【女の家】
男「え…?何で?」
女「夜になるとね。変な生き物が出てくるの」
男「変な生き物?何だソレ」
女「うーん…なんて言うか…動物に例えると『ペンギン』?」
男「例えるって…それもう普通にペンギンなんじゃないか?」
女「この都会にペンギンなんて普通いる?」
男「俺もイライラしてきたぞ、じゃあ一体何なんだよ。」
女「それは、見てもらった方が早いわね。今日は泊まってって」
男「え、あ、いいけど?(何か話ぽんぽん進んでいくな…)」
女「…ふふふ…」
【夜】
女「…(やったー!これで男と二人きりになれる!最近全然こういう時間なかったもんね!ちょっと位嘘ついたってバチは当たらないわよ)」
男「おい女」
女「…(せいぜい楽しませてもらおうか!怖がる私をみて男はなんていってくれるのかな!?)」
男「おい」
女「…(今からもう胸の鼓動が止まらねえぜ…っへっへっへっへっへっへhhhっへへへへへへhhhhh)」
男「おい!」
うん
女「え、ご、ごめんなさい...何かしら?」
男「あれが、お前が言っていたペンギンみたいなやつなのか?」
女「へっ?(そんなのいるわけ...)」
女「な、なんでよ、私の嘘のはずでしょ...」
男「な、なんか様子がおかしいぞ、ヤバくないか?」
女「あ、あはは...な、なんか包丁みたいのが見えるんだけど、気のせいよね?」
男「い、いや...気のせいじゃないな、あの光かたは包丁だ」
女「こ、来ないで!なんでこっちに来るのよ!」
男「落ち着け!あいつは今窓の向こうにいるんだから大丈夫だ」
女「で、でも...」
男「とりあえずここから離れよう...っっ!!」
パリィーン
女「きゃぁぁぁ!」
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