※本編からの続きです。
~とある町の飲食店~
C.C.「ふむ…おやじ、このピザを三枚くれ」
店主「あいよ!」
C.C.「ふふん、今日は久しぶりのピザだ。たっぷり楽しませてもらおう」
……ピザの焼ける匂い……
C.C.「んー!いい匂…い…?」
C.C.(な、なんだ…?匂いを嗅いだだけでもう腹が…ば、バカな!?この店に来るまで一週間はピザを食べていないんだぞ!?)
店主「ピザ三人前お待ちどう!」
C.C.「くっ…目の前にあるとさらに…だが私はC.C.!舐めるぁぁぁ!!」
~とある日本のカフェ~
カレン「…はあ、久しぶりに連絡が来たかと思えばそんなくだらないこと?」
C.C.「くだらないとはなんだ。ピザが食べられないんだぞ。危うく残すとこだった」
カレン「ただの食べすぎなんじゃないの?」
C.C.「その日はそんなに食べていなかった」
カレン「…二日酔いとかは?」
C.C.「旅の途中で二日酔いするほど飲むほど私はばかじゃない。胃腸風邪とかでもないぞ?」
カレン「体調不良とかじゃないなら私にはわかんないわよぉ…医者じゃないんだから」
C.C.「だろうな。まあ、お前の様子を見がてらの相談だ。そんなに気にしなくていいぞ」
カレン「はいはい。あ、もしかしたら…」
C.C.「なんだ?」
カレン「C.C.…あんたもしかしたら妊娠してたりしない?」
C.C.「…お前にはガッカリだよカレン…」
カレン「な、なんでよ!」
C.C.「いいか?生娘は知らないかも知れないが子供は愛し合う男女が二人いないと出来ないんだぞ?」
カレン「生娘!?し、知ってるわよそんな事!」
C.C.「ならわかるだろ?」
カレン「で、でもあんたにもそういう相手が…扇さんとか藤堂さんだって結婚して子供を…」
C.C.「……」
カレン「(すっごい嫌そうな顔してる!!)」
C.C.「藤堂はともかく、扇と私を一緒にするな。…まあ、私は美女でモテモテだからなそんな選り取りみどりな私に選ばれる奴なぞそういな…い…ぞ?」
カレン「あ、ごめん…。ああそう…ってその感じいるんでしょ?!ね、誰よ!?」
C.C.「慌てるな処女。前はいたが今はもういない」
カレン「…あ…。ご、ごめん…」
C.C.「気にするな。もう終わった話だ」
カレン「そっか…C.C.…スザクが…」
C.C.「いい加減にしろよおい」
カレン「冗談よ。…そうね…ルルーシュは良い男だったわよね」
C.C.「ふん。まあ他のよりマシなだけだな」
カレン「その他ってもしかして人類の男達よりって意味?」
C.C.「…なにがいいたい?」
カレン「ふふ、さあね?」
C.C.「…ふん。お前もさっさと相手を探すんだな」ガタッ
カレン「あ、相手!?私だって!…C.C.?どうしたの…?」
C.C.「な、なに軽い立ち眩みだ…気にするな…」
カレン「気にするわよ。ほら座って…本当に病気じゃないの?あんたはほら、不死だからって自分の身体に無頓着そうだし…」
C.C.「ふん、私の身体はそこまで軟弱じゃあない。気にしすぎだ」
カレン「……」じー
C.C.「…な、なんだ」
カレン「医者に診て貰いましょう」
C.C.「断る」
カレン「なんでよ!」
C.C.「私は病気じゃないからだ。それに私は世界中を見て回る旅で忙しい。だから医者にかかる暇など」
カレン「もしもし?ジノ?大至急ナイトメア一機貸して欲しいんだけど」
C.C.「おいばかよせ」
~病院~
C.C.「なんで私が病院なんかに…しかもナイトメアに握られて…」
カレン「そうでもしないとあんたは病院に来ないでしょう?まったく…」
看護婦「C.C.様ーC.C.様ー」
カレン「ほら、呼ばれてるわよC.C.」
C.C.「はあ…」
医者「おめでとうございます。妊娠されていますね」
C.C.「…ん?」
カレン「え?」
医者「食欲不振やめまいや立ち眩みは妊娠超初期症状でよくあるんですよ」
C.C.「」
カレン「え?…え?」
医者「では別室に看護師がいますので説明を受けてくださいね」
C.C.「」
カレン「」
~ホテル~
C.C.「」
カレン「……ねえ」
C.C.「…」
カレン「ねえ、C.C.」
C.C.「…なんだ」
カレン「…相手は…?」
C.C.「……」
カレン「ほら、おめでたい事なんだから相手に連絡しないと…」
C.C.「……」
カレン「……」ポチポチ
C.C.「…カレン、わかってるんだろ。私の相手は…」
ジェレミア「ジェレミア・ゴットバルト。只今忠義の為に参上致しました」
C.C.「!?」
なるほど
サルベージ
サルベージ
サルベージ
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