを連れていく
遊園地、思い出の公園、昔通った学校……
そして、地獄へ
次回、聖苗守護者コンドームン第5話「思い出の……」
少女は何処へ向かうのか
例えようの無い満足感が飛来した
重要なおしらせ
都合により一部放映地域を除き、聖苗守護者コンドームンの放送を終了とさせていただきます
今まで応援ありがとうございました
ss深夜vipには初めての投稿
去年の8月頃に思い付いて、その後コツコツ書きためてたssです
俺は何故こんなssを……
>>1を見てなんだこれと思ったけど意外に面白くて悔しい
はよ
「一部放映地域を除き」てことはそれ以外では放送されるんだな
はよ
面白かった
続きはよ
これはクセになるな
はよはよ
ssを書く>>1はせつなくてはよって言われるとすぐ書いちゃうの
数日かかったけどな
「サクオくん、何してるの……?」
「へぇ……サクオくんのパパってそんなえらい人なんだぁ……」
「私のパパ?うーん、えらくはないけど……やさしくて……かっこいいパパだよ?」
「サクオくんと……同じくらい好きだな……」
「えっ……?な、なんでもないよ!アハハ……」
サクオ「……夢か……」
サクオ「懐かしかったな……」
サクオ「…………」
サクオ「……だけど、もう戻ってはこないんだ、思い出も、家族も……」
op
op終了
本編開始
公園
サクオ「人が変わっても、場所はそうそう変わらない、か……遊具が減ったり増えたりくらいか」
ガキ「あっ、おっさん!またパトロール?」
サクオ「ようクソガキ。今日は変わったことなかったか?」
ガキ「うん、今日は怪人はいないよ……あっ、でもさ」
サクオ「?」
ガキ「なんか見たことねー女の子がいるんだよなー。砂場の方でじーっとしてんの」
サクオ「女の子、か……一応、声かけてみるか」
ガキ「おう、じゃあねおっさん。どっかから引っ越してきたのかもなー……」スタスタ
サクオ「おう、じゃあなクソガキ」スタスタ
サクオ(グロマン星獣に襲われた子供とは思えないな。元気でよかった)
女の子「ふーふーふ~ふふん♪ふふふふふーふーふん♪ふふふふふーん♪」
サクオ「やあ、お嬢ちゃん」
女の子「っ!?」ビクッ
サクオ「あ、ごめんごめん、いきなり話しかけちゃって」
女の子「……あ」
サクオ「おじさんは怪しい人じゃないよ、その……」
サクオ(ん?この子どこかで……)
女の子「サクオ、くん……?」
サクオ「えっ?」
女の子「あっ、あの……」
サクオ(あ、そうだ。幼馴染のあの子にそっくりなんだ)
女の子「ご、ごめんなさい……その、えと……ま、ママが持ってる写真の人にそっくりだったから……」
サクオ「ああ、やっぱり。そうか、あの子まだ卒業写真なんか持ってたのか……しかし、そんなに変わってないかなぁ……」
女の子「う、うん、変わってない……しゃ、写真にそっくりだよ……」
サクオ「そっか……あの子も結婚しちゃってたのか。しかし、これくらいの子がいるってことは結構早くに結婚したんだな」
女の子「……」
サクオ「一人で遊びに来たの?」
女の子「うん……ぱ、パパもママも、今日いないの……忙しいんだって……」
サクオ「へぇー」
女の子「……」ジッ
サクオ「うん?俺の顔に何か付いてる?」
女の子「……サクオくん、遊んで?」
サクオ「えっ?」
女の子「一人で……寂しくて……友達もいなくて……」ウルウル
サクオ「あっ、泣かないで泣かないで」
女の子「遊んでくれる……?」
サクオ「でも、俺は忙し……」
女の子「うぅ……」ウルウル
サクオ「……はぁ、わかったよ。遊んであげる」
女の子「ほん、と……?うれしい……!」
サクオ(……まぁ、子供を泣かせるのも後味悪いしな……)
女の子「あの、こっちで……」
サクオ「あっ、待てよ、急に走るなって」
「フフフ……コンドームン」
「今日こそ、あんたの最期よ……!」
サクオ「ここは……」
女の子「ゆうえんち……」
サクオ(……引っ越してきたばっかりで友達も居ない子が遊園地の場所を知っている……?)
女の子「あの、こっち……」
サクオ「ちょっ、引っ張るなって……!あ、子供一枚と大人一枚……」
サクオ(……まあ、家族と家の下見に来た時に見つけたとか、そんなところか)
女の子「あの、あっちの、コーヒーカップ……」
サクオ「はいはい、コーヒーカップね」
女の子「くるっ、くるっ……♪」
サクオ(……そういえば……)
サクオ(この遊園地、子供の頃幼馴染とよく来たな……)
サクオ(家が近いからって、家族ぐるみで付き合ってたから……)
女の子「うー……」
サクオ「……うん?ど、どうしたの?そんなに唸っちゃって……」
女の子「サクオくん、全然こっち向いてくれないー……」
サクオ「えっ、あっ、ごめん。考え事してて……」
女の子「むうぅー……あっ、コーヒーカップ止まっちゃった……」
サクオ「ほっ、ほら、あっちにメリーゴーランドあるぞ!あっちで遊ぼう!」
女の子「むぅー……」
――――――――
――――――――
サクオ(結局無茶苦茶付き合わされた……もうこんな時間か)
女の子「~♪」
サクオ「ほら、そろそろ帰ろう?」
女の子「……えっ……」
サクオ「もうこんな時間だぞ?パパやママを心配させちゃうかもしれないだろ?」
女の子「うー……」
サクオ「ほら、帰ろう?」
女の子「……待って……その前に行きたいところがあるの……」
サクオ「行きたい所って……観覧車か?」
女の子「ううん、外……」
サクオ「えっ?」
女の子「ついてきて……」スタスタ
サクオ(……なんだ?)
cm
聖なる守護者よ……スキン・アップせよ!
股間のコンドームから聖苗バリアーを放て!
そして飛ばせ、必殺のカウパーコンドームキャノン!
dxコンドームン変身セット!
そして聖苗メカ ジース・ロマック!
cm終了
サクオ「……ここは」
女の子「思い出の学校だよ……サクオくん」
サクオ「なっ……!」
女の子「来て……こっちに来て……」スーッ
サクオ「っ、ま、待てっ!」タッタッタッ
サクオ「ここは……この教室は……」
「あれ?残ってるのってお前だったんだ」
「サクオくん?なんで……」
「部活の後片付け。こんな時間になっちゃってさ。で、体育倉庫の鍵かけようとしたんだけど、鍵持って行きっぱなしのヤツがいるって」
「あっ……昼休み終わってから返してなかった……」
「相変わらずマヌケだなー」ケラケラ
「ひ、ひどい……そんなに言わなくてもいいじゃん……」
サクオ「……ッ!なんだ、幻覚か……?」
女の子「こっち……こっちに来て……」スーッ
サクオ「くそっ、やっぱり……!」タッタッタッ
「別についてこなくてもいいのによー」
「ううん……私のせいで迷惑かけたから……」
「別に気にしてないって……それに、倉庫に鍵かけるだけだぜ?」
サクオ「信じたくはなかったが……やはり……!」タッタッタッ
バタンッ
サクオ「体育倉庫……っ!」
ギュッ
サクオ「……ッ!」
女の子「あの時言えなかったことを言うね……サクオくん……」
女の子「私ね……サクオくんのことが……」
サクオ「お前……やっぱり、やっぱり……っ!」
サクオ「グロマン星獣だったかっ!!」
「 う お お お お っ ! 」
説明しよう!この男、近藤サクオは
「 ス キ ン ・ ア ッ プ ! 」
「スキン・アップ!」の掛け声により……
. せいびょうしゅごしゃ
「 聖 苗 守 護 者 ! コ ン ド ー ム ン ! 」
正義のヒーロー、コンドームンへと変身を遂げるのである!
エスエムーン「フフフ……さあ、コンドームン、おまえにグロマン星獣メモロリーが倒せるかな?」
メモロリー「サクオくん……本当に変身ヒーローになっちゃったんだ……」
コンドームン「お前は……お前は……っ!」
メモロリー「うん……怪人に、なっちゃった……」
コンドームン「クソッ!お前もグロマン星人連れ去られて……」
メモロリー「ううん……自分から、こうなることを望んだの……」
コンドームン「なっ!?」
メモロリー「だって、サクオくん……」
メモロリー「ロリコンでしょ?」
コンドームン「なっ……!」
メモロリー「私ね、サクオ君のことが好きだったの……」
メモロリー「でも……大きくなっていくたびに、サクオ君は私から離れて行って……」
メモロリー「小さな頃はあんなに仲良かったのに、って……それで、気付いたの……」
メモロリー「サクオ君が好きなのは、『小さな頃の私』だ、って……」
コンドームン「……ッ!」
メモロリー「だから……私、小さな頃の私を取り戻したの……」
コンドームン「グロマン星獣になって、か……!」
メモロリー「うん……でも、安心してね……私、サクオ君以外とは絶対にしないよ……?そういう約束で、改造されたから……」
メモロリー「ちゅぱっ……んちゅっ……ちゅぱっ……」
コンドームン「っ……」
メモロリー「私の……ちっちゃいお口、きもちいい……?」
コンドームン「……っ」
メモロリー「……きもちよくなかった……?じゃあ、もっとがんばるね……んちゅ、ちゅぷっ……」
コンドームン「……」
メモロリー「んふっ、んん……ちゅぱ……」ジュン…
メモロリー「えへへ……サクオ君の舐めてたら、こんなになっちゃった……」クパァ
メモロリー「ね……サクオ君、挿入れて……?」
コンドームン「……」ズッ
メモロリー「あっ、痛……っ!」
コンドームン「……」
メモロリー「……っ!大丈夫だよ、サクオ君……ずっと好きだったサクオ君と一緒になれて嬉しいから、痛みなんて気にならないよ……」
メモロリー「……ね、ねぇ……私の膣内、どうかな……?」
コンドームン「ああ……」
コンドームン「ちっちゃくて、狭くて……きゅうきゅう吸いついてきて、」
コンドームン「正直痛い」
メモロリー「えっ……!?」
コンドームン「小さすぎる、こんなんじゃ潰れちまう」
メモロリー「そ、そんな……!?」
コンドームン「コンドームを使うまでもない、こんなんじゃ射精すこともないな」
メモロリー「な、なんで……なんで……!」
コンドームン「抜くぞ」ズズッ……ズボッ
メモロリー「なんでなのーーーーーーーっ!!!!!」ドカーン!
コンドームン「……」
サクオは思い出していた。過去の自分を、幼馴染に惹かれていた自分を、
そして幼馴染と話すのが恥ずかしくなり、いつしか疎遠となっていった二人の関係を……
もう少し素直になれば、もう少し歩み寄っていれば……このような悲劇は起こらなかったのではないだろうか。
いや……サクオは考える。もし二人が一緒になっていても、その時は彼女がグロマン星人に狙われていただろう。
グロマン星人が居る限り、自分に関わる女性は全て不幸に見舞われるのだ。
……ならば、グロマン星人、貴様らも不幸にしてやろう。
彼女との思いでの学校を後にしながら、コンドームンは誓いを立てる。
グロマン星人へ、復讐を
つづく
次回予告
コンドームンの前に突如現れた新たなる戦士
敵か、味方か……
示唆する間もなく、戦士は突然に襲いかかる
次回、聖苗守護者コンドームン第6話「新たなる力」
敵の敵は、やはり敵か
重要なおしらせ
コンドームンに質問しよう!
コンドームンが君達の質問に答えてくれるぞ!
書く度にサクオのキャラがぶれる
今日はここまで
サクオは童貞を怪人に奪われたの(゚∀゚?)
よし今度は「つづく」なんだな
期待age
なんだろうこのwktk感
すげぇ楽しいのに
読み終えると例えようのない悲壮感が襲ってくるんだが
今回は本気で難産だった
6話はっじまっるよー
グロマン星女帝:クィーン・グロマン「エスエムーン……あのような蛮地の開拓に、いつまで時間を掛ける気だ?」
エスエムーン「も、申し訳ありませんクィーン・グロマン!」
エスエムーン「し、しかし、あの星の原住民の一人が我らの最新テクノロジーを奪ったことから、我々は劣勢に陥り……」
クィーン・グロマン「もうよい……同じことを何度話す気だ?私は愚図は嫌いだ……」
エスエムーン「は……ははっ!ならば、今度は私直属の部下に作戦を任じます!彼女達ならば……!」
クィーン・グロマン「ふむ、ようやく本腰を入れたか……だが、誇りあるグロマン星人を使っての作戦、もしもしくじれば……解るな?」
エスエムーン「は、ははーっ!早速、早速作戦の準備にかかります!」
クィーン・グロマン「ふん……」
エスエムーン(クソ……なんということだ、この私が、グロマン星王族親衛隊長のこの私がここまで追い詰められるとは!)ツカツカツカ
エスエムーン「ええい……出でよ、グロマン星人サディスター、マゾヒスター!」バッ!
サディスター「ハッ!サディスター、ここに!」スタッ!
マゾヒスター「ふあぁ……エスエムーンさまぁ……酷いですわ、こんなになるまで私を放っておくだなんて……ですが、エスエムーンさまが私を必要としてくださるならば、私は……」クネクネ
エスエムーン「私の直属の部下である貴様たち二人に命ずる!どのような手を使っても良い!コンドームンを倒せ!」
マゾヒスター「はっ?あ、あの、作戦の詳細は……」
エスエムーン「私はお前達二人を高く評価している!勿論、手柄はお前達二人のものだ!この作戦に成功したならば、私と同等の地位が約束されるものと思え!」
マゾヒスター「ど、同等の地位……!そうなればエスエムーンさまと私が深い仲になってあんなことやこんなことも……ウフフ……」ジュルリ
サディスター「はっ、承知致しました!」ビシッ!
サディスター(……ふん、親衛隊長も随分余裕を失くしたと見える。まあいい、この機会を利用して精々出世させてもらおうかねぇ……)
サディスター(……隊長殿の失脚と一緒に、ね)ニヤリ
op
op終了
本編開始
サクオ「よおクソガキ、今日は何かおかしなことあったか?」
ガキ「うーん、最近は変わったヤツは見てないなー」
サクオ「そうか……」
サクオ(やっとグロマン星人共も公園でばっかり活動してるのは非効率的だってことに気が付いたか)
サクオ(そうなると少し面倒だな……一応、パトロール範囲を広げるか)
サクオ「おう、じゃあ多分しばらくはこの辺よらないから、何かあったら携帯に電話しろよ」
ガキ「了解!じゃあねおっさん!」
サクオ「おう、またな」
ガキ「怪人って公園以外にも出てくるものなのかな……」
サディスター「おい、そこの」
ガキ「うん?おねーさん誰?」
サディスター「ふん!」ゴスッ(腹を殴る音)
ガキ「ゔっ……」ドサッ
サディスター「ふふふ……好きなようにやらせてもらうさ、隊長殿」
サディスター(ふふ……アイツに通さずクィーンに直接報告すれば、あの役立たずの首も確実に飛ぶってもんさ)
マゾヒスター「ああ、早く……早く終わらせてご褒美を……あぁんでもこうやって待ってる時間も至福……」ハァハァ
サディスター(幸い、こっちのバカはいくらでも騙せるマヌケだしねぇ……ふふ、運が向いて来たよ)
サクオ「さすがに街中に現れる、なんてことはないか……」
マーダーアーマークーハナーイアーオーイカージツデショー
サクオ「っと、ガキから電話か……もしもし、何かあったか?」
『ふふふふふ……』
サクオ「っ!?な、誰だお前は!」
『私が誰かなんてどうでもいいだろう?それより、こちらは人質を預かっている……』
サクオ「何っ!?キサマ……」
『ふふふ……無事に返して欲しけりゃ、例の公園に来な』プチッ
サクオ「なっ……おい!もしもし!もしもし!!」ツーツーツー
サクオ「……くそっ!」ピッ
―――――――――
サクオ「言われた通りにきてやったぞ!さっさと出てこい!」
サディスター「ふふふ、まさか本当にのこのことやってくるなんてねぇ……」
ガキ「ぐぎぎ……おっさん……!」
サクオ「なっ……!荒縄で子どもを縛るなんて何考えてやがる!さっさとそのクソガキを離しやがれ!」
サディスター「残念ながらそうはいかないねぇ……エスエムーン様の命令でアンタを倒すように言われているからね」
サクオ「!? 貴様グロマン星人か!」
サディスター「いかにも!グロマン星王族親衛隊サディスターとは私のことさ!」
サクオ「親衛隊!?ということはエスエムーンの直属の部下か!」
サディスター「ははは、あんたが今まで戦ってきたグロマン星獣なんかとは比べ物にならないよ!だけど今日戦うのは私じゃない……」
マゾヒスター「はふぅ……もうガマンの限界でしたわぁ……」
サディスター「貴様の相手は同じくグロマン星王族親衛隊であるマゾヒスターが相手するさ!」
サクオ「親衛隊を惜しげなく……それだけ貴様らも必死というわけか!」
サクオ「なら……そのまま引導を渡してやるぜ!」
「 う お お お お っ ! 」
説明しよう!この男、近藤サクオは
「 ス キ ン ・ ア ッ プ ! 」
「スキン・アップ!」の掛け声により……
. せいびょうしゅごしゃ
「 聖 苗 守 護 者 ! コ ン ド ー ム ン ! 」
正義のヒーロー、コンドームンへと変身を遂げるのである!
サディスター「おっとぉ!変身したところ悪いが、動くんじゃあないよ?このガキに怪我させたくなかったらね」
コンドームン「ぐっ、卑怯な……!」
ガキ「ぎぎぎ……おっさん、悔しいのう、悔しいのう……」
マゾヒスター「うふふ、では私がお相手を務めさせていただきますわぁ」スッ
コンドームン「ぬっ……」
マゾヒスター「ああ、もう待ち焦がれましたわぁ……」ズンッ…
コンドームン「ぐっ……!」
コンドームン(くそっ、こうなったら一瞬の隙をついてこいつを引き離し、向こうのヤツに不意打ちを与えてガキを助けるしか……っ!?)
マゾヒスター「はぁぁ……っ!久方振りの感触っ……!」ゾクゾクゥ
コンドームン(くっ、こいつ……清楚なお嬢様みたいな見た目で、なんだこの膣圧は!?)
マゾヒスター「ああっ、我慢できませんわぁ……!」ズンズンッ!
コンドームン「っ、あっ!?」
コンドームン(や、ヤバイ!グロマン星獣なんて目じゃないくらいに……これはヤバイぞ!)
マゾヒスター「んっ、はぁ……これだけじゃ、満足できませんわぁ……ね、そっちからも動いて、くださいますか……?」スッ…
コンドームン(っ!これは、チャンスだ!)
コンドームン「うっ、おおおおおおっ!!!」ズッチュズッチュ!
マゾヒスター「いひゃん!?そ、そんな、急に激しっ!」
コンドームン(ここだ!一気に倒してやるっ!)ズッズンズン!
マゾヒスター「ひゃん!ああっ、そんなに激しくされると……」
コンドームン「聖苗っ!バリアーッ!」
説明しよう!聖苗バリアーとは、自身の逸物を厚めのコンドームで守護することにより、膣内射精を防ぐ技である!
本来挿入前に装着すべきコンドームであるが、コンドームンは自身の望んだ時にコンドームを装着することができるのだ!
コンドームン「そして一気にっ……必殺!カウパーコンドームキャノンッ!!」
説明しよう!カイパーコンドームキャノンとはコンドームンの必殺技である!
精子塗れのコンドームを相手の膣内にピッタリ張り付いた状態で残したまま自身の逸物を引き抜く技だ!
聖苗バリアーに使われた特性のコンドームは、もう相手の膣から離れることはないのだ!
この技を使われた膣は、最早使用不能と言っても過言ではないのだ!
マゾヒスター「ふえっ?」
サディスター「何っ!?」
コンドームン(よしっ、今だ……!?)ズンッ
コンドームン「なっ、あっ……!?」
マゾヒスター「んっ、ダメですわぁ、こんなことをしては……前が疼いたままになって、せつなくなってしまいますわぁ……」ヌッチャグッチャ
コンドームン「バカなっ……!?カウパーコンドームキャノンを食らって生きてるだと!?そ、それどころかアナルでっ……!」
マゾヒスター「んふふぅ……裂けるかと思ってしまいましたわ……ああ、前がせつないぶん、後ろで愉しませてくださいませ……?」
サディスター「くははっ、親衛隊を甘くみたな!そいつはなぁ、焦らされたり激しくされたり、道具みたいに使われたり玩具にされたりすると燃え上がる変態なんだ!
前が使えなくなってもダメージがあるどころか悦ぶだけさ!」
コンドームン「なんっ……!?」
サディスター「まあ、私も動けない相手を搾り取るのが好きな変態なんだけどねぇ……くくっ、私は動くなって言ったのにねぇ……」
ガキ「ひっ……!」
コンドームン「なっ……!?ま、待て!」
サディスター「あははは!やだね、動いたアンタが悪いのさ!それじゃあいただきま……!?」ゾクッ!
サディスター「なんっ……!?」バッ!
マゾヒスター「ひっ……!?」サッ
コンドームン(な、なんだ!?)
サディスター「な、なんだいこの悪寒は……!?」ブルッ
マゾヒスター「あ、え、あ……?な、何……?」ガクガク
コンドームン「何が起こったか解らんが……クソガキ、今助けてやるぞ!」バッ、ガチャッ
ガキ「うわっ!あ、ありがとおっさん」
コンドームン「いいから逃げろ!早く!」
ガキ「あ、ああ、おっさんも気をつけてな!」ダダダッ
ザッザッザッ……
サディスター「なん、なんなんだこの悪寒は!?何か、何かが……!」
マゾヒスター「近付いて……ひいぃ……!?」
サディスター(ま、マゾヒスターが恐怖している!?一体……!?)
ザッザッザッ……
マゾヒスター「あ、あ……」
ザッザッザッザッザッ!
サディスター「なんっ、なんだってんだいっ!」
……ピタリ
???「……」
コンドームン「あれは、何だ……!?黒い、鎧……?」
黒鎧「お、おぉ……」
黒鎧「オオオオオオオオオォォォォォォォォォォッ!!ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァッセエエエエエエエエェェェェェェェェィィィィィィィィィ!!!!!!」
cm
暗黒の鎧を……今!
アグラーを取り付けろ!
二重変身!コンドームン・バイ!
決めろ、必殺のヤク・カウパー・キャノン!
コンドームン強化変身セット!好評発売中っ!
cm終了
コンドームン「な、なんだアイツは!?」
黒鎧「グアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!」ボンッ!
マゾヒスター「きゃあああぁぁぁぁぁっ!?」
サディスター「下半身が吹っ飛ん……!?な、なんだいあの凶暴な肉棒は!?」
黒鎧「オオオォォォォ……ッォォォォォオオオオオオオオッ!!!!」ギンギン
マゾヒスター「ひ、ひぃ……」ガタガタ
黒鎧「ガアッ!」ギロリ
マゾヒスター「ひっ!?いっ、いやっ……!」クルッ
黒鎧「ガアアアアアアアアァァァァァァァァァァッ!!!」ガシッ
マゾヒスター「あっ!?い、いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
黒鎧「グルルルルル……!」ギンギン
マゾヒスター「ひっ、いや、いや……!」フルフル
コンドームン「バカな……!さっきまでの余裕が完全に消えてる!?親衛隊を気だけで圧倒しているのか!?」
マゾヒスター「おねがっ、なんでもっ、なんでもしますからっ!それだけはっ……!」
コンドームン「あの黒い鎧の男、一体何者なんだ……?」
黒鎧「グ……」スッ…
マゾヒスター「あっ……た、助かっ」
黒鎧「ッアアアアアアアッ!!」ズンッ!
マゾヒスター「――――ッ!?!?」
マゾヒスター「あっ、かっ……!」
サディスター「あ、アナルにあんなぶっといのが……だ、だけどマゾヒスターなら、マゾヒスターなら……っ!」ガタガタ
マゾヒスター「かっ、は……」
黒鎧「ゥルルルルゥ……グルル……」スーッ……
マゾヒスター「あぎっ……早く、早く抜いて……!」
黒鎧「ウングッ!」ズンッ!
マゾヒスター「がっ……!」
サディスター「め、目が裏返ってる……!?」
黒鎧「……!」
マゾヒスター「かひっ……もうっ、やめっ……」
黒鎧「フンッ!」ズンッ!
マゾヒスター「お゙っ……!」
黒鎧「フンッ!フンッ!」ズンッ、グチュ、パンパンッ、ズチュズチュズチュズチュッ!
マゾヒスター「―――――――!!!!」
マゾヒスター「あ゙ーっ!あ゙ーっ!!!」
サディスター「あ、あ……」
コンドームン「うっ……!や、やばすぎる……正視に耐えられない……」
マゾヒスター「ああああああああああああああっっっっっ!!!いやああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ドカーンッ
サディスター「や、やられた……マゾヒスターが、やられ……」
コンドームン「い、いや、ただ倒しただけじゃない、あの男……」
黒鎧「グゥゥ……ルァァァァァァァァァァ!!!」
コンドームン「まだ、射精すらしていない……っ!!!」
黒鎧「ルァッ!」ギロッ
サディスター「ひ、あ、あ……」ドサッ
サディスター「やめっ、こなっ、こないで……」ジョロロロ…
コンドームン「うっ……!」
コンドームン(こいつ、恐怖のあまり腰砕けて失禁しやがった……)
サディスター「やだっ、やだっ……」ズリズリ
黒鎧「グル……」ガシッ
サディスター「ひっ、やっ……!」
黒鎧「グルァ!!」ズンッ!
サディスター「あぎぃ!?」
コンドームン「這って逃げていたのを後ろから……!」
黒鎧「グルッ、ウアアァァァッ!!」ズンズンズチュッ
サディスター「――――――!!!」ドカーンッ
コンドームン「一瞬でやられたか……当然か、耐久系の幹部でさえあっさり倒したんだから……」
黒鎧「フー……フー……!」
コンドームン「ま、まあ、誰だか知らんが助かっ……!?」ゾクリ
コンドームン(な、なんだこの悪寒は……!?ま、まさか……)
黒鎧「フー……グルル……!」
コンドームン「こいつ、今度は俺の尻を狙ってやがるのかっ!」
黒鎧「グウゥ……ウアアアアアッッ!!!フォオオオオオオオオ!!!!」バッ!
コンドームン「あぶねぇっ!」サッ!
黒鎧「ムオオオオオオオオォォォォォォォォォォッ、セエエエエエェェェェェェェイイイイッ!!!!」フォンッ
コンドームン「なっ、消え」
黒鎧「クォォォォォオオオオオオオオオオオオオッッ!!!」
コンドームン「!? 一瞬で後ろにっ……!」
黒鎧「スァァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!」ズンッ!
鎧「……!?」
コンドームン「……掘られて、ない……?」
―――それがコンドームンの本当の力なのだ、サクオ―――
コンドームン「こ、この声は……親父!?」
―――コンドームンは、もともとグロマン星人が地球人をコントロールするために作った物だ―――
―――コンドームンは武器もスーツも同じ特殊素材で作られている……あらゆる肉棒を封印するスーツ……―――
―――本来は股間に穴が開いた作りですらなかった……だが、私には肉棒を封印するスーツなど作れなかったのだ―――
コンドームン「お、親父……!やっぱり、親父は……」
黒鎧「ふ、ぐるるぁ、ぐぁ……!」
コンドームン「なんだ、あいつの様子が急に……!?」
黒鎧「ぐあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」シューシュー
コンドームン「鎧が、溶けはじめた……!?」
???「がっ……!やはり、私では……」
コンドームン「お、お前は……!えっと、名前は知らんけど、いつかエスエムーンと戦った時にいたおっさんじゃないか!」
ハラメイヤー将軍「ぐ、くく……そうだ、私は……秘密結社ナカダシーの、ハラメイヤー将軍……ぐふっ!」
コンドームン「お、おいあんた、大丈夫なのか!?」
ハラメイヤー将軍「ふ、ふふ……以前の、グロマン星人との戦いで……我らは、力不足を痛感した……」
ハラメイヤー将軍「やつらを倒す為に……我らは新しい兵器を……ナカダシ怪人を強化する力を……作り上げたのだ……」
コンドームン「それが、あの鎧……なのか?」
ハラメイヤー将軍「正確には……違う。これが、我々が作り上げたものだ……」スッ
コンドームン「これは……黒い、石?」
ハラメイヤー将軍「『アグラー』……それが、この道具の名だ……使用者の性欲を、爆発的に高める道具……」
ハラメイヤー将軍「我々は……ナカダシ怪人にこれを使うことで、怪人の強化を図ったのだ……だが……」
ハラメイヤー将軍「これを使った怪人は……例外なく、暴走した……」
ハラメイヤー将軍「捕虜どころか……女性研究スタッフ、更には博士にまで襲いかかり……」
ハラメイヤー将軍「あろうことか、男性スタッフや怪人にまで襲いかかったのだ……」
ハラメイヤー将軍「博士以外は、その性欲を前に命を散らした……」
コンドームン「……」
ハラメイヤー将軍「理論上は……暴走は、抑えられる筈だった……強靭な肉体と精神があれば……」
ハラメイヤー将軍「怪人にすら制御できぬ力……怪人以上の存在でなければ制御できない……」
ハラメイヤー将軍「故に、新たな被検体には私が選ばれた……キングを除くと、私がナカダシーで最強の存在であるからだ……」
ハラメイヤー将軍「実験は成功した……私は完全にその力を制御した……これで、グロマン星人をも倒す力が手に入った……」
ハラメイヤー将軍「そのはず、だったのだ……」
ハラメイヤー将軍「先ほどの戦いを……見ただろう……?私は、グロマン星人を見た瞬間……理性を失った……」
ハラメイヤー将軍「一時的にしか……制御できなかったのだ……所詮、私もその器ではなかった……」
ハラメイヤー将軍「だが……私以上の力を持つ者であれば……」
コンドームン「……」
ハラメイヤー将軍「……受け取ってくれ……いつぞや見せた貴様の力……あれは、私の力をはるかに凌駕するものだった……貴様なら……」スッ
コンドームン「……いいのか?これは、あんたの組織が……」
ハラメイヤー将軍「構わん……だが、必ずグロマン星人を倒してくれ……」
ハラメイヤー将軍「あの傲慢な異星人共に……地球人の力を、男の力を、見せつけてやってくれ……っ!」
コンドームン「……ああ、解った」ガシッ
ハラメイヤー将軍「……グロマン星人の基地はこの公園の地下だ。公衆トイレが出入り口になっている……後は兵器さえ完成すれば、乗り込むつもりだったのだが……」
コンドームン「それは、やつらを潰すのは、俺の役目だ……あんたは、ここで寝てな。……ありがとう」クルッ
ハラメイヤー将軍「ふ、武運を祈っているぞ……地球人、代表……」
コンドームン「……任せておけ」ダッ!
ハラメイヤー将軍「……行ったか」
セイシュタイン博士「クク……クックックぅ、将軍ん、あぁなたも人がわるぅいぃ人ですぅねぇ!」
ハラメイヤー将軍「博士……見に来ていたのか」
セイシュタイン博士「とおぅぜんですぅ!あぁれは私がつぅくったものですよぉ!?さぁいごまで見届けてぇ、何かあったら対処すぅる必要がありますぅ!」
セイシュタイン博士「あぁなたのかぁらだも心配でしたしねぇ!」
ハラメイヤー将軍「ふん……すまん、な。情けない体で」
セイシュタイン博士「将軍ん……将軍んは我らの中ぅ核ぅと呼ぉんでもよい存在ですよぉ?むぅりをしないでくださいと言いたいのですよぉ!」
セイシュタイン博士「そぉれにしても……よぉくやりましたねぇ!」
セイシュタイン博士「今までのデぇータや、先ほどの戦闘を見てもぉ!アグラーがグロマン星人を圧倒すぅるのはかぁくじつぅ!」
セイシュタイン博士「とは言ってもぉ!グロマン星人の上部の実力は未知数ぅ!副作用のあるアグラーではこぉちらが思わぬダメージを負ぉうやもしれませぬぅ!」
セイシュタイン博士「それをぉ!あのコぉンドームンとやぁらに押しつけることでぇ!我らはろぉう力を割ぁかずに奴らにダメぇージを与えられぇ!」
セイシュタイン博士「まぁんが一グぅロマンせぇいじんが勝ってもぉ!弱ったところにわぁれらがかぁくじつにとぉどめぇを刺せるぅ!」
セイシュタイン博士「そうしたぁ、隙の無いさぁくせぇん!みぃごとでございますぅ!」
ハラメイヤー将軍「ふっ……その通りだ。だが、一つだけ間違っているぞ、博士」
セイシュタイン博士「なぁにがでしょぉうかぁ?」
ハラメイヤー将軍「コンドームンは絶対に負けない……奴は、本当の男だからな……」
セイシュタイン博士「ほぉんとうの男、ですかぁ……はぁ、私には解りかねる話ですぅ……」
ハラメイヤー将軍「男のことを理解できないからそのルックスなのに婚期を逃」バキッ!「ぐふっ!?」
セイシュタイン博士「わぁたしにはぁ!怪人というかぁわいいぃ息子達がおるのでぇ!けぇっこんなど必要ないのですぅ!」
ハラメイヤー将軍「ふ、はは……そうだったな、グロマン星人達を倒したら、貴様の息子達に活躍してもらわねばな!」
ハラメイヤー将軍(そのためにも奴には勝って……いや、男の意地のためにも勝ってもらわねば困るのだ、コンドームン)
コンドームン「……ここが、入口か……」
コンドームン「……」
グロマン星人を前に、反抗する人達がいる
……だが、そのことがサクオの心を揺るがすことはなかった。
―――力だ、新たなる力を……奴らを倒す為に充分な力を、手に入れた……!―――
誰のために戦うでもない。サクオは、ただグロマン星人への復讐のために、己のために戦うのだ
だが……
―――万が一、もし万が一負けても……―――
グロマン星人にダメージを与えれば、続く者がトドメを……自分の代わりに復讐を成し遂げてくれるかもしれない
その事実は、サクオをほんの少し安堵させた。
待っていろグロマン星人、復讐は……今、
コンドームン「復讐は……今、成される……っ!」
つづく
次回予告
始まりがあれば、終わりもある
どんな物語にも、終わりは訪れる
そして、これはその一つの形である
次回、聖苗守護者コンドームン第7話「決着」
そう、決着。ただし……
コンドームン「やあ皆!いつも応援、ありがとな!」
コンドームン「今回から皆の質問に答えることになったぞ!」
コンドームン「それじゃあ最初のおはがき!ss深夜vipの>>65くんの質問だ!『サクオは童貞を怪人に奪われたの?』」
コンドームン「そうだな!第2話のシスターダストとの戦いが初めてだったから、グロマン星獣に奪われたことになるのかな?」
コンドームン「なにせグロマン星獣以外の知り合いはみんな……おっと、いけないいけない」
コンドームン「それじゃ、今日はここまでだな!もう皆と会えるのは残り少ないけど、ドシドシ質問、待ってるぜ!」
コンドームン「宛先はこちら!」
新番組予告!
「あれは……怪獣!?」
「なんなんだっ、なんなんだよこの力はっ!」
「人と融合することで、彼らの生殖能力は飛躍的に上昇します」
「やつらの弱点は、ただひとつ」
「どけ……俺が、それの所有者だ」
新番組、「狩首 ~カリクビ~」
「さあ……『女』狩りの始まりだ!」
バイアグラって性強剤だと思ってたんだけど、実際は勃起不全治す薬らしいね
ss書いててこんな無駄な知識つけることになるとは思わんかった
ところで一番影が薄いウルトラマンって誰だろう
バイアグラのそれはわりと常識の範囲だぜよ
ucomまた規制ですか?勘弁してくださいよ……
というわけで、今回はこれで
いよいよ終わりが見えてきました
乙
ウルトラの母
アグラーってバイアグラのことかwww
xvfs9a thanks so much for the blog.much thanks again. awesome.
ygmwr3 really appreciate you sharing this blog.really thank you!
最終話、イクゾー
ちなみに私が一番影が薄いと思うウルトラマンはウルトラマン・ザ・ネクストです
エスエムーン「ふん、ついにここまできたか……」
コンドームン「……」
エスエムーン「まさかあの二人までやられるとは予想外だったよ……だが、残念だったねぇ。あんたはこの先にはいけないさ」
コンドームン「……」
エスエムーン「あの二人と戦って消耗しているんだろう?どんな偶然であいつらに勝ったかなんて知らないけど、その状態で私に勝てるなんて思わないことだねぇ」
コンドームン「……言いたいことはそれだけか?」
エスエムーン「ふん、何を強がっ……!?」ビクッ
コンドームン「……」オオオォォォ...
エスエムーン「なんっ……だ、この感覚はっ……!?」
コンドームン「アグラー……セット……!」ガチャンッ
コンドームン「コンドームン……」
コンドームン「バイッ!」カッ!
op
op終了
本編開始
クイーン・グロマン「来たか」
コンドームン「……」
クイーン・グロマン「ふん、矮小な地球人め。我が威光を前にして、言葉もないか?」
コンドームン「……色々と」
クイーン・グロマン「うん?」
コンドームン「色々と言いたいことがあったはずなんだが……なんだろうな、全部吹き飛んだ」
クイーン・グロマン「ほう、何故だ?我が美しさを前に、全てを忘れたか?」
クイーン・グロマン「まあ、当然であろうな。我は全てのグロマン星人を統括する、美しきクイーン。例え種が違えど、我が美貌に惹かれるのも無理は無い」
クイーン・グロマン「実際、殆どの星は我が姿を見せるだけで我が前に跪いた。まあ、地球に我が姿を見せなかったのは余興に……」
コンドームン「違う」
クイーン・グロマン「む?」
コンドームン「……こんなどうでもいい女が敵の首領かと思うと、なんだかどうでもよくなってきたんだよ」
クイーン・グロマン「なっ……!」
クイーン・グロマン「どうでもいいだと!?貴様、何を言うか!我はグロマン星の統括者……」
コンドームン「もういい、とっとと決着つけてやるよ……ハァ」
クイーン・グロマン「き、貴様ぁ!」
クイーン・グロマン(な、何故だ!?雄である以上、我が美貌から逃れることは不可能なはず!あらゆる星の雄を、雌すら虜にしてきた我を前に、何故……!)
コンドームン「アグラー……うん?なんか真っ白になってるな?まあいいか……」
コンドームン「アグラー、セット。コンドームン、バイッ……」
クイーン・グロマン「っ!」
クイーン・グロマン「……なんだその石は、何のつもりだ?」
コンドームン「……あれ、おかしいな……?」
クイーン・グロマン「何だかわからぬが……来ないというのならこちらから行くぞっ!」バッ!
コンドームン「むっ……」
クイーン・グロマン「掴んだぞっ!」ギュッ
コンドームン「うっ……!」
クイーン・グロマン「くくく、我が手は魔性の肌……触れただけで果てた雄は数知れず……」
コンドームン「……いてぇ」
クイーン・グロマン「えっ」
コンドームン「離してくれ、痛い」
クイーン・グロマン「な、な……!?」
クイーン・グロマン「ば、バカな……我が手に触れて勃たぬとは……!」
コンドームン(なんかすげぇやる気でねぇ……)
クイーン・グロマン「ぬぬぬ……ならば、これでどうだ!」バッ
コンドームン「む……」
クイーン・グロマン「ふふ、ふははは!どうだ、我の胸は!さらに……」トロー
クイーン・グロマン「……んっ、唾液も垂らして滑りを良くし、更に垂らしたままにすることでだらしない女の顔を演出する!これならば勃たずにはいられ……!?」
クイーン・グロマン「バ、バカな!何も反応がないだと!?」
コンドームン「もういいよ、もう普通に戦おうや……」シナシナ
クイーン・グロマン「ま、まだ!まだだっ!」
――――――
クイーン・グロマン「バカな……脇もふとももも口も通用しないだと……!?」
コンドームン「疲れた」
クイーン・グロマン「くっ、こうなればもはや手段を選んではおられぬ!」
コンドームン「んー?」
クイーン・グロマン「くっ、おおおっ!」ズッ…
コンドームン「んっ……」ピクン
クイーン・グロマン「ふふ、ふはは……普段から尋常でない大きさだったのが仇となったな!我がキツマンにはこの程度の大きさがあれば充分入るわ!」ズッ、ズッ……
コンドームン「……」
クイーン・グロマン「ふははは!入れてさえしまえばこちらのもの!我が膣に入り10秒も保った雄など……」ズンッズンッ
コンドームン「気持ちよくない」
クイーン・グロマン「えっ」
コンドームン「気持ちよくない」
クイーン・グロマン「なっ……なっ……!?」
クイーン・グロマン「こ、こんなことが……こ、この我になびかぬ雄が現れるなど……」
クイーン・グロマン「み、認められるか、こんな、こんな……!」
クイーン・グロマン「う、うあ、うああああ……うわああああああああああああ!!!」ドカーン
コンドームン「……」
コンドームン「……帰るか」
……そして、最終決戦から一週間が過ぎ、
サクオ「……ふぅ」
サクオはある事実に気付いた
サクオ「あぁー……」
それは、あの戦いで既に起きていた異変……
サクオ「勃たねぇ……」
……そう、サクオは既に枯れ果てていたのだ……
アグラーを……強大な力を使った代償として……
cm
暗黒の鎧を……今!
アグラーを取り付けろ!
二重変身!コンドームン・バイ!
決めろ、必殺のヤク・カウパー・キャノン!
コンドームン強化変身セット!好評発売中っ!
cm終了
いつもの公園
サクオ「はぁ……これからどうするかなぁ……」
サクオ「復讐も終わったけど、俺も男として終わっちまったし……」
サクオ「ハァ、何もやる気が起きない……」
きゃー!助けてー!
サクオ「……ん?なんだ?」
ナカダシ怪人レイプードル「わんわん!やっぱり無理矢理が一番興奮するわん!」
女「いやー!変態ー!」
レイプードル「騒ぐんじゃないわん!人が集まってくるわん!でも人が集まったところで公開強姦ってのも興奮するわん!」
女「誰かー!誰かぁーっ!」
サクオ「あれは……いつぞやの怪人の仲間か?」
サクオ「……いや、今の俺には関係無いか。こんな枯れ果てた俺には……」
サクオ「とりあえず警察に通報だけしといて……ん?」
レイプードル「こっち向くわん!泣き顔を見せるわん!」グイッ
女「きゃっ!離してっ、このっ!」ガンッ!
レイプードル「きゃいん!?殴ったわん!?将軍にも殴られたことないドッグのに!」
女「今だ!」ダッ!
レイプードル「あっ!逃がすかわん!」ダッ!
サクオ「あの女……こっちに走って来る」
女「そ、そこの人!助けて!」
サクオ「俺が?」
女「お、お願い!怪物に襲われてるの!」
サクオ「怪物ってあの……あそこにいる犬の頭のマッチョだろ?ムリだろ……」
女「そ、そんな!お願い、見捨てないでっ!」
サクオ「落ち着け、落ち着けよ……今警察に通報するから……」ピッピッ
サクオ(めんでぇ……昔の俺なら普通に助けようとしたんだろうがなぁ……)
レイプードル「追いついたわん!」
女「ひぃっ!?」
レイプードル「こっち来るわん!公園のベンチの上で公開レイポォしてやるわん!」ガシッ
女「いやっ!はなっ、離してぇ!」
バキッ!
レイプードル「わぶっ!?」
女「えっ!?」
サクオ「……」
サクオ(反射的に手が出た……昔のクセかな……)
レイプードル「うあぁ……鼻血出てきたわん……」
レイプードル「許さんわん!絶対に許さんわん!叩きつぶしてやるわん!」
サクオ(すげぇめんどくさいことになった……)
サクオ「はぁ……しょうがねぇ、やるか……」
女「へっ?」
レイプードル「わん?」
「 は あ あ あ あ … 」
説明しよう!この男、近藤サクオは
「 ス キ ン … ア ッ プ … 」
「スキン・アップ!」の掛け声により……
. せいびょうしゅごしゃ
「 聖 苗 守 護 者 ぁ … コ ン ド ー ム ン 」
正義のヒーロー、コンドームンへと変身を遂げるのである!
レイプードル「わわん!?姿が変わったわん!?」
女(やだ、かっこいい……)
コンドームン(だるい……変身するとなおさら体が重くなる……)
レイプードル「ええい!何かわからんが食らうわん!」ヒュッ
バキッ!
コンドームン「……!」ドサッ
女「えっ……!」
レイプードル「はははは!なんだ、全然弱いわん!」
コンドームン(あー、力入らねぇ……)
レイプードル「早速トドメだわん!」
コンドームン(あー……俺ここで死ぬのかなー……)
コンドームン(まあいいや、どうせ男として終わってるし……)
レイプードル「食らうわん!必殺……」
女「ま、負けないでっ!」
コンドームン(……ん?)
女「が、頑張ってー!負けないで、コンドームンーっ!」
コンドームン(応援……されてる……?)
コンドームン(そういや、グロマン星人と戦ってる時は応援とかされなかったな……まあそりゃそうか、あの時は復讐のため、自分のために戦ってたもんな……)
コンドームン(……じゃあ、今はなんで戦ってるんだ?癖だから?)
女「コンドームン!コンドームーンッ!」
コンドームン(いや……違うなぁ、これは……)
コンドームン(通りすがりの、たまたまみかけただけの……女を守ろうとして、戦ってんだな。女の前でかっこつけたいって……なんだ、やっぱり俺は男じゃん)
レイプードル「ふははは!何を言ってもこいつは死ぬわん!このまま頭を踏みつぶしてやるわんっ!」
―――サクオ……サクオ……―――
コンドームン(この声は……親父……?)
―――今のお前になら使えるだろう、コンドームンの本当の力を―――
コンドームン(本当の……力?)
―――男としての機能を失い、しかし男の心を持つ今のお前なら、この技を使えるはずだ―――
コンドームン(……技……)
―――その名も―――
コンドームン「うおおおおおっ!!」ガバッ!
レイプードル「なっ……復活したわん!?」
コンドームン「喰らえ!必殺の――――――!!!」
コンドームン「鰐野筆地!」
説明しよう!鰐野筆地(ワニノペンチ)とはコンドームンの特殊スーツで相手の性器を拘束した後……
コンドームン「でやああああっ!」グイッ
ブヂュッ
レイプードル「 」
特殊スーツを圧迫することで 潰す 技である!
レイプードル「ブクブクブク……」ビクンビクンッ
コンドームン「倒した、か……」
コンドームン(これが、コンドームンの本当の力……グロマン星人が地球人をコントロールするために作った……)
女「やったーっ!」ギューッ
コンドームン「ちょっ……」
女「助けてくれてありがとーっ!かっこよかったよ!コンドームンっ!私ファンになっちゃった!」ギューッ
コンドームン「は、はぁ……そ、そうか……」
コンドームン(……ま、いいかな。人を助けるためにこの力を使ったんだ。親父だって満足してくれるよ)
コンドームン(そうだよね、母さん。そうだよな、華茂……)
一つの戦いは終わった……
それでも、戦士に休息は訪れない……
ハラメイヤー将軍「ふふふ……やはり動いたか、コンドームン!」
ハラメイヤー将軍「貴様なら必ず勝つと……そして我らの敵になると、確信していたぞ!」
セイシュタイン博士「うぅれしそぉうでぇすねぇ、将軍ん」
ハラメイヤー将軍「そう見えるかね?ふふふ、やはり明確な敵がいないと張り合いがないからなぁ……」
ハラメイヤー将軍「諸君!我々は今後、ある男を倒すことを目標として行動する!」
ハラメイヤー将軍「コンドームン!その男を倒した者には、死ぬまで好きな性奴隷が与えられるものと思え!」
ナカダシ怪人達『うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』
戦え、コンドームン。負けるな、コンドームン
この世界から性犯罪が消えさるその日まで……
重大なお知らせ
応援いただいておりました「聖苗守護者コンドームン」ですが、諸事情により放映が困難となりましたので、真に勝手ではありますが今回で放映は終了となります
また、次週より放映予定でありました「狩首~カリクビ~」ですが、こちらも放映が困難となりますたので放映を中止とさせていただきます
次週より約半年の間コンドームンの前番組でありました「日曜ダイカー」の再放送が始まります
再開してる・・・だと?
聖苗守護者コンドームン・完
もう「はよ」とか言われても書かない、絶対書かない
もっとこうイチャラブちゅっちゅとかそんな話が書きたい
あとは二次創作とか書きたい。仮面ライダー龍騎×まどマギ とか とある×エヌアイン完全世界 とか
そういや仮面ライダーblackが某動画サイトで無料配信されてるよ
よっし、言いたいこと全部言った じゃあの
今日のどうでもいい知識
ワニのペンチってのは拷問具のこと ワニの口を模したペンチで、それでペニスを挟むらしい
なんかいい必殺技ないかなと思って検索したら出てきた、人間って怖いと思った
えっ?www
乙でした (*ゝω・*)ノ
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