期待

見滝原 病院…

ほむら(…またこの病室からスタートするのね)ﾑｸﾘ…

ほむら「さて…今回は何から初めましょうかガウガウ」

ほむら「！？」

ほむら(え…何今の…私なんかへんなしゃべり方しなかった？)

ほむら(それに…私の手…まるでクマのぬいぐるみみたいな肉球つきの手になってる！？)

ほむら「こ…これは…どういうことガウガウ！？」

…ショォック！…ほむショォオック！…

よくわからんけどまどほむ期待

スレタイにやられた

なんかワロタ

ユリ熊嵐か

まさかの組み合わせワロタ

意味がわからんな

立て逃げかな

ユリ熊がまだ全然分からないのに立てるから分かってた、分かってたよ…

ほむら「まぁいいわ。細かい事は後で考えましょう」

ほむら「まずはいつもどおり重火器の調達に行かなくてはいけないわね」ｽｯ…

－カッ！－

…ｷﾗｷﾗｷﾗ…

ほむら「…変身しても手足はこのままなのね…」ぷにーん

ほむら「はぁ…」

ほむら(…それにしても…あの“セクシー”とかいうヤツは、何者だったのかしら？)

同日 鹿目家

…夜…

さやか『…っと、もうこんな時間かぁ…ついつい話しこんじゃったなぁ』

まどか「ホントだねぇ」

さやか『じゃあねぇ、まどか！おやすみー』

まどか「うん。さやかちゃんもおやすみー」

…ﾋﾟｯ…

まどか「ふわぁあ…」

まどか「今日はもう寝よっと…」

－－－－
－－－
－－
－

…ｺﾝｺﾝ…

まどか「ん…んん……」

…ｺﾝｺﾝｺﾝ！…

まどか(…誰かが私の部屋のドア、ノックしてる？)ﾑｸﾘ…

…ｶﾞﾁｬ！…

？？？「まろか！」

まどか「…！…たっくん！？」ﾋﾞｸｯ…

たつや「まろか！もうすぐだよ」

まどか「え…？」

たつや「もうすぐ“あの子”がまどかの“スキ”を持って来てくれるよ」

まどか「ねぇ…たっくん、“あの子”って…？私の“スキ”って何の事なの？」

たつや「だから今度は大丈夫だよ…」

まどか「さっきから何言ってるの？…ねぇ、たっくんってば…！」

－
－－
－－－
－－－－

…深夜…

まどか「……たっくん！」ｶﾞﾊﾞｯ！

まどか「…」

まどか「……夢、かぁ…」ﾎｯ…

まどか「そ、そうだよね。普通に考えたらたっくん、まだ話せるわけないもんね」

…ガラッ！…

まどか「…！？」

まどか(窓が…！)

？？？「あら、起きていたの？」ﾌｧｻ…

まどか「あ、あなたは…？」

？？？「そんなことはどうでもいいじゃない。それより、今日は貴女に忠告をしに来たの」

まどか「忠告…？」

？？？「そう…例え誰から何を言われようと、どんなことが起ころうと…」

？？？「…魔法少女になってはダメよ、まどか」

まどか「え？…なんで、私の名前……」

？？？「……忠告はしたわよ」ｽｯ…

まどか「…！…待って！」ｶﾞｼｯ！

ほむら「…」