穂乃果「暇だなぁ…」 (16)

穂乃果「折角の休日なのにお店は忙しいし雪穂は構ってくれないし」

穂乃果「ふぁ~あ、マンガでも読もう」ゴロン

穂乃果「えぇと…あれ?2巻どこやったかな」

穂乃果「あぁもう!ちゃんと巻ごとに戻しといてよ!!」プンスカ

穂乃果「まあいっか。適当に取ったこれで」

穂乃果「…」ペラ

穂乃果「…」

穂乃果「ふふ、なんでこんなに丸太強いんだろう」ペラ

ピリリリリ

穂乃果「おっと、誰からかなぁ」

穂乃果「もしもーし」

>>4 電話の相手

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絵里

ツバサ

穂乃果「ツバサさん、どうかしたんですか?」

ツバサ『穂乃果さん暇してるだろうな〜って思ったから電話してみたの』

穂乃果「(え?私見られてる!?)」キョロキョロ

穂乃果「そ、そうなんですか」

ツバサ『それで穂乃果さん、今こっちに来れるかしら』

穂乃果「え?」

ツバサ『折角の休日なんだし私と遊ばない?』

穂乃果「はい、いいですよ」

ツバサ『ホント!?それじゃあすぐ行くわね!』

穂乃果「はーい」ピッ

穂乃果「まさかの予定入っちゃったぁ」ルンルン

穂乃果「おかあさーん、遊びに行くからお金ちょーだーい」

イマイソガシイカラサイフカラヌイトイテ!

穂乃果「はーい」

穂乃果「それじゃ、諭吉さんを頂戴して…と」

センエンイガイヌイタラコロスワヨ。マイスウカゾエテルンダカラネ

穂乃果「…」

穂乃果「英世さんこんにちは〜」スッ

期待

穂乃果「行ってきま〜す」ガラガラ

穂乃果「ちぇっ、お母さんてばケチなんだから」

穂乃果「大体女子高生のお小遣いが月3500円なんておかしいんだよね。にこちゃんですら5000円貰ってるって言ってたし」ブツクサ

穂乃果「結局所持金2000円でやりくりしなくちゃダメなのかぁ」

「こんにちは」

穂乃果「ほぇ?…ってツバサさん!」

ツバサ「待ち合わせ場所言ってなかったから来ちゃった」

穂乃果「き、今日はよろしくお願いします!」ペコリ

ツバサ「こちらこそ」ニコ

穂乃果「それで…今からどちらに」

ツバサ「>>9でもしようかなって思ってるんだけど」

遊園地デート

練習

工作

穂乃果「え、練習ですか?」

ツバサ「えぇ」

穂乃果「でも…ツバサさん遊ぶって」

ツバサ「遊びながら練習するのよ。まぁ練習といってもトレーニングみたいなものだけど」

穂乃果「なるほど…」

ツバサ「さ、目的地まで走っていくわよ。ワンツー!」タッタッ

穂乃果「あぁ待ってください!」タッタッ

穂乃果「(うぇぇ…鞄大きめの持ってきたからペシペシ当たって走りづらいよぉ)」タッタッ

穂乃果「あのー!今からどこへ!?」

ツバサ「最初は>>14へ行きましょう!!」

カラオケボックス

劇場

バッティングセンター

〜バッセン〜

ツバサ「さぁ、着いたわよ」

穂乃果「ハァ…ハァ…」

穂乃果「つ、ツバサさん走るの速いです…」ゼェゼェ

ツバサ「大丈夫?お水あげようか?」

穂乃果「ありがとうございます…ゴクゴク」

穂乃果「ぷは〜っ!生き返ったぁ!!」

ツバサ「さ、中に入りましょう」

…。

穂乃果「ツバサさーん、バッティングセンターなんかでどんな練習ができるんですかー?」

ツバサ「ん?」ブンッ

カキーン!

穂乃果「凄い…」

ツバサ「ごめんなさい、これが終わったら答えるから後にしてもらえるかしら?」ブンッ

カキーン!

穂乃果「は、はい」

穂乃果「…」

穂乃果「!!」

穂乃果「(良く見るとステップを刻んでる…そっか!これはリズム感を鍛えるトレーニング!!)」

ツバサ「〜♪」ブンッ

まだかい

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