京太郎「ここが……どこだっけ?」 (130)
※京太郎スレです
※構想3分のガバガバ設定です、不思議だと思った点は教えて下さると助かります
※HDMI端子を潰したため現在 P S P です、AA等は有りません
それでは瞼谷等のキャラが把握しづらい高校と永水女子、清澄高校を除いた
高校、荒川病院面子から4人を安価募集致します
↓2~5
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428053902
胡桃
竜華
憧
一
憧
被ったか
ならモモ
胡桃、竜華、一、憧に決定致しました
なるほどなるほど、ではプロローグ作成に掛かります
憧「ね、ねぇ、今日だっけ?」
竜華「ん、何がや?」
一「ほら、昨日先生から言われたでしょ、転校生。」
竜華「あー思い出したわ、確か男子やっけ。苦手やもんなぁ、憧は。」
胡桃「同じ生き物なんだし、気にしない!」
憧「だって小学校も居なかったじゃない、中学だってーー」
憧が何か言いかけると遮られるようにドアがガラガラっと開く
先生「皆揃ってるな、今日は前から言っていた転校生が来る。
入ってきなさい」
白髪の先生が声を掛けると、先ほどと同じようにドアが開かれる
京太郎「どうも皆さん。須賀、須賀京太郎です
これからよろしくお願いします。」
期待
竜華「なんや、頭は勢いあるのに本人はあんま元気ないやん。どしたん?」
胡桃「こ、こら、失礼でしょ!須賀君もあんまり気にしないでね?」
京太郎「は、はぁ…」
一「はい、こっちだよ京太郎君、おいで?」
先生「須賀君、一の言うとおり君の席はあそこだ。」
京太郎が周りを見渡すと5人の少女が居る、居るのだが一人が異様に存在感を放っている
とりあえず気にせずに席に着くものの気になるモノは気になる
となるとやる事は一つ席に腰を下ろして聞いてみる
京太郎「あのー……」
一「ん、なんだい?」
先生「雑談は少し待ちなさい、連絡だけして今日は終わりだから」
と言うと慣れた口調で連絡を済ましていく、先生が別れの挨拶を終えると先ほどの会話を思い出した様に再開される
一「あ、京太郎君、なんだっけ」
京太郎「あぁ…えと」
何を言おうとしてたのかを思い出すために周囲を見渡すと質問したい事が増えたがこの際変わらないだろう
京太郎「色々あるんですがまず、寝ているその人は…?」
一「あぁ、小蒔ね、どしたの?」
京太郎「どしたのって、HRの時間に寝ていたのに何も言われなかったじゃないですか」
竜華「あぁー最初やもんな、そら分からんわ」
胡桃「小蒔が朝寝るのは体質なんだよね…最初見たとき怒っちゃったよ」
一「まぁ気にしないであげて、本人もその事気にしてるみたいだから」
京太郎「わ、分かりました。では…前で震えている人は?」
憧「男子怖い男子怖い男子怖い…」
一「憧はトラウマかな、まぁ京太郎君が治してあげてもいいんだよ?」
憧「こっ、来ないで!」
京太郎「…最後に皆さん歳ってバラバラですよね?」
一「だって5人しか居ないし、あ、京太郎君で6人目か」
胡桃「年齢は憧と須賀君が同い年だね、13でしょ?」
京太郎「そうですね、あと……」
一「あ、自己紹介がまだだったね、ボクは国広一、中学2年生」
竜華「あ、次はうちか、うちは清水谷竜華、中3やで」
胡桃「同じく中3、鹿倉胡桃!ほら、次!」
憧「あ、新子憧、須賀と同じ中1…です」
京太郎「同い年なら敬語はいらない…ですよ?」
胡桃「二人とも敬語でしょ!」
まだ3レスですがご飯行ってきます
再開しま…
……あの、真に申し訳ございませんでした、モモを今から追加致します
再開します
限界集落?
おけおー
桃子「あの…」
京太郎「!?」
胡桃 一「あ、モモ…」
竜華「あはは、やっぱ見えてなかったんやね。その子は中1の東横桃子。」
桃子「先輩ヒドいっす!」
胡桃「ご、ごめん…」
一「あ、ほら、部活やんない?」
京太郎「部活…ですか?」
竜華「せやで、言うてもただゲームやるだけな部活やけどなー」
小蒔「じゃあ早速やりましょう!」
一「あ、小蒔起きたんだ」
小蒔「はい、おはようございますっ」
憧「あ、急だけど…今日ゴミ山行っていい?」
竜華「憧はゴミ山ほんと好きやねー、京太郎君の歓迎会はゴミ山でやろか!」
一回消えたので遅くなりました、まる
なるほど
ひぐらしか
~ゴミ山
憧「わ、すっご…」
竜華「前来た時よりだいぶ増えたなぁ…こらなんか在りそうやで」
一「あはは、竜華までノリノリだね。京太郎君も行っておいで。ボクは休んでるからさ」
京太郎「お、トランクケース!こりゃ何か…って」
憧「ぬ、抜けない……どうしよ…」
京太郎「おーい、新子、何してんだ?」
憧「す、須賀…あ、あのこれ…」
京太郎「何だこれ…四角だな」
憧「四角って…雀卓だと思うんだけど、私じゃ抜けなくて…」
京太郎「…ふんッ!!」
ガラガラっとキャスターの音が響く。雀卓をゴミから引き抜き、宙に浮いた雀卓が勢いよく落下したのだ
憧「わっ…すごいわね、あんた。」
京太郎「まぁ男だしな、これぐらいはーー」
桃子「お、雀卓じゃないっすか!懐かしいっすね」
音が聞こえたのかいつの間にか桃子が隣に居た。周りを見渡すとどうやら全員集まってきたみたいだ。
小蒔「……」
一「雀卓…?」
竜華「お、これうちにあるで!まさかゴミ山で見ることになるとは思わんかったけどな…」
京太郎「…清水谷さんは出きるんですか?」
竜華「ん、竜華でええで、呼び方。それと麻雀は出きるけどそんな強ないなぁ」
竜華「まぁ強さは置いといて、や。これ部活で出来そうちゃうか?」
京太郎「あ、俺ルール分からないんですけど…」
一「まぁ麻雀は簡単だし、明日打ってみる?楽しいよ」
京太郎「分かりました、楽しみにしておきますね」
竜華「じゃあ明日は麻雀って決まったところで今日は解散!
学校側に家があるうちが責任持って雀卓を学校に持ってくから。それじゃまた明日!」
一「竜華はいつも騒がしいなぁ、じゃ小蒔とボクはこっちだから」
小蒔「それじゃみなさん!また明日会いましょうっ」
胡桃「私たち4人がこっちだね、それじゃ行こっか」
憧「今日はなんだか疲れた…」
桃子「私も先輩に忘れられて精神がズタボロっす…」
胡桃「モモごめんね、今度パフェ奢るから、ね?」
桃子「仕方無いっすね!先輩がそこまで言うなら許してあげるっす!」
京太郎「あはは…」
憧「そういや須賀はなんでここに来たの?」
京太郎「まぁ色々あって、な」
てな感じで今日は終わります。明日は京太郎の自宅からですね
短いのはご愛敬
乙
おつですん
乙
これから惨劇が始まるのか(白目)
そういやこっから安価多めにして自由度を高めるか
今みたいにほとんど取らないか聞いて無かったです
1安価取れや
2非安価で劇的展開あくしろよ
↓1~3で判定します
2
2
2
ライアーゲームみてたら埋まってた、非安価で頑張りますん
あと日付変わらないうちに酉つけた
乙~
暇だし投下します、夜以外は基本sage進行でいきますん
~京太郎家
京太郎「…ふぅ、疲れた。あの学校俺含め7人しか居ないのに色々とおかしくないか…?
それに白髪の先生も気になるし…」
色々考えふけっているとガタンっと音が鳴る。新聞など取っていないし、回覧板だろうか?
京太郎「色々考えても仕方無い、か。よいしょっと」
腰を上げ、ドアを開け、郵便受けを開ける。入っていたのはーー
京太郎「新聞が2枚?…イタズラ?」
周りを見渡すが誰も居ない
ならば家に帰って暇潰しに読むのもいいか、と早々に家に入っていった
京太郎「なになに……テーマパーク建設…」
一枚目はテーマパーク建設、村に害は特に無かったが地元住民に反対され中止
京太郎「…一枚目はよく分からないな、二枚目、と……ッ!?」
そこに書かれていたのはーー
京太郎「お、俺の…な、んで…?」
京太郎が此処に来る直接的な原因になった事件
少年法に守られ、顔も名前も公開されなかったが地元でかなり有名な事件
とある少年が
ーー京太郎が
とある少女を
ーー宮永咲を
刀で切った事件
ーー殺そうとした事件
京太郎「何で…俺はもう……う、わあああああああっ!!」
ダンダンッ外からドアを叩く音が聞こえる。だが錯乱している京太郎はーー
憧「す、須賀っ!どうしたの!?」
京太郎「あ、新子が…この新聞を…きっと、きっとそうだ。
アイツはこの事を知っている、殺さないと…!」
殺さないと間違いなく広められ、この地にも住めなくなってしまう
憧「須賀…?落ち着いたのかな…大丈夫!?」
急に静かになった事に不信感を抱くも安堵していた憧だったが
ーー京太郎はこの時包丁を持ってドアまで近づいていた
そしてガチャ、とドアを開け、刹那の瞬間憧の頸動脈めがけて真っ直ぐ包丁を伸ばす
グチャッと鳴る音共に血が飛んできた、確実に頸動脈を捉え確実に切った
京太郎(殺した…!)
確信出来る程手ごたえがあった、宮永咲を切った時より確かな感覚だった
ん?
ま た か
PSPが消してくれたお陰でアレなんで再開は朝か昼です
乙
朝なので再開、暇な時はこういう風に不定期に投下します
ーー憧を斬ったばずの包丁がどういう訳か白髪の男、先生の腕を斬っていた
京太郎「……!?このッ、邪魔すんなァァ!!」
憧「ひっ!す、須賀やめて!」
仕留めたと思った相手が生きて居たからか、京太郎は更に錯乱する
先ほど攻撃を腕で止めた先生を憧と徒党を組んでると判断し、攻撃を男に向ける。だがーー
先生「命は投げ捨てる物ではない」
包丁に当て身を取られ身動きを封じられてしまった
先生「落ち着け須賀、今から須賀の家に入る。いいか?」
ーー見られてしまう、だが憧と徒党を組んでるなら知っている筈。今更か
京太郎「は……い」
先生「では入る、憧もついて来なさい」
憧「え、あの、お、おじゃまします……」
憧は一人だけ場違い感を否めない中、先生についていく。本能的に一番それが安全だと判断したから
京太郎家内部~
先生「何から聞けばいい、須賀」
京太郎「…?」
言ってる意味がまるで分からない、こちらからのミスリードを狙ってる訳でも無さそうだ
なら直球。事件について
京太郎「新子と先生は事件をどこで知って、この新聞をどこで入手したんですか?」
先生「確かに私は事件の事を知っている。担任だからな、少し調べさせてもらったよ
だが新聞は知らんな」
嘘を言ってる様にも見えない、仮に嘘を吐いていたとしても確かめる術がない
京太郎が先生を疑っているとーー
憧「わ、私事件とかわかんないんだけど……」
京太郎「……え?」
憧「い、いやだから、事件って何の?」
京太郎「……何でドアを叩けたんだ?」
憧「何で叩けたって…あの後ゴミ山にもう一度行って、帰り道に須賀の声が聞こえたから…だ、駄目だったかな……?」
京太郎「……マジかぁ」
先生「須賀、憧にも話してみたらどうだ?この際言う方が楽だろう」
京太郎「……ですね」
それから俺は咲のこと。刀のこと。斬りかかった理由まで全て明かした。
早起きなイッチだな 支援
憧「…あのね、正直に言うと今すっごい須賀が怖い
でも何で私が悲鳴も上げずに此処に居ると思う?」
京太郎「先生が、居るからか…?」
憧「違うわよ、須賀。あんた自身の人柄を信じてるから」
京太郎「でも出会ってまだーー」
憧「まだじゃない、もう。もう一日経ったのよ。」
京太郎「それでも一日には変わりないだろ。人柄を見極めるのがーー」
憧「早くない。そもそも竜華や小薪が何の反応も示さなかったんだからアンタはただの一般人。
言葉で解決するという方法よりも楽な、[ピーーー]という方法を知ってしまっていた不幸な一般人よ」
京太郎「……」
先生「一晩頭を冷やせ、そして次は何を避け、何をすべきかよく考えるんだな。」
憧「私、今日の事気にしてないから。またね、京太郎?」
京太郎「あ、あぁ…」
先生「ではまた明日学校でな」
京太郎「…は、い」
実はまだ寝てないという事実、寝落ちまったなしなのでおやすみなさい
次の投下時はsaga進行します
乙です
おつー
もうレベル5くらい発症してるんだろうか
おつー
乙乙
病弱で直死の魔眼持ちの拳法家な先生か…
先生はまさか竜華に膝枕させてないだろうな
おはようございまし、今日もPSPからです
それと時代背景は咲世界準拠の3年前です
ひぐらしに似たような何かなのでダム建設がテーマパーク建設になってたりします
>>50
先生は何時も校庭で胡座をかいてなんかしてます
京太郎「……はぁ」
疲れた、身体的な面ではなく体が、だ。
京太郎「初日でホームシックになりそうだ…」
一人暮らしも楽じゃない、と付け加えるように晩飯の支度をする
京太郎「さて…久しぶりにこの地の名物でも造るか」
そう言うと慣れた手付きで調理を済ませていく
晩飯完食後~
京太郎「ごちそうさんっと。……食器洗うか」
と、腰を上げたその時。聞き慣れた曲が流れる、誰だろうか
京太郎「………」
ツーツーと電話を切った音が流れる。
京太郎「もう…寝るか」
何も考えたくないと言わんばかりに倒れ込む。
怖いー
うわああああああ、すいません消えましたもう一度かきまし…
京太郎「さて…俺は行くべきなのか?」
すでに朝食を済ませ、制服を着ている京太郎は昨日のことを思い出していた。
新子は気にするな、と言っていたが……
色々考えているとドンドンっとドアを叩く音が聞こえる
憧「おーい、きょーたろー?学校行くわよー」
新子だ。来てしまったなら仕方無い、と半ば諦め近く腰を上げ、歩み始める
京太郎「今行くからちょい待ってくれ」
鍵を取り、ガチャ、とドアを開け外に出る。外は快晴、眩しいと思いながらも外に歩みを進める
憧「おはよっ」
京太郎「おはよう。じゃあ、行くか」
少し歩き始めるとーー
憧「……あのね、昨日の事、誰にも言わないからね?」
京太郎「ありがとな…事件のこと、憧にやって仕舞ったこと。
いつか、いつかきっと皆に話すから…」
憧「頼むわよ…?」
桃子「なーに二人で盛り上がってるっすか?」
胡桃「うんうん、二人とも元気でよろしいっ!おはよ」
二人の来客、朝だと言うのに一気に騒がしくなってきた。
京太郎「東横さん、鹿倉先輩、おはようございます」
憧「あ、二人ともおはよう」
桃子「おはようっす!……さっき何の話をしてたっすか?」
京太郎「え…いや、あの、昨日また阪神が勝ったな、ってことだよ、な?」
憧「そ、そうそう、阪神開幕から10連勝で調子いいわねーって、あはは…」
胡桃「憧……オリックスのファンだったんじゃ…?」
憧「あはは…乗り換えたのよ。ほ、ほら、そんなことよりもう学校よ?」
桃子「……」
学校内部~
憧「一、竜華、小蒔ーおはよっ」
一「あ、皆来たんだ。おはよ。小蒔はまだ寝てるよ?」
竜華「おー来たな、麻雀のルールブック持ってきたから、京太郎君はこれよんどきや」
京太郎「天と地……漫画じゃないですか」
竜華「まぁ…これしか無くてな……あはは」
京太郎「あ、でもオカルト無しの麻雀なんですね」
胡桃「オカルトなんて無いからっ!」
桃子「あはは…」
憧「あ、ほら。先生来たわよ」
ドアがガラガラと開かれる。そして昨日のようにHRを終えるとーー
先がびびる
小蒔「おはようございますっ」
一「ん、おはよ」
京太郎「おはやうございます。それと今日は一限目って……」
憧「体育……だけど」
竜華「あはは…制服でいいから、先生来るのまっとき」
京太郎「は、はぁ」
あの先生だ、何を教えていてもおかしくない。けれど何か不安は無い。何故だろうか
しばらくするとドアがガラっと開き、先生が来る
先生「…今日は南斗でも流派東方不敗でもなく、座禅だ」
京太郎「……?」
一「だ、黙って従う」
先生「武や拳を極めてもそれだけでは意味がない。いつでも心を落ち着かせ、冷静な判断が出来るように心掛けなさい」
京太郎「……」
正直意味が分からないがいいことを言ってる様にも見える。黙って従うのが吉だろう
実際皆そうしている
30分ぐらい経っただろうか、チャイムが鳴り、授業が終わる
先生「では今日はここまでだ、座禅は全ての基礎、普段から心掛けるように」
ではな、と言って先生が教室を去る。この学校の生徒はおかしいと思っていたが正直あの先生が一番おかしいのではないだろうか
……はぁ
竜華「あはは…今日の授業も終わったし、部活やで!」
小蒔「麻雀…ですか?」
一「そういや小蒔麻雀出来たっけ?」
小蒔「…出来ません」
竜華「まぁ7人も居るし3人余る、最初は見といたらええねん」
一「竜華の言うとおりだね、じゃあ最初は……どうする?」
桃子「はい!私やりたいっす!」
竜華「じゃあモモは確定で、憧も入る?雀卓見つけたんだし」
憧「ん、じゃあ入らせて貰おうかな」
胡桃「はいっ!私も久しぶりに打ちたい!」
竜華「じゃあ最後は……うち入ってええ?」
一「ふふっ、いいよ。京太郎君もそれでいい?」
京太郎「ええ、大丈夫です」
竜華「じゃあ……やるで」
そこからは圧倒的だった。竜華の独壇場と言っても過言じゃないくらい
時々胡桃や憧が桃子に振り込み驚いていたのは少々謎だが
所謂オカルトってやつだろう
ほのぼタイムか
竜華「ふぅ…対局ありがとうございました」
憧「ありがとうございました…」
胡桃「ありがとうございましたっ!」
桃子「ありがとうございましたっす!」
一「いや、すごいね竜華」
竜華「まぁうちは普段から打ってるからなぁ」
京太郎「…難しいですね」
小蒔「……」
竜華「何や悪いことした気分になってきたわ、ごめんやで?」
胡桃「だ、大丈夫だよ、気にしてないよ?ね?」
憧「うん、大丈夫だから!」
桃子「っす!」
一「あはは…あ、小蒔そろそろ」
小蒔「はい、行きましょうか」
竜華「そっか、もうそんな時期なんやっけ」
憧「…じゃあ今日はもう帰っていい?」
竜華「うーん、せやな、今日はここまでや!」
京太郎「ちょっ、ちょっと待って下さい。何で神代さんと国広さんは帰ったんですか?」
胡桃「あぁ、知らないんだっけ。この村ではね、一年に一度、お祭りがあるの」
京太郎「お祭り……?」
竜華「そ、供養祭って言ってね」
京太郎「供養祭…?」
竜華「これはなー村に3つある学校から選ばれた学校が祭りの実行委員になって祭りをやんねん」
京太郎「へー……で今年は?」
胡桃「うちだよ」
京太郎「へ?」
一「ボク達がやるの」
京太郎「ええええええっ!?」
竜華「まぁ落ち着き、実行委員って言っても形だけやって言ってたし」
京太郎「そ、そうですか………ん、言ってた?」
憧「あ、私帰るわねー。話長くなりそうだし」
竜華「ん、また明日なー。んで、言ってたってのはな。うちら祭りに参加したことないねん」
京太郎「え、一年に一度のお祭りなのに?」
胡桃「なーんか知らないけど未成年は実行委員の学校しか入れないんだよね」
一「そゆこと、だから楽しみでもあり不安なんだよね」
京太郎「なるほど……未成年が学校の運営しか入れないお祭りってのは怖いですね」
桃子「…そうじゃないっす」
京太郎「…え?じゃあなんで……」
お腹空いたのでご飯いってきまし
綿流しきた
乙です
ただま、投下開始するぜよ
桃子「人……未成年が毎年殺されるっす」
京太郎「……は?」
胡桃「だから私達は殺されに行くの」
京太郎「ちょっ、ちょっと待って下さい!へ、な、なんで!?」
竜華「何でって、何でやろか」
京太郎「ま、祭りに不参加は?」
胡桃「家に来るんじゃない?」
京太郎「…村から、逃げないんですか?」
一「まぁ待ってよ、京太郎君。別に殺されない可能性だってあるんだよ?」
京太郎「…どういうことですか?」
桃子「毎年、行方不明者が出てるっす」
京太郎「そ、それって消されただけじゃ…?」
一「そうかもしれない、だけど逃げた可能性だってある」
竜華「ま、それでも殺される可能性のが高いんやけどな。行方不明者は毎年2~3人殺されるのは決まって5人っちゅー話や」
京太郎「そ、んな……祭りは…何時…?」
胡桃「明後日だよ」
京太郎「そんなの…皆で!皆で逃げましょうよ!馬鹿げてる…」
はい
>>66
怖すぎだろ
こわいだろ
竜華「馬鹿げてるって言ってもなぁ、大体逃げられんし」
京太郎「……何で、何でそんな簡単に…殺されてもいい、みたいな態度が…」
胡桃「?殺されても私達はただ戻るだけだよ?」
京太郎「もど……る?」
胡桃「村に保管されてる小さな珠にね。供養祭の日に殺されるとその中の一つになる」
竜華「いややなぁ、京太郎君。常識やろ?」
京太郎「そ、そんなの戻るとは言わないし…第一そんな馬鹿な話が現実な訳がない!
騙されてますよ!?」
竜華「…村を疑うんか?」
京太郎「疑うとかそんな話じゃないです……それに国広さん」
一「ん、なんだい?」
京太郎「…さっきあなた帰りましたよね?」
一「まぁ面白そうな話が聞こえてきたもんだからさ」
京太郎「面白い…?人が殺される前提の話がですか…?人の命に価値を感じないんですか?」
一「だーかーらー戻るだけだってば、それに京太郎君。
君だって人を殺そうとしてたじゃないか、それも戻すんじゃなく純粋な殺意で」
京太郎「な、んで…!?」
竜華「なんや、人のこと散々言ってそれかいな。信じられんわ」
京太郎「………帰ります」
ドアを開け、帰ろうとすると
竜華「京太郎君。明日休んだ、いややで?」
京太郎「……っ!」
~帰り道
京太郎「……何で」
桃子「須賀さん」
何もないところから急に現れた桃子。だが今は驚く余裕がない
京太郎「東横さん……?あなたも俺を馬鹿にしに?」
桃子「違うっすよ。いいからこっちへ」
京太郎「ここは…?」
桃子「私の家っす。早速だけど話をするっす」
京太郎「……」
桃子「まぁ返事しなくてもいいっすよ。ともかく話すっす。
さっき須賀さんが見聞きしたことは狂ってる。そういう認識が出来るっすよね?」
京太郎が首を縦に振る
桃子「よかった、ここまではオッケーすね。じゃあ早速脱出作戦の概要を話すっすよ!」
京太郎「脱出…作戦……?」
桃子「そうっす!憧と私、須賀さんの3人で脱出するっす!」
京太郎「何で…俺を?」
桃子「正常な人を助けるのに理由が必要っすか?」
京太郎「でも、東横さん一人だと、簡単に脱出出来るんじゃ?」
桃子「それが恥ずかしい話、私一人じゃ絶対無理っす」
京太郎「…へ?」
桃子「監視カメラがあって、私それに映っちゃうっす」
京太郎「つまり……?」
桃子「強行突破しか手段は無いってことっす」
京太郎「そ、んな……脱出はやっぱり…」
桃子「…沼があるっす」
京太郎「沼…それがどうかしたんですか?」
桃子「沼の中には横道が合って、そこから、海に…」
京太郎「じゃ、じゃあ助かるんですか…?」
桃子「問題が、二つほどあるっす」
京太郎「……何ですか?」
桃子「一つは距離…沼から海に出るまで100mはあるっす」
京太郎「え…?」
やばすぎる村だな…
これ実は京太郎を沼に沈めるための嘘なんじゃ…
桃子「だけどその問題は心配ーー」
憧「心配無いわよ、小型エアボンベを持ってきたわ。空気も注入済みよ」
憧が玄関の方から現れる、いつの間にか入って来てたようだ
京太郎「新子……!あ、もう一つの問題って?」
桃子「…沼の中の横道の存在を先輩達が知っていることっす」
京太郎「でっ、でも、あの人達は殺されることに寛容的だったはず…。
俺達を妨害する理由なんて…」
憧「あるわよ、供養祭に5人殺さないと戻る事は出来ないから。
私達が逃げたら残るは4人、ただ虐殺されるだけね」
京太郎「……」
桃子「さて、おしゃべりは此処までにして出るっすよ」
京太郎「え、出るって今から…!?」
憧「当たり前でしょ、横道が塞がれないとは限らない。
ほら、エアボンベ持って。」
桃子「行くっすよ!」
京太郎「…分かりました、行きます!」
リアルタイムだー
唐 突 な 安 価
バッドありますけど運ゲですね、酉に答えかくしまする
1
2
3
下3まで多数決、同数の場合は直下を採用
3
1
埋まらなさげだしちょうどいいので18時まで休憩貰いまする
安価下
2
3
2
酉の中身は後でいいよね
再開しますん
~沼までの道中
京太郎「沼、ってどれくらいかかる…?」
桃子「えと…もう少しっすね」
京太郎「…東横さん、新子。前に……」
竜華「やっほ、京太郎君…?」
一「京太郎君、どこ行くの?」
胡桃「逃げるの?」
桃子「先輩達…何しに来たっす?」
竜華「嫌やなぁ、分かってるやろ?逃げられたらうちら困んねん」
京太郎「…女性三人に負けるほどやわじゃないですよ?」
竜華「冗談、ばっちり対策済みやで」
そう言って取り出すはスタンガン。殺すのはあくまでも供養祭の日って事らしい。
一や胡桃もスタンガンを取り出すが、身長故そこまで驚異を感じない
憧「京太郎、逃げて」
京太郎「…!?俺は男だぞ、こんなところで女に任せて逃げ出せってか!?」
桃子「私達は武器を持ってるっす、須賀さんは何も無いっすよね?」
京太郎「じゃ、じゃあその武器を俺に……」
憧「私達を無防備にさせる気?」
桃子「私のステルスも先輩の前では無意味っす。
須賀さん、逃げて下さい。真っ直ぐ行けばアレが……!」
京太郎「でも…」
憧「でもじゃない!先生が言ってたこと忘れたの…!?」
~沼手前
京太郎「命は投げ捨てる物ではない…新子、お前が一番守れて無いじゃないか……」
クソッ…どうする……?
説得は無理だ。
今更戻って、二人を助け無事に脱出……無理だ。
京太郎「あああああっ!クソッ」
半ばヤケクソにエアボンベを装着し、ザプン、と沼に飛び込む。
京太郎(クソッ俺は……最低だ………!?)
必死に泳ぐ、泳いで泳いで泳ぎ続ける
だが、20mほど泳いだところだろうか。エアボンベから酸素が供給されなくなった
エアボンベの空気が予め抜かれていたのだ
京太郎(がッ……息が………新子……)
意識が落ちて逝く感覚。藻掻いても藻掻いても助けは無く、ただただ空しく水を切り沈んで逝く。
BADEND!
途中の安価コテ#1T2N3B
やる事無いし安価で決めよう
1次は完璧な非安価でコンティニュー
2安価取りたいんだったら別スレ立てろよ
3初SSだしここで終わろうや
下3まで多数決、同数なら直下採用
1
1
1
1
じゃあ1と言うことで多分また明日に投下します
おつー
トゥルーエンドも見てみたいなぁ
帰りましたぬ、んじゃやりますぬ
今回は何ENDにしましょうかぬ
誰かヒロインに
>>95
死ぬヒロインって健気で可愛いよね
京太郎「ここが…どこだっけ?」
胡桃「おーい!おーい!」
京太郎「……ん、俺?」
胡桃「そ、君。君、私が行ってる学校に転校して来た子だよね?こっちついてきて」
京太郎「え、はぁ……あ、待ってくださーい!」
急に少女に話しかけられ、更には強引にどこかに連れて行かれそうになる……なんだこれ
怪しいがともかく周りに人は居ない。ならついていくのが吉と言うモノだろう
胡桃「はい、ここが学校ね。職員室はそっちだから先生に挨拶してきてね」
京太郎「分かりました。此処まで、ありがとうございました」
胡桃「いいよいいよ。じゃ、また後でね」
京太郎「はい、それでは。…………行くか」
胡桃を見送ってから職員室に向かう。
ーーすると
京太郎「老人……?」
先生「はは、これでも30代だよ」
京太郎「すいません、聞こえてましたか…」
先生「よい、別に気にする事ではない。それより時間だ、行くぞ」
京太郎「はい、分かりました」
~教室内
先生「では、入ってこい」
呼び掛けに答え、ドアをガラと開け教室に入る。
京太郎「須賀、須賀京太郎です」
挨拶をすると周りから多種多様に反応が沸き上がる
竜華「おー、これは派手なんが入って来たなぁ」
一「金髪……不良?」
小蒔「……zzz」
憧「ひっ、男!?」
胡桃「やっ、さっきぶりだね!」
桃子「きょ……」
先生「ふむ、須賀。一の横に座れ。それと今日は連絡だけだからしっかり聞くように」
そう言うと慣れた手付きで連絡を済ませる
先生「………では、ここまで。また次の機会に」
そう言うと先生はドアを開け、教室から出ていく
竜華「さて、先生も帰ったことやし、始めるか!」
京太郎「始めるって?何をですか?」
一「部活だよ」
小蒔「…ぁ、おはようございますっ」
胡桃「あ、おはよ、小蒔」
京太郎「…あ、さっき寝てた……?」
小蒔「え、えと、不審者…ですか?」
京太郎「え、いや、て、転校生です!須賀京太郎です!」
小蒔「そ、それは失礼しました!神代小蒔と申しますっ!」
一「おっと、そういや自己紹介がまだだったね。ボクは国広一」
竜華「うちは竜華、清水谷竜華や!」
胡桃「鹿倉胡桃、……中3だからね?」
憧「あ、新子憧…こ、来ないでっ!」
桃子「東横桃子っす!」
京太郎(個性的すぎないか……?)
竜華「さて、自己紹介終わったし、今度こそ部活や!」
桃子「あの…先輩、きょ、今日はもう帰っていいっすか?」
一「モモが用事なんて珍しいね、どしたの?」
桃子「あはは…ちょっと」
竜華「あかん、って言いたいとこやけどしゃーないな。今日はもう解散や」
桃子「すいませんっす……それと須賀さん、ちょっと帰り付き合って貰っても大丈夫っすか?」
京太郎「…え?まぁ、大丈夫ですが」
一日に一度消える現象、キレそうなのでお休みをば
それは同情するわ
時間開けて、またぜひ書いてくれ
復活!投下!最強!
キズナ見てたら元気出てきた、2着だったけど
~帰り道
京太郎「…で、何ですか?用って」
桃子「あなたは……いや、京君は、記憶があるっすか?」
京太郎「……は?」
桃子「混乱するのも無理は無いっす、今から質問をするから答えて欲しいっす」
京太郎「待って……分かるようにまず説明してくれないか……?」
桃子「……分かったっす。込み入った話になるので私の家まで来るっす」
京太郎「………」
無表情を出きる限り保持する。相手が何を言っているか分からない状況で無闇に表情を晒したくない。
信頼できない、京太郎はまだ産まれて数十年だが今ほど思った事はない
桃子「着いたっす、京君も上がって」
京太郎「あ、あぁ…」
言われた通りに上がるが油断はしない。ポケットに入れてある小刀に手を忍ばせる
桃子「じゃあ一問一答制で話をするっす、いいっすね?」
京太郎「…分かりました」
桃子「じゃあ京君から質問していいっすよ」
京太郎「いいんですか?」
桃子「じゃないと信頼を得れそうにないっすからね」
京太郎「分かりました……では…」
質問を考えるーーが相手、東横桃子に対する情報が少なすぎる
故に質問は出来ず
京太郎「…いや、やっぱ東横さんからで」
桃子「……分かったっす。京君、記憶があるっす?」
京太郎「……普通にあるけど」
桃子「少年院の、っすよ?」
京太郎「…は?」
桃子「やっぱりないっね、次質問していいっすよ」
京太郎「……少年院の記憶について」
桃子「分かったっす。心して聞くっすよ」
それから東横は少年院に学校のメンバーが小蒔以外居たこと
京太郎が少年院から一番最初に出て行ったこと。色々な事を教えてくれた
桃子「次は私っすね、京君は少年院から出てからの記憶はあるっすか?」
京太郎「少年院を出てからの記憶……
多分、無い…です。記憶が中途半端に欠落したら分かる筈ですから」
桃子「まぁこの状況も記憶が中途半端に記憶が欠落してる状況なんすけどね」
京太郎「……何でこの村に今俺達は?」
桃子「さぁ……分かんないっす」
京太郎「記憶が戻ったんじゃないんですか…?」
桃子「中途半端に思い出したみたいっすね…申し訳無いっす」
京太郎「いえ……」
桃子「こっちからはもう質問は無いっすよ、京君は?」
京太郎「…なんで東横さんは記憶が?」
桃子「京君のお陰っすかね?」
京太郎「俺の……?」
桃子「少年院に行ってた時にだいぶ仲良くなってたみたいっす」
京太郎「なるほど…ちょっとしたきっかけがあれば思い出すかもしれないんですね」
桃子「ま、そゆことっすね」
京太郎「なるほど……よし、今日は帰りますね」
桃子「もういいんすね、分かったす。また何か思い出し次第呼ぶかもしれないっす」
京太郎「分かりました…ではまた明日」
桃子にそう言い放ち、一礼をし、自宅に帰る
~京太郎家
京太郎「記憶が欠損ねぇ……」
正直信じられない、が嘘を吐いてる様にも見えなかった
京太郎「少年院に神代さんが居なかったのも気になる……
そういや、竜華さん達は俺を見て何も思い出さなかったのか…?」
気になる事が多すぎる、だがこういう時ほど思考放棄が滞る
京太郎「寝るか……」
意識を沈め全てをシャットダウンする。
ーーガチャ、と鳴った音に京太郎は気づけない
3レスしか書いてない…?俺はもう休む!こんなスレに居られるか!
ご飯です
いてらー
色々(用事やら面白そうなスレが)あって更新は21時以降か明日になるかと
はいはーい
ゆったり投下、ですって!
京太郎「さて…明後日か、供養祭は。うーん楽しみだ」
明後日の供養祭、村のどこかに在ると言う珠に戻る事が出来る日。
今から殺されるのが楽しみで堪らない
私的には斬り殺されるのが一番好みなのだがーー
そんな事を考えているとドアがドンドンとノックされる、憧だろうか
憧「す、須賀ー……?もう居ないわよねー…?もう行ってるわよね…?
じゃ、じゃあもう行くわね…?」
京太郎「あぁ、憧か。ちょっと待ってろ」
そう言って鞄を持ち、憧の元へ急ぐ。小学校からの幼馴染みとは言え長く待たせるのも悪いだろう
憧「あ……こ!?」
京太郎「悪い、待たせたな」
ドアを開け、言葉を掛ける
京太郎「憧、大丈夫か…?」
憧「い、いや…来ないで……」
京太郎「変な憧だな……置いてくぞ?」
憧「……あ、え?」
京太郎「…い、おーい憧?」
憧「あ、ごめんごめん。行こっか京太郎!」
京太郎「お、やっといつもの憧に戻ったな。
じゃあ胡桃さんとモモと合流しに行くか」
憧「…あの二人は今日後から来るらしいから、近道から行きましょ?」
京太郎「そっか…じゃあ行くか」
憧「京太郎、京太郎。一つゲームをしたいんだけど、いいわよね?」
京太郎「お、ゲームか。いいな、何やるんだ?」
憧「そうねぇ、お互い、昨日出会った風に振る舞うってのは?」
京太郎「初対面の様に…ってことか?」
憧「ま、そういうことね」
京太郎「…よし、ちょっとやってみるか」
憧「あ、竜華達にもよ。このゲームの事皆に話してあるから、少しでも変なら罰ゲームだからね?」
京太郎「竜華さん達もか……あ、期限は?」
憧「そうね、明々後日までって決めたわ。それまでこのゲームの事を話すのも禁止よ?あ、私にもね」
京太郎「なるほど……じゃ、今から実演スタートだな」
憧「そうね、須賀」
京太郎「あ、あぁ。新子」
急にゲームをすると言われ同様するも何時もの事だから気にする事はない。
…あれ?何時もの事だったか?
何かが引っかかる。何かが、何かがーー
憧「学校着いたわよ、須賀」
しかし無情にもその一言によって思考は中断されてしまう
京太郎「あ……ぁ」
今日8レスしか更新してないけどいつものPSP君がやらかしたのでまた明日となりまする
そろそろ需要無いと思うので今周(15レス程度)で多分終わりですたい
乙ですー
謎はちゃんと解決してからにしてー
おつよー
(需要は)ありまぁす!!
乙
おはようございます
このSSですが需要が無いから書かない的な発言をしてしまいましたが
実際には頭に出来ているシナリオを文章に起こすことが中々出来ないためです
なのでこちらを一ヶ月放置し、別スレを立て修行をする次第です
誠に身勝手とは存じ上げておりますが、お許し下さい。
投下しますん
~教室内、放課後
竜華「さぁ、今日こそ部活やるで!」
一「あはは、竜華は部活が好きだねぇ……まぁ、今日は誰も用事無いよね?」
桃子「私は大丈夫っすよ」
憧「私も」
竜華「……うん!誰も居ないみたいやね。じゃあ、今日は………これ!」
京太郎「これって…」
胡桃「クトゥルフTRPGのキャラシート…だよね?」
竜華「せや!最近ネットで見てなぁ、ルルブもあるで?」
京太郎「おー、いいですね。クトゥルフはやったこと無いんですけど、TRPGかなりやってるんですよね。
俺、大好きなんです!」
小蒔「えっと……」
竜華「あ、もしかして小蒔分かれへん?簡単やからルルブ見て覚えよか」
一「あ、竜華ー。ボクにも見せて!」
桃子「ふっふっふっ、TRPGではステルスモモの独壇場っすよ!」
胡桃「TRPGで消えたら事件に関われないただの一般人だね!」
桃子「」
憧「懐かしいわねー、これ。結構前にやってたのよね」
竜華「んじゃ早速みんなキャラシート埋めたって。ステータスはダイスで振ってな、その後の変更は一切無しやで」
胡桃「あれ?こういうのって出目を交換とか、振り直しとかあるんじゃないの?」
理由をちゃんと伝えてくれれば何の問題も無いかと
竜華「まぁそうなんやけど、ハウスルールってやつやな。こういうのは天に任せるのも面白いやろ?」
胡桃「あはは、そうかもね」
~セッション開始から3時間
竜華「さて今日はここまでや、あんま長引くのもアレやしな」
一「ふー……TRPGは楽しいんだけど終わった後の披露感がすごいね…。
ね、京太郎君?……京太郎君?」
京太郎「あそこでファンブルが出なければ……」
桃子「須賀さんはまだあの時のこと気にしてるっすか?」
胡桃「一々終わったことは気にしない!」
京太郎「うぅ……そうっすね」
憧「あからさまにまだ落ち込んでるじゃない…実際のとこ、どうなの?竜華」
竜華「重要なアイテムを逃したかもしれんなぁ」
京太郎「」
憧「ちょっ、ちょっと竜華!」
竜華「あはは、まぁ詰みはせんから心配せんとき。
…そないなことより憧、随分京太郎君となかようなっとるやん、どしたん?」
憧「ん、まぁ成り行きみたいなものよ」
竜華「そうかそうかぁ、憧も遂に恋をーー」
憧「は、はぁ!?竜華ちゃんと話聞いてたわけ!?」
桃子「憧、顔真っ赤っすよ」
憧「うっさい!」
京太郎「こういう話は普通俺が居ないところでするものでは?」
胡桃「青春…してるね」
小蒔「胡桃ちゃん……おばさん臭いです」
胡桃「おば…!?」
一「っぷ、あはははっ。小蒔は面白いなぁ、ほんと」
胡桃「うぅ…なんで私がこんな目に……」
憧「あ、須賀ー。今日帰り道付き合いなさいよ」
京太郎「…ん、あぁ、分かった」
竜華「はーい、んじゃみんな解散!」
~帰り道中
憧「須賀…いや、京太郎」
京太郎「……今ゲーム中、だよな?」
憧「それはもういいの……それよりね、京太郎。私が帰り道にあんたを呼んだ理由が分かる?」
京太郎「憧が一緒に帰りたいからじゃないのか?」
憧「冗談。誰が今のあんたなんかと」
京太郎「…どういう意味だ?」
憧「何時までとぼけるつもりなのかしら?まぁこの際はっきり言った方が…良いわよね?」
憧「須賀京太郎、あんたは記憶を取り戻してる」
京太郎「…今一言ってる事の要領を得ないんだが」
憧「無理しなくて難しい言葉を使わなくてもいいわよ。あんたがそういう言葉不慣れなのは知ってるから」
京太郎「……」
憧「あのねぇ…幼稚園からの付き合いの私があんたの些細な違いを見分けられない訳ないでしょ?」
京太郎「御託はもういい、なんで分かったんだ?」
憧「…最初は今朝迎えに行った時。昨日は新子って呼んでたのに、今朝はずっと憧。変な話よね」
憧「けどここで記憶が戻ったと決めつけるには早計、少し強引すぎるし何よりも証拠が無いわ。洗脳されたってのが妥当な線ね」
憧「で、須賀変だなって思ってた時かしら?私に記憶が戻ってね、今じゃ完璧に昔の事を思い出せるわ」
京太郎「…憧、お前は俺の事を洗脳されてるって言ったな」
憧「ええ」
京太郎「人が洗脳状態の知人を見て何かを思い出すとは思えない。
洗脳ってのは人格まで変わってしまう、そうだろ?」
憧「そうね、けど手違いがあったら?」
京太郎「手違い…?」
憧「例えばあんたの元の性格を知らない、とかね」
京太郎「ふっ…くふふふ……それはあまりにも道理が通ってないじゃないか?」
憧「…?」
京太郎「分からないか……?まぁ、俺が説明するか
まず一つ、元の性格が分からなかったとしても憧の記憶が戻ることに関係はない。
次に元の性格が分からない、なんて事は絶対にない。
昨日、俺は洗脳も何もされてなく、普通の状態だったからな」
憧「…その言い方だと自分は今洗脳されてますよーって言ってるようなもんじゃない。
それに昨日洗脳されてないってのはあまりにも無理がある。
もしそうだとしてもあんたは今日の早朝には洗脳されてることになるわ。」
京太郎「あ…」
憧「…元の性格の話だったわね。あんたが言った通り昨日に性格を知る事が出来た。
けどもっと昔の性格を知っていた。更に言えば洗脳した奴が理想の、思い出の性格にしようとしたんじゃないかしら?」
京太郎「まぁ、洗脳されてるのは事実だ。が、洗脳した奴が思い出の性格にしたとして何で憧、お前が記憶を取り戻す?」
憧「それは、昔のあんたを知ってたから」
京太郎「そっか……話はそれだけなら帰ってもいいか?」
憧「あら、記憶関係の話は聞かなくてもいいの?」
京太郎「遠慮しとくよ。記憶が戻ってのも確かだし、今みたいに当てられるのが目に見えてる」
憧「そっか…でも帰さないわよ?」
京太郎「…まだ話があるのか?」
憧「あんた……洗脳解かないの?」
京太郎「解きたくても解けないんだよ」
憧「嘘。そんな顔してないでしょ」
京太郎「顔ぐらいで…」
憧「分かるわよ、幼馴染みだもの。……で、何で解かないのよ」
京太郎「あー、いやな、このまま供養祭で死ぬのも悪くは無いと思ってるんだ」
憧「…冗談で言ってたら怒るわよ?」
京太郎「本気だよ。今も、昔も」
憧「…どうして死んでいいなんて言うのよ」
京太郎「迷惑を掛けたから責任を取りたいってのは在り来たり…かな
……俺はさ、もう生きる意味を見いだせないんだよ」
憧「何よそれ…意味わかんない……あんた咲はどうすんのよ」
京太郎「咲は照さんがいりゃ大丈夫だ」
憧「…死んだらあんたが大好きなTRPGも出来なくなるわよ?」
京太郎「……」
憧「……お願いだから、死ぬなんて言うのはやめて。お願い…」
京太郎「これは…アレだよ、TRPGでも途中で死人が出るだろ?
それと似たようなもんだって」
憧「…TRPGなら誰もが最善のエンドを目指すべきでしょ。
なのにあんたはそれを自分の意志で放棄して天津さえ死んでいいって言ってるの。
これがどれだけ最低なことか分かる?」
京太郎「分かる…」
憧「じゃあ…」
京太郎「分かるけどさ、俺には途中で死ぬことが最善のENDなんだよ…」
憧「そっか……もういいか、京太郎がここまで言うんだもんね」
京太郎「ごめん…でも」
憧「ううん、いいの……けど私からの最後のお願い、聞いてくれる?」
京太郎「…?あぁ、いいけど」
憧「じゃあ、目、瞑って…?」
京太郎「…ん」
憧「見えてない…?」
京太郎「おう、何も」
憧「そっか…それじゃ……」
京太郎「……!?ぁ…あこ?」
左胸に違和感、すぐに目を開けて見てみるとそこにはよく知っている小刀。
だが何故此処に在って自分の左胸に刺さっているかはわからない
意識が薄れ行き、倒れる中、憧が視界に入る。
憧「大好きだよ、京太郎」
最後に見えた憧の顔は何故か笑っているように見えた
BADEND2
という訳で二週目も無事BADENDです、>>116で前述した通り修行のため一ヶ月放置させて頂く次第です。
それでは皆さんまたいつか
乙です
おつー
待ってれば、帰ってくるのよね...?
a
このスレは監視されてる
a
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