球磨「暑いからエアコンでもつけるクマ」 (13)
球磨「暑いしエアコンつけるクマ」
提督「おい、だらけてないで秘書官の仕事をしろ」
球磨「そういいながら提督もちゃっかり涼んでるクマ」
提督「それはそれでだな…」
球磨「時間もちょうどお昼だし提督も一緒に休むクマ」
提督「いや、俺は仕事が…」
球磨「なんでそういいながら座布団に座ってるんだクマ…」
提督「まぁ間休みってやつで」
球磨「そういいながらどうせ夕方までだらけてるんだクマ?」
提督「そんなこともあったな」
球磨「過去にあったクマか…」
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球磨「ところで提督はなんで球磨を秘書官に置くんだクマ?もっとしっかりと働いてくれる艦娘とかたくさんいるクマ」
提督「そうだなぁ。強いて言えばお前が秘書官だと俺が多少だらけても文句を言わないからかなぁ」
球磨「それどころか二人してだらけてるんだからいい身分だクマ」
扉「」トントン
提督「どうぞー」
霞「失礼しまー…ってあんたたち何してんの…」
球磨「暑いからエアコンで涼んでるクマー」
提督「俺は間休みって感じで」
霞「で、私たちはその暑い中エアコンがない海で資材集めに駆り出されてるわけだけど…」
提督「おう、お疲れさん」
球磨「お疲れさんクマー」
霞「あんたたちねぇ…しっかりと働きなさいよ…」
提督「実をいうと今日やるべき仕事の半分は終わってるんだ」
球磨「いつの間にそんなにやってたクマか…」
提督「ん、昨日のうちにな」
霞「なんでそのモチベーションを今日に引き継げないのよ…」
提督「まぁそんなことできたらいまごろ俺だって元帥だしな」
球磨「つまりそんなんだから提督はまだ少将なんだクマね」
提督「う、うるさい!少将でも練度自体はそこまで悪くないしイベント海域だってしっかり甲でクリアしてるんだから問題なんてない!!」
球磨「戦艦1 航戦2 空母1 軽巡1 駆逐8 潜水2」
提督「何の数だ?」
球磨「うちのトップレベル15隻の概要クマ」
霞「あきれるほどのロリコンね…」
球磨「しかも最近入った秋津洲のレベルもあと少しでトップ20には入る勢いクマ…」
霞「あんたほんと何してんの…」
提督「いや、ほら、ね?新しく来た子が急成長すれば他の艦たちも自分たちも頑張ろう!ってなるかと思って…」
球磨「本心はどんな感じだクマ?」
提督「かわいかったからつい育ててしまった」
霞「呆れることすら疲れてきたわ…」
球磨「なんかもう欲望に忠実すぎて逆に尊敬できるクマ」
提督「お前らなぁ…」
扉「」トントン
提督「また客人か。どうぞー」
潮「はい!失礼します!」
提督「おー潮か。どうした?」
潮「はい!本日の午前の演習にて私潮の練度が改二程度になったのでご報告をと思いやってまいりました!」
球磨「潮は本当に頑張ってるクマねぇ。どっかの提督にも見習ってもらいたい程だクマ」
霞「あんたが言うのは間違ってるでしょ…あんたも見習いなさいよ…」
球磨「じゃあ逆に考えてみるクマ。球磨があんなに頑張ってたらどう思うクマ」
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球磨「提督!!ここにあった書類まとめておきましたクマ!」
球磨「提督!!本日の勤務時間開始まであと10分だクマ!本日もしっかりとがんばっていくクマ!」
球磨「提督!!本日の遠征はこのような計画で行ってよろしいクマか?もしよろしいのであればこれで進めていこうと思っているクマ!」
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霞「なんていうかその…」
提督「お前誰だよって感じだな」
球磨「やっぱりそうなるクマ」
潮「あ、あのー…」
提督「あぁそうだったそうだった。潮、なにはともあれおめでとう。改装は本日イチサンマルマルにて行う。それまでに何かやり残したことがあったらやっておいてくれ」
潮「わかりました!それでは失礼します!」
球磨「嵐のような感じだったクマね」
霞「それにしては礼儀正しくてよかったけどね」
提督「にしても最近は駆逐艦の練度の上り具合は著しいな」
球磨「ほんとだクマ。球磨も見習いたいクマ」
提督「まぁお前はもう99だからな。仕方ないさ」
霞「えっ、あんたって99だったの?なんでケッコンしないの?」
提督「あーいや、まぁそれはだな」
球磨「球磨が断ったクマよ」
提督「あぁ…いうんだ…」
球磨「別に言っても減るもんでもないクマ」
霞「断ったって・・・またなんでなのよ」
球磨「単純に強くなるためにケッコンをするのは間違ってる気がしたからだクマ。ほかの感情があったとしてもクマは断ってたと思うクマけど」
霞「それって恋愛感情ってこと?それがあったらむしろOKしなさいよ」
提督「おそらくあるからこそ。だろうな。球磨の感覚からすると自分ひとりにそういう感情を向けられるのは嫌なんだろう」
球磨「提督は球磨のことをよくわかってるクマね。さすが5回も求婚してきただけはあるクマ」
霞(それもしかして恋愛感情あるんじゃないの…)
提督「霞、それ以上の考えは浅はかだぞ」
霞「なんでバレてんの…」
球磨「口に出てたクマ」
霞「えっ」
球磨「嘘クマ」
霞「あんたねぇ…」
球磨「でもさっき提督が言ったようにあるからこそ断ったクマよ。球磨一人にその愛は重いクマ」
霞「ほかの艦娘に向けられてもいいの?」
球磨「提督はロリコンだから性的な目では見ても恋愛感情は生まれないクマよ」
提督「ひどい言われようだが一つだけ訂正すると性的な目では見てないからな…」
霞「さっきの球磨の言葉信じてみんなに言いふらしておくわ」
球磨「ご協力感謝だクマ」
提督「なんだ、何がほしい。何を希望する」
球磨「提督が社会的に抹消されるという事実がほしいクマ」
霞「提督が間接的に全艦娘から嫌われるという事実かしら」
提督「お前ら俺を敬ってないな」
球磨「少なくともエアコンの効いた涼しい部屋で仕事もせずにただ話してるだけの人を尊敬するってのは少し難しいクマ」
霞「同意見ね」
提督「お前ら俺が仕事してないしてないっていうけどなんだかんだ毎日その日の仕事は終わらせてるんだからな?」
霞「それが当たり前なのだけれど…」
球磨「霞もそんなこと言いながらちゃっかりこの部屋で涼んでるんだから何も言えないクマ」
霞「私も欲望には忠実な方なのよ」
提督「お前ら働けよ…」
霞「あんたにだけは言われたくないセリフね」
提督「っていうか霞はなんでこの部屋にいるんだっけ」
霞「遠征から帰ってきたわよっていう報告ね」
提督「あぁそうだった。お疲れ様。今日はこの後はフリーでいいよ」
霞「なんで報告から1時間後に返事が返ってきてるのかしら…まぁいいわ。私はこれで退散するわね。ほかの子にも伝えておくわ」
提督「よろしく頼む」
霞「あんたたちも早く仕事に戻りなさいよね。じゃあね」
提督「おうお疲れー」
球磨「お疲れクマー」
提督「…」
球磨「…」
提督「なぁ球磨」
球磨「しつこい男は嫌われるクマよ」
提督「だよなぁ。どうしたらいいんだ?」
球磨「してこなきゃいいクマ」
提督「いやそういってもさ…」
球磨「逆になんで提督は球磨なんだクマ?初期艦の漣だってもうそろそろカンストだしさっきあげたトップ15のやつらの半分以上は球磨同様カンストしてるクマ。戦力としては戦艦や空母とケッコンしたほうが圧倒的に戦略にかけてるクマ」
提督「んーなんでだろうなあ。正直重婚するつもりはないよ。俺は最初からお前だって決めてる」
球磨「時折提督は恥ずかしいセリフを堂々と言うから侮れないクマ」
提督「少しは心が揺らいだか?」
球磨「マグニチュード0.1クマね」
提督「微妙だな…」
球磨「微小の間違いだクマ」
提督「誰がうまいこといえと」
球磨「うまいこといった自覚はないクマ」
提督「まあ何はともあれ仕事するかー」
球磨「そんなこんな言ってる間にもうヒトニーヨンゴーだクマよ」
提督「あぁ、潮…」
球磨「忘れてたクマか…」
提督「や、忘れてない。うん。」
球磨「まぁそりゃ潮のあのおっぱいを見つめてる提督が忘れるわけないクマね」
提督「見てない。断じて見てない」
球磨「そういうところ直せば少しは気が変わるかもしれないクマ」
提督「これからは絶対に見ない」
球磨「本当に見てたクマね…あきれたクマ…」
提督「あっ」
球磨「いいからさっさとロリコン変態クソ提督は行ってくるクマ」
提督「もうなんでもいいよ…それじゃあ留守番頼むな」
球磨「留守番だけは大がつくほど得意だから安心して任せるクマー!」
提督「だらけてるだけだろうそれ…まあじゃあな」
球磨「潮にもよろしく頼むクマー」
提督「おーう」
球磨「…」
球磨「…」
球磨「…」
球磨「本当に何度も何度もしつこいクマね…でも、そういうところ嫌いじゃないクマよ」ボソッ
~Fin~
読んでくださった方々ありがとうございました。
初投稿のためどのようにしたらいいかわからず拙い文章で申し訳ございません。
こういう球磨ちゃんもいいね乙
乙
続けてどうぞ
乙
こういう軽い掛け合い好き
乙
まだ早い!エアコンはまだ早い!
おつでした
球磨嫁提督としてはこのまま続行を要求するものであります(お願いします
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