妹「最近お兄ちゃんの部屋からうるさい声が聞こえるなぁ」
妹「ダメだ、勉強に集中できないよ…休憩がてらお兄ちゃんに怒鳴ろ」スタスタ
妹(べ、別にお兄ちゃんと絡みたいだけじゃないんだからね)
ガチャ
バタン
コンコン
妹「お兄ちゃん!!うるさいよーー!!」ドンドン
<ウワヤッベ、イモウトキチマッタ
<ドウシマスゴシュジンサマ
妹「は?なんか別の人の声も混じってるような…」
妹「開けるよ」ガチャ
兄「……」
抱き枕「あひぃ!私は抱き枕で抱かれるためにあるんですぅ!!もっと抱いてください!!」
妹「なっ」
妹「何裸で抱き合ってるの!!し、しかも女の人と…!!」
兄「男なら好みだったか?」
妹「まぁ中々…じゃなくて!!ちょっとストップストップ!!隣でこんな破廉恥な事されてちゃたまんないよ!!」
兄「わかったわかった、元の姿に戻れ抱き枕」
抱き枕「はーい」シュウウ…
妹「えっ!?」
妹「女の人が枕の姿に……」
兄「違うぞ妹、枕が人間だったことに驚くべきなんだぞ」
妹「どういう事どういう事!?私夢でも見てるの!?」
兄「落ち着け妹よ、一旦絶頂して落ち着くのだ」クチュクチュ
妹「はぁん…だめぇ…」ビクビク
妹「って何すんのよ!!!」
兄「とりあえずこれが現実だって事は認識できたか?」
妹「まぁ…」
兄「実はな、お前の兄ちゃんは概念を擬人化させることができるんだ」
妹「概念……?」
兄「まぁ物を人に変えることができるんだよ」
兄「試しにこのiPhoneを擬人化させてみようか」ポン
iPhone「お呼びですかご主人様!」
妹「す、すごい……」
兄「その物質が本来持ってる性質は失われないから便利だ」
兄「siri」
iPhone「はい、尻ですね」プリッ
妹「いや…なんか微妙に噛みあってなくない?」
兄「これで通話することもできる」プニプニ
iPhone「はぁん…はやく番号をいれてぇぇぇぇぇぇ!!」prrrr
妹「本当だ…私の携帯に電話が来てる……」
兄「自分にこの能力があるとわかったのは…数か月前だ」
兄「友達もいない、妹も受験前でかまってくれないのでこれで遊んでた」
兄「わかったか?兄はこの力を使って遊んでただけなんだよ」
妹「むぅ…」プクー
兄「どうした妹よ、まだ現実が受け入れられないのか?」
妹「違うもん、暇なら私に構ってくれてもいいのになーって思って」
兄「受験前に妹の邪魔をすることなどできるわけがないだろう?」
妹「うん…まぁ邪魔されたら困るけど…」
兄「うるさかったのは悪かった、ついヒートアップしすぎてな」
兄「次からはサイレントに自家発電に勤しむ」
妹「それはそれで落ち着かないけど」
妹「お風呂入ろうっと」
母「お風呂はお兄ちゃんが入ってるわよー」
妹「ええーっ…」
妹「サッパリしてから勉強したかったのになぁ」
<ハァン…ダメェ…
妹「風呂場から何か聞こえる…」
<ミ、ミナイデクダサイィ…
妹「ちょっとお兄ちゃん!何やってるの!?」バンッ
兄「うおぉ妹よ!いくら兄妹とはいえ男のバスタイム中に乱入してくるとは!」ギョッ
シャワー「はぁん…」チョロロロロロ
妹「ちょっとお兄ちゃん……これどういう事」
兄「妹よ、これは開脚し放尿をしている女性ではなく俺の身体を洗い流しているシャワーだ」
兄「舐めてみろ、普段飲んでいる水となんら味は変わらんだろう」ペロッ
妹「舐めないよ!!」
妹「もうお兄ちゃんのバカ!!さっさと風呂から出てよ!後がつかえてるんだから!」
兄「すまん…これ穴が一つでしかも小さいから洗い流すのに結構時間がかかりそう…」
妹「戻しなさい!!!」
<ハァン…ダメェ
妹「またやってる…」
妹「はぁっ…勉強やめやめ」
妹(最近お兄ちゃん全然かまってくれなくなったな……)
妹(前はこっちがウザくなるくらいに構ってくれたのに…)
妹「何が私の事を気遣ってよ……、遊びに邪魔が入らないようにしたいだけなんじゃないの」
妹「お兄ちゃんの…バカ」
パパパパァーーーン!
妹友「誕生日おめでとう妹!!!」
妹「ごめんねみんな……みんなも受験で忙しいのに…」
生徒会長「いいですのよ、こんな日くらい羽を伸ばしてもいいと思いますわ」
生徒会長「それに、遊びも勉強の内でしてよ」オホホホホホ
妹友「そういうわけだよ。受験で溜まったストレスここで発散しよ?」
妹「うん…」
カンパーーーイ!
妹「ただいまー」
母「おかえり、はい誕生日プレゼント……」
妹「ありがとう!!これ欲しかったんだ!!」
母「うん、喜んでもらえてお母さん嬉しいわ」
妹「ねぇねぇお母さん、お兄ちゃんは?」
母「多分部屋にいると思うわよ」
妹「わかった」
妹(お兄ちゃんどんなプレゼントしてくれるんだろ…)
妹(今日はうーんとお兄ちゃんとあそぼっ)
兄「おい、サプライズだかんな?お前がバァって妹を驚かせるんだぞ?」
??「わかってるわかってる…それでご主人様」スルッ
兄「ちょっお前……」
??「ご褒美の前払いと言う事で…」
兄「やめろって、妹が帰って…」
妹「お兄ちゃん!帰ってきたよ!!」
兄「あっ…」
妹「…」
妹「ふーん…やっぱりそうなんだ」
妹「お兄ちゃん自分が遊びたいから私を邪魔者扱いしてたんだ…」
兄「いや違うぞ…これは誤解だ…」
妹「私の誕生日なのに…それも忘れていやらしい事して…」
妹「お兄ちゃんのバカ!!もう知らないんだから!!」バンッ
兄「ま、待ってくれ!妹!!!
兄「くそ!!追いかけなくっちゃ!!」
妹(知らない知らない!!お兄ちゃんなんてもう知らない!!)
妹「私なんかよりエッチな事の方が大事なんだ…私なんかいらなくなったんだ…」
妹「お兄ちゃん…プレゼントなんていらないから祝ってほしかった…」
妹「遊んでほしかったのに…」
ププー
妹「えっ?」
ドンッ!!
ヒ、ヒトガクルマニヒカレタゾー!!
キュウキュウシャキュウキュウシャ!
カラカラカラ
兄「妹!」
救急隊「ご家族の方ですか?」
兄「そうです!!」
母「あの、娘は…娘は大丈夫なんですか?」
救急隊「……かなり重症です」
救急隊「至急病院へ搬送します、お付きの方はご一緒に乗ってください」
兄「俺が付き添う、母さんは親父を呼んで病院まで来てくれ」
母「わかったわ…妹を頼んだわよ」
兄「くそっ、助かる確率はかなり低いって……」
兄「俺が誤解を生んだばっかりに……妹が」
兄「神様……どうか妹を助けてくれよ…」
兄「ん…?」
兄「今俺天才的な事を思いついたかもしれない」
兄「よし……一か八かだ…」
ボンッ
運命「なんじゃお主は」
兄「運命様!!妹は、妹はどうなるんですか?」
運命「即死でもおかしくなかったが、でもあと一時間後ぐらいに死ぬ」
運命「残念だったな、ちなみにお前はそのショックで部屋に引きこもる運命じゃ」
兄「そこをどうにかお願いします!!妹を助けてください!!」
運命「はぁ?いちいち人間の注文なんて受けてたらキリがないわ」
運命「現実を受け入れろ」
兄「そうかよ…」ヌギッ
運命「な、なんじゃ…公共の場でいきなり脱ぎだしおって…」
兄「運命様が俺の気持ちをわかってくんねぇんなら…」ボロン
兄「体でわからせてやらぁ!!!」ガバッ
運命「お、お主正気か!!?」
兄「入れるぞ!!」ヌププププ
運命「んほぉ!!!」
運命「くっ…人間の性器如きで…」
兄「言う事聞いてくれますか…!?」パンパンパンパン
運命「そ、そんなの聞くわけ…」
兄「スピードアップ」パンパンパンパンパンパンパン
運命「んほぉぉぉぉ!!」
兄「」ピタッ
運命「えっ……」
兄「俺のチ○ポが欲しいなら妹を助けやがれ」
運命「くっ…うぅ」ムズムズ
兄「チ○ポが欲しいのか!それか頑なに自分の意志を貫くかどっちだ!!」
運命「運命変えちゃいますううう!!だからおチ○ポくださいいいいい!!」
兄「妹を助けるか!?」パンパンパンパン
運命「はい!!助けます!!だから中に出してください!!」
兄「中に出したら俺の子を孕むのかオラ!!」パンパンパンパン
運命「んひいいい違うのぉ!!」
運命「可能性孕んじゃうのぉ!!妹が助かる可能性孕んじゃうのぉ!!」
兄「じゃあ希望通りこのまま中に出してヤラぁ!!」パンパンパンパン!
運命「んひいい!!」
兄「孕めぇ!!」
ドピュルルルルルルルル…
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ガラッ
医者「奇跡です、まさかあんな状態から助かるなど」
母「ありがとうございます!ありがとうございます!」ペコッペコッ
兄「よう、具合はどうだ?」
妹「お兄ちゃん…」
妹「」ムスッ
兄「悪かった、あの夜俺はお前にサプライズしようとしてたんだよ」
妹「え?」
兄「プレゼントを擬人化させてお前を驚かせようとしてたんだが…そいつが思いのほか淫乱だったもんで」
兄「ほら、それがこのプレゼントだ」
妹「ペアルック……」
兄「どうよ?気に入ったか?」
妹「…兄弟でペアルックとかキモすぎ、そんなの小学生までだよ」
兄「ぐっ」
妹「でもありがとう、嬉しい」
妹「…にしたって普通に渡してくれればよかったのに」ムスッ
兄「すまん」
妹「もういいよ謝らなくても」
「勉強遅れちゃったな…」
兄「…」
妹「でもお兄ちゃん勉強教えてくれるんでしょ?」
兄「え?」
妹「お兄ちゃんのせいなんだからお兄ちゃんが責任取ってよ」
兄「……」
兄「仕方ねぇなぁ、今からでもやるか」
妹「うん!!」
妹(よかった…お兄ちゃんは私の事どうでもいいなんて思ってなかったんだ)
妹(やっぱりいつまで経っても、私の大好きなお兄ちゃんだ)
終わりだよ、読んでくれた人ありがとう。
おい、まだ妹としてないぞ
続きはよ
妹の恋心擬人化はよはよ
おい
もっと
はよ
おい妹とのエッチはどうした?あぁ?
お願いします。書いてください。お願いします
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