幼馴染み「えっ、顔の上に座ってほしいですって?」 (60)

幼馴染み「♪」

男(幼馴染みが俺の家にいて、食器を洗ってくれている)

幼馴染み「んー」ノビー

男(暇になったからかリビングに歩く)

幼馴染み「ふふーん」

男(テレビを見るためにソファーに座るようだ)

幼馴染み「よいしょっと」


ドスン


男「!?」

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幼馴染み「......ふぅ」グッタリ


なんだ今のは......すごい音だ
家事に疲れてソファーを労ることに気力が回らず、全体重を掛けて殺しにかかる
その結果がアレだ
座る前の原型からかけ離れている
グシャグシャにプレスされてしまったのだ

幼馴染み「うー」パタパタ


意味のない声を上げながらぼんやりと画面を見つめる幼馴染み
......可愛い
見慣れた顔であるがその事実に嘘はつけない
外とこの家にいるときでは全く振舞いが違う
こんなふうに脱力してだらしない格好を平気でする
普通なら幻滅してしまうが俺は違う
むしろこうやっているのを見るのがすごく楽しい

見ろ、あの顔と体勢を!
精気がない顔でお昼の番組を頭を働かせずに適当に見ている
さらに、ソファーに深く座り込まないでどんどん前の方になだれかかっていく
......ああっ!
だらしな可愛いよぉ!
あれだ、結婚して十年以上経つと必ずこんな感じになってしまう
どんなに結婚前にしっかりしていてもだれ
俺はそういうのが好きなんだ

幼馴染みは結婚もしていないのに既にこの領域に達している
......
......俺のせいか
うちの家事をやってもらっているせいか
そうだろうな
......ふぅ
日頃のお礼の為にも俺はなにかしてあげたい
なにか無いだろうか
......
そうだ
俺の顔をソファーがわりに使ってもらおう
うん、これはいいアイディアだ
決して俺がやってもらいたいというわけではない
あの安産型なデカイ尻にプレスされたいわけではない
幼馴染みが前屈みになっているのを後ろから見ると
尻たぶがすごく強調されて、顔を埋めたくなるというわけでもない

必死に頼み込めば幼馴染みのことだ
嫌々ながらも受け入れてくれるだろう
......ってなんで俺がやってもらいたいみたいになっているんだ
もういい


男「おーい」スタスタ

幼馴染み「んー?」グデー

男「頼みがあるのだか聞いてもらえないだろうか」

幼馴染み「あー取り合えず言ってみればー」

男「俺の顔に座ってほしい」

幼馴染み「あははーなにいってんの?」

男「俺は本気だ」

幼馴染み「なんか真剣な顔だー」バリボリ

男(せんべい食いながら話すな! こぼれるだろ!)

幼馴染み「んで、さっきはなんて言ったの? ごめん、聞いてなかった」

男「俺の顔に座ってくれって言ったんだ」

幼馴染み「はあ?」

男「そのソファーの代わりにこの顔を試してみてはどうだろうか?」

幼馴染み「あはは」

男「笑い事ではない!」

幼馴染み「うわっ! 大声だすから食べ掛けがおちちゃったよぉ」

男「す、すまん」

幼馴染み「せっかくのポタポタ焼きが......最後の一枚だったのに」

男「ごめん、また買ってくるから」

幼馴染み「そういうことじゃないんだ。別にいいよ」

男「いやしかし」

幼馴染み「まあ、いいや。このままたーべよっ!」バリボリ

男(......流石だな)

幼馴染み「んで、なんだっけ? わたしが座ればいいの?」

男「あぁ」

幼馴染み「なんでそんなことをいきなり」

男「すごく疲れてそうだからたまにはと」

幼馴染み「へー」


男「頼む」

幼馴染み「変なこと考えてそう」

男「そんな気持ちは全くない」キリッ

幼馴染み「......」ジトッ

男「ない」

幼馴染み「ふぅーん......そうなんだ」ジトー

男「あぁ」

男(ああ......幼馴染みにジト目で見られてる......)

男(やばい......興奮してきた)

男(だめだ......バレる......抑えろ抑えろ)

この幼馴染はクソ[ピザ]なのか

(゚∀゚)神のヨカーン

ケツがデカいとかたまらんですわ

男「お願いしますお願いします」ドゲザ

幼馴染「とうとう最終兵器まで使ってきたよ、この人」

男「俺には幼馴染しかいないんだ。お願いします」

幼馴染「……」

男「……」

幼馴染「……しかたないわね」

男「ほんとか!!」ガバッ

幼馴染「わーすごいうれしそー」

男「気のせいだ」

幼馴染「はは、そーだねー」

男「ではお願いします」

幼馴染「……ふぅ」

幼馴染が目を閉じて思案している
ふむ……この間に幼馴染の姿を再確認しておこうか
現在の時刻は夜の八時、ちょうどご飯を食べてから時計の長針が半分ほどまわったところだ
そのせいか随分とラフな格好をしている
上はセーターというものだろうか
男性の俺には全くわからない
下はダルダルのゴムパン
……
本当におばさんみたいだ
幼馴染は同じ学校に通う高校生のはずだ……
なぜこんな風にまでなってしまったのか
でも、俺は好きだからな、むしろいい

次はスタイルについて言及しとこう
重要なことだからな
うん……なんで尻だけでかいんだろうか
あまりジロジロと見ると失礼に当たるが仕方がない
これは仕方がないことなんだ

腹減った

そんなことはどうでもいいから早く書くんだよ

俺が代わりに食っとくからはよ。

読み間違えて座ったソファが壊れたのかと思ったわ

はよはよ

>>24
暇になったら書く

頭から肩にかけて肩甲骨までかかっている長い髪
まるで絹糸にフワッとした柔らかさを携えている
非常に女性らしい女性を体現していた
下に下がって首筋
残念ながら今は鎖骨を拝見することはできない
しかし学校の制服を着ているときに現れるそれは太くたくましい
よく張った肩の筋肉との間で隆起している窪みは水を貯められるのではないかと勘ぐるほど
ボコっとしている

指を這わせたいほどだ
またまた下に下がって胸部
ふむ……普通だ
小さすぎず大きすぎない平均的や一般的と形容すべきものと服の上からだと推定できる
まあ、ここはどうでもいい
次、ウエスト
うん、普通だ
痩せすぎず太すぎずこちらも特に言うことがない
というか俺は尻が一番好きで他をないがしろにしている気がするがどうでもいい
次、次行くぞ!

幼馴染と対面している状況では説明しづらいからバレないようにこっそりと後ろに回ろう
気配を消して……
よし、これでいい。では見てみようか
おおっ……デカイ、デカすぎる
なんだこれは! 圧倒的な質量! 
太い腰から臀部にかかって膨らむ曲線が素晴らしすぎる!
やべぇ、腰を触りたい
あのボコッとした突き出ている腰骨を触りたいよぉ!
でも、俺は触らない。いきなり触ると怒られるから
そう、俺は紳士。幼馴染が嫌がることは決してしないし、したくない
幼馴染のことは大切だからな。嫌われたら生きていけない

尻を説明したら他の部分はもういい。あとは一般的な16歳女子高生だ
というわけで省略する
おっととっと、元の位置に戻らないと気づかれる
幸いなことにまだ心の準備をしてるようだ
さっさとしよう


男「もういいだろうか?」

幼馴染「んー……よし、いいよ」

男「では準備をしよう。俺がソファーに横たわるから、そのまま座ってくれるだけでいい」

幼馴染「う、うん」

男「よし、こい!」

幼馴染「……」

男「さぁ! 勢い良く来てください!」

幼馴染「……はい」

幼馴染は意を決してゆっくりと腰を下げてくれる
俺のことを心配してくれているのか?
俺が頼みこんでいるのだからそんなことしなくていいのに
やっぱり幼馴染は幼馴染だ
他人のことを考えて思うことができる素晴らしい人間、思慮深い
改めて幼馴染を惚れなおしてしまう
まあ、それはいいや。今は目の前のことに集中、集中
おぉ……下から見上げるとすごい。俺の視界を埋め尽くしている
ドデカイ球体が迫る! 迫る! 迫る!
俺も目を開けてしっかりと見る! 見る! 見る!
もうこの光景だけで興奮するぅ

もう少しだ、もう少し!
こい、こい、こい、こい
ああっ、あと30センチくらいしかない
幼馴染の良い匂いもしてきた。クラクラする
いや、ダメだ! 気を失ってはいけない
なぜならば、座った時の衝撃や感触を脳に永久保存しなくてはいけないから!
やばい、やばい、もう10センチもないぞおおおおおおおおおお
ああっ、はやくはやくはやく

幼馴染「ううっ……」カァァ


ドッスン


瞬間、気が遠くなる
あの後ろから手でグニグニと揉みしだきたいと常々思っていたものが俺の顔に着地しているのだ
興奮しないわけがない
掴んでも全ての柔らかい肉を包み込むことはできないほどの高品質な尻
腰から下がる中央の線から2つに別れる媚肉が谷間を作る
この谷間があるからこそ尻は尻足り得ているのだ
仮になかったならば、決して俺はここまでの興味を抱かなかっただろう
なぜなら、それはただの人間の肉でありここまでのプレスは不可能だから
実際に今目から口にかけて圧力がかけられているが、相当のプレス力だ
たんまりと熟した桃が体重をかけて乗しかかっている事実に驚嘆し、感動し、涙が流れた
生きていてよかった
このために俺は生まれたのだろう
あぁ……人類に感謝、感謝、感謝

それからなんやかんやあって世界の平和を願った
世界が平和でありますように


幼馴染「ね、ねぇ……いつまで座ってればいいの?」

男「んーまふぁ」フゴフゴ

幼馴染「きゃっ!? 喋らなくていいよっ!」

男「わかっふぁ」

幼馴染「だからいいって!」

10分後


男「……」

幼馴染「……」

男「……」

幼馴染「……まだ?」

男「……」

幼馴染「なんの反応もないってことはまだなのね」

男「……」

幼馴染「はぁ……脚が疲れてきた」

幼馴染(もういいや、本当に座る感じにしていいんじゃないのかな?)

幼馴染(少しだけ力を抜いて苦しそうだったらやめよう……かわいそうだし)

幼馴染(そう、ほんのすこし……あまり苦しくならないように)

そのまま手コキしてくれや

幼馴染(よっこらせっと)ハァー

男「んん!!」


な、なんだ
今まででも相当の圧力だったのにさらにだと……
丸く曲線にそって張っていた尻肉がグニュッとまるで餅のような形に変わって、顔の水平方向に着地する
ふえぇ、すごいよぉ、すごすぎるよぉ
どこまでポテンシャルを秘めているんだ……
計り知れないな、さすが幼馴染。いや幼馴染の尻よ
しかし、先程までのそれに慣れてきたのも事実
まあ、さっきまでのでも充分堪能できるんだけどさ、うん
でも、そちらもまだまだ行けるのであれば俺も自信がある
俺が全て受け止めてやる!

幼馴染「大丈夫!?」スタッ

男「あっ……」シュン

幼馴染「ごめんね、やっぱり苦しかった?」

男「いや、違う」

幼馴染「えっ?」

男「遠慮しないで力を抜いていいんだ。なんせこれは幼馴染に対する日頃のお礼だからな」

幼馴染「そ、そう? 本当に大事? 大変になりそうなときは叩いて知らせてね」

男「わかっている。だから、さぁ座り給え」

神スレだな

>叩いて知らせてね
ほう…

幼馴染「……ふぅ」


ムギュゥ


ふおおおっ! 
やはりあのときは遠慮していたようだ
つい一分前に起こった圧力と落ちてくる高さが異なっている
ようするに顔にかかる衝撃が強くなったのだ
それに伴い押し付けられる肉厚なメロンは、額からまぶた、鼻、口を覆い尽くし潰される
天にも昇る心地だ
先程以上の感動を超えるとは……俺の期待を一歩先に進んでいる
やはり無限の可能性を秘めている
これ以上の驚愕が来たとき、どうなるのだろうか
俺にも分からない

男「ふあぁ……ああぁ」

幼馴染「ひっ」ゾクッ

男「しゅごいよぉ」

幼馴染「しゃべんないでよ」コツン

男「――はい」

幼馴染「……よく声を出す素直な椅子」

またまた10分後


幼馴染「ふあぁ……眠い」

男(シエスタだし、何をするわけでもないしそら眠くなるよ)

幼馴染「んーねみ」グデッ


グニィ


男(んおおっ!! なんだと、更なる追撃!!)

男(これはいけない。顔の許容限界にはみ出しそうだ)

男(とういか、息が遠く……)

男「ぁ……ぅ……」

幼馴染「むにゃ、うみぃ」コクッコクッ

男(幼馴染のケツで窒息死とか……しゃれに……なら……な……い)

男(いや、でも悪く……ない……な)

男(むしろ……本望……か……な)

また今度

乙です。けどもっと…もっとお願いします!

気持ち悪い

盗撮の人?

『大変になりそうなときは叩いて知らせてね』


そういえば……こんなことを言っていた気が
でもなにを叩けばいいのだろうか?
頭が働かない。あぁ……もうダメだ
手を伸ばせ。なんでもいい。幼馴染に知らせることができれば……

ムニュムニュ

幼馴染「ん……」ムニャムニャ

男(これは)ムニュムニュ

男(まさか……)ムニュムニュ

男「!?」ガバッ

幼馴染「えっ」

ドサー


幼馴染「痛い痛い痛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

男「お、おい! 大事か?」

幼馴染「なに、何が起こったの?」

男「申し訳ない。俺のせいだ」

男「気が失いそうだったから知らせようとした」

幼馴染「なんでそれで触るって考えに行き着くのかな?」ニコッ

男「……」

幼馴染「叩いてってわたしは言ったんだよ。覚えてる?」

男「……はい」

幼馴染「謝罪と賠償を要求する」

男「――ごめんなさい」

幼馴染(謝るのが早過ぎる……)

男「それから、ぽたぽた焼きを一袋買ってきます」

幼馴染「えっ、いいの!?」

男「あぁ」

幼馴染「じゃあしかたないわね~。許してあげる」

男「では今から買ってきます」

幼馴染「あっ、わたしもいく」

男「えっ」

幼馴染「冷蔵庫に何もないから、そろそろ買い物行かないと」

男「でもそれじゃ、意味が無い」

幼馴染「ついでだから」


男「……」

幼馴染「どうしたの」

男「――わかったよ」

幼馴染「なら行く準備して。ほらっ」

男「わかった。というかお前もだろ」

幼馴染「あーそだね。じゃあ、部屋いって着替えてくるから」

男「はいよ」

隣にある幼馴染の家に行くために、リビングからいなくなった
俺は俺自身に嘘をついていた
幼馴染の為を思って椅子になろうとしたことは、決して労りの気持ちからくるものではなかった
いや、少しはあったのかもしれないが、大部分は劣情によるものだ
警察に突き出されても文句は言えない。言えるわけがない
なにしろ、俺達はただの幼馴染。恋人関係ではないからだ
だから、俺を信頼してくれてる幼馴染を裏切ったことになる
先ほどの賠償で事足りる訳がないのだ
申し訳ない、幼馴染
この気持ちを素直に吐露できるほど素晴らしい人間ではないのだ
いつかそんな風になるために頑張るから
どうか待っていてくれないだろうか

十年後


幼馴染「あー子供を送ってきたぞー」

男「おい」

幼馴染み「んあ?」グッタリ

男「大事な話があるんだ」

幼馴染み「あー取り合えず言ってみればー」

男「俺の顔に座ってほしい」



おわり

書くのに時間がかかった割に短くて申し訳ない
あと、最後蛇足だしいらない気がするけどまあいいや

おしり

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