～その頃勇者の洞窟～


冒険者「イールジュメイドン！」


ドラゴン「ガアアアアア！」


冒険者「」


ドラゴン「グオオオオオ！」


～その頃盗賊～

耳障りなドラゴンの雄叫びが俺を苛立ったせる

だが大丈夫だ俺はドラゴン如き山賊がなんとかしてくれる
え?俺?やらねーよ

勝てる訳ね～だろドラゴンなんかに

～その頃ドラゴンは～

キチガイ「ある～日森の中～ドラゴンに出会った～」


ドラゴン「」


キチガイ「花咲く森の道～ドラゴンを殺した～ﾋﾋﾋ」


山賊「……このドラゴンを殺したのはあんたか?」


キチガイ「ｷﾋ」


盗賊「山賊危ない！」


山賊「バリケード！」


なんだ……なんだ……なんだ！

なんで人間に攻撃されたんだ俺達は?

キチガイ「ｷﾋ……勇者の剣……手に入れる…俺……他の奴みんな殺す……このナイフで」


山賊「へへ……俺とやろうてのかい…あんたもバカだね……ジョルベイ！」


キチガイ「ｷﾋ」


アイツ山賊の呪文を避けやがった


キチガイ「アプラ！」


山賊「ほう……肉体強化魔法かい……ルードジョルベイ！………」

キチガイ「ｷﾋ」


又避けられた……山賊はコイツに勝てないのか？


と一瞬思った俺を許せアイツが山賊の呪文を避けたのもつかの間

呪文は方向転換しアイツの背中に命中した

キチガイ「」

スカル「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」


格闘家「そりゃあ！……食らえ!俺の拳を!」


スカル「」

格闘家「やったか？」


スカル「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」



格闘家「ｳﾜﾜｱｱｱ!」


スカル「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」


スカル格闘家「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」

山賊「次は骸骨か?……ジョルベイ」


スカル「」


スカル格闘家「」


盗賊「ﾊﾊ……ざまあねえぜ!」

スカル「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」


スカル格闘家「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ」



盗賊「ふざけるな！……破壊されても再生するなんて卑怯！」


山賊「ルージア！」


山賊が呪文を唱える骸骨は氷付けになった


盗賊「ﾊﾊ！………人間に逆らうんじゃねえよバーカ」

チンピラ「オウオウオウ！兄ちゃん……金出せや金」


サブ「ﾋﾋﾋ…」


マシャラ「くつくつくつ……それは僕に言って居るのかい？」


チンピラ「おうや


マシャラ「残鉄剣!」

チンピラ「」


サブ「ヒヤーハー……ごめんなさ

マシャラ「……」


サブ「」

マシャラ（僕の名はマシャラ悪を憎み正義を愛する）


盗賊「……アレ?…どっかで見た小僧だな？」


マシャラ「くつくつくつ…君は確か僕の父親を殺した盗賊さ

んじゃないか」


盗賊（ヤバい心辺りが有り過ぎて）

～10年前～

盗賊「ﾊﾊ…お宝ゲット！……」



山賊「さっさと逃げるぞ！」



マシャラ父「私の家で何をしとるか!?」


山賊「ﾁ……バレたか……オイ！……盗賊やれよ」


盗賊「は?」

山賊「相手はお前と同じ魔力ゼロだやれ！」

盗賊「ｳｵｵｵ！」


そうだ思い出しぞ俺は10年前にオッサンをナイフで刺した

あの腹の柔らかい肉を固いナイフが貫く独特の快感を

人を殺す征服感を

そして死にゆくオッサンの横で泣いて居た小さなガキを

期待

盗賊「オウ……お前は……俺が初めて殺した奴の…子供かぁ～……ﾊﾊﾊ……デカくなったなぁ」


マシャラ「くつくつくつ…君は気持ちの良いぐらい悪人だ……サージア！」

山賊「ブロック！」


マシャラ「アンカレジ！」


山賊「メホロン！」


盗賊「何をやってる山賊！……早くソイツを殺せ!」