このssは学園艦の方の大洗でなく、本物の大洗をみほたちが観光するssです。拙いですが、読んでいただければ嬉しいです。
華「大会のために各地に移動しましたからね。海もいいですが、やはり陸が恋しくなります」
優香里「そうでありますね」
みほ「そうだね、寮もこっちにあるから行こうと思っても結局行かないでまた出航しちゃうから」
沙織「!じゃあさ、みんなで一緒に観に行こうよ!大洗!」
優香里「いいですね!西住殿に大洗の良さを知ってもらいましょう!」
華「では明日8時に集合でよろしいですか?イルカの像の前に」
沙織「そうと決まったら今日は解散!……てか、麻子は?」
麻子「最初からいたぞ……眠いんだよ、朝から練習で」
みほ「今日は1日練習だったから、疲れたのかな?」
麻子「」
沙織「寝ちゃったし……」
優香里「あははは……冷泉殿を送って解散ですね」
みほ「そうだね、みんな明日はよろしくね?」
沙織「ちょっと張り切って早く来過ぎたかな……?」
沙織「もちろん待った?て聞かれたら全然!だよねー」
麻子「何をブツブツ言ってるんだ。怪しい奴にしか見えないぞ」
沙織「えぇっ!?麻子が一番なの?珍しい……」
麻子「失礼じゃないかそれ。まあいい、昨日夕方から寝たからな、バッチリだ」
麻子「話してる間にみほと華が来たぞ」
みほ「ごめんね、待った?」
華「すみません、途中で話し込んでしまって」
沙織「大丈夫大丈夫、今来たところだから」
麻子「十分前には来てただろ、怪しさ満開で」
沙織「そこは言わないでしょ!てか何で十分前から来てたの知ってるの?」
麻子「見ていた、そこのバスの裏から」
みほ「すごい、私達が描いてある……」
沙織「こんなのにイケメンが乗ったら、私モテモテじゃない?」
華「これも戦車道のおかげ、ですね!」
優香里「そうですね!感激です、バスに描かれるなんて」
みほ「秋山さん?何その荷物」
優香里「これですか?ミリ飯、特別版るるぶ、干し芋、本格芋焼酎……」
沙織「最後まずいでしょ!飲むの?それ」
優香里「いえいえ、飲みませんよ?これも観光の一部です」
麻子「?」
優香里「大洗の特産の芋!お土産!これこそ観光の醍醐味です」
華「そういうものなのでしょうか……?」
優香里「それはそうと、最初はどこへいくでありますか?」
麻子「これだけ準備してコースは用意してないのか……」
沙織「私考えてきたよー。まず手始めは……」
華「アンコウ鍋ですか?」
優香里「季節的に違うんじゃないですか?イエローポートとか」
麻子「大洗って書いてあるが、あそこは水戸だぞ。私はやはり神社かと」
みほ「楽しみだな、観光なんて全然できなかったからなぁ」
沙織「みんな違うよ、答えはめんたいパークだよ!」
一同「「 !?」」
麻子「何言ってるんだ、普通行くとしたら後だろ!遠すぎる」
華「確かに、行くまでにスポットは幾つかあるはずですが」
みほ「めんたいパーク?聞いたこと……ないなあ」
優香里「なぜめんたいパークが最初なのか、理由を教えていただきたいであります」
沙織「簡単だよ!私が好きだから」
一同「」
麻子「あれだけ溜めてそんな理由か……」
みほ「めんたいパーク……楽しみ……水族館みたいな感じなのかな?」
優香里「西住殿かんち……ふごっ」
みほ「?」
沙織「なんでもないのよーおほほ」
麻子「交通手段は?まさか歩きはないよな」
一同「あっ(察し)」
みほ「えっと……バスだよね?」
沙織「バス!……にしようと思ったけど、私達にはやっぱり」
みほ「あっ(察し)」
麻子「おいおい、公道を走るのか?まずいだろ。学園艦じゃないぞ、ここ」
沙織「大丈夫、麻子、運転信じてるから!」
麻子「やっぱりか……」
そんなこんなで到着
沙織「ここがめんたいパークになりまーす」
華「バスガイドさんみたいですね」
優香里「戦車だから、パンツァーガイドでありますか?」
麻子「…………」
みほ「今笑ったよね?」
麻子「笑っていない」
沙織「早速中に入りましょ!ほらほら」
華「いつ来ても変わらないですね、入り口の像」
みほ「なんか想像とちがうよ……だってこれうん……」
麻子「それ以上はいけない」
優香里「ちなみにめんたいパークは直売と工場見学ができるでありますよ」
沙織「休みの日は家族連れが一杯だからね」ゴクゴク
麻子「買ったのか?そのドリンク私も欲しい」
沙織「?そこで無料(>>1が行ったときは)だけど」
みほ「……」
華「イメージとのギャップが激しいのでしょうか?」
みほ「うん……。水族館じゃない」
華「大丈夫です、すぐにわかります。工場見学しましょう」
沙織「へえ、めんたいこの親なんだ、この魚」
華「銀ダラですか?おいしそうですね」
麻子「こんな作り方をしていたのか……食べられなくなるかもしれないな」
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