龍驤 嫁 5年目 (7)



提督「いってきまーす」


龍驤「おーいってら! 今日も頑張ってなあ!」


龍子「パパ、パパ、どこ行くの?」


龍驤「龍子、挨拶しい。パパは今日も鎮守府へお仕事に行くんや」


龍子「ええー、やだあ!」


龍驤「わがまま言わんのー。ええ子やから」


提督「龍子、いい子にしてるんだよ。ママの邪魔しないようにね」


龍子「ええー?しないよお」


提督「ん、ならいい」


龍驤「君、今日は帰れるん?」


提督「いや、どうだろな。戦域の夜戦のことも考えると、多分すごく遅くなるよ」


龍驤「そうかあ。まあでも、みんなの提督やから、しょうがないね」


龍驤「ご飯作って待ってるから、早く帰るんよ? 他の胸おっきい子の気ィ取られたらいかんで?」


提督「あはは、大丈夫だって。オレは龍ちゃんだけだからさ」


龍驤「は、恥ずかしいこと平気で言うなあ君ィ。まあ、そういうとこに惚れたんやけどね」


提督「んじゃ行ってくる。早めに帰るように頑張るよ」


龍驤「あ、うん」





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提督「……ん? どした?」


龍驤「えっ?」


龍驤「いや、そのお」


提督「……あー。ほっぺのキス?」


龍驤「あ、いや、違っ」


提督「はいはい。行ってきますよ」チュ


龍驤「~~~っ!」


提督「顔赤いねえ」


龍驤「う、うううううっさい!いつまでたっても慣れへんのよこれ!」


提督「……その割に期待する顔してるから」


龍驤「もう!そりゃそうやろ!いつでも君と繋がっていたいんやから!恥ずかしいこと言わさんといて!」


提督「あはは、ごめんごめん」


提督「じゃあ、行ってくるよ。龍ちゃん」


龍驤「う……うん」


提督「ほら、寂しい顔しないで。帰ったらまた高い高いしてあげるから」


龍驤「こ、こらー!うちは背ぇ低いけど、毎回そんなんじゃ喜ばへんでええ!jからかうのもいい加減にしいやあ!」


提督「あはは。じゃあ行ってくるよ。またね」


龍驤「あ、う、うん。気ぃつけてなあ」


龍驤「……」






龍子「お母さん、顔赤いねー」


龍驤「う、うっさい!ママの愛しの人なんやから、ええやないの!」


龍子「ふーん。まあでも、お父さんは、うちの旦那になるからなー」


龍驤「へ、平気でえげつないこと言いよんなうちの娘は……!」


龍驤「それはそうと、あんたも今日は近所の子と公園デビュー会やでえ?準備はできとるんかいな!」


龍子「え……こわっ」


龍驤「あはは。かわいいとこあるやないかあ。そうか、怖いかー」


龍子「んにゃ、お母さんが他のお母さんに胸負けるのが怖いわ」


龍驤「あんだとコラア!!」


龍驤「うちもあんたができてからはそれなりに成長したんや!あんたにミルク飲ませるためにやあ!」


龍子「そういうこと、5歳の娘に言わない方がええやん。あんたうちの親やで」


龍驤「そうやけども!!あんたうちが母親やけども!!」


龍驤「もうちょっとほらあ、母親をいたわるような言葉をやなあ」


龍子「だって、うち未来絶望やん。絶対胸大きくならへんし」


龍驤「いやそうやけど!!そこは、あの、ごめん!!」

期待

娘にいたわられる龍驤ちゃんかわいい

いいねぇ

RJスキーの俺にはタマランSS
期待

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月10日 (金) 06:34:59   ID: tXl0PjsX

なんとも俺得なss

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