まゆ「つんでれ?」 (27)

書き溜めとかないので亀進行注意。
あとキャラ崩壊とかも注意。

◇P宅

まゆ「さて、Pさんのお部屋の掃除の時間です」

まゆ(……あれ、パソコンの画面がつきっぱなしですねぇ)

まゆ「もう……おっちょこちょいさんなんですから」

まゆ「……? つんでれ……?」

まゆ(そういえば男の子に人気って聞いたことがあります。……詳しくは知らないですけど)

まゆ「それにしてもこの画面……まさか、Pさんも……?」

まゆ(……だとしたら、こうしてはいられません。すぐにでも帰って研究を―――!)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438001196

◇翌日、事務所


まゆ(……結局、昨夜あれだけ調べたのによくわかりませんでした)

まゆ(このままじゃPさんに嫌われちゃう……)

まゆ「うぅ、どうしましょう……」

奈緒「ん? どしたまゆ。そんなに唸って」

まゆ「あ、奈緒さん。おはようございます」

まゆ(……そういえばこの前、凛ちゃん達が『奈緒はツンデレだよね』って……)

まゆ「あの……すいません奈緒さん。ちょっとお時間、いいでしょうか……?」

奈緒「あん? 何で? あ、もしかして何か悩みとか?」

まゆ「えぇ、まぁ……そんな感じでしょうか?」

奈緒「いや、あたしに聞かれても……」

スレタイから漂うポンコツ臭

>このままじゃpさんに嫌われちゃう
もうこの時点で若干ポンコツ



奈緒「で、話って? まゆがそんな顔するんだからよほど深刻なんだろうけど……」

奈緒「というかあたしでいいのか? ほら、自分で言うのもなんだけど、こういうのって凛や加蓮の方が……」

まゆ「……いえ、だめです。奈緒さんじゃなきゃだめなんです」

奈緒(あたしじゃなきゃ……)ジーン

奈緒「よ、よし、何でも言ってみろ! あたしに出来ることなら何でも手伝うぞ!」

まゆ「ありがとうございます」

まゆ「………………」スーハー

まゆ「まゆに……まゆに、つんでれのゴクイを教えてくださいっ!」

奈緒「………………………」

奈緒「…………えっ?」



奈緒「え、は? ツンデレ?」

まゆ「…………」コクコク

奈緒「あたしが?」

まゆ「…………!」コクコク

奈緒「……誰が言ってた?」

まゆ「凛ちゃんと加蓮ちゃんですけど……?」

奈緒「……りぃぃぃいん! かれぇぇぇん! こっち来い! 笑ってんの見えてるからな!」

まゆ「???」

さらっと流されてるけど、Pの自宅に普通に出入りしてるんだよな…

不法侵入なのかどうかが気になる所

まゆ「かくかくしかじか」

凛「うまうままるまる。なるほど、プロデューサーが……」

加蓮「それなら確かに奈緒が一番だねー」

凛「奈緒ほどテンプレなツンデレなんて美玲かありす……は違うか」

奈緒「……言いたいことはいろいろあるけど。まず、ツンデレじゃねーからっ!」

加蓮「誰が?」

奈緒「あたしが!」

凛「何だって?」

奈緒「ツンデレじゃない!」

凛加蓮「「ははは、こやつめ」」

奈緒「むきぃーーーーーーーー!!!」

まゆ(仲がよろしいんですねぇ)ホンワカ

あぁ、このままゆはポンコツやな

だか、そこがかわいい

ぽんこつなまゆって最強じゃね?

――数分後――

奈緒「……以上がツンデレの定義だけど。どう?」

まゆ「……すみません、もう一度お願いします」

凛「あーもうさ、奈緒がプロデューサーと話してるの見ればいいんじゃないかな。その方が早いよ多分」

奈緒「扱いが雑!?」

加蓮「いやいや、割と間違ってないって。ほらちょうどプロデューサー戻って来たし。GO!」

奈緒「うわ、ちょ、押すな……っ!?」

P「ん? どうした奈緒。何か用か?」

奈緒「うひゃあっ?!」

P「いや、そんな驚かなくても……」

P「ほーら奈緒、こっちおいでー? おいたんとお喋りしようぜー」

奈緒「は、はあ!? なんであんたなんかと話さなきゃ!」

P「よきかなよきかな。あ、良かったら飴ちゃん食うかー? 杏絶賛のやつ」

奈緒「子ども扱いしてんじゃねぇー!!」ウガー

P「ははは……あ、そういえば今度の仕事の衣装、ゴスロリ風のになったから。ほらこんなの」

奈緒「は、はァ!? 嘘だろこんなフリッフリの! 絶対ェ似合わないって! 拓海さんに着せとけよ!」

P「お前は拓海をなんだと思って……まぁそのつもりだけど。ほら、奈緒もこういうの興味あるだろ? さっきからチラチラ見てるし」

奈緒「べ、別に興味なんてねぇし! ただちょっと驚いてるだけだし!」

P「やっぱ興味あるんじゃねーか。大丈夫大丈夫。絶対似合うから」

奈緒「……な、なら着るけど。か、勘違いするなよ? Pさんが似合うって言うから着るだけなんだからな?」

P「あっはっは、奈緒は可愛いなぁ」ナデナデ

奈緒「~~~~~っ!」

これはいいお手本
人前とか二人きりがどうとかいう派生ではなく
基礎をしっかり押さえている

人前とか二人きりとかが本来のツンデレだよな……

ツンデレにきちんとした定義は無い
物語の前半ツン後半デレがツンデレだと言われてたこともあるし
貴方がツンデレだと思ったのがツンデレです

開拓期の時点でヤンデレの厚生も含んでたからねぇ

前に友人が「奈緒は自分に素直になれない天の邪鬼であってツンデレではないのでは……いやツンデレとは天の邪鬼なのか…?そもそもツンデレとはなんだ…」とか延々と問答してたからな…
ツンデレの定義とかって考えちゃだめなんだなと思いました(小並感)

①…人前ツンツン二人でデレデレ

②…好きだけどツンツンしちゃう(たまにデレを見せる)

③…嫌いだったけど好きになる

よく言われるのはこれか
俺は②が一番可愛いと思うな!!!!

元祖とされるツンデレは《初対面で冷たいけどふれあいのうちにデレる》という


…人間みんなそうじゃね?

普通初対面なら社交辞令的に物腰柔らかく接したりはするだろう

>>20
③→②→①の順に変化していくのも良いかもな



凛「……ぬぅ」

まゆ「……むぅ」

加蓮「ほらそこー、羨ましい気持ちは分かるけど戻って来ーい」

まゆ「今のがツンデレ、ですかぁ……」

凛「……悪くないかな……」

加蓮「はいはい、凛はこれから一緒にレッスンでしょ。奈緒回収したら行くよ」

凛「ま、待って! 私もプロデューサーと……!」

加蓮「そうだねー、また今度ねー。じゃ、まゆも頑張って」ズルズル

まゆ「あ、はい。ありがとうございました」

まゆ「……あれがツンデレ、かぁ」

まゆ(確かにすごい……けど、今の私にできるんでしょうか……?)

美玲「あ、まゆじゃん。難しい顔してどうしたんだ?」

まゆ「……そういえば、美玲ちゃんもツンデレなんですよねぇ」

美玲「……?」

拓海の場合はツンデレじゃなくてツンギレだな
いや、ギレデレか…

ヤンデレだな

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom