友奈「私は、勇者部のみんなを食べる!」 (82)
カニバメイン
けれどほのぼの目指すよ
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東郷「友奈ちゃん、突然こんなところに呼び出してどうしたの?」
友奈「東郷さんにしか頼めない悩みなんだ」
友奈「私人を食べてみたいの」
東郷「……は?」
友奈「私今味覚がないでしょ?」
東郷「そうね」
友奈「人の味はわかるかもしれないから!」
東郷「どうしてそう思ったの?」
友奈「東郷さんのことが好きだから」
東郷「っ」キュン
友奈「好きな人の味は特別なんじゃないかとおもって」
東郷「そういうことなら……」
友奈「やったあ東郷さんだーいすき!」
東郷「どうせ動かないから両足をどうぞ」
友奈「いただきまーす!」
ガブリ
東郷「痛ッ」
友奈「ご、ごめん!」
東郷「だ、大丈夫だよ友奈ちゃん」
友奈「う、うん」ガブリ
東郷「~~~ッ!!」
友奈「声、我慢しなくてもいいよ」
東郷「っ……」
東郷「じゃあお言葉に甘えて……」
友奈「」ブチィ
東郷「いっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
友奈(悲鳴をおかずにお肉を食べる)
友奈(贅沢だね)
なんだよ.....これ
てっきり友奈が勇者部のみんなを性的に食べる話だと思ったのに
今からでも方向転換しようぜ
東郷「友奈ちゃん……まだ? まだなの?」
友奈「東郷さん、おいしいよ」ニコッ
東郷「そ、そう?」ドキッ
友奈「東郷さんが可愛いからおいしいんだね!」
東郷「そ、そうかしら」///
友奈「もっと東郷さんのお肉食べたいなーなんて」
東郷「友奈ちゃんがそういうなら……」
友奈「やったー」ガプリ
東郷「うぎぃっ!」
友奈「」グチャッ ブチッ
東郷「ぐ、んあ゛っ」
友奈「」モグモグ
友奈「おいしい、おいしいよ!」
東郷「ゆ……なちゃんがそう……いうなら……」
友奈「足以外も食べたいくらいだけど東郷さんに悪いからそろそろごちそうさまだね」
部室
風「東郷! どうしたのその足!」
夏凜「何があったの!?」
樹「大丈夫なんですか!?」
東郷「これは……大丈夫」
東郷「これは真実の愛だから」
風「そ、そう?」
風「それならいいんだけど」
夏凜「今日は友奈はどうしたのよ」
東郷「友奈ちゃんは早退」
樹「何かあったんですか?」
東郷「ちょっと体調が悪いんだって」
風「じゃあお見舞いに行きますか」
東郷「でも大人数で押しかけるのは悪いから一人づつ行くことにしませんか?」
夏凜「賛成ね、わたしが先駆けになるわ」
夏凜(寝込んでる友奈といちゃいちゃできるかもしれないし)
風「じゃあ夏凜、今日の放課後頼めるかしら」
夏凜「がってん承知よ!」
ピンポーン
夏凜「友奈ーお見舞いにきたわよー」
ガチャ
友奈「あ、夏凜ちゃんいらっしゃーい」
友奈「あがって、あがって」
夏凜「ずいぶん元気そうね」
夏凜「寝てなくて大丈夫なの?」
友奈「うん、今は元気だよ」
夏凜「あんたが体調不良なんて珍しいこともあるもんね」
友奈「あはは」
友奈「それはそうと夏凜ちゃん」
夏凜「ん?」
友奈「食べてもいい、かな」
夏凜「え?」
友奈「夏凜ちゃん、おいしそう……」
夏凜「ちょっと熱で変になったんじゃないの?」
友奈「私はまともだよ」
友奈「夏凜ちゃんがそんなにおいしそうなのがわるいんだよ」ガプ
夏凜「ちょっと友奈! 冗談が過ぎる!」
友奈「夏凜ちゃんの右足、おいしいよ」ガプリ
夏凜「いだだだだ!」
夏凜「何してるの!」
友奈「食べてるんだよ」ブチィ
夏凜「ッ!」
夏凜「いだい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」
友奈「」クチャクチャ
友奈「」ブチッ
夏凜「んっ、あ……」
友奈「やっぱりおいしいなあ、夏凜ちゃん」
ぴゃぁぁぁあ
((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア
>>7の樹のセリフは全部スケッチブックです
夏凜「なんでこんなこと……」
友奈「味覚はなくなったけど」
友奈「好きな人のお肉だけは味を感じるんだ」
友奈「だから、夏凜ちゃんが食べたかったの」
夏凜「好きな人……」
夏凜「しょ、しょうがないわね」
夏凜「どこでも自由に食べればいいじゃない!」
友奈「足の味はだいぶわかったから……」
友奈「右腕……」ガプ
夏凜「ッ」
友奈「」モグブチモグモグ
夏凜「ん……ぐっ……」
友奈「」グチッビチッ
夏凜「んっ、は……ぁ」
友奈「夏凜ちゃんはどこを食べてもおいしいね」
夏凜「友奈に食べられるのなら……」
夏凜「悪い気分はしないわね……」
友奈「夏凜ちゃん……」
夏凜「なに?」
友奈「目、食べてもいい?」
夏凜「……」
夏凜「友奈だけだから」///
友奈「ありがとう夏凜ちゃん!」
友奈「」グリグリ
夏凜「があ゛ッ」
友奈「」ブチブチッ
夏凜「」ビクッビクッ
友奈「夏凜ちゃんのお目目、まーるくておいしそう……」
友奈「」カプッ
友奈「外はくにゃくにゃとしてて……」
友奈「中はとろーり」
友奈「す、すごく……おいしい!」
夏凜「へ……?」
友奈「も、もう一個だけ!」グリッブチッ
夏凜「いやああああ!」
友奈「おいしい……おいしいよおお」
夏凜「なにも……見えない……」
だめだこいつら……
マジキチ
友奈「こんなにおいしいもの食べたことないよ!」
友奈「夏凜ちゃんのおかげで出会えた!」
夏凜「友奈? そこにいるんだよね……?」
友奈「いるよ、夏凜ちゃん」
夏凜「痛いよ……暗いよ……」
友奈「えっとその……ごめんね?」
夏凜「友奈の声……聞こえる……」
友奈「夏凜ちゃん、おいしかったよ!」
夏凜「そ、それならいいわ」
夏凜「でも……責任はとってよね」///
翌日
風「夏凜が昨日から行方不明だって……」
東郷「大丈夫でしょうか……」
樹「」カキカキ
樹≪友奈さんの家に行ってから?≫
風「その可能性はあるわね」
風「友奈が何か知らないか今日の放課後聞いてくるわ」
風「東郷、樹を頼むわ」
東郷「頼まれました」ケイレイ
寝るっしゅ
乙
友奈だいすきの人か
お前おしっこ飲ませてた奴か
狂ってやがる期待
おはよう風呂いってきます
上がったら続き書きます
ピンポーン
風「友奈ーいるー?」
ガチャ
友奈「あ、風先輩!」
風「思ったより元気そうね」
友奈「はい、ささ上がってください」
風「そうね、お邪魔するわ」
風「ってこれ……血?」
友奈「あーそれ昨日転んで鼻血だしちゃってー」
風「まったく、おっちょこちょいなんだから」
友奈「えへへ」
風「ねえ友奈」
友奈「はい?」
風「昨日夏凜ここに来た?」
友奈「お見舞いに来てくれましたよー」
風「そう……」
友奈「夏凜ちゃんがどうかしたんですか?」
風「いや、何も知らないならいいんだ」
友奈「よくわかんないけど……」
友奈「お飲み物用意してきまーす!」
風「お願いするわー」
バタバタバタ
風「友奈ったらあんなに急いじゃって……」
風「ん? クローゼットが半開きね」
風「どれどれ、友奈のおパンティーでも拝借ーっと……」ガチャ
風「え?」
ガチャ
友奈「ただいま帰還しましたー」
風「友奈! これどういうこと!?」
風「なんであんたの部屋に夏凜が縛られてるの!」
友奈「あちゃー、見つかっちゃいましたかー……」
友奈「風先輩には見られたくなかったんですけど……」
風「ひどいケガ……」
風「はやく救急車をよばなきゃ!」ピピ
友奈「ダメですよ風先輩!」
友奈「そんなことしたら私が捕まっちゃいます!」
風「あんた……自分が何したかわかってんの!?」
友奈「私は夏凜ちゃんと約束したんです」
友奈「責任を取るって」
友奈「もし私が捕まったら夏凜ちゃんへの責任を取れなくなる」
風「あんたが罪を償うことが一番の罪滅ぼしよ!」
友奈「そういうことじゃないんですよ」
友奈「夏凜ちゃんは私に好意を持ってくれてて」
友奈「私に世話をしてもらいたいんです」
友奈「私も夏凜ちゃんの世話がしたい!」
友奈「どこか、間違ってますか?」
風「大間違いよ!」
風「夏凜! 夏凜!」ユサユサ
風「目を覚ましなさい!」ユサユサ
友奈「夏凜ちゃんはもう目は覚ましませんよ」
友奈「そもそももう目がないんですけど」
友奈「昨日から私も起こそうとしたんですけど」
友奈「もう動いてくれなくて……」
風「息……してない……」
友奈「責任をとってって言ったのは友奈ちゃんなのに」
友奈「こんなの……ないよ!」
風「ありえない……」
風「や、やだ……」
友奈「信じられませんよね、約束を破るなんて」
風「信じられないのはあんたよ!」
友奈「風せんぱーい!」ガバッ
風「ひぃっ」
友奈「ちょっと、かわさないでくださいよー! 恥ずかしいじゃないですか!」
風「ち、近づかないで!」
風「私、もう帰るから!」
友奈「ちょっと待って!」
風「」ダッ
風「はあ……はあ……」ダッシュ
風「出口が見えてきた……」
風「もう少し……」
ガチャ
東郷「逃がしませんよ、風先輩」
風「東郷……?」
東郷「友奈ちゃんに言われて家の前に張り込んでいたんです」
風「あんた友奈が何をしたかわかってるの!?」
東郷「足を見てもらえればわかるかと」
風「その足のケガ……友奈だったのね……」
東郷「私は友奈ちゃんを愛しているから」
東郷「友奈ちゃんのために動くと決めました」
東郷「だから風先輩」
東郷「さようなら」
ガシッ
風「ひっ!?」
友奈「風先輩つかまえたー」
友奈「部屋に戻りましょう、風先輩」
ズルズル
風「嫌ッ! 嫌ああぁぁぁぁぁぁぁっ!」
友奈「夏凜ちゃんの目、すっごくおいしかったんですよ!」
風「やめて……離して……」ガクガク
友奈「そんなにおびえないで大丈夫ですよー」
友奈「それで風先輩にもそのおいしさを知ってもらいたくって!」
友奈「それじゃあさっそく」
風「まって友奈……」
風「そのフォーク、どうするの……?」
友奈「大丈夫大丈夫!」
風「なんで……目に近づけるの……?」
友奈「おいしすぎてびっくりしちゃうかも!」
風「や、やめて……っ!」
ブスッ
風「ぎゃっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
ブチブチッ
風「ぎぃ、がっ……ぁぁあ」
友奈「そんなに大きく口を開けて……」
友奈「そんなに食べたいですか?」
友奈「それじゃあお言葉にあまえて、あーん」
グイグイ
風「がッ……あ……」
友奈「そのままだとのどに詰まっちゃうんでちゃんと噛んで食べてくださいねー」
風「」
友奈「あれ? 風先輩?」
友奈「気を失っちゃったのかな……」
友奈「もったいないなあ、目」
何やねんこれ・・・
ゆゆゆスレは増えたのは嬉しいけどキチばかりなんだよなぁ
>>28
むしろキチなヤツ読んだことないんだが
昨日だか一昨日だかにたってた夏凜「友奈! うんちするから見てて!」みたいのはキチとかいう話じゃなかったけど
>>29すまん、ばかりというのは言い過ぎだな。
ただ印象に残ってるゆゆゆスレが基地というだけか.....
お前が純愛百合モノ書いたらどうなるのか逆に気になるわ
続きはよ
友奈「耳、おいしそうだなー……」
友奈「風先輩寝てるし……ちょっとだけっ」ブチッ
風「ッ!?」ビクン
友奈「はむっ」
友奈「やわらかーい!」
友奈「なんだろう、今まで味わったことのないような食感……」ハムハム
友奈「優しい味がする!」モグモグ
友奈「もう片方の耳もいいかな……」
友奈「あ、でもまず夏凜ちゃんの方を食べちゃった方がいいよね」
友奈「腐っちゃったらもったいないし」
ブチッ
ブチッ
友奈「ううーん!」モグモグ
友奈「幸せ味だ!」モグモグ
風「ん、ん……?」
友奈「あ、目が覚めましたか? 風先輩」
風「が……がほっ!」コロン
友奈「あっ! 目が……」
風「あんた……狂ってる……」
友奈「食べ物を吐き出しちゃう風先輩のほうがおかしいですよ!」
風「それが、食べ物!?」
風「何があったのさ! 友奈!」
友奈「……風先輩のせいですよ」
風「友奈……?」
友奈「風先輩が私に戦わせなければ」
友奈「私も満開しないで」
友奈「味覚を失うこともなかったんです」
風「友奈……」
友奈「とか言ったら許してくれますか?」
風「は?」
友奈「私は風先輩のせいだなんて一度も思ったことはありません!」
友奈「だって、風先輩は命令されてそうしたんだし」
友奈「それに満開の後遺症のことも知らなかったし」
風「あんた、私をからかってるの?」
友奈「風先輩に認めてもらいたいんです!」
友奈「私が狂ってないって!」
ここって何行書けるんだ
友奈「ま、こんな状況じゃなんですし」
友奈「ご飯にしましょう」
風「……は?」
友奈「東郷さん!」
東郷「準備は出来てるよ、友奈ちゃん」
友奈「東郷さんの晩御飯楽しみだなー」
東郷「うふふ、ちょっとだけ待っててね」
風「東郷……なんでそんな……小刀なんて持ってんのよ」
東郷「今日の夕飯には欠かせませんので」
友奈「それじゃあさっそく、お願いします!」
東郷「うん、友奈ちゃん」
ブスッ
東郷「ッ……んぐ……」
風「ちょっと東郷! 何やってんの!」
友奈「風先輩、邪魔しないでください」
友奈「東郷さんは今神聖な儀式の最中なんです」
風「切腹のどこが神聖なのよ!」
東郷「風先輩、私は大丈夫……ですのでッ」グッグッ
東郷「ふ……んぁあっ!」グイグイ
ブシャッ
ブシャアッ
風「東郷! それ以上やったら死ぬ!」
東郷「はあ……はあ……」
東郷「友奈ちゃん……もう無理みたい……」
友奈「ありがとう東郷さん」
友奈「やっぱり東郷さんは一番の親友だよ!
東郷「ありがとう友奈ちゃん……」
東郷「介錯、お願いできる……?」
友奈「まかせておいて!」
風「え? ちょっと友奈日本刀なんてどっから持ってきて……なんで振り上げるの!? ねえ! やめなさいよ!」
東郷「さよなら、友奈ちゃん」
友奈「東郷さんは私の一部になるんだよ、さよならなんかじゃない」
東郷「そうね……うれしい」
バシュッ
コロン
>>33
160かな?
俺もよくわからんけど
友奈「うん! 東郷さんの脊髄もおいしい!」
友奈「やっぱり東郷さんの体は私にぴったりなんだね!」
友奈「あ、風先輩もどうぞ」グイグイ
風「……」
友奈「風先輩も食べてくださいよ」グイグイ
風「……」
友奈「みてください東郷さんのホルモン!」デローン
友奈「おいしそうですよね!」
友奈「今すぐにかぶりつきたいくらい!」ガブッ
風「……おぇ」ゲロ
風「ごほっ……」ゲロッゲロゲロ
友奈「あ、吐いちゃった!」
風「げほっ……がほっ……」
友奈「掃除しなきゃ」ペロッ
風「なんで……舐めるの……?」
友奈「お掃除好きなんです!」ペロペロ
風「や……やぁ……」
友奈「ちょっと消化されたお肉もおいしい!」
>>1にほのぼの目指すと書いたな
あれは嘘だ
俺の技量じゃここからほのぼのにはできない
友奈「東郷さんのお肉もあるし」
友奈「夏凜ちゃんのお肉もあるし」
友奈「しばらく晩御飯には困らないね!」
風「私も……[ピーーー]の?」
友奈「安心してください」
友奈「[ピーーー]つもりなんてありませんよ」
友奈「夏凜ちゃんはそれで死んじゃったんですけど」テヘヘ
風「いっそ……殺してよ……」
風「もう……やだよ……」グスッ
友奈「風先輩!」ビンタ
パシンッ
風「えっ……?」
友奈「そんな軽々しく殺してなんて言わないでください!」
友奈「もし風先輩がいなくなったら樹ちゃんはどうするんですか!」
友奈「樹ちゃんにとっては唯一の家族なのに!」
風「友奈……」
風「そう、ね……」
風「樹のためにも生き残らなきゃね」
友奈「そうですよ」
友奈「それでこそ風先輩です!」
風「ここにきて友奈に気づかされちゃったわね」
友奈「風先輩が間違えたら私が修正します!」
風「あんたら間違えたら私が修正してやるわ」
友奈「はい! 待ってます!」
友奈「そういえば東郷さんが持ってきてくれた袋って何が入ってるんだろ」
友奈「開けてみよーっと」ガサゴソ
友奈「あっ、お肉だ!」
友奈「髪の毛がついてるから頭のお肉かなー」
風「その髪……」
風「樹……?」
saga忘れてた
ピーーーーは殺す です
友奈「そうですね」
友奈「東郷さんに樹ちゃんのお肉も食べたいって言っておいたから」
友奈「用意してくれたんだ!」
風「や……」
風「殺して! 殺してええええええ!」
友奈「風先輩は死なせませんよ」
友奈「私が守ります!」
風「やあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
風「ゴホッオオ……」
友奈「あれ? 舌かみ切っちゃいました?」
風「ゴボッ……ボッ」
友奈「いいなあ」
友奈「私も食べてみたかったんですよねー舌」
友奈「風先輩には負けませんよー!」
友奈「えいっ」ガブッ
友奈「ん……んぐっ」グニグニ
友奈「がぅ」ブチン
友奈「ごぼっ」
友奈「が……がっ」モグモグ
友奈「」ゴクン
友奈「」
友奈「」
友奈「」
友奈「……」
友奈「ここは、天国……?」
友奈「あ、東郷さん!」
友奈「樹ちゃん!」
友奈「夏凜ちゃん!」
友奈「風先輩!」
友奈「また会えたね!」
友奈「次はちゃんと完食するから」
友奈「待っててね」
とりあえず完
樹ちゃんもちゃんと食べさせてあげたかったです
守ってやれよ精霊
おつ
友奈「」
友奈「」
友奈「……?」
友奈「なんで私、部室に……?」
東郷「あ、おはよう友奈ちゃん」
友奈「東郷さん!」
風「寝坊だぞー友奈ー!」
友奈「風先輩!」
樹「起きられないなんて私と同じですね」
友奈「樹ちゃん!」
夏凜「だらしないわ、友奈」
友奈「夏凜ちゃん!」
銀「まったく、親の顔が見てみたいね!」
友奈「……誰?」
東郷「三ノ輪銀、私たちの前の勇者」
銀「そう、よろしくね!」
友奈「って東郷さん!」
友奈「足……歩けるようになったの?」
東郷「うん……」
友奈「よかった!」
友奈「はっぴーえんどだね!」
ID変わってるけど>>1です
もうちょっとだけ続くんじゃ
友奈「今日の部活動はなにをするんですか?」
風「そうねえ……東郷!」
東郷「はい、今日は河川敷のゴミ拾いです」
夏凜「腕が鳴るわ!」
銀「アタシもがんばるよ!」
友奈「じゃあみんなで頑張ろう!」
樹「はい!」
河川敷
風「友奈、この川渡っちゃったら帰ってこられなくなるから気を付けてね」
友奈「? はい!」
樹「ずっとこうしていたいですね」
東郷「そうね……」
友奈「私たちはずっと一緒だよ!」
夏凜「勇者部は不滅!」
銀「だね!」
風「うんうん」
風「さすがは私の認めた勇者部員たち!」
友奈「えへへー」
東郷「きゃっ」ズルッ
友奈「東郷さん大丈夫!?」
東郷「ちょっと足を滑らせちゃっただけ……」
友奈「大丈夫? 立てる?」テヲサシノベル
東郷「うん、ありがとう友奈ちゃん」テヲトル
友奈「……」
友奈(東郷さん……いいにおい……)
友奈(お腹減ってきちゃった……)
東郷「友奈ちゃん……?」
友奈「え? あ、なんでもない!」
夏凜「どうしたのぼーっとしちゃって」
風「お腹でもすいてんじゃないのー?」
友奈「えへへ、昨日から何も食べてなくて……」
風「昨日から?」
東郷「何も?」
夏凜「……ふーん」
友奈「だからお腹減っちゃってー」
東郷「じゃあ、ちょっと早いけどお昼ご飯にしよっか」
風「いっぱい作ってきたわよー!」
銀「風のお弁当は楽しみだなー」
友奈「うん! 全部食べちゃいたいくらい!」
風「じゃーん」
東郷「わあ、お肉がいっぱいですね」
風「家に余っててねー」
風「もも肉とか手羽とかホルモンとかミミガーとか」
風「DHAいっぱいのマグロの目玉とか」
樹「見栄え……悪いね……」
風「友奈ならなんでも食べてくれると思ったから」
風「食卓に出さないものばっか詰めてきちゃった」
友奈「どれもおいしそう!」
風「じゃんじゃん食べなー」
友奈「お言葉に甘えて……」ヒョイパク
友奈「なんだか懐かしい味!」
友奈「おふくろの味ですね!」
風「おふくろってなによおふくろって」
風「そんな歳じゃないわよ!」
東郷「でも風先輩がお母さんらしいというのは納得ね」
樹「お姉ちゃんはお母さん?」
風「樹まで!?」
夏凜「ずいぶん頼りないお母さんね」
銀「あはは、言えてる」
風「ちょっとあんた達まで!」
友奈「あはは」
モグ
ブチブチッ
モグモグ
グチャ……
ング……
モグモグ
ビチャ
モグモグ
モグモグ
友奈「おいしいね!」
友奈「ところでなんで普段食べないのにこんな具材買っちゃったんですか?」
風「私が買ったんじゃないのよ」
友奈「じゃあ樹ちゃんが占いの道具に……とか?」
樹「そ、そんな黒魔術みたいなことしません!」
風「うちの親が安かったーって買ってきちゃって」
友奈「へーそうなんですかー……」
友奈「あれ?」
風「どうかした? 友奈」
友奈「い、いや! なんでもないです!」
風「そう?」
風「……ね」ボソッ
友奈「何か言いました?」
風「なんでもないのよ」
東郷「友奈ちゃんがいるとお弁当がすぐになくなっちゃうね」
夏凜「風のお弁当はおいしいから仕方ないっちゃ仕方ないけどね」
銀「お、夏凜がデレた!」
夏凜「デレてない!」
風「じゃあ腹ごなしも済んだしごみ広い再開ね!」
友奈「ごみー」ヒョイ
友奈「ごみー」ヒョイ
友奈「ごみー」ヒョイ
友奈「ん? なんだろこれ」
友奈「綺麗だなー」
東郷「友奈ちゃん!」
友奈「ほえ? 東郷さん?」
東郷「友奈ちゃん……ちょっとこっちに来て」
友奈「う、うん」
東郷「綺麗なものが流れてきても絶対に触っちゃだめよ」
友奈「どうして?」
東郷「えっと……」
東郷「ガラスの破片とかだったらケガしちゃうから」
友奈「そっか、心配してくれてありがと! 東郷さん!」
東郷「感謝されるようなことはしてないよ」ウフフ
友奈「だいぶゴミも減ってきたね」
銀「アタシの頑張りのおかげかな!」
東郷「銀はほとんど何もしてないでしょ」
銀「そんなことないよ! 結構拾ってるから!」
風「それにしてはごみ袋のふくらみがすくないわねぇ~?」
夏凜「勇者部の精鋭と一般人の差ね!」
銀「なにおー!」
友奈「あはは」
銀「ふー、疲れたー」
東郷「お疲れ様、銀」
夏凜「初めてにしちゃ上出来だわ」
友奈「銀ちゃんもこれから一緒に頑張っていこうね!」
銀「うん! よろしく!」
風「じゃあこの後は夏凜の家で新部員歓迎会ね!」
夏凜「なんでうちなのよ!」
友奈「久しぶりに夏凜ちゃんの家行きたいなー」
夏凜「そ、そこまで言うならしょうがないわね……」
銀「ちょろい!」
風「それ、言えてる」
夏凜「何よー!」
夏凜家
友奈「お邪魔しまーす!」
風「おっじゃまー」
樹「お邪魔します」
東郷「お邪魔します」
銀「お邪魔しまーっす!」
夏凜「ずいぶん遠慮なしに入っていくわね」
風「うちの別荘みたいなもんだからねー」
夏凜「いつあんたの別荘になった!」
東郷「そうです、私の要塞ですよ」
夏凜「そんな物騒なものでもない!」
お風呂行ってくる
やべえよ…やべえよ…
風「それじゃあ銀の入部を祝ってー」
一同「かんぱーい!」
友奈「ねえ銀ちゃん」
友奈「銀ちゃんはどうして勇者部に入ろうと思ったの?」
銀「須美……東郷がいたのと、友奈がいたからかな」
友奈「私のこと知っててくれたの?」
銀「うん、ずっと見てたよ」
銀「勇者部をずっと見てた」
友奈「そうだったんだ」
ドタバタ
夏凜「ってそれ私のにぼしー!」
風「そこらへんに出しておくから食べられるのよ~」
東郷「我、夏凜チャンニ総攻撃ヲ実施ス!」ガサゴソ
夏凜「タンスをあさるなー!」
樹「じゃあ私も……」リモコンピッピッ
夏凜「手あたり次第に録画予約するなーっ!」
銀「楽しい部だよね」
友奈「うん、宝物だよ」
銀「そうだね、眩しすぎるくらい」
銀「だからこそ、アタシは入りたくなかったな……」
友奈「え?」
銀「なんでもない、忘れて」
友奈「う、うん」
数時間後
友奈「それじゃあまたねー、夏凜ちゃん」
東郷「お邪魔しました」
風「ゆっくり休めよー」
樹「にぼし、ごちそうさまでした!」
銀「今日はありがとねー」
夏凜「はいはいさっさと帰りなさい」シッシッ
テクテク
テクテク
風「じゃあここでうちらは解散ー」
樹「それじゃあ、おやすみなさい!」
友奈「おやすみー」
東郷「おつかれさまです」
テクテク
テクテク
銀「じゃあアタシはこの辺でー」
友奈「うん、また明日」
テクテク
テクテク
東郷「友奈ちゃん、この辺覚えてる?」
友奈「ん?」
友奈「何かあったっけ」
東郷「ううん、友奈ちゃんは知らないこと」
友奈「何それ、いじわる?」
東郷「いじわるなんかじゃないわ」
東郷「ちょっと聞いてみたくなっただけ」
犬吠埼家
樹「お姉ちゃん、いつまでこんなことを続けるつもりなの?」
風「……」
樹「もし本当のことを友奈さんが知ったら……」
風「友奈は怒るだろうね」
樹「それ以上に悲しむよ……」
風「それでも……」
風「私たちは忘れてないから」
樹「……」
風「もうすぐだから……」
樹「また皆で、川の向こうで遊びたいよ」
風「友奈は川の向こうに行くべきじゃないんだ」
風「だから友奈は……私たちが……」
樹「そんなのって……」
風「私たちが守らなくちゃだめなんだ」
風「勇者部として……友奈の親友として」
翌日
風「さて今日の活動は?」
東郷「河川敷のゴミ拾いです」
友奈「え? また?」
東郷「友奈ちゃん、河川敷は広いのよ」
風「昨日も川のふもとが見えなかったでしょ?」
友奈「そういえばそうですね」
東郷「川のおわりまで、掃除しなくっちゃね」
友奈「うん、そうだね! 東郷さん!」
風「川のふもと、ね」
樹「そこまでいけば、終わるんだね」
友奈「それじゃあさっそく行こう!」
夏凜「……」
夏凜「なにがあっても、私たちは仲間だった」
夏凜「それは揺るがない」
風「じゃあ行きましょう」
風「川のふもとまで」
友奈「はい!」
友奈「全部ぴっかぴかにしましょう!」
風「友奈はいつも元気ね」
東郷「それが友奈ちゃんのいいところなんだけどね」
友奈「えへへ」
銀「これが終わったら、また寂しくなるなあ」
友奈「大丈夫だよ!」
銀「え?」
友奈「もう二度と銀ちゃんを独りになんてさせないから!」
銀「……そっか」
銀「それならみんなと一緒に行ってもいいかもね」
結城友奈の章 完
一旦謎を残したまま完結っていうのをやりたかった
犬吠埼姉妹の会話である程度わかりそうなんでそこ入れなければよかったと後悔
細かいところは明日から補完してくんでもうちょっとよろしくお願いします
なに謎めいた話にしようとしてんだよww
夏凜「」
夏凜「」
夏凜「……?」
夏凜「ここ、部室……?」
銀「やあ」
銀「はじめまして、夏凜」
夏凜「誰……?」
夏凜「みんなは?」
銀「みんなはこっちには来てないよ」
銀「アタシは三ノ輪銀、夏凜たちの前の勇者で」
銀「バーテックスにやられて死んじゃった」エヘヘ
夏凜「死んだ?」
夏凜「じゃあ私は……?」
銀「もちろん死んでるよ」
夏凜「そう……」
夏凜「友奈とのあれは夢じゃなかったのね」
銀「ずいぶん落ち着いてるねー」
銀「さすがは歴戦の勇者!」
夏凜「友奈の手で生を終えたのなら本望だわ」
銀「うわあ」
夏凜「それで、ここは何?」
夏凜「天国とでもいうつもり?」
銀「その辺の説明をするためにアタシはここにいるんだー」
銀「ここは三途の川っていう感じ?」
銀「川を渡れば天国に」
銀「川を下れば地獄に」
銀「わかりやすいでしょ」
夏凜「じゃあ川を渡っちゃっていいの?」
銀「もうすぐ勇者部のみんなも来るから」
銀「天国は広いからもう会えないかもしれないし」
銀「ちょっと待ってたらどう?」
夏凜「そうね」
夏凜「みんな、来ちゃうんだ……」
川のふもとってどこだ
川下? 下流? を言いたいんだけど
樹「あれ?」
銀「やあはじめましてアタシは~~~」
(省略)
東郷「え?」
銀「やあアタシは~~」
(省略)
風「ありゃっ?」
銀「アタシ銀~~」
(省略)
風「じゃあ友奈ももうすぐ来るわけか」
夏凜「みんなで天国に行きましょう」
風「それは、ごめん」
樹「何いってるの? お姉ちゃん!」
東郷「みんなで天国でずっと暮らしましょうよ!」
風「友奈を天国に行かせるわけにはいかない」
東郷「は?」
夏凜「私たちを死なせたのは友奈だけど……」
夏凜「友奈だって悪気があったわけじゃ……」
風「だからだめなんだよ」
風「悪気がないから注意しても意味がないし」
風「また同じことをやるかもしれない」
風「天国で永遠に」
樹「だからってどうするの?」
風「友奈は地獄に連れていく」
風「でも友奈だけにそんなことはさせない」
風「責任をもって、勇者部部長として」
風「私も一緒にいく」
樹「お姉ちゃん……」
夏凜「風……」
夏凜「私も行くわ」
樹「お姉ちゃんの隣を歩むって決めたもん!」
樹「私も行く!」
東郷「友奈ちゃんのいるところ私在り」
東郷「というのは冗談としても」
東郷「みんながいるなら、地獄でも幸せになれると思います」
風「そうね……その通りだわ」
夏凜「……」
風「寂しそうな顔すんなっての」
風「正直私も、まだ未練があるんだ」
東郷「そうだ、もう少しの間だけ」
東郷「ここで部活をしませんか?」
東郷「死んでるとか死んでないとか」
東郷「忘れて」
樹「でも友奈さん……生前のこと覚えてたらまた……」
銀「生前の罪の記憶は消えるんだよ」
風「え? じゃあ東郷樹を殺したの覚えてる?」
東郷「え? 私そんなことしたんですか?」
樹「本当に忘れてるみたい……」
夏凜「それなら……」
夏凜「何も起こってなかった頃の勇者部が出来るのね」
東郷「銀も一緒に、ね」
風「最後はぱーっと」
夏凜「それでいて私たちらしく」
樹「恨みっこなしで」
東郷「最後の時を待ちましょう」
銀「そろそろだよ」
友奈「」
友奈「」
友奈「……?」
友奈「なんで私、部室に……?」
東郷「あ、おはよう友奈ちゃん」
友奈「東郷さん!」
風「寝坊だぞー友奈ー!」
友奈「風先輩!」
樹「起きられないなんて私と同じですね」
友奈「樹ちゃん!」
夏凜「だらしないわ、友奈」
友奈「夏凜ちゃん!」
銀「まったく、親の顔が見てみたいね!」
友奈「……誰?」
東郷「三ノ輪銀、私たちの前の勇者」
銀「そう、よろしくね!」
友奈「って東郷さん!」
友奈「足……歩けるようになったの?」
東郷「うん……」
友奈「よかった!」
友奈「はっぴーえんどだね!」
勇者部 完
ゴミ拾い中に落ちてた綺麗なものは綺麗なものです
触れると心が綺麗になって即天国行きです
結城友奈の章以降は説明メインなので蛇足気味です
あと
夏凜「人という字は人と人とが支えあって成り立っているというけれど」
夏凜「それは真っ赤なウソ」
夏凜「本当はにぼしとにぼしが支えあって人になるのよ」
っていう台詞を入れたかったけど入れる場所がなかったです
次は>>31の言う純愛百合モノを書こうと思います
沙耶の唄で培った純愛知識を最大限活用できるよう頑張ります
ありがとうございました
乙
沙耶の唄って大丈夫なのか…
楽しみにしてる
>>74
いつも通り描きため無しでタイトル思い付いたらすぐ立てるんでよろしく
ゆゆゆの前はどんなSSを書いていたのか気になる
>>76
ところがどっこいゆゆゆしか書いてません
>>77
まじか
思い当たる人がいたんだが・・・
>>78
読んでみたい
良ければkwsk
>>79
すまん別ジャンルの人だ
なんか書き方が似てるなーと思って
>>80
そうか、残念だ
東郷「友奈ちゃんの誕生日」
を書き始めました
純愛?です
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