提督「戦後」 (74)
監督「おう、おめぇら。飯にすっぞ」
工員A「おおっす!」
工員B「やったー!」
工員T「了解です」
監督「今日は暑ぃからな。しっかり食って、しっかり飲めよ」
工員B「って、また鮭弁かー……」
工員A「贅沢言うなって。これでも戦時中に比べたらマシだろ。なあ、T?」
工員T「そ、そうですね」
工員T「あの頃に比べたら……」
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~日没後~
工員A「おつかれー」
工員B「おつかれーっす」
工員T「お疲れ様でした」
監督「おう」
工員A「それじゃあな、T」
工員B「また今度、飲みに行きましょーね?」
工員T「ああ」
工員T「それじゃ」クルッ
工員T「……」スタスタ
工員T「………………」スタスタ
工員T(あれからもう一年、か)
工員T(深海棲艦との最終決戦から一年)
工員T(全てが決したあの日から、もう一年が経った)
工員T(世間は戦後一周年だと沸き立っているが……)
工員T(……とても、そんな気になれない)
工員T(なぜなら私は、)
工員T(あの日、逃げ出したから)
~最終決戦、最後の日~
長門『くっ、諦めるな! ここを凌げば勝利が見える!』
大和『ええ、ここは引けません!』
金剛『最後のWinnerは、私たちデース!』
提督「そうだ、お前たち!」
提督「お前たちなら必ず勝てる!」
提督「持てる力の全てを、ここで振り絞れぇ!!」
工員T(あの日、私は戦場にいた)
工員T(司令部施設を積んだ戦艦に乗り込み、艦娘の指揮を取っていた)
工員T(無線から伝わってきたのは、艦娘たちの不屈の闘志)
工員T(水平線の彼方に見えたのは、黒煙を上げる敵拠点)
工員T(押し引きはあったものの、戦いは順調に推移していた)
工員T(あと一押しで勝利がつかめる。長きに渡った戦争が終わる)
工員T(誰もがそう思い、誰もが信じて疑わず――そして、それは確かに現実になった)
工員T(だが……)
大淀「提督、おめでとうございます!」
大淀「我々の……我々の、勝利です!」グスッ
提督「……ああ!」
提督「勝ったんだ。戦争は終わったんだ」
提督「これで……これで、ようやく……」
提督「私も」
……
…………
………………
工員T(あの日の記憶はそこで途切れている)
工員T(次に目を覚ました時、私は記憶を失って海岸に漂着していた)
工員T(そして、記憶が戻るまでの半年間)
工員T(私は何かに怯えるように顔を包帯で隠し、息を潜めるように生きてきた)
工員T(半年前、記憶が戻ってからも包帯は取らなかった)
工員T(いや、取れなかった)
工員T(政府が私を英雄に祭り上げていたことは知っていた)
工員T(艦娘たちが私たちを探していることもテレビで知った)
工員T(だからこそ、私はより一層、注意して生きなければならなかった)
工員T(……)
工員T(私は、怖い)
工員T(戦争終結のためとはいえ、鬼畜のごとき所業を重ねた私を)
工員T(艦娘たちは許しはしないだろう)
工員T(罰として享受するには、私の罪はあまりに大きすぎる)
工員T(皆は誤解しているが、私の心はそれほど強くはない)
工員T(戦時中は罪の意識で胃に穴が開きそうだった……)
工員T(……)
工員T(あの日、敵の最後の抵抗を受け、艦隊司令部は吹き飛んだ)
工員T(大淀は助かったようだが、私は海の藻屑と消えた)
工員T(皆、そう思っている。政府による捜索は打ち切られた)
工員T(私が生きていることは、誰も知らない……)
工員T(この状況に甘んじている私は、やはり小心者で卑怯者だ)
工員T(救国の英雄と称えられようが……)
工員T(私は自分の罪と罰が怖い)
工員T(怖いんだ……)
~翌朝~
工員A「おう、おはよう」
工員T「おはようございます」
工員B「あー、今日も肉体労働っすね」
工員B「つれーわー。太陽まぶしいわー」ウヘー
工員A「夜遅くまで起きてるからだるいんだろ」
工員B「そりゃそうっすけど」
工員B「あ、でも、今日ってアレっすよね?」
工員B「鎮守府に近い現場だから、もしかすると会えちゃうかも!」
工員B「話もできたりなんかしてー!」ワクワク
工員T「……っ!」ビクッ
工員A「お前の艦娘好きはどうしようもないな」
工員A「向こうは国民的アイドルみたいなもんだぞ?」
工員A「いちいちお前と話したりするもんか」
工員T(そうだ、そのはずだ)
工員T(接触はない。気づかれるはずはないんだ)
工員T(不必要に警戒して怪しまれるな……!)
~工事中~
工員B「海ゆかば~、っとな♪」
監督「手ぇ動かせぇ!」
工員B「ひえっ!」
<ザック、ザック
<トントン、カンカン
工員T(……)
工員T(今のところは、大丈夫だ)
工員T(街から鎮守府に通じる水道管の修繕)
工員T(今日には終わる。そして、明日には東京に帰るんだ)
工員T(戦後の艦娘は軍艦以外の生き方も模索している)
工員T(全員、鎮守府に待機しているわけがない)
工員T(そうだ、ここで出会う確率は低い……)
吹雪「あの~」
工員T(っ!!!!!!!)
睦月「お疲れ様です♪」
夕立「頑張る工事の人に、お茶の差し入れっぽい~」
工員A「な……」
工員B「ま、マジでぇ!?」
監督「いや~、すみません」
監督「艦娘さんたちにお茶汲みをさせるなんて……」
監督「かかあに知られたら雷ですわ」ワハハ
夕立「好きにしてることだからいいっぽい」
睦月「はい、どうぞー」
工員B「シャス! ありあーッス!!」
工員A「恐ろしいほどにテンション上がってるな」
<ワイワイ ガヤガヤ
工員T(な、なぜ……!?)
工員T(落ち着け……落ち着くんだ……)
工員T(平常心を……)
吹雪「貴方もお茶、どうですか?」
工員T(っ!)
工員T「い、いえ、私は……」タタッ
吹雪「あれ? 行っちゃった……」
吹雪(顔に包帯を巻いて……あの人も戦時中、苦労したのかな)
吹雪「……? でも、今の声」
吹雪「どこかで聞いたような……?」
~道路脇の森の中~
工員T「はあっ、はあっ、はあっ!」
工員T「く、苦しい……汗が……」
工員T「平静を取り戻して……も、戻らねば……」
工員T「包帯が、ぐっしょりだ……」
工員T「これだけでも取り替えて……」シュル
提督「ふう……」
島風「……」
提督「なっ!?」
提督(見られた! 顔を!)ダッ
提督(島風! なぜ、あんなところに!!)ダダダダッ
提督(に、逃げなくては……!)タッタッタッ
提督(どこに?)
提督(分からない、分からないが)
提督(う、ああああ……!)
島風「つかまえたっ!」ダキッ
提督「うおおっ!?」バタッ
島風「提督、おそーい!」ギュウッ
提督「し、島風……!」
島風「…………」
提督「……島風?」
島風「おそいよ、提督……」
島風「出てくるの、おそいよ……」ボロボロ
提督「……」
支援
提督(艤装を外した艦娘は驚くほど華奢で)
提督(見た目通りに、か弱く、繊細だ)
提督(その気になれば島風を振り払うこともできたが……)
提督(……もう、逃げるのは止めよう)
提督(私と艦娘の間には、ある種の親愛があった)
提督(私を恨んでいる艦娘も多いだろうが……それだけではないはずだ)
提督(会いに行こう、みんなに)
提督(生きていたと伝えよう)
提督(そして――罰を受けよう)
しえん
提督(それから日をまたがずに、鎮守府には続々と艦娘たちが集まってきた)
提督(学生に教師、技術者にアイドル)
提督(非番の日は鎮守府の外に出て、思い思いの人生を送っていた艦娘たち)
提督(彼女らが私のために、学業や仕事を放り出してやってくる)
提督(愛憎のため、なのだろう)
提督(感涙の涙を零し、私に抱きついた子もいれば――)
提督(やはり、鬼のような目で私をにらみつける者もいた)
提督(戦時中の所業、その償いの時が来た)
提督(過去から私を追ってきたのだ――)
何やったんや…
>>22
ジュウコン(浮気三昧)じゃね
加賀「半年前まで記憶喪失だった? 本当ですか?」ジロッ
提督「ああ、本当だ。始めのうちは朦朧としていて……」
提督「半年前から徐々に昔のことを思い出していった」
提督「今では元通り、だと思う。少なくとも、みんなのことは覚えている」
明石「それでは、何でこそこそ隠れていたんですかねぇ……」ギロッ
提督「それは……」
長門「それは?」ギヌロ
>>22
オリョクルやろなぁ……
提督「怖かったんだ……」
提督「お前たちに責められるのが怖かった……」
提督「勝利のためとはいえ、私は戦時中、許されないことをした」
提督「鬼畜の所業と知ってなお、罪を重ねていった」
提督「その罪の意識に耐えかねて、姿をくらませていたのだ……」
艦娘「「「…………」」」
艦娘「「「罪?」」」
呂500「あの、それって何のことですか?」
提督「すまない、すまない、お前のような新入りにも無理をさせて……」
呂500「???」
提督「オリョール海での仕事は辛かったろう、苦しかったろう」
提督「許してくれなど、とても言えない……」ポロポロ
呂500「オリョール……クルージング……」
なんかいきなりギャグに見えてきた
~回想中~
呂500「オリョール海、楽しかったね♪」
伊19「……」
伊401「……」
呂500「次はどこの海を泳ぐのかなぁ?」
伊58「オリョール海でち」
呂500「え?」
伊58「今日も明日も明後日も」
伊58「オリョール海でち」
呂500「え? え?」
伊168「さあ来なさい……オリョール海が待ってるわ……」
伊8「行きましょう、あの海に。さあ……」
まるゆ「月月火水木金金……」
呂500「え? え? ええ~~~?」
~回想終了~
呂500「あ、ああ、ああああ……!?」ガクガク
伊58「まずい、フラッシュバックでち!」
伊168「医務室に運ぶわよ!」
<ドタドタドタ……
提督「……」
提督「見たか」
提督「あれが私の罪だ」
艦娘「「「……」」」ゴクリ
天龍「でもよぉ、潜水艦による哨戒は必要だったろ」
龍田「そうねぇ。結果的に、南海諸島海域の補給線はバッチリだったし……」
睦月「そうですよ! 提督は間違ってません!」
提督「……」ポロポロ
三人「っ!?」ギョッ
提督「すまない、お前たち……」
提督「お前たちにも苦労をかけた……」
提督「連日連夜の遠征、さぞ辛かっただろう」
提督「すまない……!」
十二鈴牧場……うわああああああああああああ
~回想中~
天龍「今日も鼠輸送、か」
天龍「ドラム缶を浮かべて運んで……」
天龍「ははっ、いつになったら前線に出られるんだろうな」ドンヨリ
龍田「天龍ちゃん……」
如月「私はお風呂に入りたいわ……」
如月「怪我がなければお風呂は一日一度」
如月「でも、海に出ての任務は毎日、何度も何度も……」
如月「……負傷したらお風呂に入れるかしら……」ドンヨリ
睦月「だ、ダメだよ如月ちゃん! しっかり!」
閉じかけていた心の古傷を積極的に抉っていくスタイル
やべえよやべえよ……
一日二回以上風呂とかしずかちゃんかよ
~回想終了~
遠征要員たち「「「「「「「うわああああああ!?」」」」」」」
比叡「ヒエー!? ね、燃費のいい子たちが!」
霧島「やはり、色々思うところがあったようね……」
提督「すまない、みんな……」ポロポロ
提督「他にも、新調した装備を取り上げたり」
巻雲「三式ソナーがっ!」バターン!
五十鈴「電探と対空値がっ!!」バターン!
蒼龍「また練度の上げ直しですかっ!?」バターン!
提督「鎮守府近海に何度も出撃させたり」
川内「休ませて! 休ませて!」ガクガク
那珂「潜水艦がぁ! 那珂ちゃんにぃ!」ガクガク
神通「あれで胆力がつきました」白目ニッコリ
提督「大規模作戦中は高速修復材を乱用したりした」
赤城「うっ、ん゛ん゛ん゛!!」ビクンビクン
陸奥「また出撃なの? しょうがないわねぇ……」虚ろな目
吹雪「怪我がシュワー!って! あっという間に!!」ビクンビクン
普通だな!
提督「轟沈だけはさせまいと決めていたが……」
提督「深海棲艦に勝つためなら、心を鬼にして何でもやった」
提督「月々の功績者に贈られる新装備を求めて、お前たちを絶え間なく激戦地に送った」
提督「幼女の姿をした敵艦からクリスマスプレゼントや菱餅を奪い取った」
提督「演習では必ず勝利させた。新人相手でも容赦せず、胸を貸すことなどさせなかった」
提督「そんな私を誰が赦すだろうか?」
提督「誰も赦しはしない。私が護国の英雄であるはずがない」
提督「私は、私は……」
島風「提督……」
島風「提督は何も悪くないよ」ギュッ
島風「提督は疲れていただけだよ」
島風「それに、優しくて……責任感も強かった」
島風「だから、自分で自分が赦せなくなってるの」
提督「違う……違う違う!」
提督「本当は私が前線に出なくてはいけなかったのだ!」
提督「そのために士官学校で学んだ! 修練も重ねた!」
提督「なのに、守るべき女子(おんなこ)どもを前線に送り出し!」
提督「貴様は後方……安全な場所で指揮を取れと言われた時の気持ちが!」
提督「お前に……お前に、分かるか……!!」
んなことねえだろぉとか思ってたら
確かに艦むすにトラウマ刻み込んでてワロタ
これは許されませんわ
シリアスかと思ったら日常系ほのぼのギャグじゃねえか!!
島風「提督……」
島風「いい加減に、してっ!!」
パチーン!
提督「っ!?」
島風「私たち艦娘が嫌々戦ってたと思うの?」
島風「戦争は嫌だ、関わりたくもないって誰かが言った!?」
島風「違うよ! 私たちも戦いたかったの!」
島風「戦争を終わらせるために!」
島風「提督といっしょなんだよ!」ポロポロ
提督「島風……」
大淀「その通りですよ、提督」
提督「大淀」
大淀「確かに、酷使され、激戦地に送られた子も多いです」
大淀「それでも最後まで貴方についていったのは、命令だからではありません。軍属だからではありません」
大淀「この人ならば、戦いを終わらせられる」
大淀「そう思ったから、辛い任務も頑張れたんです」
ここの艦娘は軍人ではなく軍属扱いなのか
長門「提督、貴方は何を恥じることもない」
長門「貴方は軍人として正しい行いをした」
長門「結果が全てだ。この静かな海が平和の証だ」
長門「それでも自分が赦せないというのなら、私たちが赦そう」
長門「だから……貴方も、貴方の戦争を終わらせてほしい」
長門「戦後の世界に来てほしいのだ……」グスッ
提督「……」
提督「…………」
提督「………………」
提督「そうか……」
提督「私は……赦されるのか……」
お前……消えるのか……?
加賀「それに、ここでいなくなられたら困ります」
加賀「提督発見の報は政府に送りましたので……」
加賀「私たちを二度も未亡人にするおつもりですか?」
提督「そうか、未亡人……」
提督「………………」
提督「………………」
提督「…………ん?」
ん?
んん?
バターン!!
龍驤「あー! 提督やー!」
龍驤「ほんまに生きとったんなー!」ガバチョ!
龍驤「もー、かなんでほんまー。後家さんなんてうちのキャラちゃうっちゅーねん」
提督「未亡人……? 後家さん……?」
バターン!!
鳳翔「提督! 生きていらしたのですね!」
鳳翔「私はもうダメだと……寡婦として生きるしかないのだと……!」
鳳翔「う、ううう……」ヨヨヨ
提督「かふ……?」
あっ…ふーん
大淀「提督、まさかご存知ないのですか?」
大淀「ケッコンカッコカリは、戦争の終結をもって入籍に変わるのだと」
大淀「仕様書にも記載されていたはずですが……」
提督「あれ……?」
提督「そういえば……」
提督「そんな記述があったような……」
提督「……ハッ!?」
提督のどのパーツを誰が取るか争奪戦だね(にっこり)
あっ...(察し)
ジッウコンマッタナシ
>>55
細切れやないかい!
~回想中~
提督(この戦い、勝てる)
提督(もうすぐ戦争が終わる……)
提督(そうなったら、みんなと結婚か……)
提督(今まで酷いことをしてきたから、婚約破棄もあり得るだろう)
提督(だが、それでいい。罰も甘んじて受けよう)
提督「なあ、大淀」
大淀「はい、何でしょうか?」
提督「この戦いが終わったら……いや、何でもない」
大淀「ふふっ、何ですか、それ」クスッ
~半日後~
ドカーン!!
提督「グワーッ!!」
大淀「提督ーっ! 提督ぅーっ!!」
クローン・ヤクザみたく
クローン・テイトクを作ろう(暴論)
~回想終了~
提督「思い……出した!」クワッ!
提督「今、全てを思い出したぞ!」
加賀「それでは……」
大和「明日にも……」
間宮「結婚式を開きましょう♪」
提督「ああ!」
艦娘たち「「「わー!」」」キャッキャッ
提督「……ん?」
提督(あれ、おかしいぞ……)
提督(性能を上げるためにケッコンカッコカリした艦娘も多いはず)
提督(戦後になったとはいえ、入籍するかどうかは艦娘が選べる)
提督(だから、実際に結婚するのは少数だと思っていたが……)
雷「私たちは結婚できるのかしら?」
暁「あ、当たり前よ! だって大人のレディーだもの!」
北上「ふーん、ま、いいけどね」
大井「北上さん! 私は北上さんとずっといっしょですからね!」
時雨「さて、と。ボクはケーキの準備でもしようかな」
金剛「衣装はもちろんウェディングドレスねー!」
あきつ丸「いえ、やはり白無垢で決めるべきかと」
ビスマルク「何を言っているの。軍艦たる者、冠婚葬祭も軍服よ!」
プリンツ「Feuer! Feuer!」キャッキャッ
夕立「最高に素敵なパーティーにしましょう!」キャッキャッ
提督(どうやら……)
提督(史上類を見ないほどの重婚になりそうだ……)
提督(『勝利のために手当たり次第にケッコンカッコカリをする』)
提督(それがもたらす結果を予想し切れなかったのならば……)
提督(これは、私だけの罪だ)
提督(だとすれば――)
<ワイワイ ガヤガヤ
提督(これだけの重婚だ。きっと多くの騒動が待っていることだろう)
提督(だが、それらは甘んじて享受しよう。そのうえで、乗り越えてみせよう)
提督(戦時中の罪に対する罰というには、いささか甘ったるい気もするが……)
提督(戦後の世界だ)
提督(これもまた、平和の形なのだろう)
提督(きっと……)
島風「提督」ヒョコッ
提督「ん?」
島風「幸せになろうね」ニコッ
提督「……ああ」フッ
おしまい
幸せになってよかったのう
乙なのです!
少子化対策に貢献して償おう
乙です
>>66母親勲章ならぬ父親勲章待ったなしだな
おつ
乙
続いて欲しい
夕方頃見た時はかなりドロドロなシリアス系になると思ったのにどうしてこうなったwwwwww
いやまあハッピーエンドで良かったけどさw
とにかく乙。
続け
>>61
綴る!はまだか
実際にこの提督と同じ状況の提督が何人も居そうなんですが
続けてどうぞ
このSSまとめへのコメント
戦後のやつも意外と面白いな
何故か…めっちゃ泣いたm(。≧Д≦。)m