弟「ああ……あ……」

弟「どどどどうしよう！何か本当に立っちゃったよぉ……」

弟「うぅ……」

弟「兄ちぁぁゃんッ！ちょっと来てぇぇえ！」

兄「何だよ……俺は今非常に忙しいんだけど……」

弟「こ、これ！ どうしよう……」

兄「ああ？……ああ」

弟「………」

兄「ほっとけ。以上」

弟「ええええ！駄目だよぉ……」

兄「何で？」

弟「周りの人に迷惑かかっちゃわない……？」

兄「誰も相手しねえよ。だから大丈夫」

弟「でも……」

兄「お前さ……これ何か書こうとしてたの？作品とか書いてあるけど」

弟「うん……」

兄「へぇ……やめとけよ」

弟「何で？僕の考えたお話面白いよ？」

兄「それでもだ！……本当に悪い事は言わないからやめとけって」

弟「うう……」

兄「あのな、今はいいかもしれん。……お前がもっと大きくなった時辛い思いをするんだ」

弟「……辛いって？」

兄「夜中にベッドで頭を掻きむしったり……あああって叫びたくなったり……」

弟「兄ちゃんが時々やってるね」

兄「………」

弟「……？」

兄「ああなりたくなかったらやめとけよ……」

弟「う、うん……？」

兄「後な……お前がやろうとしてた事を大人になるまでしていたらもっと大変な事になるんだ……」

弟「……どうなるの？」ゴクッ

兄「逆コナン君になるんだぞ！」

弟「どういう事？わからないよ……」

兄「体は大人なのに頭は子供って事だ！」

弟「まっさかぁ……嘘でしょ？」

兄「……本当だ」

弟「………」

兄「働かないで家に一日中いたり……部屋が漫画のポスターとかお人形さんだらけだったり……」

弟「……兄ち

兄「俺は違うッ！断じて違うッ！」

弟「でも……兄ちゃん一日中家にいるよ？」

兄「お前は馬鹿だなぁ……」

弟「……馬鹿じゃないもん」

兄「俺が一日中家にいるのはな、この家を守ってるからだ！」

弟「本当？」

兄「ああ本当だ。泥棒とかにお前の大事な物盗られたら嫌だろ？」

弟「うん……やだ」

兄「だからだッ！」

弟「じゃあエッチなお人形

兄「ああああッ！あれはだなお前馬鹿！」

弟「だから馬鹿じゃ無いって！」

兄「あれは……人体の構造と神秘について勉強してるんだ……」

弟「………」

兄「……本当だぞ？」

弟「兄ちゃん凄いんだね……」

兄「おう……」

弟「難しいからわからないけど……動かしたり写真撮ったり服を脱がしたり舐めたりしてるのも勉強なんだ！」

兄「………」

弟「凄いなぁ……」

兄「この事は母ちゃんには言うな。絶対だぞ……」

弟「何で！母ちゃん誉めてくれるかもよ？」

兄「いいから……」

弟「お小遣いくれるかもしれないのに……勿体無いよ……」

兄「ほら……もっと勉強してからの方がいいだろ？だから秘密にしておけ……」

弟「なるほど！」

兄「絶対秘密にしろよ！母ちゃんに言ったらds壊すからな！」

弟「わかったよぉ……だから壊さないでよ」

兄「………」

弟「………」

兄「……後は何を見た？」

弟「何の事？」

兄「俺の部屋で見た事がある物だ！」

弟「……別に何も見てないよ？」

兄「……本当か？」

弟「本当だよ……あっ！ベッドの下に女の人のパンツあったよ！」

兄「ッ！！！！」

弟「何であんな所に合ったんだろうね？」

兄「……さぁ」

弟「後ね、何かプルプル震えるスライムみたいなのもあったよ！」

兄「……他は？」

弟「ん……エッチな漫画とかかな！」

兄　(こいつは危険だ……隠し場所変えないと……)

弟「何か男の子が女の格好したやつもあったよね！」

兄「………」

弟「おちんち

兄「もういいから……」

弟「兄ちゃん慌てて行っちゃったな……」

弟「………」

弟「これ……本当にこのままでいいのかな……」

弟「ん？何だろこのアイコン……」

弟「……兄ちゃんのかな？」

弟「………」

弟「ちょっとだけならいいかな？いいよね！」

弟「どれどぉれ！ふふふ！」

弟「………」

弟「………」

弟「………」

ー

兄「よしッ！これならバレんだろ！」

兄「……あいつ意外と漁りやがるんだな。気を付けないと……」

兄「色々と兄としての尊厳が失われてしまう前で良かった……」

兄「あぁ……腹減ったな……」

兄「………」

兄「飯食ってくるか」

兄「………」

弟「………」

兄「これいらないのか？貰うぞ？」

弟「………」

兄「？」モグモグ

弟「……兄ちゃん」

兄「なんだ？」

弟「何でも無い……」

兄「あぁ？」

弟「………」

兄「………」

ー

弟「………」

兄「なんだよさっきから。黙って無いで何とか言えよ」

弟「兄ちゃん……あのね……」

兄「なに？」

弟「パソコンさんの中に入ってた……写真見ちゃった……」

兄「それで？それがどうかしたのか？」

弟「………」

兄「言えよ！何かわからないだろ！」

弟「兄ちゃんが女の人になってる写真……」

兄「………」

弟「………」

兄「……どうやって見た？」

弟「パソコンさんにね……何かアイコンが出てて……」

兄「………」

弟「勝手に見てごめんね……」

兄「あがががががぁぁあ……」

弟「………」

兄「………」

弟「……兄ちゃん？」

兄「……どうだった？」

弟「何が……？」

兄「俺は綺麗だったか？」

弟「………」

兄「どうなんだッ！」

弟「ああああ……」

兄「おい！ちゃんと答えろ！」

弟「……気持ち悪かった」

兄「そうか……」

弟「………」

兄「ごめんな……」

弟「こっちこそごめん……」







おわり

よくこんなバカな夏厨が荒らし目的で立てたスレ を完結させてくれた

心からの『乙』

ちゃんとタイトル通りで良かった。