男「魑魅魍魎の住まう山」【安価&コンマ】 (89)
――――御免下され、一晩宿を貸してもらってもよろしいでやしょうか?
ああ、有り難うございやす
いやぁ、麓の村で聞いた噂話に怯えながら歩いていたらすっかり日が暮れてしまいやしてね
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432311086
なんでもこの山には化け物がうじゃうじゃしてるとか、其処の所どうなんです旦那?
……はー、本当に出やがるんですかい
なら何故旦那はそんなおっかない山に?
はあ、修行ですかい、旦那はもしや御侍様か何かで?
鍛冶師でございやすか、てことはもしかすると其処らにある刀は全部旦那が?
そいつぁ凄い、こんな数金持ちの蔵でも見やせんぜ
……て事で旦那、少し相談がありやして……
あっし、実は東の都と西の都を往き来する商人でやして……
其処にある刀を何本かいただければ都で売り払って銭に換えられるんでやすが……
どうです、悪い話じゃないで御座いやしょう?
…………全部!? いいんでやすか?
……なら御言葉に甘えていただきやす
へへ、お近づきの印としてコイツをお受け取りくだせえ
そいつぁ『緋緋色金』と言いやして、なんでもえらい貴重な金属なんだとか
あっしにゃ変わった色の石っころにしか見えやせんが人によっちゃあ金よりも価値のある物だと聞いてやす
>緋緋色金x1入手
――っと、夜も更けてきた頃ですし今日はここいらで床に就きましょうや
――卯月 一ノ日 終――
導入部ということで今日は此処等で終いに
スレの要旨は刀打ったり刀売ったり魑魅魍魎と戦ったり魑魅魍魎(化け物とは言ってない)と仲良くなったりする感じです
明日からぼちぼちとやっていきます
乙
期待
おお、面白そう
こういう語り部調の物語好きなんだが、SSではあまり見かけないんだよな
最近見かけない妖怪俺得スレ……
期待させてもらいやすぜ、>>1の旦那
もうちょいで始めますがちょいと質問を
昼と夜、どちらが好きですか?
昼
昼ですね
ふぁいふぉー
――卯月 二の日 始――
……起床
――――いいか、暖かな陽光が照って涼しいそよ風が吹く、そんな日はな
暑っ苦しい工房なんかに閉じ籠ってんな!
て事で今日は一日中散歩! ――――
…………師匠の言葉を思い出した
少し、外を歩こう
………随分と奥まできた
風が気持ち良い
こんな所に寂れた社があったのか……
…………!
―――なんじゃ、何かと思ぅたら人間かえ
献上物も無いのなら立ち去れ、この社はワシの根城じゃ
ぬ? おかしな事を言う、ワシが稲荷神だとしたらこんな瓦解した社に棲むわけがなかろう
この六尾が見えんのか? まあ昔は九本あったんじゃがの
まあそんな事はよい、肴にもならん下らぬ噺よ
何にせよ其処らの獣に喰われとぅなかったら今直ぐに立ち去れ
…………いや、気が変わった
御主はワシが喰らう
いいや待たん、喰われとぅないのなら其の包みの中を差し出せたもぅ
ほほう、塩結びか……
はむ……んぐ……んぐ………
ん~♪ わかっておるではないか、そうじゃ塩結びというのは少し塩っ辛くなくては
塩むすびwwww
あと結構ss続く感じで面倒じゃなければ、名前に酉を付けるのを勧めとく。
なんじゃ不服か? 握り飯の一つや二つ寛容せえ、御主は帰って食えばよかろう
…んぐ……んぐ……くふぅ………
人間、ワシは御主が気に入った、寝床へ案内せぇ
なに、住人が一人二人増えた処で何ら問題はなかろうて
んだな、なりすましでHTML依頼出されたりもするし
つべこべ言わずに案内せえ
それともこんな眉目秀麗可憐な少女を有象無象で溢れる地に放る気か?
なに、夜伽の相手でもしてやろう
これから世話になるぞ、人間
> 妖狐が家に住み着いた
―― 夜 ――
……はぐ…はぐ……♪
んん、やはり御主とは食の好みが合うようじゃの
ほれ、褒美にワシの尾を触らせてやろう
……ん…くふ………
なに、尾を触れられるのは久々での、少々擽ったい
……ん………ふあ♪
御主中々に撫で上手じゃの、もっと撫でるがいい
……ふあ………っ…~~♪
……もう終いじゃ
そんな名残惜しい顔するでない、また幾らでも触らせてやるゆえ
ワシは湯浴みをしてくるでな、喰われとぅないのなら覗くことは勧めん
ちょいと風呂ってきやす
おっぱい
尻のほうが好きですがね
再開します
ふう……久々にいい湯じゃった
なんじゃ頓狂な声を上げて
…………? 可笑しな事を言う、風呂上がりなのじゃから裸なのは当然じゃろうて
あの衣は拾い物じゃ、代えなど有るわけなかろう
初しい奴じゃの、そう可愛らしい反応をしてくれるな、もっとからかいたくなる
ほれ、秘処は尻尾で隠す、此れで十分じゃろう
……注文の多い奴じゃの、これ何処へ行く?
………ふふ、可愛い奴め
わぷ! ……なんじゃいきなり、此れは御主の浴衣であろう
此れを着ろと? ……御主、特殊な癖じゃのう……
ふふふ……冗談じゃからそうムキになるなて
ほれ、そろそろ床に就くでな
布団? 一つでよかろう
なに、ワシとて人肌恋しくなる時もある
ほれ、ワシは先に布団で待っておるからゆっくりと湯に浸かってくるとよい
――卯月 二ノ日 終――
――卯月 三ノ日 始――
――――鳥が囀ずる早朝
そろそろ鉱石を採りに出掛けよう
※チュートリアル
>採掘
採草
鍛錬
さて、此処等でいいだろう
亀裂の入った断崖に鶴嘴を振るう
01~10:石ころx1
12~80:下質鉱石x1
81~90:下質鉱石x2
91~98:中質鉱石x1
揃目:???
↓1
あ
何も出てこない
此処は外れだったようだ
…………石でも拾って帰ろう
石ころx1 入手
※石ころ
投擲物、10ダメージ
※チュートリアル
採掘
>採草
鍛錬
日当たりも良く風通しも良い
此処等辺がいいだろう
>薬草x1 入手
なんじゃ、帰っておったのか
その様子じゃと収穫は無かったようじゃの
そんな時もあるでな、気を落とすでない
※チュートリアル
採掘
採草
>鍛錬
……鉱石の蓄えにあまり余裕がない
……まあそれは後でいい、一先ず打とう
下質鉱石 消費
↓1コンマ
p
……あまり質の良くない鉱石にしては会心の出来だ
三鈷太刀【97】 鍛錬!
※
【】内の数字=攻撃力
【】内の数字*10=売却値
打った刀は倉に入れておくと行商が来た時に銭へと還られます
チュートリアルが終わった所で今日は終いです
ではまた
おつー
おつ
今日は九時くらいからはじめます
はじめますかね
人がいるかは別として
ここにいるぞ
――卯月 四ノ日 始――
早朝、気持ち良さそうに寝ている同居人を起こさないよう布団から抜け出す
今日はどうしようか
採掘
採草
鍛錬
↓2
採取
採草
此処等がいいか
>薬草x1 入手
遭遇
01~50:なし
51~98:熊
揃目:???
↓1
クマー
辺りの木々に爪痕のような物が付けられている
獣か妖かは判らないがあまり長居はしない方がいいだろう
採掘
採草
鍛錬
↓2
鍛錬
鍛練
―昼―
ふあ……御主、帰っておったのか
小腹が空いたでな、釜の飯はいただいたぞ
なに、御主の分も残してある
下質鉱石x3 →下質鉱石x2
出来栄え ↓1コンマ
ん
ふう、そこそこに良い物ができたのではないだろうか
最近は好調だ、もっと良い物が打てる様に精進しよう
聖柄太刀【61】 作成!
※刀は消耗品です
戦闘で使い続ければ折れて使えなくなります
各使用回数は
01~50が10回
51~70が5回
71~99が3回です
ですが、緋緋色金で打って出来た特別な刀には使用回数がありません
―夜―
実は御主が居ぬ間に山で山菜を採ってきたでな、雑炊にして喰おうではないか
なんじゃ、呆けた顔をして、ワシとてただで養われたりせん
壱、妖狐と親睦を深める
弐、外をふらつく
↓2
壱
弐
壱
宵闇を切り裂く月光が静寂の山を照らす
獣の一吠えすら聞こえない静かな山
しかしその実は奇怪奇抜な魑魅魍魎が蠢く妖魔の山
星々の輝く夜空を見上げていると夜風が頬を撫でる
01~30:…帰ろう
31~70:拾い物
71~98:???
揃目:???
↓1
ほい
なんとなしに視線を向けた先に月光で鈍く煌めく石を見つけた
この山では見たことがなく、師匠のもとでも見たことがない
……刀を打つのに使えるかもしれない
隕鉄x1 入手
――卯月 四ノ日 終――
――卯月 五ノ日 始――
……起きたか、ふふ、寝惚け眼の御主は可愛らしいのぅ
今日も山へ行くのじゃろう?
最近の山は騒々しいでな、気を付ける事じゃ
ワシ以外の妖に御主を喰われても堪らんゆえ
そう怯えるなて、御主を喰らう気は有らんよ……今の処は、な
採掘
採草
鍛錬
↓2
採掘
採掘
蓄えた鉱石が尽きる前に採掘しておこう
この山に立ち入る人間なんて自分以外には通り抜ける者くらいだ
つまり独り占め、という訳だ
愛用の鶴嘴で壁を抉る
01~10:石ころx1
12~80:下質鉱石x1
81~90:下質鉱石x2
91~98:中質鉱石x1
揃目:???
↓1
あ
こんな処だろうか
あまり採り過ぎても山が鉱石を生み出す速さを追い越してしまう
下質鉱石x2 入手
―昼―
どうしようか、また別の鉱脈へ行くも良し、薬草や山菜を採るも良し
帰って早速打つのもいい
採掘
採草
鍛錬
↓2
採草
採草
昨日の雑炊はとても美味しかった
何か採って行こう
>薬草x1 入手
遭遇
01~50:なし
51~98:熊
揃目:???
↓1
わ
――――ひょー、ひょー!
ワタシの縄張りで何してる人間!
オマエ怪しい、倒す!
う? なんだ、それ?
……?
?
ヒョウヒョウと鳴く怪……ふむ
う? なんだ、それ?
……?
…………くんくん……匂い、しない……
くれるのか? ……あぐあぐ…………
ひょー、ウマイ! これ何て言うんだ此れ?
コンペイトウ? 金平糖と言うのか此れ!
気に入ったぞ人間! 金平糖くれるなら縄張り入ってもいい!
ワタシ『鵺』! キライな奴いたらワタシに言え、倒す!
ワタシ強い、ひょー!
人間、また来い!
>鵺と出会いました
―夜―
なに、鵺に会ぅたと?
ふむ、奴の事はようわからん
時には虎の胴に蛇の尾、時には巨大な雉
他にも鼬だ狼だと忙しい奴じゃ
なにより騒がしくて敵わん、故にワシはあまり好かん
壱、妖狐と親睦を深める
弐、鵺と親睦を深める
参、外をふらつく
↓2
1
壱
なんじゃ、また尾が触りたいと?
ふふふ、欲しがりな奴め……いいじゃろう、存分に堪能するとよい
……ん……ふ………御主の優しい手、嫌いではない癖になりそうじゃ
…………なに、確かに豆で硬い指じゃが気にする程でもないじゃろうて
寧ろ誇るべき事じゃ
その豆は猛々しく事に取り組み続けている証じゃ
心酔する熱中する集中する、それこそ生を全うしている証明、それでこその生命
ワシは凛々しく美しい儚い人間よりも汚れて気張って猛々しい人間の方が好きじゃからな
ふむ、ちと御主には難しい話じゃったな
今宵の語らいは此処までとしようぞ
>妖狐の信頼度が10上昇
※
信頼度が高い程、戦闘に加勢してくれた時に活躍してくれます
また、一定の数値になると何かをくれたりもします
あえて信頼度≠親愛度とは言いません
――卯月 五ノ日 終――
今日はこんな所で終いです
鵺ちゃんは狼の耳に虎の手足で蛇が尻尾で雉の翼があって鼬の様にスラリとしています
でもあほの子です
ヒョーヒョー言ってますがピアレイではありません
乙
おつおつ
乙
猿顔じゃなくて一安心
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません