瑞鶴「アカギの抜け殻！！」


赤城「･･･」


瑞鶴「すごい。完全な抜け殻なんて初めて･･･」


赤城「･･･」


瑞鶴「おりゃああっ！！」ｶｷｰﾝ


赤城「痛っ！！」


瑞鶴「ふふ、いい音。セラミック刀が欠けちゃった」


赤城「･･･ｲｯﾃｰ･･･」


瑞鶴「谷の人が喜ぶわ。道具作りの材料にずーっと困らなくて済むもの」


赤城「･･･ｸｿｰ･･･」


瑞鶴「うふふふふ･･･！」



【まさかの、一人２役の主人公ッ･･･！】

スレ乱立させないで一つのスレに纏めたら？

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ･･･



瑞鶴「･･･なんてこと･･･飛行船が風の谷に落ちるなんて･･･！」


加賀「う･･･」


瑞鶴「あの子！生きてる！」ﾀﾀﾀﾀ


加賀「･･･ここは･･･」


瑞鶴「風の谷よ。喋ってはだめ」


加賀「あたしは･･･ラバウルの加賀･･･。積荷を…積荷を燃やして」


瑞鶴「積荷･･･？　大丈夫。全部燃えたわ」


瑞鶴「嘘だけどね！！！」


加賀「っ･･･！」






【先輩への、初めての反感･･･ッ！】

蒼龍「瑞鶴ちゃん！どういうこと！？」


瑞鶴「･･･」


蒼龍「これあれじゃん！腐海の植物じゃん！！」


瑞鶴「･･･」


瑞鶴「私が妖精さんを集めて育てたんです。大丈夫、瘴気は出していません」


蒼龍「毒を出さない！？確かにここの空気は正常だけど…」


瑞鶴「･･･」


蒼龍「･･･」


瑞鶴「･･･でも。もうここも閉めます。さっき水を止めたから、やがてみんな枯れるでしょう」


蒼龍「そう･･･残念だわ･･･」


瑞鶴「･･･」


蒼龍「ほんっと･･･残念だわ･･･」





【すごく、すごく残念そうッ･･･！！】

飛龍「見て見てナウシカ！秋雲ちゃんに提督との恋愛漫画の第二弾書いてもらったのおー！！」


瑞鶴「あの･･･え･･･？」


飛龍「今回はね？多聞丸があ、私と心中しようって！！駆け落ちしようって、かっこよく手を握ってくれるの！」


瑞鶴「･･･」


飛龍「でもねー？　提督がねー？　追ってくる訳よ～。飛龍はオレの妻だ！！渡さねえ！！って！」


瑞鶴「･･･えっと･･･」


飛龍「やーもう、どうしよっかー！あー、提督もカッコいいけど、多聞丸も捨てがたいしさー！　やっぱりあれかな？私の、よし！！二航戦、出撃します！！･･･的なセリフに惚れちゃったのかなあ？」


瑞鶴「･･･」


飛龍「わー！　どうしよっか！　どうしよっかあ！　とりあえず蒼龍にも見せてくるー！！」


瑞鶴「あ、はい」





【ナウシカ全く関係ねえ！！！】

龍驤（瑞鶴･･･）


瑞鶴（何もいないよ！！　なんにも隠れてないったら！！）


龍驤（おいで）


龍驤（おいで）


瑞鶴（っ！！　出てきちゃだめ！）


大鳳（ﾋﾟｷﾋﾟｷ･･･）


島風（貧乳の幼生です）


龍驤（やはり蟲に取り憑かれていたか･･･。渡しなさい。瑞鶴）


瑞鶴（嫌！なんにも悪いことしてない！）


龍驤（貧乳と巨乳は同じ世界には住めないのだよ）


瑞鶴（やだーーーーーっ！！）




【幼少期の無慈悲な過去ッ･･･！】

長門「なぎはらえ！！」


武蔵「･･･」


長門「･･･どうした･･･！」


長門「それでも世界で最も大食な大和一族の末裔か！」


武蔵「ｵｵｵｵｵ･･････」



ﾋﾟｼｭｰｰﾝ　ﾄﾞｵｵｵｵｵﾝ



隼鷹「すげえ･･･世界が萌えちまう訳だぜ･･･ヒャッハー！」


長門「ふふふ･･･もう一度なぎ払え！！」


武蔵「･･･」


長門「どうした化物！　さっさと打たんか！」


武蔵「･･･麦茶飲みたい･･･」



【切実なる、願いッッ！！！】

ﾁｬｰﾁｬｰﾗﾗﾗｰﾝ


ﾁｬｰﾁｬｰﾗﾗﾗｰﾝ


チャーラーラー　チャラララー



木曾「お、おい！！　あれを見ろ！！」


大井「姉さまよ･･･」


球磨「瑞鶴姉さまだクマー！！」




瑞鶴「･･････」



鳳翔「なんといういたわりと友愛。赤城さんが心を開いている。こどもたちよ、私の盲いた目の代わりによく見ておくれ」


葛城「瑞鶴姫ねえさま、真っ青な異国の衣着てるの。まるで、金色の草原を歩いてるみたい」


鳳翔「おお･･･！」



鳳翔「その者寒き胸をまとい、金色の野に降り立つべし･･･古き言い伝えは誠であった！おおお･･･」



瑞鶴「･･･みんな･･･」



瑞鶴「ありがとうっ･･･！　ありがとうっ･･･！」



【感動のエンディング･･･！】

風の谷の瑞鶴



平成２●年　8月7日　全国ロードショー

渡哲也「ご期待ください」





艦！！

【監督インタビュー】


『今回、「風の谷の瑞鶴」の撮影、本当にお疲れ様でした』


金剛「問題ナッティン、ナッティーーン！」


『ずばり、今回の映画のコンセプトはなんでしょうか？』


金剛「提督のハートを掴むのは、私だということデース！！」


『撮影中、一番苦労したことはなんですか？』


金剛「バーーーニング、バレンタアアーーーイン！　だぁああああーー！！」


『これだけ豪華なキャスティングですが、不安はなかったですか？』


金剛「提督のハートを掴むのはー！　わーたしデース！！」


『この度の映画の名シーンといったらどこでしょうか？』


金剛「HEY、提督ウー。触ってもいいけどさー、時間と場所をわきまえなYOー」


『では最後に、一言！！』


金剛「三式弾がなかなかできないネー」







【これにて圧倒的、完ッッ！！】

おつ