提督「酒の勢いで榛名と関係を持ってしまった」 (43)

提督「え? 今夜5人で飲まないかって?」

金剛「YES! 久しぶりに妹達と飲みたくなりマシタ!」

金剛「この後テイトクも一緒にどうデスか?」

提督「んー・・・そうだな・・・」

提督「もう少し仕事してから行くよ」

提督「お前はもう上がって良いから、少し遅くなっても良いなら・・・」

金剛「No problem! テイトクと飲むのも久しぶりネ~」

提督「最近は忙しかったからなぁ・・・」

金剛「ワタシは一足先に準備をしているデース!」

提督「わかった、楽しみにしているよ」ニコ



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金剛「そ、その・・・テイトク・・・?」

提督「ん?」

金剛「お酒飲み終わって、良い感じに酔ったら・・・その・・・」

金剛「久しぶりに・・・どうデスか?///」

提督「!?」

提督「お前・・・姉妹と飲んだ後にとか・・・」

金剛「せ、折角の機会デース!///」

提督「わかったよ、じゃあ・・・」

提督「思う存分、今夜は楽しもうか」ナデナデ

金剛「///」






―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





提督「・・・よし、こんな感じかな?」

提督「早速金剛達の部屋に行くか」

提督「・・・・・・」

提督「(あぁー・・・緊張するなぁ・・・!)」

提督「(飲みが終わったら金剛と・・・)」

提督「(楽しみでもあるけど、頑張らなきゃな)」

提督「(明日は絶対に腰が痛くなるな・・・)」

提督「悪い、遅くなったな」





比叡「金剛お姉さまぁ? 聞いていますかぁ? ~☀」

比叡「私がどれだけ金剛お姉さまを大切に・・・・・・お・・・?」

比叡「・・・・・・うっぷ」ジュブ

金剛「」

霧島「メガネ・・・メガネ・・・」ヨロヨロ

霧島「あらっ」ズルッ

霧島「」ゴン

霧島「」

榛名「金剛お姉様! しっかりして下さい!」ユサユサ

金剛「」





提督「・・・・・・」

提督「一体何があったんだ・・・」


『提督自室』


提督「まさか俺の部屋で飲み直すとはな・・・」

榛名「すみません・・・榛名がもっとしっかりしていれば・・・」

提督「いや、良いんだ、榛名の所為じゃない」

提督「しかし比叡は酒癖が悪いのか・・・」

榛名「今日は思ったよりもペースが早くて・・・」

榛名「提督がいらす前から盛り上がってしまって・・・その・・・」

提督「霧島は飲み過ぎでメガネを失くした挙句、頭を打って気絶するし」

提督「金剛は酔った比叡に無理やり飲まされて潰れる・・・とほほ・・・」

榛名「榛名はあまりお酒は強い方ではないので・・・」

提督「榛名だけが素面だったわけか」

榛名「あの・・・お姉様達は大丈夫でしょうか?」

提督「仲良く3人でぐっすり眠っているよ」

提督「(金剛・・・何と言ったら良いか・・・)」

提督「(また今度誘ってあげよう・・・うん・・・)」

榛名「明日の朝が心配ですね・・・」

提督「あぁー・・・あの様子だと頭痛が酷いだろうな」

提督「ま、2日酔いは時間が経てば治るからな」

提督「ゆっくり休ませるさ」

榛名「本当にすみません・・・」

提督「榛名が謝ることはないさ」

提督「ほら、気持ちを切り替えて飲もう!」

榛名「提督がそう仰るのなら・・・」

榛名「では、お酌を」スッ

提督「お、すまないね」

提督「艦娘の介護」【安価】
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提督「ん・・・うん、美味い」ゴク

提督「久しぶりの酒だ、胃に沁みわたるな」

榛名「あの・・・提督は良いのですか?」

榛名「榛名と一緒に飲んでも・・・」

提督「ん? 俺は全然構わないぞ?」

提督「寧ろ嬉しいくらいだよ、お前とゆっくり話がしたいと思っていたんだ」

提督「最近は忙しかったからな、酒でも飲みながら話がしたいんだ」

榛名「!」パァー

榛名「榛名でよろしければ、是非!」

提督「はは、可愛いなぁ、榛名は」

榛名「え!?///」

榛名「あ、ありがとうございます・・・///」


『1時間後』


提督「・・・ん? 金剛とはどうかって?」

榛名「はい、ケッコン後もとても仲が良いみたいで」

提督「金剛は本当に優しい娘だよ」

提督「いつも俺を支えてくれるんだ」

提督「元気いっぱい甘えてきて、でも恥ずかしがるところもあって可愛くて仕方がないよ」

提督「俺は幸せ者だぁ~・・・」

榛名「」ズキッ

榛名「・・・そうですか」

榛名「金剛お姉様も、とても幸せだと思います」ニコ

提督「そう思ってくれているなら嬉しいなぁ」ゴクゴク

榛名「(・・・・・・)」

榛名「(提督・・・そんなに金剛お姉様のことを・・・)」

榛名「・・・・・・」





榛名「」グビグビ





『2時間後』


提督「は、榛名・・・? 少し飲み過ぎじゃないか?」

榛名「は、榛名は大丈夫でーっす ~☀」フラフラ

提督「おいおい、フラフラしているじゃないか」

榛名「榛名は大丈夫ですよぉ~? ~☀」

提督「いや、やっぱり大丈夫じゃない」

提督「(俺も少し飲み過ぎた・・・)」

榛名「提督ぅ~・・・そんな意地悪言わないで下さい ~☀」

榛名「榛名はもっともっと飲みたいです///」ヒック

提督「こらこら、もうお開きにしよう」

提督「今日は十分楽しめたし、酒も飲めたから・・・な?」

榛名「・・・・・・」

提督「榛名・・・?」





榛名「うっ・・・うぅ・・・!」グス





提督「!?」

榛名「榛名は・・・榛名はもっと飲みたいんですぅ・・・!」ポロポロ

榛名「提督は意地悪です・・・ぐすっ・・・!」ポロポロ

提督「(な、泣き上戸だと・・・!?)」

榛名「提督ぅ!」ギュ

提督「えっ!?」

榛名「提督は・・・金剛お姉様とケッコンしてしまいましたが・・・」

榛名「本当は・・・本当は・・・榛名だって・・・」

榛名「榛名だって・・・・・・!」ググ

提督「お、おい・・・」





榛名「榛名だって・・・提督のことが好きなんです・・・・・・」





提督「!?」

榛名「ずっと・・・ずっと我慢していました・・・」

提督「は、榛名待て・・・」

榛名「お2人のためにと・・・ずっとこの思いを胸にしまっていました・・・」

榛名「でも・・・辛くておかしくなってしまいそうです・・・」

提督「榛名・・・」

榛名「提督・・・榛名を助けて下さい・・・」

榛名「この苦しみをなくして下さい・・・」

榛名「金剛お姉様を裏切ることになってしまいますが・・・」

榛名「榛名を・・・1度・・・1度だけでも良いんです・・・」





榛名「榛名を・・・抱いて下さい・・・・・・」





提督「・・・・・・」

提督「(榛名・・・)」

榛名「提督・・・」スッ

提督「ん・・・・・・」





ゴソゴソ・・・・・・










提督「(俺は・・・榛名を止めることができなかった)」

提督「(俺は確かに金剛を愛している・・・だが)」

提督「(酒による下心の増大に負け、榛名を受け入れてしまった)」

提督「(榛名みたいな可愛くて良い娘が、まさか俺のことを思っていてくれたとは・・・)」

提督「(結果的に金剛を裏切り、またさらに榛名を傷つけてしまうかもしれない・・・)」

提督「(だが、俺は目の前の快楽に溺れてしまった)」

提督「(最低だ・・・すまない・・・金剛・・・)」


『翌朝』


提督「・・・・・・」

榛名「・・・・・・」

提督「・・・やってしまったな」

榛名「・・・はい」

提督「もう・・・後戻りはできないな・・・」

榛名「・・・はい」

榛名「でも・・・やっぱり榛名は提督のことが好きです・・・」ギュ

提督「榛名・・・」

提督「俺達、この後どうなるんだろうな・・・」

榛名「・・・・・・」

提督「(こんなこと・・・金剛に言えないな・・・)」

榛名「(金剛お姉様・・・榛名は本当に悪い娘です・・・)」

榛名「(お酒に飲まれて・・・取り返しのつかないことをしてしまいました・・・)」

榛名「(許して下さい・・・)」

金剛「う・・・うぅ・・・」ヨロヨロ

提督「こ、金剛・・・」

金剛「あ・・・テイトクゥ・・・」

提督「(金剛・・・)」

提督「昨日の夜は散々だったな・・・」

金剛「折角楽しみにしていたのに・・・Sorry...」

提督「いや、良いんだよ」

提督「それより大丈夫か?」

金剛「あ、頭が痛いデース・・・」

提督「今日はゆっくり休んでくれ」

提督「(すまない・・・)」

金剛「比叡には後でたっぷり説教を・・・うぐっ・・・」ズキッ

提督「はは・・・まぁ、また誘ってくれよ、な?」

提督「(最低だ・・・俺・・・)」

金剛「と、ところでテイトクはあの後どうしたんデスか?」

提督「」

提督「い、いやぁ・・・金剛達が酔いつぶれているから」

提督「寝かせて、そのまま俺も自室に戻ったんだよ・・・」

金剛「そ、そうだったんデスか・・・」

金剛「本当にゴメンなさい・・・迷惑かけマシタ・・・」

提督「いや、良いんだ、気にするな」

提督「(・・・・・・)」





提督「(すまん・・・金剛・・・・・・)」

金剛「比叡! どうしてくれるんデスか!」バンッ

金剛「ワタシはすごく怒ってイマス!」

比叡「ヒェェェェェェッ!? ゴメンなさいゴメンなさい!!」ポロポロ

霧島「メガネは一体どこに・・・?」キョロキョロ

榛名「・・・・・・」

榛名「(言えません・・・言えません・・・)」

榛名「(うぅ・・・余計胸が苦しくなってしまいました・・・)」

榛名「(あんなことをしておいて、何食わぬ顔でいる・・・)」

榛名「(金剛お姉様・・・ゴメンなさい・・・)」

榛名「(あぁ・・・榛名は何て愚かで白々しいのでしょうか・・・)」

榛名「(・・・・・・)」

提督「(あの日のことがあって以来、俺は金剛と過ごす度に辛くなっていった)」

提督「(ケッコンして、愛を誓っておきながら、金剛を裏切ってしまった・・・)」

提督「(金剛には知られておらず、いつも通りの生活を送っているが)」

提督「(だからこそ、何も知らない金剛の無邪気な笑顔や甘えを目の前にすると)」

提督「(罪悪感と苦しみに苛まれるのだ・・・)」

提督「(全ては自業自得・・・これは罰なのだ・・・)」

提督「(もっと酷い罰が待ち構えているかもしれない・・・)」






―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





金剛「あっ・・・あっ・・・!///」ギシギシ

金剛「テ、テイトクゥーッ!///」ビクビク

提督「はぁ・・・はぁ・・・!」

提督「(・・・こうして金剛とセックスをしていても)」

提督「(とても辛いのだ・・・)」

提督「(どうしてもあの日のことを思い出してしまう)」

提督「(榛名の潤んだ瞳、美しい脚、淫らな胸・・・)」

提督「(目の前の金剛が榛名と重なって見えてしまって・・・)」

提督「(・・・・・・)」

比叡「金剛お姉さま! アイスでも食べましょう!」

霧島「最近は暑いですから、より美味しく感じられると思います」

金剛「Oh! 良いデスネ!」

榛名「・・・・・・」

金剛「テイトクも一緒にどうですか?」

提督「ん? えーと・・・」





提督「・・・・・・」

提督「・・・・・・・・・」





提督「」チラ

榛名「・・・・・・」

提督「・・・・・・」

提督「・・・いや、ちょっとやることがあるんだ」

提督「気持ちだけ受け取っておくよ」

金剛「Oh...そうデスか・・・」

金剛「それじゃあ行きマスか!」

比叡「はい!」

霧島「楽しみです!」

榛名「・・・・・・」





榛名「(・・・・・・)」

榛名「(提督・・・金剛お姉様・・・・・・)」





提督「(・・・・・・)」

提督「(榛名・・・金剛・・・・・・)」





榛名「(ゴメンなさい・・・)」

提督「(すまない・・・)」




















金剛「・・・・・・」




金剛「・・・比叡、ワタシちょっとRest Roomに行ってくるデース」

金剛「先に行っていて下サイ」

比叡「え? はい、わかりました」

金剛「すぐ戻ってくるデース!」

金剛「」トコトコ

金剛「(・・・・・・)」

あぁ重婚可能なゲームでこんな……こんなっ!!
じゅ、重婚してたら浮気じゃないよね!?千歳

いいよね、罪悪感感じる修羅場は大好きっすー面白い

流れ変わったな(不穏)


『女子トイレ』


金剛「・・・・・・」

金剛「(テイトク・・・榛名・・・)」

金剛「(ワタシは・・・初めからわかっていマシタヨ?)」

金剛「(だってあの夜・・・見てしまったんデスから・・・)」

金剛「(気分が悪い状態で目が覚めて・・・)」

金剛「(榛名がいなくて、探していたらテイトクと・・・)」

金剛「(・・・・・・)」

唸る主砲! 吹き飛ぶ提督!

金剛「(榛名も・・・テイトクのことが好きだったんデスネ・・・)」

金剛「(お姉ちゃん、そんな榛名の気持ちもわからずに)」

金剛「(テイトクとケッコンしてしまいマシタ・・・)」

金剛「(ゴメン・・・榛名・・・)」

金剛「(お姉ちゃんは最低ネ・・・)」

金剛「(あんなに苦しんでいる榛名を前にして)」

金剛「(きっとテイトクも断りきれなかったんデース・・・)」

金剛「(ワタシが・・・もっとしっかりしていれば・・・)」

金剛「(・・・・・・)」

金剛「(・・・あの2人を責めることはできないデス)」

金剛「(ワタシの・・・所為ネ・・・・・・)」

金剛「(2人とも優しいデスから)」

金剛「(きっと後悔しているかもしれないデス)」

金剛「(ワタシがこのまま気づいていないフリをして)」

金剛「(いつも通りの生活を送れば)」

金剛「(これ以上、2人が苦しまずに済みマス)」

金剛「(それで落ち着いたら、テイトクはジュウコンすれば良いネ)」

金剛「(みんなで仲良く・・・幸せな日々を送れる・・・そんなときまでは・・・)」

金剛「(ワタシが我慢すれば・・・良いんデス・・・)」

金剛「(テイトク・・・榛名・・・愛してイマス・・・)」

金剛「(ワタシ・・・もっとしっかりするネ・・・?)」

金剛「(だから・・・これ以上自分を責めないで下サイ・・・)」

金剛「・・・・・・」










金剛「・・・でも」

金剛「ワタシも・・・苦しいデース・・・」

金剛「だから・・・少しくらい・・・・・・」





金剛「泣いても・・・良いデスよネ・・・・・・?」ツー

金剛「うっ・・・うぅ・・・!」ポロポロ

金剛「テ・・・テイトクゥー・・・!」ポロポロ

金剛「うあぁぁ・・・ぐすっ・・・!」ポロポロ










――― 終 ―――


最後の文章消えてますね

悲しいなぁ…


いつか笑いあえる日が来るといいね

いっそ鬼畜上等姉妹丼じゃあ!となれば楽なのになんだこの三方一両損・・・


いっそふてぶてしさがあればな


もっとドロドロしてほしかった

おい馬鹿重婚しろ

こんな感じの同人誌があった


そこに指輪があるではないか、買え


うすべに・・・いや、なんでもない・・・


金剛は余所見しちゃNoな娘だから

一号も二号も平等に扱えば一夫多妻でも問題ないデース

イスラムは平等に扱うなら4人までokだぞ☆

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