俺は金が好きだ
なぜかと言えば、金はすべての代わりになるからだ。
ありとあらゆるものの代用品になる、オールマイティーカードだからだ。
物も買える、命も買える、人も買える、心も買える、
幸せも買える、夢も買える
とても大切なもので、そしてその上で、
かけがえのないものではないから、好きだ
この世は金が全てだ。俺は金のためなら死ねる
平塚「おい貝木、これはなんだ?」
貝木「授業で出された課題を書き上げただけだが?」
平塚「私は何故こんな巫山戯た作文になったのかと聞いているんだ」
平塚「なんだこれ…どうしてこうなった?」
期待
貝木「巫山戯た作文?俺は至極当然の事を書いただけだ」
貝木「何にしても金は必要であるし大切だろう?」
貝木「今お前がここに居ることができるのも金の力あっての事なのだから」
貝木「俺の作文を否定する事それ即ち自らの存在の否定と同義だ」
平塚「小僧…屁理屈を言うな……」
平塚「なぁ貝木…君には友達はいるか?」
貝木「友情は人をダメにするからな、だから友達は作らない」
平塚「それはいないのと同じだよ……まぁいい少しついてきたまえ」
―――
雪ノ下「…平塚先生、入る時はノックをお願いします」
平塚「すまない雪ノ下、だが君はノックをしても気付かないからな」
雪ノ下「それでそこの不吉な感じの方は?」
平塚「彼は入部希望者だ」
平塚「おい貝木、自己紹介をしてやれ」
貝木「俺は入部を希望した覚えは無いんだが……」
また後で更新
わく(((o(*゚▽゚*)o)))わく
はよ
クソわろたwwwwww
雪ノ下「あら?どこの部族の自己紹介かしら?」
雪ノ下「そんな自己紹介をされたのは初めてなのだけれど?」
貝木「……俺の名は貝木だ」
貝木「貝塚の貝に枯れ木の木と書いて貝木だ」
雪ノ下「丁寧な自己紹介を有り難う貝木君」ニッコリ
雪ノ下「私の名前は雪ノ下雪乃、漢字は……」
貝木「そこまで説明しなくてもいい」
貝木「その名は良く知っている名前だからなぁ」
平塚「よし!両者の自己紹介も終わった所で本題へと入ろうじゃないか!」
平塚「まず貝木、君にはここでの部活動を命じる」
平塚「勿論、異論反論抗議口答えは一切無しだわかってるな?」
貝木「あぁ…わかった」
貝木「(俺はわかったと返答しただけだ)」
貝木「(機械的に、それこそ俺の発した一言に心は一つも篭っていない)」
貝木「(つまりは部活動に準じるかどうかそれは別問題だと言うことだ)」
オモシロ
亀更新すぎワロタwwww
まだかよ
はよしてー
期待あげ
平塚「そして雪ノ下、君には彼の更生を依頼する」
平塚「彼を見てもわかると思うが…いや見なくてもわかるか」
平塚「まぁ彼は腐った根性の持ち主であり守銭奴で友達0の憐れむべき人間だ」
平塚「もう一度言うが君には彼の更生を依頼する」
平塚「引き受けてくれるな?」
雪ノ下「先生からの依頼なので無碍にはできませんし」
雪ノ下「承ります」
平塚「そうかそれは良かった!では後の事は頼んだぞ!」ガララ
貝木「…………」
雪ノ下「…………」
雪ノ下「はぁ……そんな所に立ってないで座ったらどうなのかしら?」
貝木「そうさせて貰おう」ガタンッ
貝木「それにしても全く状況が掴めない…まずここは何部何だ?」
雪ノ下「何部なのか当ててみたらどう?」
貝木「ふむ……別にいいがそれだけではつまらないな」
貝木「勝った方が負けた方に一回だけ命令できる権利を賭けるのはどうだ?」
雪ノ下「いいわよ?その代わり回答権は一回だけとするわ」
貝木「わかった…ではここが何部か当ててやろう」
貝木「ここは奉仕部だ、どうだ?正解か?」
雪ノ下「っ!?」
雪ノ下「なんで…わかったの?教えて貰えるかしら?」
貝木「簡単な事だ」
貝木「この教室に入る時入り口の奉仕部と書かれている表札を見かけたからだ」
貝木「あんな物、見まいとしても嫌にでも目につく」
雪ノ下「じゃあ貴方は最初から知っている上で何部かどうか聞いてきたって言うこと…?」
貝木「そうだ」
雪ノ下「会って間もない人間相手に嘘をついて恥ずかしくないの?」
貝木「そもそもお前が親切に真摯に向き合って俺に何部なのか答えていればこうはならなかったはずだ」
貝木「今回の事からお前が得るべき教訓は…」
貝木「非効率的な行動は後で全て自分に返ってくると言うことだ」
ユキノシタってだれだよ
(。・ω・。)モキュ
(。・ω・。)モキュ
(。・ω・。)モキュ
ワロタ
(。・ω・。)モキュ
(。・ω・。)モキュ
これは期待
わくわく
なんとゆうハッテン性の高いスレ(´・ω・`)。
頑張って書けよ(´・ω・`)。
(。・ω・。)モキュ
(。・ω・。)モキュ
雪ノ下「……貴方は根本から終わっているみたいね」
雪ノ下「平塚先生に頼まれた以上責任を果たすわ」
雪ノ下「貴方のその捻くれた性格を矯正してあげる」
貝木「捻くれた性格?心外だ」
貝木「俺の心が傷ついてしまったではないかどうしてくれる?」
雪ノ下「また抜け抜けと嘘を…貴方は呼吸をする様に嘘をつく人間なのね」
貝木「あーそうだそうだ俺は呼吸をする様に嘘をつく人間だよ雪ノ下」
貝木「だがなぁ…程度はあれ嘘をつかない人間がどこにいる?」
貝木「俺は今まで一度も見たことがないぞ」
雪ノ下「貴方が孤立しているのもその捻くれた感性が原因だとはっきりわかるわ」
貝木「俺は友達を作らないだけだ」
貝木「本気を出せば友達100人なんぞ余裕だ」
平塚「二人共よろしくやっているかね?」ガラ
雪ノ下「平塚先生……ノックを……!」
平塚「すまないすまない、それにしても雪ノ下」
平塚「彼の更生に梃子摺っているようだな」
雪ノ下「本人が問題を自覚していない所為です」
貝木「俺は元からこういう人間だ、だから俺は悪くない」
雪ノ下「貴方のそれは単なる逃避と同じよ……」
貝木「逃げの何が悪い?この世にあるほとんどの問題は逃げることで解決するだろう?」
雪ノ下「それじゃあ……悩みは解決しないし…誰も救われないじゃないっ!」
平塚「二人共少々落ち着きたまえ」
平塚「彼の言っている事は大体屁理屈だが納得できる点もある」
平塚「今回はお開きとして明日仕切り直しとしようじゃないか!」
雪ノ下「先生がそう仰るなら……」
―――
最近忙しいので次回からはある程度書いてから投下していくことにします
おせーよ!
このSSまとめへのコメント
これは期待
はよ
貝木が言いそうなことを...w
ダメだ脳内再生がおっさん貝木になっちまう
すげぇ面白いww続き待ってます、
泥舟ファン必見だね
続きまだですか?失踪だけは勘弁して下さい。(´・ω・`)