※このssはダイレクトマーケティングを含みます

兄「早速中に入ったが……」

兄「友の奴がいない！」

兄「あいつが行きそうな場所はラブプラスのアケゲか脱衣麻雀ぐらいだが…」

兄「…………」

兄「おーい友くーん。出ておいでー」

兄「…………」

兄「迷子か？」

１０分後

兄「いた！」

友「……おおなんだ兄か」

兄「なんだ。じゃねえよ！何してたんだよ」

友「お前が一人でどっかいくから格ゲーを……あ、やられた」

兄「おおジョジョ三部の格ゲーか」

友「アヴドゥルとイギーには勝ってポルナレフに負けるとは原作通りだな」

兄「ネタバレ止めい、。まあコブラソフトには見習って欲しいな」

友(恐怖を克服した花京院は除く)

兄「さて、ついに来たぞ」

友「……これか？お前の言ってたゲームは」

兄「ああ、これこそが俺の求めた理想郷」

友(まだ引きずるのかそれ)

兄「ゲーム歴数十年の俺が求めた理想のGame」

友(十一年でも数十年といえるよね)

兄「それこそがLORD of VERMILIONⅢだ！」ﾊﾞｧ ｰｰｰｰﾝ

兄「まずプレイするにはネシカとスターターパックをセンターモニター通称センモニで買ってくるんだ」

友「ネシカは持ってたからスターターパックだけ買ってきた」

兄「よし、じゃあプレイヤーカードとカードスリーブ以外全部しまえ」

友「…………？」

兄「いやそのパックのデッキデッキでもなんでもな
いから。ただカードいれといただけだから。」

友「よくわからん遊戯王で例えてくれ」

兄「モンスターの八割が星５以上」

友「なんとなく分かった」

兄「だから変わりに適当にカードをお前にやるが……どんなのがいい？」

友「……いや、どんなのって言われてもルールも知らないし」

兄「そんなの好みでいいんだよ。可愛い系とか格好いい系とか、声優で決めるとか」

兄「後はゲストキャラとかな。有名なのだと東方projectとか進撃の巨人とか。最近だとfateとかだな」

友「……へぇ」

兄(進撃の巨人に関しては何故か声がついてないけどな)

兄「で、どうだ。使いたくなるカードはあるか？」

友「CV種田っている？」

兄「種田梨沙？ うーんたぶんいない」

友「じゃあCV佐倉」

兄「あー、いるよCV佐倉綾音。いるいる」

兄(いるけど絶対初心者向けじゃない)

友「後東方キャラも使ってみたい」

兄(幽々子使うってことは不死単かよ益々初心者向けじゃない)

※不死単、○○単
五つある種族の内一つの種族でデッキを組むこと

兄「ま、まあとりあえずその条件を満たすデッキは……こんなもんか。ほいそれやるよ」

兄「友は ゲオルガラム イシュタム ペルセポネ ナイトメア アプチ 西園寺幽々子 ぺドラム をてにいれた」
友「……ありがとな」

兄「友がデレた」

友「いや、ほら幽々子様光り物だからさ。結構レアなんじゃないのか」

兄「(様付けェ…)それなら何枚も持ってるから気にすんな」

友「おう、まあありがとな」

兄(本当にデレた)

兄「さてゲームを始めるが説明するのが面倒臭いので俺も新しくネシカを買って同時にプレイしていく」

友「それって初心者狩りじゃ」

兄「始めるに際、まずは主人公決めからだがこのテオ(CV斎藤千和)だけは止めておけ。絶対だ」

兄「何故かは俺がこのテオちゃんを使って説明する」

友「なら俺はこのスピキオってやつで。あと初心者が 」

兄「はい継ぎはプレイヤーネーム決め。時間内に決めないとすごく厨二な名前になるから気を付けろ」

友「漢字の変換候補探しが面倒だな」

兄「片仮名と英語が一番楽だぞ」

友「妥協は甘え」

兄「その気力を勉強に生かせ」

兄「ストーリプロローグ中にざっとぱっと操作方法やらルールを教えていく」

兄「これは基本四対四で相手側にある石(アルカナストーン)を割っていくゲームだ」

兄「石を割るためには使い魔が必要で使い魔を出すためにはマナが必要でマナをてに入れるにはマナタワーと呼ばれる場所でマナを貯める必要がある」

兄「使い魔には相性があって○アタッカー→△マジシャン→□ディフェンダー→○
のような相性関係にある」

兄「他にもスマッシュやらﾃﾞｨﾌｪﾝｼﾌﾞｽﾀｲﾙやらスパクリやらＵＳやら種族やら色々あるが取り合えず今言ったことだけ覚えとけばいい」

友「全然分からん」

兄「ま、これから覚えながらやっていけばいいさ」


兄(スマッシュに関しては俺も下手糞過ぎてワロエナイけどな)

面白い

五年前くらいのSSの空気を感じる