【安価】盗賊「俺もとんでもないものを盗んでみたい」 (19)

―――路地裏


女勇者「とんでもないものって?」

盗賊「言わずとも分かるだろう。女の子のハートだ」

女勇者「無理だと思うな」

盗賊「な、なぜだ! 俺にだってその気になれば!」

女勇者「僕の財布ですら盗めずに逆にこうして捕まっちゃったのに?」

盗賊「そ、それは……まさかお前があの勇者だとは……。ていうか勇者が女だったなんて全然知らなかったし……」

女勇者「それを抜きにしても、君じゃぁはっきり言って女の子のハートは奪えないよ」


女勇者「だって君、盗賊ではあっても怪盗ではないからね」

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―――牢屋


牢屋番「ぷぷぷっ……馬鹿だなお前。よりにもよって勇者様の財布を掏ろうとするなんざよ……ぷぷっ!」

盗賊「うっせぇ! 知らなかったんだよ!」

牢屋番「ま、ここから出たら盗みなんて止めて真っ当に働くこったな」

盗賊「え? 俺ここから出られるのか?」

牢屋番「お前はこれが初犯、しかも未遂に終わった。反省するなら出してやれとの勇者様のお達しだ」

盗賊「な、なんだと!? 」

牢屋番「いい子だよなぁ。成長したらえらい美人になるぜ、ありゃぁ」

盗賊「……くそっ。馬鹿にしやがって!」

―――1週間後 路地裏


盗賊「もう釈放されちまった。俺はとことん舐められてるってわけだ」

盗賊「……許さねぇ。俺のプライドに泥を塗りやがってあの野郎……」

盗賊「見返してやる……! 世界中の女の子のハートを盗んで勇者をアッと言わせてやる!」

盗賊「怪盗なんざ目じゃねぇ程に盗み尽くしてやんよ! 俺やってやんよ!」



>>5「どうしましょう……迷ってしまいましたわ……ここは何処なのでしょう」



盗賊「むっ!? ちょうどいい感じに女の声がするぜ! まずはこいつのハートを盗んでやる!」

みすぼらしい少女

聖女

少女エルフ

幼女(魔王)

貴様ら張り付いてたな
何気なく書き込んでびっくりしたわ

盗賊「お嬢さん! お困りですかな!? 道案内なら僕がご案内しm」

聖女「まぁ、ありがとうございます」

盗賊「」

聖女「ですが私には関わらないで。私は……追われているのです」

盗賊「く、くく……」

聖女「ご迷惑になります……。あなたのような親切な方を危険にさらすわけには……」


盗賊「クラ○スきたぁぁぁぁぁ――――――ッ!!!!」


聖女「え!?」ビクッ


盗賊(いきなりグッドな人材が来やがった! とっつあん、俺はやるぜ!)キリッ


聖女「あ、あの……」


盗賊「ふっ、お嬢さん。>>13

遠すぎたわ

安価下

私は貴女の味方です

俺と性的に合体してください

感じのいいホテルに案内します

こりゃ女勇者さんに見抜かれますわ

盗賊「俺と性的に合体してください」

聖女「性的に合体? なんでしょうか、初めて聞きました」

盗賊「お教えしましょう。まずはこの聖剣をみてください」ペロン

聖女「なっ!?」

盗賊「聖女の聖穴に聖剣をぶっ差す。これが俗にいう合体です」

聖女「ああああああ………」ガクガク

盗賊「さぁ、早く俺と超電磁合体しましょう! 大丈夫! 盗賊の力を信じて!」ズズズ

?「ほな、ワイの力とどっちが上か勝負しましょか」バキッ バキッ

盗賊「へっ?」

聖騎士(マッチョ)

ごめん誤爆した

ヤクザ「……」バキッ バキッ

盗賊「」

聖女「パパッ! 助けてください!」

盗賊「」

ヤクザ「安心せい娘。おまえはワイが守ったる」バキッ バキッ

盗賊「」

聖女「ごめんなさいパパ! もう嫌いな食べ物が朝食にでても家出しません!」

盗賊「」

ヤクザ「約束やで。さて兄ちゃん、うちの娘に何しようとしたんか、じっくり話聞かせてもらおか」バキッツ バキッ


盗賊「」






ーーーDEAD END ーーー

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