美羽「26時のハッピーバースデー」 (38)
朝。
美羽「ふあぁ……よく寝た」
美羽「? 誰かから連絡が来てる」
「from未央
おめでとう美羽ちゃん!」
美羽「未央ちゃん。覚えててくれたんだ」
美羽(加奈ちゃんに久美子さんも、それにみんな。昨日は早く寝ちゃったから気がつかなかった)
美羽「急いで返信しなきゃ」
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メルメル
美羽「うん、これで全員かな」
美羽(……そういえばプロデューサーさんからは来てなかったな。仕方ないよね。こんなにアイドルいたら覚えるだけで一苦労だし)
美羽(今度は加奈ちゃんが主役の公演で大忙しみたいだしな)
ピーン
美羽(そうだ、メールがこないなら私から送っちゃえばいいんだ!)
美羽「今日は何の日でしょう?」メルメル
美羽(なんて、ちょっと図々しいかな。でもいっか、今日ぐらい)
美羽(だって今日は、私の誕生日だのも)
事務所
ガチャ
モバP(以下P)「おはようございます」
ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん。今日もお早いですね」
P「今度の講演の準備もありますからね。ヘレンさんと打ち合わせがあるんですけど、まだ来てないですか?」
ちひろ「ヘレンさんなら丁度」
ガチャ
ヘレン「ハローエブリワン。おはよう、プロデューサー」
P「おはようございます」
ヘレン「じゃあ早速会場に向かいましょうか?」
P「え、ついたばかりですよ。少しお茶でも飲みましょうよ」
ヘレン「時間は無限じゃないのよ? 貴方はついてこれるかしら? 私という世界のスピードに」
P「まかしてください、なんといってもワールドワイズですからね」
ピロリン
ちひろ「プロデューサーさん、携帯が鳴ってますよ」
ヘレン「世界のスピードが速くても、それぐらい見ても構わないわよ」
P「え、いえ大丈夫ですよ。せっかくこんな朝から来たんだ、ヘレンさんの世界についていかなきゃ」
ヘレン「GOOD。プロデューサー、貴方も世界の心なのね」
P「Exactly」
ちひろ(この会話に内容はあるのだろうか……)
P(メールの方は、信号待ちの時にでも見るか)
P(それより、今日は……)
学校。授業前
スッ
美羽(プロデューサーからまだ連絡こないな……)
美羽(って、まだ送ってからそんな経ってないんだから、すぐにはこないって)エヘ
公演会場前。
P「今日はなんでか、一回も信号に引っかからなかったですね」
ヘレン「世界が私たちを呼んでるのね」
P「これが世界だ、ですね」
P(スムーズにこれたのはいいけど、おかげで携帯を見れなかった)
P(まあ、会場に入ったら余裕も……)
ヘレン「? なにが会場の入り口が騒がしいわね」
P「ほんとだ、どうしたんだろう……」
ヘレン「あら、こっちに誰か来るわ」
スタッフ「た、大変です!」
P「どうかしたんですか?」
スタッフ「それが、舞台の寸法間違えたみたいで、今回の特注の舞台装置が使えないんですよ」
P「ええ、本当ですか?! 急いで別のものは用意できないんですか」
スタッフ「いやはや何とも……」
スタッフ2「すいませーん! 今度の練習で使う荷物がまだ届いてないんですけど!」
P「嘘でしょ!」
スタッフ3「あの、ここのが」
スタッフ4「話の構成が」
スタッフ5「ケータリングが」
P「」チーン
ヘレン「あら、世界規模に面倒な事態になってきてるわね」
P(くそっ、なんでよりによってこんな時に……)
P「ええい、こなくそ! 主役の加奈が学校終わる前になんとかするぞ!」
ヘレン「その意気よプロデューサー。世界という大海原の残酷さに負けては陸にはたどり着けないわ」
P「乗り越えてみせる。この大嵐!」
学校 授業中
デーアルカラシテー
美羽「ふむふむ」カキカキ
トナルトダネー
美羽「……」カキカキ
サスレバコウナルベキデリー
美羽「……」チラッ
スルトナントコウナッテシマイー
美羽「……」ハア
ブブブ
美羽「!」チラッ
美羽(あ、未央ちゃんからか)
『放課後空いてる? 誕生日祝いで一緒にケーキ食べに行こうよ!!』
美羽(少しだけなら……大丈夫だよ)メルメル
美羽「……」カキカキカキカキ
美羽(プロデューサーさん、公演の準備大変なのかな……)
公演会場
加奈「おはようございまーす」
ヘレン「おはよう、加奈」
加奈「あれ、ヘレンさん。早く来て確かめたいことがあるって言ってましたけど。私服のまんまなんですね」
ヘレン「ふふ、世界の壁は厚かったわ」
加奈「?」
加奈「あ、プロデューサー! おはようございます。って、プロデューサー?」
P「……加奈、ごめん。今日はもう無理かも」マニアイマセンデシター
加奈「ふえっ!?」
放課後。某喫茶店。
未央「というわけで美羽ちゃん、誕生日おめでとー!!」
茜「おめでとうございます!!」
凛「おめでとう」
美羽「ありがとう! 未央ちゃん、茜ちゃん、凛チャン! でもびっくりした、未央ちゃんだけだと思ってたら」
未央「ふっふっふー。サプライズですよ」
凛「おどろかしちゃったね。私も昼にいきなり連絡が来たんだよ」
茜「私もです!!」
凛「まったく、未央は本当に急なんだから」
未央「と言いながら、ちゃんと来てくれるとは。流石しぶりん!」
凛「もう、未央ったら」
美羽「あはは」
凛「というわけで美羽、これ誕生日プレゼント」
美羽「わあ、綺麗な花束。これってポピーですよね?」
凛「うん、好きって聞いたから」
未央「好きというか、仕事上で使っただけだよー」
凛「え、あ。もしかして好きじゃなかった?」
美羽「そんなことないですよ! ありがとうございます。でも、この真ん中の赤い花は?」
凛「グロキシニアだよ。今日の誕生花なんだ」
茜「おお、とっても素敵ですね凛さん。流石です!」
凛「やめてよ、もう」
未央「おお、照れてる照れてる」
凛「未央もちゃかさないで」
美羽「照れてる凛さん、とっても可愛いです」
凛「美羽までやめてよね……今日の主役はあたしじゃなくて美羽なんだよ」
美羽「あはは、ごめんなさい」
茜「私からはこれです!!」ドーン
美羽「えーっと、お茶のペットボトル?」
茜「……本当はもっと素敵なものがご用意できればよかったのですが、本当に急な呼び出しだったので。コンビニで目をついたもの買ってきました……」
未央「あちゃー、茜ちんお茶好きだもんねー」
茜「凛さんみたいな素敵なもの用意できず、申し訳ないです」ショボーン
凛「あたしは、その」
美羽「そ、そんなことないですよ! プレゼントをもらったってだけで十分に嬉しいですから!」
茜「……ホントですか?」
美羽「本当ですって。ボンバーですよ。ボンバー嬉しいです!!」
茜「ボンバーですか!?」
美羽「ボンバーです!!」
茜「じゃあ夕日に向かって走りますか!!?」
美羽「あ、それは遠慮します」
未央「私からはねー……」
ヤイノヤイノ
ヤイノヤイノアハハー
ヤイノヤイノ
美羽「……」チラッ
未央「ねえ美羽ちゃん、さっきから何度も携帯みてるね、どうかしたの?」
美羽「え、いや。何でもないよ!」
未央「怪しいぞー美羽ちゃん。何か隠してるなー」
美羽「そんなんじゃないって」
凛「もう、未央、美羽が困ってるでしょ」
未央「ごめんごめん」
茜「この後何か用事でもあるのですか?」
美羽「ないですよ。夜は家族で過ごすって決めてますし」
美羽「ただ、その……」
「?」
未央「プロデューサーから連絡が来ない?」
美羽「うん、今朝メール送ってもずっと帰ってこないし」
未央「それは
茜「全くです!!」ウンウン
美羽「いいんですよ。今は加奈ちゃんの公演の準備で忙しいんでしょうし」
未央「そうかー公演の準備で忙しいなら仕方ないかー」
未央「って、なわけあるかーい!!」
美羽「未央ちゃん?!」
未央「たとえプロデューサーであろうとも、いやプロデューサーだからこそ、いや、プロデューサーかどうかなどもはや関係なし!! こんな可愛い美羽ちゃんのメールを無視するなんて言語道断!!」
未央「今すぐ文句言ってやる!!」テルテ―
美羽「もう、本当にいいから未央ちゃん!」ガシッ
美羽「忙しいときに邪魔しちゃ悪いですよ。それに急がしすぎて、私の誕生日なんて忘れちゃってたのかも」アハハー
茜「美羽ちゃん……」
凛「……忘れてる訳ないけどな」ボソ
未央「?」
―
――
美羽「いけない、もうこんな時間。早く帰らないと。じゃあ私、ここで失礼しますね! 今日は本当にありがとうございました」
凛「そんな」
未央「じゃあまたね!」
美羽「うん、またね未央ちゃん! 凛さんと茜さんも」
茜「さよならです!」
凛「またね」
タッタッタッター
凛「じゃあ、あたし達もそろそろ――」
未央「しぶりん、その前に少しいい?」
凛「? なに」
未央「ほら、さっきさ、プロデューサーの話になった時に、プロデューサーが忘れてるんじゃないかって話になったじゃん。その時、『忘れてる訳ない』って言ったよね。なんでそう言えるのよ?」
茜「それは気になりますね!!」
凛「あれは、その……」
凛「ま、いっか。秘密にしてろって言われたけど。プロデューサーが悪いんだし」
未央「やっぱり何かあるんだ!」
凛「あのね――」
――
―――
茜「なんと!! そんな事が!」
未央「なるほど、そりゃあ忘れてる訳はないか」
凛「でしょ」
未央「むむむ、ならば尚更なんとかしなければいけないような……」
凛「なんとかって、どうするの?」
未央「ふっふっふー。私に任せなさい!」
――
―――
美羽宅、自室。
美羽「はああ、おなかいっぱい。お母さんも張り切って、あんなに料理作って、もう駄目」ゴロン
美羽「あー……きれいだな、凛さんから貰った花」
美羽(花瓶に入れると尚更綺麗。その横には、茜さんから貰ったお茶に、未央ちゃんからの小物入れ)
美羽(どれもとっても素敵だな。みんなを笑顔にしたいのに、私が笑顔になっちゃうよ)
美羽(だから――物足りないなんて――思っちゃ――……)
――
―――
ブブブ
美羽「……ん?」
美羽(いけない、ついうたたねしちゃった。時間は……もう深夜の二時も過ぎてる……)
ブブブ
美羽「って、電話、出なきゃ」ピッ
加奈『あ、美羽ちゃん』
美羽「加奈ちゃん! こんな時間にどうしたの?」
加奈『うんうん、だた、ちょっと話したくなってさ』
加奈『部屋の明かりもついてるから、起きてると思って』
美羽「うんうん、それがちょっとうたたねしちゃって――」
美羽「って、部屋の明かり?」
加奈『ねえ美羽ちゃん。ちょっと窓の外を見てみて?』
美羽「えっ、まさか……?!」ガララ
加奈『やっほー』テーフリフリ
美羽「え、何で?!」
加奈『美羽ちゃんと話したくなったって言ったでしょ? 少し散歩しない?』
美羽「こんな時間に?」
加奈『だいじょーぶ。高校生の私がついてるんだから』
美羽(そうだよね、せっかく来てくれたんだもの)
美羽「分かった、すぐ行くよ」ピッ
加奈「お、早いね美羽ちゃん」
美羽「だって、いくら治安がいいからって、こんな時間に加奈ちゃんを待たせるわけにもいかないもん」
加奈「大丈夫大丈夫、お姉ちゃんだからね」
美羽「でも、こんな時間にどうやって来たの?」
加奈「えへへ。それより、近くの公園まで散歩しようよ」
美羽「え、うん。いいけど」
テクテクテク
加奈「そうだ、今日は誕生日おめでとう」
美羽「少し前にすぎちゃったけどね」
加奈「あはは、まあいいじゃない」
美羽「加奈ちゃんも、公演の方はどう? 今日から本格的なリハーサルでしょ」
加奈「それがね、いろんなトラブルが起きちゃって、もう大変」
加奈「プロデューサーも色々な所とお話回って、本当に大変そうだったよ」
美羽「そうなんだ」
美羽(だから返信がなかったんだな……仕方ないよね)
美羽「プロデューサーさんも大変だね」
――
―――
美羽「うわぁ、夜中の公園なんて始めて来た」
美羽(いつも近くを通るのに、夜中だとちょっと怖いな)
加奈「私ちょっと飲み物買ってくるね。美羽ちゃんはちょっと待ってて」
美羽「え、ちょっと……行っちゃった」
美羽(こんな時間に一人になるなんて、ちょっと怖いかも……)
美羽(加奈ちゃん、早く帰ってこないかなー……)
サッ
美羽(? 公園の入り口に誰かいる……背が大きいし、加奈ちゃんじゃないよね……)
美羽(うう、どうかこっちに来ませんように……)
ザッザッ
美羽(って、うわ! 来た!?!?)
美羽(だ、大丈夫。多分通り抜ける人だろうし)
美羽(でも、そうじゃなかったら……)
ザッザッザッ
美羽(やっぱり近づいてくる……!)
美羽「うぅ、加奈ちゃん。プロデューサーさん……」ボソッ
「美羽?」
美羽「えっ?」
美羽「もしかして……プロデューサーさん?」
P「お前、何でここにいるんだ?」
美羽「プロデューサーさんこそ、なんで」
P「公演の終わりに、加奈がお前の家まで行きたいって言ったから、近所まで送ったんだ。それでこの公園で待ってるって連絡があったから」
美羽「私も、加奈ちゃんに散歩に連れられて」
P「そう言う事か……」
加奈「うまく行ってそうだね」コソコソ
未央「ふっふっふ、我ながら見事な策略よ」
茜「お見事で――」
凛「茜、うるさくしすぎないでよ、近所迷惑なんだから」
茜「あ、はい。気を付けます」
凛「でもこんな時間に美羽を連れ出すのは少し不安だったけど」
ヘレン「安心しなさい。世界レベルの監視がついてるなから」
未央「ヘレンさんがついていてくれるとなんか私たちも安心出来るよね」
凛「そうだよね。ヘレンさんは世界というスピードの頂点だから」
未央「えっ、しぶりん何言ってるの」
凛「? 未央は分からないの?」
ヘレン「それも世界の選択よ」
凛「そっか、それじゃあ仕方ないか」
未央「なに、分かりあえてるのそこ?」
凛「大丈夫、未央もいつか分かる時が来るよ、世界が」
茜「世界って深いですね」ホエー
ヘレン「それじゃあエブリワン。そろそろ私たちは退散しましょう」
茜「そうですね。これ以上は野暮というやつです」
未央「うう、気になるけど。そうだね」
ヘレン「さあ、世界的な私のマイカーで送ってあげるわ」
凛「え、それは世界の理の中では許されない行為では?」
ヘレン「世界は、時に我々に寛大なものよ」
凛「じゃあ乗っていいんですね」パア
茜「世界って深いですねー」ホエー
未央「美羽ちゃんも気になるけど、こっちも凄く気になるよ、私」
――
―――
P「ごめんな、メール。仕事が忙しくて、気がついたのが夜になってからだったんだ」
美羽「いいですって。さっき加奈ちゃんからトラブルのことを聞きましたし」
P「まあ、メールの事も、実は加奈から聞いたんだけどな」
美羽「加奈ちゃんから?」
P「どうも、加奈も未央に聞いたみたいだったけど」
美羽「未央ちゃんが……」
P「メールを直ぐに返そうと思ったんだけど、加奈から明日、直接会って謝れって言われてさ。結局、全部が終わったのが0時回ってからだったんだ。ヘレンは先に帰ったんだけど、加奈は待っててくれて。帰りにお前にプレゼントを渡したいからって、近所まで来たんだけど」
P「一緒に行こうとしたんだけど、加奈に断られてな。だけどまさか、こんなこと企んでたなんて」
美羽「あはは」
美羽「……所で、プロデューサーさんは、昨日が何の日か分かりましたか」
P「……ハア」
P「美羽、俺を見くびらないでくれよな」ゴソゴソ
スッ
P「ほら、誕生日プレゼント」
美羽「プロデューサーさん、覚えててくれたんですか?」
P「覚えてるどころじゃないぞ。この日の為に俺がどれだけ頭を悩ましたか知ってるか? 出来るだけ口が堅い奴って事で、凛にも美羽がどんなのが好きそうか尋ねてさ」
美羽(だから凛さん、ちゃんとしたプレゼント用意してくれてたんだ)
P「結局、大したものを選べなかったけど。開けてみろよ」
美羽「はい」ガサガサ
美羽「これって、髪留め?」
美羽(小さなヒマワリがあしらってある)
P「ほら、いつも髪を結んでるし、それならにあうかなって」
美羽「いいですね、ヒマワリ。これからの季節にぴったしです!」
P「それだけじゃないさ」
美羽「?」
P「美羽、ヒマワリの花ことばの一つに、こういうのがあるんだ」
美羽「なんなんですか?」
P「笑顔だよ」
美羽「笑顔……ですか?」
P「そう、お前にぴったしだろ? いつもみんなを笑顔にするお前に」
美羽「プロデューサーさん……」
P「ちょっと地味だったかな?」
美羽「そんな事ないです。そんな。こと……」
P「お、おい。美羽? 泣いてるのか?!」
美羽「泣いてないですよ、そんな」ウルウル
美羽「ただ、とっても嬉しくて」
美羽「みんなを笑顔にしてあげたいと思ってるのに、みんなから笑顔ばっか貰っちゃってて私」
P「そんなお前だからだよ」
美羽「えっ?」
P「みんなを一生懸命笑顔にさせようと頑張ってる、美羽だから。みんなも美羽に笑顔になって欲しいんだよ」
P「もちろん、俺だって」
美羽「プロデューサーさん……」ウルウルウルウル
P「だからもう泣くなって!」
美羽「そんなこと言われてもー」
美羽(無理に決まってる……だって。こんなにもみんなに大事にされて)
美羽(大好きな人に、こんなこと言われて)
美羽「こんなに、幸せなんですもん」
P「美羽……」
P「そう言えば、まだ言ってなかったな。ちょっと遅くなったけど」
P「ハッピーバースデー、美羽」
美羽「26時のハッピーバースデー」 《終》
美羽、誕生日おめでとう。
遅いって? まだ26時だから大丈夫大丈夫。
読んでくれた人、ありがとうございます。
おつおつ
良かった。
良かった。
良かった。
良かった。
良かった。
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