羽川「よかったぁ、私名前間違えて……」
暦「それよりさっきパンツが見えたんだけどぅ！！責任とってあげましょうか！！

暦「キャー！コヨミン大胆んんん～///」

暦「で、デデデデーン！どうする羽川っち！！」

羽川（阿良々木君ってこういうキャラなんだ……）

暦「黙ってちゃ、思いは届かない～♪」

羽川「別にいいよ、責任なんてそもそもスカートってみられたくないものを隠すにしてはセキュリティが低すぎるよね」

暦「ふむふむ……」カチカチ

羽川「やっぱりスパッツっていうファイアウォールが必要なのかな？」

暦「吸血鬼？」

羽川「……私の話、聞いてた？」

暦「オゥゥゥケェェェェイ！！」サッ

羽川「あ、私のケータイ……」

暦「アドレス登録させてもらったから」

羽川「^^？」

暦「返す」

羽川「あ、うん」

暦「じゃあな羽川」

羽川「……」

羽川（すごい変な人だったなぁ……）

本屋

暦「ウッポイ、ポポポイwwww」

店員（なにこの人……）

暦「店員さん」

女店員「……何でしょうかお客様」

暦「今晩のおかずはなにがいいですかね？」

店員「当店は書店ですので……あ、お料理の本をおさがしですか？」

暦「ちげーよ！！i'm　ダ　ン　シ　コ　ウ　コ　ウ　セイ！！！ダ　ン　シ　コ　ウ　コ　ウ　セ　イ　ノ　コ　ン　バ　ン　ノ　オ　カ　ズ　オ　リ　ョ　ウ　リ　チ　ガ　ウ！！」

店員（なにこの人……）

暦「ふー、かまないで言えたよ。もし目の前にかわいい女性がいたら確実にかんでたね今のせりふは」

店員「……」

暦「これも君の顔面のおかげだよ店員さん」

店員「」イラッ

帰り道

暦「買っちゃったよｗｗ買ってしまった！！エロ本買ったぜ☆」

暦「あ、そうだ友達になった羽川に写メ送ってあげよう」パシャッ

？？「うぬ……」

暦「羽川喜ぶかな～♪」パシャッシャシャシャ……

ピロリローン♪

？？「うぬ、うぬじゃ、そこのうぬ」

暦「……なんか」

？？「……」

暦「なんか表紙みてたらたってきた」

ありゃりゃ木さん……
(・ω・`)

暦「こんな道のど真ん中でやるわけには……だがぁ！己の本能にあらがうすべを知らぬ」

暦「ほら、犬とかよくするじゃん？電柱に街灯におしっこ、犬が許されるんだからこの俺が許されないはずはない！！ちょうど電柱があるし　？？「そっちじゃないこっちじゃ！」

暦「え？」

？？「何度も呼ばせるなこっちへこんか！！」

暦「ハハッ、街灯から声が聞こえるぞ！そんなにぶっかけてほしいのか、しょうがない電柱には悪いが今日は街灯にするよ」テクテク

暦「さて、近くでみるとでかいな街灯」ボロン

？？「な、なにをするつもりじゃ！？」

暦「さて……ん？」

？？「は、早くその汚物をしまわんか！！」

暦「うわぁぁぁぁぁああいああああああああああ！！！」

その街灯の下には、ひどく疲労困憊の体を呈している女がいた。
街灯に背中を預けるようにして。
アスファルトの上に座り込んでいた。

暦「ざ、ざざざ座高低！！低すぎるよ！！この僕がぜんぜん気づかなかったじゃないか！！！」ぶらりーの

？？「いいから早くそれをしまわんかっ！！」

暦「僕は今日羽川のパンツをみてきたから責任をとって羽川をもらわなきゃいけないのに君に大事なところをみられてしまった……」

暦「どうしてくれるんだよぉぉぉぉぉ！！これじゃイイお婿さんになれなーい！！」

？？「……まずしまえ」

暦「あ、はい」

これがホントのムララギさん

暦「で責任はとってくれるんですか？か？か？か？かぁー？」

？？「カカッ、うぬ、気に入った。儂を助けるにふさわしい」

暦「婿にふさわしい？」

？？「……助けるのにふさわしいといったのじゃ」

暦「それじゃあ名字はどうしようか？僕の名字は噛まれるからよかったら君の名字にしたいんだけど教えてくれない？」

？？「……我が名はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード……鉄血にして熱血にして冷血な吸血鬼じゃ」

暦「oh……痛い」

キスショット「」ムカッ

暦「手とか切られてるけどいたくないの？」

キス（そっちの痛いか……）

キス「血を失いすぎた、本来ならなんともないのじゃがこのままでは死んでしまう」

暦「死ぬってなんだよ……」

キス「じゃから助けろと…暦「妻になってくれるんじゃないのかよ……」

キス「え？」

暦「責任とって結婚して、めちゃくちゃ噛まれる僕の名字を変えてくれるっていったじゃないかっ！！」

キス「は？」

暦「ふざけるなよ！！おまえは絶対死なせないからなっ！！」

キス「……」///

暦「で、どうしたらいいんだ？」

キス「……うぬの血肉を儂が食らう」

暦「ふざけ倒せよ！！！！」

暦「食らうってことは噛むってことだろ！？そうなんだろ？」

暦「僕は噛まれるのが大嫌いなんだよ！！」

キス「なにを怒っておるのじゃ、儂の体と一つになれるのじゃぞ？光栄に思わんか」

暦「お、おまえと一つに///」

破綻にもほどがあるな
一回寝ろ

わざとだろ

キス「そうじゃ、早くうぬの体を寄越せ」

暦「しかすぃぃい！！だまされないぞ暦くん！！それは僕を噛むってことだろう！？」

暦「そんなことは許さないナイナイツ！！」

暦「まぁおまえが歯を全部抜いてからスーパーエロティックにアマガミで僕を食べるんなら妥協してもいいが」

キス「……」

キス「……なにをふざけたことを抜かしておるのじゃ」

暦「そうかじゃあしかたないこの結婚話だ」

キス「は？」

暦「じゃあな」スタスタ

キス「…嘘……じゃろう？」

暦「あーあ、今日はいい月だし、うちに帰ったら月火ちゃんでも視よう」

キス「助けて……くれんのか？」

暦「あ」

暦「羽川から返信だ」

『えっと、阿良々木君だよね？』

暦「……」

暦「当サイトのご利用金が未払いなっております。っと」

ピロロリーン♪

キス「い、いやだ、いやだいやだいやだしにたくない」

キス「たすけてよ。誰か誰か助けて、助けてくださいおねがいしま

バッ

暦「だーれだ！」

キス「！？」真っ暗

キス「……人間？」

暦「そんなこたぇかたありかよぉぉぉぉ！！間違ってないから減点できない寂しさ！！」

暦「正しい答えはコヨミンだよ！」

キス「……」

暦「リピートアフォターミー」

暦「コヨミン」

キス「コヨミン……」

暦「おまえの夫の名だ。おぼえとけ」

キス「！？」

チュッ

僕の突然の行動驚く吸血鬼。
キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードは、口をつけたまま一言。

キス「あふぃがろう……」

そんなことを言ってきた。

ざくり、と。
鋭い痛みが舌を襲い……僕は彼女に噛まれたことを自覚する。
自覚する。
噛まれたことを自覚してしまった。

暦「うわぁぁぁああああかまれたぁぁぁぁあああああ！！！」

そう叫びながら、今朝出会い。
責任をとると約束した人がいたのを思い出す。

暦（ごめんな羽川、おまえをめとってやれそうにはない……）

こうしてこの僕、
阿良々木暦の、
17年と少しの人生は、
なんの前触れもなく、
あっけなく幕を閉じた。



はずだった。

がんばれ

忍野とbl展開はよ

暦「あぁあ！！かまれるなんて最悪な夢を見た！！！」ｶﾞﾊﾞｯ

少女「……うるさいのう、もう少し寝かせろzzz」

暦「さぁて！！！ここはどこだかわかるかな！？」

暦「シゥウィンキイングタイムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥｌ！！！！イエー↑↑」

暦「まず、部屋の端からー」ドドドドド

暦「端まで、うーむ一秒もないな。さすがは部屋狭い！！！」

少女「ｚｚｚ……」

暦「ａ,狭い部屋」

暦「ピンポーン！！！暦選手まず一問目正解です！！」

暦「生家視した暦選手はボーナス問題に挑戦できます。どうしますか？」

暦「うんするするスルー♪あ、スルーかするのかわからない？ごめんねわざとわかりにくく行ってみた★」

暦「チャレンジする、絶対ポイント稼いでやんよ！！」

暦「それではーぼ0なす問題、ここはどこでしょう【くわしく】」

暦「そんな問題朝飯前の寝起き前の睡眠前の夕食後だぜ！！」ダッ

少女「うるさい！！！」

暦「……」

少女「…ｚｚｚ……ｚｚｚ」

暦「お外行こう……」

暦「それにしても僕は何時間寝ていたんだ？」トボトボ

暦「この建物は広いよな？」トボトボ

暦「あ、出口が見えた」

暦「やけに眩しいな」

そうして、建物の外、
生い茂る茂みに足を踏み出した瞬間である。

身体が。
僕の全身が、輝いた。

暦「うおおおおおおおおおおおおお！！！！」ボッ

暦「なにこれなにこれなにこれかっけぇ！！」

暦「写メとろ、写メ撮って羽川におくろっ！！」パシャ

少女「たわけっ！！」

暦「誰だか知らないがみてくれ！！僕輝いてる！！！」

少女「さっさとこっちに戻ってくるのじゃ！！」

暦「……なんでさ？」

少女「おまえの体が燃えておるからじゃ！！！」

暦「えっ、なにいって……うわあああああああああああああああああ！！！！！！！！！」


暦「あちいいいいいいいもえてるううううううううううううう！！！！」

暦「助けてあちいいいいいいいいいいいいいい！！！いわいわれなきゃきずかなかったのにいいいいいいい！！」

少女「どういう神経しとるんじゃ……」

少女「……仕方のないやつじゃ」トボトボ

暦「おたすけええ！！」

少女「黙れ」ボッ

暦「！？　おまえ……」

少女「くっ！！」ガシッ

暦「おまえすごい光ってるぞ？」ズルズル

少女「燃えとるのじゃ……っつ！！」トボトボ

暦「そうだったあちいいいいいいいい！！！」

少女「……」

少女「全く」

暦「おっぱいチェック！１」

少女「いきなり太陽の下に出るとはなにを考えておる……まったっくちょっと目をはなしたすきに……」もみもみ

暦「ｂ……ないですね」

ガツッ！！

少女「少し目をはなした隙にバカなことをしおって自殺志願か、うぬは」

暦「い、いきなり殴るなんてなんて女の子だ！！

暦「一体どんな教育を受けてきたんだ！！親の顔がみてみたい！！」

少女「その言葉そのままうぬに返す」

みてるやついるかわからんけどここまでしか覚えてないから読んでくるわ

ムララギさんかっけぇ④

少女「全くうぬは吸血鬼の弱点が太陽だと言うこともしらんのか？」

暦「え？　おまえってもしかしてこの間の……」

少女「正確には三日前の晩じゃが、
　　　儂はうぬを吸血鬼へと転成させた
　　　キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードじゃ」

キス「ハートアンダーブレードと呼ぶがよい」

暦「僕を……噛んだ…」

キス「うぬが仕掛けてきたんじゃろうが」

暦「他人の舌を噛むなんて非常識だ！！最低だ！裁判だ！！サイパン島だ！！」

キス「……」

暦「アセロラは頭が鈍くつっこみが苦手、食べないほうがいい」メモメモ

キス「待てい」

キス「儂のことはハートアンダーブレードと呼べといったじゃろう」

暦「助けてやったのに命令とはまたずいぶん不快な、不快さレベル２８！」

キス「最大はいくつじゃ？」

暦「18」

暦「やべーーそうとうやべーーー不快レベルのチーターだよ！！」

暦「それにながったらしいだろうが。そんな長いと僕ですら噛むよ、噛むのは大嫌いなんだ」

暦「それになにかアセロラと読んではならない秘密があるんですか」