練馬区!
言わずと知れた都内! そして日本を代表する劣等生、野比のび太が住む町である!
「どうしよ、どうしよ、どうしよう!」
のび太は焦っていた! その理由は今日の昼、学校の先生が発した言葉にあったッ!
「野比! 明日のテストでまた0点だったら、君は一年生からやり直しだ!」
のび太は怖れた!
五年生にして一年生と共にじゅき授業を受ける屈辱を!
更にそうなれば、彼の母親である鬼畜生、野比玉子からの制裁は必至!
故にのび太は先程から部屋中を走り回り、焦っていた!
だが彼の頭に自らの学力を伸ばしてこの危機を回避するなどという思考はない!
あるのはただひとつ、救世主の存在ッ!
未来からきた、蒼く丸いロボットの存在だった!
「ドラえも~ん、どこ行ったんだよぉ……」
のび太は待っていた! 救世主の帰還を!
そしてついに部屋の扉が開かれた!
「ドラえ……!?」
だがそこにいたのは。
完
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