目を覚めたら何もない空間で仰向けに横たわっていた。
確か自分は崩壊する校舎の屋上から飛び降りて筈なのだが、気が付いたらここにいた。

?「おや？こんな所に誰かが訪れるなんて、珍しい事もあるものですね」

声がする、姿は見えないが一体誰だろう

「私ですか？そうですね・・・名前は諸事情により明かせませんので、とりあえずルーラーとでもお呼び下さい」

ルーラー・・・聞いた事が無いクラス名だ。

「私からも質問です。貴方の名前を教えて頂けませんか？」

・・・自分の名前・・・名前は確か、岸波白野

「白野さんですか、良い名前ですね。ところであなたは男性ですか？それとも女性ですか？」

主人公の性別は？
安価下２

おとこ

♂

白野「性別って見ればわかるじゃないか。男だよ」

？「これは失礼しました、人を見るのは久しぶりだったものでパッと見で判断し難かったのです」

白野「まぁいいけど。ところで・・・ここは何処？」

？「ここは私が管理しているエリアの一つです。プロローグの為のご都合空間とでも思って下さい」

何だか急激に投槍になったような気がするが、気のせいだろう

？「貴方が此処に迷いこんだのは偶然のようですし、出口までの道を開いてあげましょう」

白野「え？出られるの？」

？「はい。何者かの妨害があるので貴方を表に戻す事は出来ませんが裏になら送れそうです」

表？裏？それがどういう意味かは分からないが此処で立ち往生しているのは性に合わない。

？「それと出口に続く道は二つあります。光が照らす明るい道といずれ破綻する暗い道・・・どちらに進みますか？」

どちらに進みますか？（パートナー分岐）
1.明るい道
2.暗い道

安価下２

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