ちひろ「プロデューサーさんだって水虫のくせに!」 (53)

ちひろ「またイベントで爆死しちゃったんですか」

モバP「いや、あの……」

ちひろ「ちゃんと準備も情報も整えてないのによく参加しようと思いましたねー」

モバP「……」

ちひろ「そんなことだからいつまで経っても駆け出しプロデューサーなんですよ」

ちひろ「まぁ次からは…・・・」

モバP「ちひろさんこそ適切にサポートしない駄目事務員じゃないですか!」

ちひろ「な、なにをっ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426169244

モバP「プロデューサーを補佐出来ないなんて事務員失格です!」

ちひろ「駄目プロデューサーにそこまで言われる筋合いはありません!」

モバP「な、なにをっ」

ちひろ「無能!」

モバP「腹黒!」

ちひろ「クサレ脳みそ!」

モバP「守銭奴!」

ちひろ「プロデューサーさんだって水虫のくせに!」

アイドル「!?」

モバP「え、ちょ、なんでそれがそこで出てくるんですか」

ちひろ「知ってるんですよ!仕事中に靴脱いで足の裏掻いてるのを!」

モバP「今水虫は関係ないでしょう!?」

ちひろ「じゃあプロデューサーさんが水虫だって認めるんですね!」

モバP「ちょ、大声出さないでくださいよ!」

ちひろ「えーん、水虫無能ド低脳プロデューサーのバカー!」ダッ

モバP「言いたいだけ言って行っちゃったよ……」

凛「ねぇプロデューサー。水虫って本当?」

モバP「うっ、凛……」

凛「……悪いけど、私しばらく事務所に寄らないで直接仕事に行くようにすることにしたから」

凛「仕事の指示もメールでお願いね」

モバP(あからさまに避けられてる!)

水虫差別スレか

凛「それじゃ」

モバP「おい……おい……」

泉「聞いたよ、プロデューサー」

モバP「泉!お前もいたのか!」

泉「これ、よかったら使ってよ」

モバP「手袋!?それにアルコールスプレー!?」

泉「これでちゃんと消毒してから事務所に来てね」

モバP「いや、アルコールじゃあんまり意味が無いような……」

みく「うわぁ……ひどいこと聞いちゃったにゃあ……」

モバP「お、おいみく……」

みく「いやにゃ、近寄らないで欲しいにゃ。水虫がうつるにゃ」

モバP「ちくしょう……今この事務所に何人いるんだ?」

まゆ「うふ、どうしたんですかぁ、プロデューサーさん?」

モバP「まゆか……お前も……」

まゆ「大丈夫ですよぉプロデューサーさんがどんな病気を持ってたって……」

モバP「……」

まゆ「……でもごめんなさい。水虫はダメです」

モバP「まゆでもか!」

まゆ「だから、ね?水虫が治るまで……分かりますよね?」

モバP「オブラートに包んである分心に刺さるなあちくしょう」

モバP「そもそも水虫なんてそんな恐ろしいような病気じゃないんだが……」

清良「でも、うつるでしょう?」

モバP「はい」

清良「じゃあ駄目でしょう?」

モバP「はい…・・・あれ。清良さんいつの間に」

清良「清潔にしてないと起こりやすい病気ですし、『不潔』なこと≒となんですから。年頃の女の子が忌避するのは当然ですよ?」

清良「だから、はい。ちゃんと薬を使って治しましょうね」スッ

モバP「薬ですか……ありがとうございます」

清良「一日一回患部に塗るだけで効果が長持ちするので大丈夫ですよ」

モバP「はい」

清良「容量を正しく守って使ってくださいね」

モバP「はい」

清良「それでは……1698円になります」

モバP「あっ、お金も取るんですね」

りんまゆがでるSSは良SS

Pが水虫と知りながら普通に接してくれるちひろさんは天使

いいね!でも内容よりも銭湯でうつされた記憶がよみがえってつらいww

水虫はちゃんと処置すればそう簡単に移らんよ

スレタイでちひろさんも水虫かとおもった

俺も

俺だったらこのちひろの顔に足を乗せるわ

そしてPに移されるちひろ

Pさんを見ず無視、水虫だけに……ふふっ

水虫にはお茶っ葉が効くってさくらももこさんが

まだか

最近ちヒールサボり気味だし水虫移すぐらい許される(暴論)

清良「ただし、痒みなどが収まっても水虫の菌は完全にいなくなったわけではないので、お薬を使い続けてくださいね」

モバP「えっ、この薬を使えばすぐに治るんじゃないんですか」

清良「そうですね、1ヶ月近くは様子を見ないと……」

モバP「1ヶ月も!?じゃあその間はずっとアイドルたちから避け続けられるんじゃ……」

清良「……」

モバP「……」

清良「頑張ってください♪」

モバP「他人事みたいに言わないでください」

なぁ。最近足の皮がよく剥けるんだが...
これって水虫?

モバP「参ったなこりゃ……まともに接してくれるのが清良さんだけじゃ仕事にならないぞ」

モバP「輝子もいつの間にか机の下からいなくなってるし……」

モバP「ご丁寧にキノコの苗床ごと引っ越しさせたようだな……」

モバP「これはいよいよ……まずいな……」

菜々「プロデューサーさん……プロデューサーさん……」

モバP「あ、ああ奈々さん……どうしたんですかそんなこそこそと」

菜々「これ……よかったら使って下さい……」

モバP「これは?お酢ですか?なんでまた」

菜々「このお酢をですね、適当に薄めてたらいに張ってそこに足を浸すことで、水虫を治すことが出来るんです」

モバP「おお、それはまた……」

菜々「水虫は治りにくい病気ですからね……根気強く治療していくことが大切ですよ」

モバP「うう……菜々さんだけです。この辛さを分かってくれるのは……」

菜々「や、やだなあ何言ってるんですか……」

モバP「でも菜々さん、なんで水虫の治し方知ってるんですか?看護師の清良さんならともかく」

菜々「う゛っ」

モバP「もしかして……」

菜々「いや!言わなくていいです!いいですから!」

水虫は女性の方が罹る人多い印象、ブーツとか年がら年中履いてるし

おばあちゃんの知恵袋やな

菜々「ちょっと昔にですね!なったことがあるだけですから!今は無いんですよそういうのは」

モバP「そ、そうですか。でも菜々さんの年齢で昔って……」

菜々「あーあー!そ、それじゃあ私はレッスンがあるんでこれで失礼しますよ!」

モバP「行ってしまった……ちょっと変なところを気にしすぎたようだ」

モバP「それにしても……これからどうすればいいんだ」

瑞樹「話は聞かせてもらったわ、P君」

モバP「か、川島さん……」

瑞樹「大変よね、わかるわ」

モバP「川島さんにも聞かれてたんですか」

瑞樹「水虫なんですってね。大丈夫。この白い粉を使えばすぐに……」

モバP「いや、そろそろ薬の方はいいです。お気持ちはありがたいんですが……」

瑞樹「そう?」

モバP「清良さんと菜々さんから……あと一応泉からも薬をもらいましたので」

モバP「それよりも……もっと根本的な解決策をですね。どうしたら川島さんみたいに水虫を気にしない人が増えるのかということをですね」

瑞樹「ムリね」

モバP「そんなばっさりと言わないで下さい」

瑞樹「女の子はお肌とか清潔感が一番大事だもの。その天敵の病気に対する嫌悪感は簡単にはなくせないわ」

モバP「そうですか……そうですよね……」

モバP「ん?じゃあ川島さんは……」

瑞樹「……なぁに?何か聞きたいことでも?」

モバP「いえ。なんでもないです」

瑞樹「それよりも、もっと大切なやるべきことがあるんじゃなくって?」

モバP「はぁ、なんでしょう?靴下を1日に何回か取り替えて清潔感を保つこととか」

瑞樹「そうじゃないわよ、もう。馬鹿ね」

瑞樹「ちひろさんと仲直りすることよ」

この>>1は水虫

モバP「……え?なんでそこでちひろさんが出てくるんですか?」

瑞樹「そもそもP君が水虫だってバレたのはちひろさんと喧嘩したからでしょう?」

モバP「そうですよ……ちひろさんがバラさなきゃこんなことにはならなかったのに……」

瑞樹「でも、アイドルたちとは直接会って話す機会は多くなくても、ちひろさんとはそうはいかないでしょう?」

瑞樹「ドリンクの販売から次のイベントの企画の情報まで、ちひろさん無しじゃ回らなくなる仕事も多くなるのよ?」

モバP「それはそうですが……」

いや、困るのはアイドル達だろ…

モバP「でも今回の喧嘩の原因はちひろさんが無神経だったせいで……」

瑞樹「そうね、確かに落ち込んでるP君に慰めの言葉をかけずに辛辣な言葉を使ったちひろさんにも責任はあるわ。でも、それでも最初に喧嘩を売ったのはP君の方だったわよね?」

モバP「うう……」

瑞樹「ちひろさんにも反省するように伝えておくけど、でもP君の方から謝りに来るのよ?」

モバP「はい……」

瑞樹「それじゃ、私は仕事に行ってくるわ。後のことはお願いね」

モバP「あ、ハイ」

モバP「……謝る、かあ。どうやって謝ればいいのやら……」

―――――

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「あの、ちひろさん……」

ちひろ「……すいませんでした」

モバP「へ?」

ちひろ「私もつい感情的になって、つい口を滑らせてしまって……申し訳ありませんでした」

モバP「あ、いや、こちらこそ色々とひどいことを言ってしまって……本当にすいません」

ちひろ「お詫びと言ってはなんですが……これをどうぞ」

モバP「これは……」

ちひろ「エナジードリンクです。これを患部に塗るだけで水虫も良くなります」

モバP「え、このドリンクにそんな効果があったんですか!?」

ちひろ「まぁ、嘘ですけど」

モバP「えー……」

ちひろ「このドリンクを使って次に参加するイベントではヘマをしないでくださいね」

モバP「え、でも次のイベントってトークバトルショーだからエナジードリンクは必要ないんじゃ?」

ちひろ「……きちんと情報収集してますね。この調子で敏腕プロデューサーを目指して頑張りましょう」

モバP「いや、これぐらいは普通ですよ?」

ちひろ「うふふ。さぁ、イベントで必須となるTPを全回復するキャンディーを超お得にGETできるショップがこちらです!」

ちひろ「私が応援すればイベントで勝利すること間違いなしなんですから!」

モバP「はいはい。わかりましたよ……」

おわり

えっ

ちっひ大勝利エンドか

いやいやいや

えっ?

だが水虫のままである

モバP「……なんだかいい感じに持って行きましたけど、ちひろさんがバラしてくれた秘密のおかげでアイドルたちから冷たい目で見られている状況は変わらないんですが」

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「1ヶ月は様子を見ましょう♪」

モバP「やっぱりそうなるんですか……」

今度こそおわり

前のイベントで爆死してむしゃくしゃして投下したら予想以上にレスがついてびっくりしました。
合いの手、感想等ありがとうございました

面白い展開になるのかと思ったら何もなかった

ホントに終わりかw

乙乙

マジレスすると「まともな皮膚科」に通う
全然直らんなと思ったら他所の医院にかえるの大切

1ヵ月様子見したアイドルは負け組か…その間にPとちひろイチャイチャ…なんという策士!

なんかまゆに逃げられるより何も言わず机の下から逃げていく輝子に一番辛かった

机の下は一番危険だしちかたないね

実際問題輝子はすでに移っててもおかしくないからな

てっきりちひろがPに移してたのがバレて修羅場になるかと思ってた

もっとドロドロした話にして欲しかった、なんか物足りない
結局弱いPが強いちひろさんに一方的に折れて終わりって結末か

ええんやで、ちっひ正妻エンドでも。

いいssだった、かけ値なしに

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom