いろは「環いろはと」まどか「鹿目まどかの」いろまど「第1回マギレコラジオ!!」 (27)


※ ネタバレを多分に含みます。未プレイの方はご注意ください。


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いろは「というわけで、無事アプリもリリースされたことですし!」

まどか「このラジオ番組で、マギアレコードの魅力をたっぷり伝えちゃおうってことだね!」

いろは「ここに至るまで長かったですね……」

まどか「そうだね。引き延ばしに次ぐ引き延ばしって感じだったもんね」

いろは「マギアレポートもたぶん当初の倍くらいやってますよね……?」

まどか「#21で『やることなくなっちゃった』って言って、最新話が#46だもんね。事前の勉強はたっぷりできたかな?」

いろは「後半ほぼマギレコ関係なかったじゃないですか……」

まどか「マギレポはまだ続くのかな?」

いろは「どうなんでしょうね。ひと区切りついてしまった感はありますけど、打ち切りのお知らせもありませんよね」

まどか「わたし、後半のやけくそ感好きだったんだけどなぁ」

いろは「歪んでますね……」

まどか「終盤になるといろはちゃんのキャラもだいぶ歪んでたよね☆」

まどか「いろはちゃんはどこまでプレイした?」

いろは「メインストーリーとアナザーストーリーまでは全部クリアしました」

まどか「さっすが!」

いろは「まどか先輩はどうですか?」

まどか「わたし、実はまだほとんどできてないんだよね」

いろは「え?そうなんですか?」

まどか「リセマラが大変とかドッペル解放が鬼畜とか、情報は追ってるんだけど」

いろは「そうらしいですね。私は始めてすぐ事前登録のほむらさんを受け取ってしまったのでリセマラは諦めましたけど」

まどか「そうなんだぁ。……あ、でも私、最初のガチャで自分をゲットしたよ!」



いろは「……は?」

まどか「え?いやだから、あのピックアップガチャで『鹿目まどか』を……」

いろは「一発目で引いたんですか?」

まどか「そうだけど……」

いろは「円環の力でゲームの内容まで弄ろうっていうんですか!最低です!!!」

まどか「誤解だよぉ!!?」

いろは「もー!……ほんと、もーっ!!そういうところありますよね、まどか先輩」

まどか「え、え、どうしたのいろはちゃん。乳搾ってあげようか?」

いろは「牛の鳴き真似じゃないです!」

まどか「うわぁキレッキレだね」

いろは「マギレポのときは『私が先輩として色々教えてあげるよ!一緒に頑張ろうね!』っていうテンションだったじゃないですか」

まどか「そう思ってくれてたならよかったなぁ」ニコニコ

いろは「それが、ゲームが始まったらどうですか!私はゲーム内唯一の☆1キャラで、まどか先輩は☆4の中でも一番人気じゃないですか!」

まどか「やだなぁいろはちゃん、そんなの最初からわかってたことじゃない。金を巻き上げるのが目的のソーシャルゲームなんてこんなものだよ」

いろは「うわ、開き直った!開き直り方も最低だ!!」

まどか「第一、私がどうしてストーリーを進められなかったかわかる?」

いろは「え……」

まどか「イベントクエストの周回とミラーズ防衛でずっとあちこちに呼ばれてたからだよ」

いろは「うわあああああああっ」

いろは「私なんてチュートリアルが終わったら即刻パーティから外されるし、3章7話バトル4で急に魔女と1対1で戦わされるし」

まどか(何バトル目かまで暗記してるんだ……。重症だなぁ)

いろは「家でふてくされながら、それでもプレイしてたらいつまで経っても☆4が出てくれないんです!おかしくないですか!?もう4回は10連回したんですよ!?」

まどか「大丈夫だよ、えろはちゃん。たとえゲーム内での活躍が難しくとも夜の活躍が……」

いろは「うわああああっ!?それだけはやめてくださいいいいっ!!」

まどか「純朴そうな顔しておいてヘソ出し黒インナーだもん。仕方ないって」

いろは「衣装は選べなかったんですよぉ……」

まどか「魔法を使うときだけじゃなくて、精神的なダメージを受けたときにもソウルジェムは濁るから、今のうちにグリーフシードはたくさん用意しておこうね。……あ、いろはちゃんはドッペルで穢れを回復できるから大丈夫かな」

いろは「鬼ですかホントに」

まどか「さてさて、ちょっと雑談に時間を使いすぎたかな?そろそろラジオっぽいこともしないとね」

いろは「ここまでの内容でラジオとしては完全にアウトだと思いますけどね」

まどか「はいはい気にしない。それじゃ、ゲストを呼びましょう!」

いろは「ゲスト!この澱んだ空気を打ち壊してくれるかも!」

まどか「いろはちゃんもマギレポでお世話になったよね?今日のゲストは……」




まどか「巴マミさんです!!」

いろは「ひ い ぃ ッ ッ ッ」


マミ「……」

まどか「あれ?……ど、どうしたの?」

マミ「その、メインストーリーで……ちょっと、ね?」

まどか「あのいろはちゃんの怯え方、ちょっとってレベルじゃないと思いますけど……」


メガほむ「」ヒョイ


まどか「あ、ほむらちゃん(アシスタント)ありがとう。えっと、わたしがまだプレイしてない分のシナリオだね」ペラ

いろは「…………」ガクガク

まどか「……ああー、なるほど」パラ

マミ「……」

まどか「やっちゃいましたね、マミさん」ポン

マミ「だから呼ばないでって言ったでしょう!??」

マミ「絶対にこうなるってわかってたから、オファー貰っても断ってたのに!!」

まどか「大変だったねーいろはちゃん。でもね、大人っていうのはこういう生き物なんだ。一度可愛がった後輩でも、状況が変われば平気で裏切るんだよ」

マミ「なんてこと教えてるのよ!?第一、私も未成年よ!!」

まどか「さぁマミさん、いろはちゃんまだ怯えてますよ。よっぽど酷いトラウマを植え付けられたんでしょうけれど、マミさんならきっと大丈夫!自慢の母性(意味深)でいろはちゃんの心を溶かしてあげてください!」

マミ「あなた本当に最低ね!?……ねぇ聞いて環さん、今の私に敵意は」


いろは「来 な い で ぇ っ っ !!」

マミ「」


まどか「まぁ、瀕死状態のときに命を狙われたうえ、魔女呼ばわりされたらそうなりますよね。さぁ、マミさんのソウルジェムが徐々に濁っている気もしますが、このままだと収拾がつかないので次のゲストを呼びましょう!」


まどか「十咎ももこさん、どうぞ!!」

ももこ「おーっす!!……って、なんだこの有様」

いろは「も"も"こ"さ"ぁ"ん"っっっ!!!」ダキ

ももこ「うぐっ!?……ええーっ、どうしたんだよいろはちゃん。って、あんた!!……なるほどね、そういうこと」

マミ「察しが良くて助かるわ。あのね、別にここで戦おうというつもりは無いのよ。というか、えっと……」

まどか「メタ発言をどうやって扱えばいいかわからず上手に話せないマミさんかわいい」

マミ「あなたのせいで台無しよ!!」

ももこ「あー、あんたの言いたいことは分かったよ。悪いね、いろはちゃんも頭では分かってると思うんだけど、あんな極限状態で襲われて半分トラウマになってるんだろうな」

マミ「謝りたいけど、あのときは私も自分の信念に従ったまでだから……」

ももこ「それも分かった。ま、自分より随分年上の相手だから、っていうのもあるんだろうけど」

マミ「へ、誰が……?」

ももこ「え、違うの……?」

マミ「私、中学生だけど……」

ももこ「ち、中学生ぇ!?レナの言うとおり、大学生くらいかと思ったのに……」

マミ「だ、大学生……」

まどか「まぁマミさんはね。どうしても、おっぱいがね」

マミ「……」ズーン

まどか(さっきから踏んだり蹴ったりで可哀想だけどちょっと面白いなぁ)

まどか「じゃあ折角来てもらったところですけど、おふたりともこの辺で」

マミ「ええっ!まだ来たばっかりよ!?」

ももこ「いろはちゃんも怯えてるしね」

いろは「……」ガシッ

ももこ(大丈夫かなぁ……)

マミ「えぇ……。それじゃあね」

ももこ「おっす、またねー」

まどか「いろはちゃん、復活した?」

いろは「すみません、大丈夫です」

まどか「それじゃ、次のコーナー!『マギレコプレイング』だって。えっと……要するに、実際にプレイするってことだね」


メガほむ「」ヒョイ


いろは「あっ、ほむらさん(アシスタント)ありがとうございます。このアカウントを使うみたいですね」

まどか「ふーん……。織莉子さんとキリカさんのパーティかぁ」

いろは「またコアなところを……」

まどか「フレンドはゆまちゃんを使うんだね!で、肝心のステージは……」

いろは「アナザーストーリー第3章第2話バトル2。あっ……」

まどか「へぇ、何だか中途半端だね?……あ、織莉子さんとゆまちゃんは覚醒してるんだ!これなら楽勝だね!!」

いろは「これって、プレイヤーはもちろん……」

まどか「慣れてるいろはちゃんがやっても、あんまり面白くないよね!私がやるよ!」

いろは「ガンバッテクダサイ」

まどか「負けたぁ!」

いろは「ですよね……」

まどか「2wave目までは余裕だったのに……。3wave目のあれは何!?強すぎでしょ!?」

いろは「羊の魔女ですね」

まどか「魔女のクセに範囲1マスだなんて……。それに、あのカウンター!ズルでしょ!?」

いろは「今出てるストーリーの中では一番難度の高いクエストじゃないかと思います。……いや、☆4魔法少女のストーリーなんかはもっと難しいのかもしれないですけど。あいにく私は☆4引いてないので分からないです」

まどか「真顔はやめよ?」

いろは「でも正直、まどか先輩の戦い方も、あんまり……。そもそもブラスト使い過ぎです。相手1マスなのに」

まどか「うぐっ。いつの間にか先輩を追い越して成長したねぇ……」

いろは「まどか先輩がミラーズ防衛してる間に成長しました」

まどか「だから、真顔はやめよ?」

まどか「それにしても、外伝組でキリカさんだけ☆4なんだね」

いろは「ちょっと不思議な感じですよね」

まどか「うーん。確かにあの3人の中で誰が一番強いかって言われるとキリカさんの気もするけど。織莉子さんは戦闘弱いって言うし」

いろは「その織莉子さんに殺された過去をもつ先輩」

まどか「だって当時人間だし」

いろは「今後のアップデートで外伝組の追加はあるんでしょうか。沙々さんとか、かずみ勢とか」

まどか「沙々さんは無理じゃないかなぁ……。固有ストーリーどうするの」

いろは「それを言ったらかずみ勢も厳しい気がしますけど……」

まどか「まどオン(※)のときは、かずみさん、海香さん、カオルさんの3人だけの参加になったんだっけ」

いろは「でも、正直モブ魔法少女増やすくらいなら外伝組の追加が欲しいですね」

まどか「織莉子勢ですら知名度低いのに、それ以上は厳しいかもねぇ」

いろは「今後に注目ですね」


※ その昔「魔法少女まどか☆マギカオンライン」というゲームがあったのです。

いろは「追加といえば、事前情報のあったフェリシアさんとさなさんの追加もまだですよね」

まどか「ストーリーに絡んでないからね。それを言ったらさやかちゃんと杏子ちゃんだって」

いろは「なぎさちゃんは……」

まどか「出るかなぁ……?流石に時空を超えてるから出し方が思いつかないけど」

いろは「魔女化する前っていう設定で出せばいいんですよ!」

まどか「うわぁ、その後絶対に魔女化するってことだね」

いろは「そこは固有ストーリーでフォローすれば大丈夫です!ほら、夏希さんあたりに応援されたら元気出そうじゃないですか?」

まどか「投げやり過ぎだよいろはちゃん」

いろは「大丈夫ですよ、どうせなんやかんや理由をつけてメガネなしのほむらさんとか出てきますから」

まどか「確かにそれはそんな気がするけど!……追加の話で言えば、いろはちゃんややちよさんも有力候補だよね?☆1だとか嘆いてたけど、ドッペルがあるんだから☆5は保証されてるようなものじゃない」

いろは「それでも現状はまどか先輩の完全下位互換じゃないですかぁ……」

まどか「いやまぁそれは……」

いろは「……」


まどか「そうだけど……」

いろは「うわああああんっ!!先輩にいじめられたぁ!!!」

いろは「ふんだ!今回の話はほむらさんのループの途中のことなんですから、少なくともまどか先輩の死亡は確定してるようなものですし!」

まどか「うっ」グサッ

いろは「原作主人公のくせにストーリーにはほとんど絡んでなくて、イベントクエストの周回にばっかり顔を出してるし!」

まどか「ううっ」グサグサッ

いろは「放送当時に『この主人公うじうじしてるばっかで何もしねえな』って言われてた先輩よりはちゃんと主人公やってる自信もあります!!」

まどか「ぐはぁっ」バタッ


いろは「もうなんですかなんですか!だいたい、レアリティ高めのももこさんもかえでちゃんもレナちゃんもほとんど事前情報無しのキャラクターだったじゃないですか!OPでは命を落とすっぽい描写も……」

まどか「そろそろ落ち着こう!いろはちゃん!!」

いろは「無理ですぅ!この扱いに不満を抱かずしてどうしろっていうんですかぁ!!」

まどか「そんなもんだよ主人公って!!受け入れて!!!」

いろは「……取り乱しました」←ようやく落ち着いた

まどか「もうびっくりしたよ、いろはちゃんの髪の毛からドッペル出かかってるんだもん。本格的に命の危険を感じたよ」

いろは「すみません……」



まどか「……というわけで!時間も迫ってきたところで!!」

いろは「唐突!?……えっ、この流れで終わらせる気ですか!?」

まどか「最初っから最後までアウトな内容しかないから関係ないよ!」

いろは「自覚あったんですね!?」

まどか「今日はここまで!お相手は、鹿目まどかと!!」

いろは「環いろはでした!!」

いろまど「またね~~~っ!!!」



いろは(『またね』なんて言ったけど、二度と無いだろうなぁ……)

終わりです。


>>7
魔女じゃなくてウワサですね。失礼しました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 03:04:00   ID: MkkhR3Rn

・・・・これ狙って書いてんだよね?
「くぅ~疲」を意識した一種のパロディとして書いたんだよねw

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