【ガルパン】西住みほ(27)「同窓会です!」 (250)


劇場版と某SSを読んで我慢できなくなったので初投稿。

キャラによっては既に結婚していたりするので、そういった話が苦手なhとはブラバ推奨です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453798998

みほ「久しぶりにあんこうチームと同窓会です」

みほ「実は5人全員が揃うのは卒業以来は初めてだったりします。集まっても誰かしら欠けていたんだよね」


みほ「なので今日の集まりはあんこうチーム全員集合という事でとっても楽しみです!!!」


~~~大洗某居酒屋~~~
イラッシャイマセー
ヨヤクシテイタタケネデスケド
ァイ!コチラニナヤース

   ガラガラ……
沙織「あ!みぽりんだ!久しぶりー!!」

みほ「沙織さん!もう来てたんだ!久しぶりだね!」

沙織「みぽりんと会うのも4年ぶりくらいだね~」

みほ「うん。私の結婚式の時に会った以来だからそれぐらいだね」


沙織「あの時のみぽりんは本当に綺麗だったなぁ」

みほ「......///」

沙織「あーー私も結婚しーたーいー!!!」

みほ「沙織さんなら絶対出来るよ!あれだけ上手に料理できるんだし」

沙織「そう言われ続けて早10年...。一向に男できる気配しないんですけどーっ!」


ガラガラ....
??「それは沙織がいつまでもヘタレて自分からアプローチしないからだ」



みほさお「麻子(さん)!!!」


麻子「西住さん、本当に久しぶりだ。卒業式以来か」

みほ「うん。会えてよかった...!麻子さん全然変わってないね」

麻子「西住さんは髪が伸びてなんだか色っぽくもなったな。これが人妻の色気というやつか」

みほ「ま、麻子さん!///」

麻子「フフ...改めて結婚おめでとう。式に参加できなくて悪かった」

みほ「ううん。お祝いのⅣ号戦車のナイトスタンドも素敵だったし、何よりあのビデオメッセージがとっても嬉しかった」

沙織「みぽりん、ただでさえ泣きそうだったのに麻子のメッセージで限界きちゃってボロボロ泣いてたよね」


みほ「だってあんなメッセージ聞いちゃったら嬉しくて絶対泣いちゃうよ〜」

麻子「そんなに喜んでくれたのか。良かった」

ガラガラ...
??「あら?皆さん、もう集まってらしたんですね」

??「秋山優花里2等陸尉、1745時にあんこうチーム同窓会会場に到着いたしましたっ!」

みほさお「華(さん)にゆかりん(秋山さん)!!!」

麻子「2人とも久しぶり」

華「皆さん、本当にお久しぶりですね」

優花里「西住殿〜またお会いできて嬉しいですぅ〜」ヌルリヌルヌル

みほ「秋山さん!久しぶり!なんだかとっても凛々しくなったね」

優花里「そりゃあもう陸自で扱かれてますからね〜」

みほ「華さんはなんだか気品が増した感じがするね」

沙織「うんうん!なんだか華道の家元感がぐっと増した感じ」

華「あら、そうですか?うふふ、なんだか照れますね」



ワイワイキャッキャ

麻子「積もる話があるのは分かるが取り敢えず酒を頼もう」

沙織「そうだね、皆んなはお酒どうする?私はビール頼むけど、他にビールの人いる?」
みほゆかまこはな「はーい!」
沙織「すいませーん!生中5つお願いしまーす」カシコマリマヤシター

…………


沙織「さぁ、お酒もお通しも来たことだし、乾杯しよっか!」

優花里「では、西住殿、乾杯の音頭をお願いします!」

みほ「えぇ!?ここは幹事の沙織さんがやった方が...」

沙織「何言ってるのよ、私たちあんこうチームの車長であるみぽりんがしなきゃ始まらないよ!」

華「そうです。みほさん、お願いします」

みほ「そ、それじゃあ...」



みほ「約10年ぶりのあんこうチーム再集結を祝して!『パンツァー・フォー』の掛け声を乾杯の音頭としたいと思います!みなさん、グラスを持ってください」


みほ「パンツァー…」

あんこうチーム「「「「フォー!!!」」」」


とりあえず、ここまで。
これ以降はテーマにそって進めていこうと思う。

今後の話題としては
・みほの結婚
・あんこうチームの現在
・その他チームの現在
・チームの恋愛事情

この4つかな。他にもこんなのがいいとか要望アレば
ある程度は頑張って書いてみようかと思う

一応他校の子たちも登場予定です。
カチューシャとノンナは確定してますね

いいですね!

アリスの話も絡めようと思います。

西住ちゃんは同性婚は無理だと思うんですよね……。
ほら、家柄的に。

カルパッチョとカエサルが渋谷に引っ越した……ていう話も考えたんですがねww
今回はナシの方向で。気が向いたら別にSS書こうかなと思います

続きです。
>>1で書き忘れましたが、劇場版のキャラも出ます。
なるべくネタバレは避けたいと思いますがご注意下さい。

【みほの結婚式】

沙織「それにしてもとうとうあんこうチームから既婚者がでてしまったね」

優花里「西住殿の結婚式は流石戦車道の家元らしく盛大でしたね」

みほ「あはは...そんなに大きくやらなくていいって言ったのにお母さんとお姉ちゃんが張り切っちゃってね」

華「なんでも旦那さんの方も凄い力の入れようだったとか」

みほ「うん。正確に言うとお義姉さんが凄い張り切ってたよ。パパは盛大にやるのは恥ずかしがってたんだけどね」


沙織「キャー!皆んな聞いた!?『パパ』だって!!」

麻子「西住さんももう一児の母だからな」

優花里「一度お子さんにもお会いしたんですが、天使の様な可愛さでした!」

沙織「みぽりんが大洗に住んでたらなぁ。うちの保育園で子どものお世話できたかもしれないのにぃー」

みほ「お母さんが『貴女はもう西住の名ではなくなったとはいえ、家族なんだから近くにいなさい』って言うし、パパの勤務地も熊本だからね」

華「すっかりお母様とは仲直りできたんですね」

みほ「うん。高校卒業してからやっとね。お姉ちゃんに思いっきり背中押されてようやくキチンと話せたよ」

沙織「結婚式の時も凄い嬉しそうにしてたもんね」


優花里「あ、そうです!式に出席できなかった冷泉殿のために式の様子を撮ったものを持ってきました!」

ガサゴソ……ドン

優花里「再生する機械も準備万端であります!」

麻子「おぉ!是非とも見せてくれ」

みほ「やだ!恥ずかしいよぉ///」

華「まぁまぁ。花嫁姿のみほさんはとってもお綺麗でしたよ」

沙織「そうだよ、みぽりん!」

優花里「では!再生します!」

デーンデーン♪
『潜入!西住みほ殿の結婚式場 マル秘録』

優花里『私、不肖秋山優花里3等陸尉が我らの体調西住みほ殿の結婚式の模様を
完全密着でお届けしたいと思います!』

 麻子「この頃はまだ3尉なんだな」
 優花里「防衛大出たばかりでしたからね」

優花里『参列者には西住殿と新郎のご家族やご親戚がたくさん来られています
    私達大洗戦車道のOGも何名かいらっしゃってますね』

優花里『あ!?新郎側の来賓席に陸上自衛隊の陸将補の方に航空自衛隊の空将補の方がいらっしゃいます!』

優花里『さすが蝶野亜美3等陸佐の弟、未来の空佐と呼ばれているエリートの来賓客の面々です』



 沙織「まさか教官の弟と結婚するとはねぇ……」
 華「結婚すと聞いた時は本当に驚きましたわ」
 優花里「全部流すと時間が無いので次行きます!」

優花里『いよいよ新郎新婦入場です!…………あ、入ってきました』

テーンテーンテテーテテーテー♪

優花里『うわぁ……西住殿、とってもお綺麗です』

 みほ「やだもー恥ずかしい///」
 沙織「みぽりん、それ私のセリフ」
 麻子「写真でもそうだったが動いている姿も綺麗だな」
 沙織「流石教官の弟、凛々しくてかっこいいよね」

優花里『さぁ、次はケーキ入刀です。……出てきました!あのケーキは……!?』

優花里『Ⅱ号戦車と航空自衛隊F‐3心神です!なんともお二人らしいウエディングケーキですね』

 優花里「なかなかのクオリティのケーキでした」
 麻子「心神はいいとしてなんでⅡ号なんだ?」
 みほ「西住家のシンボルみたいなものなんだよ。うちの広間の麩にも書かれてるんだよ」

優花里『いよいよ新郎新婦へのメッセージです』

亜美『ご来賓の皆様――――』

亜美『みほさん、うちの不出来な弟を戦車のようにバーっと行ってガーッとやってドーンと支えてやって下さい』

優花里『蝶野教官殿らしいメッセージでしたね。新郎は恥ずかしそうに顔を赤くしています』

 みほ「パパ、あの時小声で『うちの姉貴はほんとに……よくアレで陸佐が務まるな』ってぼやいてた」
 優花里「陸自の式典でもあんな感じですからね、蝶野2佐は」

優花里『次は新婦側のメッセージです。どうやら西住しほ殿が話すようですね』

訂正
>>25 ケーキの戦車はⅡ号ではなく、MkⅣ  MAALE です。
なんで間違えたし

しほ『私の娘の式に参列してくださった皆々様、心より――――』

しほ『――幼いころのみほはとても活発でよく笑う子どもでした。
   それは楽しそうに姉のまほと一緒にⅡ号戦車に乗り、泥だらけで帰ってきたこともありました』

しほ『しかし、大きくなり西住の名を背負いながら乗る戦車はみほにとって辛いものになったようです』

しほ『当時の私は西住流の家元として西住の戦車道を体現することしか頭に無く、母親としての責を
   果たしていなかった。み、みほの辛さを気づきながらも……そ、それをすくい取ってあげられなかった』

しほ『そんな折に起きたプラウダと黒森峰の決勝戦の出来事は私達母娘の転換点でもありました』

しほ『みほのとった行動は人道的には褒められて当然のこと。
   しかしながら西住龍の家元としては叱責をしなければならなかった

しほ『私も熱くなっている自覚は合ったうえ、みほも黒森峰にいづらそうだったので
   お互いのためにも冷却期間が必要だろうと大洗への転校を許可したのです』

しほ『それからのことは皆様もよくご存知でしょう。幾度もの劣勢を乗り越え、
   みほとその仲間たちは勝利を勝ち取った。後の戦車道史に残る一戦も乗り越えた』

しほ『あの試合はみほが見つけた戦車道の体現だったようにも思います。西住流とはまたちがった戦車道』

しほ『みほが自らの戦車道を貫き通したがゆえのあの結果だったと思います。
   ……その戦車道が西住流ではないのが少し寂しいですが』

しほ『……その時の仲間がこの会場にも多く来てくれています。改めて感謝を』

長いww


しほ『み、みほのために立ち上がってくれてありがとう。みほと供に戦ってくれて……あ、ありがとう』

しほ『戦車から降りたら弱気で引っ込み思案なみほの、せ、背中を押してくれてありがとう』

しほ『そして、まほ。貴女にもお礼を』


しほ『不器用で、頑固な私と、弱気で、でもやっぱり頑固なところのあるみほの背中を押してくれてありがとう』

しほ『貴女がいてくれなかったら私はみほの結婚を心からお祝いできなかったわ』

しほ『みほ、結婚おめでとう。……貴女にはこれから西住流を語ることは許しません!!』


しほ『貴女は今日から蝶野さんとともにその名を繋いでいくのよ!』

しほ『でもね、貴女が生まれ育った”西住の家”はなくならないわ。西住流継承者ではなく……』

しほ『”西住しほの娘”としていつでも帰ってらっしゃい。そのうち孫も連れてね』

しほ『みほ……あ、改めて……け、結婚おめでどうっ……!!』


みほ「お”があさん……」ボロボロ

沙織「もう、みぽりん式も終わって4年知覚経つのにまた泣いてる」ポロポロ

華「ぐすっ、そういう沙織さんま泣いていますよ」

優花里「華さんもでずよぉ」

麻子「お、お前らもないでるだろゔゔゔ」ダバァー


【みほの結婚式】 終わり

>>29 すまんな、どうしてもしほさんとみほを仲直りさせたかったんだ。
   書いてて興が乗ったんで思ったりよ長くなってしまった……。

さて、結婚式編はお終いだ。
本当だったら麻子のビデオメッセージ入れるつもりだったんだが、
予想以上に長くなってしまったのでカット


次のテーマはどうしようか

忠犬の自衛隊顛末記かさおりん婚活戦線を

>>36
了解であります!

設定が固まっている忠犬のお話を書こうと思います。

再開します。

次のテーマは『激録!秋山優花里の自衛隊顛末記』


【激録!秋山優花里の自衛隊顛末記】


沙織「みんな落ち着いた?」

みほ「うん、皆ごめんね、泣いちゃって」

優花里「とんでもないです!何度見ても西住しほ殿のメッセージは感涙ものです」

麻子「……そういえば秋山さんは防衛大はいってからどうだったんだ?」

華「私も気になります。式の時はあまり大学時代のお話を聞けませんでしたし」

沙織「麻子に目一杯勉強教えてもらってたんもね、高校時代」

優花里「いやぁ、冷泉殿には自分の勉強もある中、本当にお世話になりました!」

麻子「気にするな。……仲間のためだしな」

優花里「冷泉殿……!」


沙織「そういえば、どうして防衛大えらんだんだっけ?」

華「そうですね。戦車道やるためなら、強豪校から推薦きてましたし、それで入学できましたものね」

優花里「もちろん、戦車道も続けたかったんですが……やっぱり色んな戦車に触れ合いたかったんですよね!」

麻子「それでなんでまた防衛大に?他の大学でも戦車道を続ければいっぱい戦車に触れるじゃないか」

優花里「実はですねーその、戦車道の審判になりたかったんです」


みほ「審判?」

優花里「はい!ほら、審判になれば色んなチームの試合であんな戦車やこんな戦車が見れるじゃないですか!」

優花里「だから蝶野3佐にどうすれば審判になれるか聞いたんです」

華「それで自衛官に?」

優花里「戦車道の審判になるには審判の免許が当然必要なんですが、公式戦、特に高校以上になると
ある程度の階級を持った自衛官が担当することが多いそうなんです」

麻子「それで防衛大か。たしか卒業と同時に尉官クラスの階級が付くだったか」

優花里「そうなんです!実際蝶野3佐も防衛大出身で、そこから階級を上げて審判になったそうです」


沙織「そんな裏話があったんだね」

優花里「合格したはいいですけど、やっぱり幹部候補生を育成するわけで……」

みほ「やっぱりとっても厳しかったんじゃ」

優花里「ええ。訓練は勿論ですけど、将来幹部になる以上、頭の出来も求められるわけでして
正直肉体的って言うよりは脳みその方がしんどかったです」

麻子「体力は心配ないだろうな。高校時代なんか、何キロあるんだってくらいの荷物をいっつも背負ってたしな」

華「いつも思い砲弾を扱ってましたものね」

優花里「アハハハ……」



みほ「でも順調に階級上げてるみたいだね。スゴイよ!優花里さん」

優花里「西住殿に褒められました~」ヌルリヌルヌル

沙織「アハハ!出た、ゆかりんのヌルヌルダンス」

麻子「いつの間にそんな名前がついてたんだ」

沙織「ウサギさんチームの皆が命名してたよ」

優花里「うっ……後輩に見られてたなんて」

あんこうチーム「「「「あはははは!!」」」」


華「最近はどうなんですか?」

沙織「うんうん、気になる!自衛官ってやっぱり男の人多いんでしょ!ってことはゆかりんも……」ヤダモー

麻子「沙織はいつもそればっかだな」

沙織「高校時代ならまだしも、30手前になるとそればっかりになるよー!」

麻子「高校時代もそればっかりだったけどな」

優花里「皆さんかわってませんねー」

みほ「で、優花里さん、どうなんですか?最近」

優花里「実はですね、蝶野3佐からとある打診が来てまして」

華「打診ですか」


優花里「はい。なんでも『戦車道連盟の上の方に戦車に精通している自衛官がいる』と話したところ、
先方から戦車道連盟に出向できないかと聞かれたそうで……」

麻子「なんでまたそんな話に」

優花里「現在、私は戦車教導隊の所属なんですが、そこで行われたオリエンテーションで『戦車テスト』というのが行われまして」

華「『戦車テスト』ですか」

優花里「教導隊の上層部が悪ノリで作った世界各国の有名所からドマイナーな戦車までを集めて作ったテストです。
写真を見て、名前からスペックまでを記入しろという形式で、中には写真すら無く、『どこどこで企画された戦車は何』
みたいな問題もあるテストです」

優花里「色んな人が関わって作ったせいで非常にカオスだったんですが、私そこで全問正解しちゃいまして」

沙織「流石戦車博士」

優花里「いやぁ照れます。で、その結果を面白半分で蝶野3佐が連盟の偉い人に話したら是非うちに来てくれと」

みほ「すごいよ!最近は戦車道もかなり盛んになってきて有名所はいいんだけど、お金のない学校とかが
マイナー戦車をもってきたり、装甲車なのか戦車なのな分かんないようなものまで持ちだすから、対応に追われてるって
お母さんが言ってた」

麻子「なるほど、戦車のスペシャリストがいればそういった問題に対応しやすくなるし、管理も楽になるだろうからな」

優花里「実際に、蝶野3佐からもそう説明されて……『連盟としては1人でも多くの戦車専門家が欲しい』そうなんです」

華「優花里さん、それは大抜擢ですね」


麻子「それは良かったじゃないか。好きなだけ戦車が見られるんじゃないか?」

優花里「そーなんです!なんでも戦車道連盟戦車規格課というところで働く予定なんですが……」

沙織「何か不安なことでもあるの?」

優花里「それが蝶野3佐が『名誉ある部署に配属されるからにはそれに見合った肩書がないとね!』なんて言って
私が1等陸尉にならないと出港の許可をださないと言うんですぅー」

華「あらあら」

優花里「ぶっちゃけですよ、戦車道審判って2尉もあれば充分なです!私はA級審判員の資格持ってますから
国内で行われる試合ならどれでも笛吹けるんです!」

優花里「でもですよ!?連盟の規格課といえば、全国の戦車の管理および新戦車の認定や現戦車の規格チェックを行う、
連盟の中でも一番戦車と触れ合える夢の様な課なんですよぉー」


沙織「なら頑張って昇級するしかないじゃん」

優花里「階級は自動的には上がるんです。ただ、朝の3佐が出向するからには恥ずかしいことは
見せられないって鬼のように訓練するんですよー」

華「さすがの優花里さんもお疲れ気味ですね。でも、我らの装填手はコレぐらいでへこたれませんよ」

麻子「大丈夫秋山さんの底力ならこれくらい乗り越えられる」

沙織「ゆかりんなら大丈夫だよ!私達も応援するから!」

みほ「優花里さん、負けないで!私達あんこうの頼れる装填手なんだから」

優花里「五十鈴殿、冷泉殿、武部殿、西住殿……」

ガバッ!
優花里「皆さん大好きですーー!!私頑張ります!!!」

みほ「わぁあ!?優花里さん急に抱きつかないでー」
麻子「ぐ、ぐるしい」
華「さすが自衛官ですね、お力が強いです」
沙織「何で華は平気なのー!?」ヤダモー




【激録!秋山優花里の自衛隊顛末記】  終わり


このペースだとで今日中にあんこう全員分終わる気がしない

ちなみに、他校の話なんかは二次会でやるつもりです


誰々の話が見たいとかあれば、絶対にとは確約できないですが、
書けるものは書こうと思います


正直言って、麻子の将来が難しい。

天才すぎて何やらせてもいい気がしてくるw

ある程度は話の流れは出来てるんだけど、なんの職業にしようか...

エリカならみほの子どもにメロメロです。まほと一緒になって猫可愛がりしてる


よくある設定として、弁護士。

テレビ版でおばぁに「戦車道ではおまんま食えない」って言われたから一心発起でそっちの道

確かに戦車道関連の研究ってのもアリですね


この後、
・麻子の話
・華の話
・沙織の話
の順番でやって二次会へ移りたいと思います


【おばぁとの約束】
※この話はちょっと暗くなるかもしれませんが、最後まで見てやって下さい


優花里「そういえば冷泉殿は大学に行ってからはどうだったんですか?」

みほ「そうだね。戦車道関連の研究してるっていうのは聞いてたけど」

華「外国の大学に進学したんですものね。みほさんの結婚式の時は研究発表会があったとか」

麻子「あぁ。あの時は大学院での研究発表で忙しくてな」

沙織「麻子ってば何の研究してたの?」

麻子「『戦車道用戦車における特殊カーボンの軽量化と一般車両への流用への手立て』」

沙織「?どういう事」

麻子「文字通りの意味だ。戦車道で安全に試合出来ているのは特殊カーボンによって選手が守られているからなのは知ってるな」

華「えぇ。それのおかげで私達が大きな怪我なく安全に撃ったり撃たれたりできたんですよね」


麻子「その通りだ。それを軽量化できればもっと素速い戦車戦ができるようになるし、
そうすればより迫力のある戦車道の試合ができるだろう」

優花里「そうですね!選抜とした試合の時の継続高校の戦車戦はVTRで見ても最高でした!」

みほ「それで、一般車両への流用っていうのは?」

麻子「皆は戦車がアレだけの砲弾受けたりふっ飛ばされたりしても安全なほど有能なカーボンが
なんで普通の車に使われていないか考えたことないか?」

華「確かにそうですね。普通の車にもあのカーボンが使えれば事故も減りそうですものね」

麻子「実はあのカーボンはな、とてつもなく重いんだ」

沙織「そうなの?」

麻子「うん。戦車道用戦車の重量の殆どがあの特殊カーボンの重みだ。装甲なんかは実際の戦車と同じ質感になるよう
金属で出来てるが、外側を剥がしてしまえば殆どカーボンで埋まっている」

優花里「なんでも装甲の表面だけ鉄で、それ以降は軽くて硬い金属で覆われ、更にその下に特殊カーボンと言う構造らしいですよ」


麻子「秋山さんの言うとおりだ。で、そのカーボンの真価を発揮するにはある程度の厚みが必要なんだ。
一般の車両程度の暑さだと逆に普通の金属よりも脆いくらいだ」

沙織「そうだったんだ」

みほ「一応、戦車以外の乗り物にも使われてはいるんだよ」

華「そうなんですか!」

みほ「身近な例で言えば学園艦かな」

麻子「いつだったか聞いたと思うが、学園歌は大きなブロックの集合体だ。
そのブロック一つ一つを構成している壁に使われているのが特殊カーボン。
何個もくっつけることでより安全な艦を造っているわけだ」

沙織「へぇ……ぜんっぜん知らなかった!」

優花里「意外と知られていませんからね」

麻子「でだ、そんなかカーボンで車を作ろうものなら脆い外装に重くて普通のエンジンでは動かない
ポンコツの出来上がりだ」

華「それは確かに車には使えませんね」


優花里「冷泉殿はカーボンを軽量化して普通の車にも流用しようとしているのですね!」

華「立派ですね」

麻子「……///」



麻子「私は事故で両親を亡くしているからな……。私みたいな思いをする人が1人でも減って欲しい。
それに戦車道にはお世話になったから何か恩返しがしたかったんだ」

沙織「麻子……」

麻子「それで、特殊カーボンを第一線で研究してる海外の大学に進学したんだ」

優花里「そんな事情があったん出せすね」

麻子「でもな、当時おばぁにはめちゃくちゃ怒られた」

みほ「え、そうだったの?」


麻子「あぁ。『そんないつ成果がでるか分からんものでおまんま食えるのかっ!』ってな」

沙織「おばあちゃんの言いそうなことだね」

華「お見舞いに行った時もそんなこと言ってましたね」

麻子「私は応援して欲しかったんだがな。今話したようなことをおばぁにも言ったんだが、
帰ってきた言葉がさっきの言葉だったから」


麻子「まるで私の両親への思いを馬鹿にされたような気がしたんだ。もっと色んな事を話したかった。
もっと一緒に過ごしたかった。……一言お母さんに謝りたかった」

麻子「そんな気持ちを蔑ろにされた気がしてカッとなって
『私の気持ちも知らないでよくもそんなこと言えるな!おばぁなんかもう知らない!』
って言ってしまった」


みほ「それってもしかして」

麻子「あぁ。高校三年の夏だ。戦車道の大会が終わってすぐおばぁが倒れた日の前日」

華「だからあれほど真っ青になってお祖母様に誤ってたんですね」

麻子「皆も知ってるだろうけど、あの時ばかりはおばぁも危なかったんだ。また私は喧嘩別れしてしまうのかって
本当に辛かった。自業自得なんだけどな」

優花里「冷泉殿、そんなことは……」

麻子「いいんだ秋山さん、過ぎたことだ」

沙織「おばあちゃん、助かってよかったよね」

麻子「本当に。医者からもう大丈夫と聞いた時は全身から力が抜けた」

みほ「でもおばあちゃん、よく麻子さんが海外の大学行くこと許してくれたね」

麻子「面会できるようになってからおばぁに誤ったんだ。そしてもう一度ちゃんと自分の思いを伝えた」


麻子「実はおばぁがICU(集中治療室)にいる時にな、家で塞ぎこんで腐ってた私に沙織が葉っぱをかけてくれたんだ」

沙織「ちょっと、麻子!その話は……」

麻子「フフ……あの時の沙織はおばぁよりも怖かった」

優花里「そんなにですか?」

麻子「あぁ。うずくまって泣いてる私を見るなり胸ぐらを掴みあげてな。平手でおもいっきり頬をぶったんだ」

みほ「えぇ!?沙織さんそんなことしたんですか!?」

沙織「思い出したくない黒歴史……」

麻子「呆然とする私に沙織がな――」

すまん、ちょっと離席


 沙織『冷泉麻子!いつまでそうやってぐずってるのよ!あんたそれでもあんこうチームの操縦士!?
なんども辛い試合を乗り越えたⅣ号の操縦士なの!?』

 沙織『おばあちゃんと喧嘩したんでしょ!だったら謝らなきゃ!!
そのためにもおばあちゃんが良くならないといけないんだよ!』

 沙織『なのにあんたが諦めてもう全部終わったみたいな顔してるんじゃないわよ!
おばあちゃんは絶対大丈夫って信じてあげなきゃ!』

 麻子『グスッ……そうだな』

 沙織『だったらお風呂入ってご飯食べておばあちゃんのお見舞いに行く!』


優花里「へぇーそんなことが」

沙織「うぅー皆には内緒だって言ったのに……」ヤダモー

麻子「許せ沙織。酒が入ってるせいで口が滑った」

華「まぁまぁ、沙織さん。素敵なお話じゃないですか」

みほ「沙織さんでもそんな風に怒ることあるんだね」

沙織「はいはい!わたしの話はしゅーりょー!!で、麻子!おばあちゃんにはちゃんと誤ったんだよね!」


麻子「あぁ、勿論あやまったさ。沙織に引っ張られてお見舞いに行った数日後に医者からもう大丈夫って面会できるようになってな」

麻子「おばぁにちゃんと誤って、自分がどう考えてるかを曖昧な言葉にしないで伝えたんだ」

麻子「そしたらおばぁがな『わかった。あんたがそこまでの思いを持ってるなら進学することに賛成しよう。
でもな、ちょっと躓いたからって少しでも諦めることは許しゃしないよ!』ってまくし立てるんだ」

麻子「そのうえ『あと私が生きているうちに成果出さないと化けて出て大洗まで連れ戻す』なんて恐ろしいことまで言うんだ」

華「あのおばあさまならやりかねませんね」

沙織「華、何気にそれはひどくない?」

麻子「そんな怖いこと言っておきながら急に表情緩めてな、『おばぁとの約束だよ』って指きりげんまんさせたんだ」

麻子「なんだか急におばぁが遠く感じてな。思わず涙が出たんだ」


麻子「まぁ、そのあとⅠヶ月もしないうちにおばぁは元気に踊ってたがな」


優花里「良かった……そのままおばあちゃんが亡くなってしまったのかと思いました」

沙織「もう、その後にも会いに行ってるでしょ」

優花里「いやぁ、冷泉殿お話が上手くてつい引き込まれてしまいました」

華「今、おばあさまは?」

麻子「流石にもう歳だし、私も普段は国外にいるから高齢者向けのマンションに住んでる」

沙織「元気にやってるよ。時々近所のワルガキに怒ってるもん」

麻子「意外と近所の人達には評判が良いみたいだ。大洗の鬼婆なんて子どもたちには呼ばれてるらしいが」

華「最近は子どもたちを叱ってくれる大人が少ないらしいですからね」

麻子「ワルガキ達もおばぁのおかげで更生したってその母親たちからお礼言われたぞ」

みほ「相変わらずすごいおばあちゃんだね」


麻子「そんなこんなでおばぁと約束してしまったからな。
西済みさんの式の時もカーボン関係の発表会があってそちらを優先してしまった。悪かったな」

みほ「いいんだよ、私の式よりおばあちゃんとの約束のほうが大事だもん」

麻子「そう言ってくれると助かる」

優花里「冷泉殿、研究はどのような感じなんですか?進捗具合とか」

麻子「あまり詳しいことは言えないが、戦車への導入の目処がたちそうだ。一般車両については要努力だな」

華「まぁ!そこまで進んでいるのですね!」

麻子「まだまだ足りないさ。おばぁが生きているうちになんとか試作車ぐらいまでは進めたい」

沙織「麻子も頑張ってるんだね……。一緒に研究している人に迷惑かけてない?寝坊とか」

麻子「う、うるさいな……私の寝坊は大目に見てもらってるからいいんだ」

沙織「よくないでしょ!もう」

みほゆかはな「あはははは!!」



【おばぁとの約束】終わり


とりあえず今日はここまで。見てくれた人、レスくれた人ありがとう

明日もまた投下しに来ます

今日の夜は投下できないので今から書いていきます

次は【五十鈴華、砲撃始めます!】


【五十鈴華、砲撃始めます!】

沙織「いやーみんな結構喋って飲んだね」

みほ「そうだね、料理もお酒もなくなってきてるから追加しようか」

優花里「賛成ですぅ!今日はとことん羽目をはずしますよ」

麻子「1周間は休みをもらったから二日酔いでも三日酔いでも大丈夫」

華「まだまだ飲み食べ足りないです」

沙織「み、みんな程々にね」



優花里「さて、料理もお酒も揃ったことですし、あとは近況報告を聞いていないのは……」

華「私と沙織さんですね」

麻子「私は華さんの話が聞きたい」

沙織「ちょっとー私には興味ないのー?」

麻子「沙織の近況は皆しってるだろう、個人的にも皆と会ってたんだろ」

沙織「まぁ、そうだけどね」

優花里「武部殿は通信手らしく、皆さんとこまめに連絡とり合ってましたもんね!」

みほ「うん!沙織さんがいなかったら今日の集まりも実現できなかったしね!」

沙織「ちょっと、皆照れるよぉ」ヤダモー


麻子「で、五十鈴さんは大学進学してからはどうだったんだ?」

優花里「確か五十鈴殿は大学でも戦車道をやるって推薦で進学したんですよね」

華「えぇ。華道の方も消して疎かにはしないという条件付きで進学しましたよ」

みほ「愛里寿ちゃんのいる大学に進学したんだよね」

麻子「そういえば島田さんのいる大学か」

華「えぇ。愛里寿さんと一緒に戦車道で来たのは2年ほどでしょうか」

みほ「大学対抗戦ではとっても苦戦したなぁ」


優花里「でも流石島田殿ですよね!西住姉妹が揃った最初の年を王者の貫禄で打ち破りました!」

みほ「私の載ってる戦車を倒したの相手、すごい上手な砲撃するなぁって思ってたらまさか華さんだったなんて。
終わってから知って驚いたよ。」

麻子「流石五十鈴さんだ」

華「そんなに褒めてもらうと流石に照れます」

優花里「流石にあの年は高校戦車道史に残る黄金世代と呼ばれた人達が各地の大学行っただけありますね。全国各地でハイレベルな試合が繰り広げられました!」

沙織「全国的に戦車道が盛り上がってきた時期だもんね」


優花里「えぇ。」


優花里「西住姉妹が揃ったあの大学が優勝か思われましたが、流石島田殿。
同じ相手に2度も負けてたまるかという気迫を感じました!」

華「あの試合の時だけは愛里寿隊長もものすごく綿密な作戦立案をしてましたよ」

みほ「私達の大学も愛里寿ちゃんのところには煮え湯を飲まされてたからすごい力入ってたんだけどね」

沙織「勝負は時の運……ってやつだね」

麻子「まぁ、その運を引き寄せるのは実力だがな」


優花里「しかしながら、次の年からは西住姉妹の猛攻でしたね」

みほ「何より澤さんがうちの大学に進学してくれたのが大きかったかな」

華「大洗奇跡の世代と呼ばれた時代の隊長2人にあの黒森峰の西住まほさんに逸見エリカさんですもんね」

沙織「とんでもない豪華なメンツよね」

麻子「さぞかし強い大学だったんだろうな」

優花里「確かにとても強い大学ではありましたが、他も負けてませんよ」

優花里「島田流率いる大輪の砲撃手・五十鈴華を擁する大学。
雷鳴の砲撃手・ナオミ擁するサンダース大学。乗りと勢いとパスタの国の統帥と栄えある紅茶貴族、前身あるのみ吶喊隊長の3人が
入学したかの大学」

優花里「他にも我々の世代が入学する以前からの強豪校。大学戦車道は高校戦車道よりも遥かに激戦区なんです」

沙織「そ、そんなすごかったんだ」

麻子「そんな中で五十鈴さんは活躍してたんだな」


華「活躍したなんてそんな、出来ることをやったまでです」

みほ「でも実際華さんは凄かったよ。砲撃手年間MVPにも選ばれたんだよ!」

沙織「あの時は新三郎さん凄い喜んでたよね」

華「お母様は嬉しい様な悲しい様な複雑な顔をしていました」

麻子「華道の家元としては家を継ぐ娘が別の分野で活躍しているのを見るのは複雑な気持ちだったんだろうな」

華「恐らくそうでしょうね。私はキチンと家のことも考えていましたのに」

みほ「それでもやっぱり子どものことは心配なんだと思うよ。どれだけ信用しててもなんだかんだ心配しちゃうんじゃないかな?」

華「みほさんの言うとおりなんでしょうね。でも今はキッチリ五十鈴流の跡取りとして華道に専念していますよ」


沙織「こんど東京で個展やるんだよね!」

華「はい!お母様から個展の許可を貰いまして。以前にも生けた戦車道と華道の融合を目指して企画を練っているんです」

優花里「戦車道と華道の融合……五十鈴殿にしか出来ないことですね!」

華「ええ。五十鈴流の根っこを変えずにいかに戦車道と混ぜ合わせるか苦難の連続ですが、何としても成功させます!」

沙織「いいぞー華ー!頑張れー!」

麻子「時期によっては日本に帰国してるからみに行くぞ」

華「皆さんの期待に応えられる様頑張ります!」


沙織「そうそう、華ってば最近大洗の学園艦が寄港する度に遊びに行ってるんだって?」

華「遊びに行っているというよりは取材ですね、戦車道の」

麻子「個展に向けた取材か」

華「はい。やはり本物の戦車に触れてこそ湧き上がるインスピレーションがありますからね」

沙織「とか言いながら砲撃したいだけなんじゃないの?」

華「……正直な所それもあります」

沙織「あはははは!やっぱり!小山先輩が言ってたよ『最近五十鈴さんがうちの学園に来て戦車道の後輩を片っ端から撃ちまくってるって」

華「こ、小山先生ったら……」

優花里「もしかして小山殿は」

沙織「うん、今は大洗女子学園の先生だよ」

みほ「そうだったんだ!」

優花里「そういえば生徒会長は連盟に就職したんでしたっけ?」

みほ「うん。連盟の会長さんが『あの度胸と頭脳はうちに是非とも欲しい!』って。うちのお母さんも推薦してたよ。『今 の連盟にはああいう清濁併せ持つ人材が必要だ』って言ってた」

優花里「河嶋殿は?」

沙織「確か、大洗の学園艦の管理運営してるはず」

麻子「河嶋先輩がか……大丈夫なのか?」


沙織「麻子の言いたいことは何となく分かるけど……ほら、河嶋先輩頭に血が上りやすいだけで事務処理能力は高いから」

麻子「確かにな。生徒会長や副会長が目立ってただけで河嶋先輩も事務能力は高かったな……勉強はさておき」

優花里「あはは……事務能力高いなら勉強も出来そうなんですけどね」

麻子「あのすぐ調子に乗るところと頭に血が上りやすい性格が何とかなれば指揮官としても有能かもしれないのに、もったいないな」

華「それが河嶋先輩のいいところですよ」

みほ「みんな結構辛辣だね……」

沙織「まぁ、河嶋先輩は愛されるナントカって感じだったし」

みほ「沙織さんまで……」




華「でも誰よりも大洗のこと好きな人でしたよね」

優花里「はいっ!」

沙織「会長いない時も一生懸命頑張ってくれてたし」

みほ「そういう所があるからみんな嫌いになれないんだよね」

麻子「ピンチになると副会長に泣きつくポンコツなところとかな」

沙織「麻子!それは言わないお約束!」

あんこうチーム「あはははは!!!」


【五十鈴華、砲撃始めます!】終わり


取り敢えずここまで。

もしかしたら今日の夜中にも投稿するかもしれません。

夜中に更新なかったら明日の昼過ぎから投下します

ノンナとカチューシャ。それと継続一家は大学行かなかったの?
それとも、大学の戦車道では目立った存在じゃなかったの

>>99
カチューシャ、ノンナは大学進学していません。
継続一家ですが、ミカは高校卒業後日本、さらには世界を転々としていた様です。アキとミッコの2人は進学先は別でしたが就職先が同じです。どうやら戦車には乗っているようですが……


あんこうチーム同窓会、一次会は次の話で終了です。

【沙織先生はみんなのお母さん】

始まります!


【沙織先生はみんなのお母さん】

優花里「近況報告、あとは武部殿だけですね」

みほ「今は保育士さんなんだっけ?」

沙織「うん。大洗の保育園で働いてるよ」

華「とっても評判のいい先生なんですよ」

麻子「沙織は昔から面倒見がいいし、子ども好きだったからな。ぴったりの職なんじゃないか?」


沙織「うん。大変なことも沢山あるけどやり甲斐のある仕事だよ!」

華「沙織さん自身もそうですけど、勤めている保育園自体も評判が良くて。私も子どもが生まれたら通わせたいです」

沙織「子どもの前に結婚しなきゃね」

華「あら?私は結婚することは決まっていますよ」

沙織「やだもーそんな冗談言ってー」

華「…………」

沙織「え゛!?マジで結婚するの!?」


華「私、これでも五十鈴流家元の長女ですよ」

優花里「あー確かに五十鈴流の後継者を残さなきゃいけませんもんねー」

華「もう30になるのだからってお母様からお見合いの話をされる事も多くなってきましたし……」

みほ「お姉ちゃんも最近お見合いの話が多くて困るって言ってたよ」

麻子「やはり家元というのは大変なんだな」


沙織「なにそれー!!ズルいー!!」

華「ず、ズルいと言われましても……」

優花里「こればっかりはお家柄の問題ですからねぇ。昔は一般的だったそうですが、今お見合いしているのは昔から続く格のある家ぐらいなのでは?」

麻子「私たち一般市民にはあまり縁のないシステムだな」

沙織「はぁ、彼氏……というよりもはや旦那様が欲しいよ」


優花里「そういえば大学時代に彼氏さんいたんですよね?」

麻子「彼氏が出来たとしつこいぐらいにメールが飛んできたな」

沙織「あーあれね……1年ぐらいで振られちゃった」

みほ「えぇー!?」

麻子「なんでまた。沙織は付き合うまで時間かかるが、一度付き合えば長く続くと思ってたんだがな」


沙織「お互い忙しくなってるうちに疎遠になってね……」

華「いわゆる自然消滅というやつですか」

沙織「うん。そうこうしてるうちに噂で彼氏が既に別の女の子と付き合ってるって聞いてねー」

みほ「それは浮気だったんじゃ?」

沙織「うーん。どうなんだろ?その時にはもう彼と付き合ってる感じじゃなかった気がするし」

沙織「まぁ、もう何年も前のことだからなぁ。あんまり覚えてないや!当時は結構辛かった記憶あるけど」


華「そんなことがあったんですか……」

みほゆか「知らなかった(です)……」

麻子「私も聞いてないぞ」

沙織「まぁ、みんなに言うようなことじゃなかったしね」

麻子「……まったく!沙織は私たちに散々お節介焼いておきながら自分のこととなるとこうだ!」

沙織「ま、麻子?」


麻子「沙織はもっと私たちを頼るべきだ!肝心なところで遠慮して、内に溜め込むのは沙織の悪い癖だ!」

優花里「そうですよ!武部殿!辛いことがあったら私たちを頼って下さい!」

華「私たちは何度も苦難を乗り越えた大洗のあんこうチームですよ。普通の友人なんかよりも何倍も強い絆で結ばれてます!」

みほ「どんな辛くて大変な道のりでもみんなが乗った戦車に乗り越えられます!戦車は火砕流の中だって進むんだよ!」

沙織「みんな……」

沙織「ありがとう……」グスッ



沙織「私、みんなみたいな友達を持てて幸せだよぉー」

麻子「うわっ抱きつくな!酒臭い」

沙織「どうしてみんなはそんなに私に優しくするのぉ」

麻子「そんなことより顔を拭け」

優花里「それは武部殿があんこうチームのお母さんみたいな存在だからですよぉ」

華「確かにそうですね。お料理もお上手ですし、何かとみんなの事気にかけてくれてましたしね」

みほ「うんうん!それに沙織さんが私と友達になってくれなかったらあんこうチームも結成できなかっただろうし」

優花里「冷泉殿に対する武部殿はまんまお母さんでしたもんね」

麻子「こんな酒癖の悪い母親は嫌だ」


沙織「私ってそんなにお母さんっぽいかな?最近よく保育園の子たちに『おかーさん』って間違えられるんだよね」

みほ「優しいお母さんって感じがするよ」

優花里「子どもたちに母親と間違えられるなんて、それだけ心許してるってことじゃないですか!」

華「そうですよ、保育士冥利につくじゃないですか」

沙織「まぁ、間違えて慌てる子たちはとっても可愛いんだけどね!」

麻子「沙織はみんなのお母さんってとこだな」

沙織「園の子たちならいいけど、みんなみたいな大きな子どもはいやーー!」


【沙織先生はみんなのお母さん】終わり


これにて一次会は終了。

二次会ではその他チームメイトや他校のみんなの話を書こうと思います。

誰々の話みたいとかあればできるだけ書いていこうかと

大学時代の西住姉妹の絡み見たいよね
戦車道の時はぶつかることもあるけど私生活ではまほのシスコンっぷりが爆発的な


>>114
大学時代の絡みは是とも書きたい。ただ、書くとしたら別スレになりますね。

同窓会で話題に上がった人たちを個別に掘り下げたスレを立てるつもりなのでその時にでも!


少し遅くなりましたが、二次会開始です。

二次会では小話的なものをいくつも出していきたいと思います。

【二次会、やります!】


沙織「さて、みんなまだまだ話し足りないことは多いと思うけど、ここの会場は一旦お開きにします」

優花里「一旦という事は二次会に移行ですか?」

沙織「うん!実は二次会の場所予約してあるんだよね!」

麻子「準備がいいな」

沙織「みんなお酒よりご飯メインで食べてたし、次行くお店はお酒の美味しいお店だから期待していいよ!」

華「ここの料理は美味しくてついたくさん頼んでしまいました」

沙織「頼んだ料理の半分は華が食べたもんね」

華「私が食べた分は自分で払いますから、安心して下さい。皆さんとは食べる量違いますから」

麻子「人より食べる自覚はあったんだな」

華「お恥ずかしながら……」

みほ「気にしなくてもいいのに」

華「いえ。親しき中にも礼儀ありですよ」


沙織「さぁ!ここが私イチオシのお店です!」

優花里「なになに……『せんしゃBARあるこほる&ぱんつぁー』?」

華「戦車BARなんかあったんですね」

みほ「随分直球な名前だね」

華「『特撮コーナーもあり・』?随分マニア向けな店なんだな」

沙織「ここのお店は知る人ぞ知る大洗の名店なんだよ!そして何よりも……」


ガランガラン♪

??「いらっしゃいませー!」

みほ「あ!あの店員さん!?」

沙織「予約の武部でーす!」

??「沙織先輩!それに皆さんも!お久しぶりです!阪口です!」

みほ「桂利奈ちゃん!」


桂利奈「西住隊長、お久しぶりです!」

みほ「久しぶりだね〜!」

優花里「西住殿の結婚式以来ですね!」

麻子「私は卒業以来だな」

桂利奈「冷泉先輩!本当にお久しぶりです!在学中はお世話になりました」

麻子「お、おう。記憶の中の子どもみたいな阪口さんとのギャップで変な感じだ」

華「あはは、10年近くも経てば高校生だって立派な大人に成長しますよ」

麻子「そうだな」

桂利奈「では、お席にご案内しますね」


桂利奈「こちらのお席になります」

優花里「あぁ!!あれはⅣ号にヘッツァーに三突!あっちには89式にM3が!」

みほ「こっちにはルノーに三式、ポルシェティーガーがある!」

華「私たちの頃の戦車が揃い踏みですね」

桂利奈「あんこうチームの皆さんが来ると聞いて特別仕様にしました!」

麻子「チームのエンブレムまで書いてあるぞ。随分精巧な模型だな」

桂利奈「うちの常連さんに模型ショップをやっている方がいるんですが、事情を話したら張り切って塗装してくれました!」


沙織「一通り戦車を愛でたところで、注文しよっか!」

桂利奈「あんこうチームの皆さんにオススメなのはⅣ号カクテルです」

沙織「私も飲んだことあるんだけど、飲みやすくて美味しいんだよ!」

桂利奈「アマレットがベースのカクテルです。アマレットの甘くて優しい味と柑橘系の爽やかさが美味しいお酒です。皆さんをイメージして作ってみました!」

華「私たちをイメージして作ったなんて……そんなこと言われたら飲まないわけにはいきませんね」

麻子「異議なし」

みほ「私もこれで!」

優花里「もちろん私も!」

優花里「Ⅳ号カクテル5つ下さい!」

桂利奈「あいー!畏まりました」


※Ⅳ号カクテルは実際に作ったことない&どういう割り材かとか決めてないので、雰囲気だけお楽しみください


×優花里「Ⅳ号カクテル5つ下さい!」
○沙織「Ⅳ号カクテル5つ下さい!」


麻子「あの返事は変わってないんだな」

優花里「阪口殿らしくていいじゃないですか」

華「でも阪口さんがバーテンダーやっていたなんて知りませんでした」

沙織「私もたまたまこのお店に入らなかったら知らなかったもん」

みほ「ここって桂利奈ちゃんのお店なの?」

沙織「ここのマスターはいぶし銀な女マスターなんだよ。なんでも、昔戦車道やってたんだって」

優花里「という事はもしかして昔の大洗戦車道の人ですか?」

沙織「そうらしいよ。桂利奈ちゃんもたまたまこのお店見つけたらしいんだけどね、一目見てここで働きたいっ!って思ったらしく直談判しに行ったんだって」

麻子「なかなか度胸あるな」

華「流石大洗の首狩り兎の一員ですね」

みほ「物騒な呼び名だよね、それ」

沙織「そしたら、マスターが桂利奈ちゃん一目みるなり『採用』って言われたらしいのよ。大洗の戦車道復活させたメンバーは全員覚えてたんだって」


優花里「まさに運命の出会いってやつですね」

沙織「色々と便宜を図ってくれるらしいよ。ただ仕事に関してはめちゃくちゃ厳しいみたいどけど」

みほ「どこの世界もプロは仕事に真剣だからね」

桂利奈「お待たせしました、Ⅳ号カクテル5つです」



沙織「さぁ、みんな揃ったね。じゃあ、乾杯の音頭を……」

みほ「次は幹事の沙織さんお願いね」

沙織「もーしょうがないな。んん!」

沙織「あんまり長く喋ってもどこかの会長から注意が飛んできそうなので手短に!」


沙織「では、あんこうチーム同窓会、二次会を始めます!パンツァー……」

あんこうチーム「「「「「フォーーー!」」」」」


【二次会、始めます!】


一旦ここまで。

続きはまた夜中にやります。

先ずはウサギさんチームの小話から。澤隊長の2代目軍神振りの片鱗が語られる……かも。予定は未定


おはんこんばんちは

夜も更けてるけど投下していきますよ

【大洗の首狩り兎・after】

始めます


【大洗の首狩り兎・after】

麻子「阪口さんがバーテンか……」

沙織「麻子、しみじみと呟いたけど、どうしたの?」

麻子「私たちがもう27だろ?そうすると、あのウサギさんチームのみんなは26歳なわけだ」

沙織「そりゃそうよ」

麻子「阪口さんを見て思ったんだが、みんな大人になってるんだろうと思うと何だか考え深くてな」


優花里「当たり前の事ですが確かに感慨深いですね」

みほ「練習試合とはいえ、初めての試合で逃げ出した子たちと考えると余計にね」

優花里「実際、隊長としてあの時はどう思ってたんですか?」

華「当時は特に何か言っている様子はありませんでしたけど……」

沙織「実はめちゃくちゃ怒ってたとか?」


>>137
×麻子「阪口さんを見て思ったんだが、みんな大人になってるんだろうと思うと何だか考え深くてな」
○麻子「阪口さんを見て思ったんだが、みんな大人になってるんだろうと思うと何だか感慨深くてな」


みほ「正直、え?とは思ったけど別に怒ったりはしてなかったかなぁ。初めての試合で混乱しちゃう事はよくあるしね」

優花里「流石西住殿」

みほ「正直、練習試合は不安しかなかったよ」

まこ「最上級生しかいないカメさんチームがアレだったからな」

優花里「冷泉殿、辛辣です」

麻子「前から大洗の生徒だった私たちなら兎も角来たばかりの西住さんからしてみたら河嶋先輩は驚きだろう」


みほ「まぁ……正直なところね。ただ、河嶋さん含めあの短い期間であれだけ成長できたのは本当に凄いことだよ」

沙織「ウサギさんチームは特にそうだよね」

華「黒森峰戦では大活躍のジャイアントキラーでした」

麻子「選抜戦でもみんなの窮地を救ってくれた」

優花里「私たちが卒業したあとも最上級生として大活躍でしたね!」


沙織「正直、私たちがいた頃の大洗って私たちと同世代の層が厚かったのにね」

優花里「実際、高校戦車道の評論家たちからはⅣ号チームと三突チームが抜けた大洗は大幅に弱体化するって言われてましたものね」

華「そんな世間の評判を見事に覆してくれましたね!」

沙織「『西住流のいない大洗は怖くない』なんて思ってた他校を悉く返り討ちにしてよね!」

優花里「はい!澤隊長率いる大洗戦車道チームは前評判を物ともせず戦車の性能なんて知るかとばかりに持ち前の腕と機転で決勝まで進みましたよね!」


麻子「戦車道を再開した初年度を見るような試合だったときく」

みほ「その年で大洗も強豪校と呼ばれるようになったんだっけ?」

優花里「はい!そしてウサギさんチームを中心とした学年団に鍛えられた下の代の子たちの活躍もあって名実ともに強豪校の仲間入りを果たしました!」

はな「3年連続優勝に6年連続決勝進出。まごう事なき戦車道強豪校ですね!」

みほ「その後は各校の奮闘もあって戦車道戦国時代なんて言われたっけ」

優花里「戦車道の復興に伴い各校力を入れましたからね。それに戦車道創立間もない高校を対象にした高校戦車道若獅子杯も開催されるようになって、下の層も厚くなりましたもんね」


沙織「澤さんに至っては大学戦車道でも活躍してたよね!」

みほ「うん!車長としても指導者としてもすっごく優秀だったんだよ!」

優花里「社会人戦車道でも優秀な指揮官として活躍しましたし、日本代表にも選ばれるほどの実力者です!」

麻子「大洗から2人もの代表選手を出すなんて鼻高々だな」

沙織「最初はみんな頼りなかったのにねぇ、人って凄い成長するんだねぇ」

華「沙織さん、なんだかおばさんくさいですよ」

沙織「ちょっと!微妙なお年頃なんだからそういう事言うのやめて!」


みほ「そういえば他のウサギさんチームのみんなはどうしてるの?」

沙織「あゆみちゃんは茨城でCA、優季ちゃんは順調に女の子して、結婚2年目」

華「宇津木さんの結婚式にお花を贈ったらとっても喜んでくれたのを覚えてます」

沙織「あやちゃんはOLとしてバリバリ働いてるみたい」

優花里「丸山殿は?」

沙織「紗希ちゃんはねぇ、なんと!絵本作家になったんだよ!うちの保育園でも購入したんだけど、柔らかいタッチの絵に不思議な世界感がマッチして、子どもはもちろん大人にも人気があるんだよ!」

みほ「なんだかピッタリな職だね」

麻子「みんなそれぞれの道を進んでるんだな」


【大洗の首狩り兎・after】終わり


ウサギさんチーム編はここまで

生徒会のメンバーは一次会ででたので無しです。

あとは歴女、バレー部、自動車部、風紀委員、ネトゲーマーやって、他校の話かな?

明日は休みなので幾つか投下できると思います。


飯も食ったのでぼちぼち投下していきたいと思います

【自分の人生は自分で演出します!】始めます

風紀委員の面子は、学園艦配属の婦警さんやってそう…


沙織「この際だから他のメンバーの現在も聞きたいね!」

みほ「そうだね!大学も戦車道続けてたメンバーは今何してるか分かるけど他の人たちはあんまり知らなかったりするんだよね」

優花里「私の知ってる方だと、エルヴィン殿ですね!」

沙織「私はカバさんメンバーはあんまり知らないんだよね。みんな大洗から離れちゃってるし」

優花里「エルヴィン殿は大学でも戦車道続けてましたよね?」

みほ「うん。強豪校ではなかったけど、ベスト8に入ったりもしてた中堅どころでやってたよ」

優花里「『やっと回転砲塔の戦車に乗れた!」って喜んでましたよ」

みほ「公式戦では自走砲に乗ってた気がするけど……」

優花里「最初は普通に回転砲塔に乗ってたみたいなんですけど、スリルが足りないって結局自走砲に戻ったみたいです」

麻子「生粋の自走砲乗りだな」


>>153
鋭いw風紀委員の話も後々書くのでしばしお待ちを


優花里「今は劇団員をしてるそうです」

華「なんだか意外ですね。戦史研究とかしてらっしゃるのかと思ってました」

優花里「優勝した時の宴会で演劇にハマったらしいです。演出もたまにやるそうですよ」

麻子「まさに自分の人生は自分で演出するってやつだな」

沙織「左衛門左さんはどうしてるの?」

優花里「大学進学してからより歴史の深みにはまったそうで。今は出身大学で教鞭をとっているそうです。今でも赤備えってぽい服に六文銭バンダナつけ、名物講師として有名らしいです」


はな「カエサルさんはどうなんですか?」

みほ「カエサルさんは大学でも戦車道やってたよ。アンチョビさんたちと同じ大学に進学してたね」

沙織「アンツィオにともだちいなかったっけ?」

みほ「うん、一緒の大学で戦車道やってた。相変わらず仲よさそうにしてたよ」

ゆか「カエサル殿がカバさんメンバーで一番普通の女子大生してますよね。趣味は相変わらずのようですけど」

麻子「おりょうさんはどうなんだ?」

優花里「あーおりょう殿はですね……なんというか、一番意外な職に。ある意味ではピッタリといいますか……」

麻子「なんだ?随分言い淀むじゃないか」



優花里「おりょう殿、大学在学中にスカウトを受けまして。一時期までグラドルやってたんですよ」

みほさお「えぇー!?おりょうさんがグラビアアイドル!?」

麻子「意外すぎる」

優花里「私もエルヴィン殿から聞いてビックリしましたよ」

華「でもまぁ、プロポーションは良いですものね」

みほ「なんか、今日一番ビックリしたかも」

優花里「幕末ガチ勢アイドルと一部界隈では相当人気があったようです。今は引退して近々一般の方と結婚する予定だとか」


沙織「おりょうさんまで結婚しちゃうのかー」

麻子「しかしまぁ、あまり愛想が良いと言えないおりょうさんがアイドルとはな」

優花里「一般受けこそしませんでしたが、あのダウナーな感じが良いというファンも多かったようですよ」

みほ「ビックリしすぎてアルコール飛んじゃった。すいませーん、天草おかわりください!」

沙織「み、みぽりん一次会でもそうだけど、結構なペースで飲んでるけど大丈夫?」


みほ「え?まだ全然平気だよ?」

華「ビールやカクテルもそこそこでずっと焼酎飲んでますね」

優花里「西住殿はお酒強いですね〜」

麻子「そういえば九州人だったな」

みほ「でもまさか大洗で地元のお酒が飲めると思わなかったよー店長さんが焼酎好きで良かった!」グビグビ

沙織「恐るべし九州の血……」

麻子「九州人全員が飲めるわけじゃないだろうが、それにしても西住さんの飲みっぷりはすごいな」

優花里「もう一升瓶を渡した方がいいよな飲みっぷりです」

華「みほさんは大酒飲みだったんですね。親近感を覚えます」

みほ「やっぱり地元のお酒が一番口に合うよね!」グビグビ


【自分の人生は人生で演出します!】終わり


西住一家は絶対酒飲みだゾ

カバさんチームの話はこれでお終い。

次はレスで出てた風紀委員をやろうかと思います

一旦休憩。21時頃から再開予定

もう登場人物全員やっちまえ!!!

いや、やってください。
本当お願いしますやってください!


>>162
全員分だって!?

や、やってやろうじゃないか(震え声)


遅れましたが続き投下していきます

【日本の規律は私が守る!】始めます


【日本の規律は私が守ります!】

麻子「そういえばそど子達はどうしてるんだ?」

沙織「園さんのことなら麻子が知ってるかと思った」

麻子「大学の時はたまに連絡とってたが、私が研究で忙しくなってる内にとんと連絡しなくなってな」

桂利奈「園先輩はいま県警で勤めてますよ」

沙織「あ、桂利奈ちゃん!」

桂利奈「マスターが休憩をくれたんで……お邪魔してもいいですか?」

あんこうチーム「もちろん!」

桂利奈「ありがとうございます!」





華「園さんって婦警さんなんですか」

桂利奈「あい!後藤先輩も金春先輩も警察に就職したそうですよ」

麻子「そど子らしいな」

みほ「桂利奈ちゃん詳しいんだね」

桂利奈「園先輩、今大洗で勤務してるんですよ!ウチの店にたまに来てくれるんです!」

優花里「へぇ!そうなんですか!」


桂利奈「相変わらずのおかっぱ頭でしたよ」

沙織「あはは、風紀委員じゃなくなったのにおかっぱ続けてるんだ」

華「あのおかっぱ頭って風紀委員の伝統らしいですよ」

優花里「まぁ、風紀委員全員強制じゃないらしいですけど、役職付きは必ずするそうですよ」

麻子「100人以上いる風紀委員が全員おかっぱだったら怖いだろ」

みほ「園さんって何課なの?」

桂利奈「確か地域安全課だったと思います」


麻子「風紀を守るためって大洗に寄港する度巡回してたそど子にぴったりだな」

桂利奈「金春先輩も地域安全課なんですけど、後藤先輩は戦車運転してから乗り物に目覚めたらしく、今は交通機動隊所属なんだそうです」

沙織「交通機動隊?」

麻子「分かりやすいので言えば白バイ隊なんかは、交通機動隊の所属だ」

沙織「モヨ子ちゃん、カッコいい!」


沙織「というか、大洗にいるなら呼んじゃう?」

桂利奈「今日は警察のほうで飲み会があるそうなんです」

みほ「残念だけど、それなら仕方ないね」

優花里「久しぶりにカモさんのみんなに会いたかったんですが」

華「残念ですね、麻子さん」

麻子「なぜ私に振る……まぁ、会いたくないと言えば嘘になるが……」

沙織「麻子ってば照れちゃってー」

麻子「やめろ。絡むな。酒臭い」

桂利奈「私、そろそろ休憩終わるんで戻りますけど、あんまり騒ぐと園さんが注意しにくるかもしれませんよ」

まこ「27にもなってぐちぐち説教なんざされたくないぞ!」

沙織「おばあちゃんには今でも説教されてるんだろうけど」

麻子「余計なお世話だ!」


【日本の規律は私が守ります!】終わり


チカレタ…

取り敢えずここまで

大洗チームはあとバレー部、自動車部、ネトゲ組

その後はプラウダと継続一家やって、同窓会はお開きにしたいと思います。

同窓会であまりスポットの当たらなかった黒森峰、サンダース、グロリアーナ、知波単は別スレ立てる
ので、その時は宜しくお願いします


お待たせしました。

アヒル殿のお話を書いていきます。

【気合だ!根気だ!根性だ!!】始めます。


【気合だ!根気だ!根性だ!!】

みほ「バレー部のみんなはどうしてるんだろ」

華「典子さんが3年生の時にバレー部復活したんでしたっけ?」

沙織「そうだね!バレー部のみんなは部活やりつつの戦車道だったのに両立してて凄かったよね!」

麻子「出来れば勉強も両立して欲しかったがな」

優花里「テスト前になると磯部殿はいつも冷泉殿に泣きついていましたもんね」


沙織「バレー部のみんなは同じ大学に進学したんだよね」

みほ「そうだったんだ」

沙織「やっぱりみんな、典子さんの最後の試合、心残りだったみたいだよ」

優花里「地区大会準決勝ですね……」

麻子「途中までは拮抗したいい試合だったんだけどな」

華「河西さんが怪我で途中退場……。その後も頑張ってはいましたが、最後のセットで競り負けてしまいましたものね」

沙織「典子さんは『怪我も実力のうち。河西が抜けた穴をカバーできなかった私達の責任も大きい』って言ってたね」


すまん、寝落ちしたまま放置してしまった。

続き書いていきます


みほ「磯部さんが行った大学って結構強いとこだったよね?」

麻子「ああ。いろんな高校から特待生が来るような学校だ」

沙織「うちの学校からは特待は無理だってなって一般で入学したんだよね」

優花里「でもあの学校って結構難易度高くなかったですか?」

麻子「難関校って程でもないがそこそこの偏差値のとこだ。まぁ、当時の磯部さんではまず無理な大学だったな」

華「でも、凄い勉強してらっしゃいましたよ」

沙織「麻子と一緒に勉強してたんだよね」


麻子「あぁ。私も自分の勉強もあったからな、付きっ切りは無理だったが幾らか手伝いはしたな」

みほ「磯部さん、凄い頑張ってたよね。休み時間も勉強してたって聞いたよ」

麻子「私も手伝いはしたが、本当に凄いのは磯部さんの努力だよ。『少し頭を使って後は根性!!』って言いながらひたすら基礎固めと過去問と格闘してた」

華「合格した時、まさか磯部さんが!って職員室で話題になったそうですよ」

優花里「でも、磯部さんが頑張って入学したおかげで後輩達も1年間みっちり勉強したそうですよ」

沙織「みんな典子さんと一緒にバレーやりたかったんだね」


みほ「そうだね。アヒルさんチームはバレーしてる時、本当に楽しそうにしてたもんね。私としては正直戦車道続けて欲しかったけど……」

優花里「確かにアヒルさんチームは戦車こそ弱かったですが、練度は飛び抜けてましたもん」

沙織「まぁ、流石に大学でも部活やりながら戦車道は難しかったんじゃないかな」

麻子「あの大学は厳しい練習で有名だっからな。戦車道までやる余裕はなかったんだろう」


華「ところで、皆さん、大学卒業してからはどうしてたんでしょうか?」

麻子「みんな何かしらでバレーに携わってるみたいだぞ。
磯辺さんは高校の先生になって、バレー部の顧問。近藤さんと河西さんは就職して社会人チームでバレーやってる。佐々木さんは仕事をしつつ少年団でバレーの指導をしてるそうだ」


重大なことに気が付いた。

磯辺を『磯部』と書いていた……。

典子ファンのみんなごめん

正しくは磯『辺』です


沙織「麻子、随分詳しいね」

麻子「磯辺さんとは帰国した時に会ってな。大学いる時も偶に連絡とってたんだ」

沙織「えー!私も会いたかったなぁ!」

麻子「帰国するといったら、空港に会いに来てくれたんだ。今はそっちの方に住んでるから」

みほ「私もみんなに会いたいなー」

華「私もよく会う人は会うんですが、大洗から遠く離れて生活している人だと全然会いませんね」

優花里「いつかあの時のメンバーで同窓会したいですね!」


【気合だ!根気だ!根性だ!!】終わり


今日はここまで。

明日はレオポンさんチームです。

おやすみ


真っ昼間だけど、続き書いていきます。

レオポンさんチーム
【Run like Forrest Gump!!!】始めます。


【Run like Forrest Gump!!!】

優花里「結構飲みましたねー」

沙織「私も結構酔ってきた〜」

麻子「私はまだ大丈夫」

華「麻子さん、だいぶ顔赤いですよ?」

みほ「私はまだ飲めるよ」

沙織「みぽりん、その焼酎で3本目だよね、大丈夫?」

みほ「うん。でもこれ四合瓶だしね。実家にいると一升瓶で飲んでるから」

優花里「恐ろしきは西住の血ですね」

麻子「西住さんがここまでの酒豪とはな」


みほ「いろんな人とお酒飲んでて始めて分かったけど、うちの家ってお酒強い人ばっかだったんだなって」

華「やはり遺伝なんでしょうか」

みほ「多分ね。お母さんも延々と焼酎飲み続けるし、お手伝いさんもそれに付き合って飲んでたから、土地柄もあるのかも」

華「お姉さまもお強いんですか?」

みほ「お姉ちゃんは……量は飲めるんだけどね」

優花里「なんだか含みのある言い方ですね」


みほ「お姉ちゃん、酔うとポンコツになるから」

沙織「!?ゲホッ!ゲホッ!み、みぽりんからそんなきつい言葉が出るとは……」

麻子「大丈夫か、沙織。まあ酒を噴きださなかっただけいいが」

みほ「あはは……私は酔うと言葉がキツくなるらしくて。全然意識してないだけどね」

優花里「こんな西住殿も新鮮ですね」

みほ「こ、この話は止めよう!ほら、まだレオポンさんとアリクイさんの話聞いてない!」

華「みほさんのお話も気になります」

みほ「隊長命令です!話題転換!」


優花里「レオポンさんチームの皆さんは予想通りというか、順当に自分の道を突き進んでますよね」

沙織「ナカジマさんはレーシングカーの整備士やってるんだよね」

優花里「みたいですね、チームに所属しているらしいです」

華「自動車部の中でも走行中に修理してしまうぐらいの腕利きでしたものね」

みほ「あれにはホントにビックリしたよ!」

麻子「一度車のレストアを手伝って思ったが、よくまあ、戦車を1日でレストアしてくれたよ」

沙織「自動車部のみんなには頭が下がるね」


みほ「スズキさんは選手としてではないけど、戦車道を続けてるんだよね」

沙織「そうなんだ!やっぱり整備士?」

みほ「うん。お父さんが偶に一緒に仕事するらしいよ。大洗の戦車をすべて引き受けてたのもあってか腕は若い人の中でもピカイチだって言ってた」

優花里「そういえば西住殿のお父さんは戦車整備士でしたね」

麻子「2人とも同じチームの所属なのか?」

みほ「スズキさんはプロチームの所属で、お父さんはフリーの整備士。色んなチームで仕事するからその時に会ったんだって」

華「ホシノさんとツチヤさんはレーサーになったんですよね」


優花里「種目は違いますが、2人ともプロレーサーですよ!」

沙織「あれ、種目違うんだ!てっきり同じ種目だと思ってた。というか、カーレースってそんなに種目あるものなの?」

麻子「一番有名なのはF1か。まぁ、これは種目ではなく、レースの名前だな。大雑把に言ってカーレースは速さを競うものと正確さを競うものの2つに分かれる。F1は言うまでもなく前者だな」

みほ「確かホシノさんが速さを競うスプリントレースの選手だったと思う」

優花里「そうですね!いわゆるF1みたいにいち早く規定の周回を終わらせるかのスピード勝負です」

沙織「ツチヤさんは?」

優花里「ツチヤ殿はドリフト競技の選手ですね。カーレースの花形ではないですが、エンターテイメント性は抜きん出てると思います」


華「優花里さん、よくご存知ですね」

優花里「いやぁ、実は仲いい人がカーレース好きでして……。レース見に連れてったりしてる内に詳しくなっちゃいました」

沙織「……」ジー

優花里「な、なんですか?武部殿」

沙織「……怪しい」

優花里「あ、怪しい?」

沙織「ゆかりんから知らない男の匂いがする」

麻子「沙織、そのセリフは色々とマズイぞ」

優花里「な、なんのことですかー?」

華「優花里さん、嘘下手くそですね」

沙織「やっぱりゆかりん彼氏いるんじゃん!!」

優花里「い、いませんよ!確かにレース連れってくれた人は男性ですが、彼氏とかそういうんじゃなくてですね///」モジャワシャモジャワシャ

沙織「きゃー!何々?好きな人なの?どんな人?」

優花里「す、好きか嫌いかで言ったら好きですけど……って何言わせるんですかー!やめやめ!この話終了です!次の話題!」

沙織「後でたっぷり聞き出してやる」

麻子「止めてておけ。どうせ酔いから覚めたら後悔するんだから」


【Run like Forrest Gump!!!】終わり


これで自動車部は終了。横道それまくったけど、みんな酔ってるから仕方ないね

さて、次のアリクイさんチームで大洗のみんなは全部終わりです。

とりあえず今日はここまで。もしかしたら夜中書くかもしれません。予定は未定。


大洗組、最後の一組。劇場版で短いながらも驚異のインパクトを与えてきたアリクイさんチームの話を書いていきます。

【打って、投げて、極めるッ!】始めます


【打って、投げて、極めるッ!】

華「残りのチームは……」

みほ「アリクイさんチームだね」

麻子「猫田さん達が大洗戦車道の中でも一際変わった職についたな」

沙織「うん。まさかアリクイさん達が……ね」

優花里「ある意味では順当というか」

みほ「あれは順当と言っていいのかな?初めて聞いた時は血迷ったのかと思ったよ」


麻子「乙女の嗜みである戦車道からは遠く離れた職についた」

華「ねこにゃーさんの煽りってなんでしたっけ?」

優花里「『美しすぎる戦闘兵器』……だったと思います」

沙織「13戦13KOで満を持して総合格闘技女子チャンピオンに殴り込み。序盤から押せ押せでチャンプを終始圧倒し、余りにも綺麗な右ストレートで失神KOだったっけ?」

優花里「大学でアマ修斗を始めてメキメキと実力を伸ばし、アマでは敵なし。モデル並みの美貌もあって話題性があるとのことで、プロ入り直後にエキシビションでMMA女子チャンピオンと対戦し勝利。漫画みたいなプロデビューですよね」


みほ「テレビでも取り上げられてたぐらいだもんね」

麻子「猫田さんはメガネ取れば相当な美人だからな。その上強いとなれば話題性抜群だな」

華「私も試合見ましたけど、何というか割れた腹筋もそうですけど、気迫が凄かったです」

優花里「でも、プロフィールとか見る限り趣味ネットゲームとあるので、試合の時は性格が変わるとかそういう感じなんじゃないでしょうか」

沙織「というか、他の2人もすごいよね」

みほ「ももがーさんがプロレスラー、ぴよたんさんがキックボクサーだっけ。2人とも実績上げてるのが凄い」

優花里「ももがー殿の試合は見に行ったんですけど、小柄な身体から繰り出される大技は見ていて興奮しました!」

沙織「前見たプロレス雑誌に『MOMO選手の代名詞ともいえるDDT!さらに、可憐な見た目から繰り出されるフランケンシュタイナーは喰らいたいという男性が数多くいる!?』みたいに書かれてたよ」

優花里「力技というか、とにかく大技が多いのが魅力の選手ですよ!ももがー殿のおかげでプロレス見るようになったんですよー」


華「ぴよたんさんも自慢のハイキックで数々の戦いを制してきてると聞きます」

優花里「ぴよたん殿は持ち前のパワーと柔軟性を生かした割とテクニカルな選手ですね!競技が違うので何とも言えないですが、ももがー殿と正反対のファイトスタイルだと思います」

麻子「何だか秋山さんが饒舌だな」

優花里「いや〜戦車の他に格闘技も趣味になってしまいまして」

みほ「とことん血の気が多い趣味だね」

優花里「に、西住殿?言葉にトゲがある気がするんですが」

みほ「?そんなことないよ」グビグビ

沙織「目が若干座ってる気が」


優花里「ま、まぁ、西住殿のことは取り敢えず置いといて。……私としてはいつ3人が同じグラウンドで闘うか楽しみなんです!」

麻子「しかし、筋トレにハマったのは知っていたがまさかプロ格闘家になるとはな……」

華「3人ともあまりアクティブとは言えなかったですものね」

沙織「ねー!戦車道やるまではネットゲームばっかだったって言ってたのに」

優花里「筋トレしてるうちに筋肉を生かしたいと思ったそうです。それで、筋トレメニューでやったサンドバッグ打ちで打つことに目覚めたそうですよ」

沙織「でも、なんでみんなバラバラの競技なの?」


優花里「そこまではインタビューにのってなかったんで分からないんですが、多分それぞれの興味で別れたんじゃないでしょうか」

華「もしかしたら別々の競技で頑張ろうと言っていたのかもしれませんね」

みほ「それにしても、みんなバッキバキの身体してるよね」スマホジー

沙織「ここまでいくとそこまで羨ましくないかも」

優花里「……実は私もそれ位の腹筋なんですよね」

みほ「え、本当に!?ちょっと触らせて!」

優花里「西住殿!?ちょ、やめっ!!きゃーーーっ!」ドタバタ

沙織「あははは!ゆかりん顔真っ赤!」

麻子「あんまり騒ぐなよ、お店に迷惑だ」

華「麻子さんはあんまり酔ってないですね」

麻子「そんなに飲んでないからな。そういう五十鈴さんだって」

華「あまり地元で醜態を晒すわけにはいかないので……」

麻子「確かに。ま、何人かは冷静な奴がいないとな。……だって」

ワースゴイフッキン!!
チョ、ニシズミドノサワリスギィ!!
ワタシモサワルー
タケベドノ!?

麻子「あいつらをどうにかする人がいなくなる」

華「あはは……」

【打って、投げて、極めるッ!】終わり



これで大洗チームはすべて終了。

後は storyとしてプラウダと継続一家をやって同窓会はお開きです。

明日の昼ごろ時間とれれば書きに来ます。

今日はここまで。おやすみ


目が覚めてしまったので時間まで書こうと思う。途中で止まったらすまん

【 story ベビー服と木のおもちゃ】始めます


【plus story ベビー服と木のおもちゃ】

沙織「いやーゆかりんの筋肉を堪能した」

みほ「結構なお手前でした」

優花里「お嫁にいけない」ヨヨヨ...

華「もう、あんまり騒ぎすぎないで下さいね」

みほさお「「はーい」」

麻子「さて、これで大洗のみんなの話はあらかた聞いたな」


華「そうですね」

麻子「そこで、だ。実はずっと気になってたんだが」

沙織「何々?」

麻子「西住さんの子どもが見たい」

優花里「そういえば、冷泉殿はまだ見たことないんでしたっけ?」

麻子「そうなんだ。実は西住さんの子どもを見るのが、今回最も楽しみにして一つでもある」

みほ「写真いっぱいあるから見る?」

麻子「是非とも見せてくれ!」


みほ「はいこれ!スマホにいっぱい写真あるんだ!」

麻子「どれどれ...……これは!」

華「とっても愛らしいです!」

沙織「ねーめちゃくちゃ可愛いよね!」

優花里「またりほ殿に会いたいですぅ!」

麻子「目元なんかは西住さんにそっくりだな」

みほ「鼻と爪の形はパパにそっくりなんだよ」


みほ「今2歳なんだけど、お喋りが好きでいっつも何か喋ってるんだ。我儘も多いけど、可愛くて仕方ないよ」

沙織「これは将来美人になるよ。保育士のお墨付きをあげよう!」

優花里「初めて会った時はまだヨチヨチしてた頃でずっと小さかったですけど、子どもは成長が早いですね」

華「あっという間に大きくなると服揃えるのも大変では?この写真のお洋服なんかとても可愛らしいのにすぐ着られなくなるのは残念ですね」

みほ「そうだね。でも新しい服にするたび大きくなってるのが実感できて嬉しいよ。それにこの子の洋服、実はカチューシャさんから貰ってるの!」

沙織「え!これカチューシャちゃんのお下がりなの!?」


麻子「確かにカチューシャさんは小さいがいくらなんでも小さすぎだろ」

みほ「あはは、違うよ。実はこの子が着てる服って全部カチューシャさんとノンナさんがデザインしたベビー服なんだよ!」

優花里「え!?プラウダの2人がデザインしてるんですか!?」

みほ「うん。あの2人は卒業後は洋服デザイナーとして服飾メーカーに就職したんだよ」

麻子「そういえば、プラウダ校は家政科があったな。2人は服飾専攻だったのか」

優花里「プラウダ校は家政科と工業科の2つある高校でしたね。校章もそれっぽくなってますし」


みほ「子どもが生まれるって話をしたら、『ミホーシャ!子どもには私たち2人が作った服を着せるのよ!』って服を送ってくれたんだ」

華「カチューシャさんらしい言い方ですね」

沙織「って事はこの服は非売品なの?」

みほ「うん。会社に採用されて実際に売ってるのもあるけど、大半は非売品だよ。毎回貰うのも申し訳ないんだけど、
実際に赤ちゃんが着る事でわかる事もあるからってノンナさんが言うから甘えさせてもらってるの」

優花里「プラウダの皆さんは何だかんだ言いつつ優しい人たちですよね」

みほ「そうだ、この写真見て」

麻子「おー色んなおもちゃがあるな。これ全部木でできてるのか」


みほ「うちにあるおもちゃって基本木のおもちゃで、作ってる会社も同じなんだけど、ミカさんの勤めてる会社のなんだ!」

沙織「へー!ミカさんっておもちゃ会社に勤めてるんだ」

みほ「どこからか聞いたのか、プラウダが贈り物してるなら継続の私が贈らないわけにはいかないみたいな事を言っててね。試供品をくれるんだよ」

優花里「あぁ、プラウダと継続は何かと張り合ってるらしいですからね」

みほ「そうみたいだね。で、自然のもので出来てるおもちゃっていいよねってそこの会社のおもちゃ買うようにしてるんだ」

華「プラウダと継続の皆さんは戦車道していないんですか?」


優花里「プラウダの2人は辞めちゃったらしいですけど、継続の3人は続けてますよ」

みほ「公式戦には出てないんだけどね。タンカスロンで暴れてるよ」

沙織「大洗もタンカスロンの大会にでたけど、迫力あるよね」

麻子「継続は少数精鋭って感じだから、タンカスロンはピッタリかもな」

優花里「最近はタンカスロンも公式種目に入れようかという動きもあります」

みほ「でも、公式化すると観戦方法変わるかもしれなくて、折角の迫力が失われるって議論になってるよ」

華「戦車道界も色々あるんですね」


沙織「っと、そろそろ時間もいい感じかな」

桂利奈「すいません、ラストオーダーのお時間です」

麻子「もう、そんな時間か。あっという間だな」

華「桂利奈さん、少し騒がしくしてごめんなさい」

桂利奈「いえいえ!西住隊長の貴重な一面も見れましたし、何より楽しそうに過ごしているアンコウチームのみなさんを見てるだけで嬉しくなりました!」

優花里「坂口殿……私は素晴らしい後輩を持ちました!!」

沙織「さぁ、最後のオーダー頼んだ、頼んだ!」

【plus story ベビー服と木のおもちゃ】終わり


これにて同窓会の四方山話はおしまい。

残すところはエピローグのみとなりました。

最後までお付き合いお願いします。

とりあえず今回はここまで。

今日のお昼、若しくは夜中に最後の話を書こうと思います。


さてはて、夜中だけど書いていくゾ。

今宵でこのスレ最後の更新になりやす。

【同窓会・プロローグ】始めます。

同窓会の前日譚ってこと?
それともエピローグと間違えてる?


沙織「みんなラストオーダー頼んだ?」

アンコウチーム「「「「はーーい!」」」」

沙織「それじゃあ、最後の乾杯の合図をみぽりん!よろしくお願いします!」

みほ「みなさん!宴もたけなわですが、最後の乾杯をしたいと思います。では、お酒の準備をお願いします!」

優花里「いいぞー!西住殿!」

みほ「最後の乾杯をしたいと思います!」


みほ「パンツァー……」

アンコウチーム「「「「「フォー!!!」」」」」


沙織「みぽりーん!待て絶対会おうねー」

みほ「もちろんだよー!皆んなもまた会おうね!今度は子ども連れてくるよ!」

麻子「それはいいな。是非とも会いたい」

華「アンコウチームだけじゃなくて他のチームの皆さんも集めたいですね」

優花里「そうしたら駆けつけますよ!」


>>237
エピローグの間違いです。指摘ありがとうございます!


沙織「今日はいっぱい話したねー」

優花里「正直まだ話し足りないですけど、時間的に無理ですね……」

麻子「まだまだこれから会う機会はあるんだ。その時にまた話せばいいさ」

みほ「そうだね。名残惜しいけど、また会えるもんね!」

桂利奈「すみません、お会計です」


〜〜〜あるこほる&ぱんつぁー前〜〜〜

沙織「みんな意識あるー?大丈夫?特にみぽりん!」

みほ「大丈夫だよ。酔ってはいるけど前後不覚になる程じゃないからー」

華「みほさん、本当にお酒強いですね」

優花里「結局5本近く焼酎開けてましたね」

麻子「体壊さないといいけどな」

みほ「授乳してる間はお酒飲めなかったから反動きてるのかも」


沙織「さぁ、みんな!ずっと話してたら何時までも帰れないよ!名残惜しいのは心底わかるけど、解散しないと!」

華「沙織さんは本当に私たちのお母さんみたいですね」

沙織「やだもー!こんな大きな子ども持ちたくないー!」

麻子「ほら、みんな沙織お母さんに迷惑かけないようにサッサと退散するぞー」

みほ「沙織お母さんさよーならー!」

優花里「西住殿は見事に酔っぱらってますね」

沙織「お母さん言うな!……みんな、麻子が日本にいるうちにまた会おうね!」


麻子「しばらくは日本の大学で研究してるから、集まるときは必ず読んでくれよ」

沙織「もちろん!アンコウチームの通信士として必ずみんなにキッチリ伝えるよ!」

優花里「さすが武部殿!頼りになります!」

沙織「さぁ!今日はここでお開き!何時までもグダッてても仕方ないし、解散!」

アンコウチーム「「「「「お疲れ様でしたー!」」」」」


【同窓会・エピローグ】終わり


短いですが、これにて【同窓会・エピローグ】はお終いです。

そしてこのスレも最後になります。

ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました。

別スレでしほお母さんやまほお姉ちゃんの話や今回あまり触れられなかった高校の話なんかを書きたいと思います。

その前にネタスレとして継続一家の話なんかを書けたらいいな。


それではこれにて同窓会は終了です。お疲れ様でした。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月05日 (金) 03:17:12   ID: DsO06l0r

むっちゃ面白いです!頑張ってください!!

2 :  SS好きの774さん   2016年02月13日 (土) 06:11:47   ID: GOBPhcDE

とても良かった

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