習作。地の文あり。
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P「……ん」
Pが目を覚ますと良いにおいがした。フライパンで何かを焼いている音がする。
Pは立ち上がり、台所に向かった。そこにはエプロン姿で台所に立つ美嘉が居た。
美嘉「あ、プロデューサー、起きた? もうちょっとでできるから待っててねー」
P「……うん」
そう言ってPはエプロン姿で料理している美嘉を見ていた。
部屋着の上にエプロンを付けており普段よりは露出も少ないが、それでも十分に多い露出。髪も下ろしており、化粧も薄い。
いつもはカリスマとして活躍している美嘉のそのような格好を見られるのは自分くらいだろう。
P(……なんか、良いな)
Pは思った。いつもかわいいが、いつもと違うこの感じも良い。
だからPは美嘉に後ろから抱きついた。
美嘉「ひゃっ! ……ぷ、プロデューサー、いきなり、何?」
P「なんか、良いな、と思ってさ」
美嘉「料理中なんだけど」
P「抱きしめたくなったんだよ。なんか、今、すっごく幸せだと思ってさ」
美嘉「……それはアタシも、だけど」
Pは美嘉を抱きしめ、その身体をまさぐり、胸を触れる。
美嘉「んっ……ちょ、プロデューサー」
そのままPは胸を揉む。片方の手で胸を揉み、もう片方の手で全身をまさぐる。
美嘉「さすがにダメだって、もうっ」
P「……うん。ちょっと満足した」
そう言ってPはすんなり美嘉から離れた。
美嘉「……え?」
美嘉はぽかんとしてPを見た。一度引いてみせてアタシの方からおねだりさせる――みたいなプレイでないことは表情を見るとわかった。Pは本当に満足しているような顔をしていた。
P「ん? どうした?」
美嘉「……いや、その、しないんだ、って思って」
P「いや、そういう気分でもないしな。まずはメシ、だろ?」
美嘉「……じゃあなんで胸とか触ったの」
P「そういうの抜きに触りたい時はあるんだよ。美嘉もそういうの抜きで俺に抱きしめられたり頭を撫でられたりしたい時はあるだろ? それと同じだ」
美嘉「……プロデューサーだけズルいよ。アタシは、その」
P「そういう気持ちになった、って?」
美嘉「……バカ」
P「確かに俺は美嘉バカだな」
美嘉「……もうっ」
――
P「ごちそうさま、美嘉」
美嘉「おいしかった?」
P「さすがカリスマって感じの味だったな」
美嘉「それ、どういう意味?」
P「最高だったってことだな」
美嘉「そう? ありがと、プロデューサー」
P「なんで美嘉が礼を言うんだよ。言うなら俺の方だろ」
美嘉「嬉しかったから言ったの。そういうものでしょ?」
P「……まあ、そうかもな」
美嘉「……ねぇ、プロデューサー」
P「ん?」
Pが美嘉の方に意識を向けた瞬間、唇にやわらかい感触があった。目の前には美嘉の顔。その唇は、先程食べたばかりの料理の味がした。
美嘉「……さっきの続き、しない?」
P「……する」
――
P「しかし、美嘉の方から誘ってくるようになるなんて……昔なら考えられないよな」
美嘉「昔の話はしないでよー」
P「初めてしてから三ヶ月経ってもする度に恥ずかしがってたもんな。あの頃はあの頃でエロかった……」
美嘉「今はエロくないの?」
P「いや? 世界一エロいと思うぞ」
美嘉「ふふっ、ありがと。でも、プロデューサーの方も変わったよね。昔はアタシがエロい視線で見ているって言ったらそれだけで焦っていたのにさー」
P「彼女でもない、大切なアイドルをそんな目で見るわけにはいかないだろ?」
美嘉「今は?」
P「大切な彼女で、大切なアイドル、だな」
美嘉「……えへへ。なんか、恥ずかしいかも」
P「じゃあ、もっと恥ずかしいことをしようか」
美嘉「……うん」
服を脱ぎ終わり、二人はベッドの上に寝転ぶ。互いを見つめ合い、唇を重ねる。
今度は唇と唇を触れ合わせるだけではなく、もっと、もっと、深いキス。
P「うん。カリスマの味がするな」
美嘉「もー……」
口の中を味わわれるというのは恥ずかしいもので、美嘉の顔は真っ赤になっていた。食事の後そのまま、であるから口の中もそのままだ。そんな口で好きな人と……というのはやはり恥ずかしいものなのだ。
Pはそんな美嘉の顔を見てさらにむらむらして、首元にキスをする。
美嘉「んっ」
ちゅっ、ちゅっ、とPはキスをし続ける。その度に美嘉は喉の奥から声を出す。
そんな美嘉の反応をPは微笑ましく見守っている。そんなPの視線が美嘉は気に食わず、はむっ、と耳を口に含み、噛む。
P「っ」
Pの動きが一瞬止まる。美嘉はそれを見逃すまいと責めに転じようと舌を首に這わせ、
美嘉「ひゃっ」
その時、太腿をそっと撫でられた。そのままPは美嘉の腰のあたりにまで顔を持って行き、腰にちゅっ、とキスをする。
P「美嘉は本当に敏感だよな」
美嘉「っ……そうしたのは、プロデューサー、でしょ」
P「いやいや、美嘉にも元々素質があったんだって」
Pは美嘉の太腿を触れるか触れないかというほどにやわらかく撫でる。何度も、何度も。
撫でる度にその手は美嘉の秘部へと近付いていく。美嘉の息が荒くなっていく。秘部が湿り始める。既に敏感だった肌がさらに敏感になる。Pの息が触れるだけで快感の波が広がり、指が触れればそれだけで電流のように快感が全身に走っていく。
そしてとうとうその指は秘部に到達しようとするが、そこでPは手を止める。
美嘉「……プロデューサー」
美嘉はプロデューサーをじっと睨む。これはいつものことだからだ。
P「焦らすなって?」
美嘉「……うん」
P「そうか」
Pは言って、ふっと美嘉の股間を、秘部の外を沿うようにして撫でる。触れるか触れないかのところを適当なリズムで撫でていく。
美嘉「だから、プロデューサー、焦らさないで、って言って――っ!」
美嘉の言葉を遮るように、Pは美嘉の脚の付け根にキスをした。秘部には触れず、その周囲にキスをする。
美嘉「ぷろ、でゅーさー、そこ、ダメだって」
P「だからやってるんだよ」
Pはそう言いながら美嘉の秘部を隠す翳りを撫でる。肌には触れず、毛だけをさわと撫でていく。
P「さすがアイドル。まだまだ手入れは怠ってないんだな。綺麗に整ってる」
美嘉「それは――んっ」
美嘉が何か言う前にPは秘部の周りにキスをして、そのまま、つー、と舌を這わせる。それに美嘉はびくんっ、と身体を跳ねさせた。
美嘉「ぷろ……でゅー、さー……そろそろ、もう……」
美嘉は肩で息をして言った。目はとろんとして、汗で髪がしっとりと肌に張り付いている。腕はぶらんと垂れ下がり、今にも崩れ落ちてしまいそうである。
P「まあ、俺もそろそろ我慢できなくなってきたしな――っと」
ぐいっと美嘉はPの首の後ろに腕を回し、Pと一緒にベッドの中へと倒れこんだ。
P「美嘉、ちょっ」
慌てるPの口を美嘉は自らの口で塞ぐ。一心不乱に、むさぼるようなキスをする。
美嘉「プロデューサーが、んっ、わるいんっ、だかんねー……★」
いひひ、と小悪魔的な笑みを浮かべて、美嘉はプロデューサーに自分の身体をこすりつける。
互いに汗で全身が湿っている。美嘉は胸をこするように押し付け、それにより胸がつぶれてしまう。ぷっくりと膨らんだその先端がPの胸板に触れる度、美嘉は「んっ」と蠱惑的な嬌声を上げる。
美嘉「んふふ……」
美嘉はそのまま手をPのそれへと近付ける。大きくなったそれをPの腹に押し付けるようにしながら撫で上げる。
P「っ……美嘉、お前、トリップして」
美嘉「プロデューサーがっ、そう、したんでしょー……」
そのまま美嘉は全身をPの身体にこすりつける。Pの大きくなったものを互いの腹部で挟んだまま、二人は互いの身体をこすり合う。ぴちゃっ、ぴちゃっ、と音が響く。Pと美嘉が官能的なキスをする音。Pのものから溢れ出した液体が鳴らす音。美嘉の秘部から太腿へと溢れ出したものの鳴らす音。
美嘉「あぁっ、はぁっ、はっ……プロデューサー、すっごく、大きくなってるけど?」
P「お前こそ、もうびしょびしょに濡れてるんじゃないか」
美嘉「えへへ……★ うん。だから、ね?」
P「じゃあ」
美嘉「もー……今更、あれ、必要?」
P「やってくれた方が興奮する」
美嘉「んー……わかった。じゃあ」
そう言って美嘉はPの耳元に口を寄せて、言った。
美嘉「アタシの中を、プロデューサーので、いっぱいにして」
それがトリガーだった。Pは身を起こし、そのまま美嘉の両脚を掴み、開いた。美嘉の秘部が露わになる。てかてかと光ったピンク色の秘部。ぷっくりと膨らんだ芽は今にも弾けそうになっている。
美嘉は自らの秘部に手を近付け、広げた。
美嘉「きて、プロデューサー」
P「ああ。いくぞ、美嘉」
Pは自らのものを美嘉の秘部にあてがい、一気に押し込んだ。
美嘉「――っ!」
今まで焦らしに焦らされていたからか、美嘉は一瞬で絶頂に至った。それをPも察していたが、だからと言って腰の動きを止めるわけではない。クッ、クッ、とPは腰を打ち付ける。
美嘉「っ……ぷろ、でゅーさぁー……」
とろけるような声で美嘉は言う。それがたまらなく愛おしくて、Pは美嘉にキスをした。
身体が重なる。ゆっくりとPのものが抜かれ、また、入れられる。
ゆっくりと抜かれる度に美嘉は耐え難い喪失感と快感を味わい、入れられる度に溢れんばかりの多幸感を得る。
愛する人のそれが自分の中にある。そのことが本当に嬉しくて、幸せで、安心する。
この人は、今、アタシの中に居るんだ。
最も愛する人と一つになっている。この世界にそれ以上の幸福があるだろうか。
そんな感覚に支配されながら、美嘉は目の前の愛する人の顔を見て、微笑む。
P「美嘉……美嘉っ」
Pもまた美嘉の中に自らを入れる度に快感と幸福を得ていた。先端からゆっくりと入っていき、また、根本からゆっくりと出ていく。その繰り返し。何秒も何十秒もかけて出して、入れる。それだけのことが、たまらなく気持ち良く、たまらなく幸せなのだ。
二人は互いを呼び合う。プロデューサー、プロデューサー。美嘉、美嘉。そんな風に互いを呼び合い、嬌声が響く。息は乱れ、淫れている。
Pがそれを出し入れする速度がどんどん早くなっていく。それと同じく、美嘉が声を上げるリズムも早くなっていく。
美嘉「プロデューサー! アタシ、もうっ!」
P「俺もだ。もう、保ちそうにないっ!」
Pのものが美嘉を何度も貫いていく。快感の波が迫る。脚が震える。太腿が震える。ぴくぴくと何かが急激に沸き上がってくるような感覚。まるで火山が噴火するように、何かが、噴き出てくるような感覚。
P「っ……もう、ダメだ。美嘉っ!」
美嘉「うんっ! アタシもっ――アタシも、もう、ダメっ!」
熱を感じる。生命の熱。それが股間の辺りに湧き上がり、一瞬、二人の繋がる場所に集中する。
P「出すぞ、美嘉っ!」
美嘉「だしてっ! アタシの奥に、プロデューサーのを、ちょうだいっ!」
Pは美嘉の中から自らのものを一気に抜き出し、その勢いのまま、今までよりも深く深く自らのそれを美嘉の中へと突き刺した。思い切り体重を乗せて、腰を押し付けて、
美嘉「プロデューサー、お願い、イク時は……!」
Pは美嘉と唇を重ね、その瞬間、自らの精を解き放った。美嘉のいちばん奥に勢い良く射精した。Pのものは美嘉の中で震えながら数秒間、溜まった精を解き放ち続け、やがて、止まった。
美嘉「はぁ……はぁ……」
P「……ふぅ……ふぅ……」
互いに息を切らして、二人はベッドに寝転ぶ。繋がったまま、寝転んだ。
美嘉「……プロデューサー、出し過ぎ、だよ。溢れちゃってるじゃん」
美嘉は二人の結合部を見て笑って言う。どくん、どくんと未だにPのものからは鼓動を感じる。そして鼓動する度にPから放たれた精液が結合部から溢れ出していく。
P「仕方ないだろ。美嘉が、魅力的過ぎたんだから」
美嘉「えへへ……そう?」
P「ああ」
美嘉「じゃあ、さっ」
そう言って美嘉は起き上がり、ぬぽっ、と自らの中からPのものを抜き出し、「んっ」と力を入れ、排泄するかのように精液を出した。
そのまま美嘉は反転し、四つん這いのようになってPのものへと顔を近付けた。美嘉はPの顔の前でふりふりと腰を揺らせて、にやりと笑ってPを見た。
美嘉「二回戦、しない?」
Pの答えは決まっていた。
――
美嘉「ふふふ……」
あれだけ大量の精を解き放った直後なのだから、もちろんPのものは先程までと違って小さくなっている。
あれだけ怒張して凶悪なまでの形になっていたものは、今や様々な液に濡れた包皮に半分ほど覆われてしまっている。
昔はこんなものにも怯えていたものだが、今では美嘉もこれを『かわいい』と思えるようになっていた。
愛する人が頑張ってくれた姿。そう思うとたまらなく愛おしくなって、美嘉はぺろり、と包皮に覆われていない部分を舌で舐める。
P「ちょっ、美嘉っ今はまだ……!」
美嘉「敏感って? それじゃあ」
ふっ、と美嘉はPのものに息を吹きかける。するとPのものはびくんと震え、その拍子に先端から少しだけ液が跳ねる。
美嘉「プロデューサーも、結構、責められたら弱いよねー」
美嘉は嬉しそうに言って、そのまま舌を出し、Pのものに触れさせる。
舌の先端を包皮の舌に持って行き、そのまま美嘉はPのものを口に含む。
口の中で美嘉は舌だけでPのものを覆う包皮を剥いていく。
包皮の下に這わせたその舌をくるりと一周させ、そのまま少しずつ口の奥へとPのものを迎えていく。
ゆっくりとPのものを口の奥の方へと持って行き、吸いながらどんどん口を上げ、ぬぽっ、とPのものを口から出す。
その時には、既にPのものは先程までと同じく大きくなっていた。
そんなPのものを見て、美嘉は満足気に微笑んだ。すると、
美嘉「んぅっ!?」
自らの秘部に痺れるような刺激が走り、美嘉は思わずそんな声を上げてしまった。見ると、Pが美嘉の秘部に手を伸ばし、口を近付けていた。
P「こうしろ、って、ことだろ?」
美嘉「……まあ、期待してなかったわけじゃないけど、さ」
P「じゃ、味わうとするか」
そう言ってPは美嘉の秘部に口を近付け、舐め始めた。
今までの行為によって既に敏感になっていた美嘉の秘部はPに舐められるだけで尋常ではない快感を生んでいた。
美嘉は「んっ、んっ」と嬌声を上げ始めていたが、負けまいとしてPの睾丸を口に含み、手でPのものを包み込み、優しく擦り上げた。
美嘉「それ、からっ」
そして美嘉はもう一方の手をPの穴に入れた。自らの指でPの穴をくちゅくちゅと触り、もう一方の手でPのものを掴み、こすり上げる。
くちゅくちゅと口の中でよだれを出して、それをてかてかと光るPのものの先端へと垂らす。
ぐっちゅぐっちゅと音を鳴らしながら美嘉はPのものをこすり上げる。
そうしているとPは快感に負けて、美嘉の脚から手を離す。
美嘉はその隙にPの下半身側に身体を持っていく。
そのまま美嘉はPの腰を持ち上げ、Pの穴へと顔を近付け、舌で舐め始める。
手はPのものから離さず、ぐっちゅぐっちゅとこすり上げながら、Pの穴の辺りを舐めている。
その位置はどんどん上に上がっていき、会陰、睾丸へと至り、最後にPのものを根本から先端に至るまで、つう、と舐め上げた。
P「っ……美嘉、もう」
美嘉「うん。それじゃあ、っと」
美嘉はPの上に跨がり、自らの秘部をPのものの先端にあてがった。
美嘉「……あ★」
美嘉は名案を思いついたというような顔をした。それに対してPは何をするつもりだと警戒したが、すぐにそんなことに意識を向けることはできなくなった。
美嘉はPのものを自らの秘部に触れさせたまま腰を落とし、しかし、Pのものを自らの中に迎え入れることはなかった。美嘉の入り口とPのものが触れ合ったまま、美嘉は上下前後に移動する。
いわゆる素股の格好になっていた。ぐちゅっ、ぐちゅっ、と音を鳴らして、たまにPのものが美嘉の秘部と重なったりして、何度もこすり合わされる。
美嘉「んっ! ふぅっ! ……どう? プロデューサー。気持ち良い?」
P「美嘉、お前……性格、悪いぞ」
美嘉「プロデューサーに言われたくないなぁ――っと」
んっ、んっ、と声を上げながら美嘉は腰を振る。ぐちゅぐちゅと音が鳴り響く。前後左右、上下に自由に運動する美嘉の動きはPに耐え難い快感を与えていた。
美嘉「あはっ★ そろそろ、入れたい?」
P「そりゃあっ、な」
美嘉「じゃあ、そろそろ、入れたげるね」
もちろんそれは美嘉も同じで、もう耐えられなくなってきていた。美嘉は一度腰を上げ、先程のようにPのものの先端を秘部にあてがう。「はっ、はっ、はっ、はっ」美嘉は息を荒らげている。しっとりと濡れた髪は肌に張り付き、鎖骨のあたりに汗だまりのようなものができている。髪の色と同じくピンク色の胸の先端はぷっくりと膨らんでいる。
美嘉「んっ」
美嘉はPのものの先端だけを秘部に入れて、そこで止めた。そして彼女はその状態のまま、くいっ、くいっ、と腰を振った。
先端が引っかかり抜けることなくPのものはその動きに合わせて揺れる。
美嘉「あはっ★」
ぬぽっ、と音を立てて先端を引き抜き、また入れる。
ぬぽっ、ぬぽっ、と下品な音を立てて何度も何度も出し入れして、
P「美嘉っ、そろそろっ」
美嘉「わかってる★」
一気に腰を落とす。美嘉は快感に打ち震え、Pもまた快感が一気に下腹部を支配した。
美嘉「っ――ふふっ」
Pのものを根本まですっぽり含んだ状態で、美嘉はくいっ、くいっ、と先程のように腰を振る。横に、縦に、またぐるんと回るように。
美嘉「んっ――はぁっ!」
そのまま美嘉は上半身をPの方に倒し、その体勢のまま上下運動を続ける。Pもまた腰を上げて、下げて、美嘉の秘部に向かって自らのものを打ち付け始めた。
美嘉「んっ! あはっ! んんっ!」
公表しているものよりも幾分か大きい美嘉の胸が激しく揺れる。下半身の結合部からぺっちゃぺっちゃという音を響かせ、乳房からもぱんっぱんっと音が鳴る。
美嘉「プロデューサー! プロデューサーぁ!」
顔が紅潮し汗をかいている。涙目になっている。美嘉は上半身を前に傾かせて、Pに口付けをする。むさぼるようにキスをする。
美嘉「アタシ……もうっ……もう!」
美嘉の膣内の締め付けぎゅっと強くなっていく。Pのものをあたたかくやわらかく包み込んでいたそれは、Pに残ったすべての精を搾り取ろうとするがのごとく、強く強く締め付け始める。
P「ああっ……美嘉っ、出すぞ!」
美嘉「うん、プロデューサー! 残ってるの、ぜんぶ、アタシの中に出して!」
ピストン運動の速度が加速する。喘ぎ声のリズムもどんどん早くなっていく。
Pの睾丸から精液が流れだす。快感が溢れ出す。美嘉もまた快感が急激に頂点に達し始める。
びくんっ、とつま先が跳ねるように震える。
びくっ、びびくんっ、と震え、それが下半身全体に伝わり、膣にも伝わる。
ギュッ、と美嘉の膣が締まる。
Pは美嘉を両腕で強く抱き締め、思い切り自らのものを美嘉の奥深くに突き刺す。
絶頂する。
美嘉「んっ! んんんんんんんっ!」
Pのものから大量の精が放たれる。美嘉はその精を一切逃すまいと言うかのようにPのものを強く強く締め付けている。二度目とは思えないほどにドロドロとした熱い熱い精液が美嘉の中を満たす。
美嘉「……ぷろでゅー、さー」
とろんとした目で、美嘉はPにキスをする。繋がったまま、お互いの身体を抱き合って、キスをする。何度も、何度も。ずっと、ずっと。
――
美嘉「……もうこんな時間だね、プロデューサー」
P「……そうだな」
美嘉「やっぱりプロデューサー、エロいよね」
P「美嘉もな」
美嘉「まあね★ ……今日、これからどうする?」
P「もう一回戦……は、さすがに体力が残ってないな」
美嘉「アタシもキツいかなー……今日はちょっと疲れたよ」
P「もっとした日もあったけどなぁ……あの時はあの時で良かった。うん」
美嘉「あの時のことはちょっと思い出したくないかも」
P「美嘉は後半戦、ほとんどずっとイキっぱなしだったもんな。泣きまくってたしな」
美嘉「……言わないでよ、もー」
P「そうやって拗ねてる顔もかわいいからな、からかいたくもなる」
美嘉「……プロデューサーのバカ」
P「その割には嬉しそうだが?」
美嘉「好きな人にかわいいって言われて嬉しくない女の子は少ないと思うけど」
P「そうか。かわいいよ、美嘉」
美嘉「うん、ありがと」
P「それで、どうする?」
美嘉「んー……今から料理するのも面倒だなー」
P「じゃあ、風呂でも入って、それからどこか行くか? 何か頼むってのもいいが」
美嘉「んー……あ、じゃあデートしようよ、デート。久しぶりに、さ」
P「そこまで久しぶりか?」
美嘉「一週間ぶりくらい?」
P「それくらいか……まあ、行くか」
美嘉「うん」
P「……で、そのための準備をするなら、そろそろ離れなきゃいけないわけだが」
美嘉「……えー」
Pと美嘉はまだ二人で抱き合っていた。ベッドの上で、互いの身体を触れ合っていた。
P「えー、って、お前」
美嘉「プロデューサーは離れたいの?」
P「……離れたくないが」
美嘉「なら、もうちょっとこのままで……ね?」
P「それだとデートの時間が短くなるぞ?」
美嘉「それもそっか……でも、それでも、もうちょっとこのままでいたいなー、って」
P「……じゃあ、もうちょっと、な」
美嘉「うんっ」
Pと美嘉はベッドの上で、互いを見つめ合う。
ずっとそうしていると、なんだか気分が高まってきて、ちゅっ、と軽く唇を合わせた。
行為の最中にしていたものとは違う、唇と唇を触れ合わせるだけのようなキス。
唇を離して互いを見ると、なんだか気恥ずかしくなって、それを隠すように、二人は同時に笑い始めた。
終
エロSS書くの難しい……これくらいの描写でいいのでしょうか。程度があまりわかりません。教えて下されば幸いです。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
おっつおっつ
乙です
これくらいで丁度良いと思う。
個人的には>>24の亀頭だけ挿れてこねくりまわしている美嘉が最高。
乙乙
乙
とりあえず自分の精液味わったPにを尊敬する
俺もちょっと気になったww
乙
おつー
一日中しまくってた日の描写があったら天にも昇る思いですじゃ
このSSまとめへのコメント
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