留美「4年後の夏」 (40)

キャラ崩壊、駄文注意
遅筆
地の文あり
八幡と留美視点

嫌な人はそっ閉じ推奨


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私の名前は鶴見留美。
千葉県にある総武高校に通う高校1年生だ。
約3か月前、私はこの総武高校の受験に合格し、入学した。
総武高校は県内有数の進学校のため、受験勉強はかなり頑張った。
いや、本当頑張ったよ私。

無事高校入学→エンジョイ!リア充ライフ!
なんてことにはならず、夏休みに入ろうとしている今でも私は教室の隅で一人で本を読んでいた。
いや、中学の頃はね?誘われたら遊びにも行くし、友達も作ろうとしてたんだよ?
しかし私には人にあわせたり自分の意見を押し殺して人に同調したりといったリア充になるための行動が理解できなかったのだ。
あれね。無理。絶対無理。
他人の話を聞いて思ってもないのに「ねー」とか「うんうん」とか「わかるー」とか繰り返すだけってセキセイインコでもできるよ。
と、そんな風に感じてしまうのだ。
でもインコってすごいよね。
人の声出して鳥的には何の役にもたたないと思うのに出すんだもんね。
すごい馬鹿。

話が逸れたけど、なにせ私はリア充になってカラオケ行ったりショッピングに行ったりするより一人で静かに本を読むほうが好きなのだ。

一人でと言ったが、私に話しかける人がいないわけではない。

自分でもまぁまぁいいと思っている容姿のせいか、割と話しかけられる。

男子A「鶴見さーん」

ほら、話しかけられた。

留美「なに?」

男子A「ヒエッ…いや、日直だから日誌よろしくねって…」

留美「そこ、置いといて」

男子A「じゃあよろしくね…」

うん。友達ができない理由がわかったはずだ。

嫌っているわけではないのだが話しかけられるとついこんな態度で返してしまうのだ。

一部男子の間ではツンデレだとかクーデレだとかで議論が起こっているとか。

行間空けた方がいいですね

空けとこ

正直少し恥ずかしいけど

女子A「男子A君に話しかけてもらったのにあの態度って」コソコソ

女子B「鶴見さん調子のってない?」コソコソ

女子C「ねー」コソコソ

聞こえてるんだけど…。

女子に陰湿な陰口を言われるぐらいなら男子の議論のネタになったほうがマシというものである。

男子A君はクラスの人気者なのでそっけなくするとリア充(笑)の女子がめんどくさい。

彼女らは人への悪意や噂を共有し、さも団結しているかのような態度をとってみせる。

しかしその団結は少しのことで崩れてしまうのだろう。

やっぱり私はリア充にはなれないなぁと改めて実感する。

むしろなりたくないまである。

うん。なりたくない。

あんな偽物には。

期待、行間空けた方が読みやすいからそうしてくれると嬉しい

段落が変わる時に空ければ尚良し

地の文の連続なら空けなくてもいいんじゃねーの

続きはよ

留年4年目に見えてちょっとトラウマが開きかけた

>>11
何年留年したんだよオイ……

あげてしまったすいません

>>2-3辺りは改行がしっかりしてるから開けてなくても読みやすかったけど
一行開けないと沢山書いた割に文量が少なく見えて損した気分になったりする

ジリリリリリリリ…

目覚まし時計のけたたましい音で目を覚ます。

時刻は午前8時頃。

本来ならもう家を出ている平日のこの時間。

私はまだベッドに寝そべって天井を見つめていた。

理由は単純。今日から夏休みなのだ。

天井から目を離し、布団から出て目覚ましをとめる。

待ちに待った夏休みがやっと始まったせいか、高まった気分を鼻歌にのせ、フンフンと歌いながら1階へと続く階段を降りる。

はちまんに会いに行くの?

1階に降り、リビングのドアを開けるとそこには誰もいなかった。

まあ当然か。

母は海浜総合高校に勤める教師なので、この時間にはもう家にいないのだ。

ちなみに父親は単身赴任。滅多に帰ってこない。

留美「今日からなにしようかなー」ワクワク

長い夏休み。

読んだことのない本を読んでみるのもいい。

行ったことのない場所に行ってみるのもいい。

そんなとりとめもないことを考えながら朝食のトーストをかじる私には、この夏。

考えもしなかった出会い。いや、再会と言うべきだろうか。

そんなことが起こるなんて知るよしもなかったのだった。

ルミルミのこういう系SSよく見るけど完結されてるやつ少ない印象だから期待

行間開けるのは段落毎でいいんじゃない?
あと、名前の後ろにでもトリップつけた方が成りすまされにくいよ←経験談

でも地の文上手くて嫉妬。期待

朝食を食べ終え、食器を片付けるために立ち上がる。

そうだなぁ、まずは本を読もうか。

留美「そうなると本屋か…」

小さくつぶやき、出かけるための準備をはじめる。

家にある本はあらかた読み終えてしまったいる。

支度をすませた後、家を出て鍵を閉める。

空は澄みきった青色で、雲ひとつない。

7月にしては涼しい風が私の髪を揺らす。


なんとも気持ちのいい日だ。

この天気のせいで、元から高揚していた気分がさらに高まり、スキップなんかしたくなってしまう。

ここではご近所さんの目があるので自制する。

自分を落ち着かせていると気づけばもう本屋の前に到着していた。

学校の帰りによるショッピングモールの大型書店とは違う小さな本屋。

外観は木でできたログハウスのように見える。

私は普段来ない小さな本屋の、木でできた扉をゆっくりと時間をかけて開いた。

中に入った途端、私の好きな本特有の香りが鼻腔を刺激する。

しばらく店内を満たす香りを楽しんだあと、面白そうな本を探すために本棚の物色を始めた。

今までこの店に来たのは3回ほど。

そのすべてが幼い頃だったからほとんど覚えていない。

外から見た印象とは違い店内は広く、すっきりとしている。

本棚の配置とか本の並べ方が上手いのだろうか。

今度からはこの本屋に来ようかと思案する。

この本屋が私の好きな静かな雰囲気で満たされていたからである。

そんなことを考えていると、カウンターの奥からでてきた店員らしき男性と目があった。

その男性を私は見たことがあった。

魚のような腐った目。

ピンと伸びた特徴的なアホ毛。

忘れるはずもない、彼だ。

あれは小学6年生の夏休みのことだった。

私はその頃クラスの女子にハブにされ孤立していた。

そんなでの千葉村でのキャンプ。

当然同じグループの女子には無視され、クスクスと笑われていた。

彼はボランティアで手伝いに来た高校生の集団の中の1人だった。

初めて彼と会話した時に彼が言っていたこと、その時の私にはわからなかったけど、今ならわかる。

彼も私と同じだったのだ。

心に傷を持ち、独りを好み、日陰でひっそりと生きていたのだ。


とりあえず酉つけようか

期待

第一章 完

酉ってこう?

おk

地面之下地面乃さん

めっちゃたのしみ

母親が海浜の方に勤めてるってことは、総武の鶴見先生はるみるみの親ではないっていう扱いなのかな。

移動したってだけの話じゃないの?

もしかして:異動

まぁもともと公式的にるみるみと鶴見先生は関係があるとは一切言われてないわけだし、SSでならたまたま苗字が同じだけとか実は母親ではなく親戚とかいろいろ設定できるね。

鶴見先生と遊戯部の相模の設定はわりと謎

地名とかから名前持ってきてるみたいだし、たまたま被っちゃったって気もしないでもない。

鶴見みたいなきったねえクソ町の名前そうそう被るわけないだろう

再開を期待しつつ横浜市鶴見区をバカにしたやつを呪ってやる
国道1号より山の手側は暮らし易さと東京への程近さが両立したそれなりに良い町なんだぞ、それなりに

横浜ってより川崎なんだよなあ鶴見って

ほしゅ

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