男「屋上の扉は何やっても開かないって有名だぞ?」
不良「え?そうなの?」
男「歴代校長、番長、緑化委員長が毎年挑んでるらしい、だが……」
不良「開かないと、……気になるから見に行こうぜ」
男「おう」
屋上入り口
不良「これが例の扉か……」
男「見たかんじ普通だな」
?「お、お前今すぐそこから……離れろ…クッ!」
男「お前は同じクラスの中二!?怪我してるじゃないか!大丈夫か!?」
中二「あの門は『彼方の世界』へ通じている……非能力者は下がってろ…!」
男「案外元気そうだな、何でそんな怪我したんだ?」
中二「……あれは昼休みの出来事だ…俺は不穏な気を感じ学校内に俺の精霊を使って…」
不良「簡潔にマトメやがれ」
中二「扉にヘッドバッドしたらフラついて階段から落ちました、ハイ」
男「本当に開かないのな」ガチャガチャ
不良「鍵が壊れてんのか?」
男「不良、おもいっきり蹴ってみろよ」
不良「学校の備品壊したらマズイだろ」
男「校長もやってるらしいし大丈夫だろ、ほら早く」
不良「ったく、どうなっても知らねーぞ」
バギィッ
不良「…ビクともしないな」
男「じゃあ次はこの金属バッド…」
不良「うらぁ!!」ブンッ
ガギィインッ
男「一筋縄ではいかないか…」
不良「色々試してみよーぜ」
二時間後
男「開かないな……」
不良「魔法でもかかってんのか?」
男「それだ!」
中二「ファンタジー関連なら手伝うぞ!」
不良「とりあえず思いつく限り呪文唱えてみようぜ」
更に二時間後
男「マホイミ!……ダメか」
中二「魔法ではないのか……」
不良「おーい、助っ人よんで来たぞ」
番長「ほほぅ、これが例の扉か」ズンッ
男「デケー」
番長「お前ら、よく頑張ったみたいだが少しは頭を使わないと駄目だぞ」スッ
不良「針金?番長さんまさか……」
番長「くらえっー!!忌々しい扉め!!」
カチャ カチャ カチャ カチャンッ
一同「!」
番長「ふっ、まあワシにかかれば……」
扉『防衛システム作動』
扉『ターゲットロックオン…』スクッ
男「と、扉から…」
不良「手足が生えた!?」
扉『戦闘準備完了』ズシッ ズシッ ズシッ
番長「や、やるのかよ?」
扉『ドアパンチ』ビシッ
番長「ぶげっ!」
不良「番長さんの巨体が浮いた…」
扉『ドア上段回し蹴り』ズビシッ
番長「かはっ!?」
扉『ドア天井投げ』ブンッ
番長「そろそろ地面が恋しいですっ!」ドガッ
扉『とどめのドアプレス』バター
番長「別にそれは痛くないな」
扉『ターゲットの抹殺確認』
番長「いや、生きてますけど」
扉『防衛システム終了』プシュー
番長「普通の扉に戻りやがった……なんだってんだ一体……」
番長「あれ?不良達は何処へ?」
屋上
不良「番長さんが時間を稼いでくれてる間になんとか入れたな、屋上……」
男「あんな警備ロボを置くほどの物がここにあるのか?」
中二「おい!あそこに誰かいるぞ!」
?「よくここまで来たな」
男「お前は教頭!」
教頭「ここまで来たことを誉めt」ドガッ
ガッシャーン
教頭「な、なぜいきなり蹴るんだ……?おかげ虫の息だぞ……」
不良「どうせお前が黒幕なんだろ?とっとと目的ゲロっちまいな」ガスッ
教頭「ちょっ、ちょ…!顔は止めて!!」
教頭の計画は自分が校長になるためのものだったらしい
結局何の為に屋上を封鎖したかはわかなかった、多分俺がまだ学生だからだろう
大人になればこの事件の真相がわかるのかな、と思った
こうして俺達の戦いは終わった
完
急展開すぎてわろたw
ちょwww
は?
実は教頭は仮の姿で魔界と現代を行き来しなければならない過酷な生活。
刺客から民間人並びに家族を守らなければならない孤独な戦い
仲間が実は魔界のスパイで裏切られピンチになる主人公なんだろ?
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