人間界

男「もういやや」

男「何でこんな友達も彼女もできないんだよ」

男「悪いことしたのか？前世が悪いことしたのか？」

男「……もういやや」

男「…あ、一人だけいたっけな……友達」

男「…寝よう」

翌日学校

ﾍﾟﾁｬｸﾁｬ
ﾁｮ､ｼﾓﾈﾀｷﾝｼｰ
ｵﾏｴﾉｶｵﾀﾞﾛ

友「おっす！」

男「あ、お、おおっす……」

友「何キョドってんだよ」

男「い、いや、その…あはは」

友「はは、面白いやっちゃな」

友「なぁ、遊びに行ってもイイか？」

男「！」

友「…ダメか？」

男「い、いいよ！カモン！」

友「はは、じゃあまたな」

放課後

友「よっしゃ行こう」

男「い、行こう」

――

男「でも…急に何で？」

友「え？友達の家に行くくらい普通だろ？」

男「…友達」

友「それに何か気が合いそうだしな」

男「ありがとう」

男「あ、ここだよ」

ｶﾞﾁｬ

男「いらっしゃい」

友「え？独り暮らし？」

男「うん、高校入学したときに」

友「親は？」

男「実家、妹もいる」

友「ほー…」

男「くつろいでって」

友「ほい」

ふむ、どうなるか様子見だな

男「えと、何する？」

友「おいおい、何かしないとダメなのか？」

友「今日は話そうぜ」

友「な？」

男「うん…」

友「お前さ、女さんどう思う？」

友「正直に」

男「巨乳だなって」

友「だよな！むっちゃデカイよな！」

男「あんなので挟まれたらもう」

友「逝ってまうな」

友「でも…顔がさ…」

男「何か……剛力に似てるよね」

友「…何かかわいそうだよな」

男「うん」

男「でもさ…」

男「デブスさんよりはいいよね」

友「もう顔が凶器だからな」

男「でもアレで彼氏いるんでしょ？」

友「そう、向井理みたいな彼氏が」

男「やっぱお金？」

友「いや、彼氏の方がぞっこんだったらしい」

男「へー……」

友「世の中不思議だよな」

男「全くだよ」

そして時間が過ぎ…

友「そろそろ帰るな」

男「あ、うん、気をつけて」

友「おう、楽しかったぜ」

男「俺も、また来てよ」

友「あいよ」

ｶﾞﾁｬ

地獄

悪魔「終わったぁ」

堕天使「お疲れちゃん」

悪魔「あんた何したの？」

堕天使「応援」

悪魔「必要ないわよ」

悪魔「…あら？」

堕天使「どしたのデビルちゃん」

悪魔「英訳しないの」

悪魔「それよりほら」

堕天使「んー…」

堕天使「あ…これって」

悪魔「知ってるの？」

堕天使「人間界に通じる穴だよ」

堕天使「不規則な感じに出るんだ」

悪魔「へぇ」

堕天使「でも100年に一回見れるかどうかだから、良かったね」

悪魔「そうね」

悪魔「じゃ、帰りましょう」

堕天使「あーい」

魔界

悪魔「私は先に魔王様と話してくるわ」

堕天使「何を？？」

悪魔「次あんなことさせたら殺しちゃうぞ…ってね」

堕天使「冗談でもそんなこと言っちゃダーメ」

悪魔「ふふ、じゃあね」ｽﾀｽﾀ

堕天使「バアーイ」ﾌﾘﾌﾘ

王室

悪魔「魔王様」

魔王「おぉ、よくきたな」

悪魔「何で私をあそこに？」

悪魔「次やらしたら許しませんよ？」

魔王「ほほぉ、ワシはどうなるんだ？殺されるのか」

悪魔「かもしれませんよ」

魔王「はっはっは」

ｼｭｯ

悪魔「？」

ﾀﾞｧﾝ…

魔王「！？」

倒れる魔王

悪魔「魔王様！？」

悪魔「どうしました！？」

魔王「」

悪魔「…これは……魔弾？」

悪魔「…いったい誰が…」

ｶﾞﾁｬ

側近「どうされた！」

側近「！」

悪魔「こ、これは……」

側近「魔王様ぁぁ！」ﾀﾀﾀﾀ

側近「魔王様…」

悪魔「あの…」

側近「おのれよくも！」

悪魔「え？」

側近「兵よ！集まれ！罪人じゃ！」

ﾀﾀﾀﾀ
ﾀﾀﾀﾀ
ﾀﾀﾀﾀ

悪魔「え？え？」

側近「貴様！何の意味があって魔王様を撃ち殺した！」

悪魔「私じゃないわよ」

悪魔「大体、撃ち殺すのは誰でも出来るでしょ！？」

側近「だが回りには貴様しかいなかった！」

悪魔「だからって…」

側近「罪人を捕らえろ！」

ｻｰｲｴｯｻｰ！

ｼｭﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

悪魔「くっ…」ﾊﾞｻｯ

側近「おのれ逃がすな！」

地獄

悪魔「はぁはぁ…」ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ

悪魔「こんな方までついてくる…？」

ﾏｧｧ!
ﾀｧｧ!
ﾆｨｨ!
ﾃｨｨｨｨ!!

悪魔「何よマタニティって……」

悪魔「くそっ……もう力が…」ﾊﾞｻｯ

悪魔「…！あの穴を通れば……」ﾊﾞｻｯ

悪魔「一か八か…」ﾋｭｩｩｩ

ｱ､ﾏﾃ！
ｱｿｺﾊﾑﾘﾀﾞ
ｲﾔﾃﾞﾓ
…ﾋｷｱｹﾞﾖｳ

穴の中

ﾋｭｩｩｩ

悪魔「何ここ…」

悪魔「真っ暗……」

悪魔「怖い…怖い怖い……」

ﾋｭｩｩｩ

悪魔「怖いぃ…誰かぁ……」

フッ…と回りが見えなくなった

そして人間界

男「…」ｼﾞｰ

悪魔「んっ…」

男「起きた？」

悪魔「…！？」ﾊﾞﾊﾞｯ

悪魔「誰！？」

男「男」

悪魔「おと…こ？」

男「とりあえずはい」ｽｯ

悪魔「これは……？というかここは……」

男「そのココア飲んで一回落ち着いて」

悪魔「…」ｽﾞｽﾞ

悪魔「！…おいしい……」

男「よかった」

悪魔「…あなた、誰？ここはどこ？」

男「俺は男、ここは俺の家」

悪魔「…人間界？」

男「まぁ…そうなるね」

悪魔「私…来れたのね」ﾖｯｺｲｾ

男「もう起きて大丈夫？」

悪魔「当たり前よ」

男「一週間近く眠ってたのに？」

悪魔「え？」

悪魔「わ、私そんなに！？」

男「そうだよ、びっくりしたんだから」

悪魔「…」

男「もしすぐ起きてたんならこんな落ち着いて話せないよ」

悪魔「…私は最初からここに？」

男「いや、違うよ」

男「きみがいた場所は――…」

一週間前、学校

男「あ、友、おはよう」

友「おっす」

友「今日昼飯食わね？」

男「うん」

友「じゃあ屋上でな」

男「はいよ」


友「勇気出せよ」

女「う、うん…」

友「二人きりになったら、アタックだぞ」

女「オ、オーケー…」

昼休み、屋上

男「あれ？」

女「こ、こんにちわ」

友「」ﾄﾝ

女「あ、えと…」

女「こ、こんにちわいふがまわしげり！」

男「え？」

友「え？爆笑しないの？」

女「」ｶｧｧｧ

男「いや…え？こんにち……え？」

女「わ、忘れてください！」ﾀﾀﾀﾀ

友「あ、おい！」ﾀﾀﾀﾀ

男「…行ってしまった」

男「まぁいいや、飯食お…お？」

ﾋｭｩｩｩ

男「お、おわっ！」ｶﾞｼｯ

悪魔「…」

男「な、なんだ？」

男「空から人が…？」

男「おーい…」

男「……」

男「病院…いってみてもらおう…」ﾀﾀﾀﾀ

――
病院
男「…」

医者「別に以上はありませんな」

医者「ただ…」

男「？」

医者「血液型や身体の筋肉が一般の女の子と一致しないんだ」

男「…？」

医者「つまり、aboabのどれにも当てはまらないし、筋肉があり得ないほど活発なんだ」

男「はぁ……」

医者「だが、どこにも異常は見られない」

男「あ、はい……」

男「失礼します」

医者「また何かわかったら来てくれ」

男「はい」

前こんなスレタイみたな

同じ人か？

続きはよ

>>25

悪魔verです

家

男「とりあえず連れて帰ったけど……」

男「…寝かしとこう」ﾖｯｺｲｾ

悪魔「ｽｰｽｰ」

男「…きれいな子だな…」

男「……あ！学校！」

男「もう無理だ…明日先生に謝ろう…」

悪魔「ｽｰｽｰ」

そして現在

男「まぁと言うわけで次の日に普通に学校行って、帰ってを繰り返してたんだ」

悪魔「そう…」

悪魔「……」

男「君は誰？」

男「空から落ちてきたから人間だとは思えないけど……」

悪魔「私は……」

悪魔「……罪人よ」

男「罪人？」

悪魔「私達の王を殺した罪人」

男「王？外国の子？」

悪魔「違うわよ」

男「じゃあ誰？」

悪魔「言っても信じないから言わない」

男「……」

悪魔「さ、色々世話になったわね」

悪魔「私は失礼するわ」

男「どこかいく宛は？」

悪魔「そんなもの、使いを寄越せば…」

悪魔「…あ、ここ人間界だった……」

男「さっきから人間界って何のこと？」

続きはよ

すいません、夜再開します

悪魔「……」

男「……別にいいよ？言わなくて」

男「ただこの暗い中一人でそとにいることになるよ？」

悪魔「……」

男「変な人に会ったらどうするの？自力で逃げる？」

悪魔「……言わないと追い出すのね」

男「交換条件だよ」

悪魔「……」

悪魔「わかったわ……」

悪魔「行くところもないし…」

男「言ってくれたら泊めるよ」

悪魔「……変なことしないわよね？」

男「そんな勇気ないよ」

悪魔「………………………………あのね」