海未「穂乃果、朝ですよ」 穂乃果「zzz」 (57)

海未「穂乃果ー 起きてください」

穂乃果「zzz」

海未「もう10時ですよ 朝食にしましょう」

穂乃果「…」ムニャムニャ

海未「ほーのーか 起きなさい!ほら布団からでて!」

穂乃果「………」

海未「…穂乃果!!!」

穂乃果「…もう うるさいなぁ…」

穂乃果「お母さんみたいに言わないでよ…」

海未「あなたがいつまでたっても起きないからいけないのでしょう!」

穂乃果「だから言われなくても起きるっ…」

穂乃果「…」

海未「?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439994815

穂乃果「……」スタスタ

海未「穂乃果?」

穂乃果「…」スタスタ

海未「穂乃果どうしたのですか?」

穂乃果「……」スタスタ

海未「穂乃k「あっお姉ちゃんおはよー」

穂乃果「おはよう」



穂乃果「雪穂」

雪穂「?」ナニイマノマ

雪穂「朝ごはん冷蔵庫の中にあるから勝手に食べろだって」マアイイヤ

穂乃果「うん ありがとう」雪穂「あとごはん食べたら店手伝えだってさ」

穂乃果「えぇー何で穂乃果がやらなk「やらないと追い出すってさ」

穂乃果「」

雪穂「じゃあ頑張ってね」スタスタ

海未「穂乃果さっきからどうしたのですか?」

穂乃果「はあ…」バタン

バタン スタスタ

海未「穂乃果ー」

穂乃果「…」モグモグ

海未「穂乃果手が止まっていますよ」

穂乃果「…」モグモグ

穂乃果(冗談だ)

海未「穂乃果―?」

穂乃果(笑えない冗談だこんなの)

穂乃果(現実を見ようとせずに夢に逃げようとしたやつの末路だ)

穂乃果(聞こえるはずもない)

「コドモノコロカラズットカワラナイ…ッテキイテイルノデスカ!」

穂乃果(見えるはずもない)

「ホノカ!…ホーノーカ!」

穂乃果(触れる…はずもない)

「ダイタイアナタハイイカゲンスギルノデス!」

穂乃果(だってここに海未ちゃんはいないのだから)

ーーーーーー穂乃果高校2年ーーーーーー

屋上

穂乃果『私、スクールアイドルやめます』

海未『…』スタスタ ギュッ

バシーン

海未『あなたがっあなたがそんな人だとは思いませんでした』

海未『最低です…あなたは最低です!』

穂乃果(びっくりした 怒られるとは思っていたけど叩かれるなんて思っていなかった)

穂乃果(でも謝らなくてもいいって思ってしまったんだ)

穂乃果(今はまだ分かってくれなくても分からなくてもいいって思ってしまったんだ)

穂乃果(いつか話し合えばいいって思ったんだ)

穂乃果(でも、そのいつかは来なかった)

プルルルルルプルルルルル ガチャツ

『ハイ…コウサカデス…エッ…ハイ…』

穂乃果《…》カチッカチッ

ガチャッ

穂乃果《…》キホンダネオイカケナイケド…

バンッ

ほのママ『穂乃果!たった今海未ちゃんが…』

穂乃果(交通事故だった)

穂乃果(病院に運ばれた時にはもう手遅れだったらしく私達が病院に着いたときはもう息を引き取っていた)

穂乃果(それからもう何年たったか、いまさらここに現れた)

海未「穂乃果、食事の時は肘をついてはいけません!」

穂乃果(ああ、もううるさいなあ)

海未「ほら食器をちゃんと持ってください」

穂乃果(ていうか、なんでこんなにリアルに再現してるの)

海未「穂乃果!人の話を聞いているのですか!?」

穂乃果「…ごちそうさま」

~穂むら~

海未「…穂乃果」

穂乃果「…」

海未「穂乃果」

穂乃果「…」

海未「穂乃果」

穂乃果「…」

海未「穂乃果」

穂乃果「…何?」ボソッ

海未「暇ですね」

穂乃果「うん」

海未「質問もしないのですね」

穂乃果「幻覚だからね」

海未「そうですか」

海未「…幽霊だとは思いませんか?」

穂乃果「さあね」
海未「じゃあ今ほのかは誰と話しているのですか?」

穂乃果「知らないよ…そんなこと」

穂乃果(というか幽霊だとか幻覚だとかは関係ないんだ)

穂乃果「…海未ちゃんが穂乃果の幻覚だとしても幽霊だとしても何でいま見えるようになったの?」

海未「…」

穂乃果「…」

海未「…なぜと言われましても私もいきなりここに戻って来ていたので分かりません」

穂乃果「それじゃなにも解決しな「ただ…ただひとつだけわかっていることがあります」

海未「私はきっと何かを叶えるためにここに戻ってきたのだと思います」

穂乃果「何か?」

海未「はい」

穂乃果「あまりに釈然としすぎてない?」

海未「私もそう思います」

穂乃果「…話が進まないね」

海未「その通りです」

ガララッ 

ほのうみ「いらっしゃいませ…」ニッコリ

ほのうみ「…って絵里(ちゃん)」

絵里「あら穂乃果久しぶりね」

穂乃果「久しぶり、絵里ちゃん」

穂乃果「今日はお仕事お休み?」

絵里「ええ、少し用事があって」キョロキョロ

穂乃果「どうしたの?」

絵里「さっき話し声がした気がするのだてれど…ひとり?」

穂乃果「えっもっもちろんひとりだよー」

絵里「そう…何か隠してない?」

穂乃果「そっそれより何買うの?」

絵里「えっあぁ…ほむまん一箱もらえるかしら」

穂乃果「ほむまん一箱だね」

穂乃果「はいどうぞ 合計980円だよ」

絵里「はい」

穂乃果「1000円お預かりします20円のお返しです」

穂乃果「はい20円」

絵里「ありがとう穂乃果、じゃあまた会いましょう」

穂乃果「またねー」

バイバーイ

海未「…」

海未「…絵里はたまにくるのですか」

穂乃果「そうだね」

穂乃果(そうだよ「は」なんだよ)

海未「そうですか」

穂乃果「…」

―――――昼休憩―――――

海未「穂乃果」

穂乃果「何」モグモグ

海未「外には出ないのですか?」

穂乃果「お店の手伝いあるしね」モグモグ

海未「…」

海未「外に出てみませんか?」

穂乃果「え?」

海未「ですから外に出てみませんか?」

穂乃果「海未ちゃんほのかの話聞いてた?」

海未「でしたら、お母さまが返ってきたときに行けばいいのです


穂乃果「行けばいいのですじゃないよ」

穂乃果「第一こんなに早く帰ってくるわけn「ただいまー」

穂乃果「…」

~道~

穂乃果(さっき確信した、この子は海未ちゃんじゃない 幻覚だ)

穂乃果(海未ちゃんのことだ自らサボるなんてこと絶対にしない。やっぱり穂乃果の欲望の象徴…)

穂乃果「…」(ああもう、きりがないやめよう)

穂乃果 「海未ちゃんこれからどこ行くの」

海未「散歩なのですから気の向くままでいいのですよ」

穂乃果「ふうん」スキダネエソウイウノ

ネエネエアシタナンコマメニアル? サンカラハチマデダヨ

穂乃果「…」ピタッ

海未「穂乃果?」

アイカワラズシャチョウシュッキンダネエ エヘヘーソレホドデモ

穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「あっちの道から行かない?」

海未「?いいですけd「あっ穂乃果ちゃんだ!」ダッ

穂乃果「…」ハエーヨ

「穂乃果ちゃん久しぶり!」

穂乃果「…久しぶり」


「花陽ちゃん 凛ちゃん」

「わぁ穂乃果ちゃん久しぶり元気?」

穂乃果「元気だよ ふたりは?」

「もちろんだよ!」

海未「元気なのはあなただけではないでしょうか」

「ねえねえ穂乃果ちゃん今何をしてたの?」

穂乃果「えっあー散歩」ウン

「!だったら一緒に遊ぼうよ!ゲームセンターとかあっそうだ秋葉原行こう秋葉原!」

「そんなに無理に誘ったら悪いよぉ」












「かよちん」

花陽「えぇーいっしょに遊ぼうよぉ」

凛「穂乃果ちゃんも暇じゃないんだよ?今日は約束だけして今度遊ぼう?ね?」

花陽「えぇー見るからに暇そうだよ?」

穂乃果「花陽ちゃんは穂乃果をどういう目で見てるの?」

凛「穂乃果ちゃん今度いっしょに遊んでもいい?」

穂乃果「全然大丈夫だよ いつあいてる?」ムシスンナヨ

花陽「うーん今度の日曜日とかはどう?」

穂乃果「あいてるよ」

凛「じゃあその日にしよう」

凛「ごめんね穂乃果ちゃんわがままに付き合ってくれて」

穂乃果「そんな気にしなくてもいいよ」

花陽「じゃあ今度の日曜日にねー」

穂乃果「うん、じゃあね」

りんぱな「ばいばーい」

バイバーイ

穂乃果「…」

穂乃果「海未ちゃんどこへ行こうか?」

海未「どこへ行きましょうか」

穂乃果「海未ちゃんは国語が得意だったね」

海未「あなたは理系だったのに九九ができませんでしたね」

穂乃果「嫌なこと言わないでよ」

~穂むら~

ガララララ

穂乃果「ただいまー」

海未「お邪魔します」

ほのママ「あっ穂乃果ちょうどよかったもち米運ぶの手伝ってちょうだい」

穂乃果「えぇー店番するよ」

ほのママ「なに楽しようとしてるの、はやくしなさい!」

穂乃果「ちぇっ」シブシブ

海未「手伝いましょうか?」

穂乃果「海未ちゃんほのかの幻覚だってこと忘れないでね」ヨイショ

海未「?忘れてないですよ」ヒョイッ

穂乃果「」

海未「?」

海未「穂乃果どうかしたのですか?」

穂乃果「いや…別に」(確かにポルターガイストとかあるけど…)

~絢瀬家~

絵里「ただいまー」

絵里「亜里沙ー今日はお土産があるわよ」テクテク

亜里沙「…」

絵里「テーブルの上に置いておくわね」ドアノマエ

亜里沙「…」

絵里「夜ごはんなにか食べたいものある?」

絵里「最近蒸し暑いしさっぱりしたものがいいわね」

絵里「あっ蕎麦なんかはどうかしら」

絵里「亜里沙ー蕎麦でいい?」

亜里沙「…別に何でもいいよ」

絵里「じゃあ決まりね」

絵里「…」テクテク

絵里「…」ストン

絵里「はあ…」

見てる

~オープンカフェ~

花陽「ふんふんふーんふふんふーん」

凛「かよちん嬉しそうだね」

花陽「当たり前だよ!ああ早く日曜日来ないかなぁ」キラキラ

凛「そうだねぇ穂乃果ちゃんと遊ぶの久しぶりだもんね」ウフフ

花陽「うん!凛ちゃんは日曜日なにしたい?」

凛「私?私はなんでもいいよぉ」

花陽「何でもじゃダメなの!」

凛「えぇーじゃあかよちんは何したいの?」

花陽「遊園地!」

凛「そうかぁ遊園地かぁ」ウンウン

凛「穂乃果ちゃんもそういうところ好きだったし今もきっと好きなんじゃないかな?」

花陽「うん!あぁ楽しみだなぁ」

凛「…穂乃果ちゃんちょっと落ち着いたけどあんまり変わってなかったね」

花陽「うーん変わってないのは外見だけかもよ?」

凛「ふふふなにそれ」

花陽「えへへ」

~穂乃果の部屋~

穂乃果「やっと終わったー」ノビー

海未「今日も疲れましたね」

穂乃果「幽霊に疲れとかあるの?」

海未「気持ちの問題です」

穂乃果「ふーん」

穂乃果「…」

海未「しかしこのまちは昔から変わっていませんね」

海未「お店は多少かわっていましたが」

穂乃果「…」

結局こっちでやるのな

こっちでやり直しか

~次の日~

海未「さあっ今日も気合い入れていきますよ」

穂乃果「海未ちゃんは朝っぱらから元気だね」フワァ

海未「これくらい普通です」

穂乃果「海未ちゃんの普通は穂乃果の普通とは違うんだよ…」

海未「さあ朝食にしましょう」

穂乃果「…」ムシカヨ

スタスタ ガチャッ スタスタ

雪穂「お姉ちゃんおはよー」

穂乃果「おはよ」フワァ

雪穂「…」ン?

雪穂「おっお姉ちゃんが起きてる」フルフルフルフル

雪穂「お母さん!お姉ちゃんが起きてる!」

ほのママ「はあ?そんなわけ…うそ」ガクブル

ほのママ「穂乃果どうしたの!?熱でもあるの!?」ガシッ

穂乃果「いっいやべつn「お母さんヤバイよ嵐来るよ嵐…」ガクブル

ほのママ「いや…嵐なんてもんじゃないわ」

雪穂「はっもしかしたら天変地異!?」

ギャーギャーワーギャー

海未「穂乃果今までどんな生活を送っていたのですか?」ジトー

穂乃果「…」ナニモイエマセン

~ちゃぶ台の部屋~

穂乃果「ああまた店の手伝いが始まる」モグモグ

海未「何をいっているのですか働かざる者食うべからずですよ」

穂乃果「ああ何で頑張らないと生きていけないんだろう…」モグモグ

海未「昔と発言のベクトルが変わってませんね」

穂乃果「だって考えてもみなよ!もう夏休みだよ!」オミセニイドウチュウ

穂乃果「世間はやれ海水浴だやれキャンプだワイワイガヤガヤやってるのに何で穂乃果だけ」

海未「友達と行けばいいじゃないですか」

穂乃果「友達いないもん!」

ワーワーギャーギャー


「ああー夏休みが始まるー」♪

「お姉ちゃんごきげんだね」

「だって考えてもみなよ夏休みだよ海水浴にプールに川!楽しいことしかないじゃん!」

「泳ぐことしか頭にないの?」

「勉強もちゃんとやるのですよ」

「わかってるってー」

「そんなこといってまた宿題を最後の日までためるのでしょう?」ハア

穂乃果「海未ちゃんも遊びたくないの?」エプロンソウチャク

海未「遊びたくないと言えばうそになりますが…」

穂乃果「じゃあ遊ぼうよ」

海未「私が遊びたかろうが遊びたくなかろうが店の手伝いをすることには変わりありません」

穂乃果「海未ちゃんのけち」プンスコ

海未「けちでけっこうです」


「別にいいじゃんまだ始まる前なんだから」

「よくありません!」

「ちぇっ」

穂乃果「朝から固いなあ。穂乃果まで固くなりそうだよ」

海未「あなたはあなたで朝から言いたい放題ですね」

「それにしてもあたしたち何で土曜の朝っぱらから仲良く散歩してるの?」

「あなたが行きたいと言い出したのでしょう!?」

「あれ?そうだっけ?」

「第一あなたはいつも勝手なのです!いつもいつもさきさき行動して!」

「なんだよ!人が何しようが勝手でしょ!」

「いつもそれで迷惑かけていていいわけないでしょう!」

「二人ともそろそろ喧嘩は…」

「なにさ!」

「なんですか!」

穂乃果「ああもう外の掃除してくる」

海未「いってらっしゃい」

穂乃果「…」ソッケナイナア

   「こころの馬鹿!」

穂乃果「海未ちゃんのばーか」ガララララ



穂乃果「!!!」

ここあ「?」キョトン

穂乃果「…」

穂乃果「にっにこちゃんが三人!?」

矢澤's「はい?」

~穂乃果の部屋~

穂乃果「ってこころちゃんとここあちゃんと虎太郎君かぁ」

穂乃果「三人とも大きくなっててわからなかったよ」

こころ「お久しぶりです穂乃果さん」

こころ「穂乃果さんも一段と綺麗になっていてわかりませんでした」ニコニコ

穂乃果「いやぁそんなことないよ」

ここあ(誰?)ヒソヒソ

虎太郎(穂乃果さんだよ覚えてないの?ほらμ'sの)ヒソヒソ

ここあ(うーん覚えているようないないような)ヒソヒソ

虎太郎(…)ジトー

穂乃果「それにしてもこころちゃんは昔のにこちゃんにそっくりだねぇ」

こころ「よく言われます」ニコニコ

こころ「お姉さまやお母さまといっしょに歩いているとクローン?とか言われるんですよ」

ここあ「もう会話がおばさんのそれだよな」ヒソヒソ

穂乃果「へぇ確かにクローンって言われても違和感ないね」

こころ「もう穂乃果さんまで」プンスコ

穂乃果「あはは」

穂乃果「今でもみんなでお出かけしたりするの?」

こころ「はい今日もこうして散歩をしていたんですよ」

ここあ「そんなこと言ってこころさっきまで文句ばっかり言ってたじゃん」

こころ「…」グッ

ここあ「痛い痛い痛い痛い」ゴロンゴロンゴロン

ここあ「なにするのさ!」キッ

こころ「ここあがいけないのでしょう!?」

ここあ「なにさ!」

こころ「なんですか!」

ワーギャーギャーワー

虎太郎「すみません騒がしくて…」ハア

穂乃果「あはは気にしないでよ」

穂乃果(私も人のこと言えないし…)

虎太郎「?」

~30分後~

こころあ「すみませんでした」ドゲザ

穂乃果「だから気にしなくていいよ」アハハ

こころあ「あっありがとうございます」

穂乃果「あははは」

穂乃果(やっぱり似てるなぁ)

穂乃果「あっそういえば時間は大丈夫なの?」

矢澤's「へっ?」

穂乃果「いやもう10時まわってるけどお母さん心配しない?」

こころ「あぁっおじゃましました」ヤベエ

ここあ「すいませんおじゃましました」ドタバタ

虎太郎「ああ待ってよ おじゃましましたっ」バタバタ

ヤバイヨドウヤッテイイワケシヨウ!ナンデサイショカライイワケスルキマンマンナンデスカ!フタリトモボクヲハサンデケンカシナイデヨ

海未「嵐のような人たちでしたね」

穂乃果「…」

海未「?どうしたのですか?」

穂乃果「いや雪穂の天気予報あたったなぁって」

海未「ああ…」

海未「さあっお店に戻りましょうか」

穂乃果「…ほんと仕事好きだよね」ベツニイイケドサ

海未「居候させていただいている身なのですから当然です」

穂乃果「でも海未ちゃん幽霊じゃん」

海未「幽霊だろうがなんだろうが関係ありません」

穂乃果「…誰も海未ちゃんがやったなんて分からないんだよ?」

海未「分からなくてもいいんです」

穂乃果「全部穂乃果の手柄になっちゃうんだよ?」

海未「かまいません」

穂乃果「…」

海未「どうかしましたか?」

穂乃果「何でもないよお店に戻ろう」

海未「?はい」

~穂むら~

穂乃果「はい揚げ饅頭6つですね」

穂乃果「はい穂むらまんじゅう10個追加ですね」

穂乃果(海未ちゃん紙袋とってきて)ヒソヒソ

海未「分かりました」

海未「はい」つ紙袋

穂乃果(ありがと)ヒソヒソ

穂乃果「はいお待たせいたしました」

穂乃果「ありがとうございました。またのお越しを」

穂乃果「いらっしゃいませー」

ハイウグイスダンゴミッツデスネ

ハイ…

―1時間後―

穂乃果「あぁやっと終わったー」ノビー

海未「今日はいつもより多くのお客様が来ていましたね」

穂乃果「うん…やっぱり休日は人が多いよ」ハア

海未「しかし見慣れないお客様も増えていますね」

穂乃果「ああうん音ノ木自体に人が増えているから」

海未「へえ…それは嬉しいことですね」

穂乃果「うん」



穂乃果「嬉しいよ」

~ちゃぶ台の部屋~

穂乃果「じゃあそろそろお昼御飯にしようか」

海未「そうですね」

穂乃果「海未ちゃんは何が食べたい?」

海未「何でもいいですよ」

穂乃果「それ一番困るやつだよ」

海未「しかしこれといって食べたいものは…」

シャッ

雪穂「あっお姉ちゃんここにいたんだ」

穂乃果「何?雪穂」

ウーンウーンアマリコッタモノハヨクナイデスシ

雪穂「いやお母さんが買い物いくから引き続き店番よろしくだって」

穂乃果「えぇーまたぁ?雪穂がやってよ」

雪穂「いや私これから大学だし…」

穂乃果「むぅ」

雪穂「じゃあよろしく」

穂乃果「ちぇっ大学生はいいいな」ブーブー

海未「…雪穂は大学にいっているのですか?」

穂乃果「え?うん」イキナリフッカツシタ…

穂乃果「それも結構いいとこ行ってるんだよ」

海未「穂乃果は…穂乃果は学校に行ってないのですか?」

穂乃果「ん行ってないわけじゃないけど」

穂乃果「単位はほぼ取り終わったし就職先も決まったし」

穂乃果「あとは消化試合だよ」

海未「そうだったのですか…」

穂乃果「?」

穂乃果「」マアイイヤ

穂乃果「それでご飯なんだけど…」

海未「あっ完全に忘れていました」

穂乃果「うーんもう面倒だし…」

穂乃果「…出前とっちゃう?」

海未「出前?」

穂乃果「うん何がいい?って言ってもラーメンしかないけど」

海未「出前…」フルフル

穂乃果「…海未ちゃん?もしかしてでまえいやだっt「出前っ出前ですか!」

穂乃果「」ビクッ

海未「出前ってあの出前ですよね」

穂乃果「えっあっはい」

海未「出前…出前」キラキラ

穂乃果「海未ちゃん…もしかして出前とるのはじめて?」

海未「はい!」

穂乃果(…そういえばはじめてハンバーガーショップ行ったときも凄い喜んでたなぁ)

穂乃果(私の記憶をもとにこの海未ちゃんが構成されていんだからこの反応はあたりまえかあ)

海未「」wktk

支援

穂乃果「まあ、頼むのは1つだけだけど」

海未「」wktk

穂乃果「人の話は聞こうよ」

穂乃果「あっもしもし出前とりたいんですけど…」

海未「」キラキラ

穂乃果「はい味噌ラーメンで…はい…はいよろしくお願いします」(話しづらいなあ)

海未「」キラキラ

穂乃果「終わったよ海未ちゃん」

海未「あとどれくらいできますか?」キラキラ

穂乃果「うーん15分ぐらいかなぁ」

海未「15分ですか」キラキラ

―5分後―

海未「あとどれくらいできますか?」

穂乃果「もうちょっと先かなあ」

―3分後―

海未「まだですかねぇ」

穂乃果「まだだねえ」

―1分後―

海未「あともうちょっとで来ますかね」

穂乃果「もっと先かなあ」(…ラーメン屋さん早く来てください)

ピンポーン

海未「あっ来ましたよ!」キラキラ

穂乃果「え?」

海未「ほらっはやく出ましょう!」キラキラ

穂乃果「はーい」(こんなにはやく来るわけ…)ガララララ

「久しぶりね穂乃果」

穂乃果「まっ…」







穂乃果「真姫ちゃん」

穂乃果「えっえっと…あの「はい」

穂乃果「え?」

真姫「…」

穂乃果「かっ紙袋?」

真姫「貰い物。ママが家だけじゃだけじゃ食べきれないからって」

穂乃果「ああ…ありがとう」

真姫「じゃあ、かえr「あの、真姫ちゃん!」

真姫「…何?」

穂乃果「えっとあの…やっぱ、なんでもない…」

真姫「?」

真姫「じゃあ、帰るわね」

穂乃果「…うんじゃあね…」
穂乃果「…」ハア

海未「…」

穂乃果「海未ちゃん」

海未「…何でしょう」

穂乃果「出前じゃなかったね」

海未「そうですね」

穂乃果「まだかなあ…」

海未「もうすぐ来ますよ」

穂乃果「来るかなあ…麺、のびてないといいなあ」

海未「そうですね」

~矢澤家~

こころ「…」カリカリ

ここあ「…」カリカリ

虎太郎「…」カリカリ

ここあ「…」カタンッ

虎太郎「…」カリカリ

こころ「…」カリカリ

ここあ「…あぁー」

虎太郎「…」カリカリ

ここあ「あぁあーあーあー!」

こころ「…うるさいですよここあ」

ここあ「しょうがないじゃん 飽きたんだもん」

こころ「しょうがなくないです」

虎太郎「…」カリカリ

ここあ「しょうがなくなくないよ 何であたしたちこんなことしてるの?」

こころ「時間を忘れて遊んでいたのは私たちでしょう?自業自得です」

ここあ「だからってずっと勉強することないじゃん」ブーブー

こころ「まだ10分しかたっていませんよ」

虎太郎「…」カリカリ

ここあ「今しようが後でしようがいっしょだし」ブーブー

こころ「じゃあ今してください」ハナシキケヨ

ここあ「ちぇっああ言えばこういう」

こころ「ああ言えばこういうの意味わかっていますか?」

ここあ「だってそうじゃん!いつもいつもあげ足ばっかとって!」

こころ「あげ足をとっているのはここあのほうでしょう!?」

ここあ「なにさ!」

こころ「なんですか!」

虎太郎「…」カリカリ

ダイイチモトモトノゲンインハココアデショウ? ハア?ヒトノセイニシナイデクレル?

虎太郎「…」カリカリ

ココロダッテナガバナシバッカリシテタジャン! ヒトヅキアイトイウモノガアルデショウ!?

ウルサイワヨ-!

虎太郎「…」カリカリ

ホラーオコラレタジャン! ココアガウルサカッタカラデス

虎太郎「…」カリカリ

ピシャッ

にこママ「うるさい!!!」

~高坂家~

穂乃果「…」ゴロゴロ

海未「…」ペラッ

ピロリロリンッ

穂乃果「ん…」

海未「…」ペラッ

穂乃果「…」スッスッ トンッ

海未「…メールですか?」

穂乃果「んー?うん 花陽ちゃん凛ちゃんから」

海未「明日のことですか?」ペラッ

穂乃果「うん」

穂乃果「…」ゴロゴロ

海未「…」ペラッ

穂乃果「…」ゴロゴロ

海未「…」ペラッ

穂乃果「…」パチッ

海未「電気を消すのなら言ってください」

~次の日~

海未「何でいつもギリギリに出るのですかっ!」タッタッタッタ

穂乃果「起きれなかったんだもん仕方ないじゃん!」タッタッタッタ

海未「何度も起こしたじゃないですか!」タッタッタッタ

穂乃果「気づかないよぉ」タッタッタッタ

海未「はあ」タッタッタッタ

~秋葉原~

凛「穂乃果ちゃん遅いね」

花陽「うん…」

穂乃果「凛ちゃーん花陽ちゃーん」

花陽「あっ来たよ」

凛「ほんとだ」

穂乃果「ごめっ遅れて」ハァハアゼエゼエ

花陽「いや大丈夫だよ」

凛「ていうか遅れることぐらい想像してたよ」

穂乃果「ひどいっ」ハアハア

穂乃果「それでどこいくの?」テクテク

花陽「うーんゲームセンター行かない?」

穂乃果「いいよ」

凛「あれっ遊園地はどうなっt「凛ちゃんもいいよね?」

凛「えっまあうん」

~ゲームセンター~

穂乃果「…」ウイーン

海未「穂乃果!右です!」

花陽「あっもうちょっと!」

凛「手前手前!そうそこ!」

ウィーン ウィーン スポッ

穂乃果「やったとれた!」

花陽「いぇーい」パシーン

ほのりん「いぇーい」

~雑貨店~

穂乃果「あっこれかわいくない?」

凛「最近流行ってるよね」

花陽「いや一周まわってこれが可愛いと思う」

凛「一周まわってるんじゃなくて540度回転してるね」

~オープンカフェ~

花陽「次はどこいく?」

凛「どこいくっていってももう6時になるよ?」

穂乃果「ほんとだね 時間がたつのは速いね」

穂乃果「まあ久しぶりに遊んだってのもあるのかなあ」

花陽「そういえば穂乃果ちゃん今回は何で遊ぶのOKしてくれたの?」

穂乃果「え?」

花陽「今までいくらさそってもOKしてくれなかったなぁって」

穂乃果「いや、ああ、うん大学ももう終わるし 暇なんだよ」

花陽「へぇそうなn「それだけ?」

穂乃果「え…」

凛「本当にそれだけなの?」

凛「今まで暇なときなんかごまんとあったよ」

凛「何があったの」

凛「何が変わったの」

花陽「り…凛ちゃん」

穂乃果「…」

穂乃果「わかったよ」

ー5分後ー

穂乃果「これで終わりだよ」

凛「…」

花陽「つまり、穂乃果ちゃんは海未ちゃんのお願いを見つけるために動いてるってこと?」

海未「…」

凛「…」

凛「穂乃果ちゃん」

穂乃果「うん、やっぱりおかs「私たちに出来ることがあれば協力するよ」

穂乃果「えっ」

凛「海未ちゃんって今ここにいるの?」

穂乃果「え、ああうん」

凛「海未ちゃんもいくらでも頼ってね」

花陽「…」

穂乃果「凛ちゃん…」

花陽「花陽のことも頼ってね!海未ちゃん」

穂乃果「花陽ちゃん…」

海未「凛、花陽ありがとうございます」

穂乃果「ああ、えっと」

花陽「じゃあ、そろそろ解散しよっか」

穂乃果「え、そうだね」

凛「じゃあ穂乃果ちゃんいつでもよんでね」

花陽「穂乃果ちゃん、海未ちゃんまたね」

穂乃果「あ、バイバーイ」

海未「さようなら」

期待してる

ふむふむ

これラ板で2回スレ落ちしてるssなんだけど
本当に作者さん?

証拠はないけど本人です

ー次の日ー

穂乃果「zzz」

穂乃果「…」ムクッ

穂乃果「もう昼か」

穂乃果「…海未ちゃんがいない」

穂乃果「…」

穂乃果「気にすることじゃないよ」

~ちゃぶ台の部屋~

穂乃果「おはよう」

雪穂「こんにちはだよ」

穂乃果「うるさいなあ」

穂乃果「…いただきます」

穂乃果「…」モグモグ

雪穂「…」ゴロゴロ

穂乃果「…」モグモグ

穂乃果「ごちそうさま」

酉って大事なんだなと思いますわ

穂乃果「…」スクッ テクテク

雪穂「…」

穂乃果「…」スタスタ

穂乃果「…」スッ ゴロゴロ

穂乃果「…」スタッ

雪穂「お姉ちゃんうるさい」

穂乃果「ごめんなさい」

~穂乃果の部屋~

穂乃果(ああもう)

穂乃果(なんでこんなに落ち着かないんだ)

穂乃果(海未ちゃんがいないだけじゃないか)

穂乃果(もともといない人なんだ)

穂乃果(なんでこんなに落ち着かないんだ)

はよ

えた

これこっちでもやってたんだと思ったらエタ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom