にこ「それにアイドルになったら料理番組とかに呼ばれるかもしれないし」

真姫「料理番組？」

にこ「例えば三分クッキングとかね」

真姫「なるほどね」

真姫（でもあれアイドル出るのかしら？あれって先生とアナウンサーでやるんじゃないの？）

にこ「だから練習してみましょ」

真姫「はあ？」

にこ「真姫ちゃんだって料理番組呼ばれるかもしれないし」

真姫「私は別に……」

にこ「やってみる価値はあると思うな～」

にこ「料理番組やってみるにこ♪」

真姫「分かったわよ！やるわよ！」

にこ「さすが真姫ちゃん♪」

真姫（こうなったらにこちゃんは止まらないからね……）

真姫「さて今日は何を作るんですか？」

にこ「はい！今日は旬のお野菜を使った料理を作るわよ」

真姫「お野菜いいですね！」

にこ「それより先生遅いわね……」

真姫「あなた誰なのよ！」

にこ「え？」

真姫「あなた誰なのよ！先生じゃないの？」

にこ「私はアシスタントよ」

真姫「じゃあ私誰なのよ！」

にこ「あなた誰なのよ！？」

真姫「私誰なのよ！訳わからないでしょ！」

にこ「じゃあどうすれば良いの？」

真姫「3人でやってる3分クッキング見たことないわよ！大体2人でやるのよ」

にこ「2人でやるのね」

真姫「だからにこちゃん先生やってよ」

にこ「私が先生やるの？」

真姫「そうよやってよ」

にこ「良いわよ！にこの力を見せてやるわ」

真姫「良いから早くやるわよ」

真姫「さて先生今日は何を作りましょうか？」

にこ「今日の食材はこれです！サンマと大根です！」

真姫「サンマと大根……なんとなく料理分かっちゃわね！」

にこ「本当ですか！？」

真姫「フフ……本当よ！さあ今日は何を作りますか？」

にこ「麻婆豆腐を作ります！」

真姫「どうやって作るのよ！？」

にこ「何よ？」

真姫「どうやって作るのよ！そもそも豆腐が無いじゃない！？」

にこ「そういえば麻婆も無いわね」

真姫「麻婆も無いわよ……麻婆って何かわかんないけど」

にこ「どうすれば良いのよ？」

真姫「これじゃ作れないでしょ！サンマの塩焼きしか」

にこ「そうね」

真姫「駄目よちゃんとやんないと」

にこ「じゃあどうすれば良いのよ」

真姫「じゃあ私が先生やるわよ」

にこ「じゃあ私中三の生徒やるわよ」

真姫「番組の趣旨変わっちゃうでしょ！学園ドラマみたいになるじゃない」

真姫「普通にアシスタントやれば良いのよ！」

にこ「分かったわ！さあ先生にお越しいただきましょう」

にこ「よろしくお願いします！」

真姫「はい！よろしくお願いします」

真姫「今日はコロッケを作っていこうと思います」

にこ「はい！私はホットケーキに挑戦します！」

真姫「何で別の奴を作るのよ！そんな番組無いでしょ！？」

にこ「え？あ！一緒のものを作るのね」

真姫「そうよ一緒にコロッケ作るのよ」

にこ「じゃあ早速出来てるのがこちらにあるにこ♪」

真姫「閉まって！閉まって！閉まって！」

真姫「あと２分５０秒どうすんのよ！？」

にこ「それもそうね」

真姫「まったくもう……そんなことより食材出して」

にこ「食材はこれよ！」

真姫「はいはい」

にこ「ジャガイモ！ひき肉！たまねぎ！サンマと大根です！」

真姫「まだあったの！？サンマと大根はやくしまいなさいよ！」

にこ「サンマと大根をしまいます」

真姫「さ～て今日はこの食材でコロッケ作っていきます」

真姫「まずジャガイモを茹でて皮をむいていきますからね」

にこ「はい、お！早速いい匂いがしてきたわね！」

真姫「まだ何もしてないわよ！ジャガイモごろごろあるだけよ！土の香りよそれ」

にこ「茹でたジャガイモはテキストの52ページ」

真姫「はい」

にこ「そして皮をむいたジャガイモはテキストの120ページに載っています！」

真姫「何そのテキスト！？ジャガイモで何ページ使ってんのよ！もういいわよそのテキスト」

にこ「あ！先生たまねぎが茹で上がってきてますよ」

真姫「誰よたまねぎ茹でてたの！？たまねぎは茹でないのよ！みじん切りにするのよ」

にこ「じゃあ水中眼鏡をかけるわね」

真姫「何でよ」

にこ「涙が出てきちゃうからね」

真姫「めんどくさいわね」

にこ「先生みじん切り出来ました」

真姫「お、上手に出来たわねこれをひき肉と一緒に炒めます」

にこ「はい」

真姫「そのときにね塩コショウとナツメグ入れて炒めます」

にこ「お、グリーンカレーの良い香りがしてきたわね」

真姫「グリーンカレー作ってないわよ！？コロッケ作ってんのよ！」

真姫「とりあえずジャガイモ潰してもらえる？」

にこ「ジャガイモ潰すの？」

にこ「おりゃー！！！！！！！」

真姫「何してんの！？」

にこ「何よ？」

真姫「何で素手でやってんのよ！？マッシャーあるでしょ？」

にこ「マッシャー木村がいるの？」

真姫「マッシャー木村って誰よ！それラッシャー木村でしょ！マッシャーあるでしょそこに！」

にこ「これね！」

真姫「それそれよ！ジャガイモ潰す機械よ！」

にこ「おりゃー！！！！！！！」

真姫（掛け声は一緒なのね……）

真姫「そしてそのジャガイモを混ぜ込みます」

にこ「先生！」

真姫「何？」

にこ「これは今何を作ってるの？」

真姫「コロッケよ！？にこちゃん最初から見てたでしょ！今来たんじゃないんだから」

にこ「先生！水中眼鏡は何時はずせばいいの？」

真姫「まだつけてたの！？早く外しなさいよ！」

にこ「先生！サンマが焼きあがってきました！」

真姫「誰よサンマ焼いてたの！閉まって言ったでしょさっき！今回は使わないのよサンマは」

にこ「先輩！」

真姫「誰が先輩よ！にこちゃんのほうが先輩でしょ！それに急に先輩とか言わないでよレベッカじゃないんだから」

真姫「先生よ先生！」

にこ「先生！先生！あと5秒しかないけど」

真姫「後5秒しかないの！？まだ形も作ってないわよ！」

にこ「今日のお料理はジャガイモのおにぎりでした♪」

真姫「何よこの番組！」

にこ「思ったよりむずかしいわね」

真姫「何3分かけてジャガイモのおにぎり作ってんのよ」

にこ「もっとゆっくりのがいいわね！」

真姫「ゆっくりのがいいの？90分クッキングとか？」

にこ「流石にそれは長過ぎね」

真姫「どうすれば良いのよ！」

にこ「やっぱり料理は好きな時に好きな料理を好きな人のために作るのが一番良いにこね♪」

真姫「今までの時間返しなさいよ！いい加減にしなさい！！」

にこ＆真姫「どうもありがとうございました！」

終わり

にこマキブタさっさとしね

また無断転載か

転載するとか最低だな
さすが民度最低のカプ