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　↓ヒナ
壁○
壁テーブル
壁○
　↑エモコ

ウメ「あっ！エモコあんたそこ譲りなさいよ！」


エモコ「はて？なぜ譲らないといけないんでしょうか？キャンキャン娘と話す暇があったら注文をしたいのですが。時間のムダです」


ウメ「アンタ私が左利きなのを知ってて言ってるでしょぉ！」


ヒナ「まぁまぁ、ウメちゃんこっちに座ればいいじゃない」


ウメ「私は壁側がいーの！」


エモコ「お断りです♪」


ウメ「……決めた。私、エモコの横に座るわ」


エモコ「私は左利きとか関係なく、キャンキャン娘の隣が普通に嫌なんですけど……まぁ、そういうことなら仕方ありませんね」

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店員「ｵﾏｯｼｬｼｪｲｯｼｬｰ ｺﾞﾁｯﾓﾝﾘｮｳｯｼｬｰﾌｩｰ↑」


ウメエモヒナ「いただきまーす」


ウメエモヒナ「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


ウメ「…」ｶﾞｯ


エモコ「…」ｶﾞｼｯｶﾞｼｯ


ヒナ「ほうひゃひゃほほほふはひ…(もうやだよこの２人……)」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

ウメ「いった！そしてあっつ！あっつ！」ｶﾞｯｶﾞｯ


エモコ「ふふ、こうなろうかと冷やしうどんにして正解でした♪」ｶﾞｯﾂﾙﾂﾙ


ウメ「もう一生ドリアなんか食べないわ……」ﾋﾘﾋﾘ


ヒナ「ウメちゃん、それは自業自得だと思うよ……」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ


ウメ「もう！口の中がさいあく！こうなったらドリンクバーよ！」ｽｸｯ


ヒナ「あー待って！私も行くからー！」ﾄﾃﾃﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

ウメ「紅茶紅茶……あっ、スープバーもあるじゃない！」


スープ用おたま「おう」


ウメ「げ……これ完全に右利き用じゃない……ヒナ、これついで！」


ヒナ「もーしょうがないなーウメちゃんは……あれ、届かない」ｳｰﾝｳｰﾝ


ウメ「つっかえないわねー。自分でやるわよーもう！」


ヒナ「ひどいよぉ……」ｸﾞｽﾝ

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エモコ「あら。ドリンクを取りに来たら奇妙な冒険でも始めそうなキャンキャン娘がいますね。そういえばお金持ちの設定でしたっけ、ふふっ♪」


ウメ「うっるっさい……わよっ！」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ...


ウメ「っはあ！つげたわ！ウメったらさすが天才少女よねー！！」


スープ用おたま「やるやん」

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ウメ「あっつ！またしてもあっつ！」ｶﾞｯｶﾞｯｽﾞｽﾞｽﾞ


エモコ「このアホ娘は本当に然るべき医療を受けたほうがいいかと思うんですが……雛鳥ちゃんはどう思います？」ｶﾞｼｯｶﾞｼｯ


ヒナ「うん、さすがにヤバイ気がするよね……」


ウメ「あっつ！あっつ！」ｶﾞｯｶﾞｯｽﾞｽﾞｽﾞ

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（またしても練習終わり）


ウメ「はーギター弾きっぱなしだったからノド乾いたわ。エモコあんたジュース買ってきなさいよー」


エモコ「雛鳥ちゃん、だいぶベースに合わせられるようになりましたね♪」


ヒナ「そ、そうかな？えへへ……」///


ウメ「無視するとはいい度胸ねー！じゃあもういいわ、ヒナあんた買ってきなさいよー！」


ヒナ「いやだよぉ……歩きたくないし……」


ウメ「ダイエットがてら走ればいいじゃない！そもそも歩きたくないって人間として終わってない？」


ヒナ「ひどいよお……」ｸﾞｽﾝ

エモコ「雛鳥ちゃんを巻き込むのは見逃せませんね。ここはサシでポーカーで勝負して負けたほうが買いに行く、とういうのはどうでしょう？」


ウメ「いいわよ、天才少女なんだから負ける気しないし！」


エモコ「じゃあ配りますね」ｻｯｻｯ


ウメ「んーっと手札は……あっしまった」


ヒナ「！」


ヒナ「ちょっとちょっとエモちゃん！ずるは良くないよー！」

エモコ「はて？心当たりが無いのですが……裁判で勝つ自信はあります？」


ヒナ「物証があるもん！ウメちゃんに白紙のカードを４枚も配るなんてひどいよ！」


ウメ「ちょっとヒナ……違うの……」


ヒナ「ほら！いつもは高慢なウメちゃんがこんなにしおらしくなるまでいじめちゃうなんて！」


ウメ「いや……ほんとに違うんだって……ほら、左上に数字が書いてないから左利きが普通にカード開くとこうなるのよ……」ﾊｸｼｰ


ヒナ「」


エモコ「確定無罪でいいんでしょうか♪」

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ヒナ「あづいよお……」ｼﾞﾘｼﾞﾘ


ウメ「あんたのせいでしょうが……っていうか何でアタシまで……」ｼﾞﾘｼﾞﾘ


自販機「おう」


ヒナ「やっどづいだあ……」

ウメ「エモコはペカリって言ってたっけ……んっ……あーもうなんで左側にお金入れるところがないのよー！左右に付けるだけでいいじゃないのよー！入れづらいったらありゃしないのよー！」


ヒナ「ウメちゃん落ち着いて……私が買うから、ね？」


ｶﾞｼｬｺﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ ｶﾞｼｬｺﾝ


ウメ「あんたあんだけドラム叩いた後にマキシマムコーヒー５本とかおかしいんじゃないの！？」


ヒナ「だってこれおいしいんだよー？」


ウメ「つていけないわ……」

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（休日）


ウメ「7thストリートで待ち合わせだからモノレールでいいわよね」


ウメ「よしっギリギリ間に合った！遅れたらエモコに何て言われるｋﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


ウメ「」


ウメ「ちょっとー！この改札壊れてるんじゃないの？駅員さーん！」


駅員「はい！……あー、これ左の改札にナナカ通しちゃってますね……」


＼ﾊｯｼｬｼﾏｰｽ／　＼ﾁｯｸﾀｯｸﾄﾚｲﾝ／


ウメ「」

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ウメ「やっと着いた……」ｾﾞｪｾﾞｪ...


エモコ「あら、呼び出しておいて社長出勤とはいいご身分ですね♪」


ヒナ「おはよう！全然待ってないからね！気にしないで！」


ウメ「今回ばかりはアタシが悪かったわよ……で、どこに行く？」


エモコ「そのミジンコみたいな頭でも、先に考えておくという選択肢が出なかったのはさすがに驚きです」

ウメ「しょうがないでしょーただ単に遊びたかったのよー！」


エモコ「お友達、いませんもんね♪」


ヒナ「ケンカはやめよーよぉ！あ、私ボーリングに行きたいなー！」


ウメ「げっ、ボーリングは行きたくない……」


エモコ「うふふ、下手なら下手とそうおっしゃいな」


ウメ「あったまきた！いってやるわよー！やればいいんでしょおやればー！」


ヒナ「無理しなくてもいいのに……」

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ウメ「」


エモコ「……ふふっ♪」


ヒナ「あはは……ボーリングの玉って利き手が関係あったんだね……」


ウメ「左利き用出しなさいよー！なんでないのよお！」


店員「あの……困りますお客様、お客様困りますお客様……」


ウメ「何が最新のボーリング場よお！利き手のことなんか考えてない時点でボーリング場失格よー！！」


店員「こっ、困りますお客様困ります……困ります……」

エモコ「弘法は筆を選ぶんですね♪」


ウメ「ちょっとそれどういう意味よー！」


ヒナ「ウメちゃんちょっと挑発に乗りやすすぎなんじゃ……」


ウメ「こうなったらやってやるわよおー！」

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ｶﾞﾀﾝｯ


ｺﾞﾄﾝｯ


ウメ「」


ヒナ「あんなに投げるの大変なんだね……ナイスファイトだよ、ウメちゃん！」


エモコ「黒い虫が大量発生したみたいなスコアでしたね……キャンキャン娘にはぴったりだと思います♪」


ウメ「もうアタシかーえーるー！」


おわり

ウメちゃんが左利きということに１年近く気付いてませんでした。
左利きと聞くと何か急に天才少女感増しますね。
HTML化依頼出してきます。

乙
４Ｕってこんなに可愛かったのか……
ストーリー頑張ってすすめよ