ちゃおラジの続編です。今まで読んでなくても大丈夫です。
前回
蘭子「混沌電波第17幕!(ちゃおラジ第17回)」
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外伝
ちひろ「私はドンサウザンドリバーでも鬼悪魔でもありません!」
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飛鳥「ラジオネーム『アーモンド』さんからのお便りだよ」
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今回のトークバトルでもまた組むデッキのカテゴリの押しつけがありました。3人にはわかってるとは思いますがもちろん保奈美ちゃんのことです。七海ちゃんと違って保奈美ちゃんの場合どんなデッキを組ませればいいか見当もついていませんでした。今回の仕事はそんな保奈美ちゃんにピッタリなカテゴリを与えてくれたんです。今まで散々鬼悪魔呼ばわりして本当にごめんなさい。あなたは天使女神です。心から感謝していますドンサウザンドリバー様!
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飛鳥「だったらドンサウザンドリバー呼びはやめてあげなよ」
飛鳥「この『ちゃおラジ』はゲストを呼んで掘り下げていく番組だよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」
蘭子「混沌!神崎蘭子と」
のあ「カオス!高峯のあでお送りするわ」
飛鳥「珍しくちひろさんが感謝されてるね。漠然と水ってイメージから強制的に1つのカテゴリに集束された七海と違って、保奈美の場合は無からカテゴリを作り出した感じだからファンとしては嬉しかったのかな」
蘭子「それでもドンサウザンドリバーの汚名は拭えのだな…(それでもドンサウザンドリバー呼びは変わらないんですね…)」
のあ「それだけリスナーの間で愛称として定着してるってことね」
飛鳥「明日からそんなちひろさんのメタビートデッキがCGIに追加されるよ」
のあ「Pによると初手にデビル・フランケンでエクストリオを特殊召喚、後攻のスタンバイフェイズに神殿を守る者と撹乱作戦のコンボで手札を0にして、ダメ押しに虚無魔人であの573プロの事務員のクラブレデッキを封殺して鬼悪魔と呼ばせたらしいわ」
蘭子「撹乱作戦は手札を全て山札に戻してその分山札から引く効果を持つわ。しかし神殿を守る者がある時は引段階以外に引く事を禁じられておる。故に手札を全て失うのだ!(撹乱作戦には全ての手札をデッキに戻してその分ドローする効果があります。でも神殿を守る者にはドローフェイズ以外のドローを封じる効果があります。だから手札がゼロになるんです)」
飛鳥「このコンボで気をつけないといけないのは神殿を守る者があると撹乱作戦を発動できないことだね。だから使ったあとに竜魂の幻泉やリビングデッドの呼び声をチェーンして神殿を守る者を蘇生する必要があるんだ」
のあ「遊戯王wikiによるとこのカードの効果は要するに「ドローフェイズ以外に相手プレイヤーがドローするようね効果を持つカードの発動を禁じる」ということらしいわ。効果を受ける側がドローできる効果を発動できないのはわかるけど、なんで効果を与える側まで封じられるのか意味がわからないわ」
蘭子「そのような法規なのだからやむを得まい。戦場で法規を確認せぬと処刑されるぞ!(そういうルールだからしかたないでしょう。大会ではルールを確認しないとジャッジキルされますよ)」
飛鳥「ちひろさんもPが教えてなかったはジャッジキルされてただろうね。大会に出るなら少なくとも自分のカードの裁定くらいは遊戯王wikiで確かめた方がいいよ」
飛鳥「それではゲストを呼ぼうか」
のあ「今日のゲストは誰かしらね」
蘭子「全ては我が二本の指が決めることよ!それでは今宵の生け贄を召喚するぞ!今宵の生け贄は…俄なる岩星!(全ては私の二本の指が決めることです。では今日のゲストを呼びますよ。今日のゲストは…この人です)」
李衣菜「ロック!多田李衣菜です!みんな今日はよろしくね!」
飛鳥「よろしく」
蘭子「歓迎するわ!(よろしくお願いします)」
のあ「よろしく」
李衣菜「ところで蘭子ちゃん。今私のことにわかって言わなかった?」
蘭子「き、気のせいではないか?(き、気のせいじゃないですか?)」
飛鳥「そうだよ。ドラマでも第一印象が間違いなくロックな李衣菜をにわかだなんて呼ぶわけないさ」
李衣菜「えっ、本当に私ってロックだと思う?」
のあ「ええ。初見だとみんな李衣菜はロックだと感じたはずよ」
李衣菜「えへへ。今日はみんなの期待に応えてロックに行くよ!」
飛鳥「(チョロいね)」
蘭子「(チョロいですね)」
のあ「(チョロリーナだわ)」
飛鳥「さっそくだけど質問に行くよ」
李衣菜「質問かー。いいよ!どんな質問でもロックに答えてみせからね!」
蘭子「その言葉を後悔せねばよいがな!(そんなこと言っちゃって大丈夫ですかね)」
李衣菜「へ?どういうこと?」
のあ「まずは最初の質問に行くわ。ラジオネーム『10日本』さんからの質問よ」
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李衣菜ちゃんに質問です。毎年甲子園予選から全ての高校の応援で紅のギター演奏を担当してるって本当ですか?
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李衣菜「いや、そんなの無理だから!」
のあ「無理って曲自体知らないってこと?」
李衣菜「は、はあ?!ロックな私が知らないわけないし!」
飛鳥「まあこっちとしても輝子がカバーした曲を知らないなんて口に出されても困るんだけどね」
李衣菜「う、うん。本当は私がやってもよかったんだけど輝子ちゃんに譲ってあげたんだよ!」
蘭子「つまり同位体を作れぬ以外は問題はないということか?(つまり2ヶ所同時に存在できない以外に問題はないということですね?)」
李衣菜「そ、そうだよ。それ以外私のロック力なら全く問題ないよ」
のあ「だったら歌ってみたらどうかしら?」
李衣菜「わ、私が歌うと輝子ちゃんの曲ってイメージが薄れちゃうから今回はやめとくよ」
のあ「次はラジオネーム『メサイア』さんからの質問よ」
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李衣菜ちゃんに質問です。李衣菜ちゃんがロックだからって理由でリンクジョーカーを世界中に感染させたんですよね?
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李衣菜「えっと、本当に何の話かわからないんだけど」
飛鳥「ぼくたちがやってないカードゲームの話だね。確か負けたらその力に飲み込まれるんだっけ」
李衣菜「へー。それはロックだね」
のあ「ちなみにロックで相手のカードを封じることができるわ。李衣菜が言うロックとは意味合いが違うけどね」
李衣菜「なるほど。私のロックがRockだとすると向こうはLockってことだね」
蘭子「…真に相違点を解しておるのか?」
李衣菜「な、ななな何を言ってるのかな蘭子ちゃん。そんなのわかりまくりにきまってるよ!」
のあ「最後にラジオネーム『HR』さんからの質問よ」
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李衣菜ちゃんに質問です。今までライブパフォーマンス以外で何個人のギターを破壊しましたか?
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李衣菜「いや、ライブでもそんなことないから!」
飛鳥「この場合真っ先に被害にあいそうなのは夏樹のギターだろうね」
蘭子「全面的に同意するわ!(間違いなくそうでしょうね)」
李衣菜「いやいや。私なつきちのギターにそんなひどいことしないよ?!」
のあ「でもやったら確実にロックだわ」
李衣菜「ふーん。そうなんだ…」
飛鳥「念のため言っておくけど今のは冗談だから真に受けないでもらえると助かるよ」
蘭子「仮に事を起こすにしても混沌電波の名を口に出してはならぬ!(もしやるにしてもちゃおラジの名を出さないで下さいね)」
李衣菜「ま、まさか本当にやるわけないじゃん!この私がロックが越えちゃいけないラインがわからないとでも思った?」
のあ「思わなかったらそんなこと言わないわ」
李衣菜「そんなはっきり言わないでよ!」
のあ「以上で質問を終わるわ」
李衣菜「何というかすごくロックな質問だったね。ま、まあ私にとっては物足りなかったかな」
飛鳥「確かにロックとカオスは通ずる物があるかもしれないね」
蘭子「どちらも無秩序だからな!(どっちもきちんとした枠にはまってないですからね)」
飛鳥「次は『闇変換』だよ。これはゲストにちなんだものを蘭子の言葉で言い換えるコーナーさ」
李衣菜「蘭子ちゃんの言葉で?!音楽性が違うからわかるか不安だよ…」
のあ「それは音楽性の問題なのかしら?」
蘭子「ククク。我が瞳の力とくと見よ!(私が何を書いたか考えて下さいね♪)」
飛鳥「最初の言葉はこれだよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー調べの天蓋
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李衣菜「うわー。いきなり意味わかんないのがきたよ」
のあ「ヒントを出そうかしら。蘭子」
蘭子「外界と自らを遮断することが可能だわ!(周りと自分を切り離すことができます)」
李衣菜「何だかわかるようなわからないような…」
飛鳥「まあ漠然としてるからわからなくもないかな」
飛鳥「まだヒントがいるかな。蘭子」
蘭子「真に相違点を解しておるのか?(本当に違いがわかってるんですか?)」
李衣菜「そ、そんなのわかりまくりに決まってるじゃん!…問題の答えはわからないけどさ!」
のあ「そんな状態で言われても説得力ないわね」
のあ「次でわかるかしらね。蘭子」
蘭子「岩星の標準装備だ!(李衣菜さんがいつも身に付けているものです)」
李衣菜「わかった!ヘッドホンだね!」
飛鳥「正解だよ。標準装備って聞けばわかるよね」
のあ「それで結局何がどう違うのかしら?」
李衣菜「ほ、ほら。何ていうか微妙に音質が違うんだよ!うん」
飛鳥「へえ。具体的にはどう違うのかな?」
李衣菜「そ、そういうのは自分で判断しなきゃね。人の評価を鵜呑みにしてても本当に違いがわかるわけじゃないんだよ!」
蘭子「汝は真に相違点を解して用途を変えておるのだな?(李衣菜さんは本当に違いを理解して使い分けてるんですね?)」
李衣菜「あ、当たり前じゃん!別に私とりあえず形から入るタイプなんかじゃないからね!本当に違いがわかった上で集めてるから!何なら一晩かけて話してもいいよ!」うるうる
飛鳥「…はあ。今回はひいておこうか。本当に語られると番組的にも李衣菜のキャラ的にも困るからね」
李衣菜「わ、わかればいいんだよ!わかれば」
のあ「命拾いしたわね」ボソ
李衣菜「な、何のことかな?」
飛鳥「李衣菜弄りは程々にして次の言葉にいくよ」
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平行世界線上の楽隊
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李衣菜「うーん。ユニットとか?でも期間限定ならそれなりに組んだような…」
飛鳥「まあ確かにイベントことで組み換えることも多いよね」
のあ「定着するかどうかは微妙な所よね。少なくともイベント限定のはそこで消えるわ」
のあ「ヒントが必要ね。蘭子」
蘭子「灰被り計画の人員なら実現することはできたわ!(シンデレラプロジェクトの人たちなら組むことはできました)」
李衣菜「灰被り計画ってシンデレラプロジェクトだよね?それで作れるユニットって何かあったっけ?」
飛鳥「まあ言われてすぐに出てこないこともあるかもね」
飛鳥「次のヒントを出そうか。蘭子」
蘭子「構成員は甘味姫と妹崎姫よ!(メンバーはかな子ちゃんと莉嘉ちゃんです)」
李衣「甘味と言えばかな子ちゃんで、妹なら莉嘉ちゃん…マンガのロッキングガールズだね!」
のあ「正解よ。メンバーまで出たらさすがにわかるわよね」
李衣菜「言われてみればシンデレラプロジェクトで組めたんだね。実際に組んでみてもよかったんじゃないの?」
飛鳥「ドラマでは今までなかった組み合わせに挑戦してたからあえてやらなかったんじゃないかな。特にアーニャと美波の絡みは想定外だったよ」
のあ「二人とも共演してすぐに仲よくなったわ。アーニャの友達が増えてうれしい限りね」
蘭子「虚構の中でも紡いだ絆は真の物なのだ!(お芝居のなかでも生まれた絆は本物なんです)」
飛鳥「最後の言葉はこれだよ」
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終焉にして開闢
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李衣菜「おお!何かすごくロックだね!」
のあ「どちらかと言えばカオスなんじゃないかしら。遊戯王的には特に」
蘭子「劇中でそのような札があったと記憶しているわ!(アニメにもそんなカードがあった覚えがあります)」
のあ「さすがにヒントがないときついわね。蘭子」
蘭子「段階を上げることで報いを受けられるわ!(レベルを上げることで報酬を得られます)」
李衣菜「アイドルチャレンジ?でもそこまで壮大なイベントでもない気が…」
飛鳥「全然最初で最後じゃないしね。これからもまだあると思うよ」
飛鳥「まあ似たようなイベント多いしね。蘭子」
蘭子「催しには笛を用いるわ!(イベントにはホイッスルを使います)」
李衣菜「何か使うってことはアイドルプロデュース?でも私アイプロなんかやったことあったっけ?」
のあ「ないわね。前身といっていいのか微妙なマラソンの衣装報酬はやったことがある記憶があるわ」
のあ「次のヒントでわかるかしらね。蘭子」
蘭子「極上の弦捌きに間近で触れた心持ちはどうであった?(すごいギターの演奏に近くで接した感想はどうでしたか?)」
李衣菜「なつきちとやったイベント…。アイドルセッションとかいうやつだね!」
飛鳥「正解。夏樹がわかればわかるよね」
李衣菜「確かにあれが最初で最後…あれ、でも前似たようなのなかったっけ?」
飛鳥「トレーナーたちとの合宿のことかな?確かに似たような感じだったけど違ったような気が…」
のあ「私も正直うろ覚えだわ。なんか色々混ぜてた覚えはあるわ」
蘭子「要するに仕組みが難解すぎて封じられたということか…(つまりシステムが複雑すぎてお蔵入りになったということでしょうか…)」
飛鳥「残念ながらそろそろお別れの時間だよ。李衣菜、今日はどうだったかな?」
李衣菜「すごくロックだったよ。また機会があったら呼んでね!」
飛鳥「その時はまたよろしくね。それでは番組をおわるよ。お相手はちゃおっす!二宮飛鳥と」
蘭子「混沌!神崎蘭子と」
のあ「カオス!高峯のあと」
李衣菜「ロック!多田李衣菜でお送りしたよ! 」
蘭子「それでは皆」
蘭子・飛鳥・のあ・李衣菜『闇に飲まれよ!』
放送終了後
李衣菜「いやー。本当にロックな番組だったよ。私のロックさも十分伝わったよね!」
飛鳥「それはどうだろうね」
李衣菜「え?ちゃんとロックだったよね?」
のあ「私の口からはとても言えないわ」
李衣菜「言ってよ!蘭子ちゃんはどう思う?」
蘭子「禁則事項だ!(ノーコメントです)」
李衣菜「適当にあしらわないでよ!もう怒ったからね!次は絶対に私のロックさを認めさせるから覚悟しといてよ!」
おわりです。李衣菜のロックさはどうだったでしょうか。
無言のフリントロック
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