・モバマスとグリマス
・ルールはフジテレビの「Numer0n」準拠
ただ、少し言葉を変えるので、作中でルールをざっくり説明します
・モバPとグリPが出しゃばります(というより参戦します)
・何番煎じでもへこたれない
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424471198
裕美「プロデューサー、765プロと対決するって本当?」
モバP「ああ、まあお遊びだけどな」
クラリス「そうなりますと…、参加者はどうなるのでしょう?」
モバP「こっちからは俺、まゆ、クラリス、裕美、それと星花。
向こうからもグリPさんとアイドル4人の5対5だ」
まゆ「勝てたら、ご褒美くれますか?」
モバP「まあ、軽くな。詳細は未定だが」
星花「頑張ってみますわ…少し、予習をしなくてはなりませんわね!」
モバP「そこまで意気込まなくてもいいぞー」
裕美「それで、何で対決するの?」
モバP「それはだな…」
エミリー「数字当て遊戯、ですか?」
グリP「そうなんです、これなら気楽に遊べますしね」
このみ「数字当て…って言うと、深夜にやってた番組を思い出すわね」
グリP「まさしくそのルールを使うんですよ!」
環「どんなルール?」
グリP「ざっと書くとこんな感じです。箇条書きで申し訳ありませんが…」
・・・・・
1・お互いに3つの数字を手元で指定する。ただし、1回の戦いで同じ数字は1回しか使えない
(345はOKだが、335はNG)
2・予想しながら相手の指定した3つの数字を言っていく
その際、相手は以下の法則に沿って結果を伝える必要がある
数も位置もドンピシャ→ヒット
位置は違うけど数は合ってる→ブロー
(例えば答えが「765」だとして「752」と言われた場合、
7はドンピシャなのでヒット、5は位置が違うけど使ってはいるのでブロー、2は完全にハズレ
よって「1ヒット1ブロー」と言う必要がある)
3・これを繰り返していき、先にピッタリ当てた(3ヒット)方が勝利
Ex・予想をより早く進めたり、予想を混乱させるために、「アイテム」を1回の戦いで2つまで使うことが出来る
・・・・・
このみ「このアイテムの使い方が重要なのよね~」
グリP「アイテムに関しては当日説明するとして…メンバーはどうしましょうか?」
環「たまきやってみたい!」
エミリー「私もやってみたいのですが…」
このみ「これで4人までは決まったわね!後は…」
ガチャ
「おはようございます」
環「あ、みずき!」
瑞希「はい、瑞希です」
グリP「ちょうどいいですね!実はカクカクシカジカ…」
瑞希「…私も参加していいですか?」
グリP「もちろんです!」
瑞希「頑張るぞ…めらめら」
もう書くなよ
どうせ気持ち悪いPなんでしょ
数日後
モバP「おっす、今日はお手柔らかに頼むぜ」
グリP「こちらこそよろしくお願いします」
裕美「それで、組み合わせはどうなるのかな?」
モバP「今回の対決用に、ここに数字を書いたカードが2セットがある
これをそれぞれで引いて、少ない方からマッチする形にするぞ」
エミリー「一番大きい数字を引いた人が大将となるのですね…」
クラリス「逆に、一番小さい数字を引いた方が先鋒なのですね」
グリP「では、それぞれでくじ引きしましょう!」
・・・・・
モバP「よし…こっちは裕美が先鋒だな」
グリP「環ちゃんが一番ですか…大丈夫でしょうか…」
裕美「ところで、メモって取って良いのかな?」
モバP「それはもちろんOK…なんだが、環ちゃんはそう考えるの辛そうだし、そっちはグリPがサポートしていいぞ」
グリP「そうさせていただきます…環ちゃん、頑張りましょうね!」
環「うん!」
裕美「ふう…頑張ってみる」
先鋒戦
先手・環(withグリP)vs後手・裕美
グリP「こういう時、最初はローラーするのが良いって聞きましたから…ゴニョゴニョ」
環「うん!123!」
裕美「あっ…2ヒットだよ」
グリP「!?」
環「くふふ…近くなった!」
裕美「じゃあ私は…987でどうかな?」
環「えっと…1ぶろー、だっけ?」
グリP「ですね、1ブローです」
裕美「うーん…」
環「じゃあ、456!」
裕美「それは1ブローだね。危ないかな…」
環「おお?」
グリP「ここまでで3つの数字が出揃ったってことですね」
裕美「…321ならどうかな?」
環「えっと…1ヒット!」
裕美「ふう…」
グリP「環ちゃん、ちょっと思いついたことがあるんですが…ゴニョゴニョ」
環「…あー!」
裕美「えっ!?」
環「ひろみお姉ちゃんだから、163!?」
裕美「…うん、そうなんだ。3ヒット、環ちゃんの勝ちだよ」
環「くふふ…やったよおやぶん!」
グリP「お見事です…でも、なんでアイテムを使わなかったのでしょう?」
裕美「使い方がわからなくて…」
グリP「…あー…説明不足でしたね…」
ちょっと中断です
ただ遊ぶだけのSSなので、過度な期待はしないでください
>>4
文体は同じですが、あの作品は全く関係ありません
ご了承ください
グリP「アイテムざっと説明です。箇条書きで申し訳ありませんが…」
・アイテムは1回の戦いで2つまで。同じものは当然使えない
また、1回の予想前には1度しか使えない
・アイテムには攻撃用4種と防御用2種の6種類がある
攻撃用は予想を言う前に使う
防御用は攻守交代(予想を言って答えられた)後、相手に予想を言われる前に使う
※この関係で、攻守交代後、10秒はブランクとなる
・アイテムの効果は以下の通り
攻撃用
ダブル→1回で2度予想できる。ただし、予想する前に相手が指定する1桁を完全に開示しなければならない
ハイ&ロウ→3桁の数字がそれぞれ高いほうか低いほうかを聞ける ※ロウは0~4、ハイは5~9
ターゲット→1つの数字について、相手に使ってるか問える。使ってる場合はどの桁かも分かる
スラッシュ→使ってる数字で、一番大きいのと小さいのの差を聞ける
※例えば「273」なら、スラッシュで答える数値は7-2=5
防御用
シャッフル→数字を並べ替える(並べ替えなくても良い)
チェンジ→数字を1つ変更できる…が、どの桁を変更するか、それがハイロウどっちの数字かを言わなくてはならず、変更できるのもその範囲の数字に限られる
裕美「私が予想を言った後、すぐにシャッフルを使えばよかったのかな?」
モバP「そうだな…少なくてもかく乱はできるしな
ところで、スラッシュってハイ&ロウと連続して使ったらかなりやばくないか?」
このみ「番組だとその2つはどっちか片方しか使えないのよ。今回もそうする?」
グリP「そうしますか。スラッシュとハイ&ロウは同時に使用してはいけないってことでお願いします」
エミリー「あの、仕掛け人様…日本語に置き換えるのはだめでしょうか…?」
グリP「そうでした…その場合は、効果を直接言ってください。2回予想します、とかそんな感じです」
エミリー「かしこまりました!」
グリP「では、次の組み合わせですが…こちらからは私です。そちらは?」
星花「私が参ります」
グリP「よろしくお願いします!」
次鋒戦
先手・星花vs後手・グリP
星花「今回のために勉強しましたの、勝ちに行きますわ…まずは123でどうでしょうか?」
グリP「1ヒットだけですね…こちらも123でお願いします」
星花「えっと…何にも掛かってませんわね」
グリP「あ、これは幸先がいいですね」
環「このみ、なんでおやぶんは一つも当たってないのに喜んでるの?」
このみ「一つも当たってないってことは、さっき言った3つは完全に外して考えることが出来るのよ。
このゲームって、使う数字が3つ減るだけでもかなり大きいのよ」
エミリー「そうなのですね…」
星花「では…327ではどうでしょうか?」
グリP「1ヒットのままです。こちらは456で」
星花「1ヒットですわ…スラッシュを聞いてもよろしいでしょうか?」
グリP「辛いですね…スラッシュは6になります」
星花「では…825でいかがでしょう?」
グリP「2ヒット…これはやばいですね…とりあえず789はどうですか?」
星花「1ブローになりますわ」
グリP「では続いてシャッフルで」
モバP「シャッフルか…流石に2ヒットで追い詰められてたしな」
クラリス「しかし、星花さんは微笑んでらっしゃいますわね」
モバP「珍しいな…小悪魔の時以来の肉食的な目だ」
グリP「お待たせしました、解答をどうぞ」
星花「それでは…628でどうでしょうか?」
グリP「うわー…1ヒット2ブローです」
星花「追い詰めましたわ♪」
グリP「逃げの一手に限ります…がまずは私も攻めないと…480!」
星花「2ヒットですわ…」
グリP「更にチェンジです!ハイの範疇にある百の位を変更します」
星花「まあ…」
グリP「…よし、これで何とかなるでしょうか…」
星花「逃しませんわよ♪」
グリP「えっ…?」
このみ「…今のはちょっと悪手だったわね」
星花「ターゲットを使いますわ…9は使ってらっしゃいますか?」
グリP「あ、しまった…!百の位が9です…」
星花「では…982」
グリP「…3ヒットです、参りました…」
・・・・・
モバP「鮮やかに詰めていったな…勉強したのは伊達ではないってか」
星花「はい…これで1対1ですわ♪」
グリP「さくっと詰められましたね…ところで、アイテムの話なのですが」
星花「はい?」
このみ「本来は1回の番組…つまり全部の戦いでアイテムは合計1回ずつしか使えないんだけど、今回はちょっと変更よ」
グリP「ええ、前ラウンドで使ったアイテムは次のラウンドでランダムに片方使用禁止になる…というのはどうでしょうか?」
モバP「それでいいぞ。全く同じ展開っていうのもなんだしな」
グリP「では、この1と2のカードを使います…それぞれで使ったアイテムを割り振って、当てた方を禁止にします」
星花「カードはどちらが引きますの?」
グリP「負けたほうでお願いします。このみさん、シャッフルを…」
このみ「はいはい」
星花「では…私は1をスラッシュ、2をターゲットにしますわ」
グリP「私は1をチェンジ、2をシャッフルにします」
このみ「はい、出来たわよ。プロデューサー、引いてちょうだい」
グリP「では…はっ!」
星花「…2ですわ♪」
グリP「では、そちらはターゲットが、こちらはシャッフルが禁止ということで…」
モバP「ちなみに、禁止はいつ溶けるんだ?」
グリP「うーん…解除は無しにしましょう」
モバP「サドンデスってわけか…次の対決だ。俺と誰だ?」
瑞希「私です」
モバP「厄介な相手だな…よろしく頼むな」
瑞希「はい、よろしくお願いします」
休憩してきます
結構スイスイ筆が進んで面白い…
中堅戦
先手・モバPvs後手・瑞希
モバP「先手必勝、ダブルを仕掛けるぜ!」
瑞希「では、百の位を教えて下さい」
モバP「百の位は0だ…んじゃ行くぞ、135!」
瑞希「1ヒットだけです」
モバP「246!」
瑞希「これも1ヒットだけです」
モバP「あまり収穫はないか…」
瑞希「では、私の番です…うーん…012はどうですか?」
モバP「1ヒットだ…このまま789と聞いていこうか」
瑞希「1ブローです」
モバP「ここでシャッフルだ」
星花「押せ押せですわね…」
まゆ「うーん…大丈夫でしょうか…」
モバP「おし…答えてみろ」
瑞希「…私、モバPさんに関して思い当たる節があります」
モバP「思い当たる節?」
瑞希「佐久間さんは、モバPさんのことが好きで事務所にいる、と聞きました」
モバP「まあな…あんまり表立っては言えない話だ」
瑞希「それを踏まえて、ターゲットを使います。7はありますか?」
モバP「…一の位だ」
瑞希「分かりました…モバPさんの番号は、907です」
まゆ「…!」
モバP「…ちなみに、まゆと俺の話の出処は?」
瑞希「シアターの仲間に、松田さんという人がいます。
アイドルのデータベースを持ってるということで、765プロの外の人の話もまとめてくれてました」
モバP「はー…もうちょっとそういうのの対策を強くしないとな…3ヒットだ」
瑞希「勝てました…ぶい」
・・・・・
まゆ「プロデューサーさん…♪」
モバP「すまんな、負けちまった」
グリP「まゆさんとモバPさんと、907と言う数字には一体何の関係があるのでしょう?」
瑞希「907、97、9月7日。佐久間さんの誕生日です」
グリP「なるほど…よく考えたら、そういう個人に関係のある数字は危ないですね…」
瑞希「…実は、私も私に関係のある数字を選んでました」
グリP「135が1ヒット、246が1ヒット、789が1ブロー…それは一体?」
瑞希「プロデューサーに問題です。私の得意なものは何でしょう?」
グリP「確か手品……あ、あぁー…!」
瑞希「…ローラーの方法が違ってたら、一発でした…危ない危ない」
副将戦
先手・エミリーvs後手・クラリス
エミリー/シャッフル・ターゲット禁止
クラリス/ターゲット・ダブル禁止
エミリー「よろしくお願いします」
クラリス「こちらこそ、よろしくお願いします…」
エミリー「それでは参ります…123はいかがでしょうか?」
クラリス「1ヒット1ブローとなります…少し危ないでしょうか?」
エミリー「3つの数字をぴたりと当てられてしまったら敗北となりますので…」
クラリス「そうですよね…では、456はいかがでしょうか?」
エミリー「えっと…1つは使ってますが、他2つは一切使っておりません」
クラリス「まあ…1ブローのみは迷路、と星花さんから聞かされまして…」
エミリー「では、789で問わせていただきます!」
クラリス「1ブローですわ…5が使われてて…あっ」
エミリー「どうされましたか?」
クラリス「エミリーさんは、日本の文化に通じられてるのですよね?」
エミリー「恥ずかしながら、まだ道半ばでして…」
クラリス「それで、日本的に思い当たる数字があったのです…753…は5の位置が違いますので、375でいかがでしょうか?」
エミリー「oh my god!…あっ、も、申し訳ありません…!」ゴクゴク…
クラリス「…?」
エミリー「…ふぅ…先ほどの問ですが、1つはぴたり、残り2つも使っております…」
クラリス「1ヒット2ブローですのね…!」
モバP「…なんというか、厳かというか…」
グリP「雅というか…何なのでしょうか…」
エミリー「123で1つぴたりと1つ使用、789で1つ使用…お聞きしたいことがございます」
クラリス「はい…?」
エミリー「それぞれの桁において、高いほうか少ないほうか、教えていただけますか?」
クラリス「分かりましたわ…順番に、ロー、ロー、ハイとなります」
エミリー「ふむふむ…では、327でどうでしょうか!?」
クラリス「1ヒット1ブローですわ…私も同じ質問をしてよろしいでしょうか?」
エミリー「はい…高い、低い、高いです」
クラリス「全て分かりましたわ…735でしょうか?」
エミリー「…参りました」ペコ
このみ「2対2ね…結構もつれる…のは良いんだけど、みんな自分に関わりのある数字をよく指定するのね」
まゆ「番号は馴染み深いと、つい使ってしまいますし…
モバP「次でラストか…まゆとこのみさんだな」
このみ「モバPさん、プロデューサー、また追加ルール良いかしら?」
グリP「はい?」
このみ「次の戦いだけど、これまでに加えてスラッシュも禁止してみようかしら?」
モバP「そうなると…まゆが使えるのはシャッフルとチェンジだけだな」
グリP「このみさんはダブルとチェンジですね」
まゆ「…私のほうが少し不利じゃありませんか?」
このみ「受けに回ってからどう使うか、によるわね。私の方はダブルの使い時が問題だし」
モバP「チェンジ禁止じゃだめなのか?」
このみ「スラッシュほど強力じゃないわよ?」
モバP「それもそうか…んじゃ、準備してくれ。
まゆ、勝ったら褒美を軽くだけどやるぞ」
まゆ「はいっ!」
グリP「このみさん、後はお願いします…」
このみ「オッケーよ!」
また休憩に入ります…今日中には終わらせます
大将戦
先攻・このみvs後攻・まゆ
このみ「それじゃあ早速…258!」
まゆ「全く使ってません…では、私もオウム返しに言いますね。258でどうでしょう?」
このみ「1ヒット1ブローね…一気に詰められたわ…」
まゆ「まゆは、プロデューサーさんのご褒美がほしいですから…本気で行きますね」
このみ「…アイドルの恋愛話はあまり良くないのよね。とりあえず、790ならどうかしら」
まゆ「あっ…」
このみ「?」
まゆ「1ヒット、2ブローです…」
このみ「形勢逆転ね!」
まゆ「うぅー…星花さんに習った方法では…296でどうでしょうか?」
このみ「2ヒットね…星花ちゃんに習ってるってことは、詰められるのはやばいわ…」
まゆ「さらにチェンジを使います…百の位はハイですが、これを変更しますね」
このみ「ええ…」
まゆ「…はい、どうぞ」
このみ「…仕掛けるのは今ね、ダブル!」
まゆ「では…十の位を教えて下さい」
このみ「十の位は8よ…さて!」
まゆ「はい…!」
このみ「609!」
まゆ「2ヒットです…」
このみ「方針はあってるわけね…じゃあ809!」
まゆ「それも2ヒットです!ふぅ…」
このみ「外れた…」
まゆ「私の番ですね…多分286でしょうか?」
このみ「…参りました!3ヒット!」
まゆ「…!」グッ
グリP「ダブルが完全に自爆でしたね…」
このみ「もう少しだったのよ…悔しい!」
まゆ「プロデューサーさん♪」
モバP「星花から習ってたってのは意外だが、何にせよ、よく頑張ったな!」
まゆ「はい♪」
グリP「今回の対決は…」
モバP「3-2で俺達の勝ちってことで」
グリP「ええ…私達も、もっと研究しなくてはなりませんね」
モバP「…それはそっちの事務所か?それとも俺とグリP?」
グリP「どちらかといえば後者です。私達どちらも負けてしまいましたし」
モバP「俺もまゆや星花から習うか…」
まゆ「プロデューサーさーん?」
モバP「おっと、お呼ばれだ…今日はありがとな!」
グリP「また機会がありましたら!」
このみ「残念会に行くわよー!」
グリP「せめて反省会でお願いします!」
終
以上となります
2/21 191時なのでセーフ!
って言う冗談はさておき、最後に限ってやたら難産する癖はなんとかしたいです…
なお、星花さんとまゆちゃんが勉強した手法は「Numer0n ミニマックス」でググっていただけるとおそらく分かるかと
では、HTML依頼とさせていただきます
念のため書いときますが、本作品は続編を作りませんのでご了承ください
おつ
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