女「自分のまんまんにちんこいれて…」
女「おうっ!はいった…」
男「……」
女「はあはあ…ちんちんとまんまん両方ついてるの最高…手でやるしかないのがきついけど…」
男「あの…せめて自分の家でやってくれないかな」
女「うっ!!中に出る!!」どくどく
男「ただキモイ」
どうやって入れてんだよ
普通にふたなりだと考えてもかなりの長さがないと無理だよな。
あと勃起したら絶対入れられない。
男「なあそれどうやっていれてんの?位置的に無理じゃない?」
女「お尻の裏だよ」
男「尻尾かよ」
女「勃起してても曲がるから入るの」
男「ん?それかなり長くない」
女「うん、実際勃起してるの先端9cmだから」
男「万能すぎる」
女「……」ぐー
女「お腹空いた…」
女「ばくばくむしゃむしゃ」
男「………」
女「ガツガツ」
男「よく食べるなー」
女「1人セックスだからエネルギーの消費量がはんぱないの………うっ!!」
男「そうなんだ、あと食事中はまじでやめてくれ」
女「うぐっ!うぐぐぐ!!」
男「ど、どうした!?喉に詰まったのか!」
女「うぐぐ………」ぶくぶく…
男「お、おい!」(泡吹いて倒れた…)
……………
女「……はっ!」
男「おい大丈夫か?」
女「あー痛かった…」
男「痛かった?喉か?」
女「ん?きんたまが。尾骨部分についてるから椅子の背もたれで潰しちゃうことあるの!てへぺろ」
男「ウワアそうなんだきめえです」
つまりどういうことだってばよ…
1人でってことはさ
全く同じdnaの子供か生まれるってことだよな
ケツにチ◯ンコついてるってこと?
通常時どうしてんだろ
ベジータみたいに腰にまいてんのかなチンコを
男「ところでさ」
女「なに今忙しいんだけど」
男「普段はどうしてるの?その…通常時は」
女「通常時?ああ左足側に垂らしてるよ」
男「…スカートとか短パンの時は?」
女「ブラの後ろホックで留めてる」
男「なんかその光景を想像すると笑っちゃうんだけど」
女「でも普段はズボンしかはかないし男くんと同じで下に垂れてるから」
男「おしっこどっちからでるの」
女「まんまんからに決まってるじゃない!バカにしないで!」
男「いや、二つ性器ついてるから聞いたんだけど…」
もはやチンコではなく触手か尻尾だな…
女「男くんって体位なにが好きなの?」
男「なんだよいきなり…ふ、普通のやつだよ…」
女「ふうん?正常位ってことね、いいなあ」
男「あ、そっか正常体位だと潰れるもんね金玉」
女「そうなの。一番楽なのはうつぶせ」
男「1人だから体位とかどうでもいい話だと思うけど…」
女「男くんもなってみればわかるって」
男「絶対にいやだ」
女「やりもしないで……アアアアアアアアアアア!!!」びくんびくん!!
男「!?……やめろよおまえ…」
女「でもね?この身体になると快感がほんっとにやばい」
男「そんなに?」
女「まんまんとちんちんが同時に逝くから気持ち良さは一般人の2倍はすごい」
男「そうなんだ」
女「仲田氏し放題だし」
男「ほんとに妊娠したらどうすんのさ…どうでもいいけど…」
女「アナルってどう?気持ちいいかな?」
男「し、知らないよ!!話変えるなよ急に!」
女「なんか慣れるまで痛いみたいだし、男くん今からアナルとかっていける?」
男「自分でやれよ!!出来るだろ!」
女「産まれた」
男「は?なに?」
女「この子」
男「うわぁ…ほんとに出来たんだ…」
息子「おぎゃあ」
男「あれ?なんで頭におむつつけてるの?」
女「なんでか知らないけど頭に性器ついてるから」
男(………新人類だよこれ……)
男「あの…女性側の性器は?」
女「普通股でしょ、なにいってるの」
男(この子1人妊娠詰んでるだろ!)
女「うっ!!はあはあ……う、産まれる!!」
男「うわああああああ!!ここで産むんじゃねええええ!!」だっ
女「はいできました~」
男「ノリがきもい」
女「女の子です!」
娘「おぎゃあ」
男「……今度は頭に女性性器がついてる…」
女「この子おかしい股にちんちんついてる」
男(この子も1人妊娠詰んでるよ!)
女「これじゃ1人妊娠出来ない」
男「そ、そうだね…」
女「………待って……」
男「………」
女「そうだわ!この子達二人でセックスすれば妊娠できるじゃない!」
男「………え?」
女「ほら!この子達が頭と頭くっつれば妊娠出来る!!±だから!2人妊娠だわ!」
男「二人妊娠は普通だけど妊娠する過程がきもすぎる」
きめえwwwww
女「あれ?ちょっと待って?頭で1人出来るなら股の方でもセックスすれば妊娠できるわ!」
男「股の方でもって…」
女「1人で2人妊娠出来るから2人で一度に四人産めることに!!これはすごい発見だわ!!」
男「すごいけどヤバイだろこれ!」
男「セックスの光景を想像するとかなり滑稽なんだけど…」
女「なんで?」
男「だって、二人とも頭に性器ついてるなら鹿が角で喧嘩してるみたいな格好になるわけじゃん…」
女「情熱的だと思うけど?」
男「もうキモイとか通り越してひくわ…」
フリークスの世界だな...
っていうか……頭に子供が出来る?氏ぬんじゃね?
顔で妊娠するんですか?
脳ミソどこいった
完全に化物
恐ろしいスレだ
その昔女神アテナは父ゼウスの頭から生まれたと言う…
つまりこれは神話の世界のお話か
女「はい出来ました~」
男「ひっ!今度はなに?!」がた
女「わたしの子供の子供、ついにわたしもおばあちゃんかあ」
男「うげっ!顔膨張してるぞ二人とも!」
女「妊娠したら膨れるのは当たり前じゃない」
男「というかセックスしたんだ…まだ赤ちゃんじゃないか…」
女「年齢なんて関係ないよそこに愛さえあれば」
男「きもい…」
女「お、出産だ!みてみて」
男「見せなくていい!おえっ!」(頭から出産!?)
女「息子はくちから出産かぁすごいなあ」
男「おえええ…」びちゃびちゃ
女「男くんも出産!」
男「吐いてるだけだよ!」
女「おお!今度は手にもまんまんとちんちんついてる!こりゃすごい!」
男(また奇形が…)
男「思ったんだけど脳はどこについて…おえええっ!」
孫「じゅぷっじゅぷっ」
女「お、産まれた瞬間交尾はじめてる、!やるねぇ」
男「………」くらくら(頭痛くなってきた…)
女「脳は胸あたりについてるんじゃないかな産むのに特化してるし」
男「も、もういいです…」
一ヶ月後
コンビニ
「いらっしゃいませー」
男「う、うわっ!!」
奇形「はい?」
男「き、奇形…」(働いてる?!)
「すいません会計いいですか?」
奇形「はい」
男「きゃ客も奇形だ…」
驚き外に出てみると街ゆく人々は皆奇形ばかりだ。
普通の人間などそこにはいなかった。
い、いつの間にこんな…どういう事だ…!?
女は実は地球侵略に来たんじゃね?
男「……」
奇形人を観察してみることにした。
観察しててわかったことは繁殖能力が異常に高いこと、形態によって違うが1人で繁殖出来るものもあれば複数で繁殖するものもいる。
新しい世代が産まれる度性器の数が増え繁殖能力が高くなっていき、しかも産まれてすぐに産むことが出来る。
男「今日も学校か…憂鬱だな…」
きーんこーん
奇形教師「授業はじめるぞー………うっ!!すまん陣痛が!!今日は自習で頼む!」たたた
生徒「おいまたかよー」
男「奇形しかいない…きもい…」
男「……もうまともな人はいないのかな」
男「………!あのグラウンド走ってる子…普通の女の子……か?」
奇形女子「おーいあと10周は走れよーw」
普通の女「はあ…はあ…」
…………
奇形女子「ほんとに走ったよこいつw後片付けしとけよー」
普通の女「は、い…」
男「あの…」
普通の女「は、はい!…………あ、あれ…普通の……人?」
男「ごめん、久しぶりに普通の人見たからつい声かけちゃって…」
普通の女「いいよいいよ!私も自分しかいないと思って不安だったの!」
男「それでさ…今この現状って…どうなってるのかな…」
普女「わ、わかんないけど…すごい繁殖力持った人達が増えたよね…」
男「……増えたのはわかるけど元いた人達はどこいったんだろう…」
普女「わかんないよ…お父さんお母さんもいなくなっちゃったし…」
男「だ、だよね…」
………
普女「……これからどうするの?」
男「どうするっていっても…家に帰るよ」
普女「……そうなんだ……」
男「………うん」
普女「ね、ねえ…これからあなたの家にいってもいいかな」
男「………え?!い、いいけど…」
普女「い、いいんだ……」
男「い、いや…まあ…」
家
男「て、適当なとこ座っていいよ…」
普女「う、うん…」
男(きていいって言ったけど…男の家に普通に来ちゃうなんて…寂しいんだろうか)
男「麦茶でいいかな」
普女「う、うんありがと…」
男「…………」
普女「…………」
男(会話がない……当然か、今日あったばかりだし…)
普女「………ね、ねえ…」
男「な、なに?」
普女「親…いないの?」
男「う、うん…君と同じ…」
普女「そ、そっか…」
男「………」
普女「………」
男(駄目だ…気まずい…)
男「テレビでもつけよっか」ぴっ
普女「や、やめて!」
男「えっ?………うわっ!!皆奇形!?」
ぴっ
普女「…………っ!」ぶるぶる
男「ご、ごめん…最近つけてなかったから知らなくて…」
普女「…………怖い………怖いよ……」ぶるぶるぶる
男「だ、大丈夫だよ…きっとそのうち誰かが…!」
普女「適当なこと言わないでよ…!」
男「うっ…」
普女「…今私学校でいじめられてるの…産めないやつに生きる価値なんてないって…!」
男「む…」(そ、そんなことが…)
普女「街には変な人達しかいないし…お父さんもお母さんも居なくて……私1人で…寂しくて…!」
男「………」
普女「もう……無理だよ……」
男「あ、あのさ…こんな家で良ければいつまででもいいからさ…」
普女「………ほ、ほんと?」
男「う、うん…俺も1人で…寂しかったし…」
普女「……あ、ありがと…嘘でも嬉しい…」
男「は、はは…」
ぴんぽーん
男「!?」
普女「だ、だれ?」
男「み、みてくるよ」
男「ど、どなたー?」
ごんごん
女「やっほー男くん」
男「えっ!?」
男「な、なんで…」
女「おうっ!!出るっ……!!………ふう」
男「いや、人ん家でするなってきもい用件はなに?」
女「いやー男くん元気かなーって思って」
男「………元気じゃないよ」
女「ふうん……お」
男「な、なんだよ」
女「誰か女の子いるね彼女出来た?」
男「い、いや…」
女「なーんだそうだったのかー、どうぞ、お 楽 し み を」
男「ち、違う!なに勘違いして…」
女「じゃねー」
ばたん
男「……なんだったんだ一体……」
…………
男「はあ…」
普女「ね、ねえ誰だったの…?」
男「いや…奇形の人…もう帰ったから…」
普女「………!そうなんだ…」
男「うん…」
普女「……あのね……さっき…さ、ここにいてもいいって言ったよね…」
男「え?あ、うん」
普女「私、さっきから……あなたのことが……」
男「え……」どき
………………
……………ぎしっ
男「ほ、ほんとに……いいの?」
普女「……うん……」
男「………」ごくっ
…………
普女「んっ………んあっ……」
男「はぁ…はぁ……」ぐっ
普女「んんっ!」
男「そ、そろそろ、いい…?」
普女「ん……」
ごそごそ
男「はぁ…はぁ…」ぶるんっ
………………
男「い、いくよ……」
ぐぐっ…
普女「んんんっ!!!」
男「はぁっはぁっ…」
ぎっぎっぎっ
普女「だ、だめ……!あっ……」
男「はぁっはぁっ……」
…………
ふと下腹部が熱くなった
ぎっぎっぎっ
男「…………?」
ぴた
腰の動きが止まる
普女「ンッ………ど、どうしたの…?」
男「……………!!!!!!!」
男「………だ、だめだ……」
普女「な、なに?どうしたの…?」
ぬちょ……
男「あ、ああああああああ!!!」
普女「や、やめてよ!急に大声…」
男「うわあああああああああ!!!なんで!!なんで俺にも!!!」
普女「……………!!!!い、いやああああああああああ!!!!」
…………………
ぎっぎっぎっ
男「ふへへへ……へへへはは……」
普女「」
男「ぐふっ……ふしししし……」どくっ!
びゅーっびゅーっ
ぎっぎっぎっ…………
…………
男「1人妊娠最高!!うっ……!!」
女「人には学校でするなとか言っといて!」
男「あああ~気持ちええ~」
女「癖になるよね~…………うっ!!」
息子「おぎゃあ」
男「おーおーお前もヤってるのかーいっぱい産んでくれよー」
息子「おぎゃあおぎゃあ」
男「うぐっ!!また出るっ!!」どぷっ!!
………………
女「さあこれからどんどん増やしていこうね……」
ホラーだった
普女はどうなったのだろうか
「そこまでだ」
朦朧とした頭に響く凛としたその声の主は……そう、寺生まれで霊感が強いtさんだ
「……まったく、umaは専門外なんだがな…」そう呟いたtさんの目は今までみたこともないほど怒りの色に染まっていた。
「お前達のしている行為は遙か昔から繋がれてきた命や親子の愛に対する冒涜だ!破ァァァーーーッッッ!!!」tさんはそう叫ぶと巨大な青白い光弾を奇形達に向かって放った
すると、何人かは光になって消滅し別の何人かは普通の姿に戻っていった「命を大切にしないやつなんて大ッ嫌いだ!」そう言うとtさんは近くに落ちていた哺乳瓶を拾って立ち去っていった。
寺生まれは凄い、俺は普女を介抱しながらそう思った。
殿「では、侍の妹をフタナリの刑とする」
男侍「い、妹!!」
妹「兄上!!」
殿「連れてゆけ!」
妹「い、いやああああ!!」
男侍「殿!!あんまりです!!フタナリの刑など!!どうか…!」
殿「だめじゃ。下した決定は揺るがん」
妹「あ、兄上!!助けてください!!」
男侍「妹がなにをしたというのですか!!なにもしていない!殿!!」
殿「おいこやつを黙らせろ」
「承知」
男侍「くっ…!」ちゃき…
「なんだ?刀を抜くのか?抜いたらお主も最後だぞ」
男侍「………」
ドカっ!!バキグシャ!!
男侍「………う」
牢屋の男「起きたかい、無茶するねあんたも」
男侍「こ、ここは…」
牢屋の男「牢屋だよ、ま、あまり無理はしないほうがいい」
男侍「く…妹………!!」
牢屋の男「おまえさん妹がいるのかい」
男侍「…ああ、先刻フタナリの刑にされたがな…」
牢屋の男「ふ、フタナリの刑だって?とんでもねえ、なにをやらかした?」
男侍「……妹は……無実だ……!」
牢屋の男「…そうかい。訳ありか…」
男侍「……ここから出る方法はないか」
牢屋の男「…ないな。あったらとっくにでてらぁ」
男侍「………」
牢屋の男「フタナリの刑か…ありゃ確か…牢の中で身体を化物に変えられて…」
男侍「……」
牢屋の男「ひたすら出産を繰り返す刑だったか…飯も出されないから最後には生んだ化物達と共食いをするっつうとんでもねえモンらしいなぁ…」
男侍「やめろ」
牢屋の男「おっとこいつはすまねえ」
男侍「刑の執行はいつになる」
牢屋の男「おれぁそんなこと知らねえよ…」
男侍「こんなところにいつまでいるわけにはいかない…妹を助けなければ…」
牢屋の男「無茶いうねえあんたも…」
女侍「……男侍が囚われたと聞いた。解放してはもらえないか…」
「あん?だめだね、妹は知らんが男侍のほうはすぐに解放されるって話だ安心しろ」
女侍「いつ解放される」
「知らんなそんなことは」
女侍「それでは困る!!」
「知らんもんは知らん、貴様はなんなのだ」
女侍「私は男侍とは家族のようなものだ。せめて会わせてほしい」
「駄目だ。なにいってんだ貴様」
女侍「止むを得ないか……」すっ
「き、貴様!!」
女侍「峰打ち!」ドッ!
「う……ぐっ」どさっ
女侍「ふん、雑魚が」
………………
男侍「………ふんっ」
牢屋の男「なああんたここから出るなんてやめたほうが…」
男侍「駄目だ、俺の大切な家族なんだなんとしてでもここを……」
ばんっ!がすっ!
男侍「……!なんだ?」
「貴様何者だ!!」
ばすっずばっ!
ばたん
牢屋の男「……」
ぎぃー
女侍「男侍!ここにいたか!!」
男侍「お、女侍!!よくきてくれた!」
牢屋の男「おお……勇ましい姉ちゃんがいたもんだな…」
男侍「助かる!」
女侍「無事でよかった、さあ戻ろう」
男侍「その前に妹を救出したい!」
女侍「わかった。手分けして探すぞ!」
妹「うっ…うっ…」ひぐっ
「へっへっ…しかしフタナリの刑にするには惜しいぐらいの上玉だぜ…どれちょっと味見を…」
「おいやめておかんか」
「大丈夫だよ、どうせフタナリになりゃなんものこりゃしねーよ」
「程々にしておけよ…」
妹「きゃあああっ!!」
…………
女侍「今悲鳴が!」
男侍「あそこか!!急げ!」
男侍「妹!」
妹「あ、兄上!!」
「なんだ貴様!どうやって!」
がすっ!どかばき
女侍「さ、とっととここから出るぞ」
妹「う、うん!」
…………………
「罪人が逃げたしたぞー」
「絶対に見つけ出せ!」
…………………
女侍「はぁ…はぁ…こ、ここまで来れば一先ずは大丈夫だろう…」
妹「はぁっはぁっ…」
殿「な、なにをやっておる貴様ら!!、!」
「も、申し訳……」
殿「あの娘を外に逃がす等……!!ええいっ!」ずばっ!
ぶしゅー
「ひっ!う、腕が……!!」
殿「なんとしてもひっとらえい!数日も生かしておけば貴様ら全員叩っきる!!」
「し、承知しましたぁっ!」
殿「まずい……非常にマズイ……なんとしても……」
ざわざわ……
女侍「まずいな…そこら中に追手がいる…」
妹「………うう」
男侍「山へ入るしかない。行こう」
妹「う、うん!」
………………
男侍「大分奥まできたな…」
女侍「今日はここで休もうか」
男侍「そうだな…」
妹「疲れたー…」
男侍「身体に問題はないか?」
妹「だ、大丈夫だよ兄上…」
女侍「………」
…………
妹「すぅ…すぅ…」
男侍「よほど疲れたのかよく眠っているな…」
女侍「………男侍……なにがあった?」
男侍「……わからん……突然だったのだ…いきなり役人共が現れて妹を疫病の根源だと言われ…」
女侍「屋敷についたらいきなり処刑……と言われたわけか…」
男侍「ああ……よくわからないが、知らないところでなにかが動いているようだ…」
女侍「…………男侍………あまり心配をさせるな……」
男侍「……む、すまん……」
女侍「………」こて
男侍「……!!」(女侍の頭が肩に…!)
………………
男侍「さ、行こうおい起きろ妹」
妹「うーん…」ぼー
女侍「ほら」ぎゅっ
妹「うー…」
………………
「いたぞ!あいつだ!」
女侍「もうきたのか!?」
男侍「くそっ!」
ざすっ!ばしゅっ!
………………
女侍「ふう……」
男侍「手間取ったな…先を急ごう…」
妹「………」ぼー
男侍「ほらなにしてる」
妹「んー」
女侍「………?」
男侍「よし、今日はここまでだ」
女侍「………湖が見えるな……」
男侍「…………」
妹「んー」じゅぷっじゅぷっ
男侍「な、なにやってる!妹」
妹「んー」じゅぷじゅぷっ
女侍「こ、こら!そんなとこに指を入れたら駄目だ!」
妹「あー、うー」
男侍「………だ、大丈夫か……?」
妹「すー…すー…」
男侍「……」
女侍「……なぜ、相談してくれなかった」
男侍「なにがだ?」
女侍「あんな事態になっていたなら、私に相談すればよかったんだ」
男侍「………それは……迷惑をかけると」
女侍「………!…私が出て行ったからか?」
男侍「………小さい頃から家族同然に皆で仲良く暮していたんだ、急に出て行ったら愛想を尽かしたんだと思うだろう」
女侍「ち、ちがう!……私はそんなつもりで出て行ったわけじゃ…」
男侍「じゃあなんなのだ!理由を言ってみろ!」
女侍「そ、それは……」
男侍「………もういい、寝る」
……………
女侍「………言えるわけ………ないだろう……」
男はどこいったんだ
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